JPH02195839A - 田植機の薬剤散布装置 - Google Patents

田植機の薬剤散布装置

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JPH02195839A
JPH02195839A JP1277889A JP1277889A JPH02195839A JP H02195839 A JPH02195839 A JP H02195839A JP 1277889 A JP1277889 A JP 1277889A JP 1277889 A JP1277889 A JP 1277889A JP H02195839 A JPH02195839 A JP H02195839A
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spray apparatus
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JP1277889A
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Shoichi Nakamura
正一 中村
Yasunari Nakao
康也 中尾
Yutaka Takao
高尾 裕
Kozo Tomita
富田 幸蔵
Kazuyuki Hayase
和幸 早瀬
Takeshi Kadode
門出 剛
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KEIBUNSHIYA SEISAKUSHO KK
Kubota Corp
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KEIBUNSHIYA SEISAKUSHO KK
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、苗植付装置における植付機構の後方上方位置
に設けられ、繰出し機構から供給される薬剤をその回転
力で飛散させる回転体を備えた田植機の薬剤散布装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来における上記薬剤散布装置としては、本出願人が先
に出願(実願昭63−179358号)した構造のもの
がある。つまり、前記回転体の前方に飛散した薬剤を後
方側に案内する案内板を設けるとともに、案内される薬
剤を広幅に拡散させる拡散板を設ける構造となっていた
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来構造においては、薬剤を有効に拡散
供給することができるが、散布装置の下方位置が開放さ
れた構成であるので、跳ね飛ばされた薬剤が植付機構に
降りかかって錆が発生を促進したり、植付機構に付着堆
積した分だけ散布量が減少する等の悪影響を及ぼすおそ
れがあり、又、植付機構による苗植付は作動時に植付爪
が泥面に突入する際汚水が飛散し、前記拡散板の薬剤案
内面に泥土が付着して拡散作用に悪影響を及ぼすおそれ
がある等の弊害が生じる欠点があった。
本発明は、合理的改良によって、上記不具合点を解消す
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は、冒頭に記載の田植機の薬剤散布装置に
おいて、前記回転体によって飛散された薬剤を、略苗植
付は幅に拡散させて圃場面に落下案内する下方を開放し
た略箱形のガイド部材を備え、このガイド部材の前部壁
の下端を、後部壁の下端と前記植付機構の植付は作用位
置とを結ぶ線よりも下方に位置させてある点にあり、そ
の作用・効果は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、前記回転体によって跳ね飛ばされた薬剤が、略
箱形に形成されたガイド部材の内壁により全植付は幅及
び前後方向に狭い幅の領域内で効率よく拡散され、圃場
に散布できるので、薬剤が植付機構の上部の降りかかる
のを抑制することができる。しかも、ガイド部材の前部
壁下端が前記線よりも下方に位置するので、ガイド部材
内面に泥土が飛散付着するのを防止できる。
〔発明の効果〕
従って、本発明によれば、薬剤を拡散させるためのガイ
ド部材を合理的な形状に構造改良することで、不必要な
箇所への薬剤の飛散を抑制して、薬剤の無駄を無くし、
かつ、植付機構に悪影響を及ぼすのを防止できるととも
に、泥土の付着による薬剤拡散機能の低下を未然に防止
できることとなった。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に本発明に係る田植機の苗植付装置(1)を示し
ている。該装置(1)は走行機体(図示せず)の後部に
、リンク機構を介して昇降自在に連結してあり、その後
部に植付は作動に連動して施肥を行う施肥装置(2)を
備えるとともに、更にその後方に薬剤散布装置(3)を
取付けて構成しである。
前記苗植付装置(1)は、6条植え型式に構成され、植
付は用苗を載置する後下り傾斜姿勢の苗載せ台(4)、
苗載せ台(4)の後下方に横方向に並置して苗を一株づ
つ切り出して植付ける6個の植付機構(5)等を、フレ
ーム兼用の植付伝動ケース(6)に取付けて構成しであ
る。
前記各植付機構(5)は、植付伝動ケース(6)の後部
両横側において、その中央部の横軸芯(Xl)周りで駆
動回転する植付回転ケース(7)を取付けるとともに、
この植付回転ケース(7)の両端部に夫々植付爪(8)
、 (8)を装着し、植付回転ケース(7)の回転に伴
って植付爪(8)、(8)が略楕円軌跡を描きながら苗
を切り出して植付けるよう構成し、前記回転ケース(7
)の一回転により2回の植付は作動を行い高速で植付は
作業を行えるようにしである。
前記施肥装置(2)は、植付は条に対応して横方向に6
個並列配備され、各々上部の肥料貯留用ホッパ(イ)、
ホッパ(9)の下方に連設した回転ロール式繰出し機構
(10)及び繰出し機構(10)の下方に連通連設した
流下案内パイプ(11)等から成り、前記繰出し機構(
10)は植付機構(5)の回転に連動して所定量の肥料
を繰出すよう構成しである。つまり、第3図に示すよう
に、回転ケース(7)の横側にその両端に亘って連結ブ
ラケット(12)を架設連結し、この連結ブラケット(
12)の途中部位であって、回転ケース(7)の回転中
心から所定量偏位した位置と、前記繰出し機構(10)
における回動ロール(I3)に一体連設した回動駆動用
揺動アーム(14)の揺動端とを押引ロッド(15)を
介して枢支連結しである。このようにして、回転ケース
(7)の回転に伴い押引ロッド(15)を介して揺動ア
ーム(14)即ち回動ロール(13)が一定ピツチで往
復回動じて、所定量の肥料を繰出すよう構成しである。
第2図にも示すように、各植付機構(5)と前記繰出し
機構(10)との間には、植付機構(5)から飛散する
泥土が繰出し機構(lO)に降りかかるのを防止すると
ともに、繰出し機構(10)から植付機構(5)の上方
に肥料粉が降りかかるのを防止するためのカバ一部材(
16)は、植付機構(5)の上方に位置する作用姿勢と
メンテナンス作業のために後方側に移動した退避姿勢と
に亘り、スライド移動並びに固定自在に設けである。
詳述すると、植付伝動ケース(6)の上部横側から立上
延設した縦フレーム(37)に取付ステー(38)をボ
ルト連結するとともに、この取付ステー(38)の、前
記流下案内パイプ(11)の支持部(39)を連設した
カバー支持杆(4o)を固設し、このカバー支持杆(4
0)に前記カバ一部材(16)をスライド移動自在に係
合土着しである。又、前記縦フレーム(37)から前記
施肥装置(2)を支持するためのフレー与支柱(41)
を立設固定しである。
そして、前記薬剤散布装置(3)は、薬剤を貯留するホ
ッパ(17)と、ホッパ(17)の下部から所定量毎薬
剤を繰出す繰出し機構(18)と、繰出された薬剤をそ
の回転力で飛散させる回転体(I9)とを備えた薬剤供
給装置(20)を設けるとともに、前記回転体(19)
によって飛散された薬剤を略全植付は幅に拡散して圃場
面に落下案内する下方を開放した略箱形のガイド部材(
21)を設けて構成され、この薬剤散布装置(3)と施
肥装置(2)との間は、作業用空隙(S)を形成しであ
る。つまり、前記空隙(S)を設けることで、肥料の詰
まり故障時等のメンテナンス作業を行うために揺動開閉
自在に設けられる施肥装置(2)の繰出し機構(10)
の後部壁(10a)を、支障なく開閉させることができ
るともに、メンテナンス作業を行うことができる。又、
薬剤散布装置(3)は、前記カバ一部材(I6)の後方
へのスライド退避を許容すべく略り字形に屈曲成形する
とともに、前記取付ステー(38)に固設した支持フレ
ーム(22)を介して機体との植付伝動ケース(6)に
支持連結しである。
詳述すると、前記薬剤供給装置(2o)は、第5図ない
し第7図に示すように、ホッパ(17)の供給口(23
)の下方に、周方向に沿って多数の薬剤通過用透孔(2
4)を形成した円板型の繰出し部材(25)を縦軸芯(
Y)周りで回動自在に配備するとともに、その下方に、
前記供給口(23)とは異なる位置の透孔通過軌跡対応
部位に落下案内口(26)を設け、更にその下方に、電
動モータ(27)により高速回転駆動される回転体(1
9)を設けである。この回転体(19)には薬剤を拡散
させるための拡散羽根(19a)を立設しである。前記
繰出し部材(25)の駆動軸(28)には、一方向クラ
ッチ(29)を付設してあり、一方向クラッチ(29)
に連設した揺動駆動アーム(30)の揺動端と、前記植
付回転ケース(7)と前記押引ロッド(15)との連結
部(31)との間を連動連結しである。つまり、前記ガ
イド部材(21)の前面壁に取付けであるブラケット(
32)に横軸芯(X2)周りで揺動自在に枢支した天秤
アーム(33)の一端と前記連結部(31)・とを押引
ロッド(34)を介して枢支連結するとともに、その下
方においてブラケット(32)に横軸芯(x3)周りで
揺動自在に枢支した揺動アーム(35)の揺動途中部位
と前記天秤アーム(33)の他端とをリンク(36)で
枢支連結し、揺動アーム(35)の揺動端と前記一方向
クラッチ(29)の駆動アーム(30)とをワイヤ(3
7)を介して連動連結しである。このように構成するこ
とにより、植付機構(5)の回転駆動に伴って、前記繰
出し部材(25)が所定ピッチで間欠回動して所定量の
薬剤を繰出すことができ−るよう構成しである。
前記ガイド部材(21)は、第4図にも示すように略全
植付は幅に亘り長尺に設けられ、下方側を開放した略箱
形であって、下方開口を少し後方側に傾斜させて設けで
ある。そして、前記回転体(19)により飛散した薬剤
が前部壁(21a)により反射しながら散乱して略全幅
に亘り拡散した状態で植付は条の上方から効率よく薬剤
を散布するよう考慮しである。
又、このガイド部材(21)の上部面(21b)は、前
記施肥装置(2)のホッパ(9)よりも低い位置に設け
てあり、例えば肥料補給時にガイド部材(21)の上部
面(21b)に肥料袋(Q)を載置して重量を支持させ
ながらホッパ(9)に肥料を補給することができて、作
業を楽に行えるよう考慮しである。しかも、ガイド部材
(21)の下端縁は、全域に亘って拡開する状態に屈曲
成形して雨水等が下線からガイド部材(21)内壁に回
り込んで侵入するのを抑制し、薬剤の拡散機能を低下さ
せるのを防止しである。
前記ガイド部材(21)の前部壁(21a)の下端を、
後部壁(21c)の下端と植付機構(5)における植付
爪(8)による植付は作用位置とを結ぶ線よりも下方に
位置させてある。従って、植付爪(8)による植付は作
用位置即ち泥面突入位置からその高速突入によって泥土
が跳ね飛ばされた場合であっても、その飛散泥がガイド
部材(21)の内面壁に付着するおそれがなく、薬剤拡
散機能を低下させるのを防止できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る田植機の薬剤散布装置の実施例を示
し、第1図は田植機後部の側面図、第2図はカバ一部材
配設部の切欠側面図、第3図は背面図、第4図は田植機
後部の平面図、第5図は薬剤散布装置の縦断側面図、第
6図は第5図にVI−VI線断面図、第7図は第5図の
■−■線断面図である。 (1)・・・・・・苗植付装置、(5)・・・・・・植
付は機構、(18)・・・・・・繰出し機構、(19)
・・・・・・回転体、(21)・・・・・・ガイド部材
、(21a)・・・・・・前部壁、(2IC)・・・・
・・後部壁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 苗植付装置(1)における植付機構(5)の後方上方位
    置に設けられ、繰出し機構(18)から供給される薬剤
    をその回転力で飛散させる回転体(19)を備えた田植
    機の薬剤散布装置であって、前記回転体(19)によっ
    て飛散された薬剤を、略苗植付け幅に拡散させて圃場面
    に落下案内する下方を開放した略箱形のガイド部材(2
    1)を備え、このガイド部材(21)の前部壁(21a
    )の下端を、後部壁(21c)の下端と前記植付機構(
    5)の植付け作用位置とを結ぶ線よりも下方に位置させ
    てある田植機の薬剤散布装置。
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