JPH02195243A - 燃焼制御用電子素子の結露防止方法 - Google Patents

燃焼制御用電子素子の結露防止方法

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JPH02195243A
JPH02195243A JP1015998A JP1599889A JPH02195243A JP H02195243 A JPH02195243 A JP H02195243A JP 1015998 A JP1015998 A JP 1015998A JP 1599889 A JP1599889 A JP 1599889A JP H02195243 A JPH02195243 A JP H02195243A
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JP
Japan
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combustion
timer
sensor
dew condensation
heater
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Pending
Application number
JP1015998A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Suemasu
龍夫 末益
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、燃焼制御に用いられる加熱型電子素子におい
て、燃焼終了後(測定後)の温度低下した電子素子に高
温多湿な排気ガス中の水分が結露するのを防止する方法
に関するものである。
「従来の技術」 従来、電子素子どして、ジルコニア固体電解質中の酸素
イオンの移動に伴う電流変化から気体中の酸素濃度を測
定するセラミックセンサ(酸素センサ)が知られている
この電子素子(セラミックセンサ)は、燃焼制御用とし
て第3図に示すようにして用いられている。
図中、符号1はボイーラであり、2は酸素測定器である
。ボイラlには電圧が交流電源線3a、3bから供給さ
れるとともに、スイッチ4によって0N10FFされる
ようになっている。一方、酸素測定器2には、前記交流
電源線3a、 3bから2つの接続端5a、 5bおよ
び5c、 5dを介して供給されるようになっている。
接続端5aは交流電源線3aにスイッチ6を介して接続
され、接続端5bは交流電源線3bに接続されている。
また、接続端5cは前記ボイラlとスイッチ4との接続
線に接続され、接続端5dは前記交流電源線3bに接続
されている。上記構成において、スイッチ4とスイッチ
6とは同期して駆動するように構成されている。
前記酸素測定器2は、第4図に示すように、接続端5a
、 5b間に設置されている交流−直流変換回路7と、
接続端5c、 5d間に設置されている交流−直流変換
回路8と、前記交流−直流変換回路7から直流電源を供
給されるヒータ9と、前記交流−直流変換回路8に接続
されているバイアス回路増幅回路lOと、このバイアス
回路増幅回路10と前記交流−直流変換回路8とに接続
されている機能回路11と、前記バイアス回路増幅回路
10に接続されている酸素センサ(セラミックセンサ)
12とから構成されており、前記ヒータ(加熱体)9が
酸素センサ12を所定温度に加熱、維持するようになっ
ている。
前記セラミックセンサ12は、図示しないが、周知のよ
うに、固体電解質が一組の白金電極に挟まれ、一方の電
極が小孔を有するキャップによって覆われてなるもので
、前記小孔により、一方の電極側への空気の流入が制限
されるようになっている。前記各電極には、前記直流電
源(交流−直流変換回路8)によって電圧が印加され、
この電圧は電圧計によって検出されるようになっている
まtこ、電圧の印加によって前記固体電解質を流れる電
流が電流計に検出され、この電流計の出力が酸素濃度デ
ータとして出力されるようになっている。そして、この
セラミックセンサ12にあっては、印加される電圧にか
かわらず固体電解質を流れる電流が一定になる場合の電
流値(限界電流値)の値により、雰囲気中の酸素濃度を
測定することができる。
また、このセラミックセンサ12において検出される限
界電流値は、雰囲気の酸素濃度のみならず、固体電解質
の温度に依存して変化し、あるいは、限界電流値を生じ
ない特性を持っているから、この温度特性による誤差を
補正すべ(、前記したように、ジュール熱を発生するヒ
ータ9を設け、センサの固体電解質を所定温度に加熱す
るようになっている。
上記酸素測定器2において、ボイラlの点火と同時にヒ
ータ9およびセンサの固体電解質に電圧を印加すると、
印加される電圧の上昇にともなって電流が徐々に上昇し
て行き、ある電流値を超えると、電圧の上昇にかかわら
ず一定の電流が検出される特性を呈する。この電流値は
、前記したように限界電流値と呼ばれるものであって、
被測定ガス(ボイラlの排気ガス)中の酸素濃度に依存
して変化するものであるから、この限界電流値を介して
排気ガスの酸素濃度を知ることができる。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、燃焼排気ガスは多分に高温であり、しかも燃
焼時に発生した水分によりかなり多湿となっている。燃
焼、測定時では、排気ガスは、当然のことながら高温に
維持され、流動しており、センサも加熱されているので
、問題はないが、燃焼が停止され、それと同時に測定が
終了(ヒータが0FF)した場合、センサに結露が生じ
てしまう。これは、燃焼停止により、排気ガスの温度が
低下し、ガス中の蒸気圧が飽和蒸気圧に近くなるか越え
てしまい、しかもセンサの表面温度も低下するからであ
る。このような状態にあるセンサが再び測定状態、すな
わち、ヒータにより加熱されると、センサ上の結露とヒ
ータによる加熱とにより、センサに非常に大きな熱歪が
加わることとなる。この過程の繰り返しによりセンサの
破壊が生じてしまい、問題となっている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、燃焼制御
に用いられる加熱型セラミックセンサにおいて、燃焼終
了後(測定後)の温度低下したセンサに高温多湿な排気
ガス中の水分が結露するのを防止する方法を提供するこ
とを課題とするものである。
[課題を解決するための手段」 本発明は、燃焼停止時におけるセンサ(電子素子)への
結露の防止を、燃焼停止とセンサの作動停止を一部連動
させず、ヒータ(加熱体)の電源を計時(タイマー)回
路により燃焼電源よりも遅らせて切ることにより達成す
るものである。
この場合、タイマー回路作動中のヒータへの電源供給に
ついては、通常の加熱時の電源供給ではなく、センサ温
度が100℃くらいになる程度の供給量にすることで、
省エネルギーと高温によるセンサの劣化を防止する。ま
た、タイマー回路の作動時間については、燃焼機関の大
きさ、作動温度、センサの取付位置などの種々の条件に
より異なるため、それぞれの場合の最適時間とする。
「作用」 上記構成であると、燃焼停止時の雰囲気温度の低下によ
り結露が生じやすい情況にあっても、センサ部のみは所
定時間適度に加熱されるため、結露が生じず、その結果
、運転再開時のセンサ破壊を防止することができる。
「実施例」 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。な
お、図中従来例と共通の構成には同一符号を付して説明
を簡略化する。
第1図は本発明の方法を実施するのに好適な排気ガス酸
素濃度測定システムの電源供給シーケンスを示すもので
、第2図はこのシステムに用いられる酸素測定器を示す
ものである。
このシステムでは、従来例において、接続端5a・とス
イッチ6との間にタイマー20aにより作動されるタイ
マー接点20bが介装され、前記スイッチ6と交流電源
線3aとの間にリレーコイル21aにより作動されるリ
レー接点21bが介装され、酸素測定器22にリレーコ
イル23aにより作動されるリレー接点23bが取り付
けられている点が異なっている。図に示すように、前記
タイマー20aとコイルリレー23aはスイッチ6のO
FF接点と交流電源線3bとの間に並列に介装され、リ
レーコイル21aはタイマー接点20bと交流電源線3
bとの間に介装されており、リレーコイル23bは、第
2図に示すように、交流−直流変換回路7とヒータ9と
の間、に介装されたヒータ電圧コントローラ24に接続
されている。
次いで、前記システムの制御動作の内容とともに、本発
明方法を説明する。
(a)  ボイラlのスイッチ4をONにしてボイラl
を駆動すると、同時に酸素測定器22の接続端5a−5
b問および接続端5cm5d間に電源が供給される。こ
の際、リレーコイル21aは励磁されて接点21bは閉
状態となっている。この状態では、排気ガスが産出、流
動、排出され、酸素センサ12がヒータ9により所定温
度に加熱されて前記排気ガス中の酸素濃度を測定してい
る。
(b)  次に、ボイラlを停止させるために、スイッ
チ4をON接点とOFF接点との中間に位置させると、
まず、ボイラlが停止され、同時に酸素測定器22の接
続端5cm5d間の電源が停止される、この場合、酸素
測定器22のもう一方の接続端5a5b間には、リレー
接点21bが閉じているために、電源が供給されており
、ヒータ9は電圧を印加されたままにある。
(C)  続いて、スイッチ4が完全にOFFになった
場合、すなわち、スイッチ4の可動接点がOFF接点に
接触した場合には、同期駆動されるスイッチ6において
も可動接点がOFF接点に接触するので、前記(b)の
状態が維持される以外に、リレーコイル23aが励磁さ
れるとともにタイマー20aが駆動される。その結果、
リレーコイル23aが閉状態となり、ヒータ電圧コント
ローラ24に信号が伝達され、一方においてタイマー2
0aの作動が始まる。
上記のヒータ電圧コントローラ24に信号が伝わり、ヒ
ータ電圧をコントロールする際には、電圧が0.5〜1
.0V程度に低下するように設定しておく。
また、タイマーセット時間は、酸素センサ12の雰囲気
の室温レベルまでの温度低下時間に等しいが、これは、
ボイラ1の大きさや、酸素センサ12が火源からどの程
度部れて取り付けられているが、に大きく左右される。
したがって、タイマーセット時間は、それぞれの場合に
応じての最適時間とする。
(d)  前記のようにして設定したタイマー時間直後
に、タイマー接点20bが開となる。タイマー接点20
bが開となった瞬間に、リレーコイル21aの励磁が消
え、接点21bが開となる。その結果、すべての機械へ
の電源供給が停止される。
このように、本発明方法によれば、燃焼停止後、排気ガ
スが完全に室温レベルになるまで、酸素センサを保温し
ておくので、測定終了後にセンサに結露を生じることが
なく、次に測定する場合にセンサが急激な温度差を受け
て破損してし鳶うことがなくなる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明に係る燃焼制御用電子素子
の結露防止方法は、燃焼停止時における電子素子への結
露の防止を、燃焼停止と電子素子の作動停止を一部連動
させず、加熱体の電源を計時回路により燃焼電源よりも
遅らせて切ることにより達成するものである。
したがって、本発明によれば、燃焼停止時の雰囲気温度
の低下によって結露が生じやすい情況にあっても、電子
素子のみは所定時間適度に加熱されるため、電子素子に
結露が生じず、その結果、運転再開時の電子素子破壊を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するに好適な排気ガス酸素濃
度測定システムの電源供給シーケンスを示すもので、第
2図はこのシステムに用いられる酸素測定器を示すもの
であり、第3図は従来の排気ガス酸素濃度測定システム
の電源供給シーケンスを示すもので、第4図はこの従来
システムに用いられていた酸素測定器を示すものである
。 !・・・・・・ボイラ、3a、 3b・・・・・・交流
電源線、4.6・・・・・・スイッチ、5a、 5b、
 5c、 5d・・・・・・酸素測定器の接続端、7.
8・・・・・・交流−直流変換回路、9・・・・・・加
熱体(ヒータ)、lO・・・・・・バイアス回路増幅回
路、11・・・・・・機能回路、I2・・・・・・電子
素子(セラミックセンサ;酸素センサ)、20a・・・
・・・タイマー、20b・・・・・・タイマー接点、2
1a、 23a”・・・−リレー・コイル、21b、2
3b・・・・・・リレー接点、22・・・・・・酸素測
定器、24・・・・・・ヒータ電圧コントローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電子素子が加熱体により所定温度に維持されるとともに
    電圧が印加され、この印加電圧の変化にかかわらず、前
    記電子素子に流れる一定の電流値である限界電流値から
    、前記電子素子に接触させた燃焼排気ガス中の酸素濃度
    を燃焼制御に供するために検知する燃焼制御用電子素子
    の結露防止方法であつて、 燃焼停止と電子素子の作動停止を一部連動させず、加熱
    体の電源のみを計時回路を用いて前記燃焼停止よりも遅
    らせて停止させることを特徴とする燃焼制御用電子素子
    の結露防止方法。
JP1015998A 1989-01-25 1989-01-25 燃焼制御用電子素子の結露防止方法 Pending JPH02195243A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5324534A (en) * 1992-11-13 1994-06-28 Mccain Foods, Inc. Method of making flavored potato slices

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5324534A (en) * 1992-11-13 1994-06-28 Mccain Foods, Inc. Method of making flavored potato slices

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