JPH02194355A - 鋼板の超音波探傷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鋼板の超音波探（Ｕ装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の鋼板の自動超音波探傷においては、多数の探傷ヘ
ッドを、通板最大［１１鋼板の中央部探傷領域の全範囲
を−１１：って、その有効探傷幅に等しいピッチで丁−
鳥状に２列に配置し、被探傷鋼板の板幅に関係なく１回
の通板で全面探傷をする方法（特公昭５９−３９７０２
号公報）や、多数の探傷ヘッドを、その有効探傷幅の２
倍のピッチで配置し、被探傷鋼板の板幅に関係なく数回
の通板で全面探傷をする方法（特公昭５！Ｊ−３９７１
号公報）が実施されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

前者は、探傷のみについていえば理想的であるが、厚鋼
板の傷の板幅分布から考えれば使用頻度の希な板幅部分
にまで探傷ヘッドを配置しているため、初期投資及びラ
ンニングコスｌ〜（整備費用）が多大になるという問題
がある。

一方、後者は、初期投資及びランニングコス１〜に重点
をおいた方法であるが、−枚の鋼板の探傷に数往復の通
板を必要とするため前者の方法に比べて処理能力が低い
という欠点を持−３でいる。

本発明は、初期投資及びランニングコス１−が安＜に１
つ、十分な探傷処理能力を持−〕だ鋼板の超音波探傷装
置を提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明は、 鋼板〔１〕の通板ラインＣＬ］の所定位置で、その幅方
向に沿ってそれぞオｌ独立に移動可能な一対の支持体［
２＋１２２）； 該支持体の後方に位置し、全幅方向に亘り、かつ、幅方
向に移動可能な長尺支持体［）ｈ）：複数の超音波探触
子〔Ｓ〕を鋼板幅方向に千鳥配置した探傷ヘッドであっ
て、 前記支持体の一方［２１〕に備わる、鋼板の幅太向一側
縁部の探傷用の探傷ヘッド［ＬＩｅ＋Ｌ前記支持体の他
方〔２２〕に備わる、鋼板の幅方向他側縁部の探傷用の
探傷ヘッド（Ｕｃ２　）、および、前後端縁部の探傷用
の探傷ヘッド（ＵｆＬ、）、および、 前記長尺支持体〔３１〕上で、通板する鋼板の幅方向両
側縁部から所定距離（Ｗ　ｅ　］だけ内側の中央部に相
当する領域を中央部探傷領域と定めたとき、該長尺支持
体〔３１〕−ヒの、通板する鋼板の最大幅（Ｗ）に対応
する中央部探傷領域（以下最多探傷域という。）　（Ｗ
ｉ）の全域に直り、探傷ヘッドの探傷有効幅の２倍のピ
ッチ〔２Ｐ〕で配列された、複数個の、鋼板の幅方向中
央部の探傷用の探傷ヘッド［ｔＪｃ］； 各探傷ヘッドの超音波探触子に超音波を送受信し、受信
信号を鋼板の内部欠陥信号に変換する探傷器； を備え、平面矩形の鋼板〔１〕を走行通板させながら超
音波探傷する装置において。

前記長尺支持体〔３１〕上の、最大探傷域〔ｗ１〕未満
でその１／２以」二の範囲にはいる、通板する鋼板の最
多幅に対応する中央部探傷領域（以下最多探傷域という
。）に、前記幅方向中央部の探傷用の探傷ヘッド（Ｕｃ
）と平行、かつ、前記ピッチ（Ｐ）で千鳥配置となる関
係に配列された、最多幅の鋼板の幅方向中央部の探傷用
の探傷ヘッド（Ｕｏ）；前記長尺支持体〔３１〕上の、
前記最多探傷域に含まれる探傷ヘッド（Ｕｃ、Ｕｏ）の
超音波探触子の個数に等しい個数の探傷器［５１〜５ｎ
、５ｏ＋〜５ｏｎ］；および、 通板する鋼板の中央部の長さに応じて、前記探傷器（５
１−５ｎ、５ｏＩ−５ｏｎ〕と、前記長尺支持体（ｈ〕
Ｊ：の探傷ヘッド（Ｕｃ、Ｕｏ）の超音波探触子（Ｓｃ
、Ｓｏ）を選択する探傷制御装置４を設けた。

なお、〔〕により示した記号は、以下に説明する図面中
の記号に対応している。

〔作用〕

本発明の超音波探傷装置は、第１図、第２図に示す如く
前後端縁部探傷ヘッドＵｆｔ；で最初に鋼板先端縁部探
傷を実施し、例えば、その時に測定しノー鋼板の中央部
の探傷を必要とする幅（以１・中央部探傷・必要幅とい
う。通板基準位置ずれを含む。）Ｗｎに応し、で、鋼板
の［１］力方向側用の探傷ヘッドを鋼板１４１方向両側
に位置せし２めて探傷を行う−・方、Ｗｎが。

（１）　Ｖ＋７１１≦Ｗ１の場合は、最多探傷域Ｗｌ内
にピッチＩ゛で「島状に２列Ｑ、、Ｑ、に配置しまた、
中央部探傷機構の探傷・＼ラドの探触ｒ−及び探傷器の
うち、探傷鋼板の中央部必要探傷幅Ｗ　ｎを１パスで鋼
板中央部探傷必要１’ｌ’ｌ　Ｗ　ｎの全面探傷するの
に必要な探触子（Ｎ「１≧Ｗｎ／Ｐ）を選択し、選択し
５たＮｎ個の探触子ど１２．ｉ　ｌ及び切替え可能に連
結されたＮｎ台の探傷器を使用して、１回「１の通板で
鋼板中央部の探傷必要＋ｊ’ｌ　Ｗ　ｎの全領域を探傷
する。

（２）　Ｗｎ＞Ｗ＋　の場合は、最多探傷域Ｗ　ｌに２
列配置【、５たＱ１列の探傷・＼ラドの探触子と探傷器
及びその延長トの探傷域ｗ２に配置した探傷ヘッドｔ、
ｉ　、：の探触子ＳＣのうち探傷鋼板の中央部必要探傷
幅Ｗｎに相当する探触子及びこの探触子用の探傷器をＱ
２列探傷子用の探傷器５ｏＩ〜５ｏｎがら選択し、最初
の通板により該中央部必要探傷幅Ｗｎの５０％を２回目
の通板時は、探触子を塔載した長尺支持体３１をストロ
ークＰだけシフトした後通板して残りの５０％を探傷す
る。

こねによって、該最多探傷域Ｗ１が最大探傷域Ｗ１の１
／２の時は、鋼板中央部探傷用の該探傷器そＳｃ、Ｓｏ
全全数２７３の探傷器数の設置で済む。

〔実施例〕

以−１に、実施例について第１図へ・第４図を参照して
説明する。

まず、超音波探傷装置の全体構成を説明する。

この超音波探傷装置は、一対の支持体２１゜２２、探傷
ヘッドＵｅ１　、　Ｕｅ２　、　Ｕｆｔ、＋および、図
示を省略した各ヘッドの探触子に接続する探傷器を備え
た被探傷鋼板１の前端縁・後端縁部および幅方向両側縁
部を探傷する四周部探傷機構２．長尺支持体３１．それ
に搭載された探傷ヘッドＵｃ。

Ｕ　ｏ　、および各ヘッドの探触子Ｓ　ｃ　、　Ｓ　ｏ
ならびに探傷器５１〜５ｎ、５ｏ１〜５ｏｎを備えた鋼
板中央部を探傷する中央部探傷機構３．鋼板の通板制御
。

四周部探傷機構および中央部探傷機構の探傷開始・終γ
制御、探傷不感帯を最少にするための四周部探傷機構２
および中央部探傷機構３の探傷鋼板への倣い制御、およ
び、探傷鋼板幅および通板規準位置ずれに対応しまた中
央部探傷機構３の探傷に使用する探触子および探触子と
探傷器の組合せ選択制御を行う探傷制御装置４．四周部
探傷機構２と中央部探傷機構の各探傷ヘッドの探触子か
らの探傷信号を鋼板内部の欠陥情報に変換する複数の探
傷器（四周部探傷機構２用は図示していない。）で構成
される探傷装置５．および、探偵装置５から入力された
鋼板内部の欠陥情報を整理集約し、」二位計算機７から
入力される探傷鋼板の欠陥の評価判定規準にもとづいて
、探傷結果を評価判定する探傷データ処理装置６．より
構成されている。

■超音波探傷装置の各構成要素の機能説明超音波探傷装
置を構成する四周部探傷機構２゜中央部探傷機構３．探
傷装置５．探傷制御装置４゜探傷データ処理装置６の各
構成要素の機能を次に説明する、 四周部探傷機構２； 鋼板前端縁部、後端縁部および幅方向両側縁部を探傷す
るための複数の探触子を千鳥配置した探傷ヘッドＵｅ１
　、Ｕｅ２　、Ｕｆｔとこれらの昇降装置を、鋼板の幅
方向両側端および長手方向両側端を検出するセンサ（図
示を省略した。）を有し、探傷鋼板１の進行方向（通板
ライン）■、および直角方向に移動可能な２台の一対の
台車（支持体）２１．２２に塔載し、該センサからの信
号を入力する探傷制御装置４からの制御信号で各探傷ヘ
ッドを下降左右・前後に移動させてその探触子を子しめ
水膜を表面に施し、た鋼板前端縁部または後端縁部１幅
方向両側縁部に着材させて鋼板の各端縁部を検出し、鋼
板前端縁部または後端縁部２幅方向両側縁部に探傷不感
帯が最小になるように鋼板に倣わせて探傷を行ない、反
探偵開始側の鋼板端部にきたら探傷制御装置の制御信号
で探傷を糾了し、該探傷ヘッドを上昇させ探触子を鋼板
から離脱させて探傷を終了する。

鋼板１の四周部の探傷は、最初に台車２２を幅方向に走
行させ、台車２２の探傷ヘッドＵｆｔの探触子を使って
鋼板前端縁部を幅Ｗｔだけ探傷し、次に台車２２を幅方
向に走行させ台車２１の探傷ヘッドＵｅｌと台車２２の
探傷ヘッドＵｅ２の探触子で幅方向両側縁部を幅２ＸＷ
ｅの探傷を行ない、最後に前端縁部の探傷を行なった該
台車２２の探傷ヘッドＵ　、ｆ　ｌ、の探触子で鋼板後
端緑部の幅Ｖ、７Ｌを探傷する。

また、最初に実施する鋼板前端縁部探傷時は、周知の如
く探傷ヘッドＵｆｔの探触ｆの走行距離によ−）で探偵
鋼板の通板位置才９よび鋼板幅を検出し、更に幅方向両
側縁部探傷時には探傷鋼板の時々刻々の通板位置を検出
する。

１−記において、それぞれの探傷ヘッドは、第４図のＴ
Ｊに示す如くｎ個（通常４〜８個とする。）の探触子Ｓ
で構成しており、各探触子Ｓの探傷有効幅の金言１が１
個の探傷ヘッドＳの有効探傷幅Ｐどなるように配置して
いる。ただし、　　（Ｖｑ周部探傷用の探触子は有効探
傷幅の異なるものを１個の探傷ヘッドに配置することが
多い。

中央部探傷機構３； 鋼板幅方向両側部Ｗｅを除く中央部を探傷するための複
数の探傷ヘッドＵ　ｏ　、　Ｕ　ｃおよびその昇降装置
を探傷鋼板の板幅方向に移動可能な一台の長尺な台車３
１（長尺支持体）に塔載し、前記の四周部探傷時の鋼板
位置情報にもとづいた探傷制御装置の制御信号によって
、探傷鋼板の中央部必要探傷幅Ｗ１に対応した探触子の
みを選択し、鋼板前端縁部近傍に該当探傷ヘッドを下降
着材させ探傷鋼板に倣わせながら鋼板中央部の探傷を行
ない、鋼板後端縁部近傍で複合探触子を離材させて探傷
を完了する。

長尺台車３Ｉに塔載したＮ個の探傷ヘッドは、通板最大
幅Ｗの鋼板の中央部必要探偵幅Ｗ　、１（Ｗｊ≧Ｗ−Ｗ
ｅ）の少なくとも１／２以ト（本実施例においては１／
２とした。）の最多探傷領域Ｗ１に、Ｎ１個の探傷ヘッ
ドＴ、Ｊ　ｃ　、　Ｔ、Ｊ　ｏを各配置列Ｑ１＋Ｑ２毎
に該ヘッドの探傷有効幅Ｐの２倍ピッチで千鳥状に配置
し、残りの領域Ｗ２には前記配置列Ｑ１の列にのみ、Ｎ
２個の探傷ヘッドＩＴＣを各複合探触子の探傷有効幅Ｐ
の２倍のピッチで配置する。

また、それぞれの探傷ヘッドＵ　ｃ　、　Ｕ　ｏは、ｎ
個（通常４個とする）の探触子（第４図に示したＳ。

第２図に示したＳｃ、Ｓｏに対応する。）で構成されて
おり、各探触子の探傷有効幅のｎ倍が１個の探傷ヘッド
の有効探傷幅Ｉ〕となるように配置されている。

探傷装置５； 複数の探傷器で構成され、探傷鋼板の内部欠陥を検出す
る。

探傷ヘッドの個々の探触子は、原則として探傷器と１対
１に結合するが、Ｎ個の中央部探傷用の探傷ヘッドＵｅ
、Ｕｏのうち、前記領域Ｗ２に１列にのみ配置したＮ２
個の探傷ヘッドＵｃに内蔵したＮ２Ｘｎ個の探触子Ｓｃ
は、前記の領域Ｗ１に２列に千鳥状に配置したＮ１個の
探傷ヘッドＵ　ｃ　。

Ｕｏに内蔵したＮＩＸｎ個の探触％Ｓｃ、Ｓｏのうち、
同列でない同数の探傷ヘッドＵＯに内蔵された探触子Ｓ
ｏとは探傷器５０１〜５ｏｎが共用出来るように、探傷
制御装置４により連結制御される切り替えスイッチＲｓ
　Ｈ〜Ｒｓｎを介して結合している。

探傷制御装置４； 主に板幅測定値に基いて、中央部探傷機構３に塔載した
中央部探傷用探傷ヘッドＵｃＪＪｏのうち、探傷鋼板の
板幅および通板位置に対応して使用すべき該ヘッドの選
択と、使用する探触子と探傷器用切替スイッチＲｓ１〜
Ｒｓｎの連結制御を行う他に、該ヘッドの探傷鋼板への
接離板タイミング制御を行う。さらに、本実施例では前
記従来例の公報で公知の如く、四周部探傷機構２に塔載
した四周部探傷用探傷ヘッドＵｅ１．Ｕｅ２　、ＵｆＬ
の探傷鋼板への接離仮タイミング制御、不感帯を最小に
する該探傷ヘッドの探傷鋼板への倣い制御、探傷鋼板の
板幅測定、探傷鋼板の通板位置検出、探傷装置５の有効
探傷信号の取り込み開始および終了制御、および、探傷
鋼板位置を常時検出し、探傷鋼板を各探傷機構装置近傍
で所定の速度（停止を含む。）にするための搬送テーブ
ル制御を行なう。

探傷データ処理装置６； 前記従来例の公報で公知の如く探傷装置５から送られた
、探傷鋼板の内部欠陥信号を整理、集約の演算袋間処理
を行ない、上位計算機７の外部から入力さ、ｔｌた鋼板
内部欠陥の評価判定基べ（！にもとづいて演ｔ！結果を
評価判定し、１−位計算機７．ラインプリンター等に出
力する。

（シ）ｌバス探傷と２バス探傷の詳細説明１）搬送テー
ブル゛１゛で探傷鋼板１を搬送し、鋼板前端縁探傷位置
で停止する。

２）鋼板［１１ｆ後縁端探傷用探触子を内蔵した探傷ヘ
ッドＴ、Ｊ　ｆ　ｔ、を探傷鋼板に摺板し、探傷ヘッド
Ｕｆｔに付設し５た鋼板端部検出センサ（図示を省略し
た。）器で鋼板前端縁部幅方向一端を検出するまで探傷
・＼ツドｔ、Ｊ　ｆ叫″Ｉ体を耐後動させ且つ同ヘッド
を支持する台２）で板幅方向に移動させる。

３）鋼板前端縁部幅方向一端を検出したら、鋼板前後端
縁探傷用ヘッドＵｆｔを該台７１１．２７により板幅方
向他端に向って移動し１、鋼板前端縁部の探傷を実施す
る。この際、鋼板が斜行していても、鋼板端部検出器セ
ンサからの信号にもとづいた探傷制御装置の制御（：１
号で探傷ヘッドＵｆｔ、を前後に微調整して鋼板先端部
に倣わせるから問題ない。

鋼板端部検出センサが板幅方向他端を検出すると、探傷
を完γし探傷ヘッドＵｆｔを離板させ、次いで台車２□
を元の板幅方向一端に戻し移動する。

また、探傷開始時および探傷中の鋼板前後端縁探傷用ヘ
ッドＵｆｔの位置および移動距離で、鋼板前端縁部の通
板位置および鋼板幅を計算する。

４）上記で計算した鋼板前端縁部の通板位置および鋼板
幅に基づいて、鋼板の幅方向両側縁部探傷ヘッドの位置
決めと中央部探傷必要幅Ｗｎの位置探傷するのに必要な
鋼板中央部探傷用探触子および探傷器の選択を行なう。

ただし、鋼板の中央部探傷必要幅Ｗｎの位置が、中央部
探傷機構３の探傷ヘッドＸ、Ｊｃ、Ｕｏが千鳥状に配置
された領域（Ｗｌ）内の場合は、当鋼板の中央部探傷必
要幅Ｗｎの位置内にある探傷ヘッドに内蔵された探触子
と、それに対応した探傷器を選択して後述の　５）項以
下の探傷動作を行なう。

鋼板中央部探傷必要幅Ｗ’　ＴＩの位置が、領域Ｗ１と
Ｗ２に跨がる場合または領域Ｗ２のみにある場合は、領
域Ｗ２に１列に配置した探傷ヘッドＵｃと、領域Ｗ１に
配置し領域Ｗ２の探傷ヘッドＵｃと同列」−の探傷ヘッ
ドＵｃの中から、当鋼板の中央部探傷必要幅Ｗｎの位置
内にある探傷ヘッドを選択し、これらに探傷ヘッドに内
蔵された探触子と、これに対応した探傷器を選択して後
述の１５）項以下の探傷動作を行なう。この際、領域Ｗ
２に１列に配置した探触子Ｓｃ用の探傷器は、領域Ｗ１
の異なった列に配置した同数の探触子Ｓｏと、兼用の探
傷器５ｏ１〜５ｏｎを切替スイッチＲｓ　１〜Ｒｓｎの
切替えで連結しておく。

５）２個の鋼板幅方向両側縁部用の探傷ヘッドＩＪｅ１
．Ｕｅ２を、探傷用鋼板に接材させ５探傷ヘッドＵｅ１
．Ｕｅ２に付設した鋼板端部検出センサでそれぞれの鋼
板前端縁部の一端および他端を検出するまで、探傷ヘッ
ドＵｅ１．ｔＪｅ２を移動させる。

６）鋼板前端縁部の両端を検出したら搬送テーブル′ｒ
を起動し、探傷鋼板１を移動しながら鋼板幅方向両側縁
部の探傷を開始する。

なお、探傷鋼板が斜行している場合は、夫々のヘッドに
設けた鋼板端縁部センサからの端部検出信号にもとづい
た探傷制御装置４からの倣い信号でヘッドＴ、Ｊ　ｅ　
１　、　Ｕ　ｅ　２を鋼板幅方向両側縁部に倣わせる。

７）探傷鋼板の前端が中央部探傷装置機構３の下に来た
ら一旦鋼板を停止させ、前記の選択した中央部探傷用ヘ
ッドを鋼板の前端縁に続く内側の幅方向中央部必要探傷
幅Ｗｉ部に接材させ、鋼板中央部の探傷を開始する。

なお、探傷鋼板が斜行している場合は、前記の鋼板幅方
向両側縁部探傷時の鋼板斜行情報にもとづいて探傷制御
装置４からの倣い信号で探傷ヘッドを鋼板一側縁部に倣
わせる。

８）探傷鋼板の後端縁部が四周部探傷機構２の探傷ヘッ
ドＵ（！ｔ、Ｕｅ２の直下に来たら鋼板を停止させ、両
側縁部の探傷を完了して、鋼板側縁部探傷用ヘッドＵｅ
ｌ、Ｕｅ２を離材させる。

９）探傷ヘッドＵｆｔを探傷鋼板の該後端縁に接材さぜ
る。

１０）探傷ヘッドＵｆｔに付設した鋼板端部検出器セン
サで、鋼板後端縁部での一端を検出するまで探傷ヘッド
Ｕｆｔ、を移動する。

１１）鋼板後端縁部の一端を検出し５たら、探傷ヘッド
Ｘ、、、７　ｆ　ｔ、を台１１ｉ　２．により板幅方向
に移動し、鋼板後端縁部の探傷を実施する。鋼板端部検
出センサが鋼板後端縁部の他端を検出すると、探傷を完
！して探傷ヘッドＯｆｔを離材させた後に、搬送テブル
を起動し探傷鋼板の移動を１７：１始する。

なお、鋼板が斜行している場合は、探傷ヘッドＴ−，，
ｌ　ｆ　ｔ、の鋼板端部検出センサからの端部検出信号
）にもとづく探傷制御装置４かＩらの倣い制御信号−で
探傷ヘッドＵｆｔを鋼板前端縁部に倣わせる。

１２）　　・方、探傷鋼板の後端部が中央部探傷機構３
下の所定位置に来たら鋼板を停止させ、鋼板中央部探傷
必要幅Ｗ１の探傷を完ｒＬ前記接材させた探傷ヘッドを
離材させる。

１３）探傷制御装置４は以−にの四周部探傷機構２およ
び中央部探傷機構３の探傷に必要な前記動作等の制御と
、搬送テーブルＴの制御を行なう。

＋４）探傷中の探傷鋼板内部の欠陥情報は、探傷装置５
の各探傷器から探傷データ処理装置ｔ３に送り、探傷デ
ータ処理装置６で整理し編集する。整理編集した探傷結
果を、１位計算機７の外部からＷ％’価判定判定基準と
づいて評価判定し、結果を−に１位計算機７と、図示を
省略したラインプリンター等に出力する。

以上で鋼板内部探傷位置が、中央部探傷装置の複合探触
子を千鳥状に配置し、た領域内にある場合の探傷を完了
する。

１５）鋼板中央部探傷必要幅Ｗ　ｎの位置が、中央部探
傷機構３の領域Ｗ２におよぶ場合は、第１回の鋼板中央
部の探偵を列Ｑ１の探傷ヘッドＴ、Ｊ　ｃの探触子Ｓｏ
で完了した時点で、搬送テーブルＴを停止した後、逆転
して鋼板後端縁部または先端縁部を中央部探傷機構３下
に移動して停止する。さらに、長尺台車３１を幅方向移
動させて探傷ヘッドの有効幅Ｐだけシフトし、探傷鋼板
に接材させた後、搬送テーブルを起動し第１回の鋼板中
央部探傷に使用した探傷ヘッドの探触子によって鋼板を
移動しながら第２回の鋼板中央部探傷を実施する。

１６）第２回の探傷は、第１回の探傷を上記１２）項と
同様に終了させたのちに、上記１３）項および１４）項
を行なう。

なお、鋼板が斜行している場合の長尺台車３１幅方向移
動による探傷ヘッドの鋼板一側端への倣いは、第１回の
探傷時の鋼板斜行情報を使用しても良いが、より正確な
倣いが必要な場合は、第２回の探傷時も第１回の探傷時
の　５）項および６）項と同様な動作を行なった後に、
Ｌ記　７）項を実施すれば良いが、その場合は第２回の
探傷は探傷ヘッドＵｅｌ、Ｕｅ２による両側縁部探傷を
実施せず、鋼板の位置検出、すなわち、通板位置と斜行
量の検出を行なう。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、最多通板幅以内の鋼板
は一回の通板で探傷し、最多通板幅を超え最大通板幅の
範囲に入る通常探傷頻度の希な板幅のものは、探傷器を
専用に設置せずに該最多通板幅以内鋼板用と共用してい
るので、初期投資および整備費用を大幅に低減すること
が可能になる。

２〇−

【図面の簡単な説明】

第１図は通板ラインにおける四周部探傷機構と中央部探
傷機構の配置関係を示す平面説明である。 第２図は中央部探傷ヘッドの探触子と探傷器の接続関係
を示すブロック図である。 第３図は超音波探傷装置の全体構成を示すブロック類で
ある。 第・１図は探傷ヘッドの探触子の配置例を示す平面図で
ある。 １：鋼板　　　　　　　２：四周部探傷機構２、．２２
：台車（支持体） ３：中央部探傷機構 ３１：長尺台車（長尺支持体） ４：探傷制御装置（探傷制御装置） ５：探傷装置 ５１〜５ｎ　、　５ｏ　１〜５ｏｎ　：探傷器（探傷器
）６：探傷データ処理装置 ７：上位計算機 Ｓ、Ｓｃ、Ｓｏ　：探触子（超音波探触子）ＩＪ、ｌＪ
ｃ、Ｕｏ、Ｌｌｆｔ、、ｔｉｅｌ、ＬＩｅ２　　：探傷
ヘッド（探傷へツυ二通板最大幅　　　　Ｗｎ：中央部
探傷必要幅りｌ：最大探傷領域　　　Ｑｌ、Ｑ２　：列
Ｐ：打効探傷幅（ピッチ） Ｔ：搬送デープル　　　１、二通板ライン１（ｓ１〜Ｒ
ｓｎ：切換スイツチ ド）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 鋼板の通板ラインの所定位置で、その幅方向に沿ってそ
   れぞれ独立に移動可能な一対の支持体；該支持体の後方
   に位置し、全幅方向に亘り、かつ、幅方向に移動可能な
   長尺支持体； 複数の超音波探触子を鋼板幅方向に千鳥配置した探傷ヘ
   ッドであって、 前記支持体の一方に備わる、鋼板の幅方向一側縁部の探
   傷用の探傷ヘッド、 前記支持体の他方に備わる、鋼板の幅方向他側縁部の探
   傷用の探傷ヘッド、および、前後端縁部の探傷用の探傷
   ヘッド、および、 前記長尺支持体上で、通板する鋼板の幅方向両側縁部か
   ら所定距離だけ内側の中央部に相当する領域を中央部探
   傷領域と定めたとき、該長尺支持体上の、通板する鋼板
   の最大幅に対応する中央部探傷領域の全域に亘り、探傷
   ヘッドの探傷有効幅の２倍のピッチで配列された、複数
   個の、鋼板の幅方向中央部の探傷用の探傷ヘッド； 各探傷ヘッドの超音波探触子に超音波を送受信し、受信
   信号を鋼板の内部欠陥信号に変換する探傷器； を備え、平面矩形の鋼板を走行通板させながら超音波探
   傷する装置において、 前記長尺支持体上の、前記通板する鋼板の最大幅に対応
   する中央部探傷領域未満でその１／２以上の範囲にはい
   る、通板する鋼板の最多幅に対応する中央部探傷領域に
   、前記幅方向中央部の探傷用の探傷ヘッドと平行、かつ
   、前記ピッチで千鳥配置となる関係に配列された、最多
   幅の鋼板の幅方向中央部の探傷用の探傷ヘッド； 前記長尺支持体上の、前記通板する鋼板の最多幅に対応
   する中央部探傷領域に含まれる探傷ヘッドの超音波探触
   子の個数に等しい個数の探傷器；および、 通板する鋼板の中央部の長さに応じて、前記探傷器と、
   前記長尺支持体上の探傷ヘッドの超音波探触子を選択す
   る探傷制御装置； を備えることを特徴とする鋼板の超音波探傷装置。