JPH02193327A - 光情報記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、対物レンズおよびトラッキングミラーがフォ
ーカシング用磁気回路およびトラツキング用磁気回路に
よって邸動制御されるようにした光情報記録再生装置に
関する。

［従来の技術］ 第６図および第７図に示される光情報記録再生装置は、
移動光学系１と固定光学系２とがベースフレーム３上に
分離して設置されるようにした分離型ピックアップであ
る。この分離型ピックアップは、光学系の全体を往復移
動させる一体型ピツクアップに比べて可動部が軽量化さ
れ高速シークが可能となる。この光ピツクアップの移動
光学系１は光ディスク４の半径方向（シータ方向）に移
動されるものであり、上記光ディスク４は、回転軸５に
固定されているターンテーブル６上に載置されている。

また上記固定光学系２は光束出射系と検出系とから構成
されている。

上記移動光学系１においては、上記ベースフレーム３上
に固定されている一組の平行ガイドレール７．７上にキ
ャリッジベース８が光ディスク４の半径方向（シータ方
向）に移動可能に設置されている。上記キャリッジベー
ス８の両側部には。

シークコイル９，９が外側に張り出すようにして固定さ
れているとともに、上記両ガイドレール７゜７に沿って
シークモーターヨーク１１，１１が上記ベースフレーム
３上に固定されている。シークモーターヨーク１１．１
１にはシークマグネット１２．１２が固定されており、
これによりシーク用磁気回路が構成されるようになって
いる。そしてこのシーク用磁気回路により形成される磁
気ギャップ内に前記両シークコイル９，９の一部が配さ
れており、シークコイル９に通電することによって光デ
ィスク４のトラックに対して移動光学系１を任意位置に
移動させることができるようになっている。

また前記キャリッジベース８上には、固定光学系２から
出射される光束を偏向させる反射ミラー１３と、この反
射ミラー１３の反射面で反射される光束を光デイスク４
上に微小なスポットを形成するように集光させる対物レ
ンズ１４とが設けられている。さらに上記対物レンズ１
４には、該対物レンズ１４を光ディスク４に対してフォ
ーカシング動作させる１軸対物レンズアクチユエーター
が付設されているとともに、前記反射ミラー１３には、
光ディスク４のトラックに対してスポットをトラッキン
グ動作させる反射ミラー回動機構が付設されている。

１軸対物レンズアクチユエーターを説明すると、まず対
物レンズ１４は対物レンズホルダー１５に保持されてお
り、この対物レンズホルダー１５は、４枚の板ばね１６
を介して支持部１７に保持されている。支持部１７はア
クチュエーターベース１８に固定されている。また上記
対物レンズホルダー１５にはフォーカシングコイル１９
が両側に張り出すようにして固定されているとともに、
前記アクチュエーターベース１８側には上記フォーカシ
ングコイル１９．１９に沿ってフォーカシングモーター
ヨーク２１．２１が固定されている。

フォーカシングモーターヨーク２１にはフォーカシング
マグネット２２が固定されてフォーカシング用磁気回路
が構成されている。そしてこのフォーカシング用磁気回
路により形成される磁気ギャップ内に前記両フォーカシ
ングコイル１９が配されており、フォーカシングコイル
１９に通電されることによって光ディスク４の面振れに
対して対物レンズ１４が光軸方向に進退するように制御
され、これによりスポット形状が常時一定に維持される
ようになっている。

つぎに反射ミラー回動機構を説明する。特に第８図およ
び第９図に示されるように、反射ミラー１３が取り付け
られているミラーホルダー２３は。

４枚の板ばね２４を介して支持部２５に保持されている
。支持部２５はアクチュエーターベース１８に固定され
ている。また上記４枚の板ばね２４は、互いに平行に配
置される２組の板ばねから構成されており、これら両組
の板ばね２４どうしは互いに直角方向に交差する点にお
いて接続されている。両組の板ばね２４どうしの交差接
続点は光束の偏向点Ｐを通るＸ−Ｘ軸上に配置されてお
り１反射ミラー１３は上記Ｘ−Ｘ軸回りに回転可能に支
持されるようになっている。さらに上記ミラーホルダー
２３にはトラッキングミラーコイル２６が下側に張り出
すようにして固定されているとともに、前記アクチュエ
ーターベース１８側にトラッキングミラーモーターヨー
ク２７，２７が固定されている。トラッキングミラーモ
ーターヨーク２７にはトラッキングミラーマグネット２
８が固定されており、これによってトラッキング用磁気
回路が構成されている。そしてこのトラッキング用磁気
回路により形成され７る磁気ギャップ内に前記トラッキ
ングミラーコイル２６が配されており、トラッキングミ
ラーコイル２６に通電されることによって光ディスク４
のトラック振れに対してスポットが常時一定のトラック
上を走査するように反射ミラー１３が回動制御されるよ
うになっている。

［発明が解決しようとする課題］ このように分離型ピックアップは、光学系の全体を移動
させる一体型ピツクアップに比べて可動部が軽量化され
ており、高速シークが可能となるものであるものである
が、近年におけるさらなる高速化の要請に十分対応する
ものには未だなっていない。

そこで本発明は、可動部である移動光学系の小型・軽量
化を図り、高速シークをより一層可能とした光情報記録
再生装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため本発明は、フォーカシング用磁
気回路およびトラッキング用磁気回路の少なくとも一方
がキャリッジから外されるように、トラッキングミラー
コイルおよびフォーカシングコイルの少なくとも一方は
、本体固定部側に設置されるシーク用磁気回路により形
成される磁束を鎖交するように配置され、シーク用磁気
回路がトラッキング用磁気回路およびフォーカシング用
磁気回路の少なくとも一方を兼用する構成を採用してい
る。

［作　　用コ このような構成を備える手段においては、フォーカシン
グコイルおよびトラッキングミラーコイルに対応して従
来キャリッジ上に設置されている磁気回路が、本発明で
は本体固定部側に設置されることとなされ、可動部を構
成するキャリッジの小型・軽量化が図られるようになっ
ている。

［実　施　例］ 以下５本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図および第２図に示される実施例における光情報記
録再生装置は分離型ピックアップであり、図示した移動
光学系と図示を省略した固定光学系とがベースフレーム
上に設置されている。光ピツクアップの移動光学系は図
示を省略した光ディスクの半径方向（シータ方向）に往
復移動されるものであり、上記光ディスクは１回転軸に
固定されているターンテーブル上に載置されている。ま
た固定光学系は光束出射系と検出系とから構成されてい
る。

上記移動光学系において、第３図および第４図にも示さ
れるように１本体固定部を構成するようにベースフレー
ム上に固定されている本体枠１００の両側部分には、光
ディスクの半径方向（シータ方向）に延在するようにヨ
ーク１００Ａおよびヨーク１００Ｂが対向形成されてお
り、後述するようにこれら両ヨーク１００Ａおよびヨー
ク１００Ｂによってシークモーターヨークおよびフォー
カシングモーターヨークが兼用されるようになっている
。また上記本体枠１００の中央部分には、光ディスクの
半径方向（シータ方向）に延在するようにヨーク１００
Ｃおよびヨーク１００Ｄが対向形成されており、後述す
るようにこれら両ヨーク１００Ｃおよびヨーク１００Ｄ
によってシークモーターヨークおよびトラッキングミラ
ーモーターヨークが兼用されるようになっている。上記
ヨーク１００Ａのヨーク１００Ｂへの対向面部には、シ
ークマグネットおよびフォーカシングマグネットを兼用
する板状のマグネット１００ａがシータ方向に延在する
ように取り付けられており、これによりシーク用磁気回
路とフォーカシング用磁気回路とを兼用する磁気回路■
が形成されている。

また上記ヨーク１００Ｄのヨーク１００Ｃへの対向面部
には、シークマグネットおよびトラッキングマグネット
を兼用する板状のマグネット１００ｄがシータ方向に延
在するように取り付けられており、これによりシーク用
磁気回路とトラッキング用磁気回路とを兼用する磁気回
路■が形成されている。

上記ヨーク１００Ｃ上には、−組のガイドレール１０１
，１０１が光ディスクの半径方向（シータ方向）に延在
するように平行状態にて取り付けられているとともに、
このガイドレール１０１゜１０１上にキャリッジベース
１０２が往復移動可能に設置されている。上記キャリッ
ジベース１０２の後端部（第１図右端部）には、シーク
コイル１０３．１０３が両側部がわに張り出すようにし
て固定されている。この両シークコイル１０３゜１０３
は、前記磁気回路！および磁気回路■によりそれぞれ形
成される磁気ギャップ内に配されており、該シークコイ
ル１０３に通電することによって光ディスクのトラック
に対して移動光学系１００を任意位置に移動させること
ができるようになっている。

また前記キャリッジベース１０２上には、固定光学系か
ら出射される光束を偏向させる反射ミラー１１０と、こ
の反射ミラー１１０の反射面で反射される光束を光デイ
スク上に微小なスポットを形成するように集光させる対
物レンズ１１１とが設けられている。さらに上記対物レ
ンズ１１１には、該対物レンズ１１１を光ディスクに対
してフォーカシング、動作させる１軸対物レンズアクチ
ユエーターが付設されているとともに、前記反射ミラー
１１０には、光ディスクのトラックに対してスポットを
トラッキング動作させる反射ミラー回動機措が付設され
ている。

１軸対物レンズアクチユエーターを説明すると、まず対
物レンズ１１１は対物レンズホルダー１１２１貴保持さ
れており、この対物レンズホルダー１１２は、４枚の板
ばね１１３を介して図示を省略したアクチュエーターベ
ースの支持部１１４に保持されている。アクチュエータ
ーベースはキャリッジベース１０２に対して一体的に固
定されている。また上記対物レンズホルダー１１２には
、第５図に示されるような平面状のフォーカシングコイ
ル１１６が両側部に張り出すようにしてそれぞれ固定さ
れている。そしてこの両フォーカシングコイル１１６，
１１６の一部分は、前記磁気回路■により形成される磁
気ギャップ内に配されている。そしてフォーカシングコ
イル１１６が通電されることによって光ディスクの面振
れに対して対物レンズ１１１が光軸方向に進退するよう
に制御され、これによりスポット形状が常時一定に維持
されるようになっている。

つぎに反射ミラー回動機構対を説明する。反射ミラー１
１０が取り付けられているミラーホルダー１２１は、４
枚の板ばね１２２を介してミラー支持部１２３に保持さ
れている。ミラー支持部１２３はアクチュエーターベー
スに固定されている。また上記４枚の板ばね１２２は、
互いに平行に配置される２組の板ばねから構成されてお
り、これら両組の板ばね１２２どつしは互いに直角方向
に交差する点において接続されている。両組の板ばね１
２２どうしの交差接続点は光束の偏向点を通るＹ−Ｙ軸
上に配置されており、反射ミラー１１０は上記Ｙ−Ｙ軸
回りに回転可能に支持されるようになっている。さらに
上記ミラーホルダー１２０にはトラッキングミラーコイ
ル１２４が下側に張り出すようにして固定されている。

このトラッキングミラーコイル１２４は、前記磁気回路
■により形成される磁気ギャップ内に配されており、ト
ラッキングミラーコイル１２４に通電されることによっ
て光ディスクのトラック振れに対してスポットが常時一
定のトラック上を走査するように反射ミラー１１０が回
動制御されるようになっている。

このような実施例においては、フォーカシングコイル１
１６およびトラッキングミラーコイル１２４に対応して
設けられるフォーカシング用磁気回路およびトラッキン
グ用磁気回路が、本体固定部を構成する本体枠１００側
に設置・形成される磁気回路ｌおよび磁気回路■として
形成されることとなり、従来キャリッジ上に設置されて
いるフォーカシング用磁気回路およびトラッキング用磁
気回路がキャリッジ１０２上から省略されるようになっ
ている。このようにフォーカシング用磁気回路およびト
ラッキング用磁気回路がキャリッジ１０２から外されて
いるため、その全可動部の小型・軽量化が図られるよう
になっている。

［発明の効果］ 以上述べたように本発明は、フォーカシング用磁気回路
およびトラッキングミラー磁気回路の少な（とも一方が
キャリッジから外されるように、トラッキングミラーコ
イルおよびフォーカシングコイルの少なくとも一方は５
本体固定部側に設置されるシーク用磁気回路により形成
される磁束を鎖交するように配置され、シーク用磁気回
路がトラッキング用磁気回路およびフォーカシング用磁
気回路の少なくとも一方を兼用する構成を採用したから
、可動部である移動光学系の小型・軽量化を図ることが
でき、高速シークをより一層可能とすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における光ピツクアップ装置
を表わした模式的平面説明図、第２図は第１図中のＣ−
ＣＭに沿う模式的断面説明図、第３図は第１図中のＡ−
Ａ線に沿う模式的断面説明図、第４図は第１図中のＢ−
Ｂ線に沿う模式的断面説明図、第５図は第１図に示され
る光ピツクアップ装置に用いられているフォーカシング
コイルを表わした外観斜視図、第６図および第７図は従
来における光ピツクアップ装置を表わした模式的平面説
明図および模式的側面説明図、第８図および第９図は一
般のトラッキングミラー回動制御機構を拡大して表わし
た側面説明図および正面説明図である。 １００Ａ、１００Ｂ、１０ｏＣ２１００Ｄ・・・ヨーク
、　　１００　ａ　、　１００　ｄ　・・・マグネット
、■。 ■・・・磁気回路、１０２・・・キャリッジベース、１
０３・・・シークコイル、１１０・・・反射ミラー１１
１・・・対物レンズ、１１６・・・フォーカシング（は
力叫名） 奎／幻 形６圀 齋１ 形７国

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、本体側固定部に対して往復移動自在に設けられてい
   るキャリッジ上に、該キャリッジをシーク動作させるた
   めのシークコイルと、トラッキングミラーを回動制御さ
   せるためのトラッキングミラーコイルとが少なくとも取
   り付けられており、上記シークコイルおよびトラッキン
   グミラーコイルは、シーク用磁気回路およびトラッキン
   グ用磁気回路の各磁束をそれぞれ鎖交するように配置さ
   れてなる光情報記録再生装置において、 上記シーク用磁気回路がトラッキング用磁気回路を兼用
   するように、前記トラッキングミラーコイルは、本体固
   定部側に設置されるシーク用磁気回路により形成される
   磁束を鎖交するように配置されていることを特徴とする
   光情報記録再生装置。 ２、本体側固定部に対して往復移動自在に設けられてい
   るキャリッジ上に、該キャリッジをシーク動作させるた
   めのシークコイルと、対物レンズをフォーカシング制御
   させるためのフォーカシングコイルとが少なくとも取り
   付けられており、上記シークコイルおよびフォーカシン
   グコイルは、シーク用磁気回路およびフォーカシング用
   磁気回路の各磁束をそれぞれ鎖交するように配置されて
   なる光情報記録再生装置において、上記シーク用磁気回
   路がフォーカシング用磁気回路を兼用するように、前記
   フォーカシングコイルは、本体固定部側に設置されるシ
   ーク用磁気回路により形成される磁束を鎖交するように
   配置されていることを特徴とする光情報記録再生装置。