JPH02191566A - 塗装室供給エアー調整装置 - Google Patents

塗装室供給エアー調整装置

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JPH02191566A
JPH02191566A JP1009096A JP909689A JPH02191566A JP H02191566 A JPH02191566 A JP H02191566A JP 1009096 A JP1009096 A JP 1009096A JP 909689 A JP909689 A JP 909689A JP H02191566 A JPH02191566 A JP H02191566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
humidity
filter
point
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP1009096A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Miyazaki
宮崎 正利
Isamu Matsuoka
松岡 勇
Shozo Mimura
三村 省三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANAI JIYUUYOU KOGYO KK
Honda Motor Co Ltd
Kanai Juyo Kogyo Co Ltd
Original Assignee
KANAI JIYUUYOU KOGYO KK
Honda Motor Co Ltd
Kanai Juyo Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH02191566A publication Critical patent/JPH02191566A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A3発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、塗装室に供給するエアーの温度と湿度を、設
定した塗装条件に一敗するように調整するための塗装室
供給エアー調整装置に関する。
(2)従来の技術 塗装ロボットを用いて自動車のボディ等の塗装を行う塗
装室の空気中には被塗装物に付着しなかった未塗着塗料
が浮遊しているため、外気を導入して空気流を生じさせ
ることにより前記未塗着塗料を塗装室外に排出している
。しかしながら、外気の温度と湿度は四季を通じて変化
しているため、自動化塗装ラインにおける塗装の品質を
維持するためには、取入れたエアーの温度と湿度を適切
な値に調整する必要がある。上記適切な温度と湿度の値
は季節によって異なっており、夏場は温度28°C,湿
度70%、また、冬場は温度20°C1湿度60%とさ
れている。
第4図は従来の塗装室供給エアー調整装置を示すもので
、本体1の両側に外部のエアーを取入れる吸入部2と調
整したエアーを塗装室に供給するファン3とを備えてい
る。本体1の内部には吸入部2からファン3に向けて、
エアーを加熱するブレヒータ4、加熱されたエアーに含
まれた微細な塵芥を除去する巻取式フィルタ5、塵芥を
除去されたエアーを加湿する2個のエリミネータ(水切
り板)6,7によって区画されたウオッシャ室8、加湿
されたエアーを冷却するクーラ9、および冷却されたエ
アーを再び加熱するレヒータ10とが順次配設されてい
る。そして、前記ウオッシャ室8にはポンプ11で加圧
した水を噴霧するウオッシャ12と、余分の水分を受け
る受層13が設けられている。
次に、このように構成された従来の塗装室供給エアー調
整装置の作用を、第3図の湿り空気線図に基づいて説明
する。
夏場において、例えば外気の状態が温度32“C1湿度
80%のA点であったとすると、このエアーを塗装条件
点である温度28°C1湿度70%の8点に調整するに
は以下の手順が必要となる。すなわち、温度は既に塗装
条件よりも高いのでブレヒータ4は休止させ、次工程の
ウオッシャ12によってエアーの加湿を行う。これによ
り、エアーの状態はエンタルピー線に沿って変化し、温
度29℃、湿度100%のB点に達する。次に、エアー
をクーラ9で冷却すると、その状態は湿り空気線(湿度
100%)に沿って変化し、温度22°C1湿度100
%の0点に達する。最後に、レヒータ10でエアーの再
加熱を行って温度を上昇させるとともに湿度を低下させ
ると、目標の塗装条件点である8点に到達する。
一方、冬場において、例えば外気の状態が温度5°C,
’IW度10%のD点であったとすると、このエアーを
塗装条件点である温度20°C,湿度60%のW点に調
整するには、先ず、ブレヒータ4によってエアーを加熱
して湿り空気線(湿度10%)に沿って変化させ、温度
28゛C1湿度10%のE点に到達させる。次にウオッ
シャ12によってエアーの加湿を行うと、その状態はエ
ンタルピー線に沿って変化し、温度12°CX湿度10
0%(F点)に達する。最後に、レヒータIOでエアー
の再加熱を行って温度を上昇させるとともに湿度を低下
させると、目標の塗装条件点であるW点に到達する。
このようにして、塗装条件に調整されたエアーはファン
3によって塗装室に供給される。
(3)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の塗装室供給エアー調整装置で
は、調整の最終工程において必ずレヒータ10でエアー
の加熱(夏場:C点→S点、冬場;F点→W点)を行う
必要があり、これがエネルギーロスの原因となっている
。特に、夏場においては、−旦クーラ9で冷却(B点→
C点)したエアーを再加熱(C点→S点)する必要があ
り、エネルギーロスが顕著なものになるだけでなく、ク
ーラ9の負荷増大の原因ともなっている。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたもので、レヒー
タを使用せずに、最小のエネルギーでエアーを塗装条件
に調整することが可能な塗装室供給エアー調整装置を提
供することを目的とする。
B1発明の構成 (1)課題を解決するための手段 前記目的を達成するために、本発明は、吸入部から本体
内部に取入れたエアーの温度と湿度を塗装条件に適する
ように調整し、この調整したエアーをファンによって塗
装室に供給する塗装室供給エアー調整装置であって、前
記本体内部の吸入部からファン方向に、エアーを加熱す
るプレヒータ、エアーを加湿するウオッシャ、エアーを
冷却するクーラ、およびエアーに含まれた水分を除去す
る除湿フィルタを順次配設してなることを特徴とする。
(2)作 用 前述の構成を備えた本発明によれば、吸入部から本体内
部に取入れたエアーの温度と湿度を、プレヒータとウオ
ッシャ、あるいはウオッシャとクーラを用いて湿り空気
線図における湿り空気線(100%)と塗装条件点を通
過するエンタルピー線の交点に一致させる。次に、除湿
フィルタによってエアーの除湿を行い、エアーの温度と
湿度を前記エンタルピー・線に沿って変化させて所定の
塗装条件に到達させる。このようにして、塗装条件に調
整されたエアーはファンによって塗装室に供給される。
(3)実施例 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例による塗装室供給エアー調整
装置を示すもので、前記従来例と同一の構成要素には同
一の符号が付しである。
この塗装室供給エアー調整装置は従来例のレヒータ10
の代わりに除湿フィルタ14を用いた点に特徴があり、
その余の構成は従来例と同一である。
除湿フィルタ14は本出願人が既に特願昭631776
76号において提案したものであって、従動ロール15
に巻き付けられた吸湿性を有する長尺の除湿フィルタ1
4の一端を駆動ロール16に止着し、この駆動ロール1
6をモータI7で回転駆動することにより乾燥した除湿
フィルタ14を順次繰り出すようになっている。この除
湿フィルタ14の前後に設けた一対の圧力検知部181
9に接続された差圧検知器20は、除湿フィルタ14の
前後の圧力差を検出してコントローラ21に出力し、そ
の圧力差に基づいてコントローラ21がモータ17の回
転速度を制御する。すなわち、除湿フィルタ14は水分
を吸収するに従って吸湿性が低下し、同時にエアーの透
過性が低下して前後の差圧が増加する。したがって、こ
の差圧が一定になるようにモータ17を駆動して順次乾
燥した除湿フィルタ14を繰り出せば、常に一定の吸湿
性を得ることができる。
第2図は使用後の湿った除湿フィルタ14を再使用する
ために乾燥させる装置を示すもので、導入された外気は
高温流体が通過する加熱器22で加熱され、ファン23
で乾燥室24に供給される。
そして、駆動ロール16を逆転させることにり巻き戻さ
れる除湿フィルタ14は前記乾燥室24の内部を通過す
る際に加熱された外気によって乾燥される。
次に、前述の構成を備えた本発明の実施例の作用を第3
図に基づいて説明する。
夏場において、本体1の吸入部2から取入れた外気の状
態がA点にあったとすると、従来例と同様にプレヒータ
4を休止させて次工程のウオッシャ12によって加湿を
行うと、エアーの状態はエンタルピー線に沿って変化し
てB点に達する。次に、エアーをクーラ9で冷却すると
、その状態は湿り空気線(湿度100%)に沿って変化
する。
このとき、クーラ9による冷却を、前記湿り空気線(湿
度100%)と塗装条件点(3点)を通るエンタルピー
線の交点である温度24°C,湿度100%の04点に
おいて中止する。そして、最後に除湿フィルタ14によ
って除湿を行うと、エアーの状態はエンタルピー線に沿
って変化して塗装条件点である8点に到達する。このよ
うにして、従来のクーラ9による冷却の後半部分(C′
点→C点)とレヒータlOによる再加熱(C点→S点)
を行わずにエアーを塗装条件に調整することができる。
かくして二周整されたエアーはファン3によって本体1
から塗装室の内部に供給される。
一方、冬場において本体1の吸入部2から取入れた外気
の状態がD点にあったとすると、従来例と同様にプレヒ
ータ4によってエアーを加熱して湿り空気線(湿度10
%)に沿って変化させる。
このとき、プレヒータ4による加熱を前記湿り空気線(
湿度10%)と塗装条件点くW点)を通るエンタルピー
線の交点である温度34℃、湿度10%のE′点におい
て中止する。次にウオッシャ12によってエアーの加湿
を行うと、その状態はエンタルピー線に沿って変化し、
温度15’C,湿度100%のF’点に達する。最後に
除湿フィルタ14によって除湿を行うと、エアーの状態
は前記エンタルピー線を逆行して塗装条件点であるW点
に到達する。このようにして、従来のレヒータlOによ
る再加熱(F点→W点)を行うことなくエアーを塗装条
件に調整することができる。
上述のようなエアーの調整の過程において水分を吸収し
た除湿フィルタ14は駆動ロール16に巻き取られる。
この除湿フィルタ14を再使用するには、加熱器22で
加熱した外気をファン23で乾燥室24に供給し、同時
に除湿フィルタ14を駆動ロール16から従動ロール1
5に巻き戻しながら前記乾燥室24を通過させる。これ
により、除湿フィルタ14は乾燥されて再使用可能な状
態となる。
なお、除湿フィルタ14の他の乾燥方法として、駆動ロ
ール16の外周に多数の開口を形成しておき、加熱空気
を該開口から排出することによって、その表面に巻き取
った除湿フィルタ14を乾燥させることも可能である。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された本発明を逸脱することなく、種々の小設計変更を
行うことが可能である。
例えば、塗装条件の温度と湿度の値は前記実施例のもの
に限定されず、必要に応じて種々の値に設定可能である
C9発明の効果 前述の本発明の塗装室供給エアー調整装置によれば、吸
入部から本体内部に取入れたエアーの状態をプレヒータ
とウオッシャ、あるいはウオッシャとクーラを用いて湿
り空気線図における湿り空気線(100%)と塗装条件
点を通過するエンタルピー線の交点に一致させ、続いて
除湿フィルタによってエアーの状態をエンタルピー線に
沿って変化さ一已て所定の塗装条件に到達させている。
したがって、従来のもののようにレヒータによってエア
ーに再加熱を行う必要がなく、エネルギーの節約が可能
となる。特に、夏場においては、クーラで一旦冷却した
エアーを再加熱する無駄が回避されるためにエネルギー
節約の効果が一層顕著なものとなるだけでなく、クーラ
の負荷を減少させることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による塗装室供給エアー調整
装置の全体構成図、第2図はその除湿フィルタの乾燥装
置の構成図、第3図は本装置の作用を説明する湿り空気
線図、第4図は従来の塗装室供給エアー調整装置の全体
構成図である。 1・・・本体、2・・・吸入部、3・・・ファン、4・
・ブレ ヒータ、9・・・クーラ、12・・・ウオッシャ、14
・・・ 除ン兄フィルり 本田技研工業株式会社 金井重要工業株式会社 落   合       健 1)  中   隆   秀

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 吸入部(2)から本体(1)内部に取入れたエアーの温
    度と湿度を塗装条件に適するように調整し、この調整し
    たエアーをファン(3)によって塗装室に供給する塗装
    室供給エアー調整装置であって、 前記本体(1)内部の吸入部(2)からファン(3)方
    向に、エアーを加熱するプレヒータ(4)、エアーを加
    湿するウォッシャ(12)、エアーを冷却するクーラ(
    9)、およびエアーに含まれた水分を除去する除湿フィ
    ルタ(14)を順次配設してなることを特徴とする、塗
    装室供給エアー調整装置。
JP1009096A 1989-01-18 1989-01-18 塗装室供給エアー調整装置 Pending JPH02191566A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0479999U (ja) * 1990-11-26 1992-07-13
JP2009195787A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Kanto Auto Works Ltd 塗装室天井フィルター自動交換システム
CN105289910A (zh) * 2015-11-30 2016-02-03 东莞丰卓机电设备有限公司 一种干式节能环保喷漆室
KR102039278B1 (ko) * 2018-12-17 2019-10-31 김수완 환풍기 역류 방지장치

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