JPH0219138Y2 - - Google Patents

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JPH0219138Y2
JPH0219138Y2 JP3056984U JP3056984U JPH0219138Y2 JP H0219138 Y2 JPH0219138 Y2 JP H0219138Y2 JP 3056984 U JP3056984 U JP 3056984U JP 3056984 U JP3056984 U JP 3056984U JP H0219138 Y2 JPH0219138 Y2 JP H0219138Y2
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JP
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back frame
frame
bed
cushion frame
upright
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JP3056984U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は和室用に最適なベツドに関するもの
である。
従来技術 従来、支脚によつて支持される設置式タイプの
ベツドにおいて、上半身を支えるバツクフレーム
側の起立回動で横臥姿勢の上半身を起こす機能付
ベツドがある。この種のベツドは、バツクフレー
ムの起立回動で上半身側が起き上がる時に前方へ
押し出されて尻の位置が前方へ移動する尻ずれ現
象が起きるところから、バツクフレームの起立回
動に連動してクツシヨンフレーム側を上昇させて
尻ずれを防止する装置を有している。なお、この
ような公知例としては、実開昭57−193826号公
報・実開昭58−61233号公報を参照されたい。
かかる構成の機能付ベツドは、装置自体がベツ
ドの底部に配設されるため組付作業がやりづらく
作業性の面で望ましくないこと、また、メンテナ
ンス時も無理な作業姿勢が強いられる等問題があ
る。また、装置を配設する底部空間を支脚によつ
て確保するため設置式タイプとなり、該ベツドを
一般家庭で使用する際、部屋を多目的に使用する
ことが可能な和室には、不使用時に邪魔となり不
向きであること、また、畳に座つた家族の目の位
置より高い横臥姿勢となるため病人には安心感が
得られにくい等の不具合があつた。
考案の目的 そこで、この考案は作業性の向上が図れると共
にマツトレスと同じように畳の上で使用でき、し
かも、バツクフレームの起立回動と尻ずれ防止の
両機能が得られ、かつ、不使用時には折畳めるベ
ツドを提供するものである。
考案の構成 前記目的を達成するために、この考案にあつて
は、下半身側を支えるクツシヨンフレームに、上
半身側を支えるバツクフレームを回動自在に支持
すると共に該クツシヨンフレームに、前記バツク
フレーム側を起立回動させる駆動装置と、バツク
フレームの起立回動に連動してクツシヨンフレー
ムの前端側を上昇させる昇降装置を配設し、前記
バツクフレームには、前方へのみ回動可能な折畳
用の回動ヒンジ部を設けたベツドにおいて、前記
駆動装置は前記クツシヨンフレームの側方に固着
された固定ブラケツトと前記バツクフレームに固
着された可動ブラケツトと該可動ブラケツトを前
記固定ブラケツトに対して回動させる差動歯車機
構とからなり、前記昇降装置は、前記クツシヨン
フレームの側方に支持され前記クツシヨンフレー
ムの前端側を上昇させる起立姿勢及び前端側を下
降させる倒伏姿勢とに回動可能な作動杆と、一方
を該作動杆に他方を可動ブラケツトに連結され、
前記駆動装置によるバツクフレームの起立回動に
連動して前記差動杆を起立姿勢側へ押圧する連杆
とから成る構成としてある。
実施例 以下、1図乃至第4図の図面を参照しながらこ
の考案の一実施例を詳細に説明する。
図中1はベツドを示しており、該ベツド1は、
下半身を支えるクツシヨンフレーム3と上半身を
支えるバツクフレーム5とを有し、各フレーム
3,5はブラケツト7を介して回動自在に連結さ
れ、畳の上に直接置けるようになつている。
ブラケツト7は固定ブラケツト7aと可動ブラ
ケツト7bとから成り、固定ブラケツト7aはク
ツシヨンフレーム3の側方に、可動ブラケツト7
bはバツクフレーム5の側方にそれぞれ固着され
ている。
一方、前記ブラケツト7には、バツクフレーム
5を起立回動させる駆動装置9が装着されてい
る。駆動装置9は手元スイツチSの押釦S1,S2
正転・逆転可能なモータMと、該モータMの回転
動力を減速して取出す減速機11と、減速機11
からの動力を可動ブラケツト7bに伝導する伝導
ギヤ群から成り、減速機11の出力ギヤT1より
歯車T2を介して偏心軸15に入力された動力は
外歯ギヤT3と内歯ギヤT4よりなる差動歯車機構
を駆動して可動ブラケツト7bを固定ブラケツト
7aに対して回転せしめるようになつている。こ
れにより、モータMの動力でバツクフレーム5の
起立回動が可能となるが、この時バツクフレーム
5の最大起立角度θは約80度に設定してある。ま
た、モータMはバツクフレーム5が約80度に起立
回動するとマイクロスイツチ等によつてオフとな
るモータ回路によつて制御される。
一方、クツシヨンフレーム3の側方には、バツ
クフレーム5の起立回動に連動してクツシヨンフ
レーム3の前端側3aを上昇させる昇降装置17
が配設されている。
昇降装置17は、クツシヨンフレーム3に枢支
され前端側3aを上昇させる起立姿勢(第2図実
線)及びクツシヨンフレーム3に沿う倒伏姿勢
(第3図実線)とに回動可能な作動杆21と、該
作動杆21の一端に連結され、他端が可動ブラケ
ツト7bにそれぞれ連結された連杆23とから成
り、作動杆21の回動端側には、ローラ25が装
着されている。作動杆21と連杆23の連結部
は、第5図、第6図に示す如く作動杆21側の切
欠溝27に連杆23側の係合ピン29が係合して
おり、ストツパー31に対する作動杆21の当接
時よりさらに連杆の押圧(矢印イ)が続くと切欠
溝27から係合ピン29が外れ連杆23のみ前進
しバツクフレーム5は最大起立角度θまで回動が
可能となる。これにより、クツシヨンフレーム3
の前端側3aは、バツクフレーム5の起立回動に
よつて尻ずれが起こる前段で上昇が完了するよう
になる。なお、切欠溝27より前方へ移動した係
合ピン29は、連杆23が作動杆21の屈曲段部
21aに載つているため該連杆23の後退時にお
いて切欠溝27と係合し合う位置に位置決めされ
るようになる。
また、バツクフレーム5には、前方へのみ回動
可能な回動ヒンジ部29が設けられている。
なお、32はバツクフレーム5の起立回動時に
回動支点を後方へ移動して後方倒れを防ぐ倒れ防
止部材で、収納筒33に対して伸縮自在となつて
いる。また、35は金網を示している。
このように構成されたベツドにおいて、クツシ
ヨンフレーム3とバツクフレーム5が水平状態の
時には通常のベツドとして使用可能となる。この
場合ベツド1は畳の上に直接置けるため着座時の
家族の目の高さ内に横臥されるようになる。次
に、手元スイツSの押釦S1,S2の選択によりモー
タMを例えば正転させることにつてバツクフレー
ム5は起立回動する。同時に連杆23によつて押
圧される作動杆21は起立回動しクツシヨンフレ
ーム3の前端側3aを上昇させる。この結果、尻
ずれは起こらなくなる。以下、モータMを逆転す
ることで前記とは逆の動きで元の水平状態に復帰
するようになる。一方、使用しない時は、バツク
フレーム5を第3図に示すように上方へ回動(矢
印ロ)すれば回動ヒンジ部29を支点としてクツ
シヨンフレーム3側へ回動する。このためベツド
1は半分の長さとなり所定個所への収納が可能と
なる。
なお、クツシヨンフレーム3の膝の部分をヒン
ジ(図示していない)によつて中折れ形状とする
ことも可能である。
考案の効果 以上、説明したようにこの考案のベツドによれ
ば、昇降装置及び駆動装置はベツドの側方に配設
されるため組付時やメンテナンス時に無理な作業
姿勢を強いられることがないため能率性及び作業
性の向上が図れる。また畳の上に直接置いて使用
できると共に横臥姿勢時は通常のマツトレスと同
じ高さとなり、ベツドに慣れない老人でも安心感
得られる。また、バツクフレームは差動歯車機構
とブラケツトにより回動自在とし、クツシヨンフ
レームの前端部はバツクフレームの回動に連動す
る連杆と作動杆により昇降する構造にしたことに
より、構造が簡単であり、軽量化、小型化が図れ
る。そのため、フレーム側方に駆動装置、昇降装
置を設けてもあまり幅を取らない。しかも、不使
用時にあつては2つに折畳んで収納すれば、部屋
を多目的に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のベツドの概要斜視図、第2
図はバツクフレームを起立回動させた状態の側面
図、第3図は折畳んだ状態の側面図、第4図は駆
動装置の切断平面図、第5図は作動杆と連杆の連
結状態を示した側面図、第6図は第5図の−
線断面図である。 主要な図面符号の説明、1……ベツド、3……
クツシヨンフレーム、5……バツクフレーム、9
……駆動装置、7……昇降装置、21……作動
杆、23……連杆、29……回動ヒンジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下半身側を支えるクツシヨンフレームに、上半
    身側を支えるバツクフレームを回動自在に支持す
    ると共に該クツシヨンフレームに、前記バツクフ
    レーム側を起立回動させる駆動装置と、バツクフ
    レームの起立回動に連動してクツシヨンフレーム
    の前端側を上昇させる昇降装置を配設し、前記バ
    ツクフレームには、前方へのみ回動可能な折畳用
    の回動ヒンジ部を設けたベツドにおいて、前記駆
    動装置は前記クツシヨンフレームの側方に固着さ
    れた固定ブラケツトと前記バツクフレームに固着
    された可動ブラケツトと該可動ブラケツトを前記
    固定ブラケツトに対して回動させる差動歯車機構
    とからなり、前記昇降装置は、前記クツシヨンフ
    レームの側方に支持され前記クツシヨンフレーム
    の前端側を上昇させる起立姿勢及び前端側を下降
    させる倒伏姿勢とに回動可能な作動杆と、一方を
    該作動杆に他方を可動ブラケツトに連結され、前
    記駆動装置によるバツクフレームの起立回動に連
    動して前記作動杆を起立姿勢側へ押圧する連杆と
    から成ることを特徴とするベツド。
JP3056984U 1984-03-05 1984-03-05 ベツド Granted JPS60144423U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3056984U JPS60144423U (ja) 1984-03-05 1984-03-05 ベツド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3056984U JPS60144423U (ja) 1984-03-05 1984-03-05 ベツド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60144423U JPS60144423U (ja) 1985-09-25
JPH0219138Y2 true JPH0219138Y2 (ja) 1990-05-28

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JP3056984U Granted JPS60144423U (ja) 1984-03-05 1984-03-05 ベツド

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JPS60144423U (ja) 1985-09-25

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