JPH02191162A - 缶様容器蓋体およびその製法 - Google Patents

缶様容器蓋体およびその製法

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JPH02191162A
JPH02191162A JP63300939A JP30093988A JPH02191162A JP H02191162 A JPH02191162 A JP H02191162A JP 63300939 A JP63300939 A JP 63300939A JP 30093988 A JP30093988 A JP 30093988A JP H02191162 A JPH02191162 A JP H02191162A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は缶様容器蓋体およびその製法に関し。 詳しくは、飲料コーヒー缶、スープ缶、食用油・調味料
缶、モーターオイル缶、各44缶詰容器などの缶様容器
類を構成する蓋体であって、山切りなどの補助道具を必
要とせずに開缶(開口)可能な、缶様容器類の胴体に熱
接合可能なプラスチック性画体およびその製法に関する
。 [従来の技術] 上記の如き缶様容器のプラスチック性蓋体において1缶
切りなどの補助道具なくして開缶するに、いかにその開
口を容易にするか様々な工夫が堤案されている。 開
【」の一形態として開口を必要とする部分にスコア部
を設け、該スコア部に添って引裂きすることによって開
りを行う所謂タブ方式がある。このh式では、スコア部
に沿って引裂くための開口用タブを必要とする。 5訊開口用タブの設置に関し、第7図に示すような4本
体部l゛をM造しておき、当該凶事体部じに別製された
開口用タブを後工程で溶着する方法がある。 すなわち、当該蓋本体;■1′の一例は、第7図および
第8図に示すように、例えば、中間層が金属箔(AI2
箔など)などのガスバリヤ−性の基材層で、その両表層
が熱接合可能な合成樹脂よりなる例えば三層構造の多層
基材2上に合成樹脂層3を積層して成り2図示のように
開口を必要とする部分に楕円帯状のスコア部4を設け、
当該スコア部4は当該多層基材2の表面が露出した部分
としておく。 後述のように、開口用タブにより、当該多層基材2の表
面が露出したスコア部4に沿って、当該多層基材2が引
裂き切断された蓋体の開口が行われる。 第7図および第8図に示すように、上記合成樹脂層3に
おける開口用タブ取付は部5には、開口用タブ取付のた
めの合成樹脂製ボス6を二本q設する。 第10図に、当該ボス6により、開口用タブ取付fi5
に、その一端部を取付けする合成樹脂製開口用タブ7の
一例を示す。 当該タブ7の一端部には、n通孔8が孔設されている。 当該復温4による当該タブ7の取付についてその一例を
説明するに、第9図に示すように、当該タブ7の貫通孔
8と上記ボス6とを位置合せして[第9図(A)] 、
ボス6のヘッド部を貫通孔8の上部から突出させ[同図
(B)] 、次いで、超音波振動を与える等により、ボ
ス6の突出したヘッド部を溶融させて[同図(C)]、
第5図および第6図に示すように、蓋本体部1′に開口
用りブ7を合成樹脂層3の上に後溶着により取付けする
。 fiij述のように、該開口用タブ7の他WA部を
図示矢標に示すように上方向に持上げすると、当該タブ
7を有する蓋体lは、スコアaIS4に沿って多層基材
2が切断され、以って蓋体1のyA口が行われる。 」−記では、部分的な開口を行うパーシャル缶について
述べたが、円周方向に沿って全体にわたり開田を行なう
、第1+図に平面図を、第13図に断面図を示すような
フルオーブン缶でも、同様に、多層基村上の合成樹脂層
3上のスコア部4により区画された開口により除去され
る部分の4二に開口用タブ7を復温4により取付けする
場合もある。 当該蓋体lは、第12図に示すように、胴体9に熱接合
により取t−tけられ、図示−例の如き缶様容器を構成
する。 方、第14図に示すように、開口用タブ7と多層基材2
との間に離型剤10ik塗布する方法もある。 これは、開口用タブ7を上方に引上げる時に、1口用タ
ブ7が多層基材2から容易に剥離できるようにしたもの
であり、以って、スコア部4に沿って多層基材2を切断
して行う蓋体の開缶を容易にする。 尚当詠缶様容器のプラスチック製蓋体について述べた特
許の例としては、特開昭58−125448号公報、特
公昭59−18263号公報、特開昭59−22125
6号公報が挙げられる。 [発明が解決しようとする課題1 しかるに、前記の如く、開口用タブ7を後溶着により合
成樹脂層3上に取付けする方法では、当該タブ7の取付
けに際しての位置決めが難しいし、溶着強度にバラツキ
を生ぜせしめる。 また、離型剤を塗布する方法では、離型剤塗布工程を要
し、また、塗布位置精度のコントロールが難しい。 一方、これら蓋体では、スコア部4を設けており、薄肉
の多層基材2の表面が露出しているので、当該スコア部
4に注射針で毒物を注入するなど所謂タンバーレジスタ
ンス[改ざん防IL、いたずら防+t、 ]機能に劣る
という欠点もある。 本発明はかかる従来技術の有する欠点を解消することの
できる技術を提供することを目的とする。 本発明の他の目的と新規な特徴は、本明細書全体の記述
および添付図面からも明らかとなるであろう。 [課題を解決するための手段] かかる目的を達成する為の本発明は、 11)缶様容器の胴体に増付ける蓋体であって、金属箔
などのガスバリヤ−性の基材層を内層とし、その両表層
に熱接合可能な合成樹脂層を有。 する少くな(とも三層構造の多層基材と、該多層基材の
缶容器胴体取付側とは反対側にそれぞれ合成樹脂よりな
るフラップ部とその内部に設けたパネル部と開口用タブ
とを有して成る缶様容器の蓋体において、当該蓋体の周
端部に前記フラップ部を有し、当該フラップ部の内側に
パネル部の一部を構成し当該フラップ部とは後述する枠
体を嵌合できる間隙を置いて内設され、蓋体の開口に際
し開口除去されるべく積層された開口除去部を有し、か
つ、5諏フラップ部と当該開口除去部とを連結する合成
樹脂製ブリッジ部を有する前記多層基材の前記間隙にお
ける露出面および当該ブリッジ部上に、前記開口用タブ
を内設し、前記パネル部の残部を構成し、かつ、蓋体の
開口に際し当該開口用タブにより開口される枠体をV:
着接合して成ることを特徴とする缶様容器蓋体、 (2)缶様容器の胴体に取付ける蓋体であって、金属箔
などのガスバリヤ−性の基材層を内層とし、その両表層
に熱接合可能な合成樹脂層を有する少なくとも三層構造
の多層基材と、該多層基材の缶容器胴体取付側とは反対
側にそれぞれ合成樹脂よりなるフラップ部とその内部に
設けたパネル部と開口用タブとを有して成る缶様容器の
蓋体の製法において、前記パネル部の少覧部を構成し、
かつ、蓋体の開口に際し前記開口用タブにより開口され
る枠体の内周端縁の一部に予め当該開口用タブを一体形
成しておき、その周端部に前記フラップ部を有し、当該
フラップ部の内側にパネル部の一部を構成し当該フラッ
プ部とは前記枠体を嵌合できる間隙を置いて内設された
直棒の開口に際し開口除去されるべく積層された開口除
去部を有し、かつ、当該フラップ部と当該開口除去部と
を連結する合成樹脂製ブリッジ部を有する前記多層基材
の前記間隙における露出面および当該ブリッジ部上に。 前記枠体の裏面を熱接合することを特徴とする缶様容′
a蓋体の製法、 (3)枠体の幅を、フラップ部と開口除去部の1m F
i幅よりも大に構成しておき、枠体を当該間隙に押圧し
て嵌合し、熱接合する上記記載の能様容器蓋体の製法、 (4)缶様8″aの胴体に取付ける蓋体であって、金属
箔などのガスバリヤ−性の基材層を内層とし、その両表
層に熱接合可能な合成樹脂を有する少くとも三層構造の
多層基材と、該多層基材の缶容器胴体取付側とは反対側
にそれぞれ合成樹脂よりなるフラップ部とその内部に設
けたパネル部と開口用タブとを有して成る缶様容器の蓋
体の製法において、前記パネル部の残部を構成し、かつ
1M体の開口に際し前記開口用タブにより開口される枠
体の内周端縁の一部に予め当該開口用タブを一体形成し
ておき、当該一体形成品を前記多層基材の缶容器胴体取
付側とは反対側面に貼着しておき、当該貼着品を予め射
出成形装置内に装着しておき、次いで、前記反対側面に
合成樹脂を射出して、当該射出合成樹脂よりなるフラッ
プ部と開口除去部とブリッジ部とを形成することを特徴
とする射出成形による缶様容器蓋体の製法に存する。 [作用1 本発明による上記手段の概要およびそれによる作用につ
いて簡単に説明する。 本発明ではそれぞれ合成樹脂よりなる開口用タブと枠体
とからなる一体成形品を別製しておく。 一方、多層基材とそれぞれが合成樹脂(層)よりなる開
口除去部とフラップ部とからなる一体成形品を別製して
お(、その際、周端部のフラップ部とその内側の開口除
去部との間に、上記枠体を嵌合できる間隙を設けておき
、これらフラップ部と開口除去部との間を小幅の合成樹
脂製ブリッジ部で連結してお(。 5顔間隙には、多層基材表面が露出している。 41記間ロ用タブと枠体とからなる一体成形品の当該枠
体を、当該フラップ部と開口除去部間の間隙に嵌合させ
、当該枠体の裏面を多層基材の露出面に、熱接合させる
。枠体の裏面は前記ブリッジ部上に熱接合させる。 これにより、多層基材と、当該基材の周端部に形成され
たフラップ部と、当該フラップ部の内側の当該基材上に
積層された開口除去部と、これらフラップ部の内側と開
口除去部の外周との間の間隙に嵌合され、当該間隙にお
ける多層基材の露出面に熱接合された枠体と、当該枠体
の内側に内設された開口用タブと、フラップ部と開口除
去部とを連結し、当該枠体の裏面が熱接合されたブリッ
ジ部とを有してなる缶様容器の蓋体が構成される。 一方、本発明では、多層基材に、開口用タブと枠体とか
らなる一体成形品を熱接合しておき、これを射出成形装
置の金型内に装着しておき、合成樹脂を射出して、前記
開口除去部とフラップ部とを形成する射出成形による方
法によってもよい。 これによっても、同様の缶様容器の蓋体な構成すること
ができる。 本発明では、上記の如き製法によるので、離型剤を塗布
する工程が不要であり、その為の塗布工程が省略できる
。 開口用タブは枠体と一体成形されているので、従来の如
く開口用タブの取付けに際しての位置決めについての困
難性や溶着強度にバラツキを生せしめることを回避でき
る。 さらに、フラップ部と開口除去部との間の間隙には枠体
が嵌合され、間隙における多層基材表面には枠体の裏面
が熱接合され、枠体により被覆されるので、タンパ−レ
ジスタンス機能を向上させることができる。 [実施例] 一方、第1C図および第1D図に示すような、次に、本
発明の実施例を図面に基づいて説明する。 第1A図および第1B図に示すように、開口用タブ11
と枠体12とからなる一体成形品を射出成形などの方法
により別製しておく。 合成樹脂枠体12は、円形帯状に構成されている。 枠体12の内側には、後述する円形開口除去部の径に一
致する大きさの空間が設けられている。 枠体12の当該内側空間に合成樹脂製開口用タブ11を
延設する。 開口用タブ11は、図示例では、楕円形状に構成され、
中心近傍に上下に貫通するn通孔+10が孔設されてい
る。この貫通孔110は、主として、開缶に際し、指を
入れ、1jllffiを容易にするために設けられてい
る。 枠体12の内側空間に延設した開口用タブlは、枠体1
2の上面と適宜間隙を置いて当該枠体12と平行に設け
られている。 多層基材13とフラップ部14と開口除去部15とブリ
ッジ部16とを有して成る一体成形品を別製しておく。 図示のように、多層基材13は、底部13Aと誠底部1
3Aの周端縁に連設した立上り部13Bと該立上り部1
3Bの上端縁から前記底部+3Aと平行に突出したフラ
ンジ部13Cとから成っている。 多層基材13は、後に詳述するが、例えばポリオレフィ
ン系合成樹脂/AI2箔/ポリオレフィン系合成樹脂に
より構成されている。 当該立体形状に構成された多層基材13の底部13A上
面に、周端部に形成されたフラップ部14の内周端縁と
間隙17を置いて開口除去部15を積層形成する。 開口除去部】5は図示例では円形形状に構成されている
。的述のように、当該開口除去部15の径は、前記枠体
I2の内周端縁の径と一致させている。 間隙+7(7)幅(X ) i:!、枠体12+7)幅
(Y)と一致している。間隙17は、多層基材13表面
が露出している。 多層基材13の周端部に形成されたフラップ部14は、
多層基材13の底部+3A周端縁から当該基材13の立
上り部13Bにかけて積層形成され、さらに、立上り部
13Bと平行に下方向に突出されている。 当該フラップ部14の内周端縁中央と開口除去部15の
外周端縁中央とは小幅のブリッジ部16により連結され
ている。 5註多層基材13とフラップ部14と開口除去部15と
ブリッジ部16とを有してなる一体成形品は、例えば、
円形の多層基材13を射出成形装置内に装着くインサー
ト)しておき、上記フラップ81S14、開口除去部1
5およびブリッジ部16よりなるパネル部を形成すべく
合成樹脂を、多層基材13の缶様容器の胴体取付側とは
反対側に。 射出することにより製造することができる。 第1C図および第1D図に示す一体成形品の前記間隙1
7中に、第1A図および第1B図に示す開口用タブ11
と枠体I2とからなる一体成形品の当該枠体12を嵌合
し、枠体12の裏面と多層基材13の底部13Δ土面と
を高周波fa着、超音波溶着などの方法で熱接合させる
。 枠体12の裏面は、ブリッジfi16表面とも同時に熱
接合される。 かくて、第1E図および第1 F図に示すような蓋体1
8を得ることができる。 次に、本発明の実施例を示す他の製法について説明する
。 第3A図に平面図を、また、第3B図にその断面図を示
すように、多層基材13の1底部13A上面に、別製し
た第1A図および第1B図に示す開口用タブ11と枠体
12とからなる一体成形品の当該枠体12の裏面を高周
波溶着や超音波溶着などの方法で熱接合しておく、多層
基材13の底部13A周端部には間隙17を設ける。 当該熱接合品を、射出成形装置における金型19に装着
し、他方の金型20を型締後、金型20の射出ゲート2
!より合成樹脂を流入路22を経て、これら金型間空間
に射出して、フラップ部14、ブリッジ部16および開
口除去部15を形成する。 これにより、第1E図および第1F図に示すものと同様
の平面および断面を有する蓋体18を得ることができる
。 次に、当該蓋体18の開口について説明する。 第1F図矢標に示すように、上方向に開口用タブ11を
持上げすると、枠体12の裏面と熱接合された多層基材
13部分が切断され、枠体12の裏面と熱接合されたブ
リッジ部16も同時に切断され、ブリッジ部16の切断
により開口除去部15はフラップPJ I 4との連結
が断たれるので、第1G図にB1m後乎面図を、また、
第1H図に同断面図を示すように、枠体12の外周端縁
に沿って、当該蓋体18の開缶が行われる。 本発明における上記実施例では、枠体12の幅(Y)と
間隙17の幅(X)とを一致させた例を示したが、枠体
12の幅Yを当該間隙17の幅Xよりもやや大きめにす
ることにより落缶強度を向上させることができる。 また、本発明では、枠体12を多層基材13に熱接合さ
せる場合、第4図に示すように、フラップ部14のスカ
ートff1l 40に枠体嵌込用の満141を設け、当
該溝141に枠体12の突出部120を嵌込するように
してもよい。 これにより、蓋体の落缶強度を向上させることができる
。 本発明に使用される多層基材13の一例構成断面図を第
12図に示す。 当該多層基材13は、その中間のガスバリヤ−性の基材
(層)130の両面に、それぞれ、熱溶融(熱接合)可
能な樹脂層131,132を有する。 ガスバリヤ−性の基材130は、酸素や不純物などを透
過させない、いわゆるガスバリヤ−性を持つことが必要
である。 本発明に使用されるガスバリヤ−性の基材130の例と
しては、金属箔の他下記のシート、フィルムなどが挙げ
られる。 金属箔の例としてはアルミニウム箔(以下単にアルミ箔
という)挙げられ、本発明は、特に、このアルミ箔をガ
スバリヤ−性の基材130として成る缶様容器蓋体に係
るものである。その他ガスバリヤー性の基材130の例
としては、エチレン酢酸ビニル共重合体のケン化物、ポ
リ塩化ビニリデン、ポリアミド、ポリアクロニトリル等
のシート、フィルム等が挙げられる。 本発明に係る缶様容器蓋体8は、前述のように、このガ
スバリヤ−性の基材130を有する多層基材13を切断
し開口するようになっており。 その見開l(性や、製品とした場合の落下強度、破缶強
度、成形時の破断強度との関連などから、当該アルミ箔
などのガスバリヤ−性の基材130の厚みは50μ以下
好ましくは9〜30μであることが望ましい。 また、このような厚みとすることにより、完全焼却が可
能となり、また、焼却カロリーも5000〜6000に
caR/にgに低下させ、空缶処理の問題に対処できる
。 本発明に係る缶様容器蓋体18は、そのフラップ部14
を缶様容器の胴体9に熱接合により取付けられる。この
胴体9も同様の樹脂層表層を47するようなものが使用
される。 蓋体18の胴体9に対する取付側の多層基材I3の熱溶
融=]能な樹脂層を外層132とし、方、開口除去部1
5やフラップ部14やブリッジ部16を構成する樹脂層
および枠体12と熱融着される側の多層基材13の熱溶
融可能な樹脂層を外層+31とすると、本発明に係る多
層基+413としては、上記実施例に示すように、内外
層131.132が形成されていることがllfましい
、この内層131の存在により、上記樹脂層や枠体12
との熱接合に際し、’47!性の高い薇を形成すること
ができる。 上記樹脂層131.132を構成する樹脂としては、熱
により溶融するポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ンプロピレン共重合体等の合成樹脂が使用される。 内外層131.132とも同一・の樹脂により構成され
ていてもよいし、異なった樹脂により構成されていても
よい。 当該樹脂層+31.1:32をガスバリヤ−性の基材1
30に形成する場合、接着剤あるいはフィルム状のホッ
トメルト接着剤などの接着剤樹脂層を介して又は介さず
に形成することができる。 樹脂層131.132の厚みは、前述のガスバリヤ−性
の基材130と同様の理由から片面で100μ以ドであ
ることが好ましい。 本発明の蓋体18における開口用タブ11.枠体12、
フラップW l 4、ブリッジ部+6.開1]除去部1
5を構成する合1戊樹脂としては、各種のものが使用で
きるが、例えばレトルト殺菌時の高dシに対し、秀れた
耐熱性を有するポリプロピレン、エチレンプロピレン共
市合体簿のポリオレフィン系合成樹脂が例示される。 前述した射出成形により、フラップl?14.Ij11
]除去部15、およびブリッジ部16を形成する場合、
枠体や開口用タブ11を構成する合成樹脂とは、異なっ
た合成樹脂を用いることにより、開缶に際し、枠体12
とフランジ部14との剥離を良くすることができる。 これら合成樹脂には、rA料、滑剤、核剤、ブロッキン
グ防止剤などの各桟添加剤を添加することができ、異種
材料を併用してもよい。 当該合成樹脂に黒l1lri充填剤を混合するとよい。 無機質充填剤を混合することにより、次のごとき利点が
ある。 ■缶様容器の寸法安定性が向上し、収縮率が低ドし有利
となる。 ■耐熱性が向上し、変形温度が上昇し、レトルト十イj
利となる。 ■焼却カロリーが低下し、焼却路などをいためず、空缶
処理上有利となる。 ■剛性をもたせることができ、商品のとり扱い上有利と
なる。 ■熱伝導が良好となり、レトルト上有利となる。 ■コストを低減できる。 無機質充填〜1としては、一般に合成樹脂およびゴムの
分野において広く使われているものであればよい。これ
らの無機質充填剤としては1食品衛生性が良(、酸素お
よび水と反応しない無機化合物であり、混綽時および成
形時において分解しないものが好んで用いられる。該無
機質充填削の例としては、金属の酸化物、その水和物(
水酸化物)、硫酸塩、炭酸、ケイ酸塩のごとき化合物。 これらのへ数ならびにこれらの混合物が挙げられる。 以上本発明によってなされた発明を実施例にもと−5き
具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更6
1能であることはいうまでもない。 以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である九缶乙に適用した場
合について説明したがそれに限定されるものではなく、
角缶、楕円缶などの蓋体にも適用でき、また、フルオー
ブン化のみならずパーシャル缶についても適用するとこ
ができる。 [発明の効果] 以上本発明によれば、従来の雌型剤を塗布する工程が省
略され、コストが低減され、また、従来の開口用タブを
後溶着により合成樹脂上に取付ける場合の開口用タブの
位置決めの困難性や当該合成樹脂上の溶着強度のバラツ
キの問題がなく、安定した品質のものを得ることができ
る。 また、タンパ−レジスタンス機能も向上させることがで
きた。 さらに、蓋体のrMff′Iも容易である。 4、図面の11 Illな説明 第1A図は本発明の実施例を示す平面図、第1B図は第
1A図1−1線断面図、第1C図は本発明の実施例を示
す平面図、第1D図は第1C図!l−!1線断面図、第
1E図は本発明の実施例を示すγ面図、ffi l F
図Ltm I E図111−1nlll1面図、第1G
図は本発明の実施例を示す開缶後の遺体の平面図、第1
H図は第1G図rV−IV線断面図、第2図は本発明に
使用される多層基材の−例構成断面図、第3A図は本発
明の他の実施例を示す平面図、第3B図は第3A図V−
V線断面図、第3C図は本発明の他の実施例工程を説明
する断面図、第4図は本発明の他の実施例を示す断面図
、第5図は従来例の平面図、第6図は第5図Vl−Vl
線断面図、第7図は従来例の平面図、第8図は第7図■
−■線断面図、第9図(A)〜(B)はそれぞれ第10
図■−Vl線に沿う開口用タブのボスへの取付工程説明
図、第1+図は従来例の平面図、第12図は缶様容器の
一例斜視図、第13図は第1図VIV−VIV線断面図
、第14図は従来例の断面図である。 ・開口用タブ ・枠体 ・多層基材 ・フラップ部 ・開口除去部 ・ブリッジ部 ・IM隙 ・蓋体 第1E図 +1:4 第1G図 第1A図 第1B図 第2図 第3A図 第3B図 第3C図 第4図 第7図 第5図 第9図 第10図 vトi vm二 第1f図 第12図 第13図 第14図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、缶様容器の胴体に取付ける蓋体であって、金属箔な
    どのガスバリヤー性の基材層を内層とし、その両表層に
    熱接合可能な合成樹脂層を有する少くなくとも三層構造
    の多層基材と、該多層基材の缶容器胴体取付側とは反対
    側にそれぞれ合成樹脂よりなるフラップ部とその内部に
    設けたパネル部と開口用タブとを有して成る缶様容器の
    蓋体において、当該蓋体の周端部に前記フラップ部を有
    し、当該フラップ部の内側にパネル部の一部を構成し当
    該フラップ部とは後述する枠体を嵌合できる間隙を置い
    て内設され、蓋体の開口に際し開口除去されるべく積層
    された開口除去部を有し、かつ、当該フラップ部と当該
    開口除去部とを連結する合成樹脂製ブリッジ部を有する
    前記多層基材の前記間隙における露出面および当該ブリ
    ッジ部上に、前記開口用タブを内設し、前記パネル部の
    残部を構成し、かつ、蓋体の開口に際し当該開口用タブ
    により開口される枠体を密着接合して成ることを特徴と
    する缶様容器蓋体。 2、缶様容器の胴体に取付ける蓋体であって、金属箔な
    どのガスバリヤー性の基材層を内層とし、その両表層に
    熱接合可能な合成樹脂層を有する少なくとも三層構造の
    多層基材と、該多層基材の缶様容器胴体取付側とは反対
    側にそれぞれ合成樹脂よりなるフラップ部とその内部に
    設けたパネル部と開口用タブとを有して成る缶様容器の
    蓋体の製法において、前記パネル部の残部を構成し、か
    つ、蓋体の開口に際し前記開口用タブにより開口される
    枠体の内周端縁の一部に予め当該開口用タブを一体形成
    しておき、その周端部に前記フラップ部を有し、当該フ
    ラップ部の内側にパネル部の一部を構成し当該フラップ
    部とは前記枠体を嵌合できる間隙を置いて内設された蓋
    体の開口に際し開口除去されるべく積層された開口除去
    部を有し、かつ、当該フラップ部と当該開口除去部とを
    連結する合成樹脂製ブリッジ部を有する前記多層基材の
    前記間隙における露出面および当該ブリッジ部上に、前
    記枠体の裏面を熱接合することを特徴とする缶様容器蓋
    体の製法。 3、枠体の幅を、フラップ部と開口除去部の間隙幅より
    も大に構成しておき、枠体を当該間隙に押圧して嵌合し
    、熱接合する請求項1に記載の缶様容器蓋体の製法。 4、缶様容器の胴体に取付ける蓋体であって、金属箔な
    どのガスバリヤー性の基材層を内層とし、その両表層に
    熱接合可能な合成樹脂層を有する少くなくとも三層構造
    の多層基材と、該多層基材の缶容器胴体取付側とは反対
    側にそれぞれ合成樹脂よりなるフラップ部とその内部に
    設けたパネル部と開口用タブとを有して成る缶様容器の
    蓋体の製法において、前記パネル部の残部を構成し、か
    つ、蓋体の開口に際し前記開口用タブにより開口される
    枠体の内周端縁の一部に予め当該開口用タブを一体形成
    しておき、当該一体形成品を前記多層基材の缶様容器胴
    体取付側とは反対側面に貼着しておき、当該貼着品を予
    め射出成形装置内に装着しておき、次いで、前記反対側
    面に合成樹脂を射出して、当該射出合成樹脂よりなるフ
    ラップ部と開口除去部とブリッジ部とを形成することを
    特徴とする射出成形による缶様容器蓋体の製法。
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