JPH02190494A - 中空環状カール物品の表面処理方法および中空環状カール物品 - Google Patents
中空環状カール物品の表面処理方法および中空環状カール物品Info
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- JPH02190494A JPH02190494A JP922989A JP922989A JPH02190494A JP H02190494 A JPH02190494 A JP H02190494A JP 922989 A JP922989 A JP 922989A JP 922989 A JP922989 A JP 922989A JP H02190494 A JPH02190494 A JP H02190494A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
アルミニウム合金サークル材あるいは薄鋼板のサークル
材を深絞り加工してカップ状の物品を成形する場合、板
耳の補強や、外観および安全上、しばしば板耳を中空環
状にカールする。このような物品の表面処理方法に関す
る。
材を深絞り加工してカップ状の物品を成形する場合、板
耳の補強や、外観および安全上、しばしば板耳を中空環
状にカールする。このような物品の表面処理方法に関す
る。
(ロ) 従来の技術
サークル材を深絞り加工して板耳を中空環状にカールす
る場合あるいは金属薄帯板をロールフォーミングして板
耳を中空環状にカールする場合、中空カール部を完全に
水密にカールすることは困難である。従って陽極酸化皮
膜処理、メツキ処理あるいは塗装処理やその前処理にお
いて、カール中空部に処理液が浸入残留し、後で浸出し
て物品を汚損することがしばしばであった。この対策と
してカール部を完全に閉じず、少し開けて処理液、洗浄
液の排出を容易にしていた。
る場合あるいは金属薄帯板をロールフォーミングして板
耳を中空環状にカールする場合、中空カール部を完全に
水密にカールすることは困難である。従って陽極酸化皮
膜処理、メツキ処理あるいは塗装処理やその前処理にお
いて、カール中空部に処理液が浸入残留し、後で浸出し
て物品を汚損することがしばしばであった。この対策と
してカール部を完全に閉じず、少し開けて処理液、洗浄
液の排出を容易にしていた。
(A) 発明が解決しようとする課題しかし、カール
部を開けていることは、カール部の強度が減じることと
なり好ましくなかった。
部を開けていることは、カール部の強度が減じることと
なり好ましくなかった。
本発明はカール部を閉じてもカール部に処理液が浸入せ
ず、物品を汚損することのない表面処理方法および表面
処理を行なった中空環状カール物品である。
ず、物品を汚損することのない表面処理方法および表面
処理を行なった中空環状カール物品である。
(:) 課題を解決するための手段
本発明は、カール部に独立気泡性の発泡樹脂を充填した
後表面処理を行なうようにした表面処理方法および表面
処理を行なった中空環状カール物品である。
後表面処理を行なうようにした表面処理方法および表面
処理を行なった中空環状カール物品である。
(ホ) 作用
カール部に独立気泡性発泡樹脂を充填したため、カール
中空部が完全に水密になっていなくても処理液は発泡樹
脂が充実しているため浸入せず、従って表面処理後に処
理液が浸出し物品を汚損する恐れはない。
中空部が完全に水密になっていなくても処理液は発泡樹
脂が充実しているため浸入せず、従って表面処理後に処
理液が浸出し物品を汚損する恐れはない。
(へ) 実施例
以下本発明の実施例について詳述する。
第1図はアルミニウム合金等の金属薄板のサークル材を
深絞り加工して板耳を外にカールしたカップ、第2図は
板耳を内側にカールしたカップ、第3図は外側にカール
したカップ2個の底を合わせて溶接で一体とした物品の
各中央切断図を示した図である。
深絞り加工して板耳を外にカールしたカップ、第2図は
板耳を内側にカールしたカップ、第3図は外側にカール
したカップ2個の底を合わせて溶接で一体とした物品の
各中央切断図を示した図である。
いづれもカール部(2)に処理液が浸入した場合、後で
液が浸出し汚損する恐れがある。特に第2図の内側にカ
ールした場合、および第3図の外にカールしたカップを
2個合わせた場合は、カール内に浸入した液がカールの
隙間から流れ出ても再びカール内に入り、なかなか取り
除けない。
液が浸出し汚損する恐れがある。特に第2図の内側にカ
ールした場合、および第3図の外にカールしたカップを
2個合わせた場合は、カール内に浸入した液がカールの
隙間から流れ出ても再びカール内に入り、なかなか取り
除けない。
そこで表面処理前にカール部(2)の中空部に独立気泡
性の発泡(封脂(3)を充填する。
性の発泡(封脂(3)を充填する。
充填する方法は、たとえば、カール部に細孔(4)を開
け、そこよりウレタン樹脂等の独立気泡性の発泡樹脂を
注入し発泡充填する。第4図は第3図のA−A親図で、
(4)はカール部(2)の差し支えない場所に開けた注
入用細孔である。
け、そこよりウレタン樹脂等の独立気泡性の発泡樹脂を
注入し発泡充填する。第4図は第3図のA−A親図で、
(4)はカール部(2)の差し支えない場所に開けた注
入用細孔である。
第5図はアルミニウム合金あるいは薄鋼板のサークル材
を深絞り加工してカップを成形する途中の段階の板耳を
断面0字状に成形した後、そのU字溝に棒状の独立気泡
性発泡樹脂(5)を順次押し込んで環状に埋め込んだ後
U字溝の遊縁をカールを閉じるように絞り加工して発泡
樹脂をカール空間に充填する。棒状発泡樹脂(5)の断
面をカール部空間の断面よりやや大キクシであるため、
カール部空間は発泡樹脂で完全に充たぎれ、処理液が浸
入することはない。なお棒状発泡樹脂(5)は表面が滑
かなものを用いる。
を深絞り加工してカップを成形する途中の段階の板耳を
断面0字状に成形した後、そのU字溝に棒状の独立気泡
性発泡樹脂(5)を順次押し込んで環状に埋め込んだ後
U字溝の遊縁をカールを閉じるように絞り加工して発泡
樹脂をカール空間に充填する。棒状発泡樹脂(5)の断
面をカール部空間の断面よりやや大キクシであるため、
カール部空間は発泡樹脂で完全に充たぎれ、処理液が浸
入することはない。なお棒状発泡樹脂(5)は表面が滑
かなものを用いる。
第6図は別の実施例で、環状の発泡樹脂(5°)で断面
がカール空間の断面よりやや大きいものを、U字溝に埋
め込んだ後にカールを閉じるようにしたものである。
がカール空間の断面よりやや大きいものを、U字溝に埋
め込んだ後にカールを閉じるようにしたものである。
(へ) 発明の効果
いづれの例も、カール空間に独立発泡樹脂が完全に充填
され、その後表面処理を行なうため、カール部空間内に
処理液洗浄液が浸入することなく、後で処理液等が浸出
し製品を汚損する恐れはなく、丈夫で、外観上もきれい
にカールできた安全な製品とする中空環状カール物品の
表面処理方法および中空環状カールの物品を提供するも
のである。
され、その後表面処理を行なうため、カール部空間内に
処理液洗浄液が浸入することなく、後で処理液等が浸出
し製品を汚損する恐れはなく、丈夫で、外観上もきれい
にカールできた安全な製品とする中空環状カール物品の
表面処理方法および中空環状カールの物品を提供するも
のである。
なお第1図、第2図のカップは主として鍋や圧力釜を、
第3図の物品はアルミニウム合金製等のホイールである
。以上は主として金属薄板サークル材のプレス成形によ
る深絞り加工について説明したが、金属薄帯板のロール
フォーミング成形による中空環状カール物品の場合でも
同様に実施することができるのは勿論である。
第3図の物品はアルミニウム合金製等のホイールである
。以上は主として金属薄板サークル材のプレス成形によ
る深絞り加工について説明したが、金属薄帯板のロール
フォーミング成形による中空環状カール物品の場合でも
同様に実施することができるのは勿論である。
第1図は本発明を実施して製造した板耳を外カールした
カップの1例を示す中央断面図、第2図は内カールした
カップの例を、第3図は外カールしたカップ2個を合わ
せた物品への本発明の方法を実施した例を示す。第4図
は第3図のA−A親図、第5図は棒状発泡樹脂を用いた
場合、第6図は環状発?2!樹脂を用いた場合の説明図
である。 1・・・・カップ、2・・・・カール部、3・・・・独
立気泡性樹脂、5・・・・環状発泡樹脂、5“・・・環
状発泡樹脂。 摸 I 図
カップの1例を示す中央断面図、第2図は内カールした
カップの例を、第3図は外カールしたカップ2個を合わ
せた物品への本発明の方法を実施した例を示す。第4図
は第3図のA−A親図、第5図は棒状発泡樹脂を用いた
場合、第6図は環状発?2!樹脂を用いた場合の説明図
である。 1・・・・カップ、2・・・・カール部、3・・・・独
立気泡性樹脂、5・・・・環状発泡樹脂、5“・・・環
状発泡樹脂。 摸 I 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、板耳を中空環状にカールした物品の表面処理におい
て、中空カール部に発泡樹脂を充填した後表面処理を行
なうことを特徴とする中空環状カール物品の表面処理方
法。 2、板耳を中空環状にカールした物品の表面処理におい
て、中空カール部の空間断面より少し大きい断面の棒状
発泡樹脂をカール部に巻き込むように充填した後表面処
理を行なうことを特徴とする中空環状カール物品の表面
処理方法。 3、板耳を中空環状にカールした物品の表面処理におい
て、中空カール部の空間断面より少し大きい断面の環状
発泡樹脂をカール部に巻き込むように充填した後表面処
理を行なうことを特徴とする中空環状カール物品の表面
処理方法。 4、板耳を中空環状にカールした物品において、中空環
状カール部に発泡樹脂を充填した後表面処理を行なった
ことを特徴とする中空環状カール物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP922989A JPH02190494A (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 中空環状カール物品の表面処理方法および中空環状カール物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP922989A JPH02190494A (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 中空環状カール物品の表面処理方法および中空環状カール物品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02190494A true JPH02190494A (ja) | 1990-07-26 |
Family
ID=11714579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP922989A Pending JPH02190494A (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 中空環状カール物品の表面処理方法および中空環状カール物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02190494A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2652299A1 (fr) * | 1989-09-28 | 1991-03-29 | United Technologies Corp | Procede pour exclure des agents contaminants d'objets creux pendant leur fabrication. |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5058138A (ja) * | 1973-09-22 | 1975-05-20 | ||
JPS54107436A (en) * | 1978-02-09 | 1979-08-23 | Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd | Surface treatment of metal container |
-
1989
- 1989-01-17 JP JP922989A patent/JPH02190494A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5058138A (ja) * | 1973-09-22 | 1975-05-20 | ||
JPS54107436A (en) * | 1978-02-09 | 1979-08-23 | Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd | Surface treatment of metal container |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2652299A1 (fr) * | 1989-09-28 | 1991-03-29 | United Technologies Corp | Procede pour exclure des agents contaminants d'objets creux pendant leur fabrication. |
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