JPH02104423A - 金属容器の製造方法 - Google Patents
金属容器の製造方法Info
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- JPH02104423A JPH02104423A JP63257984A JP25798488A JPH02104423A JP H02104423 A JPH02104423 A JP H02104423A JP 63257984 A JP63257984 A JP 63257984A JP 25798488 A JP25798488 A JP 25798488A JP H02104423 A JPH02104423 A JP H02104423A
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Landscapes
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[利用分野]
本発明は金属容器、特に、胴部が薄肉に構成された金屑
容器の製造方法に関するものであり、従来のロール成形
法による金属容器に代えて絞り成形又はしごき加工によ
って製作した金属容器の底部の強度を確保しようとする
ものである。
容器の製造方法に関するものであり、従来のロール成形
法による金属容器に代えて絞り成形又はしごき加工によ
って製作した金属容器の底部の強度を確保しようとする
ものである。
[従来技術及びその問題点]
オイルや食品用の金屑容器として、所謂ベール缶が数多
く利用されているが、このベール缶は、第10図に示す
ように、金属製の薄板をロール成形によって筒状に成形
し、この筒状体(lO)の一端に底板(1)をカシメ止
めし、他端にも同様に蓋板(2)をカシメ止めするよう
にしている。
く利用されているが、このベール缶は、第10図に示す
ように、金属製の薄板をロール成形によって筒状に成形
し、この筒状体(lO)の一端に底板(1)をカシメ止
めし、他端にも同様に蓋板(2)をカシメ止めするよう
にしている。
この従来のものでは、容器の底部に、筒状体(10)と
底板(1)とのカシメ止め部(11)がその周囲に捲回
する。従って、このカシメ止め部(11)が補強機能を
発揮することとなって、落下強度等において十分な強度
を発揮することとなる。
底板(1)とのカシメ止め部(11)がその周囲に捲回
する。従って、このカシメ止め部(11)が補強機能を
発揮することとなって、落下強度等において十分な強度
を発揮することとなる。
ところが、この種の容器の製作においては、筒状体(1
0)と底板(1)とを別個に形成したあと、これをカシ
メ止めする必要があり、工程が複雑になる。そこで、こ
の種の有底筒状の容器の製造を簡略化するためにはしご
き加工によって製作することが考えられる。このしごき
加工による場合には、底板(1) と筒状体(10)
とが一体に形成されることから、上記のような底板(1
1と筒状体(lO)とを別体に構成した後これらをカシ
メ止めする作業が不要となる。又、カシメ止め部(]】
)からの漏れ等の心配もない。
0)と底板(1)とを別個に形成したあと、これをカシ
メ止めする必要があり、工程が複雑になる。そこで、こ
の種の有底筒状の容器の製造を簡略化するためにはしご
き加工によって製作することが考えられる。このしごき
加工による場合には、底板(1) と筒状体(10)
とが一体に形成されることから、上記のような底板(1
1と筒状体(lO)とを別体に構成した後これらをカシ
メ止めする作業が不要となる。又、カシメ止め部(]】
)からの漏れ等の心配もない。
ところが、上記しごき加工は、−旦絞り加工によってカ
ップ状に形成された有底筒状体を小径化するとともにそ
の胴部を薄肉化して深底容器とするものであるから、底
部の肉厚は比較的厚肉に形成されるものの、その周縁は
薄肉に形成されたままであり、底部周縁の強度が不足し
、落下強度等において十分な強度を発揮しない。
ップ状に形成された有底筒状体を小径化するとともにそ
の胴部を薄肉化して深底容器とするものであるから、底
部の肉厚は比較的厚肉に形成されるものの、その周縁は
薄肉に形成されたままであり、底部周縁の強度が不足し
、落下強度等において十分な強度を発揮しない。
[課題]
本発明は、このような、「絞り加工によって製作された
有底筒状体をしごき加工によって深底容器に製作する方
法」において、深底容器の石工強度を高めるために筒状
体(]0)の下端部が厚肉化されるようにすることをそ
の技術的課題とする。
有底筒状体をしごき加工によって深底容器に製作する方
法」において、深底容器の石工強度を高めるために筒状
体(]0)の下端部が厚肉化されるようにすることをそ
の技術的課題とする。
[技術的手段]
上記技術的課題を解決するために講じた本発明の技術的
手段は「しごき加工によって形成された有底筒状体を絞
り加工によって小径化して最終形状の深底容器に成形す
るようにした」ことである。
手段は「しごき加工によって形成された有底筒状体を絞
り加工によって小径化して最終形状の深底容器に成形す
るようにした」ことである。
[作用]
本発明の上記技術的手段は次のように作用する。
カップ状の有底筒状体をしごき加工によって深底容器に
成形した状態では、底部の肉厚は被加工素材としての板
状素材の肉厚に一致したものとなっている。又、その胴
部直径は完成品の直径よりも大きく且その肉厚は前記底
部肉厚よりも薄肉になっている。
成形した状態では、底部の肉厚は被加工素材としての板
状素材の肉厚に一致したものとなっている。又、その胴
部直径は完成品の直径よりも大きく且その肉厚は前記底
部肉厚よりも薄肉になっている。
この半完成状態の有底筒状体を絞り加工1こ1.て小径
化すると、前記半完成状態における厚肉の底部周縁は胴
部下端部に移動した態様に加工され、底部全体及び胴部
下端部が厚肉化されたものとなる。
化すると、前記半完成状態における厚肉の底部周縁は胴
部下端部に移動した態様に加工され、底部全体及び胴部
下端部が厚肉化されたものとなる。
[効果]
本発明は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
有底筒状の容器の底部及び胴部下端が比較的厚肉に形成
されるから、絞り加工後の有底筒状体をしごき加工によ
って深底容器に製作しただけの従来の容器に比べて底部
周縁の強度が増す、即ち、落下強度が向上する。
されるから、絞り加工後の有底筒状体をしごき加工によ
って深底容器に製作しただけの従来の容器に比べて底部
周縁の強度が増す、即ち、落下強度が向上する。
絞り加工を付加するだけであるから生産工程が複雑にな
らない。
らない。
[実施例]
以下、本発明の実施例を第1図から第9図に基いて説明
する。
する。
図面に示す本発明の実施例では、出発材料を一面に合成
樹脂製の保護層(3)を溶着した構成の複合金属板とす
るもので、鋼板層(3G)にポリエチレンテレフタレー
ト製の保護層(3)を積層した構成の複合金属板を被加
工素材としての板状素材とする。前記板状素材の構成は
、鋼板層(30)を0.5ma+ 、保護層(3)を0
.06mmとして全体の厚さを0.5fimmとしたも
めであり、これを絞り加工としごき加工との組み合せに
より、深底容器を製作する。
樹脂製の保護層(3)を溶着した構成の複合金属板とす
るもので、鋼板層(3G)にポリエチレンテレフタレー
ト製の保護層(3)を積層した構成の複合金属板を被加
工素材としての板状素材とする。前記板状素材の構成は
、鋼板層(30)を0.5ma+ 、保護層(3)を0
.06mmとして全体の厚さを0.5fimmとしたも
めであり、これを絞り加工としごき加工との組み合せに
より、深底容器を製作する。
以下、前記板状素材を用いて深底容器を製作する実際に
ついて詳述する。
ついて詳述する。
先ず、前記板状素材を絞り、加工によって第1図のよう
なカップ状の有底筒状体とする。
なカップ状の有底筒状体とする。
完成品の容器の深さ380+im 、 114部の平均
直径285■の深底容器を製作する場合には、前記カッ
プ状の有底筒状体の胴部直径は320ma+〜3110
aa+程度で、その胴部深さを1..9911111程
度にすることが適当である。
直径285■の深底容器を製作する場合には、前記カッ
プ状の有底筒状体の胴部直径は320ma+〜3110
aa+程度で、その胴部深さを1..9911111程
度にすることが適当である。
このカップ状の有底筒状体を、しごき加工によって小径
化するとともに胴部の肉厚を一定の割合で薄肉化する。
化するとともに胴部の肉厚を一定の割合で薄肉化する。
この加工によって深底の有底筒状体が製作される。この
とき、第3図に示したような半完成容器(^)に成形さ
せれることとなるが、この半完成容器の直径は仕上直径
よりも大きめに設定されており、この実施例では、30
0aa+程度になるように、第2図に示すしごぎ加工時
のダイス(0)及びポンチ(P)の直径を所定の直径に
設定しである。
とき、第3図に示したような半完成容器(^)に成形さ
せれることとなるが、この半完成容器の直径は仕上直径
よりも大きめに設定されており、この実施例では、30
0aa+程度になるように、第2図に示すしごぎ加工時
のダイス(0)及びポンチ(P)の直径を所定の直径に
設定しである。
通常、前記しごき加工は複数工程に分けて実施され、第
1回目のしごき加工では羽部直径を小径化するどともに
11部肉厚が圧下され、以後の工程では胴部肉厚が圧下
されるだけとなり、この後者の工程では、第2図に示す
ポンチ(P)及びダイス(D)を用いてしとぎ加工され
る。この場合には、最終回のしごぎ加工のポンチ(P)
及びダイス(D)の関係を上記最終仕上寸法に適合させ
て設定することとなる。
1回目のしごき加工では羽部直径を小径化するどともに
11部肉厚が圧下され、以後の工程では胴部肉厚が圧下
されるだけとなり、この後者の工程では、第2図に示す
ポンチ(P)及びダイス(D)を用いてしとぎ加工され
る。この場合には、最終回のしごぎ加工のポンチ(P)
及びダイス(D)の関係を上記最終仕上寸法に適合させ
て設定することとなる。
尚、一つのポンチ(1))に複数のダイス(D)。
(D)を対応させるしごき加工の方法があり、この場合
には、前記ダイス(Dl 、 (D)がボッチ(Pi
の動作方向に沿って順次小径に設定されている。従って
、このしごき加工力法を採用する場合には、最終段のダ
イス(D)の直径が上記寸法に設定されることとなる。
には、前記ダイス(Dl 、 (D)がボッチ(Pi
の動作方向に沿って順次小径に設定されている。従って
、このしごき加工力法を採用する場合には、最終段のダ
イス(D)の直径が上記寸法に設定されることとなる。
上記いずれのしごき加工においても、この加工工程中に
は被加工部材のダイスCD)側には摩擦熱が発生すると
同時に、被加工素材はポンチCP)とダイス(D)によ
って挟圧されることとなる。従って、保Xff層(3)
に付いてみれば、加熱加圧されながら加工が進行するこ
ととなって、保護層(3)と鋼板層(30)の間のM
1mが生しにくいものとなる。即ち、鋼板層(30)が
薄肉化されるとともに保J[(3)が薄肉化されて圧延
ロールによる鋼板層(30)と保護層(3)との熱(8
着工程と同様な条件下でしごき加工が進行し、保護層(
3)と鋼板層(30)の密着度が損なわれることなく、
第3図に示されるような半完成容器(^)が製作できる
こととなる。
は被加工部材のダイスCD)側には摩擦熱が発生すると
同時に、被加工素材はポンチCP)とダイス(D)によ
って挟圧されることとなる。従って、保Xff層(3)
に付いてみれば、加熱加圧されながら加工が進行するこ
ととなって、保護層(3)と鋼板層(30)の間のM
1mが生しにくいものとなる。即ち、鋼板層(30)が
薄肉化されるとともに保J[(3)が薄肉化されて圧延
ロールによる鋼板層(30)と保護層(3)との熱(8
着工程と同様な条件下でしごき加工が進行し、保護層(
3)と鋼板層(30)の密着度が損なわれることなく、
第3図に示されるような半完成容器(^)が製作できる
こととなる。
ついで、この半完成容器(A)を同図に示すように絞り
加工によって小径化すると、第4図の形状を経て第5図
に示す寸胴容器に成形され、前記半完成容器における底
部の周縁が、この小径化の度合に応じて胴部側に移行し
たものとなる。即ち、底部から胴部下端部にかけての範
囲が前記底部の肉厚に一致したものとなる。
加工によって小径化すると、第4図の形状を経て第5図
に示す寸胴容器に成形され、前記半完成容器における底
部の周縁が、この小径化の度合に応じて胴部側に移行し
たものとなる。即ち、底部から胴部下端部にかけての範
囲が前記底部の肉厚に一致したものとなる。
その後5この有底筒状体の開口端部にカーリング部(C
)を形成すると、従来のベール缶と同様にh板をカシメ
止めできる型式の深底容器となる。又、必要に応じて従
来のベール缶と同様な構成によって把手を取付けると、
把手付きのものとなる。
)を形成すると、従来のベール缶と同様にh板をカシメ
止めできる型式の深底容器となる。又、必要に応じて従
来のベール缶と同様な構成によって把手を取付けると、
把手付きのものとなる。
尚、底板(11に再加工を施して第6図のように底板(
1)の周縁部に二重構造の立上がり部(12)を形成す
ることも可能である。この場合には、底板(+)の周縁
の強度が一層向上したものとなる。
1)の周縁部に二重構造の立上がり部(12)を形成す
ることも可能である。この場合には、底板(+)の周縁
の強度が一層向上したものとなる。
又、上記実施例の方法では、しごき加工によって成形さ
れた有底筒状体を一回の絞り加工によって第4図から第
5図に示す形状に成形するようにしたが、−旦第4図の
ように底部近傍のみを縮小形成しておき、その後の工程
で第5図のような寸胴容器に製作するようにすることも
可能である。特に、この方法は、後述のように胴部をテ
ーバ状に成形する、方法の場合に有効である。
れた有底筒状体を一回の絞り加工によって第4図から第
5図に示す形状に成形するようにしたが、−旦第4図の
ように底部近傍のみを縮小形成しておき、その後の工程
で第5図のような寸胴容器に製作するようにすることも
可能である。特に、この方法は、後述のように胴部をテ
ーバ状に成形する、方法の場合に有効である。
尚、ベール缶の場合には、所謂、スクッキング機能を付
与するために、胴部の下端部の一定範囲より上方域をテ
ーバ状に形成しているが、このように深底容器の胴部を
テーバ状に製作する場合には、上記実施例の工程におけ
る最終工程の絞り加工を複数工程の組み合せとして、−
旦、第7図に示すような、胴部直径が複数段に変化する
構成の半完成容器を製作し、これを同図に示すポンチ(
P) とダイス(D)を用いた最終の仕上げ加工によっ
てテーバ状に成形すればよく、これにより、第8図に示
すように底部近傍より上方域がテーバ状となった深底容
器となる。
与するために、胴部の下端部の一定範囲より上方域をテ
ーバ状に形成しているが、このように深底容器の胴部を
テーバ状に製作する場合には、上記実施例の工程におけ
る最終工程の絞り加工を複数工程の組み合せとして、−
旦、第7図に示すような、胴部直径が複数段に変化する
構成の半完成容器を製作し、これを同図に示すポンチ(
P) とダイス(D)を用いた最終の仕上げ加工によっ
てテーバ状に成形すればよく、これにより、第8図に示
すように底部近傍より上方域がテーバ状となった深底容
器となる。
そして、その後に、カーリング部(C)を形成し、蓋板
をカシメ止めするれば、胴部がテーバ状となった従来の
ベールと同様な形態に仕上ることとなる。
をカシメ止めするれば、胴部がテーバ状となった従来の
ベールと同様な形態に仕上ることとなる。
尚、従来のベール缶の場合には、テーパ部を形成する方
法として、寸胴型に形成された胴部を、半径方向に張出
せることによってテーパ状に形成する方法が採用されて
いるが、この方法は、上記のようにして製作された寸同
型の深底容器の胴部をテーパ状に加工する方法にもその
まま採用可能であることは言うまでもない。
法として、寸胴型に形成された胴部を、半径方向に張出
せることによってテーパ状に形成する方法が採用されて
いるが、この方法は、上記のようにして製作された寸同
型の深底容器の胴部をテーパ状に加工する方法にもその
まま採用可能であることは言うまでもない。
特に、上記実施例の方法を採用した場合には、容器の内
面全域及びカーリング部(C)の表面全域が保護層(3
)によって被覆されたものとなるから、鋼板層(30)
を具備する板状素材を用いる容器の内面の防錆効果及び
耐腐食性が確実なものとなる。又、蓋板(2)をカーリ
ング部(C) にカシメ止めしたとぎに蓋板(2)とカ
ーリング部(C) との気密性も向上する。
面全域及びカーリング部(C)の表面全域が保護層(3
)によって被覆されたものとなるから、鋼板層(30)
を具備する板状素材を用いる容器の内面の防錆効果及び
耐腐食性が確実なものとなる。又、蓋板(2)をカーリ
ング部(C) にカシメ止めしたとぎに蓋板(2)とカ
ーリング部(C) との気密性も向上する。
尚、上記実施例では、しとぎ加工完了後に絞り加工によ
って底部の肉厚を胴部下端に移行させるようにしたが、
最終のしごき加工の初期工程では絞り加工が進行し、こ
の絞り加工終了後に最終のしごき加工が進行するように
してもよい。この場合には、第9図に示すようにポンチ
(P)の先端の一部を小径部(S)とし、ダイス(DJ
の内径は最終のしとぎ加工時のそれに適合させておく。
って底部の肉厚を胴部下端に移行させるようにしたが、
最終のしごき加工の初期工程では絞り加工が進行し、こ
の絞り加工終了後に最終のしごき加工が進行するように
してもよい。この場合には、第9図に示すようにポンチ
(P)の先端の一部を小径部(S)とし、ダイス(DJ
の内径は最終のしとぎ加工時のそれに適合させておく。
又、しわ押さえ(4)を具備させておく、この金型を用
いてしごき加工を行なうと、上記した絞り加工としごき
加工の組み合せが進行することとなり、この金型を用い
た加工初期において絞り加工により底部周縁が調部下端
に移行し、工程全体が簡素化できる。
いてしごき加工を行なうと、上記した絞り加工としごき
加工の組み合せが進行することとなり、この金型を用い
た加工初期において絞り加工により底部周縁が調部下端
に移行し、工程全体が簡素化できる。
第1図は本発明の方法に採用するカップ状の有底筒状体
の断面図、第2図はしごき加工の実際の説明図、第3図
は前記しごき加工の後工程としての絞り加工の説明図、
第4図は前記絞り加工時の有底筒状体の形状の説明図、
第5図は前記絞り加工後の深底容器の説明図、第6図は
底板(+1を再加工した場合の深底容器の断面図、第7
図及び第8図は胴部をテーパ状に形成する場合の説明図
、第9図は最終工程の絞り加工の他の例の説明図、第1
O図は従来方法によって製作されたベール缶の説明図、
図中。 (1)・・・底部 (10)・・・胴部 (3)・・・保護層 (30)・・・鋼板層 (C) ・・・カーリング部
の断面図、第2図はしごき加工の実際の説明図、第3図
は前記しごき加工の後工程としての絞り加工の説明図、
第4図は前記絞り加工時の有底筒状体の形状の説明図、
第5図は前記絞り加工後の深底容器の説明図、第6図は
底板(+1を再加工した場合の深底容器の断面図、第7
図及び第8図は胴部をテーパ状に形成する場合の説明図
、第9図は最終工程の絞り加工の他の例の説明図、第1
O図は従来方法によって製作されたベール缶の説明図、
図中。 (1)・・・底部 (10)・・・胴部 (3)・・・保護層 (30)・・・鋼板層 (C) ・・・カーリング部
Claims (1)
- 絞り加工によって製作された有底筒状体をしごき加工に
よって深底容器に製作する方法において、前記しごき加
工によって形成された有底筒状体を絞り加工によって小
径化して深底容器に成形することにより、しごき加工時
における底部が胴部下端部に移行するようにした金属容
器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63257984A JPH02104423A (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 金属容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63257984A JPH02104423A (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 金属容器の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02104423A true JPH02104423A (ja) | 1990-04-17 |
Family
ID=17313933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63257984A Pending JPH02104423A (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 金属容器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02104423A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08206758A (ja) * | 1995-02-02 | 1996-08-13 | Yamakou:Kk | 金属製容体の製造方法 |
JP2006224108A (ja) * | 2005-02-15 | 2006-08-31 | Daiwa Can Co Ltd | 側壁部に環状の厚肉部を有するテーパー缶およびその製造方法 |
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