JPH02189879A - 電力ケーブル用素線絶縁導体の接続方法 - Google Patents

電力ケーブル用素線絶縁導体の接続方法

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JPH02189879A
JPH02189879A JP709189A JP709189A JPH02189879A JP H02189879 A JPH02189879 A JP H02189879A JP 709189 A JP709189 A JP 709189A JP 709189 A JP709189 A JP 709189A JP H02189879 A JPH02189879 A JP H02189879A
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JP
Japan
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conductor
sleeve
tip
element wire
cable
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Pending
Application number
JP709189A
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English (en)
Inventor
Masakata Fukazawa
深澤 正名
Kenji Takahashi
憲司 高橋
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、電力ケーブル用導体、特に素線絶縁導体を
有する電力ケーブルの導体の接続方法に関する。
[従来の技術] 近年、送電容量の増加とともに電力ケーブルの導体サイ
ズも大型化している。このような電力ケーブルにおいて
、導体の表皮効果を低減させる手段として分割導体を使
用することが採用されている。しかしながら、導体の大
型化がさらに進むにつれ、分割導体においても分割され
たセグメントにおける表皮効果の問題が顕著になってき
た。
このような点から、セグメント内の導体を、例えばエナ
メル被膜や酸化被膜を有する素線のような一本一木の絶
縁素線で構成することが提案されている。
ところが、導体をこのような絶縁素線とした場合には、
表皮効果の低減は達成されるが、そのため導体接続が面
倒となってしまう。即ち、導体接続を行なうには、接続
すべき各導体素線の絶縁被覆を完全に除去した上で導体
スリーブに差し込んで圧縮接続をするようになっている
[発明が解決しようとする課題] このように、導体素線が絶縁導体で形成された電線 ケ
ーブルの接続においては、導体端部において各素線の絶
縁被膜を剥ぎ取った後に、導体スノーブに差し込んで圧
縮接続することが行なわれている。
このような絶縁被膜を剥ぎ取る方法の一つとして→ノン
ドブラスト法がある。これは、導体接続部先端の絶縁素
線をバラバラに開いてサンドを高圧ガスとともに吹きつ
ける方法であるが、サンドを吹きつけるため、サンドお
よび剥離された被膜等により著しい粉塵が発生して周囲
を汚し、以後の作業に悪影響を及ぼしてしまう。また、
導体スリーブ径が著しく大きくならないように、−爪間
いた導体をほぼ元の径に戻す必要があり、このための作
業を含め接続作業に長時間を要Jるものとなっている。
さらに、サンドプラス1〜装置も必要である。
また、他の方法として薬液浸漬法がある。これは接続ず
べき導体先端を薬液中に浸して絶縁被覆を剥離する方法
であるが、被膜剥離後の薬液の処理が困難であり、導体
を開いてきれいにする場合は上記サンドブラスト法と同
様に長時間の作業時間を必要になってしまう。
さらに、他の方法として圧縮接続する方法がある。素線
絶縁導体は通常大サイズ導体に使用されるが、通常の圧
縮接続では圧縮による導体の伸びが大きく、その吸収が
困難な場合が起こっている。
この発明は、このような点に鑑みてなされたもので、接
続部の導体を開くことなく素線絶縁導体の被膜を剥ぎ取
って容易に接続を行なうことができ、導体の伸び出しも
小さくてきる電力ケーブル用素線絶縁導体の接続方法を
提供することを目的とする。
[課題を解決するだめの手段] この発明では、(1)まず接続するケーブルの導体先端
部の絶縁体を剥ぎ取る工程、■露出された素線絶縁導体
に中央部寄りに導体圧縮スリーブを取り付け、これを圧
縮する工程、■上記導体圧縮スリーブより先端側の素線
絶縁導体の先端と導体圧縮スリーブとの間の抵抗を測定
して、素線絶縁導体の圧縮接続状態を確認する工程(4
)上記導体圧縮スリーブを所定長に切断する工程、■上
記■〜■の工程のケーブルを導体スリーブに挿入して突
き合せ、」1記導体スリーブを圧縮する工程、の各工程
からなる電力用素線絶縁導体の接続方法である。
[イ乍  用] したがって、各素線絶縁導体の絶縁被覆は導体圧縮スリ
ーブの圧縮作用により一括して剥がされ、この後に各素
線絶縁導体の先端との間で抵抗を測定して絶縁被覆が完
全に剥がされた状態を確認してからケーブル同士を接続
することができ、簡単な工程ながら完全な接続が達成さ
れる。
[実 施 例] 以下、図面に基づいてこの発明の詳細な説明する。第1
図〜第5図は、この発明の電力ケーブル用素線絶縁導体
の接続方法を順次示したケーブル接続部の断面図である
。この例は、275kV(1x 2500mm2)の電
力用ケーブルに係り、素線絶縁導体としてエナメル被覆
素線導体の例である。
先ずケーブル1の接続部先端の絶縁体2を段剥ぎして素
線絶縁導体3を第1図に示すように露出させる。
次に、第2図に示すように、露出された素線絶縁導体3
の中央部から絶縁体2寄りに、この露出された素線絶縁
導体3の約1/4の幅を有する貫通型導体圧縮スリーブ
4を左側の根元部分の素線絶縁導体3aを残すように差
し込み、導体圧縮スリーブ4を圧縮する。すると圧縮さ
れた素線絶縁導体3の部分は引き伸ばされた状態となり
、絶縁層であるエナメル層が素線絶縁導体3の伸びと摩
擦によりバラバラになって破壊され各導体素線表面より
剥されることになる。
次に、第3図に示すように導体圧縮スリーブ4の右側の
素線絶縁導体3の先端3bを各素線間に若干隙間があく
ように拡げた状態にする。この拡開状態て、各素線絶縁
導体3の先端31)と導体圧縮スリーブ4との間の抵抗
を測定し、規定値り1下であることを確認する。このと
き、第2図に示す導体圧縮スリーブ4の圧縮が不十分で
あると、この導体圧縮スリーブ4との間に導通のない素
線が存在し、実質的にケーブルの導体抵抗が増加するこ
とになる。
実験の結果、導体圧縮スリーブ4の伸び率30%におい
て、導体圧縮スリーブ4との間に導通のない素線が若干
ある場合があるが、伸び率60%以上では素線の先端3
bと導体圧縮スリーブ4間の抵抗は素線自身の抵抗値以
下であり、素線絶縁導体と導体圧縮スリーブとの接触抵
抗は検出てきない程度であった。
このようにして、全素線の抵抗に異常がないことを確認
した後、導体圧縮スリーブ4を所定位置で切断し、第1
4図に示す状態となる。この状態は、接続する他方のケ
ーブルにも同様に行なわれる。
次に、このようにして導体接続部が形成された電力ケー
ブルの導体接続について説明する。」1記のように端末
加工処理したケーブル1,1′の導体圧縮スリーブ4,
4′を導体スリーブ5に差し込んで突き合せ、この導体
スリーブ5をその外周から圧縮して第5図に示すように
接続する。この後、導体スリーブ5の成形、絶縁層の形
成等を行ないケーブル接続は完了するが、以降の作業は
従来と全く同様の方法で行なわれる。
なお、」1記の例では、エナメル被覆素線導体の場合に
ついて説明したが、酸化被膜を有する絶縁素線の場合も
同様にできることは勿論である。
[発明の効果] 以」二説明したとおり、この発明の電力ケーブル用素線
絶縁導体の接続方法によれば、 ■素線絶縁導体に対して従来のサンドブラス1−処理や
薬液浸漬処理等を施す必要がなく、粉塵が出たり薬液等
の残る懸念がなく、公害の虞れが全くない。
■導体圧縮スリーブの圧縮後、性能について確認した後
に次工程に移行できるので、完全な接続を行なうことが
できる。万一異常がある場合には更に圧縮するだけてよ
いので、対応が簡単である。
■最後の導体スリーブによる圧縮は、内部に挿入されて
いる部分の占積率が既に非常に高いものとなっているの
で、わずかの圧縮でよく、軸方向の伸びは非常に少ない
■布設ルート長、ケーブル出荷長を正確に測定すること
により、■〜■の工程は工場で処理することができ、現
地での接続作業が容易となり、精度の高い接続が得られ
る。そして、工期も短縮できる。
等の優れた作用・効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は、この発明が適用される電力ケーブル
素線絶縁体の接続方法の工程を順次示すケーブル接続部
の断面図である。 ケーブル ケーブル絶縁体 素線絶縁導体 ・導体圧縮スリーブ ・導体スリーブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電力ケーブル用素線絶縁導体の接続方法において、 (1)まず接続するケーブルの導体先端部の絶縁体を剥
    ぎ取る工程、 (2)露出された素線絶縁導体に中央部寄りに導体圧縮
    スリーブを取り付け、これを圧縮する工程、(3)上記
    導体圧縮スリーブより先端側の素線絶縁導体の先端と導
    体圧縮スリーブとの間の抵抗を測定して、素線絶縁導体
    の圧縮接続状態を確認する工程、 (4)上記導体圧縮スリーブを所定長に切断する工程、 (5)上記(1)〜(4)の工程のケーブルを導体スリ
    ーブに挿入して突き合せ、上記導体スリーブを圧縮する
    工程、 の各工程からなる電力ケーブル用素線絶縁導体の接続方
    法。
JP709189A 1989-01-13 1989-01-13 電力ケーブル用素線絶縁導体の接続方法 Pending JPH02189879A (ja)

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JP (1) JPH02189879A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004336882A (ja) * 2003-05-07 2004-11-25 Mitsubishi Electric Corp 回転電機巻線用電線、及びその製造方法、及び回転電機巻線の製造方法
JP2015233005A (ja) * 2009-12-23 2015-12-24 シュンク・ソノシステムズ・ゲーエムベーハー 複数のワイヤを導電結合するための方法およびアセンブリ

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