JPH02189823A - 電気接点 - Google Patents

電気接点

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JPH02189823A
JPH02189823A JP689889A JP689889A JPH02189823A JP H02189823 A JPH02189823 A JP H02189823A JP 689889 A JP689889 A JP 689889A JP 689889 A JP689889 A JP 689889A JP H02189823 A JPH02189823 A JP H02189823A
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JP
Japan
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palladium
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alloy
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Application number
JP689889A
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English (en)
Inventor
Akira Motoyama
晃 本山
Kazuhisa Yoshida
和久 吉田
Shunichi Nakayama
俊一 中山
Masanobu Yamada
正信 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気接点に関し、特に電磁継電器などに好適
に実施される電気接点に関する。
従来の技術 たとえば電磁継電器では、セラミックスなどの電気絶縁
性材料から成る絶縁基台上に、一方が他方に対して近接
離反自在に支持された一対の接点部材を対向配置し、そ
の対向面にはそれぞれ電気接点か固着され、電磁石等の
駆動手段によって上記少なくとも一方の接点部材を駆動
して、」二記−方の電気接点を他方の電気接点に当接あ
るいは離反させて、電気回路の導通あるいは遮断を図る
構造となっている。
近時コンピュータ回路を代表とするデジタル回路や、信
号通信回路に見られるアナログ回路なとては、数m A
以下の電流や、数m V以下の低レベルの微小信号が使
用される。
第4図は、従来の技術による電気接点の構造を示す斜視
図である。電気接点2は、図示しない他方の電気接点と
接触離反する最外層2ε1と、中間層2に)および接点
部材に固着される基底層2(の3層から成る一体的な積
層構造をなす。最外層2aは、たとえば銀10重量%の
金−銀(以下、ALl −A gと記す)1金であり、
中間層2し)は、たとえばAgであり、基底層2Cは、
たとえばニッケル40重量%の銅−ニッケルく以下、C
,、Ll −Njと記ず)合金である。
発明が解決しようとする課題 このような、従来の技術による材料組成に基づいて形成
された電気接点2は、次に述べるような問題点を有して
いる。
その第1の問題点は、従来の技術による電気接点2を無
負荷状磨て開閉を数百回〜数千回繰り返すと、環境に拘
わらず接触抵抗が一時的に増加する。二とである。
第2の問題点は、電気接点を形成する中間層2に)が硫
化水素の雰囲気中では、Ag2sを形成し、硫黄・fオ
ンが最外層に析出してクリープし、該物質による被覆膜
が接触抵抗を増加させることである。
第3の問題点は、このような電気接点を用いた電磁継電
器を、たとえば70°C〜80℃の高温の雰囲気中で微
小負荷て使用すると、該電磁継電器の防塵と内部保護の
ために設けられたプラスチックカバーの材料成分が揮発
し、煤状物質か前記電気接点グ)表面に付着し、接触抵
抗が増加することである。
これらはいずれも電気接点の信頼性を著しく低下させる
ものであり、上述の問題点を解決することが技術的課題
とな−)でいた。
本発明は、」二連の技術的課題を解決し、接触抵抗を低
減させ、信頼性を向」ニさせた電気接点を提イ共するこ
とを目11勺とする。
課題を解決するための手段 本発明は、最外層を、パラジウノ、(以下、「)(1と
記す)が1重量%以上20重量06木溝を含有するパラ
ジウムと金とのき金としたことを特徴とする電気接点で
ある。
作  用 本発明による電気接点は、少なくともその最外層を、P
 dを1重量%以上20重景%未満のパラジウムと、金
とグ)き金(以下、A u−P C+芹金と記す)とす
る。
P dが1重量%未満であれば、電気接点の接触抵抗の
低減が図られず、また20重1%以上てあれば、そのよ
うな電気接点を70℃〜80°Cの高温雰囲気中で使用
した際に、当該電気接点を外囲するプラスチックカバー
などの材料成分が揮発し煤状物質が前記電気接点の表面
に付着し、接触抵抗が増加するという工具きが生じる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例の電気接点を用いた電磁継
電器1−1の構造を示す斜視図である。ポリブチレンテ
レフタレートなとの電気絶縁材料て実現される基台12
上には固定接点板13.14か立設されている。弾発力
を有する可動接点板15の基端部]6は、基台12に固
定されており、他端部17は固定接点板13.14間に
配置され、」二層固定接点板1.3.14と可動接点板
15には、第31”lに示されるように固定接点33と
可動接点34が対向して固定される。ヨーク18に関連
してコイル1つが設けられ、このコイル1つの励磁によ
′)でアマチア20が変位される。このアマチア20に
連動する電気絶縁材料から成るカード21は、可動接点
板15を駆動する。こうして可動接点板15に固定され
ている電気接点が、コイル]9の励磁によ−)で固定接
点板1.3,1.4に固定されている電気接点と接触離
反変位し、スイッチング態、様が変化する。上述の電磁
継電器11には、内部の保護と防塵のために、ポリブチ
レンチレフタレ−1へて成型された箱状の有底カバー2
1が仮想線で示されるように基台12の外周に設けられ
た段差部22に嵌合される。
第2図は、本発明の一実施例の電気接点31ぴ)tfl
造を示す斜視図である。電気接点31は、断面形状が外
方に凸な大略円弧状をなしており、図示しない他方の接
点等に接触する最外層322[と、中間層である第2層
32bおよび図示されない接点部材に固着される基底層
32(の3層から成る一体的な積層構造をなす。
最外層322tは、たとえはP dが1重量%以」−2
0重量%未満、好ましくは1重量06以上、1,0重量
%未満、さらに好ましくは5重量2gのA Llp (
l 自余て、その膜厚は、たとえは5μmに形成される
。上記Pdが1重量%未満てあれば、電気接点の接触抵
抗の低減が図られず、また20重1%以上であれば、第
1図に示される電磁継電器]1を70℃〜80℃の高温
雰囲気中で使用した際に、プラスチックカバー21の材
料成分が揮発し、煤状物質が前記電気接点の表面に付着
し、接触抵抗が増加するという工具きが生じる。最外層
32aは、たとえばメツキ処理あるいはクラッド法のい
ずれの方法によっても実現可能である。
中間層:321:lは、たとえばP dが5重量%以上
、60重置火未満、好ましくは50重置火以上、60重
量?6未満のA g −P clき金て、その膜厚はた
とえば200 )、t mに形成される。上記P dが
5重量%未満てあれは、硫化水素雰囲気中での電気接点
の接触抵抗の低減か図られず、また60重量%以上てあ
れば、生産コスI〜が増大し、経済性が損なわれる。
基底層32(は、Niかたとえば40重量%のCLl−
N i自余て、その膜厚はたとえば600μrl’lに
形成されている。
上述の実施例ては、電気接点31の中間層32bをA 
g−P d合金(P(1は、たとえば50重量%)で形
成したけれども、Agのみで形成するようにしてもよい
。これによって高価なPdを使用せずともよく、生産コ
ス1への低減化を図ることができる。
第3図は、第1図に示された構成の一部を拡大して示す
斜視図である。リン青銅なとの弾発材t1て実現される
固定接点板13と可動接点板15の対向する面には、本
実施例による電気接点による固定接点3]2tと可動接
点31ト)とが、それらの長手方向が互いに直交するよ
うに対向してそれぞれ固着されている。これによってそ
れぞれの最外層32aが点接触し、良好な接触状態が保
たれる。
本件発明者による実験結果を第1表に示す。第1−表中
の故障率とは、接触抵抗が] OOmΩを越えたものの
台数の、全供試台数に対する割合をいう。接点の接圧は
1.0g以上、1 、4. g未満とした。この第1表
は、硫1ヒ水素(H2S ) 3 I:+ 1m含有、
温度40℃、湿度90%の雰囲気中に曝し、100時間
経過の実験結果を示している。
たたし、第1表の実施例く2)に示された組成の、A 
LI P d (P C120重量%)から成る電気接
点は、初期においては接触抵抗は高いが、接圧を3gを
越える値としなところ、故障率は0%となった。
また比較例(1−)は従来技術の項で述べたと同一組成
である。電気接点2の中間層321=+と基底層32(
は、第2図に関連して述べた構成のとおりである。本発
明の実施例(1,)、(2)は、比較例(1)、(2)
、(3)よりも故障率が小さい二とが確J忍された。
なお、電気接点2の全体をA 1l−P d合金製とし
てもよい 発明の効果 以上のように本発明による電気接点は、最外層をパラジ
ウムが1重量%以上、10重量%未満を含有するパラジ
ウムと金とのき金としたのて、接触抵抗か増加しない安
定な特性を備え、信頼性が格段に向上した電気接点か実
現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電気接点を用いた電磁継電
器の構造を示す斜視図、第2図は本実施例の電気接点の
構造を示す斜視図、第3図は本実施例の電気接点を用い
た接点構造を示す斜視図、第4図は従来の技術による電
気接点の構造を示す斜視図である。 11・・・電磁継電器、31・・・電気接点、3121
・固定接点、31[)・・・可動接点、32 =t 、
 33 Ut34 a・・・最外層、32ト)・・・中
間層、32(・基底層 代理人  弁理士 画数 圭一部 区 C) N ぐ へ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 最外層を、パラジウムが1重量%以上20重量%未満を
    含有するパラジウムと金との合金としたことを特徴とす
    る電気接点。
JP689889A 1989-01-13 1989-01-13 電気接点 Pending JPH02189823A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004538369A (ja) * 2001-08-03 2004-12-24 エーエムアイ ドドウコ ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 電気接触片

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004538369A (ja) * 2001-08-03 2004-12-24 エーエムアイ ドドウコ ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 電気接触片
JP4636453B2 (ja) * 2001-08-03 2011-02-23 エーエムアイ ドドウコ ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 電気接触片

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