JPH02189440A - 試験片の製造方法 - Google Patents
試験片の製造方法Info
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- JPH02189440A JPH02189440A JP854389A JP854389A JPH02189440A JP H02189440 A JPH02189440 A JP H02189440A JP 854389 A JP854389 A JP 854389A JP 854389 A JP854389 A JP 854389A JP H02189440 A JPH02189440 A JP H02189440A
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Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、試験片の製造方法に関するものである。
更に詳しくは、本発明は殊に溶液状の試薬組成物を直接
支持体に塗布した体液中の成分測定用試験片の製造方法
に関するものである。
支持体に塗布した体液中の成分測定用試験片の製造方法
に関するものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課WJ]体液
中の成分を分析する手段として、近年、試験片を応用し
たいわゆるドライケミストリーが発達してきた。尿中の
糖、蛋白、pHを測定する試験片が開発されたのを初め
として、さらに新たな尿中成分の測定項目が追加されて
ぎた。現在においてはこれら試験片を用いた半定量法に
よる簡易診断法が確立され、更に体液、殊に血液中の成
分についても、ドライケミストリーの手法を使った試験
片によって、測定されるようになってきた。
中の成分を分析する手段として、近年、試験片を応用し
たいわゆるドライケミストリーが発達してきた。尿中の
糖、蛋白、pHを測定する試験片が開発されたのを初め
として、さらに新たな尿中成分の測定項目が追加されて
ぎた。現在においてはこれら試験片を用いた半定量法に
よる簡易診断法が確立され、更に体液、殊に血液中の成
分についても、ドライケミストリーの手法を使った試験
片によって、測定されるようになってきた。
特に、血液中のグルコースを測定するための試験片は、
糖尿病のような血液中のグルコース濃度を一定に保つ必
要のある者に既に利用されており該患者は指先からの1
滴の血液で短時間に血糖値を測定し、治療に役立ててい
る。
糖尿病のような血液中のグルコース濃度を一定に保つ必
要のある者に既に利用されており該患者は指先からの1
滴の血液で短時間に血糖値を測定し、治療に役立ててい
る。
このような試験片を製造するために従来は、体液中の成
分を検出するための試薬を含浸させた吸収性担体、例え
ば濾紙を支持体−Lに貼付する方法が行なわれてきた。
分を検出するための試薬を含浸させた吸収性担体、例え
ば濾紙を支持体−Lに貼付する方法が行なわれてきた。
又、近年ではフィルム形成成分を試薬成分と混合して、
非吸収性担体上に塗布したものを、乾仔後、一定の大き
さに切断して支持体に貼付したものもある。
非吸収性担体上に塗布したものを、乾仔後、一定の大き
さに切断して支持体に貼付したものもある。
これらの試験片の製造工程は、一般には、■吸収性担体
への試薬成分の含浸または試薬成分とフィルム形成成分
との混合物出ある試薬組成物の塗布、■適当な手段によ
る乾燥、■乾燥した試薬組成物の切断加工、■支持体へ
の貼付、■試験片とするための切断加工、と数丁程は必
要である。
への試薬成分の含浸または試薬成分とフィルム形成成分
との混合物出ある試薬組成物の塗布、■適当な手段によ
る乾燥、■乾燥した試薬組成物の切断加工、■支持体へ
の貼付、■試験片とするための切断加工、と数丁程は必
要である。
従って、試験片の製造が煩雑で、且つ時間がかかる他、
特に環境、例えば光、温度、湿度に影響されやすいもの
を製造する際には、その防衛策として、特別な装置が必
要で、製造上困難なうえコスト面でも高価にならざるを
得ない。
特に環境、例えば光、温度、湿度に影響されやすいもの
を製造する際には、その防衛策として、特別な装置が必
要で、製造上困難なうえコスト面でも高価にならざるを
得ない。
本発明は上記従来技術における問題点を解決するための
ものである。
ものである。
本発明の第1の目的は、体液中、殊に血液中の特定成分
を検出するための、少ない工程で安定的に製造し得る試
験片を提供するものである。
を検出するための、少ない工程で安定的に製造し得る試
験片を提供するものである。
未発IJJの第2の目的は、体液中、殊に血液中の特定
成分を検出するための、詩tjMとコストを大幅に軽減
して製造し得る試験片を提供するものである。
成分を検出するための、詩tjMとコストを大幅に軽減
して製造し得る試験片を提供するものである。
[課題を解決するための手段]
本発明者等は、これらの条件を兼ね備えた試験片の製造
方法を得るべく鋭意研究した結果1体液中成分測定用試
薬成分とフィルム形成成分とを混合してなる溶液状の試
薬!11成物を、図面に示す通り支持体の横方向に、一
定幅で帯状に塗布し、乾燥後、所定の形状に切断すると
いう簡単な工程が、上記の条件を有することを見いだし
本発明を完成させるに至った。
方法を得るべく鋭意研究した結果1体液中成分測定用試
薬成分とフィルム形成成分とを混合してなる溶液状の試
薬!11成物を、図面に示す通り支持体の横方向に、一
定幅で帯状に塗布し、乾燥後、所定の形状に切断すると
いう簡単な工程が、上記の条件を有することを見いだし
本発明を完成させるに至った。
すなわち本発明の試験片の製造方法は、体液中成分測定
用試薬成分とフィルム形成成分とを混合してなる試薬組
成物を、矩形の非吸収性支持体の横方向に、一定幅で直
接帯状に塗布し、乾燥後、縦方向及び必要に応じて横方
向に切断して試験片の形状とすることを特徴とするもの
である。
用試薬成分とフィルム形成成分とを混合してなる試薬組
成物を、矩形の非吸収性支持体の横方向に、一定幅で直
接帯状に塗布し、乾燥後、縦方向及び必要に応じて横方
向に切断して試験片の形状とすることを特徴とするもの
である。
フィルム形成成分としては、様々な高分子化合物がある
が、本発明者らが先に出願したスルホン化されたポリエ
ステル樹脂がある(特願昭63123456号)、該樹
脂は、スルホン基を有しているため水溶性であり、従っ
て元来水溶性成分が大部分である試薬成分との混合が容
易なほか、有害な有機溶媒を使用していないので、溶媒
具や引火の危険がなく、取り扱いが有利である。
が、本発明者らが先に出願したスルホン化されたポリエ
ステル樹脂がある(特願昭63123456号)、該樹
脂は、スルホン基を有しているため水溶性であり、従っ
て元来水溶性成分が大部分である試薬成分との混合が容
易なほか、有害な有機溶媒を使用していないので、溶媒
具や引火の危険がなく、取り扱いが有利である。
支持体としては、試薬組成物と化学的に反応しない、一
定の強度を持ったものが望ましいが、特にポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレンテレフタレートポリカーボネート、ポ
リプロピレン、ポリスチレン等の合成高分子化合物を親
水処理したものが良好である。、112水化の方法とし
ては、フィルム表面をグローやコロナ等によって放電処
理する方法や、サンドマット処理する方法があるほか、
フィルム製造時に帯電防止剤等の親水化剤を一緒に練り
込んで成型する方法等がある。この親水化処理を施すこ
とにより、試薬組成物は支持体に弾かれることなく、一
定幅で塗布することが可能となり、未発す1の試験片製
造に有利となる。
定の強度を持ったものが望ましいが、特にポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレンテレフタレートポリカーボネート、ポ
リプロピレン、ポリスチレン等の合成高分子化合物を親
水処理したものが良好である。、112水化の方法とし
ては、フィルム表面をグローやコロナ等によって放電処
理する方法や、サンドマット処理する方法があるほか、
フィルム製造時に帯電防止剤等の親水化剤を一緒に練り
込んで成型する方法等がある。この親水化処理を施すこ
とにより、試薬組成物は支持体に弾かれることなく、一
定幅で塗布することが可能となり、未発す1の試験片製
造に有利となる。
[実施例]
以下、実施例に基づき、本発明の詳細な説[J]するが
、これにより本発明の範囲が限定されるものではない。
、これにより本発明の範囲が限定されるものではない。
実施例1.血液中のグルコース測定用試験片の製造方法
(試薬組成物)
体液中成分測定用試薬成分
グルコースオキシダーゼ 48.000 IU
ペルオキシダーゼ 63,800 IU
O−トリジンe二塩酸塩 290■82.
7−ジアミツフルオレン・二塩酸塩 320■gO,5
Mリン酸塩緩衝液(pH6,5) 40膳
lエタノール 20腸1蒸
留水 30■lフィルム
形成成分 スルホン化ポリエステル樹脂(商品名、 FINE−T
EX−ES:大ロ本インキ化学工業v4製)50gL記
試薬成分とフィルム形成成分を十分混合して試薬組成物
lとした後、第1図に示すように縦80mm、任意横幅
のコロナ放電処理を施した白色のポリカーボネートフィ
ルムからなる支持体2ヒ片端に幅lO履璽、厚さ300
1ffiになるように適当な塗布方法を使って、横方向
に帯状に試薬組成物1を塗布し、続いて80℃で10分
間熱風乾燥機中で乾燥した。これを横方向5鳳層幅に切
断し、試験片3を得た。
ペルオキシダーゼ 63,800 IU
O−トリジンe二塩酸塩 290■82.
7−ジアミツフルオレン・二塩酸塩 320■gO,5
Mリン酸塩緩衝液(pH6,5) 40膳
lエタノール 20腸1蒸
留水 30■lフィルム
形成成分 スルホン化ポリエステル樹脂(商品名、 FINE−T
EX−ES:大ロ本インキ化学工業v4製)50gL記
試薬成分とフィルム形成成分を十分混合して試薬組成物
lとした後、第1図に示すように縦80mm、任意横幅
のコロナ放電処理を施した白色のポリカーボネートフィ
ルムからなる支持体2ヒ片端に幅lO履璽、厚さ300
1ffiになるように適当な塗布方法を使って、横方向
に帯状に試薬組成物1を塗布し、続いて80℃で10分
間熱風乾燥機中で乾燥した。これを横方向5鳳層幅に切
断し、試験片3を得た。
実施例2゜
実施例1.で作成した試薬組成物lを第2図に示すよう
に、縦160mm、任五横幅のサンドマット処理を施し
た白色のポリカーボネートフィルムからなる支持体2a
上中央に幅20mm、厚さ300−になるように、適当
な塗布方法を使って横方向に帯状に試薬組成物lを塗布
し、続いて80℃で10分間熱風乾燥機中で乾燥した。
に、縦160mm、任五横幅のサンドマット処理を施し
た白色のポリカーボネートフィルムからなる支持体2a
上中央に幅20mm、厚さ300−になるように、適当
な塗布方法を使って横方向に帯状に試薬組成物lを塗布
し、続いて80℃で10分間熱風乾燥機中で乾燥した。
これを中央から横半分に切断後、更に横方向51幅に切
断し、試験片3を得た。
断し、試験片3を得た。
実施例3゜
実施例1.で作成した試薬組成物工を第3図に示すよう
に、縦160mm、任、a横幅のグロー放電処理を施し
た白色のポリカーボネートフィルムからなる支持体2b
上両端に幅10mm、厚さ3001ffiになるように
適当な塗布方法を使って横方向に帯状に試薬組成物lを
塗布し、続いて80℃で10分間熱風乾燥機中で乾燥し
た。これを中央から横半分に切断後、更に横方向51輻
に切断し、試験片3を得た。
に、縦160mm、任、a横幅のグロー放電処理を施し
た白色のポリカーボネートフィルムからなる支持体2b
上両端に幅10mm、厚さ3001ffiになるように
適当な塗布方法を使って横方向に帯状に試薬組成物lを
塗布し、続いて80℃で10分間熱風乾燥機中で乾燥し
た。これを中央から横半分に切断後、更に横方向51輻
に切断し、試験片3を得た。
[!5i!!明の効果]
上述の如く1本発明の試験片の製造法は、体液中成分測
定用試薬成分とフィルム形成成分とを混合してなる特に
溶液状の試薬組成物を、支持体の横方向に、一定幅で帯
状に塗布し、乾燥後、所定の形状に切断する。簡単な少
ない工程で安定的に製造することができる。又、本発明
の試験片の製造法は1時間とコストを大幅に軽減して製
造し得る試験片を提供するものである。
定用試薬成分とフィルム形成成分とを混合してなる特に
溶液状の試薬組成物を、支持体の横方向に、一定幅で帯
状に塗布し、乾燥後、所定の形状に切断する。簡単な少
ない工程で安定的に製造することができる。又、本発明
の試験片の製造法は1時間とコストを大幅に軽減して製
造し得る試験片を提供するものである。
第1図は、実施例1.の本発明の製造工程の説111図
、第2図は、実施例2.の本発明の製造工程の説明図、
第3図は、実施例3、の本発明の製造■工程の説明図を
示す。 図中、 1・・・試薬組成物、 2.2a、2b・・・支持体 3・・・試験片
、第2図は、実施例2.の本発明の製造工程の説明図、
第3図は、実施例3、の本発明の製造■工程の説明図を
示す。 図中、 1・・・試薬組成物、 2.2a、2b・・・支持体 3・・・試験片
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)体液中成分測定用試薬成分とフィルム形成成分とを
混合してなる試薬組成物を、矩形の非吸収性支持体の横
方向に、一定幅で直接帯状に塗布し、乾燥後、縦方向及
び必要に応じて横方向に切断して試験片の形状とするこ
とを特徴とする試験片の製造方法 2)フィルム形成成分が、スルホン化されたポリエステ
ル樹脂であることを特徴とする特許請求の範囲第1請求
項の試験片の製造方法 3)非吸収性支持体が、親水処理した合成高分子化合物
であることを特徴とする特許請求の範囲第1請求項の試
験片の製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP854389A JPH02189440A (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | 試験片の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP854389A JPH02189440A (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | 試験片の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02189440A true JPH02189440A (ja) | 1990-07-25 |
Family
ID=11696059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP854389A Pending JPH02189440A (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | 試験片の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02189440A (ja) |
-
1989
- 1989-01-19 JP JP854389A patent/JPH02189440A/ja active Pending
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