JPH0218920A - 電解コンデンサ駆動用電解液及び電解コンデンサ - Google Patents

電解コンデンサ駆動用電解液及び電解コンデンサ

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JPH0218920A
JPH0218920A JP63169459A JP16945988A JPH0218920A JP H0218920 A JPH0218920 A JP H0218920A JP 63169459 A JP63169459 A JP 63169459A JP 16945988 A JP16945988 A JP 16945988A JP H0218920 A JPH0218920 A JP H0218920A
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JP
Japan
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dicarboxylic acid
cyclopentene
acid
salt
electrolytic capacitor
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JP63169459A
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Hideki Shimamoto
秀樹 島本
Hisao Nagara
久雄 長柄
Yukari Washio
鷲尾 由賀利
Keiji Mori
啓治 森
Noriki Ushio
潮 憲樹
Yoshiteru Kuwae
桑江 良輝
Kazuji Shiono
塩野 和司
Takaaki Kishi
隆明 紀氏
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Panasonic Holdings Corp
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電解コンデンサ駆動用電解液及び電解コンデ
ンサに関する。
従来の技術 従来、電解コンデンサ駆動用電解液としてFil 。
2−シクロヘキサンジカルボン酸や1.1−シクロペン
タンジカルボン酸などの脂環式カルボン酸の第四級アン
モニウム塩などを溶質としたもの(特開昭62−145
716号公報)が知られている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、これらは比電導度が不十分である。
課題を解決するための手段 本発明者らは、比電導度が高い電解液を目的に鋭意検討
した結果、本発明に至った。
すなわち、本発明はシクロプテン−1,2−ジカルボン
酸および/lたはシクロペンテン−1゜2−ジカルボン
酸の酸および/またはその塩を溶質として用いることを
特徴とする電解コンデンサ駆動用電解液である。
作用 本発明においてシクロプテン−1,2−ジカルボン酸お
よび/またはシクロペンテン−1,2−ジカルボン酸の
塩としてはアンモニウム塩、−級アミン(01〜18の
アルキルアミン(たとえばメチルアミン、エチルアミン
、プロピルアミン、ブチルアミンなど)、芳香族アミン
(たとえばアニリン、ナフチルアミンなど)、シクロヘ
キシルアミンなど)の塩、二級アミン(ジアルキルアミ
ン(たとえばジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロ
ピルアミン、ジブチルアミン、メチルエチルアミン、メ
チルステアリルアミンなど)、アリールアルキルアミン
(たとえばN−メチルアニリンなど)、モルフォリンな
ど)の塩、三級アミン(トリアルキルアミン(たとえば
トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルア
ミン、トリブチルアミンなど)、アリールジアルキルア
ミン(ジメチルアニリンなど))の塩、第四級アンモニ
ウム(テトラアルキル(アルキル基の炭素数は通常1〜
12)アンモニウム(テトラメチルアンモニウム、テト
ラエチルアンモニウム、テトラプロピルアンモニウム、
テトラブチルアンモニウム、メチルトリエチルアンモニ
ウム、エチルトリメチルアンモニウムなど)、アリール
トリアルキルアンモニウム(フェニルトリメチルアンモ
ニウムなト)、シクロへキシルトリアルキルアンモニウ
ム(シクロへキシルトリメチルアンモニウムなト)アリ
ールアルキルトリアルキルアンモニウム(ベンジルトリ
メチルアンモニウムなど)およびN、N−ジアルキルピ
ペリジニウム(N、N−ジメチルピペリジニウムなど)
)の塩およびこれらの混合物などがあげられる。
これらのうち好ましいものは三級アミンおよび第四級ア
ンモニウムの塩であり、さらに好ましくは第四級アンモ
ニウムの塩である。
シクロプテン−1,2−ジカルボン酸および/または、
シクロペンテン−1,2−ジカルボン酸と第四級アンモ
ニウムとのモル比は、通常0.5〜1.5、好ましくは
0.8〜1.2である。
上記において、モル比はシクロプテン−1,2−ジカル
ボン酸および/またはシクロペンテン−1,2−ジカル
ボン酸と第四級アンモニウムとの塩を含有する電解液の
比電導度に関係し、0.5〜1.5を外れたところでは
比電導度は低下する。比電導度はモル比O,S〜1.2
で大きくなり、1.0で最大となる。
本発明における塩の具体例としてはテトラエチルアンモ
ニウムヒドロキシドとの塩があげられる。
このような塩はたとえばシクロプテン−1,2−ジカル
ボン酸あるいは、シクロペンテン−1゜2−ジカルボン
酸とテトラエチルアンモニウムヒドロキシドとの反応な
どにより容易に合成される。
本発明の電解液は酸および/または塩と溶剤(通常有機
溶剤)とからなる。この有機溶剤としては、たとえばア
ルコール類(1価アルコール(ブチルアルコール、ジア
セトンアルコール、ベンジルアルコール、アミノアルコ
ールなト);2価アルコール(エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ジエチレングリコール、ヘキシレ
ングリコルなど);3価アルコール(グリセリン、8−
メチルペンタン−1,3,5−トリオールなト);ヘキ
シトールなど)、エーテル類(モノエーテル(エチレン
グリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、エ
チレングリコールフェニルエーテルナト);ジエーテル
(エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリ
コールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチ
ルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテルな
ど)など)、アミド類(ホルムアミド類(N−メチルホ
ルムアミド、N、N−ジメチルホルムアミド、N−エチ
ルホルムアミド、N IN−ジエチルホルムアミドなど
);アセトアミド類(N−メチルアセトアミド、N、N
−ジメチルアセトアミド、N−エチルアセトアミド、N
、N−ジエチルアセトアミドなど);プロピオンアミド
[(N、N−ジメチルプロピオンアミドナト);ヘキサ
メチルホスホリルアミドなど)、オキサゾリジノン類(
N−メチル−2−オキサゾリジノン、N−エチル−2−
オキサゾリジノン、3,6−シメチルー2−オキサゾリ
ジノンなど)、ラクトン類(γ−ブチロラクトン、α−
アセチル−γ−ブチロラクトン、β−ブチロラクトン、
γ−バレロラクトン、δ−バレロラクトンなど)、ニト
リル類(アセトニトリル、アクリロニトリルなど)、ジ
メチルスルホキシド、スルホラン、1,3−ジメチル−
2−イミダゾリジノン、2−ピロリドンおよびこれら2
種以上の混合物があげられる。これらのうち好ましくは
アミド類およびγ−ブチロラクトンである。
本発明の電解液に、必要により水を含有することも出来
る。その含有量は電解液の重量に基づいて通常10%以
下である。
本発明の電解液において、シクロプテン−1゜2−ジカ
ルボン酸および/またはシクロペンテン−1,2−ジカ
ルボン酸の酸および/またはその塩の含有量は電解液の
重量に基づいて通常1〜60%好ましくは5〜30%で
ある。1%より少ないと電解液の比電導度が上がらず、
60%より多いと溶解性が悪くなる。
本発明の電解液は、本質的には、シクロプテン−1,2
−ジカルボン酸および/またはシクロペンテン−1,2
−ジカルボン酸の酸および/またはその塩と溶剤とから
なるが、漏れ電流の低減や水素ガス吸収等の目的で種々
の添加剤を添加することができる。添加剤としては、リ
ン酸誘導体やニトロ化合物をあげることが出来る。
実施例 以下実施例により本発明をさらに説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。
表1に、本発明の実施例1〜2.比較例1〜2の電解液
組成ならびにそれらの30℃における比電導度を示す。
(以下金 白) 発明の効果 本発明の電解液は従来と比較して高い比T導度を示すの
で、本発明の電解液を使用することにより電解コンデン
サの低損失化を図ることができる。
粟野重孝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) シクロプテン−1,2−ジカルボン酸および/
    またはシクロペンテン−1,2−ジカルボン酸の酸およ
    び/またはその塩を溶質として用いることを特徴とする
    電解コンデンサ駆動用電解液。
  2. (2)請求項1記載の電解コンデンサ駆動用電解液をコ
    ンデンサ素子に含浸した電解コンデンサ。
JP63169459A 1988-07-07 1988-07-07 電解コンデンサ駆動用電解液及ぎ電解コンデンサ Expired - Fee Related JP2656075B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002013216A1 (de) * 2000-08-04 2002-02-14 Siemens Axiva Gmbh & Co. Kg Neue elektrolyte für elektrolytkondensatoren und deren verwendung
JP2017224646A (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 サン電子工業株式会社 電解コンデンサ及び電解コンデンサ用電解液

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WO2002013216A1 (de) * 2000-08-04 2002-02-14 Siemens Axiva Gmbh & Co. Kg Neue elektrolyte für elektrolytkondensatoren und deren verwendung
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JP2656075B2 (ja) 1997-09-24

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