JPH0218852A - 荷電粒子ビーム装置 - Google Patents
荷電粒子ビーム装置Info
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- JPH0218852A JPH0218852A JP63169625A JP16962588A JPH0218852A JP H0218852 A JPH0218852 A JP H0218852A JP 63169625 A JP63169625 A JP 63169625A JP 16962588 A JP16962588 A JP 16962588A JP H0218852 A JPH0218852 A JP H0218852A
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- ion beam
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- lens
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- 238000010884 ion-beam technique Methods 0.000 abstract description 57
- 239000012212 insulator Substances 0.000 abstract description 3
- 230000005855 radiation Effects 0.000 abstract 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 16
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 14
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 2
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- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electron Sources, Ion Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ターゲットに細く集束した荷電粒子ビームを
照(ト)するようにした荷電粒子ビーム装置に関し、特
に、ターゲットに照射される荷電粒子ビームの集束特性
を向上させたイオンビーム装置に関する。
照(ト)するようにした荷電粒子ビーム装置に関し、特
に、ターゲットに照射される荷電粒子ビームの集束特性
を向上させたイオンビーム装置に関する。
(従来の技術)
第5図は、従来の高加速型荷電粒子ビーム装置べの一例
どしてのイオンビーム1iffを示している。
どしてのイオンビーム1iffを示している。
図中、1はイオンエミッタであり、イオンエミッタ1に
は高圧電源2から200kVf!i!度の高い加速電圧
が印It口されている。3は引出し電極であり、この引
出し電極とエミッタ1との間には、図示していない電源
から引出し電圧が印加されている。
は高圧電源2から200kVf!i!度の高い加速電圧
が印It口されている。3は引出し電極であり、この引
出し電極とエミッタ1との間には、図示していない電源
から引出し電圧が印加されている。
4は複数のh0速電極から成る加速管であり、最終の加
速電極4nは接地電位となっている。、最終の加速電極
4nの上段の各加速電極には、図示していないが、高圧
′!i源2からの高電圧を低抗分υ1した電圧が印加さ
れている。この加速管4によって加速されたイオンビー
ムは、収束レンズ5.対物レンズ6によって集束され、
ターゲット7に照Inされる。収束レンズ5は、電源8
からレンズ電圧が印加される中心電極5aと、接地電位
の外側電極5bから構成されている。対物レンズ6は、
電源9からレンズ電圧が印加される中心電極6aど、接
地電位の外側電極6bと、更に、レンズ電圧が抵抗によ
って分割された電圧が印加される中間電極6Cとより構
成されている。収束レンズ5によってイオンビームのク
ロスオーバが形成される位置には、不要なイオンを除去
するためのEXBフィルター10が配置されている。
速電極4nは接地電位となっている。、最終の加速電極
4nの上段の各加速電極には、図示していないが、高圧
′!i源2からの高電圧を低抗分υ1した電圧が印加さ
れている。この加速管4によって加速されたイオンビー
ムは、収束レンズ5.対物レンズ6によって集束され、
ターゲット7に照Inされる。収束レンズ5は、電源8
からレンズ電圧が印加される中心電極5aと、接地電位
の外側電極5bから構成されている。対物レンズ6は、
電源9からレンズ電圧が印加される中心電極6aど、接
地電位の外側電極6bと、更に、レンズ電圧が抵抗によ
って分割された電圧が印加される中間電極6Cとより構
成されている。収束レンズ5によってイオンビームのク
ロスオーバが形成される位置には、不要なイオンを除去
するためのEXBフィルター10が配置されている。
このように構成されたイオンビーム装置では、イオンエ
ミッタ1から発生し、引出し電極3によって引出された
イオンビームは、加速管4によって高いエネルギーに加
速される。この加速されたイオンビームIBは、収束レ
ンズ5と対物レンズ6とによってターゲット7上に細く
集束される。
ミッタ1から発生し、引出し電極3によって引出された
イオンビームは、加速管4によって高いエネルギーに加
速される。この加速されたイオンビームIBは、収束レ
ンズ5と対物レンズ6とによってターゲット7上に細く
集束される。
図示してはいないが、このイオンビームIBは静電偏向
器によって偏向され、所望の領域を走査することにより
、ターゲット7上で任意のパターンの描画等を行なう。
器によって偏向され、所望の領域を走査することにより
、ターゲット7上で任意のパターンの描画等を行なう。
(発明が解決しようとする課題)
このようなイオンビーム装置の実際の使用に当っては、
その使用目的に応じ、エミッタ1に印加される加速電圧
は、数十kVから・200kVのかなり広い範囲で変化
させられる。通常、イオンビーム装置の各種の構成部分
くレンズや偏向器)の設計は、最大加速電圧に応じてな
されている。すなわら、イオンビームが最大加速エネル
ギーの下で良好な集束特性を有するように設計される。
その使用目的に応じ、エミッタ1に印加される加速電圧
は、数十kVから・200kVのかなり広い範囲で変化
させられる。通常、イオンビーム装置の各種の構成部分
くレンズや偏向器)の設計は、最大加速電圧に応じてな
されている。すなわら、イオンビームが最大加速エネル
ギーの下で良好な集束特性を有するように設計される。
従って、イオンビームが最大のエネルギーを有している
場合には、良好な集束特性を有していても、加速電圧が
低くされてイオンビームのエネルギーが低くなると、こ
の特性は劣化することになる。
場合には、良好な集束特性を有していても、加速電圧が
低くされてイオンビームのエネルギーが低くなると、こ
の特性は劣化することになる。
これは、ビームの径を決定する最も大きな原因は、ビー
ムのエネルギー分散によるビームのボケであり、色収差
量は、ビームのエネルギー幅がΔV。
ムのエネルギー分散によるビームのボケであり、色収差
量は、ビームのエネルギー幅がΔV。
加速電圧がvaとすると、八V/Vaに比例するからで
ある。
ある。
又、この高エネルギーのイオンビームをターゲット7上
で集束するための対物レンズ6の中心電極6aには、電
源9からレンズ電圧が印加されるが、イオンビームIB
の加速電圧が200kVの場合、この中心電極に印加す
る電圧は十1100kvFlr、の高電圧となる。この
ような高電圧を対物レンズ6の中心電極6aに印加する
場合には、各電極間の輿空絶縁を考慮しなければならな
い。この高い電圧を印加する中心電極の外側に接地電位
の外側電極を配置すると、絶縁破壊によってtllMが
発生し、対物レンズ6の安定性が損われる。従って、図
示したように、中心電極6aと外側Mtm6bとの間に
中間電極6Cを配置するようにして、放電を防止するよ
うにしている。しかしながら、5枚電極の対物レンズで
は、レンズポテンシャルが広くなり、それがために良好
なイオンビームの集束特性が得られない欠点を有する。
で集束するための対物レンズ6の中心電極6aには、電
源9からレンズ電圧が印加されるが、イオンビームIB
の加速電圧が200kVの場合、この中心電極に印加す
る電圧は十1100kvFlr、の高電圧となる。この
ような高電圧を対物レンズ6の中心電極6aに印加する
場合には、各電極間の輿空絶縁を考慮しなければならな
い。この高い電圧を印加する中心電極の外側に接地電位
の外側電極を配置すると、絶縁破壊によってtllMが
発生し、対物レンズ6の安定性が損われる。従って、図
示したように、中心電極6aと外側Mtm6bとの間に
中間電極6Cを配置するようにして、放電を防止するよ
うにしている。しかしながら、5枚電極の対物レンズで
は、レンズポテンシャルが広くなり、それがために良好
なイオンビームの集束特性が得られない欠点を有する。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであって、
その目的はターゲットに照射される荷電粒子ビームのエ
ネルギーを変化させても、常に良好な集束特性を有した
荷電粒子ビーム装置を実現することにある。
その目的はターゲットに照射される荷電粒子ビームのエ
ネルギーを変化させても、常に良好な集束特性を有した
荷電粒子ビーム装置を実現することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明の荷電粒子ビーム装置は、荷電粒子ビーム発生源
と、該発生源から発生し、加速された荷電粒子ビームを
集束するレンズと、該荷電粒子ビームが照射されるター
ゲットとを備えており、該ターゲットと最終段集束レン
ズとの間に、該最終段集束レンズを通過して該ターゲッ
トに向かう荷電粒子ビームを加速あるいは減速する電圧
を選択的に印加し1りるように構成したことを特徴とし
ている。
と、該発生源から発生し、加速された荷電粒子ビームを
集束するレンズと、該荷電粒子ビームが照射されるター
ゲットとを備えており、該ターゲットと最終段集束レン
ズとの間に、該最終段集束レンズを通過して該ターゲッ
トに向かう荷電粒子ビームを加速あるいは減速する電圧
を選択的に印加し1りるように構成したことを特徴とし
ている。
(作用)
最終段集束レンズとターゲットとの間に、最終段集束レ
ンズを通過したイオンビームを加速あるいは減速する電
圧を選択的に印加する。
ンズを通過したイオンビームを加速あるいは減速する電
圧を選択的に印加する。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。第1図は本発明に基づくイオンビーム装置を示してお
り、11はイオンエミッタ12゜引出し電極13.レン
ズ電l4il 4.加速電極15から成るイオン源であ
る。エミッタ12には加速電源16から、例えば、10
0kVの加速電圧が印加され、引出し′Ia極13には
電源17から引出し電圧が印加され、レンズ電源14に
は電源18からレンズ電圧が印加されている。引出し電
極13、レンズ電極14.加速電極15は収束レンズを
構成し、このレンズによってエミッタ12から引出され
たイオンビームは集束される。イオン源11から発生し
加速されたイオンビームは、中心電極19aと外側電極
19bより成る3枚電極禍成の対物レンズ19によって
ターゲット20上に集束される。この中心電極19aに
は、電源21からレンズ電圧が印加されている。ターゲ
ット20は、ステージ22の上に、絶縁碍子23を介し
て配置されている。このターゲット20には、高圧電源
24から、正あるいは角の電圧が、2kVステツプで、
スイッチ回路25を介して供給できるようになっている
。高圧電源24とスイッチ回路25は、ビームエネルギ
ー制御回路26によって制御される。なお、イオン源1
1と対物レンズ1つとの間には、ExBフィルター27
やブランキング電極28が配置されている。
。第1図は本発明に基づくイオンビーム装置を示してお
り、11はイオンエミッタ12゜引出し電極13.レン
ズ電l4il 4.加速電極15から成るイオン源であ
る。エミッタ12には加速電源16から、例えば、10
0kVの加速電圧が印加され、引出し′Ia極13には
電源17から引出し電圧が印加され、レンズ電源14に
は電源18からレンズ電圧が印加されている。引出し電
極13、レンズ電極14.加速電極15は収束レンズを
構成し、このレンズによってエミッタ12から引出され
たイオンビームは集束される。イオン源11から発生し
加速されたイオンビームは、中心電極19aと外側電極
19bより成る3枚電極禍成の対物レンズ19によって
ターゲット20上に集束される。この中心電極19aに
は、電源21からレンズ電圧が印加されている。ターゲ
ット20は、ステージ22の上に、絶縁碍子23を介し
て配置されている。このターゲット20には、高圧電源
24から、正あるいは角の電圧が、2kVステツプで、
スイッチ回路25を介して供給できるようになっている
。高圧電源24とスイッチ回路25は、ビームエネルギ
ー制御回路26によって制御される。なお、イオン源1
1と対物レンズ1つとの間には、ExBフィルター27
やブランキング電極28が配置されている。
このような構成のIAMの動作は次の通りである。
イオン?I!11からは、100kVの加速電圧で加速
されたイオンビームが得られるが、このイオンビームは
、引出し電極13.レンズ電極14.加速電極15から
成るレンズによって一旦集束された後、対物レンズ19
に入射して再び集束され、ターゲット20に照射される
。このターゲット20に照射されるイオンビームのエネ
ルギーは、ターゲット20が接地電位とされているとき
には、100kVのエネルギーとなる。
されたイオンビームが得られるが、このイオンビームは
、引出し電極13.レンズ電極14.加速電極15から
成るレンズによって一旦集束された後、対物レンズ19
に入射して再び集束され、ターゲット20に照射される
。このターゲット20に照射されるイオンビームのエネ
ルギーは、ターゲット20が接地電位とされているとき
には、100kVのエネルギーとなる。
ここで、ターゲットに200kVのエネルギーのイオン
ビームを照射する場合には、制御回路26によって高圧
電源24とスイッチ回路25をI制御し、ターゲット2
0に一100kVが印加される。この結果、対物レンズ
19を通過したイオンビームは、更に加速され、ターゲ
ット20には200kVのエネルギーのイオンビームが
照射されることになる。
ビームを照射する場合には、制御回路26によって高圧
電源24とスイッチ回路25をI制御し、ターゲット2
0に一100kVが印加される。この結果、対物レンズ
19を通過したイオンビームは、更に加速され、ターゲ
ット20には200kVのエネルギーのイオンビームが
照射されることになる。
又、10kvの弱いエネルギーのイオンビームをターゲ
ット20に照射する場合には、制御回路26によって高
圧電源24とスイッチ回路25を制御し、ターゲット2
0に+90kVの電圧が印加される。この結果、対物レ
ンズ19を通過したイオンビームは、対物レンズ19と
ターゲット20との間の減速電場によって減速され、タ
ーゲット20には、10kVの弱いエネルギーのイオン
ビームが照射される。
ット20に照射する場合には、制御回路26によって高
圧電源24とスイッチ回路25を制御し、ターゲット2
0に+90kVの電圧が印加される。この結果、対物レ
ンズ19を通過したイオンビームは、対物レンズ19と
ターゲット20との間の減速電場によって減速され、タ
ーゲット20には、10kVの弱いエネルギーのイオン
ビームが照射される。
この結果、イオンビームの加速電圧(イオンビームのタ
ーゲットへの照射エネルギー)を変化させる場合、ター
ゲット20への印加電圧を変化させるだけであり、イオ
ン源への高電圧は変化させないので、対物レンズ19ま
では、イオンビームのターゲットへの照射エネルギーに
無関係に常に定のエネルギーのイオンビームが通過する
ことになる。従って、対物レンズまでの各構成要素を特
定のエネルギー、例えば、100kVのエネルギーのイ
オンビームが最適に集束されるように設計することがで
き、集束特性の極めて浸れたイオンビームをターゲット
20に照射することができる。
ーゲットへの照射エネルギー)を変化させる場合、ター
ゲット20への印加電圧を変化させるだけであり、イオ
ン源への高電圧は変化させないので、対物レンズ19ま
では、イオンビームのターゲットへの照射エネルギーに
無関係に常に定のエネルギーのイオンビームが通過する
ことになる。従って、対物レンズまでの各構成要素を特
定のエネルギー、例えば、100kVのエネルギーのイ
オンビームが最適に集束されるように設計することがで
き、集束特性の極めて浸れたイオンビームをターゲット
20に照射することができる。
又、対物レンズ19は一100kVの加速電圧のイオン
ビームを集束すれば良いので、1!1Ii21から中心
電極19aに印加されるレンズ電圧は50kV程度で良
いことになる。従って、この対物レンズ19は第3図の
従来の対物レンズに比べて耐圧によるI!l造上の制限
は著しく緩和される。
ビームを集束すれば良いので、1!1Ii21から中心
電極19aに印加されるレンズ電圧は50kV程度で良
いことになる。従って、この対物レンズ19は第3図の
従来の対物レンズに比べて耐圧によるI!l造上の制限
は著しく緩和される。
例えば、対物レンズ19としては、従来の5枚電極構造
とする必要はなく、中心電極と外側電極の3枚電極構造
とすることができ、それに伴って、対物レンズ19のレ
ンズポテンシャルの広がりを少なくすることができ、結
果として、イオンビームをターゲット20上に極めて細
く集束することができる。
とする必要はなく、中心電極と外側電極の3枚電極構造
とすることができ、それに伴って、対物レンズ19のレ
ンズポテンシャルの広がりを少なくすることができ、結
果として、イオンビームをターゲット20上に極めて細
く集束することができる。
更に、イオン源11におけるイオンビームの加速電圧は
、100kVとなるので、加速管を使用することなく、
イオンビームを加速することかて゛きる。このことは、
イオンエミッタ12と加速型1ri15との間の距離を
短くできることであり、段目の集束レンズの倍率を高く
できるため、イオンエミッタから見たイオンビームの開
き角を広くすることができ、その結果、充分なビーム電
流を得ることができる。
、100kVとなるので、加速管を使用することなく、
イオンビームを加速することかて゛きる。このことは、
イオンエミッタ12と加速型1ri15との間の距離を
短くできることであり、段目の集束レンズの倍率を高く
できるため、イオンエミッタから見たイオンビームの開
き角を広くすることができ、その結果、充分なビーム電
流を得ることができる。
第2図、第3図、第4図は、第1図の構成のイオンビー
ム装置におけるイオンビームの集束特性を示している。
ム装置におけるイオンビームの集束特性を示している。
第2図はターゲット20に加速電圧−50kVを印加し
てターゲット20に150kVのエネルギーのイオンビ
ームを照射した場合、第3図はターゲット20を接地電
位としてターゲットに100kVのエネルギーのイオン
ビームを照射した場合、第4図は、ターゲット20に+
50kVの減速電圧を印加してターゲット20に50k
Vのエネルギーのイオンビームを照射した場合である。
てターゲット20に150kVのエネルギーのイオンビ
ームを照射した場合、第3図はターゲット20を接地電
位としてターゲットに100kVのエネルギーのイオン
ビームを照射した場合、第4図は、ターゲット20に+
50kVの減速電圧を印加してターゲット20に50k
Vのエネルギーのイオンビームを照射した場合である。
各図中、縦軸はターゲット20に集束されたイオンビー
ムの径(nm)であり、横軸はビーム電流である。これ
らの図から明らかなように、ビーム径0.1μmで、い
ずれの場合も約150p△〜140pAの電流が得られ
、イオンビームのエネルギーにかかわらず、優れた集束
特性とすることができる。すなわち、大きなビーム電流
のイオンビームを、ターゲット20に極めて細く集束す
ることができる。
ムの径(nm)であり、横軸はビーム電流である。これ
らの図から明らかなように、ビーム径0.1μmで、い
ずれの場合も約150p△〜140pAの電流が得られ
、イオンビームのエネルギーにかかわらず、優れた集束
特性とすることができる。すなわち、大きなビーム電流
のイオンビームを、ターゲット20に極めて細く集束す
ることができる。
更に、第1図の装置では、ターゲット20の直前までイ
オンビームのエネルギーは100kVであるので、従来
装置に比べ、装置全体の信頼性を向」ニさせることがで
きる。又、EX8フィルターやブランキング等のユニッ
トに印加する電圧も、第5図に示した従来装置に比べ、
少なくて良いことになり、電源等をコンパクトにするこ
とができると共に、コストも低下させることができる。
オンビームのエネルギーは100kVであるので、従来
装置に比べ、装置全体の信頼性を向」ニさせることがで
きる。又、EX8フィルターやブランキング等のユニッ
トに印加する電圧も、第5図に示した従来装置に比べ、
少なくて良いことになり、電源等をコンパクトにするこ
とができると共に、コストも低下させることができる。
以上本発明を詳述したが、本発明は上記実施例に限定さ
れない。例えば、イオンビーム装置を例に説明したが、
電子ビーム装置にも本発明を適用することができる。又
、ターゲットに電圧を印加するようにしたが、ターゲッ
トは接地電位とし、最終段集束レンズ側に正あるいは負
の電圧を任意に印加するように構成しても良い。
れない。例えば、イオンビーム装置を例に説明したが、
電子ビーム装置にも本発明を適用することができる。又
、ターゲットに電圧を印加するようにしたが、ターゲッ
トは接地電位とし、最終段集束レンズ側に正あるいは負
の電圧を任意に印加するように構成しても良い。
(発明の効果)
以上説明したように、ターゲットと最終段集束レンズと
の間に、最終段集束レンズを通過してターゲットに向か
う荷電粒子ビームを加速および減速する電圧を選択的に
印加し得るように構成したので、ターゲットに照射され
るイオンビームのエネルギーを任意に変化させても、常
に一定の優れた集束特性でイオンビームをターゲットに
照射することができる。
の間に、最終段集束レンズを通過してターゲットに向か
う荷電粒子ビームを加速および減速する電圧を選択的に
印加し得るように構成したので、ターゲットに照射され
るイオンビームのエネルギーを任意に変化させても、常
に一定の優れた集束特性でイオンビームをターゲットに
照射することができる。
第1図は、本発明の一実施例であるイオンビーム装置を
示す図、第2図、第3図、第4図番よ、第1図の装置に
おけるイオンビームの集束特性を示す図、第5図は、加
速管を用いた従来のイオンビーム装置を示す図である・ 27・・・ExBフィルター 28・・・ブランキング電極 特許出願人 日 本 電 子 株 式
会 礼式 理 人 弁 理 士 井
島 藤 治外1名 1・・・イオンエミッタ 3・・・引出し電極 5・・・収束レンズ 7・・・ターゲラ(− 9・・・N源 11・・・イオン源 13・・・引出し電極 15・・・加速電極 17・・・電源 19・・・対物レンズ 21・・・電源 23・・・絶縁碍子 25・・・スイッチ回路 2・・・加速電源 4・・・加速管 6・・・対物レンズ 8・・・電源 10・・・EXBフィルター 12・・・イオンエミッタ 14・・・レンズ電極 16・・・加速電源 18・・・電源 20・・・ターゲット 22・・・ステージ 24・・・高圧電源 26・・・制御回路
示す図、第2図、第3図、第4図番よ、第1図の装置に
おけるイオンビームの集束特性を示す図、第5図は、加
速管を用いた従来のイオンビーム装置を示す図である・ 27・・・ExBフィルター 28・・・ブランキング電極 特許出願人 日 本 電 子 株 式
会 礼式 理 人 弁 理 士 井
島 藤 治外1名 1・・・イオンエミッタ 3・・・引出し電極 5・・・収束レンズ 7・・・ターゲラ(− 9・・・N源 11・・・イオン源 13・・・引出し電極 15・・・加速電極 17・・・電源 19・・・対物レンズ 21・・・電源 23・・・絶縁碍子 25・・・スイッチ回路 2・・・加速電源 4・・・加速管 6・・・対物レンズ 8・・・電源 10・・・EXBフィルター 12・・・イオンエミッタ 14・・・レンズ電極 16・・・加速電源 18・・・電源 20・・・ターゲット 22・・・ステージ 24・・・高圧電源 26・・・制御回路
Claims (1)
- 荷電粒子ビーム発生源と、該発生源から発生し、加速
された荷電粒子ビームを集束するレンズと、該荷電粒子
ビームが照射されるターゲットとを備えており、該ター
ゲットと最終段集束レンズとの間に、該最終段集束レン
ズを通過して該ターゲットに向かう荷電粒子ビームを加
速あるいは減速する電圧を選択的に印加し得るように構
成したことを特徴とする荷電粒子ビーム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63169625A JPH0218852A (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | 荷電粒子ビーム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63169625A JPH0218852A (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | 荷電粒子ビーム装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0218852A true JPH0218852A (ja) | 1990-01-23 |
Family
ID=15889974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63169625A Pending JPH0218852A (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | 荷電粒子ビーム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0218852A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0436948A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-06 | Shimadzu Corp | 半導体素子製造装置 |
JPH06168688A (ja) * | 1992-11-26 | 1994-06-14 | Shimadzu Corp | 集束イオンビーム装置 |
-
1988
- 1988-07-06 JP JP63169625A patent/JPH0218852A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0436948A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-06 | Shimadzu Corp | 半導体素子製造装置 |
JPH06168688A (ja) * | 1992-11-26 | 1994-06-14 | Shimadzu Corp | 集束イオンビーム装置 |
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