JPH0218756B2 - - Google Patents

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JPH0218756B2
JPH0218756B2 JP59225684A JP22568484A JPH0218756B2 JP H0218756 B2 JPH0218756 B2 JP H0218756B2 JP 59225684 A JP59225684 A JP 59225684A JP 22568484 A JP22568484 A JP 22568484A JP H0218756 B2 JPH0218756 B2 JP H0218756B2
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JP
Japan
Prior art keywords
coin
coins
rotary plate
piezoelectric bimorph
arm
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59225684A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61105696A (ja
Inventor
Hideyuki Suzuki
Mitsuo Tamura
Ryuichi Tadano
Akira Tomono
Fuyuhisa Hayakawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP59225684A priority Critical patent/JPS61105696A/ja
Publication of JPS61105696A publication Critical patent/JPS61105696A/ja
Publication of JPH0218756B2 publication Critical patent/JPH0218756B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、公衆電話や券売機等において、投入
硬貨を蓄積し、一つずつ排出する硬貨処理装置に
関するものである。
[従来の技術] 例えば、公衆電話機においては、電電公社の研
究実用化報告第28巻第11号(1979年11月)に開示
されているように、電話機のコイン投入口により
投入された硬貨は、選別部を通過して蓄積部に蓄
積され、相手応答時および通話度数毎に料金収納
信号に応答する制御部による制御によつて蓄積部
から、硬貨を一枚ずつ収納部に収納する硬貨収納
装置が用いられている。
この硬貨収納装置において、硬貨を蓄積し、一
度に一枚ずつ収納部に排出するために用いられて
いる硬貨処理装置は、従来、電磁石の吸引力を駆
動源として用いている。この電磁石は、硬貨処理
装置内の低電圧源を使用するようになつている。
また、従来の硬貨処理装置は、収納する硬貨を
一時的に係止するための突起と、収納時に次の硬
貨が連続して落下しないように阻止するための突
起の二つの突起の連動作用によつて一枚ずつ硬貨
を排出するいるように成つている。
[発明が解決しようとする課題] 上述のように、従来の硬貨処理装置では、電磁
石の吸引力を駆動源として用いているが、硬貨収
納装置内の低電圧源を使用して所望の駆動源を得
るためには、鉄芯の体積を大きくし、且つコイル
の巻数を大きくする必要があるため、電磁石の容
積が大きくならざるを得ない。また、電磁石の消
費電力は、一般に100mW以上となり、回路の小
型化、集約化等の設計に制限を生ずる問題があつ
た。
また、上述のように、従来の硬貨処理装置で
は、二つの突起の連動作用によつて硬貨を一枚ず
つ収納するが、この際、硬貨の側面状態のばらつ
き(硬貨の側面にギザギザが有つたり無かつた
り、或いは付着物が有つたり無かつたりして生じ
るばらつき)によつて突起と硬貨の間の摩擦係数
が変わり、収納動作を不安定にする為、突起の駆
動力は、設計上、実際の数倍以上に設計しなけれ
ばならない問題があつた。
それ故に、本発明の課題は、小型で消費電力が
少なく、しかも、確実な動作をする硬貨処理装置
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、複数の硬貨を順次案内して流
下させる硬貨流路を有する硬貨シユーターと、回
転中心が上記硬貨流路から外れた所に位置するよ
うに回転可能に設けられた回転板と、シーソー運
動可能に設けられたアームと、該アームを上記シ
ーソー運動させる駆動手段としての圧電バイモル
フとを有し、上記回転板は、上記硬貨流路内の上
記複数の硬貨の個々に係合する複数の突起を等間
隔に有し、上記アームは、上記シーソー運動する
ことにより、該アームの両端部が上記複数の突起
を交互に係止して、上記回転板に上記1突起づつ
の断続的な回転を許すものであることを特徴とす
る硬貨処理装置が得られる。
[作 用] 本発明の場合、駆動手段として圧電バイモルフ
が用いられているので、電磁石より消費電力が少
ない。従つて、消費電力が少ないため、回路の小
型化、集約化等が容易となる。また、圧電バイモ
ルフ自体が、電磁石よりも部品点数が少なく、小
型であるので、硬貨処理装置の小型化が可能とな
る。
また、本発明の場合、従来のように硬貨の側面
を直接係止するのではなく、圧電バイモルフによ
るアームのシーソー運動により回転板を断続的に
回転させて、この回転により硬貨を1枚ずつ排出
するように成つているので、硬貨の側面状態のば
らつきに影響されず、駆動力が小さくても確実に
作動する。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図および第2図を参照して、1は硬貨で、
2は傾斜した硬貨流路3を有するシユータで、硬
貨1は、図中、右端から硬貨流路3を直立した状
態で転がりながら順次流下する。4は回転板で、
軸5を介して自由に回転できるようにシユータ2
の硬貨流路座部3aに取り付けられる。回転板4
の厚さは硬貨1の厚さとほぼ同じか若干小さくし
ておく。回転板4は、外周に硬貨1の外周とほぼ
同じ凹部(切欠き)を複数個設けて、全体的には
十字状或いは星形状に複数の突起部4a〜4dを
有している。突起部4a〜4dは、回転板4の回
転によつて硬貨流路3内の複数の硬貨1の個々に
係合する。
6は、枢軸7を支点にシーソー運動するアーム
で、その両端には回転板4の突起部4a〜4dを
交互に係止するストツパー6a,6bが形成され
ている。
8は、圧電バイモルフ素子で、第3図に示され
るようにPZT等の圧電板8a,8b2枚を金属導
体板8cを中心にサンドイツチ状に接合してなる
もので、先端が印加電圧と極性に応じて左右に屈
曲変位するものである。この圧電バイモルフ8
は、アーム6の上部に連結されており、その変位
によつて、アーム6をシーソー運動させる。これ
により、ストツパー6a,6bは、交互に回転板
4の突起部4a〜4dのいずれかと係合するの
で、回転板4は、ストツパー6a,6bの交互の
移動により断続的な回転を許される。
第4図a,bを参照して動作を説明する。第4
図a図において、硬貨1が右方より落下してく
る。この時、圧電バイモルフ8は、紙面裏側に屈
曲し、アーム6のストツパー6bが回転板4の突
起部4bと当接しており、回転板4はこれ以上回
転しない。その結果、硬貨1は、回転板4の突起
部4aとシユータ2の天井部分とに当接して、こ
れ以上左方に進まなくなる。
次ぎに、信号処理によつて、圧電バイモルフ8
に前とは逆極性の電圧が印加されて、圧電バイモ
ルフ8が反対方向に変位する。この結果、第4図
bに示すように、ストツパー6bは手前に、スト
ツパー6aは紙面の裏側方向に移動するように、、
アーム6がシーソー運動する。ストツパー6b
は、回転板4の突起部4bの係止を解放する。こ
の結果、回転板4は、硬貨1の自重により回転す
る。一方、ストツパー6aは、突起部4dと当接
して回転を止めるので、この時、第4図bのよう
に、硬貨1は、シユータ2と回転板4の突起部4
a,4bとの間に係止される。
次ぎに、信号処理によつて、圧電バイモルフ8
に前とは逆極性の電圧が印加されと、圧電バイモ
ルフ8が紙面裏側に屈曲する。この結果、ストツ
パー6aは手前に、ストツパー6bは紙面の裏側
方向に移動するように、アーム6がシーソー運動
する。そして、ストツパー6aは、回転板4の突
起部4dの係止を解放する。この結果、回転板4
は、硬貨1の自重により回転し、硬貨1を排出
し、第4図aと同じ状態になる。
以下これらの動作を繰り返し、ストツパー6
a,6bを交互に変位させることにより、回転板
4の逐次断続的な回転を許すことにより、硬貨1
を一枚一枚確実に排出することができる。
[発明の効果] 本発明の硬貨処理装置は、従来の電磁石を用い
たものに比べ、構成が簡単であり、部品点数が少
ないので、従来よりも小型化をすることができ
る。
また、本発明の硬貨処理装置は、硬貨の側面状
態に影響されずに確実に硬貨の収納動作を行うこ
とができる。
更に、本発明の硬貨処理装置は、駆動装置とし
て圧電バイモルフを用いているので、消費電力を
少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略斜視図、
第2図は同実施例の要部の断面図、第3図は圧電
バイモルフ素子の一例を示す斜視図、第4図a,
bは同実施例の動作状態を示す図である。 1……硬貨、2……シユータ、3……硬貨流
路、3a……硬貨流路座部、4……回転板、4a
〜4d……突起部、5……軸、6……アーム、6
a,6b……ストツパー、7……枢軸、8……圧
電バイモルフ素子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の硬貨を順次案内して流下させる硬貨流
    路を有する硬貨シユーターと、回転中心が上記硬
    貨流路から外れた所に位置するように回転可能に
    設けられた回転板と、シーソー運動可能に設けら
    れたアームと、該アームを上記シーソー運動させ
    る駆動手段としての圧電バイモルフとを有し、上
    記回転板は、上記硬貨流路内の上記複数の硬貨の
    個々に係合する複数の突起を等間隔に有し、上記
    アームは、上記シーソー運動することにより、該
    アームの両端部が上記複数の突起を交互に係止し
    て、上記回転板に上記1突起づつの断続的な回転
    を許すものであることを特徴とする硬質処理装
    置。
JP59225684A 1984-10-29 1984-10-29 硬貨処理装置 Granted JPS61105696A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59225684A JPS61105696A (ja) 1984-10-29 1984-10-29 硬貨処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59225684A JPS61105696A (ja) 1984-10-29 1984-10-29 硬貨処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61105696A JPS61105696A (ja) 1986-05-23
JPH0218756B2 true JPH0218756B2 (ja) 1990-04-26

Family

ID=16833165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59225684A Granted JPS61105696A (ja) 1984-10-29 1984-10-29 硬貨処理装置

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Families Citing this family (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2026294B1 (en) 2006-04-04 2013-03-20 Glory Ltd. Coin receiving/dispensing machine
JP5101832B2 (ja) * 2006-04-04 2012-12-19 グローリー株式会社 硬貨繰出装置
JP5010168B2 (ja) * 2006-04-04 2012-08-29 グローリー株式会社 硬貨搬送装置
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JPS5452594A (en) * 1977-10-03 1979-04-25 Fuji Electric Co Ltd Coin handling device

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JPS61105696A (ja) 1986-05-23

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