JPH02187279A - 直流抵抗溶接装置 - Google Patents

直流抵抗溶接装置

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JPH02187279A
JPH02187279A JP623689A JP623689A JPH02187279A JP H02187279 A JPH02187279 A JP H02187279A JP 623689 A JP623689 A JP 623689A JP 623689 A JP623689 A JP 623689A JP H02187279 A JPH02187279 A JP H02187279A
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JP
Japan
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current
inverter
transformer
resistance welding
output transformer
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Pending
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JP623689A
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English (en)
Inventor
Fumitomo Takano
文朋 高野
Nobuo Kobayashi
信雄 小林
Hajime Tsujii
元 辻井
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は直流を用いてワークを抵抗溶接する直流抵抗溶
接装置に関し、−層詳細には、例えば、三相交流を整流
して直流化し、この直流を所定のスイッチング素子から
なるインバータを用いて高周波交流に変換した後、所定
のコア材を使用した出力トランスと整流器とを用いて再
び直流に変換し、この直流を溶接電極に供給することに
よりワークを溶接するインバータ式の直流抵抗溶接装置
において、前記スイッチング素子をパワーMOSFET
素子とし、前記コア材をアモルファス材料とすることに
より20に旧程度の高周波交流に変換することが可能と
なり、これによってインバータ部と出力トランスにおけ
る電力損失を軽減することが出来、しかも小型軽量化を
同時に達成するように構成した直流抵抗溶接装置に関す
る。
[発明の背景] 抵抗溶接装置は、例えば、一対の電極によって一組のワ
ークを挟持し、この電極間に溶接電流を通電することに
よりジュール熱を生じさせ且つ前記電極を相対的に押圧
してワークを接合するためのものである。当該抵抗溶接
装置は、接合の際に溶接棒等を必要としないことから作
業能率に優れた接合法と謂えよう。
この場合、抵抗溶接による接合法は、例えば、アーク溶
接接合法等に比較して極めて大きい溶接電流が必要とさ
れることから、溶接用トランスが大型且つ大重量になり
がちである。従って、これが溶接ロボット等のアーム部
に当該溶接トランスを取着して高速に取り扱う際の難点
として指摘されている。
そこで、最近では、この溶接用トランスの小型化を図る
ため、直流を、−旦、高周波交流に変換し、この高周波
交流を前記出力トランスに供給して降圧した後、整流器
を用いて再び直流化して溶接ガンアームに供給するイン
バータ式の直流抵抗溶接装置が採用され始めている。高
周波交流に変換する理由は出力トランスを構成するトラ
ンス用コアの断面積が前記高周波交流の周波数と反比例
の関係にあることを利用して出力トランスを比較的小型
・軽量に構成出来るからである。また、再び直流化して
溶接ガンアームに供給する理由は溶接ガンアームの長さ
およびその形状に起因するストレイインダクタンスによ
る高周波インピーダンスの増加に基づく電圧降下と表皮
効果による電圧降下を回避することが可能となり、高効
率の装置を構築出来るからである。
この種のインバータ式直流抵抗溶接装置を第1図に示す
。当該装置はコンバータ部2とインバータ部4および出
力トランス部6とから構成され、商用の三相交流電源7
から出力される三相交流をコンバータ部2を構成する整
流器スタック8とコンデンサ10によって直流化し、こ
の直流をインバータ駆動部11の出力信号によって駆動
されるパワートランジスタ12a乃至12dから構成さ
れるフルブリッジ型のインバータ部4によって前記三相
交流の周波数に比較して高周波の交流に変換した後、再
びセンタタップ付の出力トランス14と整流器16a、
16bにより直流に変換して溶接電極18aS18b間
に供給する構成となっている。なお、溶接電極18aは
整流器16a、16bの共通接続点に接続され、電極1
8bは出力トランス14を構成する2次コイルのセンタ
タップ19に接続されている。このような構成によって
一対のワークW、 、W、が溶接電極18a、18b間
に挟持されると溶接電流が通電され、ワークW、 、W
、との接触部位が溶融して接合する。
ところで、このように構成されるインバータ式の直流抵
抗溶接装置においては、供給電流の大電流化および小型
化が常に要請されている。
これによって、鋼板の溶接で必要とされる電流に対して
、メツキ鋼板等の融点の異なる材質が存在する鋼板ある
いはアルミニウム板等の熱伝導率の大きい材質の溶接を
行うに際して必要とされる大電流を供給し得ることが出
来るからである。
然しながら、従来の直流抵抗溶接装置において、さらに
高周波化を図り且つ電流容量を増加しようとすると、第
2図に示すように、インバータ部4を構成するパワート
ランジスタ12a乃至12dのコレクタ・・エミッタ間
電圧vciとコレクタ電流I0との積によって規定され
る電力損失PaV(図中、ハツチング部に対応する分)
が増加する。結局、インバータ部4における効率が低下
することになり、しかもこの電力損失p ayの増加に
対応する放熱構造を採用しなければならず、さほどには
小型化が図れないという不都合が露呈する。
また、従来の直流抵抗溶接装置において、出力トランス
を構成するコアの材料はケイ素鋼板等であり、それほど
電気抵抗が大きくないので高周波におけるコア損失が増
加し断面積をさほどには小さくすることが出来ず、十分
な小型・軽量化が図れないという欠点が存在している。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、インバータ式の直流抵抗溶接装置において、イ
ンバータ部を構成するスイッチング素子としてパワーM
OSFET素子を採用し、出力トランスを構成するコア
の材料をアモルファス材料とすることにより高周波にお
いてもスイッチング時における電力損失を極めて小さく
することが出来ると共にコア損失を小さくすることが出
来、それによって当該直流抵抗溶接装置自体を小型・軽
量化することを可能とする直流抵抗溶接装置を提供する
ことを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は少なくとも直流
を交流に変換するインバータと、このインバータに接続
され前記交流を変圧する出力トランスと、この出力トラ
ンスから出力される交流を整流し直流化する整流器′と
からなる直流抵抗溶接装置において、前記インバータを
構成するスイッチング素子をパワーMOSFET素子と
し、前記出力トランスを構成するトランス用コアの材料
をアモルファス材sとすることを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係る直流抵抗溶接装置について好適な実
施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
第3図は本実施態様に係る直流抵抗溶接装置の概略構成
を示す。当該直流抵抗溶接装置は基本的に三相交流電源
20から出力される三相交流を直流に変換するコンバー
タ部22と、このコンバータ部22の出力である直流を
所定の高周波交流に変換するインバータ部24と、この
インバータ部24から出力される交流(電圧V3、電流
I)を変圧する出力トランス26、および前記インバー
タ部24を構成し且つフルブリッジ型に接続されたスイ
ッチング素子であるパワーMOSFET素子28a乃至
28dに対してパルス幅変調されたゲート電圧を印加す
るインバータ駆動部30とから構成される。
前記コンバータ部22は整流器スタック32とリアクト
ル34とコンデンサ36とから構成され、出力トランス
26は1次コイル38とアモルファス材料からなるトラ
ンス用コア40および2次コイル42から構成される。
さらに、前記2次コイル42は整流器44a、44bの
一端側に接続され、前記整流器44a、44bの他端側
の共通接続端子および出力トランス26のセンタタップ
46はワークW−、Wbを挟持する溶接電極48aおよ
び48bに接続される。さらにまた、インバータ部24
と1次コイル38の間とは電流検出手段としての変流器
50が介装され、変流器50の出力信号■2はインバー
タ駆動部30に導入されている。なお、インバータ駆動
部30にはワークW−、Wbに供給する電流I0に対応
する設定電流値りおよび前記電流I0の通電時間TRが
設定されている。
本実施態様に係る直流抵抗溶接装置は基本的には以上の
ように構成されるものであり、次にその作用並びに効果
について添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する
そこで、先ずワークWいWbが溶接電極48aおよび4
8bによって挟持され加圧保持される。
この状態において三相交流電源20から出力される三相
交流はコンバータ部22を構成する整流器スタック32
と、リアクトル34およびコンデンサ36によって直流
化され、この直流がインバータ部24の入力端子に導入
される。この場合、インバータ部24を構成するフルブ
リッジ型のパワーMOSFET素子28a乃至28dの
ゲートにはインバータ駆動部30から設定電流値I、に
基づくパルス幅変調された駆動パルスが導入されて、前
記三相交流電源20の商用周波数に比較して高周波、例
えば、略20KHzの交流がインバータ部24から前記
変流器50を介して出力トランス26の1次コイル3B
に導入される。1次コイル38に導入された交流は出力
トランス26によって変圧され2次コイル42に所定の
交流を誘起する。
この場合、前記したように、トランス用コア40の材料
をアモルファス材料としているので、ケイ素鋼板等のコ
ア材に比較して電気抵抗が高く、交流の周波数が略20
KHzであっても渦電流損を小さく抑えることが出来、
出力トランス26の発熱を抑制出来る。2次コイル42
に誘起された交流は整流器44a、44bによって整流
された後、その共通接続点から溶接電極48a1ワーク
wa %ワークW1、溶接電極48bを通じてセンタタ
フブ46側に通流する。
この場合、出力トランス26の1次コイル38側を通流
する電流■1は前記出力電流I0と所定の関係に対応付
けられている。そこで、前記1次コイル38側を通流す
る電流■1に比例する電流I2を変流器50を介してイ
ンバータ駆動部30に導入する。インバータ駆動部30
は前記測定電流I2と設定電流値Ilを図示しない比較
手段等により比較し、ワークW、 、Wbに出力電流!
、を通流すべく1次コイル電流11をフィードバック制
御する。これによって設定電流値■!と同一の電流I、
が1次コイル38側に通流することとなり、所定の溶接
電流I。がワークW−、Wb間を通流することになる。
この状態においてワークW、 、 W、間に溶接電流I
。が所定の通電時間T11だけ通電されるとワークW、
とW、との間の接触部位においてナゲツトが生成される
。次いで、ワークW1、W、に供給される溶接電流I。
が遮断された状態でワークW、とW、は所定時間加圧保
持される。この間にワークWaとW6間に生成された図
示しないナゲツトが略完全に固化し、ワークW、とWb
 とが接合される。
この場合、本実施態様によれば、インバータ部24を構
成するスイッチング素子としてパワーMOSFET素子
28a乃至28dを採用しているので、当該パワーMO
SFET素子28a乃至28dのゲート電圧■。に対し
てドレイン・ソース間の電圧VBとドレイン電流I。は
第4図a、、bに示すような関係となり、電力損失p 
ayは図に示すハツチング部分のみとなって第2図に示
した従来技術に係る電力損失P6vに比較して極めてそ
の値を小さなものとすることが出来る。従って、インバ
ータ部24における発振周波数を略20KHz程度の高
周波とした場合においても電力損失の増加が少なく極め
て効率の高い直流溶接抵抗装置を得ることが出来る。
[発明の効果コ 以上のように、本発明によれば、インバータ式直流抵抗
溶接装置のインバータ部を構成するスイッチング素子と
してパワーMOSFET素子を使用し、出力トランス用
のトランス用コア材料としてアモルファス材料を使用し
ている。
このため、インバータ部を構成するスイッチング素子で
あるパワーMOSFET素子のドレイン・ソース間を通
流する電流の立ち上がり時間並びに立ち下がり時間が小
さな値となり、スイッチング時に発生する電力損失を大
幅に低減することが出来る。従って、インバータ式直流
抵抗溶接装置の高周波化が可能となり、この高周波化に
伴い出力トランスの小型化等、全体として装置の小型化
が図れる。しかも、この電力損失によってトランジスタ
から外部に放出される熱量が減少するので当該インバー
タ部を構成するフルブリッジ型パワーMO8FET素子
の放熱構造を極めて簡単なものとすることが出来る。ま
た、アモルファス材料を採用しているので電気抵抗が大
きくなり、トランス用コアで発生する渦電流損が極めて
小さく出来、これによって出力トランスの放熱構造も簡
単なものとすることが出来る。
これらのことからワークに対する溶接電流の比較的大電
流化が可能となり、しかも溶接ガン組立体が小型・軽量
となり且つ保守性にも優れた直流抵抗溶接装置を実現す
ることが可能となる。
以L、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
例えば、スイッチング素子としてのパワーMOSFET
素子を並列接続としてさらに電流容量を増加し得る構成
とする等、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
の改良並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術に係るインバータ式直流抵抗溶接装置
の構成図、 第2図は第1図に示す直流抵抗溶接装置のインバータ部
におけるトランジスタの電力損失の説明図、 第3図は本発明に係る直流抵抗溶接装置の構成説明図、 第4図は第3図に示す直流抵抗溶接装置のインバータ部
にふけるパワーMOSFET素子の電力損失の説明図で
ある。 22・・・コンバータ部   24・・・インバータ部
26・・・出力トランス 28a 〜28d−・−パ’7−MOSFET素子40
・・・トランス用コア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも直流を交流に変換するインバータと、
    このインバータに接続され前記交流を変圧する出力トラ
    ンスと、この出力トランスから出力される交流を整流し
    直流化する整流器とからなる直流抵抗溶接装置において
    、前記インバータを構成するスイッチング素子をパワー
    MOSFET素子とし、前記出力トランスを構成するト
    ランス用コアの材料をアモルファス材料とすることを特
    徴とする直流抵抗溶接装置。
JP623689A 1989-01-13 1989-01-13 直流抵抗溶接装置 Pending JPH02187279A (ja)

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JP623689A JPH02187279A (ja) 1989-01-13 1989-01-13 直流抵抗溶接装置

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