JPH02186049A - 建築物の屋根施工法 - Google Patents

建築物の屋根施工法

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JPH02186049A
JPH02186049A JP378189A JP378189A JPH02186049A JP H02186049 A JPH02186049 A JP H02186049A JP 378189 A JP378189 A JP 378189A JP 378189 A JP378189 A JP 378189A JP H02186049 A JPH02186049 A JP H02186049A
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Gantan Funaki
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、建築物の屋根施工法に関し、特に空隙を形
成した野地板ユニットを用いた屋根施工法に関するもの
である。
〈従来の技術〉 周知のように、建築物の屋根には防音効果や断熱効果等
を高めるために下地部分に下地材を敷設することが行な
われている。この下地材は、木毛セメント板や硬質発泡
ウレタン材やフェルト地などからなる中実状のものが大
部分である。
〈発明が解決しようとする問題点〉 従来の中実状の下地材を敷設して屋根を施工する場合に
、屋根板と下地材との間に空間が生じるが、この空間内
の空気は外部と連通ずることなく当該空間内に滞留して
いる。従って、夏期に直射日光で照射されると、屋根の
外面温度は70℃以上にも上昇するが、室内側は冷房装
置により30℃以下に保たれているため、上記空間内の
空気に温度差による渦流や乱流等の対流が生じて、室外
側と室内側との間マ空気を介した熱交換が作用し、室内
側の冷房効果が損なわれる。また、下地材が中実状であ
ると防音効果が劣り、雨音が屋根に反射して騒々しい。
そこで、下地材を二重に敷設することが考えられるが、
施工の手間が二倍掛って施工期間が延びると共に、材料
費が高騰する。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は上記に鑑み提案されたもので、第1野地板と第
2野地板との間に間隔保持部材を介在させて空隙を形成
した野地板ユニットを垂木上に敷設し、この野地板ユニ
ットの上面に屋根板を順次横葺きするようにしたことを
特徴とする建築物の屋根施工法である。
く実 施 例〉 以下、本発明を図面の実施例について説明すと1本発明
に用いる野地板ユニッ)lは、例えば室外側になる第1
野地板2と、天井側になる第2野地板3との間に、両野
地板2.3の側縁部とほぼ平行に複数本の間隔保持部材
4を適宜間隔で介在させて構成したものである。即ち、
例えばベニヤ板からなる第2野地板3の上面に、該第2
野地板3の側縁部に沿って適宜間隔で互いにほぼ平行す
る複数本の間隔保持部材4を止着し、上記複数本の間隔
保持部材4の上端及び下端を第2野地板3の上縁部及び
下縁部に揃える。そして、例えばベニヤ板からなる第1
野地板2を上記各間隔保持部材4の上面に第2野地板3
と各外縁部が揃うように止着して、上級部と下縁部が開
放すると共に側縁部に沿ってほぼ平行する複数の空隙5
を形成する。
尚、上記空隙5の幅dを、第1野地板2の外側と第2野
地板3の外側とにおいて温度差が有る場合に、内部の空
気が上記温度差に基づき乱流や渦流等による対流が生じ
ない5〜15+++m程度にすると好適である。
本発明は、予め上記のような野地板ユニット1を工場で
大量に生産すると共に、施工現場では建築物の母屋6に
適宜間隔で複数の垂木7を止着しておく、この垂木7は
木製であってもよいし、図示のように金属製の所謂ハツ
ト型垂木であってもよい、上記垂木7の傾斜下端には長
尺な軒先金物8を針方向に沿って一連に嵌着し、各垂木
7の上面に野地板ユニット1を屋根の傾斜方向及び桁行
方向に隙間なく載鐙すると共に釘等の止着手段9により
垂木7に固定して敷設する。このとき各野地板ユニッ)
1の各空隙5を傾斜方向に沿って連通させて連通路10
を形成する。また、屋根の傾斜上端、即ち棟部分に位置
する各野地板ユニットlの第2野地板3の上縁部分3′
を棟方向に沿って互いに当接させて、各連通路10を棟
部分において開口させる。そして、棟部分の野地板ユニ
ット1の上面には棟木11を棟方向に断続的に止着する
尚、傾斜下端に位置する野地板ユニット1の下縁を軒先
金物8の上面に位置させる。このようにすると、万一、
屋根板12から雨水が第1野地板2の上面に漏れたりし
ても、第1野地板2の上面を軒先方向に流下して軒先金
物8により長手方向に展開して横方向に流れて排出され
る。そして、もしも、第2野地板3の継目から雨水が漏
れたとしても、漏れた雨水は空隙5を介して第1野地板
2の上面に落下し、傾斜方向に連通ずる連通路lOを通
って軒先金物8の上面に流下し1軒先金物8を横方向に
流れて排出される。従って、雨水が天井裏にまで染み出
すことがなく、雨仕舞が良好となる。
上記野地板ユニツ)lの敷設が完了したら屋根板12を
横葺きするが、図示の実施例では屋根板12と野地板ユ
ニット1との間にルーフィング13を介在させ、該ルー
フィング13の上に屋根板12を横方向に敷設している
。屋根板12の敷設は、軒先に位置する屋根板12の下
向き係止部14を軒先金物8の係止片15に係止させる
と共に、図示していない吊子等により上向き保合部16
を垂木7に止着し、この止着した軒先側に位置する屋根
板12の上向き係合部16に線側に隣接する屋根板12
の下向き係止部14を係止させ、順次棟に向かって葺き
上がり、棟部分に位置する屋根板12の上縁12′を棟
木11に止着するのである。そして、棟木11には内部
に空間部17を有するカバー材18を被着する。
上記カバー材18は、山型に屈曲形成した長尺材であっ
て、長手方向に下向きの垂下片19を有し、該垂下片1
9の下端部を内向き上方へ折り返して折返片20を設け
ている。そして、上記垂下片19の下端部と屋根板12
の上面との間には通風部21を設けて第1野地板2と第
2野地板3との間の空隙5(連通路lO)を通る空気が
外部へ流出可能とする。
上記のようにして横葺きした屋根によれば、第1野地板
2と第2野地板3との間に形成した空隙5が屋根の傾斜
方向に互いに連通して複数の連通路10を形成し、各連
通路10を空気が流通可能であり5軒先部分から野地板
ユニット1の空隙5(連通路10)に流入した空気は棟
部分から外部に抜(する、そして、第1野地板2の外側
と第2野地板3の外側とにおいて温度差が大きい場合で
も、第1野地板2と第2野地板3との間の空隙5の幅d
を対流が生じない程度に形成しであるので、空隙5内の
空気が対流して熱交換の作用をなすことがなく断熱効果
が向上するし、防音効果も向上する。
以上本発明を図面の実施例について説明したが、本発明
は上記した実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載した構成を変更しない限り適宜に実施でき
る。
〈発明の効果〉 以上要するに本発明は、第1野地板と第2野地板との間
に間隔保持部材を介在させて空隙を形成した野地板ユニ
ットを垂木上に敷設し、この野地板ユニットの上面に屋
根板を順次構分きするようにしたので、野地板を二重に
敷設するのに拘らず、施工時の手間が従来の1枚の野地
板を敷設する場合と変らず、極めて簡単に施工できる。
また、本発明による屋根によれば、第1野地板と第2野
地板との間の空隙における空気を介した熱交換作用がな
いので断熱効果が向上するばかりではなく、野地板が二
重構造となりしかも間に空気層を有しているので防音効
果も向上する。
また、本発明における野地板ユニットは従来の野地板に
比較しても厚みが殆ど増加していないので従来の野地板
に換えて使用することができ、実用的価値が極めて高い
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は屋根の一部欠截
斜視図、第2図は屋根の縦断面図、第3図は野地板ユニ
ットの斜視図である。 1・・・野地板ユニット、2・・・第1野地板、3・・
・第2野地板、4・・・間隔保持部材、5・・・空隙、
7・・・垂木、12・・・屋根板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1野地板と第2野地板との間に間隔保持部材を介在さ
    せて空隙を形成した野地板ユニットを垂木上に敷設し、
    この野地板ユニットの上面に屋根板を順次横葺きするよ
    うにしたことを特徴とする建築物の屋根施工法。
JP1003781A 1989-01-12 1989-01-12 建築物の屋根施工法 Expired - Lifetime JP2614759B2 (ja)

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JP2614759B2 JP2614759B2 (ja) 1997-05-28

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48106109U (ja) * 1972-03-09 1973-12-10
JPS58143917U (ja) * 1982-03-25 1983-09-28 鐘淵化学工業株式会社 屋根材

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48106109U (ja) * 1972-03-09 1973-12-10
JPS58143917U (ja) * 1982-03-25 1983-09-28 鐘淵化学工業株式会社 屋根材

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