JPH02185842A - 自動車のラジエータグリル保持構造 - Google Patents

自動車のラジエータグリル保持構造

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JPH02185842A
JPH02185842A JP286989A JP286989A JPH02185842A JP H02185842 A JPH02185842 A JP H02185842A JP 286989 A JP286989 A JP 286989A JP 286989 A JP286989 A JP 286989A JP H02185842 A JPH02185842 A JP H02185842A
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flange
bumper
stopper piece
radiator
radiator grille
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JP286989A
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Yasuhiko Kawaguchi
川口 靖彦
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は乗用自動車などにおけるラジェータグリルの
特に下端部を保持する構造に関する。
(従来の技術) 第5図および第6図に示すように、バンパ101の上位
にラジェータグリル1が装着され、このラジェータグリ
ル1の上端部および下端部にはそれぞれ後方へ延びるフ
ランジ3および5が形成され、これらのフランジ3.5
が車体側に締結されている。
前記バンパ101はバンパ本体103と、この本体に内
装されたレインフォース107とを有し、レインフォー
ス107の上下後端部は外方へ折曲されていてこれらの
折曲部109,111によりバンパ本体103の相対的
後退を阻止している。
バンパ本体103の上壁105には折曲部109やその
他の車体構造物を隠蔽づるためのシェルタ113が後方
へ向けて形成されている。
ところで上記第6図はラジェータグリル1の従来におけ
る一般的装着構造を示しており、゛上端部のフランジ3
が、ラジェータコア115等を保持するために枠組みさ
れたラジェータコアサポートのラジェータコアサポート
アッパ117に締結され、また下端部のフランジ5の車
幅方向中央部を上記ラジェータコアサポートアッパ11
7とファーストクロスメンバ119とに掛渡したフード
Oックスティ121等に締結している。
然して、車体側の構造によってはフードロツクスティ1
21等の適当な保持部材が無いことがあり、このような
場合には従来第7図あるいは第8図に示した保持構造が
採用されている。
すなわち、第7図の構造は、前記第5図にも概略水した
ように、ラジェータグリル1の下端部のフランジ7に沿
わせてリテーナ9を接合し、このリテーナ9を上記ラジ
ェータコアサポートのラジェータコアサポートサイドに
結合させたものである。また第8図の構造は下端部のフ
ランジ7の例えば中央部を、ボルトナツト11とスペー
サ13とを用いてバンパ101に締結したものである。
従って、これらの構造によりラジェータグリル1の取付
は剛性が^められ、その下端部の前後への動ぎ等が規制
されている。なお、類似構造は例えば特開昭61−28
5156号公報に見られる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、第6図に示す例では、ラジェータグリル
1の車幅方向両端においてその下端部の支持剛性を高め
ることができない。
一方、第7図あるいは第8図に示された保持構造にあっ
ては第6図のような問題の改善は図れるが、それぞれ次
のような問題があった。
すなわち、第7図のものでは大型のリテーナ9を接合し
なければならず、取扱いが煩雑であると共にコストアッ
プを招くものとなる。また第8図の構造にあっては、衝
突の際にバンパ101が2点鎖線示のように後退すると
、これに締結されたラジェータグリル1のフランジ7も
一緒に後退づるので、ラジェータグリル1が変形したり
、あるいはフランジ7の付根Xやその上方Yなどで破損
してしまうことがあり、軽衝突の場合であってもユーザ
に多額の修理費用を負担させることになる恐れがあった
そこでこの発明は、支持剛性を高くすることができ取扱
いが簡単で、できるだけ安価に、かつ衝突時などにはバ
ンパと無縁になり得るようにラジェータグリルを保持す
ることのできる保持構造の提供を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前記課題を解決するためにこの発明は、バンパの上位に
装着されるラジェータグリルの下端部を保持する構造で
あって、前記下端部に略水平方向に延びるフランジを設
けると共に、前記バンパ上には弾性を有すると共に前記
フランジの下面に対向する上向きの面とフランジの後端
縁に対向する前向きの面とを有するストッパピースを設
けて構成したものである。
(作用) ラジェータグリルに後方への力が作用すると下端部のフ
ランジの後端縁がバンパに設けられたストッパピースの
前向きの面に受止められてこの後方への変位が阻止され
る。前方への力が作用した場合は、ラジェータグリルが
その上端部側を支点として前方へ撓わもうとし、これに
伴われて下端部のフランジが下方へ変位しようとするが
、このときはフランジの下面がストッパピースの上向き
の面に受止められるので上記の変位もまた阻止される。
衝突に際してバンパが後退するときは、ストッパピース
がバンパと共に移動しながらラジェータグリル下端部の
フランジをとり残してゆくので、ラジェータグリルがこ
のバンパの変位とは無縁となる。ストッパピースは弾性
をそなえるために、バンパとラジェータグリルとの間に
取付は誤差があってもこれを吸収させることができる。
弾性のあるストッパピースであるから、走行振動等によ
る異音発生も防止できる。
(実施例) 第1図ないし第3図を参照してこの発明の一実施例を説
明する。
この実施例におけるラジェータグリル1とバンパ101
、およびこれらの配置関係は前記従来のものと略同様な
構造である。ラジェータ1上端部のフランジ3はラジェ
ータコアサポートアッパ117にボルト123により締
結され、下端部には略水平方向に延びるフランジ7が後
方へ突設され、このフランジ7がバンパ本体103の上
壁105に形成されたシェルタ113の上位に配置され
てこのシェルタ113と対向している。そしてフランジ
7とシェルタ113との対向部間にはこの実施例に係る
ストッパピース15が設けられている。
ストッパピース15は弾性のあるゴムあるいは樹脂の成
形体であって、第2図および第3図に示されているよう
に、直方体状の背部17と、この背部17の下端から前
方へ延出する基底部19と、この基底部19の上位にあ
って前方へ延出する舌状部21とを備えている。背部1
7には前向きの面17aが設けられ、後面には係止12
3が形成されている。また、舌状部21には上向きの而
21aが設けられている。そしてこのストッパピース1
5は、次に述べる装着状態が得られるような寸法に成形
されている。
すなわち、背r1117と九に基底部19はバンパ本体
103の上壁105上に着座されこの上壁105とシェ
ルタ113との間に若干の圧縮状態で嵌め込まれている
。この状態でシェルタ113の後端が背部17に当接す
るとともに舌状部21の下面がシェルタ113の上面に
当接し、ないしは僅少な隙間を隔てて近接している。更
にバンパ101におけるレインフォース107の前記折
曲部109が係止溝23と係合し、シェルタ113との
協働のもとにストッパピース15が浮上りおよび前後動
不能に取付けられている。
かかるストッパピース15がラジェータグリル1の車中
方向中央部に対応する1箇所、あるいは中央部と左右両
端部に対向する箇所等適所に配置され、ラジェータグリ
ル1はその下端部のフランジ7を舌状部21に乗せかけ
ている。この際、フランジ7の後端縁7aがストッパピ
ース15の前向きの而17aと当接ないし近接するよう
にこれらの相対位置関係が定められている。更にフラン
ジ7の下面7bが舌状部21の上向きの面21aに丁度
接触し、または摺動可能に弾接し、もしくは僅少な隙間
を隔てて対向している。またこのようなセツティングで
バンパ等における取付は精度のバラツキ範囲を勘案して
舌状部21の厚さが設定される。これらの場合、必要に
よっては上端部のフランジ3の前模取付位置を微調整し
、あるいはこのフランジ3の下にシムを挿入するなどし
て上下の相対位置関係を微調整することもできる。
実施例は以上のように構成されている。したがって第2
図に示したように、ラジェータグリル1に前方からの力
Faが作用すると下端部のフランジ7の後端縁7aがス
トッパピース15の背部17の前向きの面17aに受止
められるので上記の作用力はこの背部17を介してレイ
ンフォース107の折曲部109により受けられる。ま
た後方からの力Fbが作用するとラジェータグリル1が
その上端部近傍D(第1図)を中心に矢線すのごとく前
方へ回動しようとし、これに伴われフランジ7の後方部
が下方へ変位しようとし、その下面7bが舌状部21の
上向きの面21aで受止められる。これにより作用力F
bがこの舌状部を介してシェルタ113により受けられ
る。このようにラジェータグリル1は下端部においても
外力に対抗して保持される。また衝突時にバンパ101
が後退すると、ストッパピース15がバンパ101に係
着されたままラジェータグリル1から離れるので、この
グリル1の下端部には有害な衝突力が及ぼされない。従
って、ラジェータグリル1の破壊を防止することができ
る。走行中等には、ストッパピース15が緩衝材となり
異音発生を防止できる。ラジェータグリル1やバンパ1
01の取付誤差があり、相互間隔等が多少変化しても、
弾性のあるストッパピース15によってこれを吸収する
ことができる。ストッパピース15は設ける位置が比較
的自由であり、ラジェータグリル1の車幅方向両端部等
での支持剛性も高めることができる。ストッパピース1
5を車幅方向へ延設すればラジェータグリル1とバンパ
101との相互間隔全体を塞ぐことができ、両者の連続
感を高め、外観品質を向上させられる。
ストッパピース15は単一の小物部品であって、取扱い
が容易である。また同座も容易なことから、これを極め
て安価に製造することができる。
ストッパピースを既存のシェルタ113とレインフォー
スの折曲部109とを利用して係着するようにしたので
部品費用を一層節約することができる。
次に第4図を参照してこの発明の他の実施例について説
明する。
この実施例のストッパピース25はばね鋼で作られた基
部材27と受は部材35とから構成されている。1部材
27は山形に折曲成形された板ばね部29と、この板ば
ね部の後方をほぼ直角に立上げたのち折り返してなる立
上り部31と、この立上り部に続いて後方へ延出する延
出部33とを備えている。板ばね部29は前記バンパ本
体1゜3の上壁105と前記シェルタ113との間に挿
入されて自己の弾発力により係止され、延出部33の後
端部は前記レインフォース107の折曲部109に係合
されている。また受は部@35はゴム等の弾性材料で作
られて立上り部31の前面に焼付け、接着などによって
接合され、この受は部材35はラジェータグリル1の下
端部のフランジ7の後端1i7aとの間に介在する背部
37と、このフランジ7とシェルタ113との岡に介装
される舌状部39とによって断面がL字形に形成されて
いる。そして背部37の前向ぎの面37aとフランジ後
filR7aとの位I!!関係、および舌状部39の上
向きの面39aとフランジ7の下面7bとの位置関係は
、前述した実施例の場合と同様に設定されている。した
がって保持作用も前記実施例と略同様である他、脇部材
27の存在で支持剛性を更に高めることができる。
[発明の効果1 以上説明したようにこの発明の構成によれば、ラジェー
タグリルの下端部が、平常時にあってはストッパピース
を介してバンパに保持されつつ外力に抵抗ら、また衝突
時にはこのバンパと無縁になって破損等からまぬがれる
ので、上記の下端部を直接車体側に止着し得ない場合で
あっても平常時と衝突時との双方に適応できる保持構造
が得られる。そしてこの保持構造には多げさな部品を必
要としないので製造コストをいたずらに上昇させること
がなく、取扱いも簡単である。また、ラジェータグリル
の中央部及び端部の支持を容易にでき、支持剛性を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を適用したラジェータグリ
ル装置部の側面断面図、第2図は第1図の要部拡大図、
第3図はストッパピースの斜視図、第4図はこの発明の
他の実施例を示した側面断面図、第5図は自動車前部の
部分斜視図、第6図。 第7図および第8図はそれぞれ従来例に係るラジェータ
グリルの保持構造を示した側面断面図である。 1・・・ラジェータグリル 7・・・下端部のフランジ 7a・・・後端株 7b・・・下面 15.25・・・ストッパピース 17a、37a・・・前向きの面 21a、39a−・・上向きの面 101・・・バンパ 第1図 代理人 弁理士  三 好 保 男 稟2工 第31!1 第4図 第5図 嘉61!1 第7図 第85Il

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. バンパの上位に装着されるラジエータグリルの下端部を
    保持する構造であつて、前記下端部に略水平方向に延び
    るフランジを設けると共に、前記バンパ上には弾性を有
    すると共に前記フランジの下面に対向する上向きの面と
    フランジの後端縁に対向する前向きの面とを有するスト
    ッパピースを設けて構成した自動車のラジエータグリル
    保持構造。
JP1002869A 1989-01-11 1989-01-11 自動車のラジエ―タグリル保持構造 Expired - Lifetime JP2520951B2 (ja)

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