JPH02185298A - 誘導加熱式アイロン - Google Patents

誘導加熱式アイロン

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JPH02185298A
JPH02185298A JP314089A JP314089A JPH02185298A JP H02185298 A JPH02185298 A JP H02185298A JP 314089 A JP314089 A JP 314089A JP 314089 A JP314089 A JP 314089A JP H02185298 A JPH02185298 A JP H02185298A
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high frequency
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泉生 弘田
Kazuhiko Asada
和彦 麻田
Hidekazu Yamashita
秀和 山下
Hideyuki Kominami
秀之 小南
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭において使用されるアイロンに関する
もので、誘導加熱式としてコードレス化を図ったもので
ある。
従来の技術 最近、コードレスアイロンなるものが市場に現れてきた
が、これらはいずれもアイロン本体をアイロンスタンド
に載置した時のみパワーが供給できるものであって、実
際のアイロン掛は作業中にはその蓄熱に頼るものである
。そのためスチーム掛けをある程度の時間行うとすぐに
アイロン本体のベース面の温度が下がってしまい本格的
なコードレスアイロンとはいえないものであった。そこ
で、実際のアイロン掛は作業中でも誘導加熱を用いてア
イロン本体が加熱できる誘導加熱式アイロンの提案が種
々なされてきている。
その一つの例を第4図と第5図に示す。第4図において
1は加熱コイルによって誘導加熱されるアイロン本体で
ある。28〜2Cは誘導加熱電源からの高周波電力によ
って励磁されアイロン本体1を誘導加熱する加熱コイル
A〜Cである。3は加熱コイルA−Cを含むアイロン台
で、この上に衣類などを置いてアイロン本体1を用いて
アイロン掛けを行うものである。4は誘導加熱電源から
の高周波電力を供給する加熱コイルを切り換える加熱コ
イル切り換え手段、5は負荷検知手段7の出力を受けて
加熱コイル切り換え手段4を制御する制御回路、6は先
述した高周波電力を発生する誘導加熱電源である。7は
加熱コイル切り換え手段4の選んだ加熱コイルを励磁し
たときにアイロン本体1と加熱コイルA−Cとの磁気的
結合度合を検知することによって、その加熱コイルの上
にアイロン本体1があれば、アイロン本体ありの信号を
、アイロン本体1がなければ、アイロン本体無しの信号
を制御回路5に出力する負荷検知手段である。8は商用
電源である。
以上の構成の誘導加熱式アイロンの動作を以下説明する
まずアイロン台3の上に衣類を置いてアイロン本体1を
用いてアイロン掛けを行う場合について考える。
第4図の構成の誘導加熱式アイロンでは、アイロン本体
1がどの加熱コイル上にあるかを検知してアイロン本体
1が載っている加熱コイルがあればその加熱コイルを励
磁してアイロン本体1を誘導加熱する必要がある。
そこで制御回路5は誘導加熱電源6からの高周波電力を
加熱コイル切り換え手段4を用いて各加熱コイルに順番
に供給する(すなわち各加熱コイルは順番に励磁される
(第5図のステップ■〜■)。この時制御回路5は負荷
検知手段7の出力を見てその出力がアイロン本体あり信
号であれば(ステップ■〜■)、その加熱コイルの励磁
をアイロン本体lがな(なるまで続ける(ステップ■〜
■)。アイロン本体1がなくなれば(負荷検知手段7の
出力がアイロン本体無し信号となるので)、制御回路5
はまた各加熱コイルを順番に励磁する。
以上のようにアイロン台3の上をアイロン本体1が動い
ていても適宜アイロン本体1が載っている加熱コイルが
励磁されうまくアイロン本体1を誘導加熱することがで
きる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成の誘導加熱式アイロンでは
、実際に使用する上で重要な問題となる「安全性」とい
う面で様々な課題があった。
具体的にその課題について述べる。
まず第1の課題として使用者がアイロン掛は最中になん
らかの理由でアイロン本体1をアイロン台3上に(加熱
コイルA−Cの上に)置いたままいなくなった場合、ア
イロン本体1は誘導加熱され続は結果としてアイロン台
3の焦げや、さらには火災にいたる恐れがあり大変危険
である。またアイロン本体1がアイロン台3上にな(代
わりにアイロン台3上に鉄鍋なと誘導加熱できるものが
置かれてあった場合でも同様の危険がある。
第2の課題として、アイロン台3上にアイロン本体1が
ない状態が続けばいつまでも各加熱コイルを順番に励磁
し続けることになり、無駄な電力を消費することになる
第3の課題として、アイロン台3上にアイロン本体1が
ない状態が続けばいつまでも各加熱コイルのうちどれか
が順次励磁されているため(アイロン本体1が載ってい
ない)、加熱コイルを励磁することにより発生する不要
な輻射ノイズが出続けることになる。この輻射ノイズは
他の電気機器の誤動作を招(等の恐れがあり重要な問題
である。
本発明は上記第1の課題にあげたように、アイロン掛は
作業中に使用者がついうっかりアイロン本体1をアイロ
ン台3上に放置したまま席を立っても、また誤ってアイ
ロン本体1以外の誘導加熱されるものをアイ[1ン台3
上に放置してもアイロン台3の焦げや、火災などの危険
のない安全な誘導加熱式アイロンを提供することを第1
の目的とする。
また上記第2の課題にあげたように、アイロン掛は作業
中に使用者がアイロン本体1をアイロン台3外に放置し
ても、アイロン台3内の加熱コイルが絶えず励磁され続
けることがなく無駄な電力を消費することのない誘導加
熱式アイロンを提供することを第2の目的とする。
さらに第3の課題にあげたように、アイロン掛は作業中
に使用者がアイロン本体1をアイロン台3外に放置して
もアイロン台3内の加熱コイルが絶えず励磁され続ける
ことがなく不要な輻射ノイズが出し続けることがない誘
導加熱式アイロンを提供することを第3の目的とする。
課題を解決するための手段 上記第1の課題を解決するための本発明の手段は、複数
個の加熱コイルと、前記複数個の加熱コイル上で誘導加
熱されるアイロン本体と、前記複数個の加熱コイルを個
別に励磁して前記アイロン本体が載っている加熱コイル
があればその加熱コイルの励磁を8!続し、前記アイロ
ン本体がなければ他の加熱コイルを励磁する加熱コイル
切り換え手段と、前記加熱コイル切り換え手段を介して
加熱コイルに高周波電力を供給する高周波電源と、前記
加熱コイル切り換え手段の状態を受けて前記高周波電源
を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記加
熱コイル切り換え手段が所定時間加熱コイルを切り換え
なかったときに少なくとも前記高周波電源を制御して前
記加熱コイルの励磁を中止するものである。
上記第2の課題を解決するための本発明の手段は、複数
個の加熱コイルと、前記複数個の加熱コイル上で誘導加
熱されるアイロン本体と、前記複数個の加熱コイルを個
別に励磁して前記アイロン本体が載っている加熱コイル
があればその加熱コイルの励磁を継続し、前記アイロン
本体がなければ他の加熱コイルを励磁する加熱コイル切
り換え手段と、前記加熱コイル切り換え手段を介して加
熱コイルに高周波電力を供給する高周波電源と、前記ア
イロン本体内に配置されアイロンベースの温度が所定値
より低いきき加熱要求信号を送信する送信手段と、前記
送信手段からの加熱要求信号を受信する受信手段と、前
記受信手段の状態を見て前記高周波電源を制御する制御
手段とを有し、前記制御手段は前記受信手段が所定時間
以上前記加熱要求信号を受けなかったおき少なくとも前
記高周波電源を制御し、前記加熱コイルの励磁を中止す
るものである。
上記第3の課題を解決するための本発明の手段は、複数
個の加熱コイルと、前記複数個の加熱コイル上で誘導加
熱されるアイロン本体と、前記複数個の加熱コイルを個
別に励磁して前記アイロン本体が載っている加熱コイル
があればその加熱コイルの励磁を継続し、前記アイロン
本体がなければ他の加熱コイルを励磁する加熱コイル切
り換え手段と、前記加熱コイル切り換え手段を介して加
熱コイルに高周波電力を供給する高周波電源と、前記加
熱コイル切り換え手段の状態を見て前記高周波電源を制
御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記加熱コ
イル切り換え手段が前記複数個の加熱コイルのうちどの
加熱コイルを励磁しても前記アイロン本体がないという
状態が所定時間続いたときに少なくとも前記高周波電源
を制御し前記加熱コイルの励磁を中止するものである。
作用 本発明は上記した第1の課題を解決するための手段の構
成により、加熱コイル上にアイロン本体が所定時間放置
されたときに、制御手段がそれを検知して自動的に加熱
コイルの励磁を中止するものである。
また上記した第2の課題を解決するための手段の構成に
より、アイロン本体からの加熱要求信号がない状態が所
定時間続いたときに、制御手段がそれを検知して自動的
に加熱コイルの励磁を中止するものである。
また上記した第3の課題を解決するための手段の構成に
より、加熱コイル上にアイロン本体がない状態が所定時
間続いたときに、制御手段がそれを検知して高周波電源
を制御して加熱コイルの励磁を中止するものである。
実施例 以下第1図〜第3図を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図において、11は加熱コイルによって誘導加熱さ
れるアイロン本体である。12a〜12Cは誘導加熱電
源16からの高周波電力によって励磁され、アイロン本
体11を誘導加熱する加熱コイルA−Cである。13は
加熱コイルA−Cを含むアイロン台で、この上に衣類な
どを置いてアイロン本体11を用いてアイロン掛けを行
うものである。14は高周波電源からの高周波電力を供
給する加熱コイルをトライアックを用いて切り換える加
熱コイル切り換え手段である。ただし加熱コイル切り換
え手段14はどの加熱コイルにも高周波電力を供給しな
いモードもある。15は負荷検知手段の出力を受けて加
熱コイル切り換え手段14及び高周波電源を制御する制
御手段で、その制御はマイコンが行っている。16は先
に記述した高周波電力発生用の誘導加熱電源である。1
7は同負荷検知手段で、加熱コイル切り換え手段14の
選んだ加熱コイルを励磁したときにその加熱コイルと負
荷(本実施例においてはアイロン本体11〉との磁気結
合度を検知して結合がよければ(その加熱コイルの上に
アイロン本体がある)、アイロン本体ありの信号を、結
合が悪ければ(その加熱コイル上にアイロン本体11が
ない)、アイロン本体無しの信号を制御手段15に出力
するものである。18は商用電源である。19はアイロ
ン本体11内にある送信手段からの信号を電波で受ける
受信手段で、送信手段からの信号を受信しているときは
HI G Hレベルを、受信していないときはLOWレ
ベルを制御手段15に出力するものである。
なお、図面では特に記載していないが高周波電源16が
制御手段15によってストップすると、制御手段15及
び受信手段19の電源供給もストップするようになって
いる。
第2図において、20は制御手段21からの信号を受け
て受信子−段19へ信号を電波で送る先に記述の送信手
段で、搬送波は300 M Hzを用いている。21は
ベース温度検知手段22の出力電圧(アイロン本体11
のベース面の温度に比例する)と設定温度(たとえば2
00’ C)に応じた電圧とをコンパレータを用いて比
較して設定温度よりもベース面の温度が低ければ送信手
段20に信号を送信させ、逆に設定温度よりもベース温
度が高ければ信号をストップさせる送信制御手段である
。22はアイロン本体11のベース面の温度をサーミス
タを用いて検知しその抵抗値を電圧に変換して送信制御
手段21に出力するベース温度検知手段である。
また図面では特に記載していないが上記設定温度はアイ
ロン本体11に設けられたスイッチを操作することによ
り使用者がアイロン掛けする衣類に応じて自由に変更で
きるものである。
第3図は制御手段15のマイコンの動作を示すフローチ
ャートである。
第3図において、カウンタA、B、Cはそれぞれがリセ
ットされてからの時間を常にカウントしているカウンタ
である。コイルメモリは加熱コイルA−Cを励磁し、ど
の加熱コイルの上にアイロン本体11が載っているかを
記憶するメモリである。
以下、第1図〜第3図を用いて実施例の動作を説明する
。まず使用者がアイロン本体11を持ってアイロン台1
3上で通常のアイロン掛けを行っている場合について考
える。この時、アイロン本体11はアイロン台13の上
を動き回っているが、ある時点においてアイロン本体1
1のベース面温度が使用者の設定した設定温度よりも低
く、アイロン本体11が加熱コイルAの上にあったとし
、その後加熱コイルBの上に移ったとする。
この時、ベース温度検知手段22の出力は設定温度より
も低いため、送信制御手段21は送信手段20に信号を
送信させる(この信号を加熱要求信号とする)。この加
熱要求信号を受信手段19が受信してHIGHレベルの
信号を制御手段15に送る。受信手段19からHIGH
レベルの信号を受けた1す御手段15はもしアイロン本
体11がどの加熱コイル上にもなければ、加熱コイル切
り換え手段14を用いて加熱コイルA−Cの順に各加熱
コイルを個別に励磁していく(第3図ステップ■、■、
■)が、今加熱コイルAの上にアイロン本体11がある
ため加熱コイルAを励磁したときに負荷検知手段17か
らの信号がアイロン本体ありの信号となり(第3図ステ
ップ■でYESへ分岐)、加熱コイルAの励磁を継続す
ることになる(第3図ループ■)。この時、アイロン本
体11は加熱コイルA上で誘導加熱される。
この後はどなくアイロン本体11が加熱コイルBの上に
移ったとすると、負荷検知手段17がらの信号がアイロ
ン本体無しの信号となるため制御手段15は加熱コイル
Aの励磁を中止し、加熱コイルBを励磁する(第3図ス
テップ■)。加熱コイルBの上にアイロン本体11があ
るため、上記した加熱コイルAの場合と同様に加熱コイ
ルBの励磁が継続される(第3図ループ■)。
以上のようにアイロン本体11のベース温度が設定温度
よりも低(、アイロン本体11がアイロン台13の上を
動いている場合、常に3つの加熱コイルのうちどれか一
つによってアイロン本体工1は誘導加熱される。
このようにアイロン本体11が誘導加熱された結果、ア
イロン本体11のベース面温度が設定温度よりも高くな
った場合は、ベース温度検知手段22の出力は設定温度
よりも高くなるため、送信制御手段21は送信手段20
の送信をストップする。これにより受信手段19の出力
はLOWレベルとなり制御手段15は加熱コイル切り換
え手段14をどの加熱コイルにも高周波電力を供給しな
いモードにする(第3図ステップS■)。
この状態ではアイロン本体11はまったく誘導加熱され
ないため(第3図ループ■)、ベース面温度は徐々に下
がってい(。ベース面温度が設定温度より下がったとき
に最初に述べたように加熱要求信号が送信され、またア
イロン本体11が加熱される。この動作を繰り返すため
アイロン本体11のベース面温度は設定温度付近に保た
れたままほぼ一定となる。
次に、使用者がアイロン本体11を加熱コイルA上に放
置したままいなくなった場合を考える(本発明の第1の
課題を解決する手段の動作説明に相当する)。
この場合、制御手段15は加熱コイルAをアイロン本体
11からの加熱要求信号の有無によって励磁、非励磁さ
せてアイロン本体11のベース面温度をほぼ一定にする
。以上の動作は第3図においてサブルーチンAとS、ス
テップ[相]、■、■、■のいずれかを行っていること
になり、コイルメモリは常にAのままである。これより
サブルーチンA内のステップA■では常にYESへ分岐
することになり、カウンタCはリセットされることがな
い。従ってこの動作が約11)続けば(カウンタCが1
分となれば)ステップA■においてYESへ分岐し制御
手段15は高周波電源16をストッブさせる。
加熱コイルB、C,上に置き放した場合も同様に1分た
てば高周波電源16がストップする。
ここで1分以内にアイロン本体11がほかのコイルに移
動すれば、コイルメモリが変更され(例えばステップB
■)、カウンタCがリセットされるので(例えばステッ
プB■)、上記高周波電源16がストップすることはな
い。
以上のようにアイロン本体11が加熱コイル上に置き放
されても1分たてばアイロン本体11の誘導加熱を完全
に中止する。
また使用者が誤ってアイロン本体11以外の誘導加熱さ
れるものを(例えば鉄fJi)加熱コイルの上に放置し
た場合でも、アイロン本体11からの加熱要求信号が(
断続的にでも)あれば同様に1分でストップする。
ただし上記1分という時間は、通常のアイロン掛けにお
いてアイロン台上のある位置でアイロン本体11を動か
さずに掛は続ける最大時間として仮に設定しであるもの
で、より短く、あるいはより長くするということも十分
に考えられる。
次に使用者がアイロン本体11を加熱コイル外に放置し
た場合について考える(加熱コイル上には誘導加熱され
るものは何も載っていない)。
この場合は、以下の2通りのパターンが考えられる。す
なわちアイロン本体11が加熱要求信号を出し続ける場
合(以下これを信号ありパターンとする)と、加熱要求
信号がない場合(以下これを信号無しパターンとする)
である。
なお、信号無しパターンは本発明の第2の課題を解決す
る手段の動作説明に相当し、信号ありパターンは同第3
の課題を解決する手段の動作説明に相当する。
具体的に信号ありパターンの起こりうる状況を考えると
、例えばアイロン本体11がアイロン台13近傍のテー
ブルの上に載っている場合、アイロン本体11のベース
面はまった(加熱されないため、設定温度よりも低くな
る。従って送信手段20から加熱要求信号が出続けるわ
けである。この時の制御手段15の動作を以下説明する
。第3図において、加熱要求信号は常にあるためステッ
プ■では常にYESに分岐する。次にアイロン本体11
は加熱コイル上にはないため、ステップ■、■、■では
常にNOに分岐する。これよりこの信号ありパターンに
おいてはステップ■〜[相]を繰り返すことになる。こ
こでステップ■〜[相]の間にはカウンタBをリセット
する部分はないので、このパターンが始まって遅(とも
1分後にはくカウンタBが1分になったところで)、ス
テップ■においてYESに分岐する。すなわちこの時点
で制御手段15は高周波電源16をストップさせる。
次に信号無しパターンについて考える。このパターンの
起こる例としては、例えばアイロン本体11が送信手段
20からの電波が届かない範囲にある場合や、他の加熱
装置によって加熱されている場合(アイロン本体11の
ベース面温度が設定温度よりも高いため、加熱要求信号
がでない)が考えられる。
以下信号無しパターンについて制御手段15の動作を説
明する。
第3図において加熱要求信号無しが続くということはス
テップ■とサブルーチンSを繰り返すものと考えられる
。ここでステップ■とサブルーチンSにはカウンタAを
リセットする部分がないため、このパターンになって遅
くとも10分後には(カウンタAが10分になった時点
で)、ステップS■でYESに分岐する。これより制御
手段15は高周波電源16をストップさせる。
以上よりアイロン本体11が加熱コイル外に放置された
場合、制御手段15は所定時間で高周波電源16をスト
ップさせる。
発明の効果 以上述べてきたように本実施例においては、第1の課題
を解決するための手段により、アイロン本体が加熱コイ
ル上で所定時間放置された場合、それを制御手段が検知
してアイロン本体の誘導加熱を完全に中止するため、ア
イロン本体が加熱さt’lケてアイロン台の焦げや、さ
らには火災などの恐れを極力回避することができる。
また第2の課題を解決するための手段により、アイロン
本体からの加熱要求信号が所定時間なかったときに、そ
れをffi制御手段が検知して加熱コイルの励磁及びそ
の他の回路部分の動作を完全にストップするため、無駄
な電力を消費することがなくなる。
また第3の課題を解決するための手段により、アイロン
本体が加熱コイル上にない状態が所定時間続いたときに
各加熱コイルの励磁を中止するため(アイロン本体の載
っていない)、加熱コイルを励磁することによって発生
する不要な輻射ノイズを出し続けることがなくなり、他
の電気機器への悪影響、あるいは人体への悪影響を極力
避けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の誘導加熱式アイロンの一実施例を示す
ブロック図、第2図は第1図のアイロン本体内部の回路
を示すブロック図、第3図は第1図の制御手段の行う制
御を示したフローチャート、第4図は従来の誘導加熱式
アイロンの構成を示すブロック図、第5図は第4図の制
御手段の行う制御を示すフローチャートである。 11・・・アイロン本体、12a〜12b・・・加熱コ
イルA−C114・・・加熱コイル切り換え手段、15
・・・制御手段、16・・・高周波電源。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第 図 1−・了41ソ不影ト 2ξ−°−ηD1色コ4ルC 3−−−740−、J台

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複数個の加熱コイルと、前記複数個の加熱コイル上
    で誘導加熱されるアイロン本体と、前記複数個の加熱コ
    イルを個別に励磁して前記アイロン本体が載っている加
    熱コイルがあればその加熱コイルの励磁を継続し、前記
    アイロン本体がなければ他の加熱コイルを励磁する加熱
    コイル切り換え手段と、前記加熱コイル切り換え手段を
    介して加熱コイルに高周波電力を供給する高周波電源と
    、前記加熱コイル切り換え手段の状態を受けて前記高周
    波電源を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、
    前記加熱コイル切り換え手段が所定時間加熱コイルを切
    り換えなかったときに前記高周波電源を制御して前記加
    熱コイルの励磁を中止する誘導加熱式アイロン。 2)複数個の加熱コイルと、前記複数個の加熱コイル上
    で誘導加熱されるアイロン本体と、前記複数個の加熱コ
    イルを個別に励磁して前記アイロン本体が載っている加
    熱コイルがあればその加熱コイルの励磁を継続し、前記
    アイロン本体がなければ他の加熱コイルを励磁する加熱
    コイル切り換え手段と、前記加熱コイル切り換え手段を
    介して加熱コイルに高周波電力を供給する高周波電源と
    、前記アイロン本体内に配置されアイロンベースの温度
    が所定値より低いとき加熱要求信号を送信する送信手段
    と、前記送信手段からの加熱要求信号を受信する受信手
    段と、前記受信手段の状態を見て前記高周波電源を制御
    する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記受信手段
    が所定時間以上前記加熱要求信号を受けなかったとき前
    記高周波電源を制御し、前記加熱コイルの励磁を中止す
    る誘導加熱式アイロン。 3)複数個の加熱コイルと、前記複数個の加熱コイル上
    で誘導加熱されるアイロン本体と、前記複数個の加熱コ
    イルを個別に励磁して前記アイロン本体が載っている加
    熱コイルがあればその加熱コイルの励磁を継続し、前記
    アイロン本体がなければ他の加熱コイルを励磁する加熱
    コイル切り換え手段と、前記加熱コイル切り換え手段を
    介して加熱コイルに高周波電力を供給する高周波電源と
    、前記加熱コイル切り換え手段の状態を見て前記高周波
    電源を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前
    記加熱コイル切り換え手段が前記複数個の加熱コイルの
    うちどの加熱コイルを励磁しても前記アイロン本体がな
    いという状態が所定時間続いたときに前記高周波電源を
    制御し前記加熱コイルの励磁を中止する誘導加熱式アイ
    ロン。
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