JPH02185054A - 電子ビームを用いた基板検査装置 - Google Patents

電子ビームを用いた基板検査装置

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JPH02185054A
JPH02185054A JP1005155A JP515589A JPH02185054A JP H02185054 A JPH02185054 A JP H02185054A JP 1005155 A JP1005155 A JP 1005155A JP 515589 A JP515589 A JP 515589A JP H02185054 A JPH02185054 A JP H02185054A
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JP
Japan
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inspected
pad
substrate
wiring pattern
electron beam
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JP1005155A
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English (en)
Inventor
Akio Ukita
明生 浮田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子ビームを用いた基板検査装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の技術としては、例えば、特公昭62−39942
号公報に示されているような、接続導体間の短絡を検出
する技術がある。
次に従来の電子ビームを用いた基板検査装置について図
面を参照して詳細に説明する。
第4図は従来の電子ビームを用いた基板検査装置の一例
を示すブロック図である。
第4図に示す電子ビームを用いた基板検査装置は、真空
槽2と、集束された電子ビーム19を発生す電子光学鏡
筒1と、電子光学鏡筒1の電子ビーム制御部10と、被
検査基板5を真空槽2内でX−Y方向に移動するテーブ
ル30と、テーブル30の制御部31と、被検査基板5
の上面全体にわたって均一に照射される電子ビームを発
生する電子銃28と、被検査基板5の下面全体にわたっ
て均一に照射される電子ビームを発生する電子銃29と
、被検査基板5に電子ビームをあてたときに発生する2
次電子を検出する2次電子検出器20と、2次電子検出
器20の信号を処理する信号処理部32と全体を制御す
る制御部11とを含んで構成される。
電子光学鏡筒1はブランキング発生装置26、集束、偏
向系27よりなり、被検査基板5の上面の任意の位置に
電子ビーム19を偏向する。
第4図は被検査基板5の詳細を示す断面図である。
被検査基板5の内部に、金属の配線材料22により、配
線パターンを形成し、上面の端子21(以下パッドとい
う)およびコンタクトビン23の相互接続された構造と
なっている。
次に、検査手順を説明する。
被検査基板5の下面のコンタクトビン23と上面のパッ
ドA、B、C,Dとの接続を検査する場合について述べ
る。
電子銃29により、被検査基板5の下面に電子ビームを
照射する。すると、コンタクトビン23は電子を注入さ
れるので、コンタクトビン23に接続される配線パター
ンが負に帯電する。
次に、電子ビーム19を偏向し、特定のパッドに電子を
照射する。このとき、パッドがコンタクトビン23と接
続しているときは、パ・ソドは負に帯電しているので、
強い2次電子信号が2次電子検出器20に現われる。
一方、パッドがコンタクトビン23と接続していないと
きは、パッドは負に帯電していないので、強い2次電子
信号は発生しない。
そこで、上面のパッド群に順次電子ビーム19を偏向し
、得られた2次電子検出信号が強いか否かと、あらかじ
めシステム制御部11に記憶したコンタクトビン23と
パッドとの接続情報を比較することにより、コンタクト
ビン23とパッドの接続が正しく行なわれているかを検
査する。
パッド相互の導通検査をするときは、まず電子銃28に
より被検査基板5の上面に電子ビームを照射する。続い
て電子銃28の電子ビームを切り、電子ビーム19をあ
らかじめシステム制御部11に記憶したI;ff!序で
パッドに偏向する。
電子ビーム19の加速電圧は、入射電流に比べて放出電
流が大きくなる条件に設定されているので、パッドに電
子が帯電しているときは、電子ビーム19の照射により
、強い2次電子検出信号が得られるとともに、帯電電荷
が減少し無くなる。
そこで、例えば第4図の配線パターンDのパッドAとパ
ッドB、Cの接続状態を検査するときには、まずパッド
Aに電子ビーム19を照射する。
すると、配線パターンDにおける電子銃28による電子
の帯電は無くなる。
続いて、パッドBに電子ビーム19を照射すると、パッ
ドAとパッドBが接続しているときは、すでにパッドB
の帯電がないので、強い2次電子検出信号は得られない
、パッドAとパッドBが断線しているときは、パッドB
の帯電がなくなっていないので、強い2次電子検出信号
は得られる。
そこで、あらかじめ、システム制御部11に記憶した適
当な順序により、パッドに電子ビーム19を偏向するこ
とにより、パッド相互の導通検査をする。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の電子ビームを用いた基板検査装置は、読
み出しビームのパッドへの照射回数が、最低でパッドと
同数であり、パターン同志の短絡不良がある場合、その
位置を決定するには、再度書き込みの後、適当な順序で
読み出しビームの再照射を行なう必要がある。上記読み
出しビームの再照射回数は、不良数に依存する。したが
って、生産現場で基板の不良解析を行なう場合、基板毎
に検査時間が異なるため、大量に検査する場合、計画が
立てに<<、検査時間が冗長になるという欠点があった
また、短絡試験をする場合、一つのパターンに接続する
ずべてのパッドを順次読み出すが、基板が大きくパッド
が離れている場合、読み出しビムの偏向範囲に入りきら
ず、基板の機械的な移動が必要になる。したがって、基
板が大型になると機械的な移動回数が多くなり、その移
動速度は電子ヒー11の偏向に比較して著しく遅いので
、高速な試験が妨げられるという欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の電子ビームを用いた基板検査装置は、(^)被
検査基板を収容する真空槽、 (B)前記真空槽に取付けられ、前記被検査基板上に偏
向、照射される電子ビームを発生する電子光学鏡筒、 (C)前記電子ビームの当る面の反対側で、前記被検査
基板に隣接して設置される導体板、(D)前記被検査基
板上面の電界分布を制御する制御電極、 (E)直配導体板に接続され、導通、断線検査に利用す
る利用信号を発生する信号発生部、(F)前記利用信号
にもとづいて、配線パターンの良否を判定する信号処理
部、 (G)前記電子光学鏡筒と前記信号処理部とを制御する
システム制御部、 とを含んで構成される。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
第1図に示す電子ビームを用いた基板検査装置は、 (^)被検査基板5を収容する真空槽2、(B)真空槽
2に取付けられ、被検査基板5上に偏向、照射される電
子ビームを発生する電子光学鏡筒1、 (C)前記電子ビームの当る面の反対側で、被検査基板
5に隣接して設置される導体板3、(D)被検査基板5
上面の電界分布を制御する制御電極4、 (E)導体板3に接続され、導通、断線検査に利用する
利用信号を発生する信号発生部8、(F)前記利用信号
にもとづいて、配線パターンの良否を判定する信号処理
部9、 (G)電子光学鏡筒1と信号処理部9とを制御するシス
テム制御部11、 とを含んで構成される。
第2図は第1図に示す信号発生部8の詳細を示す回路図
である。
入力端子12には抵抗器14とコンデンサ15が接続さ
れている。抵抗器14はスイッチ16によって電源17
または電源18のいづれかに接続される。
次に、測定の手順を示す。
被検査基板5を真空槽2に搬入し、真空引を行なった後
、検査したい配線パターンのパッドに電子ビーム1つを
偏向照射する。
スイッチ16により電源17の電圧を抵抗器14に接続
する。
電子ビーム19の加速電圧は、被検査基板5を構成する
絶縁物がひどく帯電しないように低い加速電圧を選ぶ。
電子ビーム19がパッドに当ると、一部はパッドに吸収
されるが同時に2次電子が発生し、真空中に放出される
。吸収と放出との比は、加速電圧の関数であることが知
られている。
−度放出された2次電子は、導体板3および制御電極4
等の電位によって決まるパッド近傍の電界の分布によっ
て走行経路がh ’2Fされ、電界の方向にパッドが向
いているときは、引き戻されてパッドに再吸収される量
が増加する。
従って全体としてパッドに吸収される電子の量は、電子
ビーム19入射時の吸収と、引き戻しによる再吸収の量
の和であり、この量が入射電子量より多いときはパッド
に電子が蓄積し、少ないときはパッドの電子が減少する
9 電子ビーム19を当てつづけると、上述の効果により、
パッドに電子が’414あるいは減少してくる。
電子が蓄積していく場合は、パッドが負に帯電するので
電子が反発されて、次第にパッドに再吸収される電子が
減少する。
電子が減少していく場合は、パッドが正に帯電するので
電子が引き戻されて次第にパッドに再吸収される電子が
増加する。
いづれの場合も、パッドに吸収および再吸収される電子
の相と、放出される電子が同じになるような電界分布に
なるでパッドに電子が蓄積または減少し、それ以後は電
子の量が変化しない平衡状態になる。
次に、スイッチ16を切り換えて、電源17を電源18
にすることにより、はじめと違った電圧を導体板3に加
える。
すると、パッド近傍の電界分布が変化するので、再び電
子の′4積または減少が起って平衡状態に達する。
このとき、配線パターンと導体板3の間には静電容量が
あるので、静電結合を介して、パッド上の電荷量の変化
が導体板3に表れる。
パッド上の電荷量の変化は、配線パターンの面積によっ
て決まるので、スイッチ16を切り換えた後の導体板3
に誘導される電荷量を検出すれば配線パターンの面積を
知ることができる。
配線パターンの面積は、予め設計かられかっているので
、電荷量の検出で求めた面積と比較することにより、導
通、Ifr線が判定できる。
すなわち、検出した電荷量により求めた配線パターンの
面積が、設計値より大きいときは他の配線パターンとの
短絡、設計値より小さいときは途中の断線と判断する。
配線パターンの電荷量の変化を検出するには、導体板3
に流れ込む電流を積分すれば良い。従って、抵抗器14
により電流値を検出し、これを信号処理部って積分して
電流値を求める。
コンデンサ】5は必ずしも必要でないが、導体板3と周
囲の筐体等GNDとの浮遊容量が必ず存在するので、こ
の不安定要素を除くためにつけることができる。
また、配線パターンの電荷量の変化の割合は、条件が一
定ならば同じになるので、抵抗器14に電流が流れてい
る時間、あるいはある閾値に達する時間を計ることによ
っても、配線パターンの電荷の変化量を計算することが
できる。
また、図には省略しであるが、被検査基板5が大きく電
子ビーム19の偏向範囲に入らない場合は、真空槽2内
に電子ビーム19の光軸に垂直方向のX−Yテーブルを
設けることにより、導体板3を移動する。
なお、本実施例では信号発生の際に、導体板3の電圧を
スイッチ16により切り換えているが、本質的には、導
体板3の表面の電界を変化させれば良いので、抵抗器1
4の端子をスイッチ16に接続する代りにG N Dに
接続し、制御電極4の電圧を切り換えることによっても
、検査を実現できる。
〔発明の効果〕
本発明の電子ビームを用いた基板検査装置は、検査計画
が立て易く冗長な検査時間をなくすことができるという
効果がある。
本発明の電子ビームを用いた基板検査装置は、高速試験
ができるという効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図に示す信号発生部8の詳細を示す回路図、第3図
は従来の一例を示すブロック図、第4図は被検査基板5
の詳細を示す断面図である。
1・・・・・・電子光学鏡筒、2・・・・・・真空槽、
3・・・・・・導体板、4・・・・・・制御電極、5・
・・・・・被検査基板、6・・・・・・基板ホルダー、
7・・・・・・制御電源、8・・・・・・信号発生部、
9・・・・・・信号処理部、10・・・・・・電子ビ・
−ム制御部、11・・・・・・システム制御部、】2・
・・・・・入力端子、13・・・・・・出力端子、14
・・・・・・抵抗器、15・・・・・・コンデンサ、1
6・・・・・・スイッチ、17.18・・・・・・電源
、19・・・・・・電子ビーム、20・・・・・・2次
電子検出器、21・・・・・・端子(パッド)、22・
・・・・・配線パターン、23・・・・・・コンタクト
ビン、26・・・・・・ブランキング、27・・・・・
・集束、i自系、28.29・・・・・・電子銃、30
・・・・・・X−Yテーブル、31・・・・・・テーブ
ル制御部、32・・・・・・信号処理部。
【図面の簡単な説明】
代理人 弁理士  内 原  晋 薦 因 篤

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)被検査基板を収容する真空槽、 (B)前記真空槽に取付けられ、前記被検査基板上に偏
    向、照射される電子ビームを発生する電子光学鏡筒、 (C)前記電子ビームの当る面の反対側で、前記被検査
    基板に隣接して設置される導体板、 (D)前記被検査基板上面の電界分布を制御する制御電
    極、 (E)前記導体板に接続され、導通、断線検査に利用す
    る利用信号を発生する信号発生部、 (F)前記利用信号にもとづいて、配線パターンの良否
    を判定する信号処理部、 (G)前記電子光学鏡筒と前記信号処理部とを制御する
    システム制御部、 とを含むことを特徴とする電子ビームを用いた基板検査
    装置。
JP1005155A 1989-01-11 1989-01-11 電子ビームを用いた基板検査装置 Pending JPH02185054A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017525160A (ja) * 2014-06-12 2017-08-31 ピイディエフ・ソリューションズ・インコーポレーテッド フィラーセル、タップセル、デキャップセル、スクライブライン及び/又はダミーフィル並びにこれらを内包する製品ICチップのために使用されるはずの領域への、IC試験構造体及び/又はeビーム標的パッドの日和見的配置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017525160A (ja) * 2014-06-12 2017-08-31 ピイディエフ・ソリューションズ・インコーポレーテッド フィラーセル、タップセル、デキャップセル、スクライブライン及び/又はダミーフィル並びにこれらを内包する製品ICチップのために使用されるはずの領域への、IC試験構造体及び/又はeビーム標的パッドの日和見的配置

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