JPH02184388A - アルコールの濃縮精製方法及びその装置 - Google Patents
アルコールの濃縮精製方法及びその装置Info
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- JPH02184388A JPH02184388A JP1003770A JP377089A JPH02184388A JP H02184388 A JPH02184388 A JP H02184388A JP 1003770 A JP1003770 A JP 1003770A JP 377089 A JP377089 A JP 377089A JP H02184388 A JPH02184388 A JP H02184388A
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Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
- Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はアルコ−7しの精製7農縮方法及びその装置に
関し、合成アルコール、食品工業における使用済アルコ
ール水溶液及び特に@酵アルコーμ等から高、純度のア
ルコールを杏エネルギー的に心線精製するのに適した方
法及び装置θに関する。
関し、合成アルコール、食品工業における使用済アルコ
ール水溶液及び特に@酵アルコーμ等から高、純度のア
ルコールを杏エネルギー的に心線精製するのに適した方
法及び装置θに関する。
甘しよ、さつまいも、とうもろこし等の炭水化物を原書
とする光酵アルコールは、飲料甲及び工業用として屯要
な出発原料であるが、発酵法で得られるアルコール水溶
液のアルコール濃度は10〜20 wt%と低いだめ、
約95〜100wt%まで濃縮する必要がある。
とする光酵アルコールは、飲料甲及び工業用として屯要
な出発原料であるが、発酵法で得られるアルコール水溶
液のアルコール濃度は10〜20 wt%と低いだめ、
約95〜100wt%まで濃縮する必要がある。
従来、この濃縮法として蒸留法が用いられてきだが、大
部分を占める水も80〜100″C1でケイ・温せねば
ならず、経済的に不利であり、これに替わる省エネルギ
ー型の幌縮法の開発が望まれている。
部分を占める水も80〜100″C1でケイ・温せねば
ならず、経済的に不利であり、これに替わる省エネルギ
ー型の幌縮法の開発が望まれている。
一方、省エネルギー型の凝縮θにとして超臨界状Iル又
は擬臨界状、嘘の炭酸ガスを用いてアルコ1i−wを水
より抽出・分離して濃縮する方法が提、向59−141
528号公報) しかしながら、炭酸ガスを溶剤として用いた場合アルコ
ールの選択的抽出には限界があり、最大濃縮度は約91
wt%が限界であり、これ以」二に濃縮することは不
可能であることが最近報告されている。又、炭1俊ガス
中へのアルコ−1しの溶解度は十分に大きくないことよ
り、大量の炭酸ガス(10%アルコール水溶液1屯量部
に対して15屯量部以上)を必要とするという問題点が
あり、その改善が望まれている。
は擬臨界状、嘘の炭酸ガスを用いてアルコ1i−wを水
より抽出・分離して濃縮する方法が提、向59−141
528号公報) しかしながら、炭酸ガスを溶剤として用いた場合アルコ
ールの選択的抽出には限界があり、最大濃縮度は約91
wt%が限界であり、これ以」二に濃縮することは不
可能であることが最近報告されている。又、炭1俊ガス
中へのアルコ−1しの溶解度は十分に大きくないことよ
り、大量の炭酸ガス(10%アルコール水溶液1屯量部
に対して15屯量部以上)を必要とするという問題点が
あり、その改善が望まれている。
このため、現在、アルコール im縮度を向上させ、か
つ、アルコール溶解度を大きくできる方法及び装置が望
まれている。
つ、アルコール溶解度を大きくできる方法及び装置が望
まれている。
本発明はアルコール濃縮度を91 wt%以上に向上で
き、かつ、アルコール溶解度が大きくでき少量の溶!−
¥11量でアルコ−)vを濃縮回収できる経済的なアル
コール濃縮方法及び装置を提供しようとするものである
。
き、かつ、アルコール溶解度が大きくでき少量の溶!−
¥11量でアルコ−)vを濃縮回収できる経済的なアル
コール濃縮方法及び装置を提供しようとするものである
。
すなわち、本発明は
(1) 向流接触装置中部の原料供給口より、アルコ
ール水溶液を供給し、該向流接触装置の下部よりブタン
溶剤を供給し、該原料供給口より下部においてはブタン
溶剤を超臨界状態又は擬臨界状態に保持し、該原料供給
口より上部においてはブタン溶剤を液体状態に保持する
ことにより、該向流接触装置上部より実質的に水分が分
離された濃縮アルコールを含んだブタン溶4」相を抜き
出し、これをブタン溶剤加圧蒸留塔に導入し、該塔底よ
り実質的に水分を含ますアルコ−yV k含むブタン液
体を回収し、一方塔頂より実質的にアルコールを含まず
水分を含むブタン気体を回収し、該ブタン気体を加圧後
その圧縮熱を該ブタン浴剤加圧蒸留塔の熱源に1月いる
とともに、その一部は該ブタン溶剤加圧蒸留塔へ還流し
、他の残部は前記向流接触装置の上部流体と間接熱交換
後、011把向流接触装置dの下部にμfび導入するこ
とを特徴とするアルコールのン農縮硝製方法、及び (2) 中部にアルコール水溶液の供給ライン、底部
に1■液取出フイン、頂部に軽液取出ラインが設けられ
、かつ上部より下部の分散2gに超臨界状態又は擬臨界
状態のブタン溶剤を導く熱交換器の作用を有するブタン
溶剤供給ラインを内裁した向流接触装置、[)IJ記;
掻液取出ラインと減圧弁を介して連結し、頂部にブタン
溶剤取出ライン、底部にrm縮アルコール取出ラインを
設けたブタン溶剤加圧蒸留塔及び前記ブタン溶剤取出ラ
インを昇圧峡並びに前記ブタン溶剤加圧蒸留塔の塔底を
介して前記向流接触装置のブタン溶剤供給ラインと接続
するラインよりなることを特1致とするアルコールを農
l宿1青製」イー置 である。
ール水溶液を供給し、該向流接触装置の下部よりブタン
溶剤を供給し、該原料供給口より下部においてはブタン
溶剤を超臨界状態又は擬臨界状態に保持し、該原料供給
口より上部においてはブタン溶剤を液体状態に保持する
ことにより、該向流接触装置上部より実質的に水分が分
離された濃縮アルコールを含んだブタン溶4」相を抜き
出し、これをブタン溶剤加圧蒸留塔に導入し、該塔底よ
り実質的に水分を含ますアルコ−yV k含むブタン液
体を回収し、一方塔頂より実質的にアルコールを含まず
水分を含むブタン気体を回収し、該ブタン気体を加圧後
その圧縮熱を該ブタン浴剤加圧蒸留塔の熱源に1月いる
とともに、その一部は該ブタン溶剤加圧蒸留塔へ還流し
、他の残部は前記向流接触装置の上部流体と間接熱交換
後、011把向流接触装置dの下部にμfび導入するこ
とを特徴とするアルコールのン農縮硝製方法、及び (2) 中部にアルコール水溶液の供給ライン、底部
に1■液取出フイン、頂部に軽液取出ラインが設けられ
、かつ上部より下部の分散2gに超臨界状態又は擬臨界
状態のブタン溶剤を導く熱交換器の作用を有するブタン
溶剤供給ラインを内裁した向流接触装置、[)IJ記;
掻液取出ラインと減圧弁を介して連結し、頂部にブタン
溶剤取出ライン、底部にrm縮アルコール取出ラインを
設けたブタン溶剤加圧蒸留塔及び前記ブタン溶剤取出ラ
インを昇圧峡並びに前記ブタン溶剤加圧蒸留塔の塔底を
介して前記向流接触装置のブタン溶剤供給ラインと接続
するラインよりなることを特1致とするアルコールを農
l宿1青製」イー置 である。
本発明は全てのアルコール水溶液のl農縮硝装にJ画用
しうるものであるが、その−例として発酵アルコールに
ついて云えば、アルコ−)V濃度は約10 wt%Si
J後で残りは水である。
しうるものであるが、その−例として発酵アルコールに
ついて云えば、アルコ−)V濃度は約10 wt%Si
J後で残りは水である。
又、本発明で云うブタンの超臨界状j諜とは、臨界温度
Tc=152°c、g%界圧力Pc=37atm以■の
温度及び圧力に維持した状態であり、ブタンの擬臨界状
照とはその臨界温度Tc以下ではあるが約90°C以−
ヒの温度であり、圧力はその温度におけるブタンのr9
和蒸気圧以上に保持した状態を云う。
Tc=152°c、g%界圧力Pc=37atm以■の
温度及び圧力に維持した状態であり、ブタンの擬臨界状
照とはその臨界温度Tc以下ではあるが約90°C以−
ヒの温度であり、圧力はその温度におけるブタンのr9
和蒸気圧以上に保持した状態を云う。
又、本発明に云うブタンの液体状jルとは、70以下、
本発明の一天施1該様を第1図に従って詳;述する。
本発明の一天施1該様を第1図に従って詳;述する。
第1図において、1は向流般)独装置6(このものは、
充填塔、棚段塔又は多段抽出塔であることが好ましい。
充填塔、棚段塔又は多段抽出塔であることが好ましい。
)、2は;原料であるアルコールを含む水溶液の供給ラ
イン、6はブタン溶剤の供給ライン、4は向流接触装置
1の下部の重液(水が主成分)の取出しライン、5は向
流接触装置1の上部の軽液(ブタン溶剤と濃縮アルコー
ル分)の取出しライン、6は原料供給ライン2より上部
でアルコール濃縮部、7は原料供給ライン2より下部で
アルコ−7し回収部、8はブタン溶剤供給ラインで熱交
換器でもあり、9はブタン溶剤出口の分散器、10は減
圧弁、11はブタン溶剤加圧蒸留塔、12はブタン溶剤
取出ライン、13は濃縮アルコール取出ライン、14は
昇圧機、15はブタン溶剤加圧蒸留塔加熱器、16はバ
イパスライン、17はブタン溶剤の還流ライン、18は
ブタン溶剤供給ライン3と接続するブタン溶剤ラインで
ある。
イン、6はブタン溶剤の供給ライン、4は向流接触装置
1の下部の重液(水が主成分)の取出しライン、5は向
流接触装置1の上部の軽液(ブタン溶剤と濃縮アルコー
ル分)の取出しライン、6は原料供給ライン2より上部
でアルコール濃縮部、7は原料供給ライン2より下部で
アルコ−7し回収部、8はブタン溶剤供給ラインで熱交
換器でもあり、9はブタン溶剤出口の分散器、10は減
圧弁、11はブタン溶剤加圧蒸留塔、12はブタン溶剤
取出ライン、13は濃縮アルコール取出ライン、14は
昇圧機、15はブタン溶剤加圧蒸留塔加熱器、16はバ
イパスライン、17はブタン溶剤の還流ライン、18は
ブタン溶剤供給ライン3と接続するブタン溶剤ラインで
ある。
原料のアルコ−Iし水溶液1重量部を原料供給ライン2
より、又ブタン溶剤3〜6重量部を供らアルコール水溶
液よりアルコールを選択的に抽出し、軽液取出しライン
5よυ軽液として取シ′出される。
より、又ブタン溶剤3〜6重量部を供らアルコール水溶
液よりアルコールを選択的に抽出し、軽液取出しライン
5よυ軽液として取シ′出される。
木発明者は回収部7においてはブタン溶剤を超臨界状態
又は擬臨界状態に保持することにより、アルコールのブ
タンへの溶解度が大巾に向上し、重液抜出しライン4か
らのアルコールの損失を防止するに必要なブタン溶剤の
使用量を大巾に低減できることを見出した。
又は擬臨界状態に保持することにより、アルコールのブ
タンへの溶解度が大巾に向上し、重液抜出しライン4か
らのアルコールの損失を防止するに必要なブタン溶剤の
使用量を大巾に低減できることを見出した。
この回収部7においては、温度は約90′c〜200°
Cが好ましく、最も好ましい温度は100〜170°C
である。圧力は50 atm以上が好ましいが、最も好
ましくは60〜200 atmである。これ以上の圧力
では装置コストの増大となシ好ましくない。
Cが好ましく、最も好ましい温度は100〜170°C
である。圧力は50 atm以上が好ましいが、最も好
ましくは60〜200 atmである。これ以上の圧力
では装置コストの増大となシ好ましくない。
次に、本発明者はブタン溶剤相をアルコール濃縮部乙に
おいて、冷却用熱交換器8にて冷却することにより水分
が選択的にブタン溶剤相より相分離し、濃縮部6をボ液
となって下降し、ブタン溶剤相中のアルコール濃度が9
5〜97wt%(ブタンのない状態)まで濃縮されるこ
とを見出した。
おいて、冷却用熱交換器8にて冷却することにより水分
が選択的にブタン溶剤相より相分離し、濃縮部6をボ液
となって下降し、ブタン溶剤相中のアルコール濃度が9
5〜97wt%(ブタンのない状態)まで濃縮されるこ
とを見出した。
濃縮部6では、ブタン溶剤を液体状態とする−4.、剛
り、温度が低い程好ましい。圧力は回収部7上1同等の
条件が好ましい。
り、温度が低い程好ましい。圧力は回収部7上1同等の
条件が好ましい。
一方、軽液抜出しライン5の軽液は、ブタン溶剤及び濃
縮アルコールからなっており、減圧弁10で減圧後ブタ
ン溶剤加圧蒸留塔11に導入され、ブタン溶剤と濃縮ア
ルコールに分離され、濃縮アルコールはライン13より
取り出され、実質的にアルコールが含まれないブタン溶
剤12は昇圧機14で再加圧される。
縮アルコールからなっており、減圧弁10で減圧後ブタ
ン溶剤加圧蒸留塔11に導入され、ブタン溶剤と濃縮ア
ルコールに分離され、濃縮アルコールはライン13より
取り出され、実質的にアルコールが含まれないブタン溶
剤12は昇圧機14で再加圧される。
該ブタン溶剤加圧蒸留塔11の圧力は5〜35atm、
温度は10〜150°Cの範囲が好ましい。
温度は10〜150°Cの範囲が好ましい。
又化学工学の分野で公知のように、該蒸留塔11は棚段
又は/及び充填物層とし、ライン17よりブタン溶剤相
の一部を該蒸留塔11の上部に還流させることにより、
凝縮アルコールとブタンの分離性能を向上させることが
好ましい。
又は/及び充填物層とし、ライン17よりブタン溶剤相
の一部を該蒸留塔11の上部に還流させることにより、
凝縮アルコールとブタンの分離性能を向上させることが
好ましい。
外圧機14で加圧されたブタンは断熱圧縮のために温度
レベルが」二昇するので熱交換器15によりブタン溶剤
加圧蒸留塔11の熱源として有効に利用することができ
る。
レベルが」二昇するので熱交換器15によりブタン溶剤
加圧蒸留塔11の熱源として有効に利用することができ
る。
1部のブタンは温度調整のためバイパスライン16を通
シ、ライン18で連結される。
シ、ライン18で連結される。
ライン18の温度は10〜80°Cであり、前記1自流
接触装置1のブタン溶剤供給ライン3に纂トい該向流接
触装置1内の軽液相と向流で間接熱交換するように熱交
換器8を設け、その出口9を該向流接触装置1の底部に
設けることにより、を層線部6を冷却しアルコール濃縮
効果が十分に行なえるようにする。
接触装置1のブタン溶剤供給ライン3に纂トい該向流接
触装置1内の軽液相と向流で間接熱交換するように熱交
換器8を設け、その出口9を該向流接触装置1の底部に
設けることにより、を層線部6を冷却しアルコール濃縮
効果が十分に行なえるようにする。
該熱交換器8は向流接触装置1の詳細図である第2図に
示すように蛇管の形状が好ましく、l層線部6で密に、
回収部7で疎にするとより好ましい温度条件にすること
ができる。即ち、濃縮部6では10〜70°C1回収部
7で90〜170°Cの温度にすることができる。なお
、第2図中、19は向流接触装置瞥1内の充填物のサポ
ート、20は原料アルコール水溶液の分散器である。
示すように蛇管の形状が好ましく、l層線部6で密に、
回収部7で疎にするとより好ましい温度条件にすること
ができる。即ち、濃縮部6では10〜70°C1回収部
7で90〜170°Cの温度にすることができる。なお
、第2図中、19は向流接触装置瞥1内の充填物のサポ
ート、20は原料アルコール水溶液の分散器である。
以下、本発明の実施例をあげて本発明の詳細な説明する
。
。
(実施例1)
アルコール10wt%、水90 wt%からなる原料1
重量部を、内径50咽、長さ7mの充填塔形式の向流接
触装置の上部よj93mの部分に供給し、又ブタン溶剤
を該装置の底部より2〜10重量の範囲で供給し、回収
部7の温度を繍々変アルコール回収率は、既存の魚留法
の99wt%を基準とし、99 wt%以上を合格(○
印)、95wt%以下を不合格(×)、96 wt%以
上であるが99 wt%以下をやや合格(△印)とした
。
重量部を、内径50咽、長さ7mの充填塔形式の向流接
触装置の上部よj93mの部分に供給し、又ブタン溶剤
を該装置の底部より2〜10重量の範囲で供給し、回収
部7の温度を繍々変アルコール回収率は、既存の魚留法
の99wt%を基準とし、99 wt%以上を合格(○
印)、95wt%以下を不合格(×)、96 wt%以
上であるが99 wt%以下をやや合格(△印)とした
。
本結果よυ、次のことが見出された。
ブタン溶剤を用いることにより、回収部7の温度を90
〜200℃、好ましくは100〜170°Cとすること
によりブタン溶剤量が大巾に低減できた。(10%アル
コール水溶液1重欧部に苅し3屯敗部で十分であった。
〜200℃、好ましくは100〜170°Cとすること
によりブタン溶剤量が大巾に低減できた。(10%アル
コール水溶液1重欧部に苅し3屯敗部で十分であった。
)
圧力は50〜300 atmの範囲で十分であった。
表1
実施例1の結果
(実施例2)
実施例1に説明した向流後19虫装置を用い、同じアル
コ−)v1京料1重量部に対し、ブタン溶剤を3重量部
供給し、回収部7の圧力は濃縮部乙の圧力と同じにし、
温度を120°Cとし、濃縮部の温度を種々変化させた
試験を行ない、表2の結果を得た。
コ−)v1京料1重量部に対し、ブタン溶剤を3重量部
供給し、回収部7の圧力は濃縮部乙の圧力と同じにし、
温度を120°Cとし、濃縮部の温度を種々変化させた
試験を行ない、表2の結果を得た。
塔頂の溶剤相中のアルコール濃度が含水アルコール製品
のJ□(準である約95 wt%以上の場合を合格(○
印)と判定した。
のJ□(準である約95 wt%以上の場合を合格(○
印)と判定した。
この結果、濃縮部の温度は10〜70°Cとすることに
より、95wt%以上の含水アルコ−7しに濃縮できる
ことが見出された。
より、95wt%以上の含水アルコ−7しに濃縮できる
ことが見出された。
表2
実施例2の結果
(実施例5)
以下、第1図に示したフローに従った具体的な実例をあ
げる。
げる。
アルコール10 wt%、水90 wt%からなる原料
1重量部を、内径50聾、長さ7mで3trsのデイク
ソンパツキンを充填した充填塔形式の向流接触装置1の
上部より3mの部分にライン2より供給し、又ブタン溶
剤を該装置1 の上部のライン5より2〜10重j辻部
の範囲で蛇管8を経由して、該装置1の底部の分散器9
より供給し、該装置1の塔頂から圧力制御弁10で圧力
を100 kg/i()に調節しながらブタン溶剤相を
ブタン溶剤加圧蒸留塔11に導入した。
1重量部を、内径50聾、長さ7mで3trsのデイク
ソンパツキンを充填した充填塔形式の向流接触装置1の
上部より3mの部分にライン2より供給し、又ブタン溶
剤を該装置1 の上部のライン5より2〜10重j辻部
の範囲で蛇管8を経由して、該装置1の底部の分散器9
より供給し、該装置1の塔頂から圧力制御弁10で圧力
を100 kg/i()に調節しながらブタン溶剤相を
ブタン溶剤加圧蒸留塔11に導入した。
ブタン浴剤加圧蒸留塔11は内径100閣、畏さ5mで
3膿のデイクソンパツキンを充填したもので、下部よV
)2mの位置に前記向流接触装置塔頂からのブタン溶剤
相を導入し、温度は塔頂75°C1塔底80°C1圧力
は26 atmで加圧蒸留し、塔頂からライン12によ
って取出されるブタンガスは圧縮機14で105 kg
/ ryri” ()に圧縮後、一部はライン15を通
してブタン溶剤加圧蒸留塔11の底部を経由させ、残部
はパイパスライン16を経由してライン18に合流させ
、そのうちの一部は還流比1.4でブタン溶′剤加圧蒸
留塔11に還流させ、他は前記向流接触装置1にライン
3より循環供給し、全体が定常になるまで運転した。
3膿のデイクソンパツキンを充填したもので、下部よV
)2mの位置に前記向流接触装置塔頂からのブタン溶剤
相を導入し、温度は塔頂75°C1塔底80°C1圧力
は26 atmで加圧蒸留し、塔頂からライン12によ
って取出されるブタンガスは圧縮機14で105 kg
/ ryri” ()に圧縮後、一部はライン15を通
してブタン溶剤加圧蒸留塔11の底部を経由させ、残部
はパイパスライン16を経由してライン18に合流させ
、そのうちの一部は還流比1.4でブタン溶′剤加圧蒸
留塔11に還流させ、他は前記向流接触装置1にライン
3より循環供給し、全体が定常になるまで運転した。
表3には、原料及びブタン溶剤の温度を種々変化させた
場合の、アルコール回収率、アルコ−A/濃度を示した
。
場合の、アルコール回収率、アルコ−A/濃度を示した
。
(比較例1)
実施例1と同じ向流接触装置、アルコール水溶液を用い
、ブタン溶剤を3重量部供給し、回収部及びt層線部の
温度40°Cとし、圧力を100kg/l、w?aとし
た。
、ブタン溶剤を3重量部供給し、回収部及びt層線部の
温度40°Cとし、圧力を100kg/l、w?aとし
た。
この場合塔頃からは96wt%のアルコールが得られた
が、塔底からアルコールの損失がみられ、アルコール回
収率は73wt%で低かった。
が、塔底からアルコールの損失がみられ、アルコール回
収率は73wt%で低かった。
(比較例2)
比較例1において、回収部及び濃縮部の温度を110°
Cとした。この場合、アルコールの回収率は99.7
wt%で合格であったが、塔偵のアルコ−/L//m度
87wt%で低かった。
Cとした。この場合、アルコールの回収率は99.7
wt%で合格であったが、塔偵のアルコ−/L//m度
87wt%で低かった。
(比較例3)
実施例1と同じ向流接触装置、1京料アlレコール水溶
液を用い、ブタンの代りにCo2を用いた試験を行ない
、表4の結果を得だ。
液を用い、ブタンの代りにCo2を用いた試験を行ない
、表4の結果を得だ。
なお、この場合、l層線部の温度を20〜100°Cの
範囲と灰化させたが、塔頂のアルコール濃度は最大91
wt%であった。
範囲と灰化させたが、塔頂のアルコール濃度は最大91
wt%であった。
表4
比較例乙の結果
〔発明の効果〕
本発明は、以北詳記したようにアルコール水溶液からプ
タンノ容El)を用いてアルコールをt展縮回収するに
際し、超臨界状態又は擬臨界状、i夷のブタンを用1ハ
ることにより少量のブタンでアルコール 態のブタンに冷却してアルコールの選択性を向上させア
ルコ−)V濃度を95wt%以上に濃縮できるものであ
り、少4にの溶剤使用のため装置のコンパクト化及びエ
ネルギー負荷が軽減されて経隣的な効果を生ずるととも
に、−課品1曲値の高い95wt%以上のアルコールを
得るという効果を奏する。
タンノ容El)を用いてアルコールをt展縮回収するに
際し、超臨界状態又は擬臨界状、i夷のブタンを用1ハ
ることにより少量のブタンでアルコール 態のブタンに冷却してアルコールの選択性を向上させア
ルコ−)V濃度を95wt%以上に濃縮できるものであ
り、少4にの溶剤使用のため装置のコンパクト化及びエ
ネルギー負荷が軽減されて経隣的な効果を生ずるととも
に、−課品1曲値の高い95wt%以上のアルコールを
得るという効果を奏する。
第1図は、本発明を実施するだめのフローを示す図、第
2図は第1図の向流接触装置の説明図である。
2図は第1図の向流接触装置の説明図である。
Claims (2)
- (1)向流接触装置中部の原料供給口より、アルコール
水溶液を供給し、該向流接触装置の下部よりブタン溶剤
を供給し、該原料供給口より下部においてはブタン溶剤
を超臨界状態又は擬臨界状態に保持し、該原料供給口よ
り上部においてはブタン溶剤を液体状態に保持すること
により、該向流接触装置上部より実質的に水分が分離さ
れた濃縮アルコールを含んだブタン溶剤相を抜き出し、
これをブタン溶剤加圧蒸留塔に導入し、該塔底より実質
的に水分を含まずアルコールを含むブタン液体を回収し
、一方塔頂より実質的にアルコールを含まず水分を含む
ブタン気体を回収し、該ブタン気体を加圧後その圧縮熱
を該ブタン溶剤加圧蒸留塔の熱源に用いるとともに、そ
の一部は該ブタン溶剤加圧蒸留塔へ還流し、他の残部は
前記向流接触装置の上部流体と間接熱交換後、前記向流
接触装置の下部に再び導入することを特徴とするアルコ
ールの濃縮精製方法。 - (2)中部にアルコール水溶液の供給ライン、底部に重
液取出ライン、頂部に軽液取出ラインが設けられ、かつ
上部より下部の分散器に超臨界状態又は擬臨界状態のブ
タン溶剤を導く熱交換器の作用を有するブタン溶剤供給
ラインを内蔵した向流接触装置、前記軽液取出ラインと
減圧弁を介して連結し、頂部にブタン溶剤取出ライン、
底部に濃縮アルコール取出ラインを設けたブタン溶剤加
圧蒸留塔及び前記ブタン溶剤取出ラインを昇圧機並びに
前記ブタン溶剤加圧蒸留塔の塔底を介して前記向流接触
装置のブタン溶剤供給ラインと接続するラインよりなる
ことを特徴とするアルコール濃縮精製装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1003770A JPH02184388A (ja) | 1989-01-12 | 1989-01-12 | アルコールの濃縮精製方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1003770A JPH02184388A (ja) | 1989-01-12 | 1989-01-12 | アルコールの濃縮精製方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02184388A true JPH02184388A (ja) | 1990-07-18 |
JPH0529481B2 JPH0529481B2 (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=11566409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1003770A Granted JPH02184388A (ja) | 1989-01-12 | 1989-01-12 | アルコールの濃縮精製方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02184388A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6146533A (en) * | 1998-08-31 | 2000-11-14 | Director-General Of Agency Of Industrial Science And Technology | Method of treating wastewater containing chemical substances by use of supercritical fluid and treating apparatus |
WO2009107840A1 (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-03 | 宇部興産株式会社 | 醗酵アルコールの精製処理方法 |
-
1989
- 1989-01-12 JP JP1003770A patent/JPH02184388A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6146533A (en) * | 1998-08-31 | 2000-11-14 | Director-General Of Agency Of Industrial Science And Technology | Method of treating wastewater containing chemical substances by use of supercritical fluid and treating apparatus |
WO2009107840A1 (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-03 | 宇部興産株式会社 | 醗酵アルコールの精製処理方法 |
JP2009263335A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-11-12 | Ube Ind Ltd | 醗酵アルコールの精製処理方法 |
US8129573B2 (en) | 2008-02-29 | 2012-03-06 | Ube Industries, Ltd. | Method for purifying fermentation alcohol |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0529481B2 (ja) | 1993-04-30 |
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