JPH02182610A - ローラコンベヤ - Google Patents

ローラコンベヤ

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JPH02182610A
JPH02182610A JP252789A JP252789A JPH02182610A JP H02182610 A JPH02182610 A JP H02182610A JP 252789 A JP252789 A JP 252789A JP 252789 A JP252789 A JP 252789A JP H02182610 A JPH02182610 A JP H02182610A
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conveyance
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Yutaka Yoshida
豊 吉田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえばパレットを介して被加工物を搬送し
、その搬送経路中で被加工物に対して所期、の加工を行
うときなどに使用されるローラコンベヤに関するもので
ある。
従来の技術 従来、この種のローラコンベヤとしては、たとえば特開
昭57〜160807号公報に見られる構造が提供され
ている。この従来構造は、本体フレーム(平行レール)
に多数のローラを遊転のみ自在に設けて搬送経路を形成
し、そして本体フレーム側に支持ブラケットなどを介し
てケースを設けている6前記ケースにはローラ軸心に沿
ったピンを設け、このピンに、隣接した一対のローラの
外周下部に対して同時に当接自在なホイールと、スプロ
ケットとを一体回転自在に設けるとともに、前記ケース
側で支持案内される駆動チェノをスプロケットに係合さ
せている。そしてケースとピンとの間に、このピンを昇
降動させるダイヤフラムを設けている。
この従来形式によると、駆動チェノによりスプロケット
を介してホイールを回転させ、このホイールの回転を、
当接させている一対のローラに伝え、以ってローラ群の
回転により被搬送物を搬送経路上で搬送させる。そして
ダイヤフラムに対する給徘を制御し、ピンを昇降動させ
ることで、ローラにホイールを当接させた駆動形態と、
ローラからホイールを離間させた非駆動形態とに切換え
て、被搬送物への搬送力を接断し、被搬送物どうしが衝
突などしないように制御している。
発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、全体を駆動形態に切換えたり
非駆動形態に切換えたりするため、成るゾーンにおいて
被搬送物の加工が所定の時間内に終了しなかったとき、
全体の流れを停止させたり、あるいは未加工の状態で次
のゾーンに搬送することになる。
本発明の目的とするところは、下流ゾーンに被搬送物が
不在のとき、このゾーンと隣接したゾーンとを強制駆動
して被搬送物の順送りを行えるものでありながら、特定
のゾーンでは、その下流ゾーンが不在であっても外部か
ら操作したときのち駆動状態にし得るローラコンベヤを
提供する点にあ4る。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明のローラコンベヤは、
多数の遊転ローラと、各遊転ローラに接続分離自在に対
向させた伝動装置と、これら伝動装置に連動した駆動装
置とを有し、前記遊転ローラ群からなる搬送経路を複数
のゾーンに分け、各ゾーン毎に前記伝動装置群を接続分
離動させる弁装置を設け、搬送方向で隣接する2つのゾ
ーンは下流側のゾーンに被搬送物が不在のとき伝動装置
が接続動し、また特定のゾーンは前記接続動の条件下で
外部から操作したときに下流側のゾーンとともに伝動装
置が接続動すべく各弁装置に接続した制御回路を設けて
いる。
作用 かかる本発明の構成によると、弁装置の一方への切換え
により伝動装置を遊転ローラに接続させることで、駆動
装置の駆動力を遊転ローラに伝え、この遊転ローラ群を
強制回転させて被搬送物の搬送を行える。そして弁装置
の他方への切換えによす伝動装置を遊転ローラから離間
させることで。
駆動装置の駆動力は遊転ローラに伝えられず、遊転ロー
ラ群は強制回転されないことになって被搬送物の搬送は
停止される。このような動作を行う条件下で特定のゾー
ンを除く他のゾーンでは、被搬送物が存在していないゾ
ーンが生じたとき、このゾーンと上流のゾーンとが同時
に駆動されることになり、これによって上流のゾーンの
被搬送物を下流のゾーンに順送りし得る。また特定のゾ
ーンでは、その下流のゾーンで被搬送物が不在であって
も駆動されず、外部から操作したときのみ下流のゾーン
とともに駆動されることになる。
実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は断面U形状の本体フレームで、左右一対の側枠IA
、IBと、これら側枠IA、IBの下部間を連結するベ
ース枠ICとにより構成され、このベース枠ICに連結
した複数本の脚体2を介して床3上の所定の高さに設置
される。両側枠LA。
1.8の相対向する内側面にはL状のガイド部4A。
4Bが形成され、さらに上部にはナツト体5A。
5Bの摺動を許す蟻溝部6A、6Bが形成されている。
また一方の側枠IAで、その下部の内面側には、それぞ
れ取付は部7,8を介して上下一対のガイドレール9,
10がフレーム長さ方向に配設しである。
前記本体フレーム1側には、左右一対の遊転ローラII
A、IIB群が両側枠LA、IBの内側に位置させて配
設される。ここで一方の遊転ローラ11A群は、伝動装
置20または制動装置50とユニット化されている。す
なわち伝動装置20は、第5図、第7図に示すように、
樹脂製でケース状の支持枠21を本体とし、その基板部
22の下端を前記ガイド部4Aに嵌合させるとともに、
基板部22の中間を通したボルト23を前記ナツト体5
Aに螺合させることで、フレーム長さ方向に位置変更(
摺動)自在にかつ変更位置において固定自在となる。前
記基板部22の下半分内面から内方に向けて連設したカ
バー板部24は、その下端間が連結板部25にて連結さ
れる。さらに基板部22の下端に軸受孔部26が形成さ
れ、この軸受孔部26に左右方向の支軸27の内端を嵌
入して、この支軸27を上下揺動自在としている。そし
て前記カバー板部24の遊端間に樹脂製のし杉板部28
を差し込みにより取付け、このL杉板部28の縦板に形
成した上下方向の凹部29に前記支軸27の外端を嵌合
して、支軸27の上下揺動範囲を規制している。この支
軸27には受動鋲軸30が回転自在に取付けられ、この
受動鋲軸30の突出したボス部に伝動ローラ31を外嵌
して1両者30.31を一体回転自在としている。この
伝動ローラ31はウレタンゴム製で、その外周を前記遊
転ローラ11Aの外周下部に接続分離自在(当接離間自
在)としている。そして接続分離を行わせるエア使用の
シリンダ装置32が、支軸27の外端に取付けたシリン
ダゴム受け33とL杉板部28の横板との間に介装され
ている。さらにL杉板部28の縦板の上端から、ボルト
34を介して受は板35が内方へ連設され、この受は板
35の下面と前記シリンダゴム受け33の上面との間に
、支軸27を押下げ付勢する圧縮ばね36が介装されて
いる0以上の21〜36により伝動装置20を構成する
前記り杉板部28の外面には上方へ伸びるブラケット3
7がボルト38を介して取り付けられており、このブラ
ケット37と前記基板部22との上端間に前記遊転ロー
ラIIAが取付けられる。すなわち遊転ローラLIAは
ローラ軸12に遊転自在に外嵌しており、さらに両側に
ワッシャ13やカラー14を外嵌している。そして基板
部22の上部に貫通孔39を形成するとともに、ブラケ
ット37の上部に上方開放の係止溝40を形成している
。したがって、ローラ軸12の一端を貫通孔39に挿入
したのち、他端を係止溝40に上方から落し込み、そし
て他端に外嵌したサポート41をビス42にてブラケッ
ト37に固定することで遊転ローラIIAの取付けを行
える。
各伝動装置20に連動した駆動装置44は、第1図に示
すように各受動鋲軸30に噛合するチェノ45と、この
チェノ45を張設する駆動鋲軸46、従動銀輪47゜ガ
イド鋲軸48と、駆動鋲軸44に連動連結したモータ4
9とから構成され、チェノ45は前記ガイドレール9,
10に支持案内される。
前記制動装置50は前記伝動装置20と同様の構成であ
って、以下に異なる部分のみ述べる。すなわち第6図〜
第8図に示すように、支軸27に非受動鋲軸51が遊転
自在に取付けられ、この非受動鋲軸51の突出したボス
部にウレタンゴム製の制動体52を固着している。前記
非受動鋲軸51は欠歯状で、はぼ半分の欠歯部51aを
チェノ45に対向させるとともに、残りの有歯部51b
の歯間に係合するストッパ体53を、前記基板部22に
形成した支持筒部43に挿抜自在としている。ここで制
動体52が当接自在な遊転ローラをllaで示し、また
支軸27を上動させるシリンダ装置を54で示す。
第4図に示すように、他方の遊転ローラ11Bは。
ローラ軸15と固定具16とを介してブラケット17の
上端に取付けられ、そしてブラケット17は、その下端
がガイド部4Bに係合されるとともに、中間を通したボ
ルト18を前記ナツト体5Bに螺合させることで側枠I
Bに固定される。19はカバーを示す。
上記の遊転ローラIIA、IIB、lla群からなる搬
送経路60は、その経路方向で複数のゾーンに分けられ
る。すなわち実施例では第1図〜第3図に示すように、
上流側から下流側へと順に、第1待機ゾーンA、第1作
業ゾーンB、第2待機ゾーンC1第2作業ゾーンD、第
1ストレージゾーンE、第2ストレージゾーンF、第3
ストレージゾーンGに分けられている。そして各ゾーン
A−Gにおいては、少くとも1個の遊転ローラllaに
対向して制動装置50が設けられ、残りの遊転ローラI
IAに対向して伝動装置20が設けられている。各ゾー
ンA−Gは各別に接続全離動され、その際に制動装!5
0と伝動装置20とを可逆的に接続全離動させる弁装置
!61が設けられる。すなわち伝動装置20のシリンダ
装置32群に接続した第1給排水−ス62と、制動装置
!50のシリンダ装置54に接続した第2給排ホース6
3とを、5ポ一ト電磁式の弁装置61を介して供給源6
4からの供給ホース65に可逆的に接続自在に構成しで
ある。66はレギュレータ、67はサイレンサーを示す
、被搬送物57は、パレット58と、このパレット58
上に載置した被加工物59とからなるが、これはパレッ
ト58を使用しなくてもよい。
前記ゾーンA−Gのうち、特定のゾーンB、Dを除くゾ
ーンA、C,E−Gでは、搬送方向で隣接する2つのゾ
ーンは下流側のゾーンに被搬送物57が不在のとき伝動
装置20が接続動し、また特定のゾーンB、Dでは、前
記接続動の条件下で外部から操作したときにのみ下流で
隣接したゾーンとともに伝動装置20が接続動すべく、
各弁装置61に接続した制御回路70を設けている。す
なわち各ゾーンA−Gに対応して制御装置71A、71
B、71C。
71D、71E、71F、71Gが配設され、これら制
御装置71A〜71Gは相互に、かつ電源装置72に直
列に接続されている。そして最上流の第1待機ゾーンA
を除く各ゾーン87Gには在荷検出装置73B。
73C、73D 、 73E 、 73F 、 73G
が配設される。これら在荷検出装置73B〜73Gのう
ち、第1作業ゾーンBと第2待機ゾーンCに対応する在
荷検出装[73B 、 73Gは共有の操作判定装置7
4を介して。
第1待機ゾーンAと第1作業ゾーンBに対応した制御装
置71A、71Bに接続し、そして第2作業ゾーンDと
第1ストレージゾーンEに対応する在荷検出装置73D
、73Eは共有の操作判定装置75を介して、第2待機
ゾーンCと第2作業ゾーンDに対応した制御装置71C
,71Dに接続している。さらに第2ストレージゾーン
Fに対応する在荷検出装置73Fは第1ストレージゾー
ンEに対応した制御装置71Eに接続するとともに、第
3ストレージゾーンGに対応する在荷検出装置73Gは
第2ストレージゾーンFに対応した制御装置71Fに接
続している。前記本体フレーム1で、駆動装置44を配
列した側とは反対側の側枠IBの外面には、それぞれ押
しボタン76.77を有する操作箱78.79が設けら
れ、これら操作箱78 、79は前記操作判定装置74
.75に接続している。そして特定ゾーンB、Dの各制
御装置71B、71Dは、第2待機ゾーンCと第1スト
レージゾーンEの在荷検出装[73G、73Eが非検出
の条件下で、操作箱78.79の押しボタン76.77
を操作することによって1両作業ゾーンB、Dと、下流
で隣接したゾーンC,Eとを接続動すべく、対応した弁
装置61に制御信号80B〜80Eを与えるべく構成し
である。また他のゾーンA、C,E〜Gの各制御装置7
1A、71C,71E〜71Gは、下流のゾーンB、D
、E−Gが非検出のときに、当刻ゾーンと上流のゾーン
とを接続動すべく、対応した弁装置61に制御信号80
A〜80Gを与えるべく構成しである。
前記在荷検出装置73A〜73Gは反射鏡や光電スイッ
チなどからなる。すなわち第4図に示すように、一方の
側枠IAの外面にボルト・ナツト81を介して上方へ伸
びる保持板82を設けるとともに、この保持板82の上
部に反射鏡83を取付けている。
ここで反射鏡83は、他方の側枠IBの下部内面側を向
くように設定しである。他方の側枠IBにおける下部内
面側にはスイッチブラケット84が取付けられ、このス
イッチブラケット84には光電スイッチ85が角度変更
自在に取付けである。
両側枠IA、IBの上端にはボルト・ナツト86を介し
て支持板87が取付けられ、これら支持板87の相対向
する内面側にガイド体88を設けている。
次に上記実施例において被搬送物57の搬送作業を説明
する。
第4図、第5図、第7図ならびに第3図のゾーンD、E
は、第1給排ホース62を供給ホース65に接続すべく
弁装置61を切換え、シリンダ装置32の伸びで圧縮ば
ね36の押下げ付勢力に抗して支軸27を上方へ揺動さ
せ、伝動ローラ31を対応する遊転ローラ11Aに下方
から当接させている。このとき前記モータ49によりチ
ェノ45は常時駆動されており、したがってチェノ45
に噛合している全ての受動鋲軸30は支軸27の周りで
回転している。さらに伝動ローラ31は、遊転ローラ1
1Aの外周下部に当接していることで、遊転ローラII
A群を強制回転させる。これにより搬送経路60上の被
搬送物57は、両遊転ローラIIA、IIB群間で支持
され、そして一方便の遊転ローラIIA群の強制回転に
よる搬送力を受けるとともに、両側面がガイド体88に
案内される状態で、この搬送経路60上で搬送されるこ
とになる。このとき第2給排水−ス63は開放されてお
り、シリンダ装置54が非作業であることから。
圧縮ばね36の押下げ付勢力で支軸27を下方に揺動さ
せ、第7図に示すよう゛に遊転ローラllaから制動体
52を離間させている。したがってブレーキ作用は発生
しておらず、また対応する遊転ローラ11aはパレット
58の移動により遊転することになる。
たとえば第3図のゾーンA−C,F、Gで示すように、
供給ホース65を第2給徘ホース63に接続すべく弁装
置61を切換え、第6図に示すようにシリンダ装@54
の伸びで圧縮ばね36の押下げ付勢力に抗して支軸27
を上方へ揺動させ、その制動体52を対応する遊転ロー
ラllaに下方から当接させることで、この遊転ローラ
llaの遊転を阻止することができ、これにより被搬送
物59にブレーキをかけて搬送を阻止し得る。このよう
に制動体52を当接させたとき、第1給排ホース62は
開放されてシリンダ装置32は非作動になっており、圧
縮ばね36の押下げ付勢力で支軸27を下方に揺動させ
、第7図の仮想A!Qで示すように遊転ローラIIAか
ら伝動ローラ31を離間させて、これら遊転ローラ11
A群、を非駆動にする。
第4図に示す前記在荷検出装置73B〜73Gは、光電
スイッチ85から投射される赤色光が反射鏡83により
反射される。ここで被搬送物57かないときには反射光
芒が光電スイッチ85に入り、非検出状態となる。そし
て被搬送物57が存在していると、赤色光が被搬送物5
7で遮断されて反射鏡83までは到達せず1反射光芒も
ないことがら光電スイッチ85は検出動することになる
一対の遊転ローラIIA、IIB群からなるローラコン
ベヤは基本的には上述のようにして被搬送物57の搬送
を行い、そしてブレーキ作用させるのであるが、実際に
は在荷検出装置73B〜73Gの検出、非検出に基づい
て弁装置61を切換えることで搬送制御がなされる。
すなわち第1図、第2図仮想線に示すように全てのゾー
ンA−Gに被搬送物57が在荷しているときには、これ
ら被搬送物57は在荷検出装置73B〜73Gに検出さ
れている。これにより前述したように遊転ローラIIA
から伝動ローラ31が離間して非駆動となり、かつ遊転
ローラIlaに制動体52が当接して各ゾーンA−Gは
ブレーキ作用を受けている。この状態において、駆動装
置44を配設した側とは反対側、すなわち遊転ローラ1
1B群の外側から作業者90による加工作業が行われる
。これは両作業ゾーンB、Dに停止している被加工物5
9に対して行われる。なお第2図仮想線で示すように、
壁などの構造物69に駆動装置44が接近するように配
置することができ、これによると作業者90たちを駆動
装置44から隔離状にできて安全である。
所期の作業を終えた状態において、第3ストレージゾー
ンGの被搬送物57を除去する。すると第3ストレージ
ゾーンGの在荷検出装置73Gからの検出信号がなくな
ることから、すなわち搬送方向で隣接した第2ストレー
ジゾーンFと第3ストレージゾーンGは、下流側の第3
ストレージゾーンGに被搬送物57が不在となることか
ら、第2ストレージゾーンFに対応する制御装置71F
から弁装置61に制御信号80Fが出力されると同時に
、第3ストレージゾーンGに対応する制御装置71Gか
ら弁装置61に制御信号80Gが出力され、これにより
両弁装置61が、供給ホース65を第1給排ホース62
に接続すべく自動的に切換わる。したがって両ゾーンF
、Gでは、制動体52が離間動するとともに伝動ローラ
31が当接動して駆動状態になり、以って第2ストレー
ジゾーンFの被搬送物57を第3ストレージゾーンGに
搬送することになる。被搬送物57が第3ストレージゾ
ーンGに搬入され在荷検出装置73Gに検出されること
で、この第3ストレージゾーンGは非駆動となり、かつ
制動体52が遊転ローラllaに作用して被搬送物57
はブレーキ作用を受けることになる。また被搬送物57
が第3ストレージゾーンGに搬出されることで第2スト
レージゾーンFの在荷検出装置73Fからの検出信号が
なくなり、これにより前述と同様にして第1ストレージ
ゾーンEと第2ストレージゾーンFとが駆動状態となっ
て、第1ストレージゾーンEの被搬送物57を第2スト
レージゾーンFへと搬送する。
このような動作は、第1待機ゾーンAと第1作業ゾーン
Bの間、ならびに第2待機ゾーンCと第2作業ゾーンD
の間でも行われる。しかし特定のゾーン、たとえば第1
作業ゾーンDでは、下流の第1ストレージゾーンEの被
搬送物57がなくて在荷検出装[Eからの検出信号がな
くなっても両ゾーンD、Eは駆動されていない、そして
第2作業ゾーンDの作業者90が被加工物59に対する
加工を終えたのち操作箱79の押しボタン77を押すこ
とで。
操作判定装置75からの指示で制御装置71D、71E
が作動され、弁装置61に制御信号71D、71Eを与
えて切換え作動させ、以って第3図に示すように両ゾー
ンD、Eが駆動状態になって第2作業ゾーンDの被搬送
物57を第1ストレージゾーンEに搬送することになる
。なお第2作業ゾーンBにおいても同様である。また操
作箱78.79のリセットボタン89を押したときには
、特定ゾーンB、Dを他のゾーンA、C,E−Gと同様
に作動させ得る。
前述したように制動体52を遊転ローラllaに下方か
ら当接させたとき、この制動体52が非受動銀輪51と
ともに支軸27の周りに回転しようとするが、これは基
板部22側で支持したストッパ体53が非受動鋲軸51
の有歯部51bの歯間に係合していることから阻止し得
る。またストッパ体53を抜出し、非受動鋲軸51を支
軸27の周りで歯ピッチに相応して回転させたのち、別
の歯間にストッパ体53を係合させることで、非受動鋲
軸51と一体の制動体52を等量回転させ、これにより
遊転ローラllaに対する制動体52の当接位置を周方
向で変更し得る。
発明の効果 上記構成の本発明によると、弁装置の切換えにより伝動
装置を遊転ローラに対して接続または分離させることに
よって、遊転ローラを強制回転しての被搬送物の搬送と
、強制回転を止めての被搬送物の搬送停止とを行うこと
ができる。このような動作を行う条件下で、特定のゾー
ンを除く他のゾーンでは、被搬送物が存在していないゾ
ーンが生じたとき、このゾーンと上流のゾーンとが同時
に駆動されることになり、これによって上流ゾーンの被
搬送物を下流ゾーンに順送りすることができる。しかも
特定のゾーンでは、その下流のゾーンで被搬送物が不在
であっても駆動されず、外部から操作したのみ下流ゾー
ンとともに駆動することができ、これにより特定のゾー
ンでは停止時間にゆとりをもたせることができる。した
がって特定ゾーンの作業に時間がかかっても全体の流れ
を停止させることもなく、また未作業の状態で次のゾー
ンに搬送することもなく、全体として融通性のあるロー
ラコンベヤを提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体の一部切
欠き側面図、第2図は同平面図、第3図は配管、制御を
説明する側面図、第4図は縦断正面図、第5図は伝動装
置部の縦断正面図、第6図は制動装置部の縦断正面図、
第7図は要部の一部切欠き側面図、第8図は第6図にお
ける要部の縦断正面図である。 1・・・本体フレーム、IIA、IIB、lla・・・
遊転ローラ、20・・・伝動装置、27・・・支軸、3
0・・・受動銀輪、31・・・伝動ローラ、32・・・
シリンダ装置、44・・・駆動装置、45・・・チェノ
、49・・・モータ、50・・・制動装置、51・・・
非受動鋲軸、52・・・制動体、53・・・ストッパ体
、54・・・シリンダ装置、57・・・被搬送物、58
・・・パレット。 59・・・被加工物、60・・・搬送経路、61・・・
弁装置、70・・・制御回路、71A〜71G・・・制
御装置、73B〜73G・・・在荷検出装置、 74.
75・・・操作判定装置、76.77・・・押しボタン
、 78.79・・・操作箱、80A〜80G・・・制
御信号、A・・・第1待機ゾーン、B・・・第1作業ゾ
ーン。 C・・・第2待機ゾーン、D・・・第2作業ゾーン、E
・・・第1ストレージゾーン、F・・・第2ストレージ
ゾーン、G・・・第3ストレージゾーン。 代理人   森  本  義  弘

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、多数の遊転ローラと、各遊転ローラに接続分離自在
    に対向させた伝動装置と、これら伝動装置に連動した駆
    動装置とを有し、前記遊転ローラ群からなる搬送経路を
    複数のゾーンに分け、各ゾーン毎に前記伝動装置群を接
    続分離動させる弁装置を設け、搬送方向で隣接する2つ
    のゾーンは下流側のゾーンに被搬送物が不在のとき伝動
    装置が接続動し、また特定のゾーンは前記接続動の条件
    下で外部から操作したときに下流側のゾーンとともに伝
    動装置が接続動すべく各弁装置に接続した制御回路を設
    けたことを特徴とするローラコンベヤ。
JP1002527A 1989-01-09 1989-01-09 ローラコンベヤ Expired - Fee Related JPH0784246B2 (ja)

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JPH04140214A (ja) * 1990-09-28 1992-05-14 Daifuku Co Ltd ローラコンベヤ

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