JPH02181611A - 空気流量計付き吸気通路 - Google Patents

空気流量計付き吸気通路

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JPH02181611A
JPH02181611A JP63333453A JP33345388A JPH02181611A JP H02181611 A JPH02181611 A JP H02181611A JP 63333453 A JP63333453 A JP 63333453A JP 33345388 A JP33345388 A JP 33345388A JP H02181611 A JPH02181611 A JP H02181611A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エンジンの吸気通路に係り、更に詳細には、
熱線(ホットワイヤ)式の空気流量計を備えた吸気通路
の構造に関する。
〔従来の技術〕
従来より、エンジンの分野では、燃料制御を行なう場合
の吸気センサとして、熱線式の空気流量計が広く実用化
されている。
この種の空気流量計は、例えば特開昭58−26221
号、特開昭59−190624号公報等に開示されるよ
うに、吸気通路(主流路)を有するボディの壁部自体に
副流路を形成して、この副流路に熱線素子を内装したり
、或いは最近では主流路にL字形の副流路(管路)を形
成して、この副流路に熱線素子を内装する方式のもの等
が提案されている。
このうち、後者のL字形副流路力式のものは、副流路の
入口から流路途中までが主流路の流れ方向に向き、この
流路途中から出口までが主流路をブリッジ状に横切って
全体がL字形管路を呈する。
副流路の入口及び出口は主流路と通じている。このよう
に副流路を主流路内に設けたものは、副流路を主流路の
壁部自体に設けた方式のものよりも、主流路の壁厚を薄
くし吸気ボディの小形軽量化を図り得る利点を有する。
L字形副流路力式のものは本発明の実施例でも適用して
いるので参照されたい。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、熱線式空気流量計は、測定精度が高いことが
望まれる。
空気流量測定精度の向上を阻げる原因としては、第1に
主流路内に旋回流が生じこれが副流路の出口付近で乱流
となって、副流路の空気の吐き出し状態を不安定にする
ことが挙げられる。特に主流路内に前述したようなL字
形の副流路を配設したものは、主流路内の流れが副流路
により乱される傾向がある。なおこのL字形副流路を主
流路内に設ける方式は、主流路と副流路とをダイカスト
により一体成形するが、その成形に際し、副流路がL字
を呈するため、その一部に湯流れが悪くなる傾向があり
、副流路壁部に巣が発生し易い問題もあった。
流量測定精度を阻げる第2の原因としては、主流路、副
流路を通常備えるスロットルボディの製品にばらつきが
あることが挙げられる。なお、空気流量測定精度は±3
.5%の範囲内の誤差に抑えるものとされ、製品テスト
の段階で精度上不良と認定された製品は使用不可とされ
る。
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、その主たる
目的とするところは、熱線式の空気流量計の測定精度を
向上させ、副次的には、この種空気流量計を備える吸気
通路のダイカスト成形の湯流れを向上させ製品歩留りを
向上させることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために次のような手段を講
じる。
以下、本発明の課題解決手段を、説明の理解を容易にす
るため、第1図の実施例の符号を引用して説明する。
すなわち、第1の課題解決手段は、 エンジンの吸気通路1として、主流路2と、空気流量測
定用の熱線素子30を配する副流路3とを備え、この副
流路3は、主流路2内に位置し、且つその人口3−1か
ら流路途中までが主流路2の流れ方向に向き、流路途中
から出口3−2までが主流路2をブリッジ状に横切って
全体がL字形の管路を呈するものにおいて、 副流路3のうち、主流路2の上流側に面した外壁面3d
、及びこれに交わる外壁面3eよりなるL字の内曲がり
外壁面3d、3eと、主流路2の内壁面2aとの間に、
これらの内曲がり外壁面3d、3e、主流路内壁面2a
と一体につながる板状のリブ11を主流路2と平行或い
はほぼ平行に配置してなる。
第2の課題解決手段は、エンジンの吸気通路として、主
流路2と、空気流量測定用の熱線素子3oを配する副流
路3(副流路はL字形の方式以外のもの、例えば主流路
ボディの壁部自体に設けたものであってもよい)とを備
えるものにおいて、副流路3内の通路断面積を変化させ
て流路抵抗を可変調整するための機構12を装着してな
る。
なお、第1の課題解決手段の板状リブ11と、第2の課
題解決手段の副流路抵抗調整機構12を組合せても良く
、これを第3の課題解決手段とする。
〔作用〕
第1の課題解決手段によれば、L字形の副流路3の壁部
3d、3eと主流路2の内壁2aとの間に設けたリブ1
1が主流路2の流れ方向と平行或いはほぼ平行に配置さ
れることから、副流路3設置箇所付近に流れる主流路2
の空気がリブ11に沿って流れる。すなわち、リブ11
が主流路の空気に対し整流作用をなす。従って、L字形
副流路3の出口3−2付近の乱流発生を防止し、副流路
出口3−2の流れの吐き出しをスムーズにし、ひいては
副流路3内を通る空気の流れをスムーズにして熱線素子
出力の外乱的変動を抑制できる。
更に、本課題解決手段では、主流路2及び副流路3を一
体にダイカスト成形する場合、従来、湯の流れが悪いと
されていた、L字形副流路3の内部がり壁部3a、3a
にリブ11成形の型空間をも通して、矢印X方向からの
湯の流れによりストレートに湯を導くので、この内部が
り壁部3a。
3eに充分且つスムーズに湯を導き、鋳巣の発生を防止
する。なお、従来は、このリブ11が存在していないた
め、副流路3の内部がり壁部3a。
3eに副流路のブリッジ部分3Cや副流路3の外曲り壁
部3f側から湯が導かれるが、特に内部り壁部3a、3
eには、コーナ3gが存在しまた細部であるため、スト
レートに湯を導く手段がないため、この内部り壁部への
湯の流れを悪くしていた。
次に第2の課題解決手段によれば、副流路3の通路断面
積を変化させる機構(例えばアジャストスクリュー)で
、その流路抵抗を可変調整する。
これによって、副流路3内のセンサ部(熱線素子配置部
)の空気流速を任意に調整できる。従って、熱線素子の
出力にばらつきが生じても、これを副流路抵抗の可変調
整を通しである程度コントロールすることができ、−旦
、管理幅を外れた吸気通路ボディ(例えばスロットルボ
ディ)でも、流路抵抗調整機構の操作により管理幅に入
れることができる。
第3の課題解決手段は、前記第1.第2の課題解決手段
双方の作用を期待でき、空気流量精度の向上をより一層
発揮することができる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図で、図中、1
はスロットルボディ、2は主流路、3は副流路、4はス
ロットルバルブである。
スロットルボディ1は、内部に主流路2と副流路3とを
有する。副流路3は、後述するようにL字形の管路を呈
し、スロットルバルブ4の上流に配置される。
スロットルボディ1は、その入口部5において主流路2
の流れがスムーズに縮流するよう、アール又はベルマウ
ス形状に形成される。入口部5には、環状の段差5aが
設けられ、この段差5aにメツジュロが固定される。メ
ツジュロは動くことのないようスナップリング7で上か
ら押えられている。また、メツジュロの外周縁は、メツ
シュがばらばらになることがないよう金属をかしめるこ
とにより固定される。
主流路2は、副流路3の出口3−2が位置する付近で急
激に径が絞られる(この絞りは符号8で示す)、主流路
2の入口部5から絞り8までの径は変化がない。また、
絞られた後の主流路2内径は、スロットルバルブ4の下
流まで径の変化はない。
ここで副流路3の構成について説明する。
副流路3は、主流路2内に位置し、且つその人口3−1
から流路途中まで(この流路部を3aとする)が主流路
2の流れ方向に向き、流路途中から出口3−2まで(こ
の流路部を3bとする)が主流路2をブリッジ状に横切
って全体が円筒状のL字形管路を呈する。第3図はスロ
ットルボディ1を上からみた図で、副流路3の流路部3
bは主流路2の中央を横切る。
本実施例では、副流路3のうち流路部3aの内径がφ1
0ffI11.流路部3bの内径がφ1lnnで、流路
部3a、3b同士が直交している。
副流路の入口3−1は、主流路入口5に設けたメツジュ
ロより13sn下流に位置し、また主流路2に対し副流
路3は、20+m偏心している。副流路入口部3−1は
ダイカストで、その端面がアール形状(符号9で示す)
に形成されている。
副流路3の流路部3aの一部3a’は、部分的にふくら
みを持ち、この位置に熱線素子30が配置されている。
この熱線素子30は、熱線素子の端部をモールドで一体
的にカバーした破損防止型ホットワイヤモジュール10
で固定保持され、ホットワイヤモジュール10がスロッ
トルボディ1の壁部に嵌装される。
副流路3の出口3−2は、流路部3bの管壁−端を半割
状(断面半円状)に切欠き形成したもので、その切欠き
口3−2は、スロットルバルブ4側すなわち主流路2の
下流側に面している。このように出口3−2を切欠くこ
とで、第4図に示すように(第4図は第1図のA−A付
近の断面斜視図)、流路部3bの管壁の一部3cが断面
半円形のひさし状を呈し、この管壁一部3cが出口3−
2の上側を覆い、主流路2の空気流に対し出口3−2の
防風壁的な役割を担っている。また、管壁一部3cの一
端が、スロットルボディ1の内壁とつながっている。
11は、本発明の第1の課題解決手段の要部となる板状
のリブで、L字形副流路3の流路部3bの管壁3cのう
ち主流路2上流側方向に面した外壁面(符号3dで示す
)と、この外壁面3dと直交する流路部3a側の外壁面
3eとからなるL字の内向がり外壁面につながり、また
、外壁面3eと対向する主流路内壁2aにつながるよう
にして、スロットルボディ1と一体に鋳造成形される。
リブ11は、主流路2の流れと平行に配置され、その断
面は主流路上流から下流に向うにつれて除徐に広がる形
状に形成される。
流路部3bの内径において、その出口3−2側には流路
部3bと同軸にストローク調整可能なアジャストスクリ
ュー12が配置される。このアジャストスクリュー12
は、スロットルボディ1の壁部に設けたスクリュー孔1
3に嵌装され、外部からストローク操作することで断面
半円形の副流路出口3−2の面積を変化させることが可
能なもので、出口3−2の面積を変えることで、副流路
3の流路抵抗を任意に調整できるようにしである。
なお、スクリュー孔13には、調整後プラグ14が圧入
され、市場における素人による再調整を困難にしている
ここで、スロットルボディ1のその他の関連部品につい
て説明する。
スロットルボディ1の外壁面の一部には、平坦面2bが
形成され、この平坦面2bにホットワイヤモジュール1
0が配置される。
スロットルバルブ4は、AQ板材のプレス品であり、外
周の切削加工は行わない、15はスロットルシャフトで
、第3図に示すように主流路2内を貫通して一端にスロ
ットルレバー機構16が装着され、他端が第6図に示す
ようにスロットルボディ1外壁より突出する。第10図
は、このスロットルシャフト15の貫通状態を断面して
表わす図で、シャフト15はボディ1の壁部に軸支され
る。このスロットルシャフト15は、軸受部18から出
た部分に周溝19が形成され、周溝19にスラストプレ
ート2oを挿入し、スラストプレート20をスロットル
ボディ1にねじ止めする。そして、この溝19とスラス
トプレート20間の板厚の差によりシャフト15のスラ
ストかたが決定される。
また、スロットルバルブ4には、第1図に示すように、
全開時に一定の洩れが生じるように孔21を有する。
22はスロットルボディ1の下端に位置するフランジで
、フランジ22の端面22aはインテークマニホールド
(図示せず)との接合面となり、この接合面22aには
、第2図に示すようにブローバイガス環流通路23が通
り、温水通路24及びアイドルエアコントロール(以下
IACと略称する)通路の出口27−2が配設される。
ブローバイガス環流通路23は、図示していないが、そ
の一端がインテークマニホールドの一部に開口しており
、インテークマニホールドと、スロットルボデイlの接
合面22aを通過して、スロットルボディ1に貫設され
、スロットルボディ1では、第5図の点線に示すように
、主流路2と平行に形成され、スロットルバルブ4上流
部で直角に曲がり、スロットルバルブ4上流部で主流路
2と合流する。ブローバイガス通路23のうち、主流路
2と平行な通路部23aは、ダイカスト鋳物で形成され
、加工していない、そのため、通路部23aはテーパ状
になっている。また、通路部23aと直角な通路部23
bは、スロットルボディ1外部から主流路2に向かい加
工されており、外部との間は、プラグ25によりふさが
れている。
ブローバイガス通路23の出口23cは、主流路2の壁
面に開口し、主流路上流から見て、他部材の影にならな
い部分に開口している。
インテークマニホールドとスロットルボディ1の接合面
22aとの間はガスケットにより、ブローパイ通路と外
気の通気を遮断する。
温水通路24はスロットルボディ1の主流路2の近傍及
びスロットル軸受部近傍に、温水を導くためのもので、
第2図の如くフランジ面22aにダイカストにより形成
された溝よりなり、溝24の一面をインテークマニホー
ルド上面で覆うことで形づくられており、スロットルボ
ディ外部及び主流路2へのフランジ接面での洩れがない
ように0リング付ガスケツトによりシールされる。
温水通路溝24は加工せずダイカスト鋳造のみにより形
成するために、ダイカスト抜きテーパがある。インテー
クマニホールド上面には、温水出口と温水入口が開口し
、温水出口から出た温水は、前記温水通路溝24を通過
し温水入口よりインテークマニホールド側に戻る。
第7図はスロットルボディ1の背面図で、図中26はス
テッパモータタイプのIACバルブで、スロットルボデ
ィl内のIAC通路に組込まれた弁体が、主流路2に対
し、はぼ垂直に作動するように、スロットルボディに装
着されている。
第8図の(a)、(b)はIAC通路27の内部構造を
示し、第8図(b)は第8図(a)のB方向からみた図
で、27−1はその通路入口、27−2は通路出口であ
る。通路入口27−1は、主流路内壁における副流路出
口3−2近傍の絞り8の下流でスロットルバルブ4の上
流となる位置に開口し、通路出口27−2がスロットル
バルブ4下流に開口している。
IAC通路出口27−2は、第2図でも示したようにフ
ランジ22のマニホールド接合面22aに形成した溝よ
りなり、溝開放面がインテークマニホールド上面で覆わ
れて通路の一部を構成し、外部との間のシールは、スロ
ットルボディとインテークマニホールドの接合面をシー
ルするガスケット29により行われる。
またIAC通路27は、その入口27−1と出口27−
2の間の通路上で、少なくとも3カ所の直角曲り部27
a* 27b、27cがある。このうち、直角曲り部の
うち少なくとも1カ所は加工上外部との連通が不可避で
あり、二の連通をプラグ(図示せず)により止めている
IAC通路27の一部27bに弁体28が組込まれ、こ
の弁体28がアイドル制御信号に応じてステッパモータ
(IACバルブアクチュエータ)26aにより開閉制御
される。
また、IACバルブの弁体28は、駆動の負担を軽くす
るため、インテークマニホールドの負圧により開放向に
力がかかるように構成されている。
IAC通路の上流側人口27−1断面は円であり、下流
側出口27−2断面は長方形である。
なお、インテークマニホールドには3本のスタットボル
トが固定されており、第2図に示すスロットルボディ1
側フランジ22の3つの孔31゜32.33にスタット
ボルトを挿入しナツトで締付けられる。
インテークマニホールドとスロットルボディ1の間は、
0リング付のプラスティックガスケットを介し締付けら
れている。
ボディ側フランジの3つの孔31,32,33位置は、
上からφ20のボックスレンチスペースが確保できる位
置であり、なおかつ面圧を均一にできるように配しであ
る。
このような構成よりなる本実施例によれば、特にリブ1
1及び副流路抵抗調整用のアジャストスフユリ−12を
用いることで、次の作用、効果が期待できる。
主流路2内の空気流は、一部が副流路3内を通過し、そ
の流れる空気量(空気流速)がスロットル開度に応じ変
化すると、常に一定温度を保とうとする熱線素子の電流
値の変化より空気流量が測定される。この時、主流路2
内の空気流に乱流が生じていると、副流路3内の空気の
吐き出しが不安定となり、測定精度に悪影響を及ぼすが
、これは、リブ11の存在により次のように改善される
すなわち、リブ11が主流路2と平行に配置されること
から、副流路3設置箇所付近を通る主流路2の空気がリ
ブ11に沿って流れる。このように、リブ11によって
主流路空気流が整流され、副流路3の出口3−2付近の
乱流発生が防止される。また、本実施例では、リブ11
が下流方向に向けて次第に断面積を広がる形状を呈して
いることから、主流路2の空気流が第4図の矢印Cに示
すようにブリッジ状に横切る副流路3を避けて通り、よ
り一層主流路2の空気流れをスムーズにすると共に、副
流路出口3−2を副流路3のひさし状の管壁一部3Cで
覆うことから、副流路出口3−2付近は更に一層主流路
空気流の影響を受けることなく、副流路中の空気を極め
て安定した状態で吐き出すことができる。
更に、本実施例では、主流路2及び副流路3を一体にダ
イカスト成形する場合、従来湯の流れが悪いとされてい
た、L字形副流路3の内曲がり壁部3a、3eにリブ1
1成形の型空間を通して、矢印X方向からの湯の流れに
よりストレートに湯を導くので、この内曲がり壁部3a
、3aに充分且つスムーズに湯を導き、鋳巣の発生を防
止する。
また、アジャストスクリュ12等の調整機構は、ストロ
ークにより副流路3の断面積を可変させる。
これによって、センサ部(熱線素子配置部)の空気流速
を制御できる。従って、熱線素子30の出力をある程度
コントロールすることができ、−旦、管理幅をはずれた
スロットルボディでも、アジャストスクリューを操作す
ることにより管理幅に入れることが可能となった。
JR11図は、アジャストスクリュー12をストローク
に換算してlna移動した時の、空気流量換算における
熱線素子出力値の偏差(ΔQ/Q)の特性変化を示す。
1+m移動により低速域から高速域まで全域にわたりΔ
Q/Qがほぼ1%シフトする。このことは、特性の最大
値と最小値の幅が管理幅より小さければ、調整可能なこ
とを示す。
このようにアジャストスクリューによってほとんどのス
ロットルボディを管理幅に納めることができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、第1の課題解決手段の如
くL学則流路の内曲り壁部にリブを設けることで、主流
路中の空気流を有効に整流し、副流路の出口付近の乱流
発生を防止して、熱線素子の出力の乱れを抑制し、空気
流量測定精度を向上させることができる。また、リブの
存在で従来問題とされたスロットルボディ鋳造成形上の
渦流れを改善し、加工後の鋳巣が低減し、製品の歩留り
を向上させることができる。
また、第2の課題解決手段の如く、副流路の流路抵抗調
整機構を用いれば、製品完成の段階で空気流量測定精度
にばらつきがあり、不良となったスロットルボディでも
、その精度を管理幅内にシフトさせることができ、不良
率が著しく低下する。
従って製品コストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図はそ
の底面図、第3図はその平面図、第4図は第1図のA−
A線を断面して表わす部分斜視図、第5図は上記実施例
の正面図、第6図はその左側面図、第7図はその背面図
、第8図はその内部構造の一部を示す部分断面図、第9
図はその右側面図、第10図はその横断面図、第11図
は上記実施例に用いるアジャストスクリューを操作した
時の空気流量−熱線素子出力値偏差特性図である。 1・・・スロットルボディ(吸気通路)、2・・・主流
路、2a・・・主流路内壁、3・・・副流路、3−1・
・・副流路入口、3−2・・・副流路出口、3d、3a
・・・L字の内面り外壁面、 11・・・リブ、 12・・・流路抵抗調整 機構 (アジャストスクリュー) 30・・・熱線素子。 多 聞 察I6D l13tJ 茶4図 第60 $50 茶7図 $8 回 第9 Z≦(26a)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エンジンの吸気通路として、主流路と、空気流量測
    定用の熱線素子を配する副流路とを備え、この副流路は
    、前記主流路内に位置し、且つその入口から流路途中ま
    でが前記主流路の流れ方向に向き、流路途中から出口ま
    でが前記主流路をブリッジ状に横切つて全体がL字形の
    管路を呈するものにおいて、 前記副流路のうち、前記主流路の上流側に面した外壁面
    、及びこれに交わる外壁面よりなるL字の内曲がり外壁
    面と、前記主流路の内壁面との間に、これらの内曲がり
    外壁面、主流路内壁面と一体につながる板状のリブを前
    記主流路と平行或いはほぼ平行に配置してなることを特
    徴とする空気流量計付き吸気通路。 2、第1請求項において、前記リブは、前記主流路の下
    流方向に向けてその断面積が徐々に大きくなるよう形成
    される空気流量計付き吸気通路。 3、第1請求項又は第2請求項において、前記副流路の
    出口は、前記主流路の下流側に面する側の副流路管壁面
    を一部切欠いて形成し、前記主流路のボディの一部には
    、前記副流路の出口面積を可変調整して該副流路の流路
    抵抗を調整する機構を設けてなる空気流量計付き吸気通
    路。 4、エンジンの吸気通路として、主流路と、空気流量測
    定用の熱線素子を配する副流路とを備え、この副流路に
    前記主流路の空気の一部を通過させるものにおいて、 前記副流路内の通路断面積を変化させて流路抵抗を可変
    調整するための機構を有してなることを特徴とする空気
    流量計付き吸気通路。 5、第3請求項又は第4請求項において、前記副流路の
    流路抵抗調整機構は、アジヤストスクリユーで構成して
    なる空気流量計付き吸気通路。
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