JPH02181569A - 一次元センサの読み取り有効範囲調整方法及び調整装置 - Google Patents

一次元センサの読み取り有効範囲調整方法及び調整装置

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JPH02181569A
JPH02181569A JP64000257A JP25789A JPH02181569A JP H02181569 A JPH02181569 A JP H02181569A JP 64000257 A JP64000257 A JP 64000257A JP 25789 A JP25789 A JP 25789A JP H02181569 A JPH02181569 A JP H02181569A
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JP
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signal
effective
range
reading
dimensional sensor
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JP64000257A
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Osamu Ishikawa
修 石川
Matsusaburo Noguchi
野口 松三郎
Noboru Otaki
大瀧 登
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野 〕 本発明は電子黒板装置やファクシミリあるいはイメージ
スキャナ等のデータ処理装置において、原稿等の読み取
り対象から文字、数字1図形等のデータを読み取る一次
元センサの読み取り有効範囲を調整する方法及びその調
整装置に関するものである。
〔従来の技術 〕
従来のこの種の読み取り有効範囲の調整方法の一例とし
て、特願昭61−239381号に開示された技術があ
る。
この調整方法は、読み取り対象を一次元センサ(以下C
CDセンサ)を用いて光学的に走査し、読み取り対象上
の有効な読み取り範囲と、読み取り対象を読み取った一
次元センサの出力信号における有効なデータの範囲を決
定して次段の信号処理回路に知らせる有効データ信号と
を一致させるもので、前記有効データ信号と常に所定の
位相関係を持つタイミング信号を用い、このタイミング
信号の発生時刻をスイッチ手段により調整できるように
しておく。
そして、前記の位相関係に対応して読み取り対象上に設
けられた表示(マーク)をCCDセンサで読み取り、前
記タイミング信号とCCDセンサの出力信号とをシンク
ロスコープにより同時に観測し、CCDセンサの出力信
号のうちの前記表示に対応する信号の発生時刻とタイミ
ング信号の発生時刻が一致するように、スイッチ手段を
人手により操作してタイミング信号の発生時刻を調整す
る。
これにより、タイミング信号と所定の位相関係にある有
効データ信号と読み取り対象上の有効な読み取り範囲と
を一致させるものとしている。
〔発明が解決しようとする課題 〕
しかしながら、上述した従来の読み取り有効範囲の調整
方法では、有効データ信号と読み取り対象上の有効な読
み取り範囲とを一致させる際に、調整者が有効データ信
号と所定の関係を持つタイミング信号とCCDセンサの
出力信号とを同時にシンクロスコープにより観測しなが
ら、タイミング信号の発生時刻をスイッチ手段により手
操作で調整しなければならないため、正確な調整が難し
く、調整操作に熟練を要するという問題がある。
つまり従来の技術では、データ処理装置に含まれないシ
ンクロスコープ等の機器が必要で、しかも人手による調
整操作を行わなければならないため、熟練者でないと調
整に偏りが等が生じて、正確な調整を行うことが困難で
あるという問題があった。
本発明このような問題を解決するためになされたもので
、シンクロスコープ等の人手による調整操作用の機器を
必要とせず、装置自身で自動的に正確に読み取り有効範
囲を調整するすることが可能な読み取り有効範囲調整方
法とその調整装置を実現することを目的とする。
〔課題を解決するための手段 〕
上述した目的を達成するため、本発明は読み取り対象を
一次元センサにより読み取るデータ処理装置において、
読み取り対象上に設けた有効な読み取り範囲と範囲外と
を区別する手段と、一次元センサの出力信号のうちの前
記手段に対応する信号と前記有効データ信号の差のビッ
ト数を前記一次元センサの出力信号の前半において計数
する第1の計数手段と、前記差のビット数を前記一次元
センサの出力信号の後半において計数する第2の計数手
段と、前記有効データ信号を発生すると共に前記第1の
計数手段及び第2の計数手段を一定期間有効にする信号
を発生する信号発生手段と、前記両計数手段の計数値を
比較してそれが等しいときは、両計数値の一方が所定の
値か否かを判断し、所定の値でないときは前記有効デー
タ信号の時間的発生タイミングを前後にずらして前記有
効データ信号と前記一次元センサの出力信号における有
効なデータ範囲を一致させるように制御する制御手段と
を備えたものである。
〔作用〕
上述した構成を有する本発明は、前記読み取り対象の有
効な読み取り範囲と範囲外とを区別する手段を一次元セ
ンサで読み取ると共に、その読み取り開始から所定のタ
イミングで信号発生手段から有効データ信号を発生し、
このときの一次元センサの出力信号のうちの前記手段に
対応する信号と前記有効データ信号の差のビット数を、
前記一次元センサの出力信号の前半と後半に分けて前記
信号発生手段からの信号によりそれぞれ第1の計数手段
と第2の計数手段で計数する。
そして制御手段は前半の計数値と後半の計数値を比較し
て、両計数値が等しいときは、両計数値の一方が所定の
値か否かを判断し、所定の値でないときは前記有効デー
タ信号の時間的発生タイミングを前後にずらして前記有
効データ信号と前記一次元センサの出力信号における有
効なデータ範囲を一致させるように制御する。
従ってこれによれば、従来のようにシンクロスコープや
スイッチ手段等の人手による調整操作用の機器を必要と
せず、データ処理装置自身で自動的に正確に読み取り有
効範囲を調整することが可能となる。
〔実施例〕
以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明によるデータ処理装置に適用される一次
元センサの読み取り有効範囲調整装置の一実施例を示す
ブロック図である。
図において1は読み取り対象としての原稿で、この原稿
10両側部にはマークMが対称に設けられている。
このマークMは有効な読み取り範囲(以下有効範囲)W
とその範囲外を区別する手段で、有効範囲W内は白地と
し、有効範囲外は黒く塗りつぶした(図面では斜線)も
のである。
前記原稿1には図示しない光源から光が照射され、その
反射光はレンズ2で集光されてCCDセンサ3上に結像
し、このCCDセンサ3により光電変換されて出力され
る。
そしてこのCCDセンサ3の出力信号は増幅器4で増幅
された後に正規化回路5に送られ、この正規化回路5に
より光源の光量不均一等に起因するシェーディング現象
が補正され、正規化されて出力される。
この正規化回路5の出力信号は2値化回路6に送られて
、この2値化回路6により2値化され、その2値信号A
は次段の信号処理回路に出力されると共に、後述する排
他的論理和回路に出力される。
7は信号発生手段としてのタイミングジェネレータで、
このタイミングジェネレータ7は後述する制御回路から
の制御信号に応じてシフト信号SH,有効データ信号E
F、第1カウンタ用のイネーブル信号Ea、第2カウン
タ用のイネーブル信号Eb、カウンタリセット信号R3
T、及びクロック信号Φ等を発生させる。
8は排他的論理和回路、9はAND回路、10は第1の
計数手段としての第1カウンタ、11は第2の計数手段
としての第2カウンタ、12はこれら3〜11の構成要
素を含めてファクシミリ装置等のデータ処理装置全体を
制御するCPU等から成る制御手段としての制御回路で
ある。
前記排他的論理和回路8は、前記2値信号Aと前記タイ
ミングジェネレータ7からの有効データ信号EFとの排
他的論理和を取って信号BをAND回路9に出力し、こ
の信号BはAND回路9でタイミングジェネレータ7か
らのクロック信号ΦとANDを取られ、第1カウンタ1
0及び第2カウンタ11にそれぞれクロックCとして供
給される。
第1カウンタ10はタイミングジェネレータ7からリセ
ット信号R5Tが入力された後、第1カウンタイネーブ
ル信号Eaにより指示された有効時間中クロックCをカ
ウントして、カウント結果を制御回路12に出力する。
同様に第2カウンタ11はリセット信号R3Tの入力後
、第2カウンタイネーブル信号Ebにより指示された有
効時間中クロックCをカウントして、カウント結果を制
御回路12に出力する。
尚、この図では示していないが、本装置はCCDセンサ
3の読み取り有効範囲の自動調整を指示する操作とその
調整結果を出力するための操作盤を備えている。
第2図は前記装置において出力される各信号を示すタイ
ムチャートである。
同図(1)はCCDセンサ3を成す読み取り素子のビッ
ト列を表しており、lはその総ビット長を示している。
同図(2)は前記CCDセンサ3の出力信号が2値化回
路6で処理された後の信号である2値信号Aを示し、こ
こでは前記総ビット長2の読み取りデータがすべて白で
あった場合(白:1.黒二〇)の状態を表している。
同図(3)はCCDセンサ3のアナログ形式の読み取り
データをビットシリアルに流す図示しないアナログシフ
トレジスタにシフトさせるシフト信号SHを示し、この
シフト信号SHをトリガとしてCCDセンサ3は光電変
換した信号をビットシリアルに出力するものとなってい
る。
同図(4)は有効データ信号EFを示し、この有効デー
タ信号EFはCCDセンサ3の総ビット長!のうちの有
効なデータの範囲であるrビットを決定して前記信号処
理回路にその範囲を知らせる信号であり、制御回路12
からの制御信号によってシフト信号SHに対する発生タ
イミング(位相)が任意に設定されるものとなっている
同図(5)はCCDセンサ3の総ビット長!の前半i、
/2ビットに対応して第1カウンタ10を有効にする第
1カウンタ用のイネーブル信号Eaを示し、また同図(
6)はCCDセンサ3の総ビット長lの後半n/2ビツ
トに対応して第2カウンタ11を有効にする第2カウン
タ用のイネーブル信号Ebを示している。
同図(7)は前記シフト信号SHの発生直前において第
1のカウンタ10及び第2のカウンタ11をリセットす
るリセット信号R3Tである。
更に、同図(8)は前記2値信号Aと有効データ信号E
Fとの排他的論理和を示す信号つまり排他的論理和回路
9からAND回路9へ出力される信号Bを示しており、
図中のeはCCDセンサ3の総ビット長lの前半におけ
る2値信号Aと有効データ信号EFとの差のビット数、
またgは後半における2値信号Aと有効データEFとの
差のビット数で、従って前記CCDセンサ3の総ビット
長!は、 !ビット=eビット+fビット+gビットである。
次に、上述した構成を有する調整装置を使用する一次元
センサの読み取り有効範囲調整方法について、前記第1
図及び第2図と共に第3図〜第6図を用いて説明する。
第3図は本発明による読み取り有効範囲調整方法の一実
施例を示すフローチャート、第4図〜第6図は第1図に
対応する信号を示すタイムチャートである。
まず原稿1上のマークMとCCDセンサ3のビット列が
第4図に示す関係つまりCCDセンサ3のビット列に対
してマークMが左に偏っている場合について説明する。
尚、以下の説明は第3図にSで示したステップに従って
行うものとする。
まず、調整者は図示しない光源の光軸、レンズ2の焦点
等を調整した後、第1図に示す原稿1をそのマークMが
CCDセンサ3で読み取れる位置にセットし、図示しな
い操作盤によって調整開始を指示する信号を入力する。
これにより制御卸回路12はCCDセンサ3にマークM
を含む原稿1上のデータを1ライン分読み取らせると共
に、タイミングジェネレータ7から第4図(4)に示す
シフト信号SH及びクロック信号Φを図示しないアナロ
グシフトレジスタに対して発生させる(Sl)。
ここで読み取られたデータはCCDセンサ3で光電気変
換されて出力される。この出力は前記シフト信号SHを
トリガとして行われる。
そしてCCDセンサ3からの出力信号は増幅器4に送ら
れ、この増幅器4により増幅された後、正規化回路5に
より光源の光量不均一等に起因するシェーディング現象
が補正され、正規化された後2値化回路6に送られて2
値化される。
本例では第4図(1)に示したマークMが同図(2)に
示したCCDセンサ3のピント列に対して左にずれてい
るため、同図(3)に示した2値信号Aが2値化回路6
から出力されることになる。
尚、前記正規化回路5による補正、及び2値化回路6に
よる2値化はタイミングジェネレータフにより所定のタ
イミングで発生されるクロック信号Φに基づいて行われ
る。
次に制御回路12は、前記シフト信号SHに対して所定
のタイミングで有効データ信号EFを発生させるための
制御信号をタイミングジェネレータフに出力し、これに
基づいてタイミングジェネレータ7は排他的論理和回路
8に第4図(5)に示すように有効データ信号EFを発
生する(S2)。
これにより排他的論理和回路8は前記2値化回路6から
送られてくる2値信号Aと前記有効データ信号EFとの
排他的論理和を取って第4図(5)に示す信号BをAN
D回路9に出力する。
そしてこのAND回路9はタイミングジェネレータ7か
ら送られてくるクロック信号Φと前記信号BのANDを
取り、第1カウンタ10及び第2カウンタ11にクロッ
クCをそれぞれ出力するので、第1カウンタ10はタイ
ミングジェネレータ7から所定のタイミングで送られて
くるイネーブル信号によりCCDセンサ3の総ビット長
iの前半におけるクロックCをカウントし、同様に第2
カウンタ11はタイミングジェネレータ7から所定のタ
イミングで送られてくるイネーブル信号によりCCDセ
ンサ3の総ビット長!の後半におけるクロックCをカウ
ントする。つまりCCDセンサ3のビット列の前半!/
2ビットにおける2値信号Aと有効データ信号EFとの
差のビット数が第1カウンタ10によりカウントされ、
前記ビット列の後半j2/2ビットにおける2値信号A
と有効データ信号EFと゛の差のビット数が第2カウン
タ11によりカウントされる。この場合の第1カウンタ
lOのカウント値はe、第2カウンタ11のカウント値
はgである。
この処理を5TEP 1として、制御回路12は自身が
保有する図示しないメモリ所定のエリアに5TEPIを
書き込む(S3)。
次に制御回路12は、原稿1上の1ラインのデータを読
み終えた所で前記第1カウンタ10のカウント値eを読
み込み(S4)、続いて第2カウンタ11のカウント値
gを読み込む。(S5)制御回路12は前記カウント値
eとカウント値gが等しいかどうかを判断する。(S6
)第4図において“”e=g”であるので、更に制御回
路12は“e(=g)=O”であるかどうかを判断する
(S7)。
第4図において“e(=g)”は“0”でないので、制
御回路12は5TEPが″“1゛であるかどうかを調べ
る(S8)。
今までの処理の流れにおいて5TEPは“1′”である
ので、制御回路12は第4図(7)に示すように有効デ
ータEFの発生タイミングを前回セットしたタイミング
よりe (=g)ピントだけ前にずらしくS9)、これ
を5TEP2として前記メモリに5TEP2を書き込む
(SIO)。
尚、このときの信号Bは第4図(8)に示すように出力
される。
この後、制御回路12は新たに設定した前記の有効デー
タ信号EFと第4図(3)に示す2値信号Aとの差のビ
ット数を、CCDセンサ3のビット列の前半、後半にお
いて第1カウンタ10.第2カウンタ11にてそれぞれ
新たにカウントさせ、カウント後それぞれのカウント値
e、  gを読み込む(S4,35)。
ここで制御回路12は、再びカウント値eとカウントg
が等しいかどうかを判断する(S6)。
この場合、前記の処理の流れから第4図(8)に示す信
号Bにより“e=g″となるので、更に制御回路12は
“”e (=g)=O”がどうかを判断する(S7)。
ここでは“e (=g)=O”′であり、従って制御回
路12はこの結果から原稿1における有効範囲Wと有効
データ信号EFが一致したと判断して、図示しない操作
盤にてその旨調整者に知らせ(S12)、これにより調
整者は調整処理が正常に終了したことを確認する。
次に、第5図(1)、 (2)に示すようにCCDセン
サ3のビット列に対してマークMが右に偏っている場合
について説明する。
この場合、まず(Sl)〜(310)の処理が前述した
第4図の場合と同様に行われる。
この過程において2値化回路からは第5図(3)に示す
ように2値信号Aが出力され、また第5図(4)に示す
シフト信号SHに対して第5図(5)に示す有効データ
信号EFがタイミングジェネレータ7から排他的論理和
回路8に送られる。そして、第5図(6)に示す排他的
論理和回路8からの信号Bに基づいてCCDセンサ3の
ビット列の前半1/2ビツトにおける2値信号Aと有効
データ信号EFとのビット差の値が第1カウンタ10に
より、また後半ffi/2ビットにおける2値信号Aと
有効データ信号EFとのビット差の値が第2カウンタ1
1によりそれぞれカウントされ、更に有効データEFの
発生タイミングを前回セットしたタイミングよりe (
=g)ビットだけ前にずらすという処理が行われる。
その後再び(S4)〜(S6)の処理を経て、制御回路
12は第1カウンタ10の値e(第2カウンタ12の値
g)が“e(=g)=O”であるかどうかを判断する(
S7)。
このときのカウント値“e (=g)”は“0”ではな
いので、続いて制御回路12は5TEPが“I I+で
あるかどうかを調べる(S8)。
今までの処理の流れにおいて既に(310)の処理を経
ているため、制御回路12はS T E P カ“1°
”ではないと判断し、そのため制御回路12は第5図(
7)に示すように有効データEFの発生タイミングをe
 (=g)ビットだけ後にずらす(Sll)。
尚、このときの信号Bは第5図(8)に示すように出力
される。
この後、制御回路12は新たに設定した前記の有効デー
タ信号EFと第5図(3)に示す2値信号Aとのビット
差を、CCDセンサ3のビット列の前半、後半において
第1カウンタ10.第2カウンタ11にてそれぞれ新た
にカウントさせ、カウント後それぞれのカウント値e、
gを読み込む(34〜S5)。
ここで制御回路12は、再びカウント値eとgが等しい
かどうかを判断する(S6)。
この場合、前記の処理の流れから第5図(8)に示す信
号Bにより“” e = g ”となるので、更に制御
回路12は“e (=g)=O”がどうかを判断する(
S7)。
ここでは“e (=g)=O”であり、従って制御回路
12はこの結果より原稿1上の有効範囲Wと有効データ
信号EFが一致したと判断して、図示しない操作盤にて
その旨調整者に知らせ(312)、これにより調整者は
調整処理が正常に終了したことを確認する。
以上が読み取り原稿1における有効範囲Wと有効データ
信号EFを一致させることができる場合の代表例である
次に、光軸及びレンズ2の焦点調整等が不十分である等
の理由により有効読み取り範囲Wと有効データ信号EF
を一致させることができない場合の代表例について説明
する。
尚、ここでは前記第4図及び第5図の場合と重複する部
分の説明は省くものとする。
第6図(1)、 (2)に示すマークMとCCDセンサ
3のビット列の関係が図示した関係にあり、光軸及びレ
ンズ2の焦点調整等が不十分なために、例えばCCDセ
ンサ3が有効範囲Wを実際の範囲より大きく読み取った
場合、5TEPI (33)で発生した同図(5)に示
す有効データ信号EFと同図(2)に示す2値信号Aと
の差のビット数は同図(6)に示す信号Bから°“e=
 (=g)=O“にならないことになる。
そのため、制御回路12はe (=g)ビットだけ前記
有効データ信号EFを前にずらして設定する(SIO)
これによって新たに設定した同図(7)に示す有効デー
タ信号EFと前記2値信号Aとの差のビット数は同図(
8)示す信号Bから“e=o°゛であるが、“g = 
o ”ではないので、  e=g”ではないと判断され
る(S6)。
そのため、制御回路12は原稿1における有効範囲Wと
有効データ信号EFを一致させることができないと判断
して前記操作盤によりその旨調整者に知らせ(S13)
、処理を終了する。
これによって調整者は、読み取り有効範囲の調整が正常
に終了しなかったことを前記毘作盤から知り、再度光軸
及びレンズ2の焦点合わせ等の調整を行う。
一方、光軸及びレンズ2の焦点調整等が不十分なため、
前記の場合と逆にCCDセンサ3が有効範囲Wを実際の
範囲より小さ(読み取る場合もある。
この場合も、S1〜310の処理を経た後、再度S4.
S5経て次の36における制御回路12の判断で、 e
=gnとならないため、同様に異常終了となる。
尚、上述した実施例では、CCDセンサ3を用いる場合
について説明したが、密着センサ等の一次元センサにお
いても適用可能である。
また、原稿1に設けたマークMは有効範囲W内が白、範
囲外を黒として説明したが、逆に有効範囲W内を黒、範
囲外を白とし、有効データ信号EFの極性を逆にするこ
とで同様に行うことができる。
更に、上述した実施例では、前記マークMを原稿1上に
設けた場合について説明したが、一次元センサで読み取
れる位置であれば調整装置側に設けることも可能である
〔考案の効果 〕
以上詳細に説明したように本発明によれば読み取り対象
の有効な読み取り範囲と範囲外とを区別する手段を一次
元センサで読み取り、その出力信号のうちの前記手段に
対応する信号と有効データ信号との差のビット数を、前
記出力信号の前半と後半に分けて計数し、その差をなく
すよう有効データ信号の時間的発生タイミング(位相)
を変えることで、前記の有効な読み取り範囲と有効デー
タ信号を一致させるようにしているため、従来のように
シンクロスコープ等の調整に器具を使用して人手による
調整操作を行う必要がなくなり、偏りのない正確な調整
をデータ処理装置自身で自動的にに行うことができる等
の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデータ処理装置に適用される二次
元センサの読み取り有効範囲調整装置の一実施例を示す
ブロック図、第2図は前記装置において出力される各信
号を示すタイムチャート、第3図は本発明による読み取
り有効範囲調整方法の一実施例を示すフローチャート、
第4図〜第6図は第1図に対応する各信号のタイムチャ
ートである。 9:AND回路 10:第1カウンタ(第1の計数手段)11:第2カウ
ンタ(第2の計数手段)12:制御回路(制御手段) 特許出願人 沖電気工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)読み取り対象の有効な読み取り範囲と、読み取り
    対象を読み取った一次元センサの出力信号における有効
    なデータの範囲を決定する有効データ信号を一致させる
    一次元センサの読み取り有効範囲調整方法において、 前記読み取り対象の有効な読み取り範囲と範囲外とを区
    別する手段を一次元センサで読み取ると共に、その読み
    取り開始から所定のタイミングで有効データ信号を発生
    し、 このときの一次元センサの出力信号のうちの前記手段に
    対応する信号と前記有効データ信号の差のビット数を、
    前記一次元センサの出力信号の前半と後半に分けてそれ
    ぞれ計数し、 前半の計数値と後半の計数値を比較して、両計数値が等
    しいときは、両計数値の一方が所定の値か否かを判断し
    、 所定の値でないときは前記有効データ信号の時間的発生
    タイミングを前後にずらして前記有効データ信号と前記
    一次元センサの出力信号における有効なデータ範囲を一
    致させることを特徴とする一次元センサの読み取り有効
    範囲調整方法。
  2. (2)読み取り対象を一次元センサにより読み取るデー
    タ処理装置において、 読み取り対象上の有効な読み取り範囲と範囲外とを区別
    する手段と、 該手段を読み取ったときの一次元センサの出力信号のう
    ちの前記手段に対応する信号と前記有効データ信号の差
    のビット数を、前記一次元センサの出力信号の前半にお
    いて計数する第1の計数手段と、 前記差のビット数を、前記一次元センサの出力信号の後
    半において計数する第2の計数手段と、前記有効データ
    信号を発生すると共に、前記第1の計数手段及び第2の
    計数手段を一定期間有効にする信号を発生する信号発生
    手段と、 前記両計数手段の計数値を比較してそれが等しいときは
    、両計数値の一方が所定の値か否かを判断し、所定の値
    でないときは前記有効データ信号の時間的発生タイミン
    グを前後にずらして前記有効データ信号と前記一次元セ
    ンサの出力信号における有効なデータ範囲を一致させる
    ように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする一
    次元センサの読み取り有効範囲調整方法。
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