JPH0218127Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0218127Y2 JPH0218127Y2 JP8461382U JP8461382U JPH0218127Y2 JP H0218127 Y2 JPH0218127 Y2 JP H0218127Y2 JP 8461382 U JP8461382 U JP 8461382U JP 8461382 U JP8461382 U JP 8461382U JP H0218127 Y2 JPH0218127 Y2 JP H0218127Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- tank
- pump
- air
- auxiliary tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 57
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 210000000436 anus Anatomy 0.000 description 2
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- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は多機能便器のポンプ加圧方式タンクに
係り、特に取水に空気が混入しても支障なく動作
させる補助タンクを有するタンク装置に関する。
係り、特に取水に空気が混入しても支障なく動作
させる補助タンクを有するタンク装置に関する。
従来の多機能便器における肛門洗浄用ポンプに
は高価なロータリポンプを使用していた。
は高価なロータリポンプを使用していた。
その理由は、ロータンクから取水して、ポンプ
加圧し便器内のノズルから噴射させて肛門等を洗
浄する際に、ロータンク内の水位が激しく変動し
て低下することから空気が取水に混入する。単純
な、渦巻式ポンプでは空気が混入するとエアロツ
クが生じ機能を失う。このために真空ポンプ的作
用をするロータリポンプを必要とし、極めて高価
であり、故障の要因も多く、部品点数も多く、生
産性が低かつた。
加圧し便器内のノズルから噴射させて肛門等を洗
浄する際に、ロータンク内の水位が激しく変動し
て低下することから空気が取水に混入する。単純
な、渦巻式ポンプでは空気が混入するとエアロツ
クが生じ機能を失う。このために真空ポンプ的作
用をするロータリポンプを必要とし、極めて高価
であり、故障の要因も多く、部品点数も多く、生
産性が低かつた。
本考案の目的は、洗浄用ポンプの取水の中に空
気が混入しても分離した空気を本タンクを介して
送水パイプから排出することによりポンプ室が何
ら支障を起こさない補助タンクを設け、しかも本
タンクに補助タンク、ポンプを一体配置して、故
障がなく、長寿命の、しかも安価なタンク装置を
提供することにある。
気が混入しても分離した空気を本タンクを介して
送水パイプから排出することによりポンプ室が何
ら支障を起こさない補助タンクを設け、しかも本
タンクに補助タンク、ポンプを一体配置して、故
障がなく、長寿命の、しかも安価なタンク装置を
提供することにある。
本考案は、空気が混入した取水を補助タンク内
に一旦貯えることにより、空気を上方に分離し、
分離した空気を本タンクを介して送水パイプから
排出することにより、ポンプ室へ空気が混入した
水を送らないよう、また、断水等がロータンク内
の水がなくとも、本タンクの水が補助タンク、ポ
ンプ室にリターンして次に支障なく運転できるよ
う構成を考案した。
に一旦貯えることにより、空気を上方に分離し、
分離した空気を本タンクを介して送水パイプから
排出することにより、ポンプ室へ空気が混入した
水を送らないよう、また、断水等がロータンク内
の水がなくとも、本タンクの水が補助タンク、ポ
ンプ室にリターンして次に支障なく運転できるよ
う構成を考案した。
以下、本考案の一実施例を第1図および第2,
3図で説明する。1は便器2に設けた回転アーム
ノズルで噴射する噴射水3で肛門、局部を洗浄す
る。4はロータンクで水道から水を導入5して貯
留し、便器2内の排便を一挙に押し流すために便
器に流しおろす。
3図で説明する。1は便器2に設けた回転アーム
ノズルで噴射する噴射水3で肛門、局部を洗浄す
る。4はロータンクで水道から水を導入5して貯
留し、便器2内の排便を一挙に押し流すために便
器に流しおろす。
本考案は貯留水6を導き噴射3させるためのタ
ンク装置8に関するもので、補助タンク9、ポン
プ室10、加温用本タンク11を内蔵している。
本タンク11と補助タンク9は一体成形された仕
切板12にて分離されている。13は蓋で貯留水
6を受け入れる吸水パイプ14と噴射水を供給す
る送水パイプ15を有し、パツキン16を介して
タンク装置8にネジ17にて緊蹄される。18は
温水用ヒータでサーモスタツト(図示せず)にて
制御され噴射水を一定温度に保つ。補助タンク9
の一方の側部には一体成形された側壁28があり
ポンプ軸受カバー19、ランナー20により加圧
用渦巻ポンプを構成している。21はポンプ駆動
用シヤフトでメタル22で回転軸となり、オイル
シール23で水封されている。24はポンプ室1
0の吸込口であり25は吐出口で本タンク11に
パイプ26にて連結されている。仕切板12の上
部小穴27および側壁28の上部小穴29は補助
タンク9、ポンプ室10内および本タンク11の
気圧を同じに保つためと空気をぬくための空気穴
である。
ンク装置8に関するもので、補助タンク9、ポン
プ室10、加温用本タンク11を内蔵している。
本タンク11と補助タンク9は一体成形された仕
切板12にて分離されている。13は蓋で貯留水
6を受け入れる吸水パイプ14と噴射水を供給す
る送水パイプ15を有し、パツキン16を介して
タンク装置8にネジ17にて緊蹄される。18は
温水用ヒータでサーモスタツト(図示せず)にて
制御され噴射水を一定温度に保つ。補助タンク9
の一方の側部には一体成形された側壁28があり
ポンプ軸受カバー19、ランナー20により加圧
用渦巻ポンプを構成している。21はポンプ駆動
用シヤフトでメタル22で回転軸となり、オイル
シール23で水封されている。24はポンプ室1
0の吸込口であり25は吐出口で本タンク11に
パイプ26にて連結されている。仕切板12の上
部小穴27および側壁28の上部小穴29は補助
タンク9、ポンプ室10内および本タンク11の
気圧を同じに保つためと空気をぬくための空気穴
である。
なお第1図は便器2に多機能便器30を取り付
けた状態であり、タンク装置8を内蔵している洗
浄ボツクス31および温度調節操作部32、給水
用配管45が配備されている。34は噴射水勢を
調節するためのバルブハンドルである。35は便
座33保護用の便蓋である。
けた状態であり、タンク装置8を内蔵している洗
浄ボツクス31および温度調節操作部32、給水
用配管45が配備されている。34は噴射水勢を
調節するためのバルブハンドルである。35は便
座33保護用の便蓋である。
次に動作原理にて説明すると、まず、バルブハ
ンドル34を操作して加圧用ポンプを運転する
と、補助タンク9は負圧室、本タンクは正圧室と
なり噴射水は実線矢印で示す如く移行する。まず
本タンク室の空気が送水パイプ15から排出し、
全体の水位が上がる。この時、小穴7,29によ
りポンプ室10、補助タンク9内の空気も排出さ
れてゆき、小穴27,29の位置関係より、まず
ポンプ室10内が満水となり次に補助タンク9内
が満水となる。そして本タンク11内が満水とな
つて送水パイプ15から水が排出し、噴射させる
ことができる。そして、ロータンク6の水位変動
により空気を含んだ水が補助タンク9に供給され
ても吸水口24より上方に空気が存在することに
なるのでポンプの吸込口24に空気が巻き込まれ
ることなく、何ら支障なく運転することができ
る。しかし、万一断水等により、ロータンク4が
空になると吸水パイプ14から空気が吸入し、補
助タンク9とポンプ室10内の水位が下がり、そ
の結果ポンプ室10に水が供給できず空運転の状
態になる。しかし運転を一度停止すると、各タン
ク9,11とポンプ室10内の水は破線の矢印の
如く水位の高い本タンク11から補助タンク9、
ポンプ室10へと移動して、連通管の作用で第3
図に実線で示す如く同じ水位になる。即ち補助タ
ンク9およびポンプ室10内には本タンク11か
ら水が逆流してきてランナー20は水中にあるこ
とになる。従つて断水が終り、ロータンク4内に
水が補給されると、補助タンク9にまだ十分水が
あるので容易にロータンク4内の水を吸引し、呼
び水をすることなく、エアロツクを生せず何時で
も、噴射可能な状態になるので運転には何ら支障
がない。
ンドル34を操作して加圧用ポンプを運転する
と、補助タンク9は負圧室、本タンクは正圧室と
なり噴射水は実線矢印で示す如く移行する。まず
本タンク室の空気が送水パイプ15から排出し、
全体の水位が上がる。この時、小穴7,29によ
りポンプ室10、補助タンク9内の空気も排出さ
れてゆき、小穴27,29の位置関係より、まず
ポンプ室10内が満水となり次に補助タンク9内
が満水となる。そして本タンク11内が満水とな
つて送水パイプ15から水が排出し、噴射させる
ことができる。そして、ロータンク6の水位変動
により空気を含んだ水が補助タンク9に供給され
ても吸水口24より上方に空気が存在することに
なるのでポンプの吸込口24に空気が巻き込まれ
ることなく、何ら支障なく運転することができ
る。しかし、万一断水等により、ロータンク4が
空になると吸水パイプ14から空気が吸入し、補
助タンク9とポンプ室10内の水位が下がり、そ
の結果ポンプ室10に水が供給できず空運転の状
態になる。しかし運転を一度停止すると、各タン
ク9,11とポンプ室10内の水は破線の矢印の
如く水位の高い本タンク11から補助タンク9、
ポンプ室10へと移動して、連通管の作用で第3
図に実線で示す如く同じ水位になる。即ち補助タ
ンク9およびポンプ室10内には本タンク11か
ら水が逆流してきてランナー20は水中にあるこ
とになる。従つて断水が終り、ロータンク4内に
水が補給されると、補助タンク9にまだ十分水が
あるので容易にロータンク4内の水を吸引し、呼
び水をすることなく、エアロツクを生せず何時で
も、噴射可能な状態になるので運転には何ら支障
がない。
また前述の機能はポンプを極めて簡単化し得る
もので安価な渦巻ポンプで事足りて、従来のよう
に、摩擦要素の極めて多いロータリ式ポンプの必
要性は全くなくなつた。
もので安価な渦巻ポンプで事足りて、従来のよう
に、摩擦要素の極めて多いロータリ式ポンプの必
要性は全くなくなつた。
本考案によれば、断水等により供給水が切れて
も、本タンクから水が逆流して補助タンクを満た
すので呼び水をする必要がなく、次回洗浄する場
合何ら支障なく運転できるようになつた。また小
穴29,27の位置関係により、補助タンク内に
空気が混入しても、ランナーに何ら悪影響を与え
ることなく、使用することができる。
も、本タンクから水が逆流して補助タンクを満た
すので呼び水をする必要がなく、次回洗浄する場
合何ら支障なく運転できるようになつた。また小
穴29,27の位置関係により、補助タンク内に
空気が混入しても、ランナーに何ら悪影響を与え
ることなく、使用することができる。
更にポンプは平易な渦巻式ポンプでよいばかり
でなくタンクの側壁に補助タンク、ポンプを一体
化できたので機能が安定し、サービス修理なども
不要となつた。またすべて部品が成形品でまとま
りロータリポンプの如く超精密度の仕上げ切削を
必要としないので生産性が良く、かつ安価に提供
できる。
でなくタンクの側壁に補助タンク、ポンプを一体
化できたので機能が安定し、サービス修理なども
不要となつた。またすべて部品が成形品でまとま
りロータリポンプの如く超精密度の仕上げ切削を
必要としないので生産性が良く、かつ安価に提供
できる。
第1図は本考案の多機能便座を取り付けた見取
図、第2図は水路関係の説明図、第3図はタンク
装置の詳細断面図である。 8……タンク装置、9……補助タンク、10…
…ポンプ室、11……本タンク、12……仕切
板、14……吸水パイプ、15……送水パイプ、
20……ランナー、24……吸水口、27,29
……小穴、28……側壁。
図、第2図は水路関係の説明図、第3図はタンク
装置の詳細断面図である。 8……タンク装置、9……補助タンク、10…
…ポンプ室、11……本タンク、12……仕切
板、14……吸水パイプ、15……送水パイプ、
20……ランナー、24……吸水口、27,29
……小穴、28……側壁。
Claims (1)
- 上方に吸水パイプ14と送水パイプ15を設け
てなるタンク装置8内に、上記送水パイプ15と
連通する本タンク11と、上記吸水パイプ14と
連通する補助タンク9と、ランナー20を有し本
タンク11と連通する加圧用ポンプを設け、ポン
プ室10と補助タンク9を側壁28を介して、上
記補助タンク9と本タンク11を仕切板12を介
してそれぞれ隣接せしめるとともに、上記側壁2
8には、上記ランナー20付近に吸込口24を、
該吸込口24の上部に小穴29を、それぞれ穿設
しさらに上記仕切板12には該小穴29より上部
に位置する小穴27を穿設したことを特徴とする
ポンプ加圧式タンク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8461382U JPS58189281U (ja) | 1982-06-09 | 1982-06-09 | ポンプ加圧式タンク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8461382U JPS58189281U (ja) | 1982-06-09 | 1982-06-09 | ポンプ加圧式タンク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58189281U JPS58189281U (ja) | 1983-12-15 |
JPH0218127Y2 true JPH0218127Y2 (ja) | 1990-05-22 |
Family
ID=30093551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8461382U Granted JPS58189281U (ja) | 1982-06-09 | 1982-06-09 | ポンプ加圧式タンク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58189281U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015037199A1 (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 衛生洗浄装置 |
-
1982
- 1982-06-09 JP JP8461382U patent/JPS58189281U/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015037199A1 (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 衛生洗浄装置 |
CN105531427A (zh) * | 2013-09-10 | 2016-04-27 | 松下知识产权经营株式会社 | 卫生清洗装置 |
JPWO2015037199A1 (ja) * | 2013-09-10 | 2017-03-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 衛生洗浄装置 |
CN105531427B (zh) * | 2013-09-10 | 2017-06-16 | 松下知识产权经营株式会社 | 卫生清洗装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58189281U (ja) | 1983-12-15 |
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