JP2507887Y2 - 床面洗浄機用洗浄水供給装置 - Google Patents

床面洗浄機用洗浄水供給装置

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JP2507887Y2 JP1989014186U JP1418689U JP2507887Y2 JP 2507887 Y2 JP2507887 Y2 JP 2507887Y2 JP 1989014186 U JP1989014186 U JP 1989014186U JP 1418689 U JP1418689 U JP 1418689U JP 2507887 Y2 JP2507887 Y2 JP 2507887Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走行しながら床面を回転ブラシで洗浄する
床面洗浄機(スクラバー)の技術分野で利用されるもの
であって、具体的には、上記の回転ブラシに洗浄水を供
給する洗浄水供給装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来の床面洗浄機は、回転ブラシに対する洗浄水の供
給を、車体に搭載したタンクより給水管(ホース)を通
して行っていた。
第4図は従来の床面洗浄機を示したものであって、図
中、Aは走行用車輪Bを備えた車体、Cは洗浄用の回転
ブラシ、Dは洗浄用タンクTは収容された洗浄水、Eは
洗浄汚水吸引用のバキュームホースで、Eaはその下端部
に取付けたスキージー、Fは洗浄汚水Ea用のタンク、G
は洗浄汚水吸引用ポンプ、Hはバッテリを示し、洗浄を
示し、洗浄用タンクT内の洗浄水Dは、自らの水圧(重
量)によって給水ホースTaを通して回転ブラシC側に給
水される仕組に成っている。尚、図中TbとTcは上記給水
ホースTaの途中に取付けた手動又は電磁式の開閉バルブ
と、開度調節式(水量調節式)バルブで、開度調節式バ
ルブTcはバンドル部分で遠隔操作自在に構成されてい
る。
以上の如く構成した従来の床面洗浄機では、洗浄用タ
ンクT内に収容されている洗浄水Dの水量が多い場合、
即ち、水位が高い場合には、給水ホースTaからの給水量
が多くなり、逆にタンクT内の水量が少ない場合、即
ち、水位が低い場合には、給水量も少なくなってしまう
ため、洗浄水が多すぎたり少なすぎたりして給水量が一
定せず、安定した洗浄が行えないとか、1回のタンク給
水で可能な洗浄時間が短くなって、洗浄水の供給を頻繁
に行わなくてはならないと言った云った使用操作上の問
題点があった。
トリチエリ(Torricelli)の定理によれば、水面から
深さhのところにあけた小穴(流出口)から流出される
水の流出速度υは (gは重力の加速度)で求められる。今min水位をHoと
し、max水位をHとした場合、min流出速度は であり、max流出速度は となる。従って、min流出速度(即ちmin給水量)を小さ
く、而も、洗浄効果を考慮に入れた安定水量に決定し、
それを平均流出速度(平均給水量)とすれば、安定した
洗浄効果を得られると共に、流出時間が大幅に延長され
て節水できるから、1回のタンク給水で長時間の洗浄運
転が可能となる。
そこで、上述した前記給水ホースTaの途中に取付けた
開度調節式バルブTcをリモートコントロールすることに
より、洗浄水の給水量を適正水量に調節することが考え
られた。
〔考案が解決しようとする課題〕
所が、上記開度調節式バルブTcを用いて流量を調節し
た場合、高水位の時に適正水量に調整すると、低水位で
は水量不足で洗浄に支障を来たし、逆に、低水位時に適
正水量になるように調整すると、高水位時には必要以上
の洗浄水が流出して無駄が多くなる問題があった。
また、開度調節式バルブTcを水位の変化に追従させて
手動調節することも考えられたが、給水量を正確に把握
できないから適正な調整が難しく、且つ、運転作業中に
バルブで調整することは物理的に不可能であった。
従って本考案の技術的課題は、回転ブラシに対する洗
浄水の給水量を、タンクに収容された洗浄水の水位(水
量)の多少に関係なく、常時一定量を保つ様に自動調整
して、洗浄水の無駄な給水を無くすことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために本考案に於いて講
じた手段は以下の如くである。
洗浄用タンクに収容した洗浄水を回転ブラシに給水し
ながら床面の洗浄を行う床面洗浄機に於いて、 (1)上記洗浄用タンクの底面に筒状に形成した送水口
を下向きに突設し、この送水口を同じく洗浄用タンクの
底面に取付けたサブタンクの内部に向けて突出する一
方、サブタンクの下側部に上記の回転ブラシに対して洗
浄水を給水する給水管を接続すること。
(2)上記サブタンクの内部には、サブタンク内の水位
の上下に従って浮沈作動して、一定水位を超えると上記
タンクの送水口を閉じ、水位が下がると送水口を開口す
るように構成したフロート体を収容すること。
(3)上記サブタンクの側面には通気用のバランス管を
接続すること。
〔作用〕 上記(1)で述べた要素は、洗浄用タンク内より送
水口を通してサブタンク内に供給された洗浄水を、サブ
タンクの下側部に接続した給水管を通して回転ブラシに
給水して、床面の洗浄に供することを可能にする。
上記(2)で述べた要素は、サブタンク内に供給さ
れる洗浄水の水面が一定の水位に達すると、フロート体
が浮上して洗浄用タンクの底面からサブタンク内に突出
した送水口を直接塞ぐから、洗浄用タンク内の全水圧が
常時サブタンク内に及ぶことがなく、また、回転ブラシ
の給水によってサブタンク内の洗浄水の水位が下がる
と、フロート体も沈降して上記の送水口を開放し、洗浄
用タンク内の洗浄水を直ちにサブタンク内に導入するか
ら、サブタンク内には常時一定量の洗浄水が収容される
ことになり、従って、洗浄用タンク内に収容されている
洗浄水の水量の多少に関係無く、洗浄水を回転ブラシ側
に定量給水して安定した洗浄を可能にすると共に、給水
の無駄を無くして給水時間を大幅に延長し、1回のタン
ク給水で長時間の洗浄運転を可能とする。
上記(3)で述べた要素は、サブタンク内に対して
通気用のバランス管を通して常時外気を導入することが
できるから、サブタンク内の洗浄水を給水管を通してス
ムーズに回転ブラシ側に給水することを可能にする。
以上の如くであるから、上記の手段によって上述した
技術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を解消
することができる。
〔実施例〕
以下に、上述した本考案に係る床面洗浄機用洗浄水供
給装置の好適な実施例を添付した図面と共に詳細に説明
する。
本考案の全体構成と要部構成を示した第1図と第2図
に於いて、1は床面洗浄機の車体で、2は走行用の駆動
車輪、3はカバー4内に於いてモータ(図示せず)によ
って回転されて床面を洗浄する回転ブラシ、3aはその回
転軸、5は汚水タンク、6はバキューム用ポンプ、7は
下端にスキージー7aを取付けた汚水吸引用のバキューム
ホース、8はバッテリーを示す。
また、9は洗浄水Wを収容した洗浄用のタンクで、9a
はその蓋、9bはタンク9の底面に下方に向けて突設した
筒状の送水口、9sはストレーナー、10は上記洗浄用タン
ク9の底面部分に取付けたサブタンクで、上記送水口9b
より給水される洗浄水Wは、一旦このサブタンク10内に
溜る仕組に成っている。
11はこのサブタンク10内に収容したフロート体で、サ
ブタンク10内に溜る洗浄水Wの水位に従って上下に浮沈
作動(昇降作動)するように構成したこのフロート体11
は、一定水位に達すると第1図の如くその上面11aが送
水口9bを直接閉塞して洗浄水Wの給水を停止する一方、
第2図の様に水面が下がると送水口9bを開いて、常時一
定量の洗浄水Wをサブタンク10内に貯溜する様に構成さ
れている。
更に第1図と第2図に於いて、13は上記サブタンク10
の下側部に設けた給水口10aに接続した給水管で、この
給水管13を通して洗浄水Wが上記の回転ブラシ3に給水
される仕組に成っており、また、その途中には電磁式又
は手動式の開閉バルブ12が取付けられている。
14は上記サブタンク10の側面に接続した通気用のバラ
ンス管であって、このバランス管14は上記フロート体11
の上面11aが上記の送水口9bを閉塞した満水時(満タン
時)の吃水線よりも上の位置に接続され、且つ、バラン
ス管14の全体は第1図の如く前記タンク9と同じ高さに
造られていて、サブタンク10内が満タンになっても洗浄
水が外部に流出しないように配慮されている。
尚、第1図並びに第2図に示した実施例ではバランス
管14を洗浄用タンク9の外部に沿わせて立設している
が、これを第3図の様に洗浄用タンク9内に貫通して立
設する様にしてもよい。
本考案に係る床面洗浄機用洗浄水供給装置は以上述べ
た如き構成であるから、開閉バルブ12を開ければ、サブ
タンク10内に貯溜されている洗浄水Wが給水管13を通し
て回転ブラシ3側に供給されるから、回転ブラシ3を回
転することによって床面を洗浄できる一方、洗浄後の汚
水を、ポンプ6の吸引作用によってスキージー7aよりホ
ース7を通して汚水タンク5内に吸引回収することがで
きる。
また、回転ブラシ3への給水によってサブタンク10内
の水面が下がると、フロート体11が下がってその上面11
aが送水口9bを開放するから、洗浄用タンク9内より洗
浄水Wが直ちに補充されてサブタンク10内の貯溜量を常
時一定に保つことができる。
従って、給水管13を通して回転ブラシ3側に給水され
る洗浄水Wは、洗浄用タンク9内の水圧を直接受けず
に、サブタンク10内に貯溜されている洗浄水Wの水圧の
みによって給水されるから、洗浄用タンク9内に残って
いる洗浄水Wの水量の多少に関係無く、常時一定量の給
水を可能とする。
更に、サブタンク10内には常時通気用のバランス管14
を通して外気が導入可能であるから、サブタンク10内の
洗浄水Wを給水管13側に常にスムーズに供給することが
できる。
また本考案によれば、洗浄用タンク9の底面にサブタ
ンク10を取付け、このサブタンク10の内部に洗浄用タン
ク9側の送水口9bを突出し、同じくサブタンク10内に収
容したフロート体11の上面11aで送水口9bを直接開閉し
て、サブタンク10内の貯溜量を一定に保つ構成であるた
め、構成が頗る簡単で全体を小型に造ることができる。
〔効果〕
本考案は以上述べた如くであるから、洗浄用タンク内
の水量の多少に関係無く、回転ブラシに対する洗浄水の
給水量を常時一定に保つことができるから、安定した洗
浄を行うことができると共に、洗浄水の無駄な給水を減
らして、1回のタンク給水で長時間(max給水量に比較
して1.5倍程度)の洗浄が可能な節水タイプで、而も、
タンク容量が小さくて全体が小型で操作性に優れた洗浄
機を提供することができるものであって、バランス管に
よる外気の導入によってサブタンク内の洗浄水を常時円
滑に給水できる点、並びに、構成が簡単で製造コストを
安くすることができる点、並びに、全体を小型化して床
面洗浄機への組込みを容易にした点と相俟って、その実
用的価値は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る洗浄水供給装置を搭載した床面洗
浄機の一例を示した一部断面側面図であって、第2図は
本考案の要部拡大断面図、第3図は本考案の他の実施例
の断面図で、第4図は従来の床面洗浄機の構成図であ
る。 1は車体、3は回転ブラシ、9は洗浄用タンク、9bは送
水口、10はサブタンク、11はフロート、11aはフロート
の上面、12は開閉バルブ、13は給水管、14は通気用のバ
ランス管、Wは洗浄水。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 荒井 哲 静岡県引佐郡細江町気賀8123番地 東海 アマノ株式会社内 (72)考案者 宍戸 修 静岡県引佐郡細江町気賀8123番地 東海 アマノ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−120830(JP,A) 特開 昭58−163328(JP,A) 実開 昭62−23549(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄用タンクに収容した洗浄水を回転ブラ
    シに給水しながら床面の洗浄を行う床面洗浄機に於い
    て、 上記洗浄用タンクの底面に筒状に形成した送水口を下向
    きに突設し、この送水口を同じく洗浄用タンクの底面に
    取付けたサブタンクの内部に向けて突出する一方、サブ
    タンクの下側部に上記の回転ブラシに対して洗浄水を給
    水する給水管を接続し、サブタンクの内部には、サブタ
    ンク内の水位の上下に従って浮沈作動して、一定水位を
    超えると上記洗浄用タンクの送水口を閉じ、水位が下が
    ると送水口を開口するように構成したフロート体を収容
    すると共に、サブタンクの側面には通気用のバランス管
    を接続したことを特徴とする床面洗浄機用洗浄水供給装
    置。
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