JPH021805Y2 - - Google Patents

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JPH021805Y2
JPH021805Y2 JP5407682U JP5407682U JPH021805Y2 JP H021805 Y2 JPH021805 Y2 JP H021805Y2 JP 5407682 U JP5407682 U JP 5407682U JP 5407682 U JP5407682 U JP 5407682U JP H021805 Y2 JPH021805 Y2 JP H021805Y2
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fluorescent
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segment electrode
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JP5407682U
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【考案の詳細な説明】 本考案は蛍光表示管に関し、とくに裏面発光型
の蛍光表示管の構造に関する。
従来この種の蛍光表示管は絶縁基板上に陽極給
電線を非透過性のAg配線で施し、スルーホール
を介して、いつたん黒色の絶縁層を設け、かつス
ルーホール部に対応する個所にグラフアイト等で
電極を施し、その上に蛍光物質を被着させて成る
陽極基板上に陽極と対応する位置に陽極と適当な
距離をおいてグリツドを配設し、かつこのグリツ
ドと適当な距離をおいて、フイラメント陰極を配
設、更に内面に透明導電膜を形成した、カバーガ
ラスを陽極基板と封着して真空気密容器を形成す
る構造のものが提案されている。
しかしながら、これらの表示管はいずれもカバ
ーガラス上面側から観察する為表示視野が劣る欠
点があつた。
これに対し第1図に示すように、絶縁基板を透
光性とすると共に絶縁基板1上に配設した陽極電
極群を透明電極3とし、その上に蛍光物質を塗布
し蛍光物質からの発光表示を陽極基板の電極形成
側とは反対の面より観察する様にした蛍光表示管
は表示視野が従来に比べ格段にすぐれたものとす
ることが出来る。以下この構造を裏面発光と称す
る。
しかし、この種の裏面発光表示管に於ては、蛍
光物質より出た光は透光性の絶縁基板に配設され
た透明陽極層を通過する際減衰し、従来構造の蛍
光表示管に比べ輝度の点で劣ることは否めなかつ
た。更に絶縁基板上に透明導電膜で形成された陽
極群ならびに陽極給電線は従来のAg配線に比べ
導電度で劣り、たとえばSnO2-X膜より形成され
た配線に於ては30mmの線間で300Ωの抵抗である
がAg配線に於てはほとんど無視出来る値である。
従つて、同一電源使用に於ては陽極への入力パワ
ーが低下しこの面でも輝度特性上は不利となり、
特に配線の距離に比例して電圧が降下する為に入
力端子位置からの遠近により輝度がバラツク不具
合を呈していた。
本考案はこれら裏面発光表示方式に於ける蛍光
表示管の輝度の改善を目的とするものである。
本考案によれば気密容器内の透明基板上に陽極
および螢光物質を形成し、フイラメントから放出
される電子を前記螢光物質に衝撃させて発光させ
つつ、前記透明基板の陽極形成面と反対の面より
表示を観察する構造を有する螢光表示管におい
て、前記基板上に表示パターンを規定する開口を
有する絶縁膜を形成し、前記絶縁膜上に前記開口
を残してセグメント電極を形成し、かつ前記セグ
メント電極上と前記開口に露出する前記基板の表
面上として螢光物質を形成したことを特徴とする
螢光表示管が得られる。
以下に本考案の一実施例を図面を用いて説明す
る。
第2図は従来の裏面発光表示方式の蛍光表示管
の電極構造を示す部分拡大図であり絶縁基板1の
上に透明なSnO2-X蒸着膜を施し、フオトエツチ
ング法で設けられた給電線4及びセグメント電極
3を有する。給電線4は絶縁層2により被覆され
セグメント電極3の上に電気泳動法あるいは厚膜
印刷法等によりZnO:Zn等の蛍光体を被着させ
蛍光物質層31を設けるフイラメント陰極6より
発射された電子はグリツド電極5により加速され
蛍光体層31を衝撃し蛍光体を発光させるが光は
透明導電膜層3を通過する為減光し更に透明導電
膜で配設された給電線4の長さに比例して減光す
る。矢印100は観察方向を示す。
第4図は本考案の一実施例による裏面発光表示
方式の蛍光表示管の電極構造を示す部分拡大図で
ある。透明絶縁基板1上にはAg給電線42が形
成され、その上に絶縁膜2が形成されている。絶
縁膜2には発光表示すべき表示パターンの開口2
2が設けられており、さらにスルホール41も設
けられている。絶縁膜2上には開口22を残して
セグメント電極7が形成され、スルーホール41
を介して給電線42に電気的に接続されている。
セグメント電極7上と開口22に露出する基板1
の表面上とに蛍光体層31が形成されている。
従つて、フイラメント陰極6より発射された電
子はグリツド電極5により加速され蛍光体層31
を衝撃し蛍光体を発光させるが光は第2図の如き
透明電極3により減光することなく、又第3図の
如き透明給電線4の長さに比例して減光すること
もなく、陽極基板を通過するので輝度の高い輝度
ムラのない裏面発光表示方式の蛍光表示管が得ら
れる。
更に本考案によれば、第5図に示す如く蛍光体
自身の抵抗により表示パターンの輪郭部の輝度が
高く中央部の輝度が低いシヤープで淡い特徴のあ
る表示が得られる。
以上簡単な実施例について説明したが、本考案
がセグメント電極の形状や蛍光体の塗布方法ある
いは給電線の材質等により限定されるものでない
ことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は裏面発光表示方式の蛍光表示管の1部
破断斜視図。第2図は従来の裏面発光表示方式の
蛍光表示管の構造を示す部分拡大図。第3図は給
電線と表示パターンとの接続を示す平面図。第4
図は本考案による裏面発光表示方式の蛍光表示管
の構造を示す部分拡大図。第5図は本考案による
セグメント電極の発光状態を示す平面図。 1……絶縁基板、2……絶縁層、3……透明セ
グメント電極、31……蛍光体層、4……透明給
電線、41……スルーホール、42……Ag配線、
5……グリツド電極、6……フイラメント陰極、
7……セグメント電極、8……カバーガラス、9
……外部接続リード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 気密容器内の透明基板上に陽極および螢光物質
    を形成し、フイラメントから放出される電子を前
    記螢光物質に衝撃させて発光させつつ、前記透明
    基板の陽極形成面と反対の面より表示を観察する
    構造を有する螢光表示管において、前記基板上に
    表示パターンを規定する開口を有する絶縁膜を形
    成し、前記絶縁膜上に前記開口を残してセグメン
    ト電極を形成し、かつ前記セグメント電極上と前
    記開口に露出する前記基板の表面上とに螢光物質
    を形成したことを特徴とする螢光表示管。
JP5407682U 1982-04-14 1982-04-14 蛍光表示管 Granted JPS58155748U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5407682U JPS58155748U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 蛍光表示管

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JP5407682U JPS58155748U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 蛍光表示管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58155748U JPS58155748U (ja) 1983-10-18
JPH021805Y2 true JPH021805Y2 (ja) 1990-01-17

Family

ID=30064708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5407682U Granted JPS58155748U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 蛍光表示管

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JP (1) JPS58155748U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9004886B2 (en) 2010-10-01 2015-04-14 Zevex, Inc. Pressure monitoring system for infusion pumps

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9004886B2 (en) 2010-10-01 2015-04-14 Zevex, Inc. Pressure monitoring system for infusion pumps

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Publication number Publication date
JPS58155748U (ja) 1983-10-18

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