JPH02180527A - 軸体矯正方法 - Google Patents
軸体矯正方法Info
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- JPH02180527A JPH02180527A JP10789A JP10789A JPH02180527A JP H02180527 A JPH02180527 A JP H02180527A JP 10789 A JP10789 A JP 10789A JP 10789 A JP10789 A JP 10789A JP H02180527 A JPH02180527 A JP H02180527A
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- shaft body
- shaft
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- cylindrical
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- Pending
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
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- 238000005553 drilling Methods 0.000 abstract 1
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- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、締りばめされた軸の嵌入精度を矯正するため
の軸体矯正方法に関する。
の軸体矯正方法に関する。
(従来の技術)
一般に、圧入、焼ばめなどの締つばめの精度は、第6図
に示すように、軸(4)及び穴(8)の加工精度によっ
て決定される。たとえば、軸回と部品(Qの底面(至)
との直角度についても、軸回と穴(2)の加工精度によ
りて決まり、嵌の込むときの条件には、はとんど影響さ
れない。したがって、この直角度が数μ島などという部
品(Qでは、穴(B)の底面(至)に対する直角度を精
度良く量産するのが難しいため、軸回を嵌挿した後に、
部品(C1を軸回中心lこ回転させ、底面(至)の仕上
げ加工を行うのが普通であった。
に示すように、軸(4)及び穴(8)の加工精度によっ
て決定される。たとえば、軸回と部品(Qの底面(至)
との直角度についても、軸回と穴(2)の加工精度によ
りて決まり、嵌の込むときの条件には、はとんど影響さ
れない。したがって、この直角度が数μ島などという部
品(Qでは、穴(B)の底面(至)に対する直角度を精
度良く量産するのが難しいため、軸回を嵌挿した後に、
部品(C1を軸回中心lこ回転させ、底面(至)の仕上
げ加工を行うのが普通であった。
しかるに、軸回中心に回転させて、底面(ト)を仕上げ
加工する場合、必ず軸回を機械的に拘束せねばならず、
軸回表面を損傷する虞が高い。
加工する場合、必ず軸回を機械的に拘束せねばならず、
軸回表面を損傷する虞が高い。
さらに、直角度が数μmの高精度の部品(Qは、すべり
軸受方式により回転するものが多く、軸回にグルービン
グが施されていたりすると、軸回を機械的に拘束するこ
とは不可能である。すなわち、高精度が要求されるもの
ほど、軸中心に回転させて仕上げ加工を行うのは困難と
なってくる。そのため、量産において、直角度の不良が
発生した場合は、その部品を廃棄してしまうことが多か
った。
軸受方式により回転するものが多く、軸回にグルービン
グが施されていたりすると、軸回を機械的に拘束するこ
とは不可能である。すなわち、高精度が要求されるもの
ほど、軸中心に回転させて仕上げ加工を行うのは困難と
なってくる。そのため、量産において、直角度の不良が
発生した場合は、その部品を廃棄してしまうことが多か
った。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、上記事情を参酌してなされたもので、高精度
締りばめ部品の製造において、嵌挿精度的に不良となっ
た部品を簡単かつ確実に矯正することができる軸体矯正
方法を提供することを目的とする。
締りばめ部品の製造において、嵌挿精度的に不良となっ
た部品を簡単かつ確実に矯正することができる軸体矯正
方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段と作用)
円筒部に締りばめされた軸体の傾きを矯正するにあたっ
て、円筒部の外周部に凹部を形成するか、あるいは、こ
れとともに円筒部の端面と軸体との境界部の一部をレー
ザ光で溶融させることにより、軸体の傾きを矯正するも
のである。
て、円筒部の外周部に凹部を形成するか、あるいは、こ
れとともに円筒部の端面と軸体との境界部の一部をレー
ザ光で溶融させることにより、軸体の傾きを矯正するも
のである。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳述する。
第1図は、この実施例の軸体矯正方法が適用される円柱
をなす軸体(1)と、この軸体(1)が嵌挿される薄肉
の円筒部(2)と、この円筒部(2)が同軸に設けられ
た円板部(3)とを有する部品(4)を示している。
をなす軸体(1)と、この軸体(1)が嵌挿される薄肉
の円筒部(2)と、この円筒部(2)が同軸に設けられ
た円板部(3)とを有する部品(4)を示している。
そして、円板部(3)の円筒部(2)が設けられた中央
部は、厚、内部(5)となっている。そして、この厚肉
部(5)の底面(6)と、軸体(1)とは、数μ怨の直
角度となるように、軸体(1)が円筒部(2)に対して
嵌挿されることを設計条件としている。そのため、軸体
(1)の外径は、円筒部(2)の内径よりも10μma
度大きく設けられている。つまり、軸体(1)と円筒部
(2)との間には、締めしるが設けられ、両者は、例え
ば圧入などにより締りばめされている。したがって、円
筒部(2)には、残留応力及び残留歪が発生している。
部は、厚、内部(5)となっている。そして、この厚肉
部(5)の底面(6)と、軸体(1)とは、数μ怨の直
角度となるように、軸体(1)が円筒部(2)に対して
嵌挿されることを設計条件としている。そのため、軸体
(1)の外径は、円筒部(2)の内径よりも10μma
度大きく設けられている。つまり、軸体(1)と円筒部
(2)との間には、締めしるが設けられ、両者は、例え
ば圧入などにより締りばめされている。したがって、円
筒部(2)には、残留応力及び残留歪が発生している。
このような部品(4)において、締つばめ後の精密検査
fi鮪ti6−r−,例えば第2図のように、軸体(1
)が左側に角度θだけ傾斜していたとする。このような
場合、第3図に示すように、円筒部(2)の右側外周部
に、部品(4)としての機能を損わない程度の穴又は溝
などの凹部(7)を例えばドリル加工などにより機械的
)こ形成する。その結果、円筒部(2)の残留歪の分布
状態が変化し、軸体(1)には、矢印(8)方向の応力
が作用する。よって、軸体(1)と底面tdtとの直角
度は、数μ溝の範囲内にまで修正される。この場合、凹
部(7)の穿設位置並びに穿設個数は、軸体(1)の傾
斜方向並びに傾斜量に応じて適宜に設定する。
fi鮪ti6−r−,例えば第2図のように、軸体(1
)が左側に角度θだけ傾斜していたとする。このような
場合、第3図に示すように、円筒部(2)の右側外周部
に、部品(4)としての機能を損わない程度の穴又は溝
などの凹部(7)を例えばドリル加工などにより機械的
)こ形成する。その結果、円筒部(2)の残留歪の分布
状態が変化し、軸体(1)には、矢印(8)方向の応力
が作用する。よって、軸体(1)と底面tdtとの直角
度は、数μ溝の範囲内にまで修正される。この場合、凹
部(7)の穿設位置並びに穿設個数は、軸体(1)の傾
斜方向並びに傾斜量に応じて適宜に設定する。
このように、この実施例の軸体矯正方法は、軸体(1)
を中心に円板部(3)を回転させ仕上げ加工したりする
ことなく、軸体(1)の傾きを所定の位置まで高精度か
つ容易に矯正することができる。このため、従来は不良
品となり廃棄せざるを得なかったものを良品に矯正でき
ることになるので、生産性及び歩留が著しく向上する。
を中心に円板部(3)を回転させ仕上げ加工したりする
ことなく、軸体(1)の傾きを所定の位置まで高精度か
つ容易に矯正することができる。このため、従来は不良
品となり廃棄せざるを得なかったものを良品に矯正でき
ることになるので、生産性及び歩留が著しく向上する。
なお、上記凹部形成方法として、ディスク・グランダに
より溝を形成するようにしてもよい。また、これらの機
械的凹部形成方法として、第4図のように、レーザ光(
9)を、円筒部(2)の外周部に照射することにより、
凹部α〔を形成するようにしてもよい。さらに、上述し
た円筒部(2)への凹部(7)。
より溝を形成するようにしてもよい。また、これらの機
械的凹部形成方法として、第4図のように、レーザ光(
9)を、円筒部(2)の外周部に照射することにより、
凹部α〔を形成するようにしてもよい。さらに、上述し
た円筒部(2)への凹部(7)。
Qlの形成と合わせて、底面(6)と軸体(1)との境
界部αηへのレーザ光αりの照射により、溶融部位−を
形成し傾き矯正を行ってよい(第5図参照)。この場合
、溶融部位α湯近傍には熱歪が惹起し、この熱歪と凹部
(力、αQ形成にともなう歪との協働作用により、傾き
矯正をより効果的に行うことができる。
界部αηへのレーザ光αりの照射により、溶融部位−を
形成し傾き矯正を行ってよい(第5図参照)。この場合
、溶融部位α湯近傍には熱歪が惹起し、この熱歪と凹部
(力、αQ形成にともなう歪との協働作用により、傾き
矯正をより効果的に行うことができる。
この場合、レーザ光α2の照射位置は、円筒部(2)の
上端面と軸体(1)との境界でもよい。
上端面と軸体(1)との境界でもよい。
本発明の軸体矯正方法は、軸体の傾きの矯正をμ罵オー
ダの高精度で、かつ、比較的簡便に行うことができる。
ダの高精度で、かつ、比較的簡便に行うことができる。
したがって、矯正後に仕上げ加工を行ったり、不良品と
して処分したりする必要がなくなり、生産性及び歩留が
著しく向上する。
して処分したりする必要がなくなり、生産性及び歩留が
著しく向上する。
第1図はこの発明の一実施例が適用される部品を示す図
、第2図及び第3図はこの発明の一実施例の軸体矯正方
法の説明図、第4図及び第5図は本発明の他の実施例の
説明図、第6図は従来技術の説明図である。 (1)・・・軸体、(2)・・・円筒部。 (7)、 (1・・・・凹部、 @・・・レーザ光
。 療 図 茅 鎚 り 療 因
、第2図及び第3図はこの発明の一実施例の軸体矯正方
法の説明図、第4図及び第5図は本発明の他の実施例の
説明図、第6図は従来技術の説明図である。 (1)・・・軸体、(2)・・・円筒部。 (7)、 (1・・・・凹部、 @・・・レーザ光
。 療 図 茅 鎚 り 療 因
Claims (2)
- (1)円筒部に締りばめされた軸体の傾きを矯正する軸
体矯正方法において、上記円筒部の外周部に凹部を形成
することにより上記軸体の傾きを矯正することを特徴と
する軸体矯正方法。 - (2)円筒部に締りばめされた軸体の傾きを矯正する軸
体矯正方法において、上記円筒部の外周部に凹部を形成
するとともに、上記円筒部の端面と上記軸体との境界部
の一部にレーザ光を照射して溶融させることにより上記
軸体の傾きを矯正することを特徴とする軸体矯正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10789A JPH02180527A (ja) | 1989-01-05 | 1989-01-05 | 軸体矯正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10789A JPH02180527A (ja) | 1989-01-05 | 1989-01-05 | 軸体矯正方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02180527A true JPH02180527A (ja) | 1990-07-13 |
Family
ID=11464858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10789A Pending JPH02180527A (ja) | 1989-01-05 | 1989-01-05 | 軸体矯正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02180527A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI508315B (zh) * | 2010-06-11 | 2015-11-11 | Kuraray Europe Gmbh | 具有對變色低敏感度之反射黏著膜的光伏打電池模組 |
-
1989
- 1989-01-05 JP JP10789A patent/JPH02180527A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI508315B (zh) * | 2010-06-11 | 2015-11-11 | Kuraray Europe Gmbh | 具有對變色低敏感度之反射黏著膜的光伏打電池模組 |
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