JPS6126442B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6126442B2
JPS6126442B2 JP6787381A JP6787381A JPS6126442B2 JP S6126442 B2 JPS6126442 B2 JP S6126442B2 JP 6787381 A JP6787381 A JP 6787381A JP 6787381 A JP6787381 A JP 6787381A JP S6126442 B2 JPS6126442 B2 JP S6126442B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting surface
shaft
bearing mounting
side bearing
shaft hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6787381A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57184601A (en
Inventor
Hideo Kobayashi
Masaru Ogawa
Kazuhiro Yoshitomi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP6787381A priority Critical patent/JPS57184601A/ja
Publication of JPS57184601A publication Critical patent/JPS57184601A/ja
Publication of JPS6126442B2 publication Critical patent/JPS6126442B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B5/00Turning-machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Turning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動車のシヤシー部品の一部を構成
するデイフアレンシヤルケースの切削加工方法に
関するものである。
例えば第1図に示すデイフアレンシヤルケース
1はデイフアレンシヤル装置におけるフアイナル
ドライブギヤ2の中心をなして回転運動するとと
もに、内部にはサイドギヤ3およびピニオンメー
トギヤ4が収納されるため、きわめて高い加工精
度が要求される。そしてこの種のデイフアレンシ
ヤルケース1の加工手順としては従来は例えば第
3図に示す方法が採られている。
詳述すると、デイフアレンシヤルケース(以
下、ワークと称する)1は切削代を見込んだかた
ちでその鋳込段階において最終製品とほぼ同形状
に形成されており、したがつてフアイナルドライ
ブギヤ2取付用のフランジ部5を含む外形形状は
もちろんのこと、ピニオンメートシヤフト6が挿
入される軸穴10およびサイドギヤシヤフト7が
挿入される軸穴11のほか、内部もまた球面状に
予め形成されている。
そして先ず第1工程として、第3図Aに示すよ
うに鋳込み上がりのワーク1を加工機械に供し、
図外のプツシヤーによりワーク1のフランジ部5
を機械側の基準面20に押し当ててチヤツク21
で把持する。この状態で突起部8の内外周、つま
り軸穴11とサイドベアリング取付面13をそれ
ぞれ中仕上程度に旋削加工し、また同時にセンタ
ー基準面14を旋削加工する。
次いで第2工程として、第3図Bに示すように
前記第1工程で旋削された軸穴11およびセンタ
ー基準面14を基準としてテールセンター22お
よびコレツトチヤツク23にてワーク1を支持
し、フアイナルドライブギヤ取付面15とスピー
ドメータドライブギヤ取付面16とを旋削すると
同時に、前記第1工程で旋削されたサイドベアリ
ング取付面13をさらに旋削して仕上加工を行な
う。
次に第3工程として、第3図CおよびDに示す
ように固定側の基準Vブロツク24aと可動側の
Vブロツク24bにてワーク1のサイドベアリン
グ取付面13を把持し、前記軸穴11とセンター
基準面14とを再度旋削して仕上加工を行ない、
同時にワーク1の内周の球面12a,12bとピ
ニオンメートシヤフト挿入用の軸穴10およびフ
アイナルドライブギヤ取付用のねじ孔17をそれ
ぞれ所定寸法に旋削して終了する。
しかしながら、このような従来の加工方法にあ
つては、前述したように第2工程においていわゆ
る芯出し機能をもつ内径チヤツク作業によりサイ
ドベアリング取付面を仕上げたのち、第3工程に
おいてはこのサイドベアリング取付面13を加工
基準としてVブロツク24a,24bにて把持し
て球面加工等を行なつているため、次のような問
題がある。つまり、第3図C,Dに示すVブロツ
ク24a,24bは芯出し機能を有してはいるも
のの、少なくとも位置決め基準となる一方のVブ
ロツク24aはサイドベアリング取付面13の基
準寸法をもとにして設置してあるため、たとえ許
容寸法範囲内であろうともサイドベアリング取付
面13の加工寸法にばらつきが生じた場合には、
第2図に示すようにサイドベアリング取付面13
と軸穴11との間に必ず芯ずれ量ρまたはρ
が発生し、そのために過剰な精度管理を必要とす
るとともに、品質安定性に欠けるという問題があ
る。ここで第2図において D…サイドベアリング取付面13の最終加工外径 D0…基準外径 D1…D0よりも大きい外径(許容寸法範囲内) D2…D0よりも小さい外径(許容寸法範囲内) ρ,ρ…芯のずれ量 と仮定すると、芯のずれ量ρ,ρがそれぞれ
に ρ=D−D/2・√2 ρ=D−D/2・√2 となつて外径ばらつきよりも拡大されて表われる
ことになる。したがつてサイドベアリング取付面
13の外径の寸法公差、例えば0.04mmのばらつき
がワーク精度誤差として0.04×√2≒0.056mmに
拡大される結果許容域に入らなくなり、このため
外径の寸法公差0.04mmを0.02mm程度まで上げる必
要が出てくる。特にサイドベアリング取付面の加
工誤差がその他の多くの加工部位の加工精度ある
いは組立精度と相関を持つため、これによつてき
わめて過剰品質の精度管理を必要とすることにな
る。
この発明は以上のような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、前記の第2工程と第3工程を入
れ換えて順序を逆にすることにより、工数を増加
させることなく前記の問題点を解決することを主
たる目的とする。
この目的のため本発明においては、第2工程
で、予め中仕上程度に旋削されたサイドベアリン
グ取付面を対をなすVブロツクにより把持してサ
イドギヤシヤフト用の軸穴、ピニオンメートシヤ
フト用の軸穴および内部の球面加工等を行ない、
第3工程では前記のサイドギヤシヤフト用の軸穴
を芯出し機能をもつ内径把持タイプのコレツトチ
ヤツクにより把持してサイドベアリング取付面、
フアイナルドライブギヤ取付面およびスピードメ
ータドライブギヤ取付面等の外周仕上加工を行な
うようにしたものである。
以下、この発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
先ず第1工程としては従来と何ら異なるところ
はなく、第4図Aに示すようにフランジ部5を外
径把持タイプのチヤツク21で把持し、サイドベ
アリング取付面13およびサイドギヤシヤフト用
の軸穴11をそれぞれ中仕上程度に旋削即ち予備
切削し、同時にセンター基準面14の加工を行な
う。
次に第2工程として、第4図Bに示すように先
に旋削されたサイドベアリング取付面13を固定
側の基準Vブロツク24aと可動側のVブロツク
24bとで把持し、サイドギヤシヤフト用の軸穴
11およびセンター基準面14を旋削して仕上加
工を行ない、同時にピニオンメートギヤ4および
サイドギヤ3(第1図)が摺接する球面12a,
12bのほか、ピニオンメートシヤフト用の軸穴
10ならびにフアイナルドライブギヤ取付用の複
数のねじ孔17をそれぞれ所定寸法に切削加工す
る。
続いて第3工程として、第4図Dに示すように
仕上加工されたセンター基準面14およびサイド
ギヤシヤフト用の軸穴11を内径把持タイプのコ
レツトチヤツク23およびテールセンター22に
て把持し、サイドベアリング取付面13を旋削し
て仕上加工を行なうと同時に、フアイナルドライ
ブギヤ取付面15およびスピードメータドライブ
ギヤ取付面16をそれぞれ所定寸法に旋削加工す
る。
以上のような一連の加工工程において、第2工
程においては前述したように第1工程で旋削され
たサイドベアリング取付面13を基準としてワー
ク1を把持してサイドギヤシヤフト用の軸穴11
等の加工を行なう。この時、第1工程で切削され
たサイドベアリング取付面13の外径は第2図に
示すようにD1−D0またはD0−D2の寸法許容差を
持つから、特にこの許容差をもつサイドベアリン
グ取付面13とVブロツク24aとの相対関係を
基準として切削される軸穴11にはサイドベアリ
ング取付面13に対してρまたはρの芯ずれ
が生ずることになる。しかし第3工程において、
第2工程で旋削されたサイドギヤシヤフト用の軸
穴11を基準としてサイドベアリング取付面13
を内径チヤツク作業により再度仕上加工すること
により、前記のρまたはρの芯ずれ量は吸収
されてしまうことになる。したがつてサイドベア
リング取付面13の寸法ばらつきによる芯ずれを
理論的には零にすることができ、結果的にはサイ
ドベアリング取付面13に対するその他各部の加
工精度が向上し、全体として加工誤差の少ないデ
イフアレンシヤルケースを得ることができる。加
えて、サイドベアリング取付面13の仕上加工を
最終工程で行なうことで、ワークに対するチヤツ
クあるいはVブロツクによる工具きずを最少限に
とどめることができる。
本発明者が試みた結果では、従来はサイドベア
リング取付面の寸法公差を例えば0.02mm程度に設
定する必要があつたのに対し、本発明では寸法公
差0.1mm程度のばらつきがあつてもデイフアレン
シヤルケース全体としては従来以上の加工精度が
得られ、その結果として過剰品質の精度管理が不
要になつた。
以上の説明から明らかなようにこの発明によれ
ば、最終工程でサイドギヤシヤフト用の軸穴を基
準として内径チヤツク作業によりサイドベアリン
グ取付面、フアイナルドライブギヤ取付面および
スピードメータドライブギヤ取付面(デイフアレ
ンシヤルケースの種類によつてはスピードメータ
ドライブギヤ取付面がないため、当然の事ながら
加工が不要になる場合もある)等の外周仕上加工
を行なうようにしたため、サイドベアリング取付
面の寸法ばらつきに基づくデイフアレンシヤルケ
ースの芯ずれを理論的には零にすることができ、
全体として加工誤差の少ないデイフアレンシヤル
ケースを得ることができ、結果的に従来のような
過剰品質の精度管理が不要となり、またチヤツク
等による工具きずを最少限にとどめることができ
る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のデイフアレンシヤルケースの一
例を示す説明図、第2図は前記デイフアレンシヤ
ルケースの芯ずれの発生を説明するための説明
図、第3図は従来のデイフアレンシヤルケースの
切削加工の手順を示す工程説明図、第4図はこの
発明におけるデイフアレンシヤルケースの切削加
工の手順を示す工程説明図である。 1……デイフアレンシヤルケース、2……フア
イナルドライブギヤ、3……サイドギヤ、4……
ピニオンメートギヤ、5……フランジ部、6……
ピニオンメートシヤフト、7……サイドギヤシヤ
フト、10……軸穴、11……軸穴、12a,1
2b……球面、13……サイドベアリング取付
面、15……フアイナルドライブギヤ取付面、1
6……スピードメータドライブギヤ取付面、17
……ねじ孔、21……チヤツク、22……テール
センター、23……コレツトチヤツク、24a…
…固定側の基準Vブロツク、24b……可動側の
Vブロツク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ワークであるデイフアレンシヤルケースのフ
    アイナルドライブギヤ取付用のフランジ部を外径
    把持タイプのチヤツクにより把持し、サイドベア
    リング取付面およびサイドギヤシヤフト用の軸穴
    をそれぞれ予備切削する工程と、前記予備切削さ
    れたサイドベアリング取付面を固定側と可動側と
    で対をなすVブロツクにより把持し、前記サイド
    ギヤシヤフト用の軸穴を仕上切削するとともに、
    フアイナルドライブギヤ取付用のねじ孔、ピニオ
    ンメートシヤフト用の軸穴ならびにワーク内周の
    曲面をそれぞれ切削加工する工程と、前記仕上切
    削されたサイドギヤシヤフト用の軸穴を内径把持
    タイプのコレツトチヤツクにより把持し、前記サ
    イドベアリング取付面を仕上切削するとともに、
    フアイナルドライブギヤ取付面を切削加工する工
    程とを有してなるデイフアレンシヤルケースの切
    削加工方法。
JP6787381A 1981-05-06 1981-05-06 Cutting method of differential case Granted JPS57184601A (en)

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JPS6126442B2 true JPS6126442B2 (ja) 1986-06-20

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06213428A (ja) * 1993-01-14 1994-08-02 Rinnai Corp 燃焼機器用バルブ
ES2173791B2 (es) * 2000-04-28 2003-06-16 Danobat Proceso para la mecanizacion de la caja del diferencial de un vehiculoy dispositivo para llevarlo a efecto.
JP4611833B2 (ja) * 2005-07-27 2011-01-12 アイシン高丘株式会社 差動ケースの内面加工方法及び内面加工装置

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