JPH02180374A - 摩擦係合装置用アクチュエータ - Google Patents

摩擦係合装置用アクチュエータ

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Publication number
JPH02180374A
JPH02180374A JP33125688A JP33125688A JPH02180374A JP H02180374 A JPH02180374 A JP H02180374A JP 33125688 A JP33125688 A JP 33125688A JP 33125688 A JP33125688 A JP 33125688A JP H02180374 A JPH02180374 A JP H02180374A
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JP
Japan
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torque
clutch
thrust force
engine
frictional engagement
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Pending
Application number
JP33125688A
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English (en)
Inventor
Shiro Sakakibara
史郎 榊原
Masahiro Hasebe
正広 長谷部
Masashi Hattori
雅士 服部
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (旬 産業上の利用分野 本発明は、摩擦クラッチ、摩擦ブレーキ等の摩擦係合装
置を作動するアクチュエータに係り、特に2個の摩擦係
合装置の相反する動きにより1つの作用を行う、例えば
前後進切換え装置に用いて好適なアクチュエータに係り
、詳しくはモータ等の駆動源からの回転力を機械的にス
ラスト力に変換してなる摩擦係合装置用アクチュエータ
に関する。
(ロ)従来の技術 近時、本出願人は、油圧に起因する諸問題を解消すべく
、電気モータ等の電気エネルギをトルクに変換するトル
ク発生機構からのトルクを、ボールネジ装置等のトルク
−スラスト変換機構に伝達し、該トルク−スラスト変換
機構によるスラスト力にて摩擦係合装置を操作する摩擦
係合装置用アクチュエータを提案したく特開昭63−2
03958号公報参照) (ハ) 発明か解決しようとする課題 一般に、シフトレバ−の操作に基づき車輌を走行してい
る際、何らかの原因によりエンジンが停止したり、また
運転者の誤操作にて前進走行中にも拘らずシフトレバ−
がリバース操作された場合には、駆動輪がロックしたり
、著しい場合は停止したエンジンが、惰性走行にて回転
し続けている駆動輪からのトルクにより強制的に逆回転
されることがあるが、上述した摩擦係合装置用アクチュ
エータのようなタイプのものを例えば前後進切換え装置
に採用した場合には、前進走行中てありながら電気モー
タ等のトルク発生機構が異なる方向に駆動し、他の摩擦
係合装置を係合・作動してリバース状態にする虞れがあ
る。更に、これによるエンジン停止状態にあってもイグ
ニッションスイッチがオン状態のままであると、トルク
発生機構はそのまま通電状態にあり、従って前後進切換
え装置はニュートラル状態とはならず、著しい場合には
前述したようなエンジンの逆回転により、燃料の吹き返
し、エンジンの異常摩耗等の不具合が発生してしまう。
そこで、本発明は、エンジンの停止に基づく油圧のカッ
トにより油圧クラッチを解放し、これによりトルク−ス
ラスト力変換機構をフリー状態にするように構成し、も
って上述課題を解消した摩擦係合装置用アクチュエータ
を提供することを目的とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図を参照して示すと、エンジンからの動力にて駆
動されるオイルポンプ(61)及びエンジンからの動力
を駆動輪に伝達する動力伝達装置(3)を備えた車輌に
おいて、該動力伝達装置(3)に介在した摩擦係合装置
(B2)(C1)を、制御部(C)からの電気信号によ
り制御するアクチュエータであって、電気エネルギをト
ルクに変換するトルク発生機構(1)と、該トルク発生
機構(1)にて発生したトルクをスラスト力に変換する
トルク−スラスト力変換機構(9)と、該トルク−スラ
スト力変換機構(9)の可動部(9b)に連結して軸方
向に移動し、前記摩擦係合装置(B2)、(C1)を操
作する連結手段(4)、(6)と、前記トルク発生機構
(1)のトルクを前記トルクースラストカ変ram1(
9)に伝達するトルク伝達装置(15)に介在し、前記
オイルポンプ(61)からの油圧に基づき係合する油圧
クラッチ(13)と、を備え、エンジンの停止時、前記
トルク−スラスト力変換機構(9)をフリー状態として
前記摩擦係合装置(B2)、(C1)か解放状態になる
ことを特徴とする。
また、前記摩擦係合装置を少なくとも2個備え、前記ト
ルク−スラスト力変換機構(9)の可動部(9b)が一
方に移動すると、一方の摩擦係合装置(CI)を係合し
、また他方に移動すると、他方の摩擦係合装置(B2)
を係合するように構成し、かつ該トルクースラスト力変
換機摘(9)の可動部(9b)に、前記両摩擦係合装置
(B2)、(CI)が共に解放状態となるニュートラル
位置になるように戻しばね手段(19)を付勢してなる
更に、前記動力伝達装置が、前後進切換え装置(3)を
備え、かつ前記摩擦係合装置が、該前後進切換え装置(
3)のフォワードクラッチ(C1)及びリバースブレー
キ(B2)とする。
(ホ)作用 以上構成に基づき、トルク発生機構(1)か所定位置に
ある場合、一方の摩擦係合装置(C1)が係合状態にあ
ると共に、他方の摩擦係合装置(B2)が解放状態にあ
り、動力伝達装置(3)は所定状態にある。この状態か
ら、制御部(C)からの電気信号によりトルク発生機構
(1)に電気エネルギを付与して所定トルクを発生し、
該トルクに基づきスラスト力発生機構(9)が一方向の
スラスト力を発生すると、一方の摩擦係合装置(C1)
が解放すると共に、他方の摩擦係合装置(B2)が係合
して、動力伝達装置(3)は前記所定状態と異なる状態
に切換わる。
−例として、第1図に示す前後進切換え装置(3)に適
用した具体例に基づき説明すると、トルク発生機構(1
)がホームポジションにある場合、戻し用ばね手段(1
9)に基づき、フォワードクラッチ(C1)は解放状態
にあり、かつリバースブレーキ(B2)も解放状態にあ
る。この状態で、エンジンを始動すると、該エンジンに
よりオイルポンプ(61)が回転して、該ポンプ(61
)からの吐出油圧はレギュレータバルブ(16)にて調
圧されて、油圧クラッチ(13)に供給される。これに
より、トルク発生機構(1)からのトルクは、トルク伝
達装置(15)を介してトルク−スラスト力変換機構(
9)に伝達し得る。
そして、トルク発生機構(1)をホームポジションから
一方向に回転すると、雄ネジ部(9b)が戻し用ばね手
段(19)を圧縮すると共に、ばね手段(23)がフォ
ワードクラッチ(C1)を係合して、前進走行状態に切
換わる。また、トルク発生機構(1)をホームポジショ
ンから他方向に回転すると、雄ネジ部(9b)がリバー
スブレーキ(B2)を係合する。そして、フォワードク
ラッチ(C1)又はリバースブレーキ(B2)の係合状
態において、電磁ツレーキが通電されて、トルク発生機
構(1)を該状態に保持する。
そして、車輌が前進走行状態にあって、例えば運転者が
シフトレバ−を誤ってリバース操作した場合、エンジン
に逆トルクが作動して、駆#JfI11をロックすると
共にエンジンを停止する。すると、エンジンにより駆動
されているオイルポンプは停止し、該オイルポンプ(6
1)からの吐出油圧により係合している油圧クラッチ(
13)は自動的に切断される。これにより、トルク−ス
ラスト力変換機構(9)はフリー状態となって前記R1
擦係合装置(82)が解放状態となるため、前後進切換
え装置(3)はニュートラル状態となる。
なお、上記カッコ内の符号は、第1図を参照するための
ものであるが、同等構成を限定するものではなく、また
同一部品を示すものであっても、実施例とは異なる名称
にて記載しであるものもある。
また、本摩係合合用アクチュエータは、上述前後進切換
え装置に限らず、プラネタリギヤPstli1等の各要
素を係合又は解放して伝達経路を変更する変速装置等の
他の動力伝達装置にも適用できることは勿論である。
(へ) 実施例 以下1図面に沿って本発明を車輌用自動無段変速機に適
用した実施例について説明する。
まず、第3図に沿って、本自動無段変速機の概略を説明
するに、本自動無段変速機Aは、ベルト式無段変速装置
31、シングルプラネタリギヤ機構40、トランスファ
ー装置80、減速ギヤ装置71等とからなる出力部材7
0、及びデュアルプラネタリギヤ機構からなる前後進切
換え装置3、更に流体継手101、遠心式ロックアツプ
クラッチ102及びスリップクラッチ103からなる発
進装置100を備えている。
そして、プラネタリギヤ機構40は、そのリングギヤ4
0Rが無段変速装置31のセカンダリシャフト33に連
動し、かつキャリヤ40Cが出力部材70に連動し、そ
してサンギヤ40Sがトランスファー装置80を介して
係止手段を構成するローワンウェイクラッチF及びロー
コーストルリバースブレーキB1に連結していると共に
、ハイクラッチC2を介して入力軸60に連結している
また、デュアルプラネタリギヤ機構3は、そのサンギヤ
3Sが入力軸60に連結し、かつキャリヤ3Cが無段変
速装置31のブライマツシャフト32に連結すると共に
フォワードクラッチC1を介して入力軸60に連結し、
またリングギヤ3RがリバースブレーキB2に連結して
いる。
以上構成に基づき、本自動無段変速機Aにおける各クラ
ッチ、ブレーキ及びワンウェイクラッチは、各ポジショ
ンにおいて第4図に示すように作動する。なお、※はロ
ックアツプクラッチ102が遠心力により適宜作動し得
ることを示す。
詳述すると、Dレンジにおける低速モードLにおいて、
フォワードクラッチC1が接続している外、ローワンウ
ェイクラッチFが作動する。この状態では、エンジンク
ランク軸の回転は、ロックアツプクラッチ102及びス
リップクラッチ103を介して又は流体継手101を介
して入力軸60に伝達され、更にデュアルプラネタリギ
ヤ装置3のサンギヤ3Sに直接伝達されると共にフォワ
ードクラッチC1を介してキャリヤ3Cに伝達される。
従って、該デュアルプラネタリギヤ機構3は入力軸60
と一体に回転し、正回転をベルト式無段変速装置31の
プライマリシャフト32に伝達し、更に該無段変速装置
31にて適宜変速された回転がセカンダリシャフト33
からシングルプラネタリギヤ装置40のリングギヤ40
Rに伝達される。一方、この状態では、反力を受ける反
力支持要素であるサンギヤ40Sはトランスファー装置
80を介してローワンウェイクラッチFにて停止されて
おり、従ってリングギヤ40Rの回転は減速回転として
キャリヤ40Cから取出され、更に減速ギヤ装置71等
を介してアクスル軸73に伝達される。
また、Dレンジにおける高速モードHにおいては、フォ
ワードクラッチC1の外、ハイクラッチC2が接続する
。この状態では、前述同様に無段変速装置31にて適宜
変速された正回転がセカンダリシャフト33から取出さ
れてシングルプラネタリギヤ装置40のリングギヤ40
Rに入力される。一方、同時に、入力軸60の回転がハ
イクラッチC2及びトランスファー装′l180を介し
てシングルプラネタリギヤ機構40のサンギヤ403に
伝達され、これにより該プラネタリギヤ機構40にてリ
ングギヤ40Rとサンギヤ40Sとのトルクが合成され
てキャリヤ40Cから出力される。なおこの際、サンギ
ヤ403にはトランスファー装置80を介して反力に抗
する回転が伝達されるので、トルク循環が生じることな
く、所定のプラストルクがトランスファー装置80を介
して伝達される。そして、該合成されたキャリヤ40C
からのトルクは減速ギヤ装置71等を介してアクスル軸
73に伝達される。
なお、Dレンジにおける作動では、ワンウェイクラッチ
Fに基づき逆トルク作用時(エンジンツレーキ時)はフ
リーとなるが、Sレンジにおいては、ローワンウェイク
ラッチFに加えてローコーストルリバースブレーキB1
が作動し、逆トルク作用時も動力伝達する。
また、Rレンジにおいてはローコーストルリバースブレ
ーキB1と共にリバースブレーキB2か作動する。この
状態では、入力軸60の回転は、デュアルプラネタリギ
ヤ機構3にてリングギヤ3Rが固定されることに基づき
キャリヤ3Cから逆回転としてベルト式無段変速装置3
1に入力される。一方、ローコーストルリバースブレー
キB1の作動に基づきシングルプラネタリギヤ装Ti4
0のサンギヤ40Sが固定されており、従って無段変速
装置31からの逆回転はプラネタリギヤ機構40にて減
速され、出力部材70に取出される。
ついで、本発明を具体化した実施例を第2図に沿って説
明する。
本無段変速機Aは、3分割からなるトランスミッション
ケース49を有しており、該ケース49に入力軸60及
び無段変速装置31のプライマリシャフト32が同軸上
に回転自在に支持されて第1軸を構成していると共に、
無段変速装置31のセカンダリシャフト33とギヤ軸7
0aが同軸上に回転自在に支持されて第2軸を構成して
いる。
更に、第1軸上には発進装置100と、フォワードクラ
ッチC1、ハイクラッチC2、ローコーストシリバース
ブレーキB1、リバースブレーキB2、ローワンウェイ
クラッチFからなる操作部50と、前後進切換え装置を
構成するデュアルプラネタリギヤ機IJI13と、オイ
ルポンプ61が配設されており、また第2軸上にはシン
グルプラネタリギヤ機構40が配設されている。
発進装置100は、流体継手101、遠心クラッチから
なるロックアツプクラッチ102及びスリップクラッチ
103を有している。そして、スリップクラッチ103
は負荷トルクに対応した軸力な発生するカム機構105
を有しており、該カムfi1105はスリップクラッチ
103のクラッチプレート及びディスクに押圧・作用し
、該スリップクラッチ103のトルク容量を負荷トルク
の増大に対応して増大する。
また、入力軸60のエンジン側にはケース49から突出
部49aが突出しており、該突出部49aにはトランス
ファー装置80の入カスブロケット81がベアリングを
介して支持されている。更に、該スプロケット81のハ
ブ部81aはワンウェイクラッチFを介して前記ケース
突出部49aに連結しており、かつ該スプロケット81
から外径方向に向けて延設されているフランジにはその
内周面に多板クラッチからなるハイクラッチC2を介し
て入力軸60が連結されていると共に、その外周面とケ
ース49との間に多板ブレーキからなるローコーストシ
リバースブレーキB1が介設されている。
また、入力軸60の先端部分にデュアルプラネタリギヤ
機構3のサンギヤ3S(第3図参照)がスプライン結合
されていると共に、フランジが外径方向に延設されてい
る。また、入力軸60の先端はベルト式無段変速装置3
1のプライマリシャフト32をブツシュを介して被嵌、
整列しており、かつ該シャフト32にキャリヤ3Cがス
プライン結合されている。更に、該キャリヤ3Cには第
1ビニオン3P1及び第2ピニオン3P2が支持される
と共に、連結部材6.7が外径方向に延設されており、
該連結部材6,7の内径側と前記入力軸60からのフラ
ンジ60a(第1図)の外径側との間には多板クラッチ
からなるフォワードクラッチC1が介設されている。ま
た、リングギヤ3Rを固定している支持部材の外周側と
ケース49との間に多板ブレーキからなるリバースブレ
ーキB2が介設されている。そして、前記操作部50に
おける前記ローコーストシリバースブレーキB1及びハ
イクラッチC2と、リバースブレーキB2及びフォワー
ドクラッチC1との間部分には摩擦係合装置用アクチュ
エータユニット11が配設されている。
そして、該摩擦係合装置用アクチュエータユニット11
は、第1図、第5図及び第6図に示すように、前後進切
換え装置用アクチュエータllaと、低高速モード切換
え装置用アクチュエータ11bとからなり、各アクチュ
エータlla、11bは周方向に所定間隔離れて前後進
切換え装置用モータ1及び低高速モード切換え装置用モ
ータ2を有している。これらモータ1,2は整流子モー
タ、ステップモータ等の回転磁界モータ、サーボモータ
及び超音波モータ等の電気モータからなり、かつモータ
の所定回転位置に保持し得るように電磁ブレーキ等の保
持手段が設置されており、更に前記モータ1.2は制御
部Cから発せられる制御信号に基づき回転・停止するよ
うに構成されている。
そして、前後進切換え装置3用操作装置11aにおいて
、電気モータ1は、出力ギヤ1a、カウンタギヤ15a
、ギヤ15b、15c、シャフト12及びギヤ15dか
らなるトルク伝達装置15中に介在した油圧クラッチ1
3の接続により、そのトルクをボールネジ装置9に伝達
し、また同様に低高速モード切換え装置5側においても
、電気モータ2が、前記トルク伝達装置15とは異なる
トルク伝達装置に介在した油圧クラッチの接続により、
そのトルクをギヤ17aからボールネジ装置10に伝達
する。
更に、前後進切換え装置用アクチュエータ11aと低高
速モード切換え装置用アクチュエータ11bはそれぞれ
クラッチCI、C2操作用の連結部材6,7が背゛申合
せになるように並んで配設されており、かつそれぞれ雌
ネジ部9a、10a及び雄ネジ部9b、10bを有する
ボールネジ装置9.10を備えている。そして、これら
両ボールネジ装置9.10の雌ネジ部9a、10aはケ
ース49に回転及び軸方向移動不能に保持されており、
またその中間部分には中央部にてスナップリング59に
より軸方向移動を阻止された多数の皿ばね19,20が
左右に延びて配設されている。
そして、左方即ち前後進切換え装置側の皿ばね19の先
端にはクラッチC2用の連結部材6が当接しており、ま
た右方即ち低高速モード切換え装置側の皿ばね20の先
端にはクラッチC2用の連結部材7が当接している。更
に、これら連結部材6.7の内径側端はボールベアリン
ク21.22に連結されており、これらベアリングはニ
ードルベアリングを介して入力軸60に回転自在に支持
されていると共に、それぞれクラッチ作動用の皿ばね2
3,24に当接している。また、該皿ばね23.24は
それぞれ支持部材26.27の支端部にてその中間部が
支持されており、連結部材6.7から力が作用しない自
然状態において、前後進切換え装置側の皿ばね23はフ
ォワードクラッチC1を接続するように付勢しており、
かつ低高速モード切換え装置側の皿ばね24はハイクラ
ッチC2を接続するように付勢している。なお、これら
皿ばね23,24より前記連結部材6.7の外径側に位
置している戻し周囲ばね19.20の付勢力が大きくな
るように設定されており、従ってボールネジ装置の雄ネ
ジ部9b、10bから戻し周囲ばね19,20にスラス
ト力が作用していない無負荷状態(ホームポジション)
にあっては、戻し周囲ばね19,20が係合用皿ばね2
3.24に打勝って、フォワードクラッチc1及びハイ
クラッチC2は解放状態に保持される。
一方、前記ボールネジ装置9.10の可動部となる雄ネ
ジ部9b、10bに(よそれぞれ前記ギヤ15d、17
aに噛合するギヤ28.29が固定されており、またそ
の内径側にボールベアリング30.34を介して連結部
材4.8が連結されている。そして、これら連結部材4
.8はそれぞれローコーストシリバースブレーキB2、
リバースブレーキB1に向けて軸に平行に延びる突出部
4a、8aを有しており、これら突出部4a、8aは雄
ネジ部12.13の軸方向移動に基づき、それぞれブレ
ーキB2.Blの皿ばね14,18に接触して該ブレー
キを係止し得る。即ち、連結部材4はその一方向の軸方
向移動により前記フォワードクラッチC1を係合し、か
つ他方向の軸方向移動により前記リバースブレーキB2
を係合し、また連結部材8はその一方向の軸方向移動に
よりハイクラッチC2を係合し、かつ他方向の軸方向移
動により前記ローコースト及リバースブレーキBlを係
合する。
また、前記油圧クラッチ13はシリンダとなるケース1
3aを有しており、かつ該ケース13aには外周にギヤ
15bが一体に形成されていると共に、内方には前記カ
ウンタギヤ15a側に設けた摩擦板13dと、ケース1
3a側に設けた摩擦板163c、及びこれら摩擦板13
cと13dを圧接・係合するピストン13bが設置され
ている。
そして、前記油圧クラッチ13はオイルポンプ61と油
路aを介して連通しており、かっ該油路aには、前記ポ
ンプ61からの吐出油圧を調圧するレギュレータバルブ
16が介在されている。従って、エンジン回転時にあっ
ては、オイルポンプ61の駆動によりレギュレータバル
ブ16にて調圧された油圧が油圧クラッチ13に圧入さ
れ、これによりピストン13bがJs!擦板13cを押
圧して該油圧クラッチ13を係合し、電気モータ1とボ
ールネジ装置9が連動・連結されると共に、エンジンの
停止時にはオイルポンプ61の吐出油圧が作用しなくな
ることにより油圧クラッチ13がその係合を解除し、電
気モータ1とボールネジ装置9を切り離し、トルク−ス
ラスト力変換機構である該ボールネジ装置9をフリー状
態とするように構成されている。
また、電気モータ1,2のホームポジションにあっては
、雄ネジ部9b、10bは戻し周器ばね19.20が戻
り位置になると共に連結部材4゜8の突出部4a、8a
がブレーキ操作用皿ばね14.18に当接しない位置に
あり、従って前後進切換え装置3は、フォワードクラッ
チC1及びリバースブレーキB2が共に解放状態にある
ニュートラル位置Nにあり、また低高速モード切換え装
置5は、ハイクラッチC2及びローコースト&リバース
ブレーキB1が共に解放状態にあって、ローワンウェイ
クラッチFが作動する低速モード位置しにある。また、
前記電気モータ1,2には該モータを所定位置に保持す
る電磁ブレーキが付設されており、これら電磁ブレーキ
は電流がオフされるとブレーキを解放し、かつ電流がオ
ンされるとブレーキを作動するように設定されている。
一方、無段変速装置31は、第2図に示すように、プラ
イマリプーリ35、セカンダリプーリ36及びこれら両
フーリに巻掛けられたベルト37からなり、かつ両プー
リはそれぞれ固定シーツ35a、36a及び可動シーブ
35b、36bからなる。また、ベルト37は金属製の
多数の駒を有してなり、これら駒がプライマリ及びセカ
ンダリの両プーリ35,36に潤滑状態にて接触してト
ルク伝達される。また、調圧カム機構39は、前記プラ
イマリシャフト32にスプライン結合しかつフランジ部
にて軸方向移動を規制されている固定側カム部39aと
、固定シーブ35aにスプライン結合していると共に皿
ばねを介して圧接している可動側カム部39bと、両カ
ム部に介在するローラとからなり、伝達トルクに対応し
た軸力を固定シーブ35bに付与する。そして、固定シ
ーブ35aのボス部は可動シーツ35b側に延びており
、その内周面がプライマリシャフト32に嵌合している
と共に、その外周面には複数列のボールスプライン機構
(リニアボールベアリング)66を介して可動シーブ3
5bのボス部が軸方向のみ移動自在に支持されている。
即ち、可動シーブ35bは固定シーブボス部にホールの
みを介して摺動摩擦抵抗を受けることなく嵌合している
。また、可動シーブ35bの背部にはボールネジ装置4
2が配設されており、該ボールネジ装置42は雄ネジ部
及び雌ネジ部及びボールからなり、かつボールがリター
ン通路にて循環されるサーキュレットタイプからなる。
なお、図中50は調節部材である。
また、該ボールネジ装置42の雌ネジ部には自動調芯m
構62か固定されている。更に、プライマリシャフト3
2の先端部にはフランジ部67がネジ結合により固定さ
れており、該フランジ部には自動調芯機構53か連結さ
れている。一方、セカンダリプーリ36はその固定シー
ブ36aがセカンダリシャフト33と一体にケース49
に回転自在に支持されており、更に該可動シーブ36b
の背面にはプライマリ側と同様にボールネジ装置43等
が配設されている。
そして、ケース49の外部において変速操作用の電気モ
ータ45が固定されており、かつ該電気モータ45は、
前述した操作部50における電気モータと同様に、該モ
ータの非通電時に所定位置にホールドし得る電磁ブレー
キ145を有している。そして、該モータ45の出力歯
車は減速装置143を介して、前述した両ボールネジ装
置を連動するトルク伝達装置63に動力伝達している。
また、シングルプラネタリギヤ機構40は第2軸を構成
するギヤ軸70a上に配設されており、そのリンクギヤ
40Rがベルト式無段変速装置31のセカンダリシャフ
ト33のフランジ部46に連結されている。また、ギヤ
軸70aにはサンギヤ408と一体にスプロケット82
が回転自在に支持されており、更に該ギヤ軸70aに、
ピニオン40Pを回転自在に支持しているキャリヤ4゜
Cか固定されている。更に、前記第2軸上のサンギヤ4
03と一体のスプロケット82と前記ローワンウェイク
ラッチFにて支持されているスプロケット81との間に
はサイレントチェーン83が巻掛けられており、これら
スプロケット及びチェ−ンにてトランスファー装置80
を構成している。また、前記ギヤ軸70aはギヤ71a
を一体に構成して出力部材70を構成しており、かつギ
ヤ71aは中間軸72に固定されているギヤ71Cと噛
合している。更に、中間軸72には小ギヤ71dが形成
されており、かつ該ギヤ71dは差動歯車装置75に固
定されているリングギヤ75aと噛合して、減速装置7
1を構成している。また、差動装置75から左右フロン
トアクスル軸73が延びている。
ついて、本実施例の作用を説明する。
操作部50において、エンジン停止時、即ちイグニッシ
ョンスイッチがオフ位置にあって電気モータ1,2が非
通電状態にある場合、電磁ブレーキは解放状態にあって
、ボールネジ装置9.10の雌ネジ部9a、10aが皿
ばね19,14並びに20.18にスラスト力を作用さ
せない状態にある。従って、前後進切換え装置3はニュ
ートラル位置にあり、この状態にあっては、戻し周囲ば
ね19の付勢力が作動用皿ばね23の付勢力に打勝って
、フォワードクラッチC1は解放状態にあると共に、連
結部材4の突出部4− aは皿ばね14に当接せず、リ
バースブレーキB2も解放状態にある。また、低高速モ
ード切換え装置5は、同様に、戻し周囲ばね20の付勢
力が作動用皿ばね24の付勢力に打勝って、ハイクラッ
チC1は解放状態にあると共に、連結部材8はその突出
部8aを皿ばね18に当接せず、ローコースト&リバー
スブレーキB1は解放状態にあり、ローワンウェイクラ
ッチFのみが作動状態にあるDレンジの低速モードL状
態にある。
この状態でエンジンを始動すると、電気モータ1.2は
非通電のままで、セルモータによりエンジンが回転する
。該エンジンの回転に基づき、流体継手を介して入力軸
60が回転しても、前後進切換え装置3はニュートラル
状態であって、無段変速装置31に動力が伝達されるこ
とはなく、かつハイクラッチC2からトランスファー装
置80に動力が伝達されることはなく、従って自動無段
変速機31の出力部材70は回転することはない。更に
、エンジンクランク軸の回転は、車輌発進時には流体継
手101を介して、またその後は遠心式ロックアツプク
ラッチ102及びスリップクラッチ103を介して入力
軸60に伝達される。そして、該入力軸60’の回転は
、前後進切換え装置用アクチュエータllaに基づくフ
ォワードクラッチC1又はリバースブレーキB2の作動
により前後進切換え装置3が切換えられることにより、
正回転又は逆回転が調圧カム機構39の固定側カム部3
9aに伝達される。
即ち、シフトレバ−をD(又はS)レンジに操作し、該
操作に基づく制御部Cの信号により前後進切換え装置用
電気モータ1を一方向に回転すると、ギヤ15d、28
を介してボールネジ装置9の雄ネジ部9bが回転する。
すると、該雄ネジ部9bは固定状態にある雌ネジ部9a
に螺合して第1図において右方向に移動し、これにより
該雄ネジ部9bは(他方の連結部材4を介して)一方の
連結部材6に当接して、戻し周囲ばね19と作動用皿ば
ね23の差に抗して、連結部材6を右方向に移動する。
そして、所定位置に達すると、作動用皿ばね23がフォ
ワードクラッチC1に作用し始め、その後は作動用皿ば
ね23は該クラッチC1の係合力を付与し、従って雄ネ
ジ部9bは戻し周囲ばね19に抗した大きなスラスト力
により移動する。更に、雄ネジ部9bが一方向に移動す
ると、クラッチC1は完全に係合し、戻し周囲ばね19
の所定特性に抗するオーバシュート状態となる。そして
、Dレンジ(及びSレンジ)にあっては、電気モータ1
は該フォワードクラッチC1の係合状態にて電磁ブレー
キがオンして該状態に保持される。
この状態にあっては、エンジンの回転に基づくオイルポ
ンプ61の駆動によりレギュレータバルブ16にて調圧
された油圧が油圧クラッチ13に作用しており、これに
よりピストン13bにて摩擦板13cが押圧されて摩擦
板13dと圧接・係合し、油圧クラッチ13は接続状態
にある。従って、電気モータ1のトルクがカウンタギヤ
15a、油圧クラッチ13を介してケース外周のギャ1
5bからギヤ15cに伝達され、シャフト12のギヤ1
5dからギヤ28を介して雄ネジ部9bに伝達されてい
る。そして、フォワードクラッチC1又はリバースブレ
ーキB2の係合状態において、電磁ブレーキが通電され
て、電気モーターを該状態に保持する。
なお、DレンジからニュートラルレンジNに戻すと、電
磁ブレーキが解放すると共に、電気モータ2か皿ばね1
9に順して逆方向に回転する。
また、シフトレバ−をリバース(R)レンジに操作する
と、該操作に基づく制御部Cの信号により前後進切換え
装置用電気モーターはホームポジションであるニュート
ラル位置Nから他方向に回デ 転し、ボールネジ装置→の雄ネジ部9bが第1図左方向
に移動して、連結部材4の突出部4aがリバースブレー
キB2の皿ばね14に当接して圧縮する。そして、連結
部材4は更に移動し、リバースブレーキB2を係合作動
する。そして、Rレンジにあっては、油圧クラッチ13
′ (第6図)の接続により電気モータ2に連動・連結
されているボールネジ装置10が、該電気モータ2のト
ルクに基づくリバースブレーキB2の係合状態にて、電
磁ブレーキの作動により該状態に保持される。なお、R
レンジからニュートラルレンジNに戻すと、電磁ブレー
キが解放すると共に電気モータ1,2はホームポジショ
ンに戻される。
一方、シフトレバ−かDレンジにあり、かつ車輌が低速
状態にある場合、低高速モード切換え装置用電気モータ
2はホームポジションにあって、ハイクラッチC2及び
ローコースト陽リバースブレーキB1は共に解放状態に
あり、ローワンウェイクラッチFのみが作動状態にある
。そして、車輌が所定高速状態になると、制御部Cの信
号により電気モータ2は一方向に回動して、ボールネジ
装置10の雄ネジ部10bを(他方の連結部材8を介し
て)一方の連結部材7に当接し、戻し月並ばね20と作
動用皿ばね24との差に抗して該連結部材7を第1図左
方向に移動する。すると、作動用皿ばね24がハイクラ
ッチC2に対して作用し、該クラッチC2を係合する。
該クラッチC2が完全に係合した状態にて、電磁ブレー
キがオンして電気モータ2を該位置に保持して、入力軸
60の回転がベルト式無段変速装置31及びトランスフ
ァー装置80にて出力部材70に伝達される高速モード
Hとなる。なお、車輌が低速状態又は加速状態になると
、電気モータ2は電磁クラッチかオフして解放されると
共に逆回転してホームポジションに戻る。
また、シフトレバ−をRレンジ又はSレンジに操作した
場合、低高速切換え装置用電気モータ2はホームポジシ
ョンから他方向に回転し、雄ネジ部10bを第1図右方
向に移動して、連結部材8の突出部8aをローコースト
シリバースブレーキB1の皿ばね18に当接し、該ブレ
ーキB1を係止作動する。そして、該ブレーキB1が完
全に係止した状態にて電磁ブレーキをオンして電気モー
タ2を保持する。なお、シフトレバ−がSレンジ状態に
あり、かつ車輌が所定高速状態になると、電気モータ2
は、電磁ブレーキを解放すると共に逆方向に回転し、ロ
ーコーストシリバースブレーキB1を解放し、更にハイ
クラッチC1を係合する。
一方、車輌が前進走行状態にあって、例えば運転者がシ
フトレバ−を誤ってリバースレンジ(R)に操作した場
合には、エンジンに逆トルクが作動して、駆動輪がロッ
クされると共にエンジンが停止される。すると、エンジ
ンにより駆動されているオイルポンプ61はその駆動を
停止するため、該ポンプ61からの吐出油圧が油圧クラ
ッチ13に作用しなくなる。これにより、エンジン駆動
時に油圧により係合・接続状態にあった油圧クラッチ1
3は、ピストン13bの収縮により摩擦板13c、13
dが離間されて切断され、ボールネジ装置9はフリー状
態となって、皿ばね19の付勢力に基づきリバースブレ
ーキB2が解放状態となるため、前後進切換え装置3は
ニュートラル状態となる。従って、停止後のエンジンが
、惰性走行による駆動輪からの逆トルクを受けて強制的
に逆回転される不具合は防止される。
なお、上述した油圧クラッチ13の切断によりボールネ
ジ装置9が解放されるのと同様に、低高速モード切換え
装置5側においても、エンジンの停止時には油圧クラッ
チ13′が切断されてボールネジ装置10が解放される
また、本実施例は、流体継手101、ベルト式無段変速
装置7.デュアルプラネタリギヤ機構からなる前後進切
換え装置3、及び低高速モード切換え装置を組合わせた
自動無段変速機Aに本発明を適用したものについて説明
したが、第7図に示すように、コンバータハウジング9
0内にポンプインペラ91、タービンランナ92、ステ
ータ99及びロックアツプクラッチ93等を配設したト
ルクコンバータ95、デュアルプラネタリギヤ機構3、
及びプライマリプーリ35及びセカンダリプーリ36に
ベルト37を巻掛けて構成した無段変速装置31を組合
わせた自動無段変速機A′に適用してもよいことは勿論
である。
(ト)発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、オイルポンプ(6
1)からの油圧に基づき係合する油圧クラッチ(13)
をトルク伝達装置(15)に介在し、エンジンの停止時
、トルク−スラスト力変換機構(9)をフリー状態とし
て摩擦係合装置(B2)、(C1)を解放状態になるよ
うに構成したので、走行中、エンジンの停止に連動して
油圧クラッチ(13)を直ちに切断し、トルク−スラス
ト力変換機構(9)を直ちにフリー状態にして摩擦係合
装置(B2)、(C1)を解放することができ、例えば
動力伝達装置が前後進切換え装置(3)の場合にあって
は、エンジンの停止と共に該前後進切換え装W(3)を
直ちにフリー状態として駆動輪からの逆トルクをカット
することができ、これにより逆トルクにてエンジンが強
制的に逆回転されて燃料の吹き出しや異常摩耗が発生す
る不具合を確実に防止することができ、信頼性を大幅に
向上することができる。
また、トルク−スラスト力変換機構(9)の可動部(4
)を、摩擦係合装置(B2)   (C1)が共に解放
状態となるニュートラル位置になるように戻しばね手段
(19)にて付勢してなると、簡単な構成からなるもの
でありながら、油圧クラッチ(13)を切断するたけで
トルク−スラスト力変換機構(9)を迅速かつ自動的に
フリー状態にすることができ、装置構造を簡略化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る摩擦係合装置用アクチュエータを
示す断面図、第2図は該摩擦係合装置用アクチュエータ
を適用した自動無段変速機を示す全体断面図、第3図は
該自動変速機の概略を示す概略図、第4図はその各ポジ
ションにおける各要素の作動を示す図、第5図は前後進
切換え装置を示す概略図、第6図は低高速モード切換え
装置を示す概略図である。そして、第7図は本発明を適
用し得る異なる自動無段変速機を示す全体断面図である
。 スラスト力変換機構(ボールネジ装置)9b・・・可動
部(雄ネジ部)   13・・・油圧クラッチ   1
5・・・トルク伝達装置   19・・・戻しばね手段
(皿ばね)   61・・・オイルポンプ   B2.
CI・・・摩擦係合装置(リバースブレーキ、フォワー
ドクラッチ) C・・・制御部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エンジンからの動力にて駆動されるオイルポンプ及
    びエンジンからの動力を駆動輪に伝達する動力伝達装置
    を備えた車輌において、該動力伝達装置に介在した摩擦
    係合装置を、制御部からの電気信号により制御するアク
    チュエータであって、 電気エネルギをトルクに変換するトルク発 生機構と、 該トルク発生機構にて発生したトルクをス ラスト力に変換するトルク−スラスト力変換機構と、 該トルク−スラスト力変換機構の可動部に 連結して軸方向に移動し、前記摩擦係合装置を操作する
    連結手段と、 前記トルク発生機構のトルクを前記トルク −スラスト力変換機構に伝達するトルク伝達装置に介在
    し、前記オイルポンプからの油圧に基づき係合する油圧
    クラッチと、を備え、エンジンの停止時、前記トルク−
    スラスト 力変換機構をフリー状態として前記摩擦係合装置が解放
    状態になることを特徴とする、 摩擦係合装置用アクチュエータ。 2、前記摩擦係合装置を少なくとも2個備え、前記トル
    ク−スラスト力変換機構の可動部が一方に移動すると、
    一方の摩擦係合装置を係合し、また他方に移動すると、
    他方の摩擦係合装置を係合するように構成し、 かつ該トルク−スラスト力変換機構の可動 部に、前記両摩擦係合装置が共に解放状態となるニュー
    トラル位置になるように戻しばね手段を付勢してなる、 請求項1記載の摩擦係合装置用アクチュエ ータ。 3、前記動力伝達装置が、前後進切換え装置を備え、か
    つ前記摩擦係合装置が、該前後進切換え装置のフォワー
    ドクラッチ及びリバースブレーキである、 請求項2記載の摩擦係合装置用アクチュエ ータ。
JP33125688A 1988-12-30 1988-12-30 摩擦係合装置用アクチュエータ Pending JPH02180374A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008274970A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Yamaha Marine Co Ltd 船舶推進装置の制御装置、及び船舶

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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