JPH0218029A - 繊維強化プラスチック線材の端止め方法 - Google Patents

繊維強化プラスチック線材の端止め方法

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JPH0218029A
JPH0218029A JP63169749A JP16974988A JPH0218029A JP H0218029 A JPH0218029 A JP H0218029A JP 63169749 A JP63169749 A JP 63169749A JP 16974988 A JP16974988 A JP 16974988A JP H0218029 A JPH0218029 A JP H0218029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
wire
fibre
tensile strength
fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP63169749A
Other languages
English (en)
Inventor
Giichi Shirasaki
白崎 義一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
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Publication of JPH0218029A publication Critical patent/JPH0218029A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C67/00Shaping techniques not covered by groups B29C39/00 - B29C65/00, B29C70/00 or B29C73/00
    • B29C67/0044Shaping techniques not covered by groups B29C39/00 - B29C65/00, B29C70/00 or B29C73/00 for shaping edges or extremities

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、高強力、高弾性率を有する超高分子量ポリ
エチレン繊維を含む補強繊維と合成重合体樹脂とからな
る引張強度40 kg / Hn 2以上の繊維強化プ
ラスチック線材の端部と端部、または上記端部と他の機
械構造体とを接合するための端止め方法に関するもので
あり、光フアイバーケーブルのテンションメンバ、ワイ
ヤロープ、ワイヤケーブル等として使用される繊維強化
プラスチック線材の端止めに好適な方法を提供するもの
である。
(従来の技術) 光フアイバーケーブルのテンションメンバ、ワイヤロー
プ、ワイヤケーブル等の抗張材分野に軽量化、電磁誘導
障害対策、防錆化等を目的とし、従来の金属線に代って
ガラス繊維や芳香族ポリアミド繊維などを補強材とした
強化プラスチック線材やポリオキシメチレン線材等が使
用されるようになってきた。これらの線材を線材同士で
接合する場合、または線材を他の機械構造部材に接合す
る場合は、線材の端部を180度折曲げてループを形成
し、2本引揃えた部分を括り、またはパイプに挿入して
かしめる方法、および上記線材の端部をソケットに挿入
し、端部とソケット内面との間に樹脂を充填する方法な
どが知られており、ガラス繊維や芳香族アラミド繊維を
補強材とする繊維強化プラスチック線材の端止め方法と
して一般に使用されている。また、ポリオキシメチレン
線材の場合は、線材の端部に複数個の金属パイプを嵌合
し、これをかしめたのちこの部分を樹脂中に埋設する方
法が知られている(特開昭62−48530号公報参照
)。
(発明が解決しようとする課題) 上記の従来方法は、ガラス繊維や芳香族アラミド繊維を
用いた繊維強化プラスチック線材およびポリオキシメチ
レン線材の端止め方法としては有効であるが、高強力、
高弾性率を有する分子量50万以上の超高分子量ポリエ
チレン繊維を補強材とする繊維強化プラスチック線材の
端止めをした場合は、上記超高分子量ポリエチレン繊維
の引張強力特性が十分に発揮されないことが判明した。
すなわち、線材の端部をループに形成した場合は。
上記線材が圧壊変形を受けて強力低下を招き、かしめ部
分で上記の線材が素抜けして線材本来の強力を利用する
ことができず、またソケットに挿入したり金属パイプを
嵌合したりして樹脂で固める方法は、線材と樹脂との接
着性が弱く、比較的低応力で線材端部が樹脂埋設部から
素抜けして上記線材の高度の引張り強力特性を発揮する
ことができなかった。
この発明は、超高分子量ポリエチレン繊維を含む補強繊
維の強い引張り強力特性を十分に発揮することができ、
樹脂埋設部から素抜けを生じることのない端止め方法を
提供する。
(課題を解決するための手段) 超高分子量ポリエチレン繊維を含む補強繊維と合成重合
体樹脂とからなる引張強度40 kg / rm ”以
上の繊維強化プラスチック線材の端部を割繊し、この割
繊部分を管状もしくはリング状の係合用部材に挿入し樹
脂で包理固定する。
上記の繊維強化プラスチック線材は、特開昭61−15
3611号公報に開示された可撓性抗張力線が好ましい
。使用する補強繊維は、少なくとも20g/デニール、
好ましくは30g/デニール以上、特に40g/デニー
ル以上の引張強度と少なくとも500g/デニール、好
ましくは800 g /デニール以上、特に1000 
g /デニール以上の引張弾性率とを有する粘度平均分
子量50万以上、好ましくは100万以上の超高分子量
ポリエチレン繊維を主体とするものであり、この超高分
子量ポリエチレン繊維100%のものでもよく、この超
高分子量ポリエチレン繊維と芳香族ポリアミド繊維、芳
香族ポリエステル繊維、カーボン繊維およびガラス繊維
のいずれかとの複合体であってもよい。ただし、その混
合割合は、マトリックス材としての合成重合体樹脂を含
浸して繊維強化プラスチック線材としたときの引張強度
が40 kg / rm ”以上となる割合であり、超
高分子量ポリエチレン繊維を全補強繊維の50%以上と
することが好ましい。上記線材の引張強度が40 kg
 / nn ”未満の場合は、テンションメンバ、ワイ
ヤロープ、ワイヤケーブル等の抗張力分野では強力不足
となって使用できない。マトリックス材としての合成重
合体樹脂は、不飽和ポリエステル樹脂、ビニールエステ
ル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタンアクリレート樹脂等の
熱硬化性樹脂が一般的であり、これらが単独で、または
2種以上を配合して使用される。そして、上記の熱硬化
性樹脂の液槽に前記の補強繊維を通して含浸処理を施し
、次に任意の断面形状を有する加熱ダイを通して所望の
断面形状に成形硬化させることにより、この発明の繊維
強化プラスチック線材が製造される。なお、マトリック
ス材としての合成重合体樹脂は、熱硬化性樹脂に限定さ
れるものではなく、紫外線、硬化性樹脂や熱可塑性樹脂
を使用してもよい。
上記の線材の端部を割繊する方法は任意であるが、割繊
による補強繊維の損傷が少なく、割繊が細かく行なわれ
1強力保持率の上昇することが望ましい。例えば、線材
の端部約10CI11の長さの部分を金属プレートプレ
スまたは金属ロールプレスで各部均等に圧壊を繰返して
端部を柔軟にし、次いで圧壊された線材の端部を先端か
ら引裂いて溶状とする。
上記の割繊部分を包理する樹脂は、常温硬化性の樹脂、
例えばエボキシニ液タイプ接着剤(チバガイギー社製)
、ソケットストロング(杉田産業株式会社製、商品名)
等が好ましく、特に接着性の点でエポキシ系樹脂が好ま
しい。
(作用) 繊維強化プラスチック線材の端部を割繊することにより
、a材と包理用樹脂との接着面積が増大し、線材の端部
に包理用樹脂が強固に接着し、線材の引張強度未満の引
張り応力では素抜けが生じなくなる。特に、割繊部分を
あらかじめ包理用樹脂液でなじませた後、テーパを有す
る円筒状、直方体の型枠、いわゆるソケットに挿入し、
このソケット内に包理用樹脂を充填固化した場合は、接
着が一層強固に行なわれる。
(実施例) 引張強度32g/デニール、引張弾性*]150g/デ
ニール、合計繊度1600デニールの超高分子量ポリエ
チレン繊維糸条を6本引揃え、ウレタンアクリレート系
マトリックス樹脂液に浸漬し、引抜き成形法によって直
径1 、5 no 、繊維体積含有率(νf)63%の
繊維強化プラスチック線材を製造した。
この線材の引張強力は、キャプスタングリップ把持法を
用いテンシロン引張試験機で測定したところ272kg
(154kg/nn+2)を示した。
上記の線材を50国の長さに切断し、その両端10■の
部分をそれぞれ金属ロールプレス機で圧壊を繰返し、柔
らかくした後に大まかに割繊し。
しかるのち先端から引裂いて両端が細かく割繊された試
験片を得た。次いで、両端の割繊部分をチバガイギー社
製エポキシ系2液接着剤混合液(アラルダイトAW10
’6:100部、ハードナーHV953U:80部)で
充分になじませ、しかるのちそれぞれのソケットに挿入
し、上記の樹脂液を充填し、埋設長をioamとして常
温で一昼夜放置し、上記の樹脂液を固化した。この試験
片の両端を端止めした上記両ソケットをテンシロン弓張
試験機にピンで取付け、引張り強力を測定したところ、
204kgの最高応力で割繊部の根元部分が破断した。
また、強力保持率(埋設線材強力/線材強力)は75%
であった。
(比較例) 上記実施例の繊維強化プラスチック線材を501の長さ
に切断し、その両端をそのまま実施例と同じソケットに
挿入し、実施例と同様に埋設長さが101になるように
樹脂埋設により固定し、比較例1の試験片を得た。この
比較例1の試験片の引張強力は、85kgの最高応力で
引き抜けが生じた。また、強力保持率は31%であった
また、実施例の繊維強化プラスチック線材を50anの
長さに切断し、両端10aaの部分にそれぞれ内径2m
、外径3 、5 wr 、長さ6mのアルミニウムパイ
プを5個ずつ被着し、ペンチでかしめ、実施例と同様に
両端ioamの部分をソケットに樹脂埋設し比較例の試
験片とした。この比較例2の試験片につき、引張強力を
測定したところ、115−の最高応力でパイプからの引
抜けが生じた。また強力保持率は42%であった。
次に、比較例2のアルミニウムパイプの被着個数を8個
ずつに増加する以外は比較例2の試験片と同様にして比
較例3の試験片を作り、引張強力を測定したところ、か
しめたアルミニウムパイプから最高応力135kgで引
き抜けが生じた。このときの強力保持率は50%であっ
た。
(発明の効果) この発明は、超高分子量ポリエチレン繊維を含む繊維強
化プラスチック線材の端部を割繊して樹脂で包理固定す
る方法であるから、従来方法に比べて包理固定用樹脂と
の接触面積が著しく増大して接着力が向上し、従来生じ
ていた素抜けが解消し、超高分子量ポリエチレン繊維を
含む繊維強化プラスチック線材の優れた引張強力を充分
に活かすことができ、光フアイバーケーブルのテンショ
ンメンバ、ワイヤロープおよびワイヤケーブル等の抗張
力材として使用した場合の性能が著しく向上する。
特許出願人  東洋紡績株式会社 代理人 弁理士  吉 1)了 司

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕超高分子量ポリエチレン繊維を含む補強繊維と合
    成重合体樹脂とからなる引張強度40kg/mm^2以
    上の繊維強化プラスチック線材の端部を割繊し、この割
    繊部分を管状もしくはリング状の係合用部材に挿入し樹
    脂で包理固定することを特徴とする繊維強化プラスチッ
    ク線材の端止め方法。
JP63169749A 1988-07-07 1988-07-07 繊維強化プラスチック線材の端止め方法 Pending JPH0218029A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6011948A (en) * 1996-01-08 2000-01-04 Canon Kabushiki Kaisha Obliquely traveling sheet correcting device and image forming apparatus
WO2004113760A1 (en) * 2003-06-14 2004-12-29 Colt Systems Limited Rope terminator

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6392856A (ja) * 1986-10-06 1988-04-23 Meito Denki Koji Kk ロ−プの連結部の構造

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