JPH021801A - 焦点検出装置 - Google Patents

焦点検出装置

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JPH021801A
JPH021801A JP14305488A JP14305488A JPH021801A JP H021801 A JPH021801 A JP H021801A JP 14305488 A JP14305488 A JP 14305488A JP 14305488 A JP14305488 A JP 14305488A JP H021801 A JPH021801 A JP H021801A
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JP
Japan
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lens
optical system
objective lens
lenses
plastic material
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Pending
Application number
JP14305488A
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English (en)
Inventor
Yasuhisa Sato
泰久 佐藤
Keiji Otaka
圭史 大高
Takashi Koyama
剛史 小山
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は写真用カメラやビデオカメラ等に好適な焦点検
出装置に関し、特に対物レンズの瞳を複数の領域、例え
ば2つの領域に分割し、各領域を通過する光束を用いて
予定結像面に形成されている被写体像から更に2つの被
写体像を形成し、これら2つの被写体像の相対的な位置
関係を求めることにより対物レンズの合焦状態を検出す
る焦点検出装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より対物レンズを通過した光束を利用した受光型の
焦点検出方式に所謂像ずれ方式と呼ばれる方式がある。
この像すれ方式は例えば特開昭59−107311号公
報で提案されているように対物レンズによる被写体像の
形成される予定結像面近傍にフィールドレンズを配置し
、フィールドレンズの後方に多孔のマスクと1つ若しく
は2つの2次レンズとを有する2次光学系を配置し、更
にその後方に複数の受光素子列を有する受光手段とを配
置した構成を採っている。
そしてフィールドし・ンズと2次光学系とから対物レン
ズの瞳の異った2つのイ1域を通過・した光束を用いて
予定結像面に形成されている被写体像から更に2つの被
写体像を各々受光素子列面上に形成している。このとき
の受光素r刈面上に形成される2つの被写体像の相対的
な位置関係は対物レンズの合焦状態により異ってくる。
例えば受光素子列上の素−rの並び方向に対物レンズの
予定結像面からの焦点外れ丑に応じた横ずれ量とな−フ
て現われてくる。
対物レンズの合焦状態、即ち焦点外れ量はこのときの2
つの被写体像の相対的な位置関係、即ち横ずれ[辻を受
光手段により検出することにより行っている。
般にはこのときの2つの受光素子列上の被写体像の相対
的な横ずれ励δと対物レンズの焦点外れI4dとは一定
の関数の関係にある。
最も簡単な関数としては双方が比例関係にあるとみなし
て、比例定数をkとしたとき d=k  ・ δ とし、これより焦点外れldを求めている。
一般に像ずれ方式を利用した焦点検出装置において、高
い検出精度を維持する為には受光素子列上に2つの被写
体像を正確に形成する必要がある。それにはフィールド
レンズや2次レンズ等の光学要素を高精度に製作すると
共に高精度に組立調整することが必要となってくる。
又、温度変化や湿度変化等の環境変化に対しても、光学
要素が変化しないように構成することか必要となってく
る。
しか1)ながら−殻に温度や湿度等の環境変化に対して
光学要素か全く影ツされないように構成することは大変
難しく、多くの場合、環境変化に伴い光学要素が多少膨
彊したり収縮し、この結果、屈折力や光学配置等がずれ
てきて焦点検出精度を低下させる原因となっている。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は像ずれH式を用いた焦点検出装置において、2
次光学系を少なくとも1枚づつのガラス材とプラスチッ
ク材のレンズより構成することにより、温度や湿度が変
化しても受光素子列面上の所定位置に物体像を常に正確
に形成することが出来る高精度な焦点検出か可能な焦点
検出装置の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 対物レンズの像面側に配置した光学手段により前記対物
レンズの瞳の異なる領域を通過した光束を用いて被写体
像に関する複数の光量分布を形成し、該複数の九に分布
の相対的な位置関係を受光手段により求め、該受光手段
からの信号を用いて前記対物レンズの合焦状態を演算手
段により求める焦点検出装置において、前記光学手段は
少なくとも1つのプラスチック材とガラス材の光学部材
より成る2次レンズを有していることである。
特に本発明は、前記プラスチック材とガラス材の光学部
材の肉厚を各々DP、DGとするときDP  <  D
G なる条件を満足することを特徴としている。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の光学系の概略図である。第
2図は第1図の一部分の拡大説明図である。
図中1は対物レンズ、しは対物レンズ1の光軸、2は視
野枠であり対物レンズ1の予定結像面近傍に配置されて
いる。3はフィールドレンズであり予定結像面の近傍の
光軸りに一致させて配置している。4は絞りであり2つ
の開口部4a。
4bを有している。5は結像作用を有する2次光学系で
あり略同形の2つの2次レンズ5a、5bと2つのプリ
ズム部材より成る2次レンズ5c。
5dとから成っている。このうち2次しンズSa、5b
の対物レンズ1 flll+の前方は球面より成り、後
方は平面より成っている。又2次レンズ5a、5bは例
えばプラスチック材等より構成しレンズ側部を切断して
双方のレンズを側面で接合し若しくは一体成形し光軸り
を挟んで対称的に配置している。
2次レンズ5c、5dはガラス材から成り、2次レンズ
5a、5bに貼り合わされている。
尚、2次レンズ5c、5dは後方の面に曲率を付してレ
ンズとして用いても良い。又、2次レンズ5c、5dを
2次レンズ5a、5bと独・立に構成しても良い。絞り
4の2つの開口部4a、4bは2つの2次レンズ5a、
5bのレンズ面に各々対応するように配置している。6
は受光手段であり、例えばCCD等から成る2つの受光
素子列6a、6bより成っている。プリズム部材より成
る2次レンズ5c、5dのプリズム作用をする方向と受
光素子列6a、6bの配列方向とは略一致するように配
置されている。11は演算手段である。
本実施例ではフィールドレンズ3により絞り4の開口部
4a、4bが対物レンズエの鐘に結像するように構成し
ている。これにより対物レンズ1の瞳を光学的に2つの
領域1a、lbに分割している。そして対物レンズ1に
よって予定結像面近傍に形成された被写体像からフィー
ルドレンズ3と2次光学系4により対物レンズ1の瞳の
異った領域1a、lbを通過する光束を用い各々受光素
子列6a、6b面上に2つの第2の被写体像を形成して
いる。そして受光手段6及び演算手段11により受光素
子列6a、6b上に形成された2つの被写体像の相対的
な位置関係を求めることにより対物レンズ1の合焦状態
を検出している。
第2図に示すように本実hh例においては対物レンズ1
による物体像の結像点7から発し、開[1部4a、4b
の中心を通る主光線は2次レンズ5a、5bに例えば環
境変化がなく吸湿が無い場合は実線9a、9bの如く進
行し受光素子列6a、6bに入射する。
これに対して環境が変化し、プラスチック材より成る2
次レンズ5a、5bか膨潤し、双方の第ルンズ面の間隔
が拡大したときは主光線は同図に示す9al、9blの
如く間隔が拡大して受光素子列6a、6bに入射するよ
うになる。しかしながら本実施例では後方のプリズム部
材をガラス材で構成している為、吸湿が全んど無く、屈
折率勾配が生じない為、受光素子列面上での物体像間隔
の拡大量を極めて少なくすることができる。
例えば2次レンズ5a、5bの間隔が温度変化、湿度変
化等によって0.001mm程度変化すると、撮影ピン
トに与える影響は0.05mmオーダーになり、影響か
極めて大きい。温度変化は電気的補正等によっても可能
であるが、湿度による変化の場合、環境の湿度変化とそ
れによるピント変化は時間的遅れがあるため、電気的補
正等の手段はとれず、部品レベルで処置しなければなら
ない。
この湿度によるピント変化の原因は主に2つある。第1
の原因は第3図(A)に示すように2次レンズ5a、5
bの両レンズ間隔か吸湿による膨潤によって拡大する、
あるいは脱水によって収縮することである。
同図に示すように絞り4の開口部4a、4bの中心を通
る主光線9a、9bは2次レンズが変形しない場合は実
線で示すように2次光学系5を通過後、受光素子列6a
、6bの所定位置に入射する。
これに対して2次レンズ5a、5bが例えば吸湿で膨潤
し、変形すると主光線は点線で示す光線9al、9bl
の如く屈折量が減少して受光素子列6a、6bに2つの
物体像の間隔が拡大するように入射する。この結果、受
光手段6からは誤った信号が出力されてくる。
又、第2の原因は第3図(B)に示すように2次レンズ
5a、5bの側面から水分がレンズ内に浸透し、2次レ
ンズ5a、5の光軸よりも側面方向が屈折率が高くなる
、所謂屈折率勾配が生じることである。
即ち、同図に示すように2次レンズ5a、5bの光軸付
近は通常の屈折率であるにもかかわらず側面付近に近づ
くほど水分の量が多くなり、屈折率が高くなり屈折率勾
配が生じる。このとき主光線9a、9bは各々点線て示
す9a2,9b2の如く曲げられて受光素子列6a、6
bに2つの物体像の間隔が拡大するように入射する。
そしてこれらの2つの原因が相乗的に作用して大きなピ
ント変化を生じる。これを防止するには2次レンズを吸
湿性がないガラスで製作すれば良いが、2次レンズは極
めて小さく、又ダボや調整用取手などを必要とするため
ガラスのミガキ加工は量産性がほとんどない。又、ガラ
スの成形も同様の理由で極めて難しい。これに対してア
クリル、ボリカーポ等のプラスチック材はこの点成形し
やすく量産性はあるが、比較的吸湿性がある等の問題点
がある。
又、2次レンズの各レンズ厚を薄くすれば屈折率勾配を
減らすことができるが、結像性能を良好にするためには
レンズ厚を十分とり、射出面を傾けてプリズム作用をも
たせる必要がある。
この為、本発明では主に前記第2の原因であるレンズ側
面からの吸湿による屈折率勾配の発生を防止する為に前
述の如、く2次光学系をプラスチック材とガラス材の2
つの材質より成る光学部材より構成している。
実験によると本実施例においては、吸湿によるピントの
ずれ量は2次光学系を全てプラスチック材で構成した場
合に比べて約1/3となる。
そして本実施例では2次レンズ5a、5bをプラスチッ
ク材で成形することにより、極めて曲率半径の小さい微
少レンズでもダボ、調整用取手などでも一体成形できる
ようにしている。
又、プリズム部材5c、5dを簡単な形状のガラス材よ
り成形することにより、吸湿による屈折率勾配の発生を
防ぎ、かつ磨き加工及び成形での製作を容易にしている
本実施例においては、プラスチック材とガラス材の光学
部材の肉厚を各々DP、DGとしたときDP  <  
DG となるように設定している。
即ち、屈折率勾配が生じるプラスチック材の厚さをでき
るだけ少なくし、屈折率分布が生じないガラス材の厚さ
を大きくしている。これにより環境変化があったときの
光学要素の変形に伴う光学特性を良好に維持している。
第4図は本発明の第2実施例の2次光学系以降の要部概
略図である。
本実施例では2次光学系12のうちプリズムより成る前
方の2次レンズ12a、12bをガラス材より構成し、
後方の2次レンズ12c、12dをプラスチック材で一
体成形して構成し、これにより環境変化に伴う屈折率勾
配の発生を少なくしている。
本実施例においても前述の如くガラス材より成る2次レ
ンズ12a、12bの肉厚をプラスチック材より成る2
次レンズ12c、12dの肉厚よりも厚くするのが好ま
しい。
第5図は本発明の第3実施例の2次光学系以降の要部概
略図である。
本実施例では撮影画面内の水平方向と垂直方向の一方に
のみ光量分布を存する被写体に対しても測距ができるよ
うに2次光学系14の2次レンズ及び受光手段16の受
光素子列を十字状に配置している。
同図において+4a、14b、14c、14dは十字状
に配置した前方の2次レンズでありプラスチック材より
成っている。又、15は十字状に配置した後方の2次レ
ンズでありガラス材より成っている。16a。
+6b、!6c、16dは受光素子列であり各々の面上
に水平方向と垂直方向の第2次物体像が各々形成されて
いる。そして各受光素子列16a〜16dからの出力信
号を用いて不図示の演算手段により対物レンズの焦点検
出を行っている。
尚、以上の各実施例において2次光学系をプラスチック
材とガラス材より成る2つ以上の2次レンズより構成し
ても良い。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば像ずれ方式を用いた焦点検
出装置において2次光学系を少なくとも1枚づつのプラ
スチック材とガラス材より成る複数の2次レンズより構
成することにより、温度変化や湿度変化等の環境変化が
あり、レンズが吸湿し、2次光学系が光学的に変形して
もピント変化の少ない高精度な焦点検出が可能な焦点検
出装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の光学系の概略図、第2図
は第1図の一部分の拡大説明図、第3図(A) 、 (
B)は本発明の効果を示す要部概略図、第4.第5図は
本発明の第2.第3実施例の要部概略図である。 図中、1は対物レンズ、2は視野枠、3はフィールドレ
ンズ、4は絞り、5,12.14は2次光学系、6は受
光手段、11は演算手段、5a 〜5d、12a 〜1
2d、14a〜14dは2次レンズ、6a、6b、16
a〜16dは受光素子列である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対物レンズの像面側に配置した光学手段により前
    記対物レンズの瞳の異なる領域を通過した光束を用いて
    被写体像に関する複数の光量分布を形成し、該複数の光
    量分布の相対的な位置関係を受光手段により求め、該受
    光手段からの信号を用いて前記対物レンズの合焦状態を
    演算手段により求める焦点検出装置において、前記光学
    手段は少なくとも1つのプラスチック材とガラス材の光
    学部材より成る2次レンズを有していることを特徴とす
    る焦点検出装置。
  2. (2)前記プラスチック材とガラス材の光学部材の肉厚
    を各々DP、DGとするとき DP<DG なる条件を満足することを特徴とする請求項1記載の焦
    点検出装置。
JP14305488A 1988-06-10 1988-06-10 焦点検出装置 Pending JPH021801A (ja)

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JP14305488A JPH021801A (ja) 1988-06-10 1988-06-10 焦点検出装置

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JP14305488A JPH021801A (ja) 1988-06-10 1988-06-10 焦点検出装置

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JPH021801A true JPH021801A (ja) 1990-01-08

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JP14305488A Pending JPH021801A (ja) 1988-06-10 1988-06-10 焦点検出装置

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JP (1) JPH021801A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008286853A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Hoya Corp 焦点検出装置の光学系
US8213785B2 (en) 2010-01-08 2012-07-03 Pentax Ricoh Imaging Company, Ltd. Focus detection optical system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008286853A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Hoya Corp 焦点検出装置の光学系
US8213785B2 (en) 2010-01-08 2012-07-03 Pentax Ricoh Imaging Company, Ltd. Focus detection optical system

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