JPH0218013Y2 - - Google Patents

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JPH0218013Y2
JPH0218013Y2 JP10193585U JP10193585U JPH0218013Y2 JP H0218013 Y2 JPH0218013 Y2 JP H0218013Y2 JP 10193585 U JP10193585 U JP 10193585U JP 10193585 U JP10193585 U JP 10193585U JP H0218013 Y2 JPH0218013 Y2 JP H0218013Y2
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JP
Japan
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vacuum suction
guide groove
electronic components
track plate
suction
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JP10193585U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電子部品の転倒防止装置に係り、特に
本体部と非磁性材料製のリード線部をもつ電子部
品がリード線部を下方にして振動フイーダの給送
トラツク上を起立姿勢を保持しながら給送できる
ようにした振動フイーダにおける電子部品の転倒
防止装置に関する。
〔従来の技術〕 一般にホツパ内に貯蔵されている電子部品等の
部品を使用場所へ給送する際に振動フイーダが広
く使用されている。この振動フイーダとして振動
ボウルフイーダが多用され、ボウル内に貯蔵され
たコンデンサ等の電子部品は、スパイラル状の給
送トラツク上を振動作用により内方から外方に向
つて送り出される。さらに、振動ボウルフイーダ
から離れた場所へ電子部品を給送する必要がある
ときには振動ボウルフイーダの出口側に適当な直
進フイーダが接続される。
このような振動フイーダを使用することにより
電子部品を連続して給送することができるが、電
子部品が例えばコンデンサのように本体部から細
いリード線が出ているようなものの場合には、直
進フイーダで給送するときに部品を起立した姿勢
で給送した方が次工程における各種の処理がしや
すい。そこで、直進フイーダには給送トラツク板
の支持面の中央に沿つて案内溝が形成されてお
り、この案内溝内にリード線を落し込み、本体部
の下面を給送トラツク板の支持面上に支持させる
ことにより起立姿勢を保持させるようになつてい
る。ところで、電子部品の本体部の横断面積が比
較的大きいものは、起立姿勢を安定して保つこと
が容易であるが、横断面積の小さいものは給送ト
ラツク板上を進行中に転倒しやすい。このように
して転倒した電子部品は、案内溝の開口縁上を倒
伏姿勢のまゝ送られてしまう。倒伏したまゝ出口
端まで送られた電子部品は、通常振動ボウルの内
に戻され、再度直進フイーダの入口端に戻され再
度起立姿勢を保持した状態で送られる。
しかしながら、振動ボウル内に戻されて再度給
送トラツク上を給送されるものでは振動ボウル内
に停滞している時間が長く、その間に温度が上が
つて電子部品の電気的特性が変化してしまうとい
う問題があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そこで、本考案の目的は、振動フイーダの給送
トラツク上を起立状態で送られる電子部品が転倒
することを防止して起立状態を確実に保持して給
送することができるようにした電子部品の転倒防
止装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は案内溝を
備えた給送トラツク板の支持面上に電子部品の本
体部の下端面を受け止めると共にリード線部を案
内溝内に落し入れた起立姿勢で給送トラツク板上
の電子部品を振動作用により入口端から出口端に
向つて給送するようにした振動フイーダにおい
て、上記給送トラツク板の下面に、上記案内溝と
連通する真空吸引室を内部に備えた吸引ヘツダを
装着し、上記真空吸引室を真空吸引源に接続した
ことを特徴とするものであり、本体部の下端面に
真空吸引力を作用させて起立状態を保持するよう
にしたものである。
〔実施例〕
以下本考案による電子部品の転倒防止装置の実
施例を図面を参照して説明する。
第1図において、符号1は振動ボウルフイーダ
を示し、この振動ボウルフイーダ1はそれ自体公
知のものであつて、渦巻形の振動ボウル2を有
し、この振動ボウル2内には底部から外周縁に向
うスパイラル状の給送トラツク3が形成されてい
る。この振動ボウル2の下面には、部品を送るた
めの電磁振動を発生させる電磁石と、ボウルを支
持し輸送性の振動に変換させる振動板ばねとコン
トローラが装備されている。したがつて、電磁石
を励磁したときに振動ボウル2内に貯蔵された電
子部品を給送トラツク3に沿つて内方から外方へ
送出することができる。
しかして、上記給送トラツク3の出口端には、
全体を符号5で示した部品整送装置が設けられ、
この部品整送装置5は通称矢車盤と呼ばれる整送
環6を備え、この整送環6の外周上には一定のピ
ツチをおいて複数個のポケツト溝7,7……7が
形成されている。このポケツト溝7の大きさは、
例えば電解コンデンサ8等の電子部品を横臥した
姿勢で収容できる大きさに設定されている。すな
わち、コンデンサ8の本体部8aをポケツト溝7
内に収容し、非磁性材料製のリード線8bを半径
方向外方へ突き出した姿勢である。上記整送環6
はボウルフイーダのテーブルの上に載置され、加
振時に矢視で示した反時計方向の回転運動が与え
られるようになつている。
また、上記整送環6の周上の一区域には、コン
デンサ8を横位置から起立位置へ変換させるため
のカム板9が配置されている。
一方、上記カム板9の出口側には、直進フイー
ダ10が接続されている。この直進フイーダ10
は長尺状の給送トラツク板11を有し、このトラ
ツク板11の中央部には長手方向に沿つて直線状
の案内溝12が縦貫して設けられている。上記案
内溝12の両側にはガイド板13,13が立設さ
れている。また、このトラツク板11の下面に
は、吸引ヘツダ14が装着され、この吸引ヘツダ
14内には真空吸引室15が形成されている。上
記吸引ヘツダ14の底面16の出口側には、吸引
口17が突出形成され、その吸引口17に吸引ホ
ース18が接続され、吸引ホース18の他端は、
真空吸引源、例えば送風機の吸い込み口に接続さ
れている。したがつて、送風機を稼動させたと
き、真空吸引室15内の空気は吸引ホース18を
介して吸引され、案内溝12の全域にわたつて外
側の空気が真空吸引室15内に吸引される。
しかして、上記吸引ヘツダ14の底面と固定支
持板19との間には、第2図から明らかなよう
に、直進方向の輸送性の振動を与えるための加振
装置20が組込まれている。この加振装置20は
それ自体公知のものであつて振動を発生する電磁
石と輸送性の振動に変換させる振動板ばねとから
構成されている。上記支持板19は水平に架設さ
れ、支持板19と設置面21との間には架台22
が介装されている。この架台22は、上下方向に
間隔をおいて水平に配設された上板22aと下板
22bとを有し、これらの両端は重ね合わせた数
枚の板ばね24,24によつて結合されている。
次に上述のように構成された電子部品の転倒防
止装置の作動について説明する。
振動ボウルフイーダ1を加振駆動すると、ボウ
ル内の電解コンデンサ8は給送トラツク3に沿つ
て内方から外方に向つて搬送され、多数の電解コ
ンデンサ8がランダム状態で整送環8のポケツト
溝7,7……7に向つて自然落下供給される。そ
して、正規の状態では、コンデンサ8の本体部8
aがポケツト溝7内に収容され、リード線8bは
半径方向外方へ延出した状態で保持され、整送環
6の回転に伴つて時計方向へ送られる。そして、
コンデンサ8は、カム板9により横臥状態から起
立状態に変換され、リード線8bが案内溝12内
に落ち込みリード線8bを下方にし本体部8bが
トラツク板11の上面で支承された起立状態に保
持される。この直進フイーダ10によつてコンデ
ンサ8,8……8が振動輸送される間、送風機が
稼動し、吸引ホース18を介して吸引ヘツダ14
の真空吸引室15内の空気が吸引され、起立状態
にあるコンデンサ8の本体部8aの底面をトラツ
ク板11の上面に吸い付ける作用をする。この吸
引作用の結果、コンデンサ8は起立状態を保持し
安定した姿勢のまゝ矢視方向へ給送される。
次に第3図を参照して本発明の他の実施例を説
明する。この実施例は、前記吸引ヘツダ14の真
空吸引室15内に長手方向に沿つて真空吸引管2
5を配置した例である。真空吸引管25は前記案
内溝12の直下に給送トラツク板11と平行に架
設され、真空吸引管25の上面には多数の吸引口
26,26……26が一定のピツチをおいて形成
されている。この吸引口26のピツチはできるだ
け小さいことが好ましく、場合によつては連続し
たスリツトであつてもよい。また上記真空吸引管
25の一端には真空吸引ホース18が接続されて
いる。
このような実施例によれば、前述の実施例に比
べて吸引口の面積が小さいから、同じ容量の送風
機を使つた場合には一層大きな吸引力が発揮でき
電子部品8をより一層確実に起立状態に保持する
ことができる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、電子部品を振動作用により給送する給送トラ
ツク板の直下に案内溝と連通した真空吸引室を設
け、給送時に起立状態の電子部品の本体部の端面
を吸引するようにしたから、電子部品が給送中に
倒れることがなく安定した状態で給送することが
できる。また、真空吸引作用を利用したから、リ
ード線の材質が非磁性の銅線の電子部品に対して
有効に効果を発揮させることができるが、もちろ
ん磁性材料製のものに対しても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による電子部品の転倒防止装
置を示した平面図、第2図は転倒防止装置の要部
を示した縦断面図、第3図は本考案の他の実施例
による転倒防止装置を示した縦断面図、第4図は
第3図の−線に沿つた横断面図である。 1……振動ボウルフイーダ、3……給送トラツ
ク、8……コンデンサ(電子部品)、10……直
進フイーダ、11……給送トラツク板、12……
案内溝、14……吸引ヘツダ、15……真空吸引
室、17……吸引口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 案内溝を備えた給送トラツク板の支持面上に
    電子部品の本体部の下端面を受け止めると共に
    リード線部を上記案内溝に落し入れた起立姿勢
    で給送トラツク板上の電子部品を振動作用によ
    り入口端から出口端に向つて給送するようにし
    た振動フイーダにおいて;上記給送トラツク板
    の下面に上記案内溝と連通する真空吸引室を内
    部に備えた吸引ヘツダを装着し、上記真空吸引
    室を真空吸引源に接続したことを特徴とする電
    子部品の転倒防止装置。 2 上記給送トラツク板の前記案内溝の直下の吸
    引ヘツダ内には真空吸引管が配設され、この真
    空吸引管の管壁の頂部には多数の吸引口が所定
    のピツチをおいて配設されていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項に記載の電
    子部品の転倒防止装置。
JP10193585U 1985-07-04 1985-07-04 Expired JPH0218013Y2 (ja)

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JP10193585U JPH0218013Y2 (ja) 1985-07-04 1985-07-04

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JP10193585U JPH0218013Y2 (ja) 1985-07-04 1985-07-04

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JPS6211819U JPS6211819U (ja) 1987-01-24
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