JPH02180030A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
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- JPH02180030A JPH02180030A JP66889A JP66889A JPH02180030A JP H02180030 A JPH02180030 A JP H02180030A JP 66889 A JP66889 A JP 66889A JP 66889 A JP66889 A JP 66889A JP H02180030 A JPH02180030 A JP H02180030A
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 31
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims abstract description 13
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- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 abstract description 6
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体集積回路装置に関し、特にMOSトラン
ジスタの構造に関する。
ジスタの構造に関する。
従来、微細化された短チヤネルゲートのMOSトランジ
スタでは、半導体基板内に高濃度のソース、ドレイン領
域を形成するのが通常とされる。すなわち、一導電型の
半導体基板上に厚膜フィールド絶縁膜で取囲まれた活性
領域をまず形成し、ついでこの活性領域上にゲート酸化
膜および多結晶シリコンゲート電極をパターン形成させ
た後、ゲート電極をマスクとする自己整合的な逆導電型
不純物のイオン注入によって高濃度のソース、ドレイン
領域が形成されるものである。
スタでは、半導体基板内に高濃度のソース、ドレイン領
域を形成するのが通常とされる。すなわち、一導電型の
半導体基板上に厚膜フィールド絶縁膜で取囲まれた活性
領域をまず形成し、ついでこの活性領域上にゲート酸化
膜および多結晶シリコンゲート電極をパターン形成させ
た後、ゲート電極をマスクとする自己整合的な逆導電型
不純物のイオン注入によって高濃度のソース、ドレイン
領域が形成されるものである。
このように従来のMOSトランジスタは、半導体基板内
に高濃度のソース、ドレイン領域が形成されるため、こ
のソース、ドレイン領域と半導体基板間に接合容量が形
成される。この接合容量は、ゲート長を短縮するため基
板濃度を高め、ソース、ドレイン間のパンチスルーヲU
i止しようとすればする程大きくなる。従って、実効チ
ャネル長を短くして、トランジスタの相互コンダクタン
スを向上させても、半導体装置置の動作スピードは向上
しないという不具合が生じている。
に高濃度のソース、ドレイン領域が形成されるため、こ
のソース、ドレイン領域と半導体基板間に接合容量が形
成される。この接合容量は、ゲート長を短縮するため基
板濃度を高め、ソース、ドレイン間のパンチスルーヲU
i止しようとすればする程大きくなる。従って、実効チ
ャネル長を短くして、トランジスタの相互コンダクタン
スを向上させても、半導体装置置の動作スピードは向上
しないという不具合が生じている。
また、従来の構造はコンタクト孔との目金ズレを考慮し
た場合、高濃度ソース、ドレインの各拡散層を輻広く形
成する必要があるので、このことが、またMOSトラン
ジスタのソース。
た場合、高濃度ソース、ドレインの各拡散層を輻広く形
成する必要があるので、このことが、またMOSトラン
ジスタのソース。
ドレイン接合容量を増大することとなっている。
本発明の目的は、上記の情況に鑑み、MOSトランジス
タのソース、ドレイン領域と半導体基板間の接合容量を
減少せしめ得た半導体集積回路装置を提供することであ
る。
タのソース、ドレイン領域と半導体基板間の接合容量を
減少せしめ得た半導体集積回路装置を提供することであ
る。
本発明によれば、半導体集積回路装置は、導電型半導体
基板と、前記一導電型半導体基板上に互いに離間して形
成される厚膜フィールド絶縁膜と、前記厚膜フィールド
絶縁膜を含む基板全面に成長される基板と同一導電型の
エピタキシャル層と、前記エピタキシャル層の厚膜フィ
ールド絶縁膜上領域内および該厚膜フィールド絶縁膜で
取囲まれる基板上領域内にソース。
基板と、前記一導電型半導体基板上に互いに離間して形
成される厚膜フィールド絶縁膜と、前記厚膜フィールド
絶縁膜を含む基板全面に成長される基板と同一導電型の
エピタキシャル層と、前記エピタキシャル層の厚膜フィ
ールド絶縁膜上領域内および該厚膜フィールド絶縁膜で
取囲まれる基板上領域内にソース。
ドレイン拡散領域およびチャネル領域をそれぞれ形成す
るMOSトランジスタとを含んで構成される。
るMOSトランジスタとを含んで構成される。
本発明によれば、厚膜フィールド絶縁膜上にソース、ド
レインが形成されるので、ソース。
レインが形成されるので、ソース。
ドレイン拡散層と半導体基板との接合容量を極小値に抑
えることが可能となり、また、ソス、ドレインへのコン
タクト孔の目金ズレによるソース、ドレイン接合容量の
増大が防がれる。
えることが可能となり、また、ソス、ドレインへのコン
タクト孔の目金ズレによるソース、ドレイン接合容量の
増大が防がれる。
以下本発明について、図面を参照して説明する。
第1図(L)および(b)はそれぞれ本発明の一実施例
を示すMOSトランジスタのチャネル領域に沿った断面
図およびその直角方向の断面図である。
を示すMOSトランジスタのチャネル領域に沿った断面
図およびその直角方向の断面図である。
本実施例によれば、P型シリコン基板lと、このP型シ
リコン基板1上に形成される厚膜フィールド絶縁膜2と
、P型シリコン基板l上に成長したP型エピタキシャル
層の厚膜フィールド絶縁膜2上の領域内およびこのフィ
ールド絶縁膜で取囲まれた基板上の領域内にそれぞれ高
濃度のソース、ドレイン領域3,4およびチャネル領域
5を形成したLI)D構造のNチャネル・MOSトラン
ジスタを含む。ここで、6および7はそれぞれゲート絶
縁膜および多結晶シリコン電極、8は低濃度ソース、ド
レイン領域を形成する際に用いたサイド・ウオール、9
はチタン・シリサイド層、10および11は層間絶縁膜
および電極配線である。
リコン基板1上に形成される厚膜フィールド絶縁膜2と
、P型シリコン基板l上に成長したP型エピタキシャル
層の厚膜フィールド絶縁膜2上の領域内およびこのフィ
ールド絶縁膜で取囲まれた基板上の領域内にそれぞれ高
濃度のソース、ドレイン領域3,4およびチャネル領域
5を形成したLI)D構造のNチャネル・MOSトラン
ジスタを含む。ここで、6および7はそれぞれゲート絶
縁膜および多結晶シリコン電極、8は低濃度ソース、ド
レイン領域を形成する際に用いたサイド・ウオール、9
はチタン・シリサイド層、10および11は層間絶縁膜
および電極配線である。
本実施例のMOSトランジスタの構造はつぎの手法で容
易に製造される。第2図(a)〜(C)および第3図(
a)〜(C)はそれぞれ上記実施例の製造方法の一手法
を示す工程図で、チャネル領域に対して直角の互いに異
なる方向から見た工程断面を示したものである。
易に製造される。第2図(a)〜(C)および第3図(
a)〜(C)はそれぞれ上記実施例の製造方法の一手法
を示す工程図で、チャネル領域に対して直角の互いに異
なる方向から見た工程断面を示したものである。
まず、P型シリコン基板1上に厚膜フィールド絶縁M2
を選択的に厚s 0.5〜1.0μm程度で形成し、つ
いでP型半導体層をエピタキシャル成長する。このとき
、基板l上には単結晶シリコン層12が、また絶縁M2
上には多結晶シリコン層13がそれぞれ約2000〜4
000Aの膜厚に成長する〔第2図(a)、第3図(a
)〕。
を選択的に厚s 0.5〜1.0μm程度で形成し、つ
いでP型半導体層をエピタキシャル成長する。このとき
、基板l上には単結晶シリコン層12が、また絶縁M2
上には多結晶シリコン層13がそれぞれ約2000〜4
000Aの膜厚に成長する〔第2図(a)、第3図(a
)〕。
このような成長過程では単結晶シリコン層12は、幅約
2000〜4000A程度にわたって絶縁膜2上にまで
広がって形成されるのが通常である。
2000〜4000A程度にわたって絶縁膜2上にまで
広がって形成されるのが通常である。
ついで、単結晶シリコン層12とソース、ドレインおよ
び配線となるべき多結晶シリコン層13を残すようにこ
れをパターニングする。この時第3図(b)が示すよう
にチャネルに垂直な方向では単結晶シリコン層12のみ
が残るようにパターニングする。この作業は、単結晶シ
リコン層12が絶縁膜2上に輻2000〜4000Aは
み出して形成されているので十分に可能である。つぎに
、単結晶シリコン層12上にゲート絶縁膜6を厚さ 1
00〜500A程度で形成し、場合によっては、トラン
ジスタのしきい値電圧制御のためのイオン注入を行う。
び配線となるべき多結晶シリコン層13を残すようにこ
れをパターニングする。この時第3図(b)が示すよう
にチャネルに垂直な方向では単結晶シリコン層12のみ
が残るようにパターニングする。この作業は、単結晶シ
リコン層12が絶縁膜2上に輻2000〜4000Aは
み出して形成されているので十分に可能である。つぎに
、単結晶シリコン層12上にゲート絶縁膜6を厚さ 1
00〜500A程度で形成し、場合によっては、トラン
ジスタのしきい値電圧制御のためのイオン注入を行う。
ついで、ゲート電極となる多結晶シリコン層14を20
00〜4000Aの厚さに成長させる〔第2図(b)、
第3図(b)〕。あとは、通常の手法により多結晶シリ
コン層14をゲート電極7を得るようにパタニングし、
サイドウオール8を形成して低濃度および高濃度のイオ
ン注入を順次施せば〔第2図(C)、第3図(C)〕、
厚膜フィールド絶縁膜2上にソース、ドレイン領域を
形成した第1図(a)、(b)が示すMOSトランジス
タ構造を得ることができる。
00〜4000Aの厚さに成長させる〔第2図(b)、
第3図(b)〕。あとは、通常の手法により多結晶シリ
コン層14をゲート電極7を得るようにパタニングし、
サイドウオール8を形成して低濃度および高濃度のイオ
ン注入を順次施せば〔第2図(C)、第3図(C)〕、
厚膜フィールド絶縁膜2上にソース、ドレイン領域を
形成した第1図(a)、(b)が示すMOSトランジス
タ構造を得ることができる。
第4図は本発明の他の実施例を示す半導体集積回路装置
の部分断面図で、インバータ構成の相補型MO3トラン
ジスタを形成した場合を示したものである。この構造は
一つの基板上にPおよびNの各ウェル15,16を形成
すれば容易に得ることが可能である。
の部分断面図で、インバータ構成の相補型MO3トラン
ジスタを形成した場合を示したものである。この構造は
一つの基板上にPおよびNの各ウェル15,16を形成
すれば容易に得ることが可能である。
以上詳細に説明したように本発明によれば、厚膜フィー
ルド絶縁股上にソース、ドレイン領域が形成でき、高濃
度のソース、ドレイン拡散層が半導体基板と直接接する
ことがないため、拡散層接合容量を大幅に低減すること
が可能である。従って、バンチスルー防止対策として、
基板の不純物濃度を高めた場合においても、はとんど拡
散層容量の増大を招くことがないので、高速動作可能な
半導体集積回路装置の製造が可能となる。またフィール
ド絶縁膜上のソース、ドレイン領域を配線(上部にチタ
ンシリサイド層またはタングステン層を施す)として使
用でき、さらに、P+拡散層とN+拡散層との短絡がな
されるため、CMOSインバーターを形成するような場
合、P−MOSのソースとN−MOSのドレインとの拡
散層同志の接続が可能〔第4図参照〕となるので、半導
体素子及び配線の各面積を著しく縮小することができる
。またさらに、ソース、ドレインを形成するために行ラ
イオン注入の回数は、従来の構造では、CMOSトラン
ジスタの場合、低濃度ソース、ドレイン形成のために2
回(IX1013− lX101’cm−2程度)の
イオン注入と、高濃度ソース、ドレイン形成のために2
回(IX 1015− lX1016cm−2程度)
のイオン注入が必要であるのに対し、本発明の構造では
、低濃度ソース、ドレイン形成のための2回のイオン注
入のみで済ませることができるので、イオン注入装置の
ウェハ処理能力を著しく向上させるという効果がある。
ルド絶縁股上にソース、ドレイン領域が形成でき、高濃
度のソース、ドレイン拡散層が半導体基板と直接接する
ことがないため、拡散層接合容量を大幅に低減すること
が可能である。従って、バンチスルー防止対策として、
基板の不純物濃度を高めた場合においても、はとんど拡
散層容量の増大を招くことがないので、高速動作可能な
半導体集積回路装置の製造が可能となる。またフィール
ド絶縁膜上のソース、ドレイン領域を配線(上部にチタ
ンシリサイド層またはタングステン層を施す)として使
用でき、さらに、P+拡散層とN+拡散層との短絡がな
されるため、CMOSインバーターを形成するような場
合、P−MOSのソースとN−MOSのドレインとの拡
散層同志の接続が可能〔第4図参照〕となるので、半導
体素子及び配線の各面積を著しく縮小することができる
。またさらに、ソース、ドレインを形成するために行ラ
イオン注入の回数は、従来の構造では、CMOSトラン
ジスタの場合、低濃度ソース、ドレイン形成のために2
回(IX1013− lX101’cm−2程度)の
イオン注入と、高濃度ソース、ドレイン形成のために2
回(IX 1015− lX1016cm−2程度)
のイオン注入が必要であるのに対し、本発明の構造では
、低濃度ソース、ドレイン形成のための2回のイオン注
入のみで済ませることができるので、イオン注入装置の
ウェハ処理能力を著しく向上させるという効果がある。
第1図(a)および(b)は本発明の一実施例を示すM
OSトランジスタのチャネル領域に沿った断面図および
その直角方向の断面図、第2図(a)〜(C)および第
3図(a)〜(C)はそれぞれ上記実施例の製造方法の
一手法を示す工程順序図、第4図は本発明の他の実施例
を示す半導体集積回路装置の部分断面図である。 l・・・P型シリコン基板、 2・・・厚膜フィールド絶縁膜、 3.3′・・・高濃度ソース領域、 4.4′・・・高濃度ドレイン領域、 5.5′・・・チャネル領域、 6・・・ゲート絶縁膜、 7・・・多結晶シリコンゲート電極、 8・・・サイド番ウオール、 9・・・チタン・シリサイド層、 10・・・層間絶縁膜、 11・・・電極配線、12
・・・P型車結晶シロ3フ 13、14・・・多結晶シリコン層、 15・・・Pウェル、 16・・・Nウェル。
OSトランジスタのチャネル領域に沿った断面図および
その直角方向の断面図、第2図(a)〜(C)および第
3図(a)〜(C)はそれぞれ上記実施例の製造方法の
一手法を示す工程順序図、第4図は本発明の他の実施例
を示す半導体集積回路装置の部分断面図である。 l・・・P型シリコン基板、 2・・・厚膜フィールド絶縁膜、 3.3′・・・高濃度ソース領域、 4.4′・・・高濃度ドレイン領域、 5.5′・・・チャネル領域、 6・・・ゲート絶縁膜、 7・・・多結晶シリコンゲート電極、 8・・・サイド番ウオール、 9・・・チタン・シリサイド層、 10・・・層間絶縁膜、 11・・・電極配線、12
・・・P型車結晶シロ3フ 13、14・・・多結晶シリコン層、 15・・・Pウェル、 16・・・Nウェル。
Claims (1)
- 一導電型半導体基板と、前記一導電型半導体基板上に互
いに離間して形成される厚膜フィールド絶縁膜と、前記
厚膜フィールド絶縁膜を含む基板全面に成長される基板
と同一導電型のエピタキシャル層と、前記エピタキシャ
ル層の厚膜フィールド絶縁膜上領域内および該厚膜フィ
ールド絶縁膜で取囲まれる基板上領域内にソース、ドレ
イン拡散領域およびチャネル領域をそれぞれ形成するM
OSトランジスタとを含むことを特徴とする半導体集積
回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP66889A JPH02180030A (ja) | 1989-01-04 | 1989-01-04 | 半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP66889A JPH02180030A (ja) | 1989-01-04 | 1989-01-04 | 半導体集積回路装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02180030A true JPH02180030A (ja) | 1990-07-12 |
Family
ID=11480122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP66889A Pending JPH02180030A (ja) | 1989-01-04 | 1989-01-04 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02180030A (ja) |
-
1989
- 1989-01-04 JP JP66889A patent/JPH02180030A/ja active Pending
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