JPH0217994B2 - - Google Patents

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JPH0217994B2
JPH0217994B2 JP60209340A JP20934085A JPH0217994B2 JP H0217994 B2 JPH0217994 B2 JP H0217994B2 JP 60209340 A JP60209340 A JP 60209340A JP 20934085 A JP20934085 A JP 20934085A JP H0217994 B2 JPH0217994 B2 JP H0217994B2
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JP
Japan
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signal
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television
video
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JP60209340A
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English (en)
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JPS6269787A (ja
Inventor
Shosei Ogura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Hoso KK
Original Assignee
Sanyo Hoso KK
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Publication of JPS6269787A publication Critical patent/JPS6269787A/ja
Publication of JPH0217994B2 publication Critical patent/JPH0217994B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、NTSC方式のカラーテレビジヨン放
送と両立性を有して、放送情報信号容量の拡大を
可能にするテレビジヨン(以下、単にテレビとい
う)放送方式に関する。
(従来の技術) 日本国内におけるカラーテレビ放送は、色信号
の多重化技術と視覚の特性を巧みに利用した、
NTSC方式により4.2MHzの周波数帯域を使用し
て、アスペクト比3対4で放送されている。
しかして、ひとつのテレビ放送チヤンネルに注
目すると、最近は音声多重、文字放送(テレテキ
スト)、テレビフアクシミリ放送、高画質テレビ
放送など新しい技術の各種のテレビ放送が実施さ
れ、あるいは実用化されようとしており、映像搬
送波及び音声搬送波と、その伝送帯域の利用密度
は高まる一方である。
また、最近実施された放送衛星による高精細度
テレビ放送実験にみるように、高画質映像に対す
る一般の要求は強いものがあるが、現在のテレビ
放送事情では我々は未だ、地上テレビ放送に強く
依存しなければならず、したがつて地上テレビ放
送映像を高画質化することは急務である。
しかしながら、そのような放送映像を高画質化
するには広帯域の映像周波数が必要であり、その
広い周波数帯域を現在の周波数割当てを変更せず
に、しかもNTSC方式と両立性を維持しながら単
チヤンネルで送信することは技術的に極めてむず
かしい。また、チヤンネル資源の側面から考察す
ると国際的に割当てられた有限の周波数帯域が、
膨大な数の全国のテレビ局に割当てられている周
波数割当ての現状からみて、高画質化のためにチ
ヤンネルを追加使用できる可能性は極めて薄いと
いわざるを得ない。
また、高画質化の信号を音声搬送波を用いて送
れる可能性について考察すると、音声搬送波は本
来のテレビ音声信号に加え、既に音声多重放送と
して、ステレオ、または2か国語放送のために使
用されており、さらにフアクシミリ信号が多重化
されるのは時間の問題である。したがつて、本来
の放送情報に追加して送出する情報(以下、これ
を付加情報といい、その信号を付加情報信号とい
う)を音声搬送波を用いて伝送できる可能性は極
めて少ない。このように帯域圧縮、残留側帯波伝
送等の技術によつて、周波数の有効利用を追及し
ている現行NTSC方式の環境下で、そのような伝
送情報量を増大させる余地は殆どないに等しい。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上述に鑑み、マスメデイアとしてのテ
レビ放送電波が地理的にも情報的にも飽和的に利
用されている状況下で、従来の放送情報に加えて
高画質化の付加情報を、周波数割当ての変更及び
チヤンネルの追加使用を伴うことなく、なおかつ
従来のNTSC方式テレビ受像機に影響を与えず両
立性を有して放送することができるテレビ放送方
式の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の目的を、NTSC方式のテレビジ
ヨン放送において、映像搬送波を付加情報信号に
より角度変調し、その出力を逆ナイキストスロー
プ特性を有するフイルタによつて振幅特性を補償
した後、映像信号により振幅変調して放送波とし
て送出することによつて達成する。
(作 用) 本発明は上記の構成により現行テレビ映像搬送
波を使用して新たな付加情報信号を、例えば
CRT画像のアスペクト比を現行の3対4から3
対5にするために必要な補間映像信号とすれば訴
求力の強いアスペクト比の画面を構成することが
でき、あるいは、その情報エネルギーを利用して
高解像度のテレビ画像を得ること等が可能にな
る。
(実施例) 以下、本発明を実施例により図面を用いて詳細
に説明する。
第1図は本発明の一実施例に用いる装置の概略
ブロツク図である。1は発振器、2は位相または
周波数変調(以下、単に角度変調という)器で、
新しく送出する付加情報信号3によつて発振器1
の出力が角度変調される。4は詳細に後述する特
性補償部で、その出力は振幅変調部5において本
来の放送映像信号6により変調された後、周波数
変換器7によつて必要な搬送周波数に周波数変換
され、放送波としてアンテナ8によりテレビ放送
される。
本発明はこのように映像搬送波を角度変調する
が、当然、歪のない放送とするには映像搬送波の
上、下側帯波帯域を必要とする。また、NTSCテ
レビ方式の伝送帯域は残留側波帯方式であり、そ
れは極めて公知の第2図のように図示され、伝送
帯域節約のため下側帯波は映像搬送波fv付近だけ
が残留している。したがつて付加情報信号で角度
変調して、NTSC方式の規格を満足し歪の無い放
送とするための両側帯波は、第2図に示す帯域の
うち、映像搬送波fvを中心にした上下1.25MHzの
帯域が必要になる。
これに対する受信側は、従来装置におけると同
様に、復調出力の周波数対振幅特性が平坦になる
ように、残留側帯波の伝送帯域を補償するため、
第3図に示す帯域特性、すなわち、ナイキストス
ロープn特性を有している。なお、第2図、第3
図でfAは音声搬送波、fsは色信号副搬送波、nは
ナイキストスロープである。
さて、第1図の構成において角度変調器2の出
力は、付加情報信号3で変調されて当然、上、下
の側帯波を発生しており、したがつて、そのまま
では受像機内部に有するナイキストスロープnの
ためスロープ検波され、映像搬送波は付加情報信
号により振幅変化を発生する。NTSC方式の映像
信号の伝送の振幅変調であるから、ここで、発生
した付加情報信号による振幅変化と、本来の映像
信号による振幅変化とが分離できなくなり、従つ
てNTSC方式との両立性が失われる。
第1図の特性補償部4は、その両立性確保の問
題を解決するために設けてある。すなわち、上記
の特性補償部4は第3図のようなナイキストスロ
ープnとは逆の特性を有する、第4図のような逆
ナイキストスロープ特性をもつフイルタを使用
し、あらかじめ、角度変調器2の出力により受像
機内部で生ずる振幅変化に対して、逆特性を与え
ておき送信側を含めた総合伝送系として、付加情
報信号による映像搬送波の振幅変化を打ち消さ
せ、本来の映像信号への妨害を排除させる。
第5図は第1図の送信部に対応する受像機の要
部を示すブロツク図である。アンテナ9からの受
信電波は従来と同様に、高周波増幅器、周波数混
合器等を含むヘツドエンド部10において、局部
発振器11の出力と混合されて中間周波(IF)
に変換され、IF増幅器、ナイキストスロープを
有するバンドパスフイルタ等の中間回路12を経
て、振幅検波器13により振幅検波され、従来と
同様に映像信号が取り出される。また、他方上記
ヘツドエンド部10の出力であるIF信号は振幅
制限器を含む角度変調復調器14に加えられ、第
1図の付加情報信号3が復調される。ここで、1
5は付加情報信号の利用の一例を示したデジタル
処理部であり、上記振幅検波器13の出力の映像
信号と、および上記復調された付加情報信号3と
を、アナログ−デジタル変換して図示しないメモ
リ部に一旦記憶させ、それを適当な順序に従つて
シリアルに読み出すことにより、従来の映像信号
と付加情報信号とを合成して、アスペクト比3:
5の新たな映像信号を形成し、CRT表示部16
にアスペクト比3:5の画像表示を行なわせるも
のである。
なお、付加情報信号が解像度の向上を目的とし
たものである場合には、上記と同様な合成処理に
より解像度の高い画像が得られることはいうまで
もない。また、付加情報信号が通常のテレビ音声
信号及びフアクシミリ信号を含む音声多重信号と
帯域を異にするときは、そのまま映像搬送波を角
度変調すればよいが、付加伝送信号が上記音声帯
域を含むような場合には、インタキヤリヤ方式受
像機においては、音声系へのバズ音等の混入妨害
を惹起するから、これを排除するため送信側にお
いて付加情報信号を音声帯域外に周波数シフトし
て変調し、受信側では付加情報信号の復調出力を
再びベースチヤンネルに戻す操作が必要となる。
この操作は搬送方式そのものであるから、特にこ
こでは説明しない。
以上説明して明らかなように本発明は、従来の
NTSC方式のまま、換言すればNTSC方式と両立
性を有する付加情報信号の伝送方式であり、その
付加情報信号は上記アスペクト比の変更等に利用
するだけに限らず、他の任意の目的の組号であつ
てもよいことは勿論である。また、前記した付加
情報信号の周波数シフトは、バズ音排除のためで
あるから、スプリツトキヤリヤ方式の受像機にお
いては無関係であることはいうまでもない。
(発明の効果) 以上、詳細に説明して明らかなように本発明
は、現行の周波数割当てに変更あるいは増大を伴
うことなく、NTSC方式のテレビ放送と両立性を
有する受像画面のワイド化、あるいは高解像度化
等を可能にするテレビ放送方式であり、現用の膨
大な数にのぼる一般のテレビ受像機の受像には影
響を与えない両立性のある従来通りの受像がで
き、ワイド画面受像機、あるいは高精細度受像機
を使用すれば、ワイドの、または精細度の高い受
像が可能であるから、用いて今後一層激しくなる
受像画面の高解像度化、ワイド化の要求に対し、
周波数割当行政上でも、経済上でも容易に対処す
ることができる大きな効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するための放
送装置の概要を示すブロツク図、第2図はNTSC
方式に則るテレビ搬送帯域特性図、第3図、第4
図はそれぞれ第1図の特性補償部の説明図、第5
図は本発明による放送波の受信装置の一例を示す
ブロツク図である。 1……発振器、2……角度変調器、3……付加
情報信号、4……特性補償部、5……振幅変調
部、6……映像信号、7……周波数変換器、10
……ヘツドエンド部、11……局部発振器、12
……中間回路、13……振幅検波器、14……角
度変調復調器、15……デジタル処理部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 NTSC方式のテレビジヨン放送において、映
    像搬送波を付加情報信号により角度変調し、その
    出力を逆ナイキストスロープ特性を有するフイル
    タによつて振幅特性を補償した後、映像信号によ
    り振幅変調して放送波として送出することを特徴
    とするテレビジヨン放送方式。 2 付加情報信号が受像画面のアスペクト比を拡
    大するための信号であることを特徴とする請求項
    1記載のテレビジヨン放送方式。 3 付加情報信号が受像画面の解像度を向上させ
    るための信号であることを特徴とする請求項1記
    載のテレビジヨン放送方式。
JP60209340A 1985-09-24 1985-09-24 テレビジヨン放送方式 Granted JPS6269787A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60209340A JPS6269787A (ja) 1985-09-24 1985-09-24 テレビジヨン放送方式

Applications Claiming Priority (1)

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JP60209340A JPS6269787A (ja) 1985-09-24 1985-09-24 テレビジヨン放送方式

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Publication Number Publication Date
JPS6269787A JPS6269787A (ja) 1987-03-31
JPH0217994B2 true JPH0217994B2 (ja) 1990-04-24

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ID=16571326

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020241128A1 (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 セントラル硝子株式会社 β-ジケトン保存容器及び充填方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59119987A (ja) * 1982-12-22 1984-07-11 エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン テレビジョン伝送方式とその送・受信装置
JPS604388A (ja) * 1983-06-23 1985-01-10 Fujitsu Ltd 画像信号伝送装置

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JPS6269787A (ja) 1987-03-31

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