JPH02179879A - 成膜装置の基板加熱構造 - Google Patents

成膜装置の基板加熱構造

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JPH02179879A
JPH02179879A JP33408388A JP33408388A JPH02179879A JP H02179879 A JPH02179879 A JP H02179879A JP 33408388 A JP33408388 A JP 33408388A JP 33408388 A JP33408388 A JP 33408388A JP H02179879 A JPH02179879 A JP H02179879A
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JP
Japan
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substrate
heating
hot plate
film forming
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP33408388A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Kawakami
川上 伸男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Publication of JPH02179879A publication Critical patent/JPH02179879A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、基板を加熱して成膜を行う装置の基板加熱
構造に関し、特に、基板を均等に加熱することができる
ものに関する。
〔従来の技術〕
半導体集積回路の絶縁膜等を形成する方法として、従来
よりプラズマCVD法やスパッタリング法が採用されて
いる。これらの基板成膜方法においては、成膜反応のた
めに基板を数百度に加熱する必要がある。この基板加熱
に際しては、基板表面の温度分布を向上させる必要から
、一般に熱板(均熱板)が用いられる。
この熱板について、第3図に示すプラズマCVD装置を
一例にとり説明する。このプラズマCVD装置は、成膜
室20内に配置された基板21と、この基板21と対向
する位置に配設され高周波電源(RF)が接続された対
向電極22と、基板21の背面側に所定の隙間を介して
配設された熱板24とから構成されており、熱板24に
はヒータ23が内蔵されている。
この熱板24はヒータ23により所定の温度にまで加熱
されその輻射熱により、基板21は徐々に加熱される。
そして、この基板21が所定温度に加熱された状態で、
対向電極22と基板21との間にグロー放電を起こさせ
、これにより成膜室20内に反応ガスを励起して基板2
1上に成膜を行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような熱板を使用する成膜装置では、基板と同程度
の大きさの熱板を用いた場合、基板上の温度分布は、第
4図の温度分布図に実線で示すように、一般に基板中央
部が高く周辺部が低い。従って、基板全体を所定温度(
有効温度)to以上に加熱して、基板上の温度分布を例
えば−点鎖線で示すようなものにするためには、熱板及
びヒータを基板に対して充分に大きくして、基板周辺部
への熱の放射量を増し基板周辺部の温度を上げてやる必
要がある。
ところが、熱板を大きくしようとすると、装置全体が大
型化し、また熱板全体の熱ひずみを無視することができ
ない。そこで、基板上の温度分布を良好なものにするた
めに、熱板の中央部及び周辺部に別々にヒータを設け、
熱板中央部よりも周辺部側のヒータの温度を高く設定す
ることが考えられる。
しかし、中央部及び周辺部の温度の違いによりそれぞれ
の部分の熱膨張が異なり、この結果、熱板にひずみを生
じる場合がある。この熱板にひずみが生じた状態では、
基板を均等に加熱することができない。
この発明の目的は、熱板の熱ひずみを吸収しつつ基板を
均等に加熱することができる成膜装置の基板加熱構造を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る成膜装置の基板加熱構造は、基板を加熱
するためのヒータと、前記ヒータと基板との間に設けら
れた熱板とを有する。
前記熱板は、それらの間に熱ひずみ吸収用の隙間を有す
る中央部材及び周辺部材を有し、前記ヒータの熱を基板
側に伝えるためのものである。
〔作用〕
この発明では、ヒータの熱は、まず熱板の中央部材及び
周辺部材に伝えられ、この熱板各部に貯えられた熱によ
って基板が加熱される。
この基板の加熱に際して、ヒータの設定温度を、熱板中
央部側よりも周辺部側の方を高く設定した場合に、熱板
中央部材及び周辺部材は、それぞれの加熱温度に応じて
熱膨張する。このとき、熱板中央部材と周辺部材との間
には所定の隙間が設けられているため、この隙間により
、各部材の熱膨張によるひずみは吸収される。
〔実施例〕
第1A図は、本発明の一実施例による基板加熱構造を備
えた成膜装置の樅断面を示す。第1B図は、第1A図装
置の熱板を基板側から見た図である。ここでは、プラズ
マCVD装置を例にとり説明する。
図において、20は成膜容器である。この成膜容器20
内には、成膜処理すべき基板13が保持されている。こ
の基板13に対向して、基板13を加熱するための熱板
1が設けられている。この熱板1は、第1B図に示すよ
うに、それぞれ矩形状に形成された中央部材1a及び周
辺部材1bから構成されている。中央部材1a及び周辺
部材1bの間には、それぞれの背面側に装着された板材
2と、この板材2を連結する連結部材3.3゛とにより
、所定の隙間1cが設けられている。また、板材2及び
連結部材3.3”は、各部材1a及び■bの外周、内周
に沿ってそれぞれ隙間なく装着されている。板材2には
、熱板1の各部材1a及び1bよりも薄肉のものが用い
られる。なお、この板材2で構成される矩形枠の四角の
部分は、互いの板材2が切り離されている。
中央部材1a及び周辺部材1bの背面側には、それぞれ
シースヒータ4及び5が装着されている。
シースヒータ4及び5は、それぞれ接続コード10a及
びllaを介して端子10及び11により、装置外部の
図示しない2つの加熱制御回路に接続されている。周辺
部材1b背面の端面側には、全周にわたって隙間なく部
材6が固定されている。
この部材6には、支持部材7が装着されている。
支持部材7は、熱板1と対向する平面部7aと、これに
直交する円筒部7bとから構成されている。
円筒部7bは成膜容器20に形成された孔20aに挿通
されている。この円筒部7b内には、前記接続コード1
0a及びllaが配設されている。
また、円筒部7b内には、シール部材12が装着されて
いる。このシール部材12により、シースヒータ4及び
5が装着されたヒータボックス側の空間Aと、外部の加
熱制御回路側の大気とが遮断されるようになっている。
成膜容器20に形成された孔20aには、Oリング9が
装着されたシール保持部材8が固定されている。そして
、この0リング9により、成膜容器20内の真空圧が維
持されるようになっている。
次に作用効果について説明する。
まず、外部の加熱制御回路により、端子10及び11に
それぞれ所定の電圧を印加する。シースヒータ4及び5
の設定温度については、基板13上の温度分布が均等に
なるように、シースヒータ4よりもシースヒータ5の方
を高く設定する。例えば、中央部材la側のシースヒー
タ4の設定温度を300°Cとし、周辺部材lb側のシ
ースヒータ5の設定温度を350°Cとする。
シースヒータ4及び5の表面温度の上昇に伴い、各ヒー
タ4.5が装着された中央部材1a及び周辺部材1bは
昇温する。この昇温に伴い、中央部材1a及び周辺部材
1bはそれぞれ熱膨張する。
例えば中央部材1aは、第1B図に示す矢印方向に向か
って熱膨張する。このとき、中央部材1a及び周辺部材
1bとの間には所定の隙間1cが設けられているため、
中央部材1aの熱膨張に伴い、中央部材1aの外形寸法
が大きくなっても、中央部材1aが周辺部材1bに干渉
することはない。
なお、中央部材1aの熱膨張は、薄肉板材2のたわみに
よって吸収される。これにより、加熱による熱膨張によ
って熱板lに大きな熱ひずみが発生するのを防止できる
このような本実施例によれば、熱板に熱ひずみ吸収用の
隙間を設けたので、熱板の各部分が異なる量の熱膨張を
した場合でも、熱板全体にひずみが生じるのを防止でき
、これにより基板を均等に加熱することができる。
また、基板を均等に加熱する際に、熱板を基板に対して
大きなものにする必要がなくなり、これにより装置全体
をコンパクトなものにすることができる。
〔他の実施例〕
(a)  前記実施例ではプラズマCVD装置を例にと
り説明したが、本発明はスパッタリング装置等の成膜装
置にも適用することができ、この場合にも前記実施例と
同様の効果を奏する。
(b)  前記実施例では、ヒータボックス側の空間A
(第1A図参照)に何も充填されていないものを示した
が、この空間Aに断熱材を充填してもよく、この場合で
も前記実施例と同様の効果を奏する。また、この断熱材
を充填することにより、シースヒータの熱の放散を防ぎ
、シースヒータの熱を効率よく熱板に伝えることができ
る。
(C)  前記実施例では、シースヒータを各部材で囲
むようにすることにより、プラズマCVDを行う際の成
膜用ガスがシースヒータに付着するのを防止するように
したが、このシースヒータは囲まれていなくてもよい。
このような−例を第2図に示す。この装置では、熱板1
を構成する中央部材1a及び周辺部材1bは、それぞれ
連結部材15で連結されており、各部材の間には所定の
隙間lCが設けられている。そして、熱板1の背面側、
すなわちシースヒータ装着側の空間は、基板成膜側の空
間と連通している。一方、接続コード1゜a及び11a
の外部取り出し口は、シール部材13によってシールド
されている。また、各シースヒータ4,5はそれぞれ外
部の図示しない温度制御回路に接続されている。
この第2図装置においても、中央部材1a及び周辺部材
1bの熱膨張は、隙間1cにより吸収することができ、
前記実施例と同様の効果を奏する。
(d)  第1A図及び第2図に示す装置では、シース
ヒータ4及び5の温度制御を、それぞれ別々の温度制御
回路により行うようにしたものを示したが、これらの温
度制御は1つの温度制御回路で行ってもよいことはいう
までもない。
〔発明の効果〕
本発明に係る成膜装置の基板加熱構造では、熱板の中央
部材と周辺部材との間に熱ひずみ吸収用の隙間を設けた
ので、温度上昇による各部材の熱ひずみをこの隙間によ
り吸収することができ、これにより、熱板全体がひずむ
のを防止することができる。
さらに、この隙間を設けたことにより、基板を均等に加
熱する際に熱板を大型化する必要がなくなり、これによ
り装置全体をコンパクトなものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明の一実施例による基板加熱構造を備え
たプラズマCVD装置の一部断面詳細図、第1B図は第
1A図装置の熱板を基板側から見た状態を示す図、第2
図は本発明の他の実施例の一部断面詳細図、第3図は従
来のプラズマCVD装置を示す図、第4図は基板上の温
度分布の状態を説明するための図である。 l・・・熱板、1a・・・中央部材、1b・・・周辺部
材、1c・・・隙間、4.5・・・シースヒータ、13
・・・基板20・・・成膜容器。 しiJゼ、4″、X″: 第1B図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板を加熱してこの基板上に薄膜を形成する成膜
    装置の基板加熱構造であって、前記基板を加熱するため
    のヒータと、前記ヒータと基板との間に設けられるとと
    もに、それらの間に熱ひずみ吸収用の隙間を有する中央
    部材及び周辺部材を有し、前記ヒータの熱を基板側に伝
    えるための熱板とを備えた成膜装置の基板加熱構造。
JP33408388A 1988-12-28 1988-12-28 成膜装置の基板加熱構造 Pending JPH02179879A (ja)

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