JPH0217905Y2 - - Google Patents

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JPH0217905Y2
JPH0217905Y2 JP1984176375U JP17637584U JPH0217905Y2 JP H0217905 Y2 JPH0217905 Y2 JP H0217905Y2 JP 1984176375 U JP1984176375 U JP 1984176375U JP 17637584 U JP17637584 U JP 17637584U JP H0217905 Y2 JPH0217905 Y2 JP H0217905Y2
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JP
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long piece
side long
back side
center
holder
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JP1984176375U
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JPS6190578U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、新聞紙、書類、布等の複数枚の一側
を挾圧緊締し、携帯、視読等に便ならしめたホル
ダーに関するものである。
(ロ) 従来の技術 本考案は、先に提出した実願昭59−158691号の
新聞ホルダーの改良に関するもので、前記出願に
おいては、表側長片と裏側長片とを柔軟結合部よ
り折曲重合して両長片間にタブロイド半折版の新
聞紙の短辺側側縁を挿入し、スライドリングを両
長片の一端から他端へと勾配溝に沿つて移動せし
めて緊締し、新聞紙の前記側縁を緊締係止し、携
帯や視読に便ならしめるように構成してあつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上述のような構成では、新聞紙の前記側縁に対
する両長片の緊締は、スライドリングの挾圧力に
係るものであるから、両長片を剛性を有する厚み
のある合成樹脂素材等で形成したとしても、全体
に亘つて前記側縁を平均に圧接挾持することは困
難となり、殊に透孔を設けた側の端末はスライド
リングが他端へ移行するため挾圧力が弱まること
は明らかであり、仮令、複数個のスライドリング
を設けても平均に緊締することは困難である。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この欠点を排除すると共に新聞紙のみならず他
の書類、布等をも挾持し得るように、本考案にお
いては、表側長片と裏側長片との間に所望の紙類
を挾むと共に少くとも2個のスライドリングを両
長片の中央から両端に向つて勾配溝に沿つて移動
させ、勾配溝の傾斜によつて次第に挾圧力を高
め、両長片の両端において、緊締圧力が最大にな
るように構成したもので、これによつて前述の欠
点を排除したものである。
(ホ) 実施例 第1図は本考案ホルダーの展開平面図で、スラ
イドリングは取り外してある。第2図はスライド
リングを装着し、ホルダー本体を開いた状態の斜
視図、第3図は新聞紙を挾み込んだ状態を示す斜
視図、第4図は第1図A−A線部分の断面図、第
5図は第3図B−B線部分の断面図、第6図は他
の実施例を示すホルダーの展開平面図である。
図面において1は表側長片、2は裏側長片、3
は蝶番部としての柔軟結合部、4はスライドリン
グ、5はストツパ、6,6′は勾配溝、7は透孔
であり、表側長片1の中央には透孔7,7を並列
形成し透孔7,7に夫々連通する部分を深くし、
両端に行くに従つて浅くなる勾配溝6,6を設け
る一方、裏側長片2には、透孔はないが、ストツ
パ5を境として同様な勾配溝6′,6′を設け、更
に勾配溝6,6′は共に両長片1,2の巾の中心
線上、又は柔軟結合部3寄りに設けてある。
尚、図面においては、表側長片1を裏側長片2
より若干長く形成してあるが、これは第3図示の
ように新聞紙Sを挾むことによつて折り目S2部
分の視読に際して突出部を介して折目S2を平坦
に匡正するに便ならしめたものである。
(ヘ) 作 用 以上の構成からなる本考案ホルダーにおいて
は、第2図示のように両長片1,2を開き、この
場合、スライドリング4,4の一方の脚は夫々透
孔7,7を貫通して略々180゜開放することができ
る。
この状態で、長片1,2間に新聞紙Sのタブロ
イド半折版の短辺S1を挿入し、第3図示のよう
にスライドリング4,4を勾配溝6,6′に夫々
沿つて左右に移動すれば、短辺S1は両長片1,
2によつて挾圧緊締され、2個のリング4,4に
よつて両端末附近において挾圧される結果、緊締
は確実且つ均一に実施されることゝなる。
この際、勾配溝6,6′は両長片1,2の中心
線上にあるため、短辺S1は両長片1,2の勾配
溝6,6′より外側によつて挾持される(第5図
示)。
而して長片1,2は剛性に富んだ合成樹脂製で
要すれば裏面に滑り止めを施すことによつて挾持
作用を確実にしてある。
次に取り外しに際しては、スライドリング4,
4を中央部の透孔7,7位置に戻すことにより両
長片1,2を開いて新聞紙Sを取り外すことがで
きる。
尚、第6図は前述の勾配溝6,6′を柔軟結合
部3寄りに設けた透孔7,7から、反対辺側へと
斜めに形成したもので、この場合にはスライドリ
ング4,4の端末方向へのスライドによつて前述
の短辺S1を直接リング下に挾み込むことが可能
となるものである。
(ト) 考案の効果 以上述べた如く本考案によれば、2個のスライ
ドリング4,4を左右に移行し、長片1,2の端
末において夫々緊締挾圧作用を行わせるため、確
実且つ均一した保持を可能ならしめ得るものであ
り、実用上に利益するところきわめて顕著であ
る。
尚、実施例は新聞紙用のホルダーを説明した
が、その他書類、布等の挾持用として使用し得る
ことは云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ホルダーの一実施例を示す展開
平面図でスライドリングを取り外してある。第2
図は同ホルダーを開いた状態を示す斜視図、第3
図は新聞紙を挾持した状態の斜視図、第4図は第
1図A−A線部分の断面図、第5図は第3図B−
B線部分の断面図、第6図は他の実施例を示す展
開平面図である。 1……表側長片、2……裏側長片、3……柔軟
結合部(蝶番部)、4……スライドリング、6,
6′……勾配溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 裏側長片2よりやや縦長の表側長片1と前記裏
    側長片2とを柔軟結合部3を介して互に蝶番状に
    一体に連結した合成樹脂製の本体と、前記柔軟結
    合部3により折曲重合した表側長片1と裏側長片
    2とを挟んで緊締する少なくとも2個のスライド
    リング4,4とからなり、前記長片1,2には中
    央から両端に行くに従つて浅くなる勾配溝6,
    6′を夫々対向穿設する一方、表側長片1の中央
    には本体開放時にスライドリング4,4の一方の
    脚を貫通せしめる透孔7,7を並設すると共に裏
    側長片2の中央にはスライドリング4,4の離脱
    を防止するストツパ5を突設し、表側長片1と裏
    側長片2との開放を略々180゜可能にしてなるホル
    ダー。
JP1984176375U 1984-11-19 1984-11-19 Expired JPH0217905Y2 (ja)

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JP1984176375U JPH0217905Y2 (ja) 1984-11-19 1984-11-19

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JPS6190578U JPS6190578U (ja) 1986-06-12
JPH0217905Y2 true JPH0217905Y2 (ja) 1990-05-18

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JPS6190578U (ja) 1986-06-12

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