JPH02178790A - 乗車券類の発券装置 - Google Patents

乗車券類の発券装置

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JPH02178790A
JPH02178790A JP33440788A JP33440788A JPH02178790A JP H02178790 A JPH02178790 A JP H02178790A JP 33440788 A JP33440788 A JP 33440788A JP 33440788 A JP33440788 A JP 33440788A JP H02178790 A JPH02178790 A JP H02178790A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は列車や電車内等での精算や、追加の特急券の発
券などに利用される主として可搬式の乗車券類の発券装
置に関するものである。
従来の技術 近年、小形で可搬式の端末装置が種々の業務処理に活用
されるようになってきておシ、例えば「車内補充券発行
システム」(東洋電機技報・第60号)にみられるよう
に、車内での運賃あるいは料金の精算や、追加の特急券
の発券等の車内での発券業務に使用することを目的とし
た乗車券類の発券装置も開発されており、種々の方式が
提案されている。
以下従来例について説明する。第6図は従来の乗車券類
の発券装置の構成を示すブロック図である。図中1は入
力手段で、2は検索手段、3はスタティック ランダム
 アクセス メモリ(5tatic Random A
ccess Memory以下SRAMと略す)であり
、読み出し及び書込みの双方が可能な半導体記憶手段の
代表的なものである。スタティック方式を用いるのは、
装置の主電源を切っても記憶させであるデータが消えて
はならないので、バックアップ電源4でメモリーバック
アップができるようにするためである。5は表示部、6
は印刷部である。
入力手段1から発券したい券種、例えば大人片道普通乗
車券が入力手段1に備わっているファンクションキー1
1Lを使って入力され、続いて発券したい券片の発駅、
例えば上野駅、及び着駅、例えば立川駅の2つの駅の3
桁数字コードが、入力手段1に備わっている数字キー1
bを使って入力されると、検索手段2はSRAM3内に
記憶されている当該の券種、この場合大人片道普通乗車
券ならびに当該の2駅相互間の運賃あるいは料金データ
、この場合上野駅と立川駅の運賃データを検索し、表示
部6に表示すると共に、印刷部6から所定様式の乗車券
類、この場合上野発立用着590円大人1名の片道普通
乗車券を印刷発券する。
なお、乗車券類というのは片道普通乗車券や往復普通乗
車券といった運賃券と、特急券やグリーン券といった料
金券とを総称するものである。
ここで、運賃あるいは料金のデータをSRAM3に記憶
させておくのは、運賃あるいは料金が待時改定されるた
めに、装置の外部からデータの書換えが可能なようにし
ておく必要があるからである。
また、運賃あるいは料金のデータは対象券種毎に、三角
表と通称されている手法で記憶されている。
発明が解決しようとする課題 上記した従来例の構成では、運賃あるいは料金のデータ
は対象券種毎に、三角表と通称されている手法でSRA
M3に記憶されている。そのため、以下に述べる問題点
があった。
2駅相互間の三角表が必要とするメモIJ−faMは脈
数をN、−件の運賃あるいは料金データを表すためのバ
イト数をBとすると M二BX〔(N−1)−(N〜1)〕÷2〔バイト〕で
表される。式から明らかなように、はぼ脈数Nの2乗に
比例してメモIJ−量1(が増加する、例えばNを2倍
にするとMはほぼ4倍になることがわかる。すなわち、
装置で発券できる脈数を増やすためには、SRAM3の
メモリー量を大変大きくする必要があった。しかし、S
RAM3は種々の半導体メモリーのなかでも、ピットあ
たりのチップ面積が最も大きなものの一つであり、1チ
ツプのビット数も限られている。従って、SRAM3の
メモリー量を増やすためには、いくつものチップを持た
せる必要があり、それだけ回路も複雑になり、装置も大
型かつ高価になってしまうため、おのずとメモリー量の
制限から発券できる脈数が250駅程度に限られていた
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため本発明は第1及び第2の駅を指
定するための入力手段と、読み出し専用であシ、複数の
駅の相互間の運賃あるいは料金の符号を記憶させた第1
の半導体記憶手段と、読み出し及び書込みの双方が可能
であり、前記運賃あるいは料金の符号を運賃あるいは料
金に変換するための変換表を記憶させた第2の半導体記
憶手段と、運賃あるいは料金の検索及び変換を行う検索
・変換手段とを備え、前記検索・変換手段が、前記入力
手段にて指定された前記第1及び第2の駅の相互間の運
賃あるいは料金の符号を前記第1の半導体記憶手段内か
ら検索し、つづいて前記第2の半導体記憶手段内の変換
表により運賃あるいは料金に変換するように構成したも
のである。
作用 上記構成とすることにより、少ないSRAMのビット数
しか持っていないにもかかわらず、多くの発券対象駅相
互間の運賃あるいは料金データを保有することのできる
乗車券類発券装置を提供できる。
実施例 本発明の一実施例を第1図を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例による乗車券類発券装置のブ
ロック図である。図中7は入力手段であり、カタカナキ
ー7&、ファンクシヲンキー7b、数字キー了Cを含ん
でいる。ここにおいては説明のために、カタカナキー7
1Lとファンクシシンキー了す、数字キー7Cとは別々
のブロックとして書いたが、実際は同一のキーをカタカ
ナとファンクションあるいは数字が共用していて、どち
らの意味をもっているかは、検索・変換手段8が判断す
るようになってbる。9はSRAMであり、従来例にお
いても述べたようにスタティック式の読み出し及び書込
みの双方が可能な半導体記憶素子である。1oはバック
アップ電源で、本実施例においてはコイン形のりチウム
−次電池を1個使用していて、主電源が切られてもSR
AMe内に蓄えられているデータが消えないようにして
いる。
11はイレイザブル プログラマブル リイドオンリー
 メモリ(Erasable Programable
Read 0nly Memory以下KFROMと略
す)であり、読み出し専用の半導体記憶素子で、−度書
き込んだデータは、電源を切っても保持される。
なお、このKFROMl 1は、専用の消去器でデータ
を消去すれば、専用の書込み装置(FROMライター)
を用いて再書込みが可能ではあるが、機器に組み込んだ
状態ではデータは消去再書込みができなく、読み出し専
用である。12は表示部であり、本実施例においては1
6文字4行の表示が可能な液晶表示器を使用している。
13は印刷部であり、本実施例においては感熱式のドツ
トマトリクス方式のシリアルプリンタを使用している。
なお、入力手段子、表示部12、印刷部13は単にキー
や表示素子やプリンタという入出力デバイスのみを指す
のではなく、検索・変換手段8とのインターフェイス回
路をも含むものを意味している。これは、従来例におい
ても同じである。このように構成した本実施例に基づい
て、以下にその動作を説明する。
カタカナキー7&で発駅が例えば「ウエノ」、着駅が例
えば「タチカワ」と入力され、続いてファンクションキ
ー7bで「乗車券」が入力されると、検索・変換手段8
は、先ず「上野」駅と「立川」駅相互間の運賃符号をE
FROMllに書き込まれている各駅相互間の運賃符号
群内から検索し抽出する。続いて検索・変換手段8は、
SRAMe内に書き込まれている運賃符号を運賃に変換
する変換表を検索することによって、得られた「上野」
、駅と「立川」駅相互間の運賃符号を所定の運賃この場
合690円に変換し、表示部12がこの場合は「ウエノ
ータチカワ ジヨウジャケン オトナ1メイ690円」
(ここで「ジヨウジャケン」は片道普通乗車券を意味し
、また入力手段7から特に指示しなければ自動的に大人
1名が選択されるようになっている)と表示し、操作者
がそれを確認したうえで、ファンクションキー7bで「
発行」が入力されると、検索・変換手段8は印刷開始の
指示を印刷部13に与え、印刷部13は所定様式の券片
、この場合は「上野から立川まで大人1名領収額590
円」の片道普通乗車券を印刷発券するわけである。
ここでもう少し詳しく、検索及び変換の過程を説明する
先ずファンクションキー7bの「発駅」キーが押されて
、続いて順次カタカナキー7aの「つ」・j「工」・「
ノ」キーが押されると、検索・変換手段8は発駅が上野
駅と指定されたことを認識し、更に「着駅」キーが押さ
れて、続いて順次「り」・「チ」・「力」・「ワ」キー
が押されると、検索・変換手段8は同様に着駅が立川駅
と指定されたことを認識する。次にファンクションキー
7bの「乗車券」キーが押されると、検索・変換手段8
は上野駅から立川駅までの運賃を検索する。ここで、図
では特に記□していないが駅の各種データを記憶させで
ある半導体記憶素子(駅のデータは情報量が大変多く、
かつその内容が固定であるため、本実施例ではマスク式
の読み出し専用半導体記憶素子つまりマスクROMを使
用している)の情報から、上野駅も立川駅も東京近郊区
内の駅であるので、東京近郊区運賃三角表を検索すれば
よいことがわかる。
第2図は東京近郊区運賃三角表の構造図である。
図中にてl’−RoolJ −[Koo2J −1fo
o3J−・・・・・「上野」・・・・・・・・「立川」
・・・印・・「E375」・「E376」は駅名を表し
ていて、太線及び太い点線で囲った部分14が東京近郊
区運賃符号群であシ、11001J駅と11002j駅
との相互間の運賃符号が「ol」、同様に「EOol」
駅と「]!:003」駅との相互間の運賃符号が「03
」、・・・・・・ 「上野」駅と1立川」駅との相互間
の運賃符号が「13」、・・・・・11001J駅と「
E 37 sJ駅との相互間の運賃符号が「1F」であ
ることを示している。ここで、「ol」−「02」昏「
o3」命「04」・・・・・・・「13」 ・・・・・
・・・「1K」 ・ 「1F」といった運賃符号は1バ
イトよりなるバイナリ−データであり、運賃の刻み毎に
割シ当てられている。
第2図をみてわかるように、東京近郊区運賃の符号群1
4は全体として三角形状を呈しており、そのことより東
京近郊区運賃の三角表と通称されている。このような運
賃及び料金の三角表は全国6旅客鉄道株式会社(いわゆ
るJR)についていえば、東京及び大阪及び福岡の各運
賃三角表と東海道山陽及び東北及び上越の各新幹線特急
料金三角表が主要なものとして挙げられる。
第3図は、第2図で示した東京近郊区運賃三角表の運賃
符号群14を、どのようにICPROM11内に格納し
ているかを示すメモリーマツプである。
図中において、人工・人工+1・・・・・・・・g・ム
j十1・・・・・・・・ムk・Ak+1・・・・・・・
◆ム1はICFROMl 1のメモリーアドレスを表し
ており、太線及び太い点線で囲った部分15がKPRO
M11内に記憶させである東京近郊区運賃符号群である
。このような符号群は、前記した各々の三角表について
KFROM11内に記憶させである。
実際に2つの駅の相互間の運賃あるいは料金の符号を検
索するときは、各三角表毎に割シ当てである駅の番号(
但し、番号は1から始まる連続する正の整数である)を
駅データから得て、それをXとY(但し、x<y)とし
、三角表の駅の総数を21その三角表が格納されている
先頭アドレスをmとしたとき、 なる式にて得られたアドレス人より、該当の運賃あるい
は料金の符号を検索することができる。このような方法
によって、検索及び変換手段8は上野駅と立用駅の相互
間の運賃符号が「13」であると得ることができる。
第4図は東京近郊区の運賃符号を運賃に変換するための
変換表の構造図であり、16は運賃符号群、17は運賃
群である。この図において運賃符号13は運賃が16進
数で024E円(10進数に変換すると690円)であ
ることを示している。
第4図の運賃符号群16が第2図及び第3図の運賃符号
群14及び15と異なるのはその数である。
すなわち運賃符号群14及び16の総数は駅の相互間の
絶対数、つまり東京近郊区運賃三角表の場合を例にとる
と、東京近郊区内の総状数は376駅(昭和63年12
月1日現在)であるので、第2図及び第3図の運賃符号
群14及び16の運賃符号の総数は70126個あるが
、運賃の刻みそのものは東京近郊区に関してはたかだか
34個しかないので、第4図の運賃符号群16の符号の
総数は34個あればよいわけである。
第6図は、第4図で示した変換表の運賃群17を、どの
ようにXFROMl 1内に格納しているかを示すメモ
リーマツプである。図中において、Ar・ムr+2・・
・・・・・As・・・・・・・・AtはSRAM9のメ
モリーアドレスを表しており、太線及び太い点線で囲っ
た部分18がSRAMQ内に記憶させである東京近郊区
の運賃群である。1件の運賃を表すには2バイトを要す
るため、アドレス2番地で1つの運賃を示している。こ
のような運賃群は、前記した各々の三角表についてSR
AMe内に記憶させである。実際に運賃符号から運賃に
変換するときは、各変換表毎に割り当てである運賃符号
の番号からその運賃表が格納されている先頭アドレスの
何番地うしろにあるかを計算すればよい。このような方
法により、検索及び変換手段8はすでに得られている上
野駅と立j駅の相互間の運賃符号「13」から、運賃が
「690円」であると変換できることがわかる。
ここで特に、往復である・割引事由・小児である・人数
が複数であるといったことが指定されていないので、こ
の「690円」はそのまま大人1名の片道普通運賃にな
る。
この過程において、従来は三角表から運賃あるいは料金
の検索のみの1ステツプで済んでいた処理が、三角表か
ら運賃あるいは料金の符号の検索・変換表からの検索・
運賃あるいは料金への変換という3ステツプが必要とな
るが、その処理時間はたかだか数ミリ秒で済み無視でき
るので何等間粗にならない。
次に、本実施例において運賃及び料金の符号をX P 
R,OM 11に記憶させ、変換表をSRAM9に記憶
させている理由について説明する。運賃及び料金は2〜
3年毎に改定されるため、乗車券類の発券装置において
は運賃及び料金は変更可能なようになっている必要があ
る。そのため、運賃及び料金は書換え可能な記憶手段、
たとえばSRAMに記憶させておく。しかし後で説明す
るが、東京・大阪・福岡の3地域には近郊区運賃三角表
が必要であり、その符号の総数は以上の3地域の運賃三
角表だけでも合計90265件にもなる。一方、現在の
「120円」は−律に例えば「130円」になるといっ
たような運賃あるいは料金の改定の方法が原則であるた
め、これを「ol」という符号部分と「01→0078
 (10進数で120円)」という変換部分にわけてや
れば、変換部分を変更可能にしておくことにより、符号
部分は固定にすることができるようになる。本実施例で
は、この変換部分をSRAM9に記憶させておいて運賃
あるいは料金の改定に対応可能なようにし、残った固定
部分をICPROM11に記憶させであるわけである。
なお、東京等3地域において近郊区三角運賃表なるもの
が必要な理由は、本発明の本論とは直接の関係はないが
、ここで少し触れておく。東京・大阪・福岡の指定され
た3地域の範囲内においては、路線が網の目状になって
いることや、乗り換えに要する時間、路線や駅間によっ
て電車・列車の運転頻度が異なっているといった様々な
要件により、必ずしも距離的に近い経路が時間的に速い
あるいは便利な経路になるとは限らない。しかし実際に
乗車する経路で運賃を計算すると、距離的に近い経路を
たどる人との間で、同じ駅から同じ駅に行くのにかかわ
らず運賃が異なるという不公平が生じることがある。そ
のため、前記した旅客鉄道株式会社の規則によると、東
京・大阪・福岡の各近郊区においては実際に乗車する経
路にかかわらず、2駅間の最短運賃計算キロ程で運賃を
計算し、その間の経路を指定しないこととしており、そ
のような運賃群を構成するには、三角表がもっとも適し
ているためである。また、新幹線特急料金が三角料金表
になっているのは、やはり前記した旅客鉄道株式会社の
規則によると、キロ程ではなく、駅相互間にて特急料金
が規定されているためである。
また、以上の説明では書換え可能な記憶手段である半導
体記憶素子としてSRAM5を使用したが、勿論乗車券
類発券装置に組み込んだ状態で書換え可能であるという
機能を有するものならば何でもよく、例えば電気的に消
去書換えが可能な半導体記憶素子であるK X P R
OM (ElectricalKrasable R6
&(10nly Memory )などを使用してもよ
い。このIEKFROMは名称からは読み出し専用であ
るように思えるが、機能上は!気的にデータの消去及び
書換えの双方が可能である、同様に、読み出し専用の記
憶手段である半導体記憶素子にKFROMを使用したが
、マスクROMやOT F ROM (One Tim
e Programable ReadOnly Me
mory )等の同機能のものでもよい。マスクROM
もX P −ROMも共に読み出し専用の半導体記憶素
子であって、前者がよ!l11チップあたりのメモリー
容量が大きいが、運賃及び料金の改定に対する柔軟性は
後者の方が優れていて、その理由は以下による。すなわ
ち三角表に含まれる駅の数、駅間の距離、運賃あるいは
料金の刻みが変わらなければ、三角表の運賃あるいは料
金の符号群は変える必要がないが、それらが変わると運
賃あるいは料金の符号群を更新しなければならなく、そ
の時マスクROMでは長期の開発期間を要するが、lP
ROMでは短期で済むということである。
また、OTPROMもKPROMもやはり読み出し専用
の半導体記憶素子であるが、前者は書込みが1回限りで
あるのに対し、後者は乗車券類発券装置から取り出して
専用の消去器でデータを消去すれば、再使用が可能であ
るというメリットがある。
昭和63年12月1日現在、東京近郊区の馴致は376
駅であり、その相互間の運賃の件数の絶対数は7012
5件、大阪近郊区は161駅で12880件、福岡近郊
区は121駅で7260件、また東海道・出湯新幹線の
馴致は33駅であり、その相互間の料金の件数の絶対数
は528件、東北新幹線は16駅で120件、上越新幹
線は10駅で46件と以上6つの三角表で合計9096
8件になる。
従来の方法によると、前記したように90958件もの
(実際に乗車券類発券装置においてはこれ以外の三角表
も必要になる)膨大な運賃(あるいは料金)データを読
み出し及び書込み可能であるSRAM(あるいはEXF
ROM)K記憶さ−[うとすると、1件の運賃(あるい
は料金)につき2バイトなので、約178キロバイトを
要する。
これだけで、現在商用で1チツプのメモリー容量が最も
大きなSRAM(1チツプのメモリー容量が32キロバ
イトである。これ以上のものは128キロバイトのもの
が約1年以上先でないと商用には供されなく、またその
時点でも価格は32キロバイトのものを4チップ使うよ
りも高価になり、かつ供給可能な命が限られていると予
想されている。)を用いても6チツプを要する。([F
ROMでは現在商用のものは8キロバイトなので24チ
ツプを要する。)ところが、本実施例によると必要な運
賃の件数は運賃の刻みの数、すなわち34件つまりわず
か68バイトで済み、運賃専用にSRAMを設けなくと
も、他の処理用のSRAMに吸収できる。その代わり、
従来なかった運賃用のKFROMが必要であるが、これ
は1件あたり1バイトなので約89キロバイトで現在商
用に供されているEFROMの1チツプ(128キロバ
イト)でよいし、128キロバイトのKFROMに三角
表を収容してもまだ十分な余りがあるので、別に必要と
していた(従来においても同様である)プログラム用の
KFROMとあわせて1チツプ化が可能で、結果的には
チップ数を増やさなくともよいということとなる。
尚、以上においては携帯形の乗車券類発券装置を使って
車内で乗車券類の発券作業を前提に述べたが、このよう
な乗車券類発券装置を駅の出札窓口に備えることも勿論
できるので、従来使用していたような大型で高価な印刷
発券機に代用させることができるようになる。
発明の効果 このように、本発明によると極めて少容量の第1の半導
体記憶手段と第2の半導体記憶手段で膨大な量の運賃あ
るいは料金の三角表を収容することが可能となる。従っ
て、従来は260駅程度であった発券可能脈数が、乗車
券類発券装置の形状重量を大型化することなく、近郊区
668駅と新幹線69駅のすべては勿論のことそれ以上
の馴致の相互間について発券することが可能となる。
のみならず、合計でのメモリー容量は従来の方法で前記
した全訳を収容したとき必要としていた約178キロバ
イトに対して、上記本発明の一実施例では約89キロバ
イトで済むのでメモリー空間の使用効率が2倍となり、
空いたメモリー空間を他の処理のために割り当てられ、
より高機能の乗車券類発券装置とすることができるよう
になる。
さらに運賃料金の改定時には、乗車券類発券装置の外か
ら通信回線を使って第1の半導体記憶手段上の運賃料金
データを書き換えてやらねばならないが、その通信時間
(通常はR3232−Cで4BOObpsを使う)は、
従来の方法では約10分を要していたが、本発明の上記
実施例によると僅か0.2秒と約172700で済み、
きわめて効率的に書換えできるという別の効果もある。
加えるに、従来では列車や電車内で乗客から乗り越し精
算等の申告があっても、発券できる駅が限定されていた
ため発売の機会をのがすこともあった。しかし、本発明
の乗車券類発券装置では発券の機会をのがさないように
できるので、申告があったときは勿論のこと不正乗車の
捕捉及び抑制に対しても効果をあげることができる。
以上のことは、既に説明したように単に列車や電車内に
おける発券業務のみならず、駅の出札窓口を含めた全体
的な乗車券類発券業務の効率化に極めて大きな寄与をす
るものであり、価値が大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による乗車券類の発券装置の
ブロック図、第2図は本発明の一実施例による三角運賃
表の構造図、第3図は本発明の一実施例による三角運賃
表のメモリーマツプ、第4図は本発明の一実施例による
運賃変換表の構造図、第5図は本発明の一実施例による
運賃変換表のメモリーマツプ、第6図は従来の乗車券類
発券装置のブロック図である。 7・・・・・・入力手段、7a・・・・・・カタカナキ
ー、7b・・・・・・ファンクションキー、7a・・・
・・・数字キー、8・・・・検索・変換手段、9・・・
・・・SRAM、11・・・・・KPROM、12・・
・・・・表示部、13・・・・・・印刷部、14.15
.16・・・・・・運賃符号群、17.18・・・・・
運賃群。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名区 U) 憾 区 qコ 城

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1及び第2の駅を指定するための入力手段と、読み出
    し専用であり、複数の駅の相互間の運賃あるいは料金の
    符号を記憶させた第1の半導体記憶手段と、読み出し及
    び書込みの双方が可能であり、前記運賃あるいは料金の
    符号を運賃あるいは料金に変換するための変換表を記憶
    させた第2の半導体記憶手段と、運賃あるいは料金の検
    索及び変換を行う検索・変換手段とを備え、前記検索・
    変換手段は、前記入力手段にて指定された前記第1及び
    第2の駅の相互間の運賃あるいは料金の符号を前記第1
    の半導体記憶手段内から検索し、つづいて前記第2の半
    導体記憶手段内の変換表により運賃あるいは料金に変換
    するように構成したことを特徴とする乗車券類の発券装
    置。
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Cited By (1)

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JP2006293911A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Toshiba Corp 自動改札機の検証システムと自動改札システムの検証システム

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JPS61147465U (ja) * 1985-03-06 1986-09-11

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JP2006293911A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Toshiba Corp 自動改札機の検証システムと自動改札システムの検証システム

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JP2687531B2 (ja) 1997-12-08

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