JPH05225197A - 情報表示装置及びその処理方式 - Google Patents

情報表示装置及びその処理方式

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JPH05225197A
JPH05225197A JP5610892A JP5610892A JPH05225197A JP H05225197 A JPH05225197 A JP H05225197A JP 5610892 A JP5610892 A JP 5610892A JP 5610892 A JP5610892 A JP 5610892A JP H05225197 A JPH05225197 A JP H05225197A
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Application number
JP5610892A
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English (en)
Inventor
Yoichi Niiyama
陽一 新山
Yasuhiro Joho
泰宏 城宝
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 順序テーブルと証券情報テーブルとの間にコ
ードテーブルを設けることで、メモリ効率を良くし、銘
柄検索を高速化し、更に銘柄の追加削除時のデータの移
動を少なくして処理速度を向上させる情報表示装置及び
その処理方式を提供する。 【構成】 証券コードの固有情報を有する順序テーブル
21と、固有情報をグループとして証券コードを有する
複数のコードテーブル23と、証券コードの証券情報を
有する証券情報テーブル22とを具備し、順序テーブル
21とグループ内のコードテーブル23とをポインタで
関連付けて、グループ内のコードテーブルをポインタで
チェインし、各コードテーブルは証券情報テーブルへの
ポインタを有し、未使用又は不使用の証券情報のテーブ
ル位置の情報を設定しておく証券情報未登録情報部24
と証券情報削除情報部25とを有する情報表示装置及び
その処理方式である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上位コンピュ−タから
下位の端末機器に対して一方的に情報を伝達する単方向
情報伝達システムにおいて用いられる情報表示装置に係
り、特に証券情報の検索、証券情報の削除又は追加を容
易に行うことができる情報表示装置及びその処理方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】相場報道システムは、証券に関する市場
情報の伝達システム中の一部を形成するものである。す
なわち、全国の証券取引所で刻々発生変化する株価等の
情報をコンピュータ処理し、その結果を広く全国の投資
家等に対し迅速に伝達するとともに伝達情報の質的向上
を図り、これにより公正な株価等の形成と円滑な流通に
役立つことを目的としている。
【0003】相場報道システムの概略構成について図5
を使って説明する。図5は、相場報道システムの構成ブ
ロック図である。相場報道システムは、全国の証券取引
所で刻々発生変化する株価等の情報をコンピュータ処理
するコンピュータセンタ1と、同センタ1の処理結果を
各地の証券会社等へ配信する通信回線2と、証券会社等
に設置された株価等の情報を可視化し、表示する株価通
報表示装置等の情報表示装置3と、通信回線2の途中に
あってコンピュータセンタ1から受信したデータを再生
中継するとともに入力回線の信号を複数の出力回線に分
配増幅する分配装置4とから構成されている。
【0004】相場報道システムの特徴としては、株価等
の情報(データ)がコンピュータセンタ1から各地の証
券会社等へ向けて一方的に(単方向に)伝達されること
であり、一般的なオンラインシステムにおいて実施され
ている下位の端末機器より上位コンピュータ(コンピュ
ータセンタ1)へのデータ再生要求等は実施されない。
【0005】そして、以上の構成の相場報道システムの
情報表示装置において、取り扱われる証券コードは、9
桁の数字により構成され、図6及び図7に示すように、
銘柄種別毎に異なる体系を有している。以下、株式銘
柄、債券銘柄、先物及びオプション銘柄の各銘柄のコー
ド内容について説明する。
【0006】株式銘柄の証券コ−ドは、図6(a)に示
すように、固有名コード、予備コードにより構成され、
固有名コードは業種順の銘称を示し、予備コードは親株
・子株の関係を示すものである。
【0007】債券銘柄の証券コ−ドは、図6(b)に示
すように、予備コード、回記号コード、固有名コードに
より構成され、固有名コードは種別(国債、地方債、社
債等)順の銘称を示しており、社債は更に株式と同様に
業種順に銘称を示し、回記号コードは記号、回号又は発
行年度を指し、予備コードは回記号コード枠内でコード
化できない場合に設定されるものである。
【0008】先物の証券コ−ドは、図7(c)に示すよ
うに、特殊取引、先物/オプション区分、限月、行使価
格、対象指数により構成され、対象指数は銘称を示し、
限月は発行年月を示すものである。
【0009】オプション銘柄の証券コ−ドは、図7
(d)に示すように、特殊取引、PUT/Call区
分、限月、行使価格、対象指数により構成され、対象指
数は銘称を示し、PUT/Call区分はプットコール
の別と現物、先物の識別を示し、限月は償還年月を示
し、行使価格はコード化された行使価格を示すものであ
る。
【0010】一方、ユーザは、銘柄の指定を全コード入
力して指定する場合と、コードの一部を入力して指定す
る場合がある。前者は一般的な銘柄の指定方法である
が、後者は業種毎に値段を比較参照する場合又は銘柄コ
ードが完全に判らない場合に指定する方法である。
【0011】他方、銘柄は1日当り数銘柄〜数百銘柄の
追加・削除が行われる。故に、証券コードを管理する時
は、銘柄の検索が容易に行える順序テーブルと証券情報
の追加・削除が容易に行える証券情報テーブルが必要で
ある。
【0012】従来は、図8(a)(b)に示すように、
情報表示装置のメモリ内に順序テーブル11と証券情報
テーブル12とが作成されていた。順序テーブル11
は、証券コード順に連続して作成されたテーブルであ
り、証券情報テーブル12は、証券情報が順序テーブル
11の証券コ−ドに一対一で対応して作成されたテ−ブ
ルである。上記各テ−ブルを有する情報表示装置におい
て、銘柄の追加・削除が発生した時は、順序テーブル1
1を再ソートし、それに伴い証券情報テーブル12のデ
ータを移動するようになっていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報表示装置では、順序テーブル11、証券情報テ
ーブル12をメモリに連続して記憶しているためメモリ
効率が悪く、また、順序テーブル11が証券コード9桁
を単純ソートして形成しているため銘柄の追加・削除時
にデータの移動が多くなって処理速度が遅くなるという
問題点があった。
【0014】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、順序テーブルと証券情報テーブルとの間に新たにコ
ードテーブルを設けることで、メモリ効率を良くし、余
分なコード検索をなくして、高速に銘柄を検索すること
ができ、銘柄の追加・削除時のデータの移動をなくして
処理速度を向上させることができる情報表示装置及びそ
の処理方式を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、証券情報を受信し
てメモリに蓄積して表示する情報表示装置において、前
記証券情報を格納する証券情報テーブルと、前記証券情
報の証券コードと前記証券情報テーブルへのポインタと
を対応させて保有する複数のコードテーブルと、前記証
券情報の固有情報と前記コードテーブルへのポインタと
を対応させて保有する順序テーブルとを有し、前記各コ
ードテーブルには、該コードテーブルが連続する前後の
コードテーブルへのポインタが設定され、前記証券情報
テーブルで未使用の証券情報のテーブル位置の情報を登
録しておく未使用証券情報設定部と、前記証券情報テー
ブルで不使用の証券情報のテーブル位置の情報を登録し
ておく削除証券情報設定部とを有することを特徴として
いる。
【0016】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、請求項1記載の情報表示装置の処理
方式において、削除証券情報設定部に削除する証券情報
のテーブル位置の情報を設定し、前記削除の証券情報の
証券コードのコードテーブルの前記証券情報テーブルへ
のポインタと前後のコードテーブルへのポインタとを無
効にし、前記削除対象のコードテーブルの前後のコード
テーブルが直接連続するよう前記前後のコードテーブル
のポインタを書き替えることを特徴としている。
【0017】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、請求項1記載の情報表示装置の処理
方式において、未使用証券情報設定部と削除証券情報設
定部から削除可能な証券情報を選出し、前記選出した証
券情報が格納された証券情報テーブルのテーブル位置に
追加する証券情報を書き込み、前記追加の証券情報の証
券コードのコードテーブルを設定し、前記設定されたコ
ードテーブル内の前記証券情報テーブルへのポインタを
前記追加の証券情報のテーブル位置とし、前記コードテ
ーブルを複数のコードテーブルのチェインに組み込むよ
う前記コードテーブル内の前後のコードテーブルへのポ
インタを設定し、前記コードテーブルの前後に連続する
コードテーブルのポインタを書き替えることを特徴とし
ている。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明によれば、証券コードの固
有情報を有する順序テーブルと、固有情報をグループと
する証券コードを有する複数のコードテーブルと、証券
コードの証券情報を有する証券情報テーブルとを具備
し、順序テーブルとグループ内のコードテーブルをポイ
ンタで関連付け、グループ内の連続するコードテーブル
はポインタでチェインし、各コードテーブルは証券情報
テーブルへのポインタを有し、未使用証券情報と不使用
証券情報のテーブル位置の情報を登録しておく未使用証
券情報設定部と削除証券情報設定部とを有する情報表示
装置としているので、順序テーブルとコードテーブルを
使うことで証券コードの検索を高速化し、引いては証券
情報テーブル内の証券情報にも高速にアクセスでき、更
に不連続エリアでのテーブル作成が可能であるためメモ
リ効率が良くなり、未使用証券情報設定部と削除証券情
報設定部とに登録されたテーブル位置の情報を使って銘
柄の追加削除を行えば証券情報等のデータの移動を少な
くし、処理速度を向上できる。
【0019】請求項2記載の発明によれば、削除する証
券情報のテーブル位置の情報を削除証券情報設定部に設
定し、削除の証券コードのコードテーブルの証券情報テ
ーブルへのポインタと前後のコードテーブルへのポイン
タとを無効にし、削除対象のコードテーブルの前後のコ
ードテーブルが直接連続するよう前後のコードテーブル
のポインタを書き替えて、コードテーブルのチェインか
ら外すことで証券コード及び証券情報を削除する請求項
1記載の情報表示装置の処理方式としているので、銘柄
の削除時の証券情報等の移動を少なくし、処理速度を向
上できる。
【0020】請求項3記載の発明によれば、削除可能な
証券情報を未使用証券情報設定部と削除証券情報設定部
とから選出し、選出の証券情報が格納された証券情報テ
ーブルのテーブル位置に追加する証券情報を書き込み、
追加の証券情報の証券コードのコードテーブルを新たに
形成して、該コードテーブル内の証券情報テーブルへの
ポインタを追加の証券情報のテーブル位置とし、該コー
ドテーブルを複数のコードテーブルのチェインに組み込
むよう該コードテーブル内の前後のコードテーブルへの
ポインタと該コードテーブルの前後に連続するコードテ
ーブルのポインタを設定することで証券コード及び証券
情報を追加する請求項1記載の情報表示装置の処理方式
としているので、銘柄の追加時の証券情報等の移動を少
なくし、処理速度を向上できる。
【0021】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本発明の一実施例に係る情報表示
装置の構成ブロック図である。本実施例の情報表示装置
は、図1に示すように、コンピュ−タセンタ1から送ら
れてくる証券情報を受信する受信手段5と、受信デ−タ
を編集及び加工する処理手段6と、その結果を蓄積記憶
するメモリ7と、表示情報を指定する入力手段8と、情
報を表示する表示手段9とから構成されている。
【0022】次に、本実施例の情報表示装置における各
種のテーブルについて図2を使って具体的に説明する。
図2は本実施例の情報表示装置における各種のテーブル
関係を示す説明図である。
【0023】各種のテーブルは、固有情報の順序テーブ
ル21と、証券情報テーブル22と、順序テーブル21
と証券情報テーブル22とを結び付けるコードテーブル
23とから構成されている。更に、証券情報テーブル2
2には、証券情報未登録情報部24と証券情報削除情報
部25とが設けられている。
【0024】図2に示す固有情報の順序テーブル21
は、「0000〜9999」の固有情報が設定されてお
り、そして各固有情報に対応する複数の証券コードが格
納されたコードテーブル23の先頭位置をポインタで示
すようになっている。固有情報とは、銘柄選択時の名称
を限定するものであり、図3(a)(b)に示すような
株式・債券の固有名コード、また、図4(c)(d)に
示すような先物の対象指数、オプションの対象指数・P
ut/Call区分と限月の年のことである。
【0025】具体的には、固有情報の順序テーブル21
には、同一固有情報を持つ銘柄が設定されているかどう
かを設定された固有情報を参照することで判別すること
ができるようになっている。
【0026】例えば、図2の固有情報の順序テーブル2
1には固有情報0004が設定されておらず、これは固
有情報0004に関して同一固有情報を保持していない
ことを意味している。また、固有情報の順序テーブル2
1の各固有情報で示すコードテーブル23へのポインタ
は、同一固有情報の内で、先頭位置を示しており、先頭
位置は同一固有情報を持つ銘柄の最小の数字の証券コー
ドとなっている。
【0027】コードテーブル23は、固有情報の固有コ
ードと、証券情報テーブル22へのポインタと、前コー
ドテーブルのポインタと、次コードテーブルへのポイン
タとに関する情報を保持しており、これを1単位として
複数のコードテーブル23とから構成されている。
【0028】つまり、コードテーブル23は、同一固有
情報を持つ銘柄の証券コード順を前コードテーブルへの
ポインタと次コードテーブルのポインタによって示す順
序テーブルとなっている。前コードテーブルへのポイン
タとは、当該コードテーブル23の証券コードより小さ
い証券コードのテーブルの位置を示し、次コードテーブ
ルのポインタとは、当該コードテーブル23の証券コー
ドより大きい証券コードのテーブルの位置を示すもので
ある。また、コードテーブル23は、当該コードの証券
情報テーブル22の位置を示すポインタを持っている。
【0029】証券情報テーブル22は、証券情報の中で
証券コード以外の銘柄固有の情報を登録するテーブルで
あり、銘柄固有の証券情報は、固有情報の順序テーブル
21の固有情報の順序及びコードテーブル23の証券コ
ードの順序とは無関係の順序で記憶されるようになって
いる。
【0030】次に、固有情報の順序テーブル21と証券
情報テーブル22とコードテーブル23との関係を固有
情報0067を例にとって説明すると、固有情報の順序
テーブル21に登録設定された固有情報0067には対
応するコードテーブル23へのポインタが示されてい
る。このポインタに従うと0067の同一固有情報を持
つ銘柄の最小の数字の証券コードのコードテーブル23
の位置に到達でき、最小数の証券コードのコードテーブ
ルは、図2の実施例では証券コード006701160
のコードテーブルとなっている。
【0031】そして、証券コード006701160の
コードテーブルは、証券情報テーブル22の証券情報1
へのポインタを有している。更に、このコードテーブル
は、前コードテーブルへのポインタと次コードテーブル
へのポインタを保有するようになっているが、先頭位置
のコードテーブルであるため前コードテーブルへのポイ
ンタには指示する記載を有せず、次コードテーブルへの
ポインタは証券コード006701170のコードテー
ブルを示している。また、証券コード00670117
0のコードテーブルの証券情報テーブル22へのポイン
タは、証券情報4を示している。
【0032】このように、順序テーブルと証券情報テー
ブルとが直接結び付いているのではなく、コードテーブ
ル23を介して両テーブルを結び付けるようになってい
る。つまり、固有情報の順序テーブル21では固有情報
を順に設定するようにし、固有情報に連続する一連の証
券コードを前・次コードテーブルへのポインタでチェイ
ンするようにし、各コードテーブルが保有する証券情報
テーブルへのポインタで対応する証券情報テーブル22
の証券情報にアクセスするものである。
【0033】ここで、本実施例の情報表示装置における
証券情報の検索方法について、証券コード006701
170を例として説明する。証券コードの固有情報00
67を固有情報の順序テーブル21で検索し、対応する
コードテーブルへのポインタで最小数の証券コードのコ
ードテーブル23へアクセスする。本実施例では証券コ
ード006701160へまず到達し、そして次コード
テーブルへのポインタにより次に連続するコードテーブ
ルにアクセスする。本実施例では目的とする証券コード
006701170に到達する。すると、当該コードテ
ーブル内の証券情報テーブルへのポインタにより証券情
報テーブルの証券情報4へアクセスする。この証券情報
4に証券コード006701170の証券コード以外の
銘柄固有の証券情報が格納されている。このようにし
て、目的の証券コードの証券情報を検索することができ
る。
【0034】また、証券情報テーブル22には、証券情
報未登録情報部24と証券情報削除情報部25が設けら
れ、証券情報未登録(未使用)情報部24は、証券情報
テーブル22で一度も使用されていない証券情報の証券
情報テーブル22における先頭のテーブルを示す情報が
格納されており、証券情報削除情報部25は、証券情報
テーブル22で一度は使用されたものの上場廃止等によ
り使用されなくなった証券情報の証券情報テーブル22
における先頭のテーブルを示す情報が登録されている。
【0035】証券情報未登録情報部24及び証券情報削
除情報部25に登録されたテーブルに関する情報は、各
々先頭テーブルの情報が示されていて、更に未使用又は
不使用に属する証券情報のテーブル部分をポインタを用
いてチェインするようになっている。従って、証券情報
未登録情報部24及び証券情報削除情報部25を参照す
ることにより、一連の未使用又は不使用の証券情報を把
握することができる。
【0036】次に、上記各テーブルを有する情報表示装
置において証券情報が使用されなくなった場合について
説明する。証券情報が使用されなくなると、証券情報削
除情報部25に当該証券情報の証券情報テーブル22に
おける先頭テーブルに関する情報が登録され、更に不使
用に関する証券情報のテーブルのグループの中にポイン
タによりチェインされる。
【0037】そして、不使用になった証券情報の証券コ
ードのコードテーブルについて、証券情報テーブルへの
ポインタと前コードテーブルへのポインタと次コードテ
ーブルのポインタを無効にし、その前後のテーブルのポ
インタを書き替えて、証券情報テーブル22との関連を
なくし、当該不使用の証券コードのコードテーブルを複
数のコードテーブル23のチェインから外すようにす
る。
【0038】また、証券情報が追加される場合について
説明すると、証券情報未登録情報部24又は証券情報削
除情報部25を参照して証券情報テーブル22から使用
可能な証券情報を求めて、そのテーブルに追加の証券情
報を格納する。
【0039】そして、固有情報の順序テーブル21にこ
の追加の証券情報の固有情報が存在する場合、その固有
情報が示すコードテーブルのポインタ先のコードテーブ
ル23のチェインの中に当該追加の証券コードのコード
テーブルを組み込むようにする。該証券コードのコード
テーブルが組み込まれる位置は、証券コードの小さい順
にチェインされるように、当該証券コードのコードテー
ブル内の前・次コードテーブルのポインタを書き込み、
更に該コードテーブルの前後に連続する前後のコードテ
ーブル内においてもチェイン関係のポインタの値を書き
替える。そして、該証券コードのコードテーブル内の証
券情報テーブルへのポインタを証券情報テーブル22に
追加した証券情報が格納されたテーブルの位置を示すよ
うに設定する。
【0040】また、固有情報の順序テーブル21に追加
の証券情報の固有情報が存在しない場合、固有情報の順
序テーブル21を再ソートし、追加の証券情報の固有情
報を挿入し、追加の証券情報に関するコードテーブルを
新たに作成して、順序テーブル21のコードテーブルへ
のポインタを新たなコードテーブルを示すように設定す
る。そして、新たなコードテーブルには追加の証券情報
の証券コードと証券情報テーブルへのポインタを証券情
報テーブル22に追加した証券情報が格納されたテーブ
ルの位置を示すように設定する。
【0041】本実施例の情報表示装置によれば、固有情
報の順序テーブル21、コードテーブル23により余分
な証券コードの検索をなくし、高速に効率良く銘柄の証
券情報を検索できる効果がある。また、証券情報未登録
情報部24と証券情報削除情報部25に未使用又は不使
用の証券情報に関する情報を設定することにより、また
順序テーブル21とコードテーブル23とをポインタで
関連付け、複数のコードテーブル23内の次テーブルの
位置をポインタで示すことにより、不連続エリアでの順
序テーブルの作成を可能にし、銘柄の追加削除時の証券
情報等のデータの移動をなくし、処理速度を向上させる
ことができる効果がある。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、証券コー
ドの固有情報を有する順序テーブルと、固有情報をグル
ープとする証券コードを有する複数のコードテーブル
と、証券コードの証券情報を有する証券情報テーブルと
を具備し、順序テーブルとグループ内のコードテーブル
をポインタで関連付け、グループ内の連続するコードテ
ーブルはポインタでチェインし、各コードテーブルは証
券情報テーブルへのポインタを有し、未使用証券情報と
不使用証券情報のテーブル位置の情報を登録しておく未
使用証券情報設定部と削除証券情報設定部とを有する情
報表示装置としているので、順序テーブルとコードテー
ブルを使うことで証券コードの検索を高速化し、引いて
は証券情報テーブル内の証券情報にも高速にアクセスで
き、更に不連続エリアでのテーブル作成が可能であるた
めメモリ効率が良くなり、未使用証券情報設定部と削除
証券情報設定部とに登録されたテーブル位置の情報を使
って銘柄の追加削除を行えば証券情報等のデータの移動
を少なくし、処理速度を向上できる効果がある。
【0043】請求項2記載の発明によれば、削除する証
券情報のテーブル位置の情報を削除証券情報設定部に設
定し、削除の証券コードのコードテーブルの証券情報テ
ーブルへのポインタと前後のコードテーブルへのポイン
タとを無効にし、削除対象のコードテーブルの前後のコ
ードテーブルが直接連続するよう前後のコードテーブル
のポインタを書き替えて、コードテーブルのチェインか
ら外すことで証券コード及び証券情報を削除する請求項
1記載の情報表示装置の処理方式としているので、銘柄
の削除時の証券情報等の移動を少なくし、処理速度を向
上できる効果がある。
【0044】請求項3記載の発明によれば、削除可能な
証券情報を未使用証券情報設定部と削除証券情報設定部
とから選出し、選出の証券情報が格納された証券情報テ
ーブルのテーブル位置に追加する証券情報を書き込み、
追加の証券情報の証券コードのコードテーブルを新たに
形成して、該コードテーブル内の証券情報テーブルへの
ポインタを追加の証券情報のテーブル位置とし、該コー
ドテーブルを複数のコードテーブルのチェインに組み込
むよう該コードテーブル内の前後のコードテーブルへの
ポインタと該コードテーブルの前後に連続するコードテ
ーブルのポインタを設定することで証券コード及び証券
情報を追加する請求項1記載の情報表示装置の処理方式
としているので、銘柄の追加時の証券情報等の移動を少
なくし、処理速度を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る情報表示装置の構成ブ
ロック図である。
【図2】本実施例の情報表示装置における各テーブルの
関係を示す説明図である。
【図3】(a)は株式の証券コードの例を示す図で、
(b)は債券の証券コードの例を示す図である。
【図4】(c)は先物の証券コードの例を示す図で、
(d)はオプションの証券コードの例を示す図である。
【図5】相場報道システムの構成ブロック図である。
【図6】(a)は株式の証券コードの従来例を示す図
で、(b)は債券の証券コードの従来例を示す図であ
る。
【図7】(c)は先物の証券コードの従来例を示す図
で、(d)はオプションの証券コードの従来例を示す図
である。
【図8】(a)は従来の順序テーブルの概略図で、
(b)は従来の証券情報テーブルの概略図である。
【符号の説明】
1…コンピュータセンタ、 2…通信回線、 3…株価
通報表示装置、 4…分配装置、 5…受信手段、 6
…処理手段、 7…メモリ、 8…入力手段、9…表示
手段、 11…順序テーブル、 12…証券情報テーブ
ル、 21…固有情報の順序テーブル、 22…証券情
報テーブル、 23…コードテーブル、 24…証券情
報未登録情報部、 25…証券情報削除情報部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 証券情報を受信してメモリに蓄積して表
    示する情報表示装置において、前記証券情報を格納する
    証券情報テーブルと、前記証券情報の証券コードと前記
    証券情報テーブルへのポインタとを対応させて保有する
    複数のコードテーブルと、前記証券情報の固有情報と前
    記コードテーブルへのポインタとを対応させて保有する
    順序テーブルとを有し、前記各コードテーブルには、該
    コードテーブルが連続する前後のコードテーブルへのポ
    インタが設定され、前記証券情報テーブルで未使用の証
    券情報のテーブル位置の情報を登録しておく未使用証券
    情報設定部と、前記証券情報テーブルで不使用の証券情
    報のテーブル位置の情報を登録しておく削除証券情報設
    定部とを有することを特徴とする情報表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報表示装置において、
    削除証券情報設定部に削除する証券情報のテーブル位置
    の情報を設定し、前記削除の証券情報の証券コードのコ
    ードテーブルの前記証券情報テーブルへのポインタと前
    後のコードテーブルへのポインタとを無効にし、前記削
    除対象のコードテーブルの前後のコードテーブルが直接
    連続するよう前記前後のコードテーブルのポインタを書
    き替えることを特徴とする情報表示装置の処理方式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の情報表示装置において、
    未使用証券情報設定部と削除証券情報設定部から削除可
    能な証券情報を選出し、前記選出した証券情報が格納さ
    れた証券情報テーブルのテーブル位置に追加する証券情
    報を書き込み、前記追加の証券情報の証券コードのコー
    ドテーブルを設定し、前記設定されたコードテーブル内
    の前記証券情報テーブルへのポインタを前記追加の証券
    情報のテーブル位置とし、前記コードテーブルを複数の
    コードテーブルのチェインに組み込むよう前記コードテ
    ーブル内の前後のコードテーブルへのポインタを設定
    し、前記コードテーブルの前後に連続するコードテーブ
    ルのポインタを書き替えることを特徴とする情報表示装
    置の処理方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004016743A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 P To Pa:Kk 遊技機、遊技制御方法及びプログラム
JP2004065309A (ja) * 2002-08-01 2004-03-04 P To Pa:Kk 遊技機、遊技制御方法及びプログラム

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