JPH02178275A - 置換された3‐アミノシドノンイミン、その製造方法及びその使用方法 - Google Patents

置換された3‐アミノシドノンイミン、その製造方法及びその使用方法

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JPH02178275A
JPH02178275A JP1285048A JP28504889A JPH02178275A JP H02178275 A JPH02178275 A JP H02178275A JP 1285048 A JP1285048 A JP 1285048A JP 28504889 A JP28504889 A JP 28504889A JP H02178275 A JPH02178275 A JP H02178275A
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JP1285048A
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Karl Schoenafinger
カルル・シエンアフインゲル
Rudi Beyerle
ルーデイ・バイエルレ
Melitta Just
メリタ・ユースト
Helmut Bohn
ヘルムート・ボーン
Joerg Dr Ostrowski
イエルク・オストロウスキー
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Sanofi Aventis Deutschland GmbH
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D271/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two nitrogen atoms and one oxygen atom as the only ring hetero atoms
    • C07D271/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two nitrogen atoms and one oxygen atom as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
    • C07D271/041,2,3-Oxadiazoles; Hydrogenated 1,2,3-oxadiazoles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
    • A61P7/02Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system

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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式(I) (式中 R1はC−原子数1〜8のアルキル基、C−原子数5〜
8のシクロアルキル基、但しアルキル−又はシクロアル
キル基は−OR’又は−NCR’、R”)によって置さ
れていてもよい、又はアダマンチル基、 R2は水素原子−NO、又は残基−CQR3R3はC−
原子数1〜6の脂肪族残基□これはC原子数1〜6のア
ルコキシ基又はC−原子数4までの脂肪族子オ残基によ
って置換されていてよい□、C−原子数5〜7の環状脂
肪族残基、C−原子数7〜14の二環状脂肪族残基、C
−原子数7〜16の二環状脂肪族残基、C−原子数1〜
6のアルコキシ基□これはC−原子数1〜6のアルコキ
シ基によってfjAされていてよい□、C−原子数6〜
10のアリールオキシ基、全体がC−原子数2〜7のア
ルコキシカルボニル基、C−原子数6〜10のアリール
残基、ハロゲン原子1〜3個及び(又は)C−原子数1
〜3のアルキル基1〜3個及び(又は)C原子数1〜3
のアルコキシ基1〜3個及び(又は)ニトロ基1又は2
個及び(又は)水酸基1又は2個及び(又は)C−原子
数1〜4のアルキルカルボニルオキシ基によってモノ、
ジー又はトリ置換されたC−原子数6〜10のアリール
残基又はイミダゾール基、 H4,RS、R6は水素原子又はC−原子数1〜6のア
ルキル基を示す。) なる薬理学的に有効な置換された3−アミノシドノンイ
ミン及びその薬理学的に妥当な酸付加塩に関する。
更に本発明による化合物(I)の製造方法及びその使用
法に関する。
脂肪族残基、アルキル基及びアルコキシ基は直鎖状又は
分枝状であってよい。このことはこれらがその他の置換
基としである場合にもあてはまる。
R5及びR&が意味するアルキル基は同−又は異ってい
てよい。
R10例としては、メチル−、エチル−1n−プロピル
−1i−プロピル−1n−+ 1−t S−及び【−ブ
チル−9n−、i−ペンチルー、n−、i−ヘキシル−
1n−、i〜へブチル−1n−、i−オクチル−、シク
ロペンチル−。
シクロへキシル−、シクロへブチル−、シクロオクチル
−12−ヒドロキシエチル−12−又は3−ヒドロキシ
プロピル−12−,3〜又は4−ヒドロキシブチル−1
3−、4−又は5−ヒドロキシ−2−メチル−ペンチル
基、2−メトキシ−1−エトキシ−−プロポキシ−エチ
ル基、3−メトキシ−−エトキシーープロボキシープロ
ビル基、3−イソプロポキシプロビル基、4−ブトキシ
−ブチル基、2−アミノ−ジメチルアミノ−−ジエチル
アミノ−−メチルエチル−アミノ−−メチルプロピルア
ミノ−エチル基、4−ジブチルアミノ−ブチル−12−
又は3−ヒドロキシシクロペンチル−12−、3−又は
4−ヒドロキシシクロへキシル−12−、3−又は4−
ヒドロキシシクロへブチル−12−,3〜14−又は5
−ヒドロキシシクロオクチル基、2−13−又は4−メ
トキシ−1−エトキシ−−プロポキシ−−ブトキシ−シ
クロヘキシル基、 2−、3−又は4−アミノ−1−ジ
メチルアミノ−−ジエチルアミノ−−メチルエチルアミ
ノ−シクロヘキシル基、1−アダマンチル基である。
R1に関して次のものが好ましい二〇−原子数1〜6の
アルキル基、更にC−原子数2〜6のヒドロキジアルキ
ル基、シクロヘキシル基及びヒドロキシシクロヘキシル
基、特に2−ヒドロキシシクロヘキシル基、アダマンチ
ル基。
R’&こ関する特に好ましい残基は次のものである:メ
チルー、エチル−1i−プロピル−、ネオペンチル−、
シクロへキシル−22−ヒドロキシエチル基。
そのうちエチル−1i−プロピル−、シクロへキシル−
12−ヒドロキシシクロへキシル−及び1−アダマンチ
ル基が特に好ましい。
R2に関しては次のものが好ましい:水素原子。
アセチル−、プロピオニル−1i−プロピルカルボニル
−1t−7’チルカルボニル−、シクロへキシルカルボ
ニル−、ベンゾイル−14−クロルベンシイルー、メト
キシカルボニル−、エトキシカルボニル−1i−プロポ
キシカルボニル−、ブトキシカルボニル−及びアリルチ
オメチルカルボニル基。
R3が意味する脂肪族残基としては特にアルキル基、好
ましくはC−原子数1〜4のものが挙げられる。R3が
意味する脂肪族残基、特にアルキル基はC−原子数1〜
6、特に1〜4、好ましくは1〜3のアルコキシ基によ
って置換されていてもよい。
R3が意味することができるアルキル−及びアルコキシ
アルキル基の例として次のものが挙げられる:メチル基
;エチル基;n−プロピル基;i−プロピル基; n−
、t−、s−及びt−ブチル基;n−及びi−ペンチル
基;n−及びi−ヘキシル基;メトキシ−、エトキシ−
5n−プロポキシ−9i−プロポキシ−1n−ブトキシ
−1i−ブトキシ−メチル基;2−メトキシ−12−エ
トキシ−12−n−プロポキシ−12−1−プロポキン
−,2−n−ブトキシ−エチル基;2−メトキシ−13
−エトキシ−13−n−プロポキシ−13−1−プロポ
キシ−プロピル基又は−iミープロピル。R″が意味す
る脂肪族残基、特にアルキル基はC−原子4個までを有
する脂肪族置換されたチオ残基で置換されていてもよい
。この様な脂肪族チオ残基は、たとえばC−原子数1〜
4のアルキルチオ残基、たとえばメチル−、エチル−1
n−プロピル−1i−プロピル−1n−ブチル−1t−
ブチル−チオ基、好ましくはアリルチオ(CHz=CH
−CHz−3−)基である。R3が意味する環状脂肪族
残基として、殊にC−原子数5〜7のシクロアルキル基
、特にシクロペンチル基、好ましくはシクロヘキシル基
が挙げられる。R3が意味する二環状脂肪族残基として
特に2.6.6− )リメチルビシクロ(3,1,1)
へブタン−3−イル(=ビナニルー3)が挙げられる。
R3が意味する二環状脂肪族残基として特にトリシクロ
(3,3,1,1’”))デカン−1−イル(=アダマ
ンチル)が挙げられる。
R3が意味するアルコキシ基は、特にC−原子1〜4個
、好ましくはC−原子l又は2個を有する。アルコキシ
基に関するアルコキシ置換基は特にC−原子1〜4個を
有する。R3が意味することができるアルコキシ基及び
アルコキシアルコキシ基としてたとえば次のものが挙げ
られる:メトキシ基;エトキシ基;n−及びi−プロポ
キシ基; n−、i−、s−及びt−ブトキシ基;n−
ペントキシ基;i−ヘキソキシ基:メトキシ−、エトキ
シ−1n−プロポキシ−1i−プロポキシ−1n−ブト
キシ−メトキシ基;2−メトキシ−12−エトキシ−1
2−n−プロポキシ−12−1−プロポキシ−エトキシ
基;3−メトキシ−13−エトキシ−13−n−プロポ
キシ−13−1−プロポキシ−プロポキシ基;4−メト
キシ−14−エトキシ−14−n−プロポキシ−13−
プロポキシ−14−n−ブトキシ−ブトキシ基。
R3が意味するアルコキシカルボニル基はC−原子数2
〜5個を有するのが好ましい。これに関する例として次
のものが挙げられる:メトキシー、エトキシ−1n−プ
ロポキシ−1i−プロポキシ−1n−ブトキシ−1i−
ブトキシ−カルボニル基。R3が意味するアルコキシカ
ルボニル基として特にエトキシカルボニル基が挙げられ
る。
R′Iが意味するアリール残基としてたとえばα−又は
β−ナフチル基、特にフェニル基が挙げられる。R3が
意味するアリールオキシ基としてたとえばα−又はβ−
ナフトキシ基、特にフェノキシ基が挙げられる R3が
意味するアリール残基はモノ−ジー又はトリー置換され
ていてよい。この場合しかしまたトリ置換に於て最高2
個のニトロ基しか存在することができない。それはたと
えば2−メチル−4,6−シクロアルキル基及び2−ク
ロル−6−メチル−4−二トロフェニル基である。アリ
ール残基に対するハロゲン置換基としてたとえばフルオ
ル−。
クロル−及びブロム原子が挙げられる。了り−ル残基、
特にフェニル基に関するアルキルカルポニニオキシ置換
基としてたとえば次のものが挙げられる:アセトキシ基
、n−プロピオニルオキシ基、i−プロピオニルオキシ
基、n−ブチリルオキシ基、ドブチリルオキシ基。
R3が意味する、場合により置換されたアリール残基と
して次のものが挙げられる:フェニル基、2−13−又
は4−メチル−−エチル−−n−プロピル−1−1−プ
ロピル−フェニル基; 2−、3−又は4メトキシ−−
エトキシ−−〇−プロポキシi−プロポキシーフェニル
基; 2−、3−又は4−フルオル−−りロルー又は−
ブロムーフェニル基;2−13−又は4−ニトロフェニ
ル基; 2−、3−又は4−ヒドロキシフェニル基i 
2−、3−又は4−アセトキシ−。
−プロビオニルオキシー  −n−ブチリルオキシフェ
ニル基; 2.3−、2.4−、2.5−又は2.6−
シメチルー。
−ジエチル−ジプロピル−フェニル基;2−又は3−メ
チル−4−クロルフェニル基;2−又は3−エチル−4
−フルオルフェニル基;2−クロル−4−エチルフェニ
ル基;2−ブロム−4−i−プロピルフェニル基; 2
+6−ジェトキシ−4−クロルフェニル基; 2,3.
4−、3,4゜5−1又は2,3.5− )リメチルー
  =トリエチル−トリプロピル−1−トリメトキシ−
1−トリエトキシ−又は−トリプロポキシ−フェニル基
;2ヒドロキシ−3−−4−又は−5−クロルフェニル
基;2−メチル−3−1−4−又は−5−アセトキシ−
フェニル基。
R3が意味する置換された了り−ル残基として特に次の
ものが挙げられる:メチルフェニル(−トリル)基、ニ
トロフェニル基及びクロルフェニル基。
R3が意味するイミダゾリル基は1−イミダゾリル基が
好ましい。
R3に関しては次のものが好ましい:メチルエチルー、
シクロへキシル−、フェニル−14−クロルフェニル−
14−メトキシフェニル−、メトキシ−、エトキシ−1
n−プロポキシ−1i−プロポキシ−12−n−プロポ
キシ−エトキシ−12−1−プロポキシ−エトキシ−1
n−ブトキシメチル−12−n−ブトキシ−エトキシ−
及びアリルチオメチル基。
R4は水素原子を示すのが好ましい。R4,R%及びR
6が意味するアルキル基は、C−原子を1〜4個有する
のが好ましい。
一般式(I)なる化合物を、 a)一般式(n) R’ −NH−N −CHz −CN     (II
 )N。
(式中R1は上述の意味を有する。) なる化合物を環化して一般式(Ia) \ 1 (式中R1は上述の意味を有する。) なる化合物となし、弐N)なる化合物(R2・−COR
3)を製造しなければならない場合、 式(Ia)なる化合物又はその酸付加塩を残基−COR
3を導入するアシル化剤でアシル化するあるいは上記式
(I)なる化合物(RZ・−No)を製造しなければな
らない場合、ニトロソ化し、得られた化合物を場合によ
り薬理学的に妥当な酸付加塩に変えるあるいは b)式(III) H3 H:+CCC113 \ 1 (式中R1及びR2は上述の意味を有する。)なる3−
アミノシドノンイミン□これは酸付加塩の形でも存在す
ることができる  からt−ブチル基を離脱し、水素原
子に代え、この際先ず式([a)なる化合物が生じ、上
記式(I)なる化合物(R”=−COR”)を製造する
場合、式(Ia)なる化合物又はその酸付加塩を残基−
COR’を導入するアシル化剤でアシル化するあるいは
上記式(I)なる化合物(RZ・−No)を製造しなけ
ればならない場合、ニトロフ化し、得られた化合物を場
合により酸付加塩に変えることによって製造することが
できる。
処理法b)に従って式(I)なる本発明による化合物を
製造するのが好ましい。
化合物(■)の化合物(Ia)への環化を、適する有機
−又は無機の溶剤1分散剤又は希釈剤中で環化剤の添加
下に通常−10〜40℃、特に0〜40℃、好ましくは
0〜20℃の温度で実施する。
環化剤として水性溶液中でpH一値を3又はそれ以下に
調整するもの、したがってたとえば強酸、たとえば鉱酸
、たとえば硫酸、硝酸又はリン酸、好ましくは塩化水素
、しかもまた強打機酸、たとえばトリフルオル酢酸が適
当である。環化を通常水冷下で実施する。環化剤をたと
えば式(II)なる化合物1モルあたり0.1〜10モ
ル、好ましくは1〜5モルを使用する。環化剤を通常過
剰に使用する。特に反応混合物中に通常飽和するまで導
入される環化剤として塩化水素の使用が好都合である。
環化で通常化合物(Ia)の対応する酸付加塩が得られ
る。
適する溶剤、分散剤又は希釈剤はたとえばアルコール、
C−原子数1〜8、特にC−原子数1〜6、好ましくは
C−原子数1〜4のアルコール、たとえばメタノール、
エタノール、i−及びn−プロパツール、i−+ s−
及びL−ブタノール、n−1t−I 5−、 t−ペン
タノール、n−ヘキサノール、2−エチルブタノール、
2−エチルヘキサノール、イソオクチルアルコール、シ
クロペンタノール、シクロヘキサノール、メチルシクロ
ヘキサノール(混合)、ベンジルアルコール;エーテル
、特に1分子中にC−原子2〜8個を有するエーテル、
たとえばジエチルエーテル、メチル−エチル−エーテル
、ジ−n−プロピル−エーテル、ジ−イソ−プロピル−
エーテル、メチル−〇−ブチルーエーテル、メチル−t
−ブチルエーテル、エチル−プロピル−エーテル、ジ−
ブチル−エーテル、テトラヒドロフラン、■、4−ジオ
キサン、1.2−ジメトキシエタン、ビス−β−メトキ
シエチル−エーテル;オリゴエチレン−グリコール−ジ
メチル−エーテル、たとえばテトラヒドロ又はペンタグ
リメ;カルボン酸アルキルエステル、特に1分子中にC
−原子を2〜lO個有するもの、たとえばギ酸−メチル
−−エチル−1−ブチル−又は−イソブチル、エステル
、酢酸−メチル−1−エチル−−プロピル−−イソプロ
ピル−1−ブチル−−イソブチル−又は−8−ブチル−
−アミル−2−イソアミル−−ヘキシル−−シクロへキ
シル−又はベンジル−エステル、プロピオン酸−メチル
−1−エチル−又は−ブチルーエステル;ケトン、特に
1分子中にC−原子を3〜lO個有するもの、たとえば
アセトン、メチルエチルケトン、メチル−〇−プロピル
ケトン、ジエチルケトン、2−ヘキサノン、3−ヘキサ
ノン、ジ−n−プロピルケトン、ジ−イソ−プロピルケ
トン、ジ−イソ−ブチルケトン、シクロペンタノン、シ
クロヘキサノン、メチルシクロヘキサノン、ジメチルシ
クロヘキサノン、ベンゾフェノン、アセトフェノン:脂
肪族炭化水素、たとえばヘキサン、ヘプタン、低−及び
高沸点石油エーテル、スペシャルベンジン及びテストベ
ンジン;環状脂肪族炭化水素、たとえばシクロペンクン
、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、テトラリン
、デカリン;芳香族炭化水素、たとえばペンゾール、ド
ルオール、o−。
ta−及ヒp〜キジロール、エチルペンゾール;ハロゲ
ン化された脂肪族又は芳香族炭化水素、たとえばメチレ
ンクロリド、クロロホルム、四塩化炭素、1.2−ジク
ロルエタン、クロルベンゾール、ジクロルペンゾール;
ヘキサメチルリン酸トリアミド;スルホキシド、たとえ
ばジメチルスルホキシド;テトラメチレンスルオン;水
である。種々の溶剤又は分散剤の混合物も使用すること
ができる。たとえば水−メタノール又は好ましくは酢酸
エチルエステル−メタノールである。
式(Ia)なる化合物はRtが水素原子を示す場合、一
般式(I)なる本発明による化合物である。
残基R”=COR”を導入するための式(Ia)なる化
合物□これは酸付加塩の形で存在することもできる□の
アシル化を、公知方法で式(IV)X −C−R’  
    (IV) (式中Xは求核的に離脱しうる残基である。)なる適当
なアシル化剤を用いて実施することができる。
式(TV)に於てXはたとえば特にハロゲン原子、好ま
しくは−C1又は−Br ; −011−;−0−アル
キル、特にC−原子数1〜5のものニーローアリール(
但し了り−ル残基は特にフェニル基であり、これはアル
キル基、特にメチル基、及び(又は)ニトロ基で1=又
は数回置換されていてよい、たとえばトリル−、ジニト
ロフェニル−又はニトロフェニル基である。”) ; 
−0−CO−1?’ ;−0−CO−0−アルキル、特
にアルキル基がC−原子数1〜5のもの、又は擬似芳香
族5員環が少なくとも2個のN−原子を有するアゾール
又はベンズアゾールの、N−原子を介して結合する残基
である。
アシル化を液相中で不活性溶剤、分散剤又は希釈剤の存
在下に又は過剰のアシル化剤中で、好ましくは撹拌下で
実施するのが好ましい。
アシル化に於て式(Ia)なる化合物と式(IV)なる
アシル化剤とのモル割合はl:1である。式(IV)な
るアシル化剤を僅かにモル過剰で使用するのが有利であ
る。30モル%までの過剰が一般に十分である。すなわ
ち式(Ia)なる化合物と式(rV)なるアシル化剤と
のモル割合は通常1:(I〜1.3)、好ましくは1:
(I〜1.2)である。アシル化反応で酸を離脱する場
合、酸捕捉剤、たとえば水酸化アルカリ、たとえば水酸
化−ナトリウム、−カリウム又は−リチウム、第三有機
アミン、たとえばピリジン又はトリエチルアミン、炭酸
アルカリ又は重炭酸アルカリ、たとえばソーダ又は重炭
酸ナトリウム、あるいは弱い有機酸のアルカリ塩、たと
えば酢酸ナトリウムの添加が好ましい。アシル化反応に
於て適する触媒、たとえば4−ジメチルアミノピリジン
を添加してもよい。
アシル化を原則的に一10℃から使用される溶剤、分散
剤又は希釈剤の沸点の間の温度で行うことができる。多
くの場合反応を0〜50℃、特に0〜30℃で、好まし
くは室温で実施する。
式(IV)なる化合物はアシル化剤であり、したがって
たとえば次のものである:X・ハロゲンの場合酸ハロゲ
ニド又はハロゲンギ酸エステル、そのうち酸クロリド及
びクロルギ酸エステルが好ましい、−011の場合カル
ボン酸;−0−アルキル及び−07リールの場合エステ
ル、そのうちトリル〜、2゜4−ジニトロ−又は4−ニ
トロフェニルエステル−基が好ましい、 −0−Co−
R3の場合無水物、 −o−co−o−アルキルの場合
混合されたカルボン酸−炭酸一無水物;又はヘテロ環状
アミド又はアゾリド、特にN。
N゛−カルボニルジアゾール、たとえばN、 N’−カ
ルボニルジイミダゾール、2,2′−カルボニル−ジト
リアゾール(I,2,3) 、Ll’−エルボニル−ジ
トリアゾール(I,2,4) 、N、N’−カルボニル
ジアゾール、2.2°−カルボニル−ジトリアゾール(
たとえばIl、A、シュタブ(SLaab) 、M、リ
ューキング(Li+cking)及びF、H,デュール
(Dtirr)、Chem、 Ber。
仮、 (I962)、第1275頁以下、R0八、シュ
タブ及び^、マンシュレフク(Mannschreck
)、 Chew、 Ber。
仮、(I962)、第1284頁以下;R0八、シュタ
ブ及び−、ロール(Rohr)、“製造有機化学の新し
い方法“中の“ヘテロ環状アミド(アゾリド)との合成
”第v巻、ヘミ−出版、1967、第53頁以下、特に
第65〜69頁参照)。式(IV)なるアシル化剤は公
知方法で製造することができる。
アシル化剤としてカルボン酸を使用する場合、次の活性
剤の添加が好ましい。それはカルボン酸のアシル化ポテ
ンシャルを高める又は活性化するあるいはカルボン酸を
その場で又は好ましくは式(Ia)なる化合物との反応
直前に弐(IV)なる反応性カルボン酸誘導体に変える
と言う課題を有する。
この様な活性剤はたとえば次のものが適当である二N、
N”−ジ置換カルボジイミド、特にこれが少なくとも1
個の第二又は第三アルキル基を有する場合、たとえばジ
イソプロピル−、ジシクロへキシル−又はN−メチル−
N″−t、ブチルカルボジイミド(Methodicu
m Chimicum、、G、 Thieme出版、シ
ュソッガルト、第6巻、(I974)、第682/68
3頁、及びボウベンヴエイル、有機化学の方法、第8巻
、(I952)、第5211522頁参照);炭酸誘導
体、たとえばホスゲン、クロルギ酸エステル、特にアル
キル基がC−原子数1〜5のもの(たとえばテトラヘド
ロンレター24(I983)、 3365〜3368参
照);炭酸エステル、たとえばN、 N’−ジサクシン
イミドーカルボナート、シフタルイミド−カルボナート
、1.1°−(カルボニルオキシ)ジベンゾトリアゾー
ル又はジー2−ピリジル−カルボナート (たとえばテ
トラヘドロンレター、第25巻、No、43.4943
−4947参照);これを場合により適当な触媒、たと
えば4−ジメチルアミノピリジンの存在下に使用する。
更に活性剤としてN、N’−カルボニルジアゾール、た
とえばN、 N’−カルボニル−ジイミダゾール、2.
2′−カルボニル−ジトリアゾール(I,2,3)、1
.1″−カルボニル−ジトリアゾール(I,2,4)、
N、N’−カルボニルジアゾール、 2.2’−カルボ
ニルージテトラゾール、N、N”−カルボニル−ジベン
ズイミダゾール又はN、 N’−カルボニルベンズトリ
アゾールが適する(たとえばH1^、 5Laab、 
M。
Liicking及びF、H,DiSrr s上記に引
用、 H,A。
5taab及びM、 Mannscbreck上記に引
用;H,A。
5taab及び−、 Rohr上記に引用参照)。
N、N”−カルボニル−ジアゾールとしてしばしば市販
のN、N’−カルボニル−ジイミダゾールを使用する。
しかし他のN、N”−カルボニルジアゾールはその都度
アゾールとホスゲンから同様に容易に入手することがで
きる。
更にカルボン酸に対する活性剤として次のものが適当で
ある:シュウ酸の誘導体、たとえばオキザリルクロリド
(たとえば英国特許筒2.139.225号明細書参照
)又はN、 N’−オキザリル−ジアゾール、たとえば
1,1゛−オキザリルジ−イミダゾール、1、l゛−オ
キザリルジー1.2.4−  )リアゾール及び1.1
゛−オキザリルジー1.2.3.4−テトラゾール(た
とえばシズアカ ムラタ、Bull、 Chem、 S
oc、 Jap。
57、3597−3598(I984);無水メチルエ
チルホスフィン酸(ドイツ特許公開第3101427号
公報参照);ジホスホルテトラヨーダイド(CheII
l、 Lett、国。
449) ; ジアルキルジスルフィソト(India
n J。
Chew、 21.259(I982));又は他の反
応性試剤。
適する溶剤、分散剤又は希釈剤はたとえば環化を実施す
るために挙げられたもの、更にまたたとえばピリジン及
びアミド、たとえばジメチルホルムアミドである。水の
他にアシル化のために、極性有機溶剤、たとえばジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド又はピリジンが
好ましい。溶剤混合物、たとえば水とメチレンクロリド
との混合物も適する。
式(I)なる化合物(R”=−No)を製造しなければ
ならない場合、式(Ia)なる化合物−これは酸付加塩
の形でも存在することができる−を公知方法で、好まし
くは適当な不活性溶剤又は溶剤混合物中で、好ましくは
水中で、通常θ〜40℃の温度で、好ましくは0〜10
℃の温度でニトロソ化する。
ニトロソ化は、たとえば亜硝酸、NO,N0CI又はN
O−含有ガス混合物を用いて行われる。ニトロソ化を亜
硝酸□これは亜硝酸アルカリ金属塩、たとえば亜硝酸ナ
トリウム及び酸、特に塩酸から有利に得られる□で行う
のが好都合である。化合物(Ia)の水性溶液を酸、特
に塩酸でpH−値1〜3に調整し、亜硝酸アルカリ金属
塩を水性溶液の形で攪拌されかつ冷却された化合物の溶
液に滴下するのが有利である。
処理法b)に従って本発明による化合物を製造するため
に、式(III)なる3−アミノシドノンイミンこれは
酸付加塩の形でも存在することができる□を酸で処理す
る。この処理に対して触媒量の酸だけで十分である。し
かしより一層大きいモル過剰の酸も使用することができ
る。一般に式(III)なる3−アミノシドノンイミン
又はその酸付加塩を酸とモル割合1:(0,1〜5)、
好ましくは1 : (0,1〜0.5)で接触させる。
この処理は同様に適する有機又は無機溶剤、分散剤又は
希釈剤中で行うのが好都合である。反応温度は通常0℃
〜反応反応物の沸騰温度、特に0〜40℃、好ましくは
0〜20℃である。t−ブチル基の離脱に、式(III
)なる化合物を室温で比較的長い時間酸と共に適する溶
剤中に放置することができる。
溶剤、分散剤又は希釈剤として処理法b)に関して、た
とえば処理法a)に従う環化に関して記載したものが挙
げられる。
t−ブチル基の離脱に関する酸として、たとえば処理法
a)で環化剤として挙げられた酸を使用することができ
る。
処理法b)の場合、式(Ia)なる化合物の酸付加塩が
得られる。弐(Ia)なる化合物を前記アシル化又はニ
トロソ化によって式(I)なる他の化合物に変えること
ができる。
置換された一般式(I)なる3−アミノシドノンイミン
は無機−又は有機−酸と共に酸付加塩を形成する。この
様な酸付加塩の形成のために無機−及び有機酸が適当で
ある。適する酸はたとえば次のものである:塩化水素、
臭素水素、リン酸、硝酸、硫酸、シュウ酸、乳酸、酒石
酸、酢酸、サリチル酸、安息香酸、ギ酸、プロピオン酸
、ピバリン酸、ジエチル酢酸、マロン酸、コハク酸、ピ
メリン酸、フマール酸、マレイン酸、リンゴ酸、スルフ
ァミン酸、フェニルプロピオン酸、グリコン酸、アスコ
ルビン酸、イソニコチン酸、メタンスルホン酸、ρ−ド
ルオールスルホン酸、クエン酸、アジピン酸又はナフタ
リンジスルホン酸、特にナフタリンジスルホン酸(I、
5)。薬理学的に妥当な酸付加塩が好ましい。酸付加塩
を常法で成分を好ましくは適する溶剤又は希釈剤中で一
緒にして製造することができる。式(Ia)なる化合物
の合成で酸付加塩が生じる。
合成法a)に必須な一般式(It)なる出発化合物は、
R1がかさばった残基、たとえば第二又は第三アルキル
基又はシクロアルキル基を意味する場合、それ自体公知
の方法でシュドレッカーのアミノニトリル合成に従って
一般式(V) R’−NH−NH。
(式中Pは上述の意味を有する。) なる化合物からホルムアルデヒドと青酸又はシアン化ナ
トリウムとを適当な溶剤、たとえば水中で反応させて製
造することができる。この場合一般式(V[) R’  NHNHC1h  CN   (Vl)なる化
合物が先ず生じる。次いでこれをニトロソ化して化合物
(n)に変える。ニトロソ化は公知方法で適当な不活性
溶剤又は溶剤混合物、好ましくは水中で通常O〜40℃
、好ましくは0〜10℃の温度で実施する。その際亜硝
酸を通常亜硝酸アルカリ金属塩、たとえば亜硝酸ナトリ
ウム、及び塩酸とから製造する。化合物(Vl)の水性
溶液を塩酸で1〜3のpH−値に調整し、亜硝酸アルカ
リ金属塩を水性溶液の形で攪拌されかつ冷却された化合
物の溶液に滴下するのが有利である。
その際得られた化合物(n)の溶液を直ちに環化反応す
ることができる。しかし通常ニトロソ化合物(n)を先
ず適当な有機溶剤中に取り、この溶剤中で、場合により
その他の溶剤の添加後一般式(Ia)なる化合物への環
化を実施するが適している。
式(V)なる出発化合物の製造は公知である又はそれ自
体公知の方法に従って実施することができる。
処理法b)に必須な式(III)なる出発化合物を式(
■) CH。
tl x C−C−C113 なる化合物から出発して処理法a)に記載した様に環化
して製造することができる。環化を酸の作用によって実
施する場合、比較的長い環化の後に酸の作用でt−ブチ
ル基の離脱が生じる。これは、処理法b)を化合物(I
II)の合成の直接に化合物(III)の単離なしに実
施することができることを示す。
一般式(■)なる必須の出発化合物はそれ自体公知の方
法でシュトレソ力−のアミノニトリル合成に従って一般
式(■) CH。
H3C−C−CHz       (■)R’−N−N
H2 (式中R1は前述の意味を有する。) なる化合物からホルムアルデヒドと青酸又はシアン化ア
トリウムとを適当な溶剤、たとえば水中で反応させて製
造することができる。この場合一般式(IX) R’−N−N−CH,−CN     (■)CH。
が生じる。これをニトロソ化して化合物(■)に変え、
次いですでに式(Ml)なる化合物に関連して処理法a
)で記載した様に環化する。
一般式(■)なる化合物は一部公知である又は一般式(
X) 11zC−C−CH3(X) R’ −N −11 なる化合物から出発して次の様にして製造することがで
きる; 式(X)なる化合物をニトロソ化し、N−ニトロン化合
物(XI)となし、次いで好ましくはリチウムアルミニ
ウムヒドリドを用いて還元する:(XI)      
          (Xlll)又は公知の方法で式
(X)なる化合物をカリウムシアナートで酸性媒体中で
尿素誘導体(Xll)に変え、次いでこれを次亜塩素酸
ナトリウムを用いてホフマン−分解に従って酸化して化
合物(Xll)に変える: (X) (Xll) (XII) (Xlll) 式(rV)及び(X)なる出発化合物の製造は、公知で
ある又は公知の方法に従って製造することができる。
一般式(I)及び(II)なる化合物及びその薬理学的
に妥当な酸付加塩は価値ある薬理学的性質を有する。特
にその作用は心臓−循環系に際立っている。公知の、3
−位が置換されたシドノンイミン化合物、たとえばヨー
ロッパ特許公開第59356号公報のもの並びに市場に
存在する、構造上類似の化合物、モルシドミンと比較し
た場合驚くべきことには著しく長い時間にわたって作用
する。これはたとえば血圧、同様にたとえば肺動脈圧及
び左心室最終心拡張圧を下げ、抗狭心性作用の点で心機
能の免荷の助けとなる。その場合反射性頻脈を刺戟しな
い。
その上血小板凝集の明止によってこの化合物は抗血栓症
作用を示す。
したがって式(I)及び(III)なる化合物及びその
薬理学的に妥当な酸付加塩は人に薬剤として単独で、相
互の混合物として又は薬学的調製物の形で投与すること
ができる。この調製物は腸内又は腸管外適用を許可し、
有効成分として少なくとも1個の式(I)なる化合物又
はその酸付加塩の有効投薬量を通常の薬学的に申し分の
ない担体及び添加物と共に含有する。
薬剤をたとえば先割、錠剤、ラック錠剤、糖衣丸、硬及
び軟ゼラチンカプセル、溶液、シロップ、エマルジョン
、懸濁液又はエアゾール混合物の形で経口投与すること
ができる。しかし投与を直腸に、たとえば坐剤の形で、
又は腸管外に、たとえば注射溶液の形で、又は経皮に、
たとえば軟膏又はチンキの形で行うこともできる。
薬学的調製物の製造のために薬学的に不活性な無機又は
有機担体物質を使用することができる。
丸剤、錠剤、糖衣丸及び硬ゼラチンカプセルの製造にあ
たりたとえば乳糖、トウモロコシ澱粉又はその誘導体、
タルク、ステアリン酸又はその塩等々を使用することが
できる。軟ゼラチンカプセル及び坐剤に対する担体物質
は脂質、ロウ、半固形の及び液状ポリオール、天然又は
硬化油等々である。溶液及びシロップの製造に対する担
体物質はたとえば水、ショ糖、転化糖、ブドウ糖、ポリ
オール等々が適当である。注射溶液の製造に対する担体
物質はたとえば水、アルニt−ル、グリセリン、ポリオ
ール、植物油等々が適当である。
薬学的調製物は有効物質及び担体物質の他に更に添加物
質、たとえば充填物質、延伸剤、噴射剤、結合剤、滑剤
、湿潤剤、安定剤、乳化剤、保存剤、甘味料、着色料、
嗜好料又は香料、緩衝物質、更に溶剤又は溶解媒体、蓄
積効果を生じるための剤、並びに浸透圧の変化のための
剤、被覆剤又は酸化防止剤を含有することができる。こ
の鋼製物は2又は数種の式(I)なる化合物及び(又は
)その薬理学的に妥当な酸付加塩及び更にその他の治療
上有効な物質を含有することもできる。
この様なその他の治療上有効な物質はたとえばβ−受容
体遮断剤、たとえばプロプラノロール、ピンドロール、
メトプロロール;血管拡張剤、たとえばカルボクロメン
;鎮静剤、たとえばバルビッール酸誘導体、1,4−ベ
ンゾジアゼピン及びメブロバメート:利尿剤、たとえば
クロロチアジド;強心剤、たとえばジギタリス調製物;
血圧硬化剤、たとえばヒドララジン、ジヒドララジン、
プラゾシン;クロニジン、ラウオルフイアーアルカロイ
ド;血液中の脂肪酸含有を降下させる剤、たとえばペン
ザフイラート、フェノフィブラート;血栓予防のための
剤、たとえばフエンプロコウモン。
式(I)なる化合物、その薬理学的に妥当な酸付加塩及
び薬学的調製物−これは式(I)なる化合物又はその薬
理学的に妥当な酸付加塩を有効物質として含有する□は
人に心臓血管系疾患の克服又は予防に於て使用すること
ができる。これはたとえば抗高血圧症薬剤として高血圧
の種々の形態に於て、狭心症等の克服又は予防に使用す
ることができる。投薬量は広い範囲内で変化することが
でき、夫々個々の場合に個人の適用性に適合する。一般
に一個人あたり経口投与で一日投薬量約0.5〜100
mg 、好ましくは1〜20mgが定説である。他の投
薬形態の場合−日没薬量は有効物質の良好な吸収のゆえ
に類似の量範囲で、すなわち−般に同様に0.5〜10
0a+g/人である。−日没薬量は一般に数回、たとえ
ば2ないし4回の投与に分ける。
次の例中その他に明記しない限りパーセントは重量%で
記載する。溶剤又は流動剤の成分間に記載された割合は
容量割合である。
例1 a)3−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−シドノンイ
ミン−ヒドロクロリド 3−(t−ブチル−(2−ヒドロキシエチル)−アミノ
)−シドノンイミンヒドロクロリド10gを10%エタ
ノール性塩酸1001R1中に14日間室温(20℃)
で保つ。
混合物を3時間水浴中で攪拌し、沈殿を吸引濾取し、エ
タノールから再結晶する。
収量: 5.0g   融点=145℃ (分解)出発
化合物として必須の3−(t−ブチル−(2−ヒドロキ
シエチル)−アミノ)−シドノンイミン−ヒドロクロリ
ドを次の様に製造する: b)N−ニトロソ−t−ブチル−(2−ヒドロキシエチ
ル)−アミン 2−t−ブチルアミノ−エタノール23.4gを水60
d中に溶解し、濃塩酸19.7gを加える。水3〇−中
に亜硝酸ナトリウム20.7gを含有する溶液を30〜
40℃で滴下する。添加終了後、混合物を1時間70℃
に加熱し、次いで水浴中で攪拌する。生成物を吸引濾取
する又は次の例の油状誘導体の場合ジエチルエーテルで
振出し、エーテル相を乾燥し、蒸発する。
収量: 23.9g   融点 65−68℃c)N−
t−、ブチル−N−(2−ヒドロキシエチル)−ヒドラ
ジン N−ニトロソ−t、ブチル−(2−ヒドロキシエチル)
−アミン23gと無水テトラヒドロフラン230−の混
合物を少しづつ60℃で全部でリチウムアラナート12
.2gを加える。添加酸終了後、更に1時間60℃に加
熱し、水浴中で冷却し、過剰のりチウムアラナートをメ
タノール、次いで水の慎重な添加によって加水分解する
。固体を吸引濾取して除去し、濾液を蒸発する。無色油
状物(I4g)が残存し、これを−更に精製することな
く次の段階で使用する。
d)3−(t−ブチル−(2−ヒドロキシエチル)−ア
ミノ)−シドノンイミン−ヒドロフロリド 段階C)で得られた油状物(I4g)を水50−及び濃
塩酸8.1g中に溶解し、−5℃に冷却する。次いで水
20−中にシアン化カリウム6.6gを含有する溶液を
滴下する。エタノール15 mlの添加後、33%ホル
ホマリン溶液(8,2g)を滴下し、混合物のpH−値
を7に調整する。2時間室温で撹拌し、濃塩酸でPH=
1.5に調整し、水冷下で水25−中に亜硝酸ナトリウ
ム5.6gを含有する溶液を滴下する。−晩室温で攪拌
し、次いでジエチルエーテルで抽出し、乾燥し、蒸発す
る。残存する油状物を濃メタノール性塩酸50d中に溶
解し、酢酸エチルエステル5〇−で希釈する。析出する
沈殿を吸引濾炊し、除く。
濾液を2時間後蒸発し、残留物を酢酸エチルエステルと
共に攪拌し、固体を吸引濾取し、エタノール/ジエチル
エーテル(I: 2)から再結晶する。
収! : 5.9g    融点= 161−163°
C(分解)例2 3−エチルアミノ−シドノンイミン−、ヒドロクロリ、
 ド 水100mff1中にN−t−ブチル−N−エチル−ヒ
ドラジン−ヒドロクロリド26.55g及びシアン化ナ
トリウム9.38gを含有する溶液に、0〜5℃で39
%ホルマリン14.5gを加える。この混合物を16時
間室温で攪拌し、この際pL値を7〜7.5に調整する
次いで濃塩酸の添加によってpH1,0に調整し、混合
物を水浴中で冷却し、水20−中に亜硝酸ナトリウム9
.5gを含有する溶液を滴下する。生じるニトロソ化合
物をエーテルで抽出し、乾燥し、蒸発する。残存する油
状物をイソプロパツール10−と混合し、酢酸エステル
中に溶解された塩化水素を加え、−日室温で維持する。
沈殿の形成を0℃に冷却して増加し、沈殿を吸引濾取し
、イソプロパツールから再結晶する。
収量74.4g    融点:177℃(分解)例3 N−エトキシカルボニル−3−エチルアミノ−シドノン
イミン 水30−中に3−エチルアミノ−シドノンイミン−ヒド
ロクロリド7.9gを含有する、0℃に冷却された溶液
に重炭酸ナトリウム7.5gを、次いでメチレンクロリ
ド30d中にクロルギ酸エチルエステル5゜8gを含有
する溶液を加え、15時間室温で攪拌する。
メチレンクロリド相を分離し、乾燥し、蒸発する。
残存する油状物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲ
ル; C11zCh : Meal夏=98二2)によ
り精製し、ジイソプロピルエーテルと共に攪拌し、結晶
させる。
収11:4.6g     融点:131℃(分解)例
4 3−シクロへキシルアミノ−シドノンイミン−ヒドロク
ロリド a)N−ニトロソ−1−ブチル−シクロへキシル−アミ
ン 1ON塩酸13.2ad、水5O−1t−ブチル−シク
ロへキシル−アミン18.8.及び亜硝酸ナトリウム1
7.9gから成る混合物を3時間90’Cに加熱する。
冷却すると固体が沈殿する。これを吸引濾取する。
収量: 16.3g    融点二87℃b)N−t−
ブチル−N−シクロヘキシル−ヒドラジン−ヒドロクロ
リド テトラヒドロフラン50−、ジブチルエーテル100d
、リチウムアラナー)0.38g及びニトロソ−1−ブ
チル−シクロへキシル−アミン1.8gから成る混合物
を2時間窒素下に沸騰加熱する。次いでニトロソ化合物
14.5gを1回で及びリチウムアナラード全体で3.
8gを3回で5時間以内に加え、混合物をその間90℃
に加熱する。反応の終了後、残存するリチウムアナラー
ドを水の慎重な滴下によって冷却下に分解し、形成する
固体を吸引濾取し、濾液をIN塩酸2回(夫々100d
)で振出する。ヒドラジンヒドロクロリドを含有する水
性相を水で振出し、次の段階に更に精製することなく使
用する。
c)N−t−ブチル−N−シクロヘキシル−N’−シア
ンメチル−ヒドラジン b)で得られた、ヒドラジンヒドロクロリトノ溶液を水
浴中に撹拌し、シアン化ナトリウム4gを加える。混合
物を中性に調整し、39%ホルマリン溶液7.7gを滴
下する。炭酸ナトリウム溶液の添加によってpHを7の
値に調整し、2時間室温で攪拌し、生成物をジエチルエ
ーテルで抽出する。乾燥し、蒸発した後黄色油状物が残
存し、これを更に精製することなく次の段階で使用する
収量: 12.2g d)3−(t−ブチル−シクロヘキシル−アミノ)−シ
ドノンイミン−ヒドロクロリド C)で得られた油状物を水100−中に溶解し、1ON
 HCI 6−を加える。次いで水20−中に亜硝酸ナ
トリウム6.9gを含有する溶液を滴下し、1時間室温
で攪拌する。ニトロソ中間体を酢酸エステル(50d)
で振出し、酢酸エステル相を乾燥し、過剰のエーテル性
塩酸で0−5℃で処理する。析出した油状物をカラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル、MeOH: C11z
C] z=1 : 9)により精製する。対応する分画
を回転蒸発器中で蒸発後、残留物をジエチルエーテルと
共に攪拌し、固体を吸引濾取する。
収量: 6.7g    融点:158℃(分解)e)
3−シクロへキシルアミノ−シドノンイミンヒドロクロ
リド 濃エタノール性塩酸301111中に3−(t−ブチル
−Nシクロヘキシル−アミノ)−シドノンイミン−ヒド
ロクロリド4gを含有する溶液を、1日放置し、次いで
回転蒸発器中に蒸発する。残留物をカラムク0?トゲラ
フイー(シリカゲル、CHzClz : MeOH=9
;1)により精製し、対応する分画の蒸発後に得られた
残留物を酢酸イソプロピルエステルと共に攪拌し、吸引
濾取する。
収量: 2.5g     融点:90℃(分解)例5 3−(2−ヒドロキシシクロヘキシル−アミノ)−シド
ノンイミン−ヒドロクロリド a)N−t−ブチル−N−(2−ヒドロキシシクロヘキ
シル)−ヒドラジン−ヒドロクロリド N−ニトロソ−t−ブチル−(2−ヒドロキシ−シクロ
ヘキシル)−アミン38.8gの溶液(これは1.2−
エポキシ−シクロヘキサンをt−ブチルアミンと共に1
50℃にオートクレーブ中に加熱し、次いで亜硝酸ナト
リウム/HCIでニトロソ化して得られる)に、窒素雰
囲気下にリチウムアラナート10gを1gづつ2日以内
に加える。残存するりチウムアラナートを混合物の冷却
及びメタノール50−1次いで水75−の慎重な滴下に
よって除く。次いで混合物を濾過し、濾液を蒸発する。
残留物をメチレンクロリド10〇−中に取り、分離する
水を除去し、有機相を乾燥し、新たに蒸発する。得られ
た油状物をエタノール2M及びt−ブチルメチルエーテ
ル15〇−中に?8解し、ヒドラジンヒドロクロリドを
エーテル性HCIの添加によって沈殿させる。
収量:28.5g    融点:145℃ (分解)b
)3−(2−ヒドロキシシクロヘキシル−アミノ)−シ
ドノンイミンーヒドロクロリド N−t−ブチル−N−(2−ヒドロキシシクロヘキシル
)−ヒドラジン−ヒドロクロリド13.35g、シアン
化ナトリウム3.1g及び水50−から成る混合物を水
浴中で攪拌し、30%ホルマリン溶液(5,7g)を滴
加する。
混合物のpH一値を7〜7.5に調整し、3時間室温で
撹拌する。次いで濃塩酸でpH・lに調整し、水25−
中に亜硝酸すトリウム6gを含有する溶液を滴下する。
1時間後ニトロソ化合物をジエチルエーテルで抽出し、
エーテル相を乾燥し、エーテル性HCIを加える。2日
後、沈殿を吸引濾取し、イソプロパツール/酢酸エステ
ルから再結晶する。
収量: 4.5g     融点:  174−5℃(
分解)例6 N−ベンゾイル−3−(2−ヒドロキシシクロへキシル
アミノ)−シドノンイミン 水20m1中に3−(2−ヒドロキシシクロへキシルア
ミノ)−シドノンイミン−ヒドロクロリド1.9g及び
重炭酸ナトリウム1.7gを含有する、5℃に冷却され
た溶液に、メチレンクロリド2Od中にベンゾイルクロ
リド1.45gを含有する溶液を加え、4時間水浴中で
攪拌する。沈殿を吸引濾取し、イソプロパツールから再
結晶する。
収量: 1.6g     融点;174°C(分解)
例7 N−シクロへキシルカルボニル−3−(2−ヒドロキシ
シクロヘキシル−アミノ)−シドノンイミン水301n
1中に3−(2−ヒドロキシシクロへキシルーアミノ)
−シドノンイミン−ヒドロクロリド3.5g及び重炭酸
ナトリウム2.6gを含有する、5℃に冷却された溶液
に、メチレンクロリド30mj中にシクロヘキサンカル
ボン酸クロリド3.3gを溶液を加え、20時間室温で
攪拌する。メチレンクロリド相を分離し、乾燥し、蒸発
する。残留物を酢酸イソプロピルエステルから再結晶す
る。
収量: 2.6g     融点8155℃(分解)例
8 N−(4−クロルベンゾイル)−3−(2−ヒドロキシ
シクロヘキシル−アミノ)−シドノンイミン水30mH
に3−(2−ヒドロキシシクロヘキシル−アミノ)−シ
ドノンイミン−ヒドロクロリド3.58を含有する溶液
を5℃に冷却し、その後炭酸ナトリウム2.6g及びメ
チレンクロリド30IIIl中に4−クロルベンゾイル
クロリド3.9gを含有する溶液を加え、20時間室温
で攪拌する。有機相を分離し、乾燥し、蒸発する。油状
残留物をジ−n−ピロピルエーテルから結晶化する。
収量:3.3g     融点2169℃(分解)例9 N−エトキシカルボニル−3−(2−ヒドロキシシクロ
ヘキシル−アミノ)−シドノンイミン この化合物を例8に準じて3−(2−ヒドロキシシクロ
ヘキシル−アミノ)−シドノンイミン−ヒドロクロリド
7.6g、クロルギ酸エチルエステル3.4g及び重炭
酸ナトリウム5.5gから製造し、酢酸イソプロピルエ
ステルから再結晶する。
収量: 5.8g     融点:147℃次の例A−
Pに薬学的調製物を記載する。
炎」 カプセルあたり有効物’!t 5mgを含有するゼラチ
ン軟カプセル 左フコ巳b1姐ケ 有効物質              5 mgヤシ脂
から分留されたトリグリ セリドー混合物           150 Ila
gカプセル内容物          155 tag
■」 −あたり有効物質 l剛gを含有する注射溶液 〆亙友立 1、Oyag O,3id 2.7 a+1 全量 INl 有効物質 ポリエチレングリコール400 塩化ナトリウム 注射用水 ±」 5rdあたり有効物質3mgを含有するエマルジョン エマルジョン100++dあた 有効物質            0.06 g中性油
               適宜ナトリウムカルボ
キシメチル セルロース            0.6  gポリ
オキシエチレン−ステアラート  適宜グリセリン純粋
       0.2〜2.0g嗜好料       
       適宜水(脱塩又は蒸留された)   全
量10〇−幻 層剤あたり有効物質4IIIgを含有する直腸薬剤層M
夷太立 有効物質              4 mg坐層剤
剤           全量 2B幻 錠剤あたり有効物質2mgを含有する錠剤望M夷亙立 有効物質              2 mg乳Pi
                 60mgトウモロ
コシでんぷん       30 tag可溶性でんぷ
ん           4 mgステアリン酸マグソ
シウム    −n100 rag ■」 糖衣丸あたり有効物質 有効物質 トウモロコシでんぷん 乳糖 S−リン酸カルシウム 1Bを含有する糖衣九 調衣A夷太立  mg 00 B 60 +wg 0 I1g 可溶性でんぷん           3 mgステア
リン酸マグネシウム      2 mgコロイドのケ
イ酸        −(」−00mg 式(I)なる化合物の薬理作用はゴドフラニド(God
franid)及びカバ(Kaba)による変性法(A
rch。
Int、 Parmacodyn、 Ther、 19
6、(Suppl) 35〜49.1972)並びにシ
ューマン(Schiimann)等による変法(Nau
nyn−5chmiedeberg’s  Arch、
  Pharmacol、  289 .409〜41
8.1975)に従って6I L’lする。その場合モ
ルモ・7トの右肺動脈のラセン形条片をカルシウム不含
タイロード溶液中で均衡化後、カリウム40ミリモルを
用いて減極する。次いでCaC1g0.5ミリモルの添
加が筋収縮を解除する。緩衝物質の緩和作用を1/2 
log 10の等級に分けられた濃度で累加添加して確
認する。濃度作用曲線(横軸: −1ogmol/j!
緩衝物質、縦軸:最大筋収縮の抑制%、4〜6の血管条
片の平均値)から濃度を約50%に阻止する(・IC,
。、モル/j2)緩衝物質の濃度が確認される。次表に
得られたIC3゜−値を記載する。
公知の化合物モルドミン(・N−エトキシ−カルボニル
−3−モルホリノ−シドノンイミン) 〔ドイツ特許公
告第1695879号明細書参照〕に対するIC5゜−
値:〉1・10−4との比較で明らかな用に式(I)な
る化合物に対する値は著しく有利である。
a e b モルシドミン (N−エトキシカルボニル−3− モルホリノ−シドノンイミン) (比較物り 2・10− ’ 2・104 2・10−6 1・10−6 〉l・10−4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) (式中 R^1はC−原子数1〜8のアルキル基、C−原子数5
    〜8のシクロアルキル基、但しアルキル−又はシクロア
    ルキル基は−OR^4又は−N(R^5、R^6)によ
    って置されていてもよい、又はアダマ ンチル基、 R^2は水素原子、−NO又は残基−COR^3、R^
    3はC−原子数1〜6の脂肪族残基−これはC−原子数
    1〜6のアルコキシ基又はC−原子数4までの脂肪族チ
    オ残基によって置換さ れていてよい−、C−原子数5〜7の環状 脂肪族残基、C−原子数7〜14の二環状脂肪族残基、
    C−原子数7〜16の三環状脂肪族残基、C−原子数1
    〜6のアルコキシ基−こ れはC−原子数1〜6のアルコキシ基によって置換され
    ていてよい−、C−原子数6〜 10のアリールオキシ基、全体がC−原子数2〜7のア
    ルコキシカルボニル基、C−原子数6〜10のアリール
    残基、ハロゲン原子1〜3個及び(又は)C−原子数1
    〜3のアルキル基1〜3個及び(又は)C−原子数1〜
    3のアルコキシ基1〜3個及び(又は)ニト ロ基1又は2個及び(又は)水酸基1又は 2個及び(又は)C−原子数1〜4のアルキルカルボニ
    ルオキシ基1又は2個によって モノ−、ジ−又はトリ置換されたC−原子数6〜10の
    アリール残基又はイミダゾール基、R^4、R^5、R
    ^6は水素原子又はC−原子数1〜6のアルキル基を示
    す。) なる置換された3−アミノシドノンイミン及びその薬理
    学的に妥当な酸付加塩。 2)R^1はC−原子数1〜6のアルキル基、C−原子
    数2〜6のヒドロキシアルキル基、シクロヘキシル基、
    ヒドロキシシクロヘキシル基又はアダマンチル基を示す
    請求項1記載の置換された3−アミノシドノンイミン。 3)R^2は水素原子、アセチル−、プロピオニル−、
    i−プロピルカルボニル−、−ブチルカルボニル−、シ
    クロヘキシルカルボニル−、ベンゾイル−、4−クロル
    ベンゾイル−、メトキシカルボニル−、エトキシカルボ
    ニル−、i−プロボキシカルボニル−、ブトキシカルボ
    ニル−又はアリルチオメチルカルボニル基を示す請求項
    1記載の置換された3−アミノシドノンイミン。 4)3−シクロヘキシルアミノ−シドノンイミン及びそ
    の薬理学的に妥当な酸付加塩、特にそのヒドロクロリド
    。 5)3−(アダマント−1−イル)−アミノ−シドノン
    イミン及びその薬理学的に妥当な酸付加塩、特にそのヒ
    ドロクロリド。 6)3−(2−ヒドロキシシクロヘキシル)−アミノ−
    シドノンイミン及びその薬理学的に妥当な酸付加塩、特
    にそのヒドロクロリド。 7)a)一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中R^1は請求項1に記載した意味を有する。)な
    る化合物を環化して一般式( I a) ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) (式中R^1は上述の意味を有する。) なる化合物となし、請求項1に記載された式( I )な
    る化合物(R^2=−COR^3)を製造しなければな
    らない場合、式( I a)なる化合物又はその酸付加塩
    を残基−COR^3を導入するアシル化剤でアシル化す
    るあるいは上記式( I )なる化合物 (R^2=−NO)を製造しなければならない場合、ニ
    トロ化し、得られた化合物を場合により薬理学的に妥当
    な酸付加塩に変えるあるいは b)式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中R^1及びR^2は上述の意味を有する。)なる
    3−アミノシドノンイミン−これは酸付加塩の形でも存
    在することができる−からを−ブチル基を離脱し、水素
    原子に代え、この際先ず式( I a)なる化合物が生じ
    、上記式( I )なる化合物(R^2=−COR^3)
    を製造する場合、式( I a)なる化合物又はその酸付
    加塩を残基−COR^3を導入するアシル化剤でアシル
    化するあるいは上記式( I )なる化合物(R^2=−
    NO)を製造しなければならない場合、ニトロソ化し、
    得られた化合物を場合により酸付加塩に変えることを特
    徴とする、請求項1記載の式( I )なる化合物の製造
    方法。 8)環化又はt−ブチルエステルの離脱を溶剤、分散剤
    又は希釈剤中で0〜40℃、好ましくは0〜20℃の温
    度で、水性溶液のpH−値を3又はそれ以下に調整する
    酸によって実施する請求項7記載の方法。 9)薬理学的有効物質として心臓血管疾患の克服及び予
    防に使用する請求項1記載の置換された3−アミノシド
    ノンイミン又はその薬理学的に妥当な塩。 10)有効物質として薬理学的に妥当な担体及び添加物
    及び場合によりまた1又は数種の他の薬理学的有効物質
    と共に請求項1記載の化合物又はその酸付加塩を含有す
    る薬理学的調製物。 11)一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中R^1及びR^2は請求項1記載の意味を有する
    。 なる薬理学的に有効な置換された3−アミノシドノンイ
    ミン及びその薬理学的に妥当な酸付加塩。
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