JPH0217804B2 - - Google Patents

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JPH0217804B2
JPH0217804B2 JP58082948A JP8294883A JPH0217804B2 JP H0217804 B2 JPH0217804 B2 JP H0217804B2 JP 58082948 A JP58082948 A JP 58082948A JP 8294883 A JP8294883 A JP 8294883A JP H0217804 B2 JPH0217804 B2 JP H0217804B2
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JP
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capacitor
circuit
thyristor switch
voltage
signal
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Masatoshi Takeda
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Mitsubishi Electric Corp
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/70Regulating power factor; Regulating reactive current or power

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、サイリスタスイツチを用いてコン
デンサを開閉する無効電力補償装置の過電圧保護
回路に関するものである。
第1図は、サイリスタスイツチを用いてコンデ
ンサを開閉する従来の無効電力補償装置の回路構
成図を示す。図において、1は交流電源、2はリ
アクトル、3はコンデンサ、4はサイリスタ素子
11,12の逆並列回路で構成されるサイリスタ
スイツチ、5は電流変成器、6は電圧変成器、7
はタイミング信号発生回路、8はAND回路、9
はゲート点弧信号発生回路、10は過電流検出回
路、11及び12はサイリスタ素子である。
次に動作について第2図に示す信号波形図と共
に説明する。
サイリスタスイツチ4がOFFになるときはコ
ンデンサ電流Icが零〔A〕を横切る時点でOFFに
なるためコンデンサ3には交流電源電圧のピーク
値に等しい電圧Eが充電されることになる。この
充電極性はサイリスタスイツチ4がOFFになる
時点で正又は負方向のいづれのコンデンサ電流Ic
が最後に流れたか否かにより決定される。
第2図aは交流電源1の電源電圧Vacの信号波
形図である。今、仮にサイリスタ素子12を通つ
て電流が流れた後、サイリスタスイツチ4が
OFFになつたものとすると、コンデンサ3の両
端充電電圧Vcは第2図bに示すように負極性電
圧−Eに充電されている。
サイリスタスイツチ4がOFFの期間はコンデ
ンサ3にはこの電圧−Eが充電されつぱなしにな
つているため、サイリスタスイツチ4の両端電圧
VTHYは第2図cに示すようにコンデンサ電圧Vc
と電源電圧Vacの重畳した電圧となり最大印加電
圧2Eが印加されることになる。
第2図eに示すように時刻t1でコンデンサ3の
投入信号S1が端子aに入るとサイリスタスイツチ
4の両端電圧VTHYが零〔V〕近傍の時点t2でゲー
ト点弧信号Sgがサイリスタスイツチ4に与えら
れ、サイリスタスイツチ4がONになつてコンデ
ンサ3が交流電源1に接続される。サイリスタス
イツチ両端電圧VTHYが零〔V〕の近傍でサイリス
タスイツチ4がONになつた場合は第2図dに示
すようにコンデンサ電流Icには突入電流は含まれ
ず定常状態から電流が流れ始める。
サイリスタスイツチ両端電圧VTHYの零〔V〕の
近傍で各サイリスタ素子11,12にゲート点弧
信号Sgを与えるため交流電源1の電源電圧Vac
を電圧変成器6を介して検出し、タイミング信号
発生回路7において第2図fに示すように両端電
圧VTHYが零〔V〕の近傍、即ち交流電源1の電源
電圧Vacの負のピーク位相に同期したタイミング
信号Stを発生している。
このタイミング信号Stはコンデンサ3の充電極
性により電源電圧の正のピーク位相か負のピーク
位相かのいずれかのタイミングに同期して出され
る。
このタイミング信号Stとコンデンサ3の投入信
号S1とのAND条件をAND回路8により求め条件
が成立した時点でゲート点弧信号発生回路9を駆
動し、第2図gのようにゲート点弧信号Sgを発
生する。ゲート点弧信号発生回路9は自励形発振
器等で構成されており一度駆動信号が入ると次に
停止信号S2が端子bに与えられるまでゲート点弧
信号Sgをサイリスタスイツチ4に与え続ける。
通常は上述のようにサイリスタスイツチ4をON
にする場合はサイリスタスイツチ両端電圧VTHY
零〔V〕の近傍にて行うのでコンデンサ3には突
入電流が流れないが、例えばタイミング信号発生
回路7の故障により正規の位相と異なる時点でタ
イミング信号Stが出た場合はサイリスタスイツチ
4のON時に大きな突入電流が流れサイリスタ素
子11又は12が過負荷になることが考えられ
る。このためサイリスタスイツチ4に流れる電流
を電流変成器5により検出し、タイミング信号St
のずれ等によりサイリスタ素子11又は12の点
弧位相がずれた場合(この現象を以後誤点弧と称
す)に流れる突入電流を過電流検出回路10によ
り検出して直ちにゲート点弧信号発生回路9から
の信号発生を停止させサイリスタスイツチ4を
OFFにする無効電力補償装置の保護回路が用い
られている。
従来の無効電力補償装置は以上のように構成さ
れているので、サイリスタスイツチ4の誤点弧時
に直ちにゲート点弧信号Sgを停止させる結果、
コンデンサ3及びサイリスタスイツチ4に過大な
印加電圧が印加される。そこで以下に過電圧が印
加される現象を第3図とともに説明する。
第3図a〜dは、それぞれ第2図a〜dに対応
した電源電圧Vac、コンデンサ電圧Vc、サイリ
スタスイツチ両端電圧VTHY、コンデンサ電流Icの
誤点弧時の波形図であり、同図cに示すようにサ
イリスタスイツチ4に電圧2Eが印加される時刻t1
においてサイリスタスイツチ4が誤点弧した場合
が過電圧として最も厳しくなる。このとき第1図
のコンデンサ3とリアクトル2の直列回路により
初期値振幅2E〔V〕で自由振動が生じる。更に交
流電圧Vacが重畳されることによりコンデンサ電
圧Vcは最大振幅3E〔V〕迄達する。この時には、
コンデンサ3には定常電流の数倍の過電流Icが第
3図dのように流れる。従来の装置ではこの過電
流が過電流検出回路10の設定値以上になると直
ちにゲート点弧信号Sgを停止するため、コンデ
ンサ電流Icが零〔A〕になつた時刻t2においてサ
イリスタスイツチ4はOFFになる。この時点で
はコンデンサ電圧Vcは第3図bのようにピーク
値に達しており最悪の時は3E〔V〕の両端電圧が
コンデンサ3に充電されたままになる。
更にサイリスタスイツチ4にはコンデンサ3の
充電電圧3E〔V〕に交流電源1の電源電圧Vac
(ピーク値E)が重畳されるため、第3図cのよ
うに最大4E〔V〕の電圧が印加されることにな
る。
上述のように従来のこの種の無効電力補償装置
においてはコンデンサ3及びサイリスタスイツチ
4としては誤点弧時の過電圧に耐えるようにする
必要があるために電圧定格の大きなものが必要で
あり、著しく不経済となるという欠点があつた。
この発明は、上記のような従来のものの欠点を
除去するためになされたものであり、ゲート点弧
信号Sgを停止するタイミングを適切に制御する
ことにより、誤点弧時においても大きな過電圧が
サイリスタスイツチ及びコンデンサに印加しない
ように機能すると共に、サイリスタスイツチの
OFF時点のタイミングを検出するのにコンデン
サ電圧を検出せずにより経済的な計測回路構成に
よつて検知して制御する無効電力補償装置の過電
圧保護回路を提供することを目的としている。
以下この発明の一実施例を図について説明す
る。第4図において第1図と同一符号は同一又は
相当部分を示し、さらに29は交流電源電圧を検
出するための電圧変成器、13a,13b;14
a,14b;15a,15b;はいずれも比較
器、16,17はAND回路、18,19はOR回
路、20a,20bはNOT回路、21a,21
bはシングルシヨツト回路、22はフリツプフロ
ツプ回路、23,24はAND回路、25はNOT
回路、26はOR回路、27はAND回路、28は
ゲート点弧信号発生回路である。
このような構成の本実施例の動作を述べる前
に、本実施例による無効電力補償装置の過電圧保
護回路の原理的動作を第5図a〜cの動作説明図
に基づいて説明する。なお、第5図a〜cは、そ
れぞれ第3図に対して図示したコンデンサ電圧
Vc、コンデンサ電流Ic、電源電圧Vacの各信号
波形図である。
今、サイリスタスイツチ4が第5図aの時刻t1
において誤点弧した場合を想定すると誤点弧によ
り第5図bに示すように大きな突入電流Icがコン
デンサ3に流れ、その結果同図aに示すようにコ
ンデンサ電圧Vcは第4図に示したリアクトル2
とコンデンサ3の自由振動と交流電圧との重畳し
た波形となる。最もきびしい場合を考えるため第
3図cに述べたのと同様にサイリスタ電圧が2E
〔V〕の時に誤点弧したとすると自由振動振巾は
2E〔V〕となり更に交流電圧が重畳されるためコ
ンデンサ電圧Vcは減衰を無視すると次式で表わ
される。
Vc=Ecosω1t+2Esinω2t ……(1) 但し ω1は交流電源の角周波数 ω2は自由振動の角周波数 (1)式からcosω1t=1,sinω2t=1が成立する時
はVc=3Eとなり、また逆にcosω1t=−1,
sinω2t=1が成立する時はVc=Eとなることは
明らかである。このことは第5図aに示すように
コンデンサ電圧Vcの自由振動成分と電源電圧成
分とが逆極性になつたt2ではコンデンサ電圧Vc
は電源電圧E〔V〕に近い値になるためこの位相
でサイリスタスイツチ4をOFFにするように制
御すればコンデンサ電圧VcはほぼE〔V〕に近く
なりサイリスタスイツチ4及びコンデンサ3の過
電圧を避けることができることになる。
しかしながら回路電圧が高い場合にはコンデン
サ電圧Vcを計測するのは大がかりな計測回路を
必要とし、不経済となる欠点がある。
本実施例はコンデンサ電圧を計測することなく
適切なサイリスタスイツチのOFF時点を検出し、
サイリスタ素子の誤点弧時においても過電圧がサ
イリスタスイツチ及びコンデンサに印加されない
ように制御する無効電力補償装置の保護回路を提
供するものである。
次に上述した動作原理を考慮して第4図実施例
の動作について第5図a〜kに従い説明する。
交流電源電圧Vacは電圧変成器29により検出
され比較器13a及び13bに入力される。この
比較器13a及び13bでは電源電圧Vacのピー
ク値とほぼ等しい電圧ピークレベル値と比較さ
れ、比較器13a及び13bからは第5図d,e
に示す様に電源電圧Vacのピーク付近で「1」の
出力信号が出力される。なお第4図実施例では電
源電圧Vacの正のピーク値と負のピーク値を区別
して検出するため2つの比較器13a,13bを
用いている。一方、コンデンサ3に流れるコンデ
ンサ電流Icは電流変成器5を介して検出され、シ
ヤント抵抗Rにより電流値Icに比例した電圧信号
に変換される。なお説明の便宜上、上記の電圧信
号に変換した電流信号を以下コンデンサ電流信号
Icと称する。コンデンサ電流信号Icは第5図bの
ように比較器14a,14bにおいてあらかじめ
設定された正,負のそれぞれの過電流レベルと比
較される。第4図では両極性の比較を行うために
2つの比較器14a及び14bを用いている。
又、このコンデンサ電流信号Icは更に電流値の
零点をみつけるための比較器15a,15bにも
入力される。電流の両極性の比較を行うため2つ
の比較器15a及び15bを用いている。すなわ
ち、比較器15aはコンデンサ電流Icが正方向に
流れ始めてから負方向に反転するまでの期間中
「1」を出力する。又比較器15bではコンデン
サ電流Icが負方向に流れ始めてから正方向に反転
するまでの期間中「1」を出力する。各比較器1
5a,15bの出力信号をNOT回路20a,2
0bを通してシングルシヨツト回路21a,21
bに入力することにより電流値が零〔A〕を横切
る時点でパルス状の出力信号を出すようにしてい
る。
コンデンサ3に充電される電圧Vcは、電流値
が零を横切る時点でピーク値に達しシングルシヨ
ツト回路21aが「1」を出力する時点では正の
ピークに又、別のシングルシヨツト回路21bが
「1」を出力する時点では負のピークに達してい
ることになる。上述(1)式に示したようにコンデン
サ3のピーク電圧の極性と電源電圧Vacの極性と
が逆極性になる時にはコンデンサ3には過電圧が
印加されていないので比較器13aの出力信号と
シングルシヨツト回路21bの出力信号を、又、
比較器13bの出力信号と別のシングルシヨツト
回路21aの出力信号を、それぞれAND回路1
6及び17でAND条件を求めることによりサイ
リスタスイツチ4をOFFにするタイミングを知
ることができる。
一方、第1図の場合と同様に投入信号S1が入る
とこの投入信号S1とサイリスタスイツチ4の印加
電圧の零〔V〕近傍を検出するタイミング信号St
とをAND回路23に入力してAND条件を求め、
条件が成立した時点でAND回路24を介してゲ
ート点弧信号発生回路28を駆動してサイリスタ
スイツチ4にゲート点弧信号Sgを与える。この
ゲート点弧信号発生回路28は自己保持形のゲー
ト点弧信号発生回路であり、1度スタート信号が
入ると次に停止信号S2が入らない限りゲート点弧
信号Sgを出力し続ける。サイリスタスイツチ4
の誤点弧が生じ過電流が流れると比較器14a,
14bが過電流を検出してOR回路19を介して
フリツプフロツプ回路22をセツトし、このフリ
ツプフロツプ22の出力信号はOR回路26を介
してAND回路27に入力される。このAND回路
27ではOR回路18の出力信号とのAND条件を
求め条件が成立した時点でゲート点弧信号発生回
路28に停止信号S2を送りゲート点弧信号Sgを
停止してサイリスタスイツチ4の電流が零になつ
た時点でサイリスタスイツチ4をOFFにする。
OR回路18の出力信号が「1」になる時点では
前述のようにコンデンサ電圧Vcのピーク電圧の
極性と電源電圧Vacの極性が互に逆になつてお
り、この時点t2で前述した様にサイリスタスイツ
チ4をOFFにすればコンデンサ3やサイリスタ
スイツチ4に過電圧が印加されることは避けるこ
とができる。
上述の動作をより具体的に示すために第5図を
用いて説明する。時刻t1において誤点弧が生じた
場合同図bに示す過電流Icが流れコンデンサ電圧
Vcは同図aのような振動波形が印加される。
一方、第5図cは電源電圧Vacを示しておりピ
ーク付近の位相を求めるため電圧ピークレベルが
設けられている。比較器13aと13bでは同図
d及びeに示すように電源電圧が電圧ピークレベ
ルを超過した期間中パルス出力信号「1」を出力
している。比較器15a及び15bの各出力信号
は、同図fとgに示されているとおり、同図bに
示す電流の正の期間中、比較器15aが「1」を
出力し、負の期間中比較器15bが「1」を出力
している。これ等の比較器15a及び15bの出
力信号の立下り時で同図h及びiに示すように各
シングルシヨツト回路21a及び21bはパルス
信号を出力する。AND回路16及び17の出力
信号は同図j及びkに示している様に、この場合
はt2の時刻でAND回路17の出力信号が「1」
となる。
t2の時刻では第5図aに示すようにコンデンサ
電圧Vcはほぼ電源電圧Vacに等しくなつており、
この時点でゲート点弧信号Sgを停止にしてサイ
リスタスイツチ4をOFFにすればコンデンサ3
及びサイリスタスイツチ4に過電圧が印加される
ことは避けることができる。この目的のため第4
図ではAND回路27によりOR回路18の出力信
号と停止指令S2であるOR回路26の出力信号と
のAND条件を求めてゲート点弧信号発生回路2
8の出力信号Sgを停止するようにしている。
この実施例では電流が零に達する時点でゲート
点弧信号Sgを停止するためサイリスタスイツチ
4のターンオフ期間が十分確保できない場合が考
えられる。そのため電流が零に達する一定時間前
にゲート点弧信号Sgを停止するタイミングを見
つけることが望ましい。
第6図は、このような点に鑑み改良された第2
の実施例による過電圧保護回路の入力段の回路構
成図である。第6図において、30は電源周波電
圧の位相を進めるための位相進みフイルタであ
り、31はリアクトル2とコンデンサ3で決まる
振動周波数に基づいて流れる電流の検出位相を進
めるための位相進みフイルタである。
それぞれの位相進みフイルタ30及び31を用
いることにより実際に電流が0に達する以前にサ
イリスタスイツチ4をOFFにすべきタイミング
を知ることができゲート点弧信号SgをOFFにす
る場合にサイリスタスイツチ4のターンオフ期間
を十分確保することができる。
なお、上記実施例では、サイリスタスイツチ4
としてサイリスタの逆並列接続の場合を示した
が、サイリスタとダイオードの逆並列接続の場合
でもよく上記実施例と同様の効果を奏する。
また上記実施例ではサイリスタスイツチ4に流
れる電流の過電流検出回路を設けているが、この
検出回路が無くても、電源電圧のピーク付近に達
した時点と、電流が零〔A〕を横切る時点との
AND条件を求めることによりサイリスタスイツ
チ4をOFFにすべきタイミングを見つけること
ができる。
以上のように、この発明の無効電力補償装置の
過電圧保護回路によればサイリスタスイツチの誤
点弧時にコンデンサに過電圧が印加されない時点
に同期してサイリスタスイツチをOFFにするよ
うにしたので、サイリスタスイツチ及びコンデン
サの耐圧を従来より低くすることができ経済的な
装置が得られるばかりでなく、さらにコンデンサ
電圧を計測する必要がないので、このための大が
かりな計測回路が不要となり、経済的な価値も向
上する。また、第6図に示すように位相進みフイ
ルタを採用すると、サイリスタスイツチのターン
オフ期間を充分に確保できるので、保護装置とし
ての信頼性も向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の無効電力補償装置の保護回路を
示す回路構成図、第2図は第1図の無効電力補償
装置の正常時の動作を示す各部の信号波形図、第
3図は第1図の無効電力補償装置のサイリスタス
イツチが誤点弧時の各部の信号波形図、第4図は
この発明の第1の実施例による無効電力補償装置
の過電圧保護回路を示す回路構成図、第5図は第
4図に示した第1の実施例の過電圧保護回路の各
部の信号波形図、第6図はこの発明の第2の実施
例による無効電力補償装置の過電圧保護回路を示
す入力部回路構成図である。 1……交流電源、2……リアクトル、3……コ
ンデンサ、4……サイリスタスイツチ、5……電
流変成器、6……電圧変成器、7……タイミング
信号発生回路、8……AND回路、9……ゲート
点弧信号発生回路、10……過電流検出回路、1
1,12……サイリスタ素子、13a,13b;
14a,14b;15a,15b……比較器、1
6,17……AND回路、18,19……OR回
路、20a,20b……NOT回路、21a,2
1b……シングルシヨツト回路、22……フリツ
プフロツプ回路、23,24……AND回路、2
5……NOT回路、26……OR回路、27……
AND回路、28……ゲート点弧信号発生回路、
29……電圧変成器、30,31……位相進みフ
イルタ。なお、図中、同一符号は同一又は相当部
分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コンデンサに直列接続されるサイリスタ・ス
    イツチにより上記コンデンサの投入を制御する際
    に上記サイリスタスイツチ及び上記コンデンサを
    保護する無効電力補償装置の過電圧保護回路にお
    いて、電源電圧が正及び負の各ピーク値付近に達
    する時点をそれぞれ検出する第1及び第2検出回
    路と、上記サイリスタ・スイツチを流れるスイツ
    チ電流の極性が正から負方向及び負から正方向に
    切替る時点をそれぞれ検出する第3及び第4検出
    回路とを有し、上記第1検出回路の出力信号と上
    記第4検出回路の出力信号との論理積条件、又は
    上記第2検出回路の出力信号と上記第3検出回路
    の出力信号との論理積条件のいずれかの該条件が
    成立した時点に上記サイリスタスイツチを停止す
    るように制御したことを特徴とする無効電力補償
    装置の過電圧保護回路。 2 上記電源電圧のピーク値付近に達する時点を
    第1の位相進みフイルタを介して、また上記サイ
    リスタ・スイツチを流れるスイツチ電流の極性が
    切替る時点を第2の位相進みフイルタを介してそ
    れぞれ検出したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の無効電力補償装置の過電圧保護回
    路。
JP58082948A 1983-05-10 1983-05-10 無効電力補償装置の過電圧保護回路 Granted JPS59206917A (ja)

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JPH02236607A (ja) * 1989-03-10 1990-09-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転体表示装置

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