JP3711360B2 - ダイオード不良検出装置 - Google Patents

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    • G01R31/26Testing of individual semiconductor devices
    • G01R31/27Testing of devices without physical removal from the circuit of which they form part, e.g. compensating for effects surrounding elements

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばインバータ式抵抗溶接機に使用される直流負荷供給装置のダイオード不良検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来のインバータ式抵抗溶接機の制御装置の一例を示す構成図である。
【0003】
直流電源1に、例えばIGBTからなるスイッチング素子2,3,4,5をブリッジ接続したインバータ回路を並列に接続し、これにより直流から交流に変換し、これを変圧器7の一次側に供給するようにしている。
【0004】
そして、変圧器7の二次側を複数のダイオード8、9をセンタータップ方式で接続した整流回路により整流した直流を負荷抵抗11に供給するようになっている。
【0005】
変圧器7の一次側電流は電流センサ6で検出し電流検出回路15で直流に変換して検出する。また電流センサ6の出力から過電流検出回路16によりインバータの出力過電流を検出する。
【0006】
一方、変圧器7の二次側からダイオード8,9により直流に変換し、配線インダクタンス10を介して負荷抵抗11に電流を供給するように構成したものである。配線インダクタンス10は、特に設けたものではなく、配線に存在するインダクタンス分を表わしたものである。
【0007】
電流基準器(電流基準回路)12から出力される電流基準値は、起動スイッチ13がオンになると増幅器14に入力され電流検出回路15の出力と比較され、その偏差が増幅器14により増幅され、この増幅された偏差と三角波発生器17の三角波周波数出力と比較してPWM回路18に入力し、ここで両者を比較することによりPWM信号を出力する。このPWM信号は、三角波周波数出力により極性切換回路19を介して、インバータ出力の極性を切換るべくスイッチング素子2〜5のゲートに与えられる。
【0008】
このようにしてダイオード8,9が正常な場合は変圧器7の一次電流のピーク値が電流基準と一致するような電流制御が行われる。
【0009】
図9は図8のダイオード8のみが短絡事故の場合の動作を説明するための波形図である。時刻t1 にて、図9(a)に示す起動スイッチ13がオンしてパルス幅t1 〜t2 の電圧が変圧器7の一次側に、図9(b)に示すような極性のインバータ出力電圧V1 が印加されると、次のようになる。
【0010】
すなわち、変圧器7の二次側ではダイオード8(短絡)→配線インダクタンス10→負荷抵抗11の回路で、図9(c)に示すように変圧器一次電流I1 が上昇し、図9(b)の時刻t2 でインバータ出力電圧V1がなくなると、変圧器一次電流I1 はゼロとなる。
【0011】
次に、時刻t3 でインバータ出力電圧V1 が逆転すると、変圧器二次側はダイオード9→ダイオード8(短絡)の回路で短絡されているので、変圧器一次電流I1 は急速に上昇し、過電流検出回路16の検出レベルに達する時刻t4 で、過電流検出回路16は図9(d)で示す過電流を検出しインバータが停止する。
【0012】
この場合インバータ出力電圧のパルス幅がt3 〜t4 より狭い場合は過電流レベルに達しないで運転する場合もある。
【0013】
このような条件は電流基準の大きさや増幅器14の応答(一般にはPI制御が用いられている)速度で影響を受ける。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、従来のインバータ式抵抗溶接機の制御装置ではダイオード8、9の短絡事故の場合、条件によっては過電流検出回路16が過電流を検出できる場合と、過電流検出レベルに達しない場合が発生し検出が不安定であると同時に、過電流検出レベルよりやや低い電流でしばらく運転することがあり、このためインバータを構成するスイッチング素子2〜5にストレスが加わり、信頼性を低下させる心配がある。
【0015】
本発明は、インバータのスイッチング素子はストレスを受けず信頼性良く、ダイオードの不良を検出することができるダイオード不良検出装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1に対応する発明は、直流をインバータにより交流に変換し、該交流を変圧器の一次側に供給し、該変圧器の二次側を複数のダイオードを接続した整流回路により整流した直流を負荷に供給する装置において、前記変圧器の一次電流を検出し、該検出電流と電流基準を比較した結果により前記インバータを構成するスイッチング素子に与えるPWM方式のパルス幅を瞬時制御するものであって、前記検出電流と前記電流基準が一致したとき前記インバータの駆動パルスを瞬時にオフする瞬時制御手段と、前記変圧器の一次側から見た二次側のインピーダンス変化を検出し、これに基づき前記ダイオード不良を判別し、前記変圧器の一次側の制御を停止する判別手段と、を備えたことを特徴とするダイオード不良検出装置である。
【0017】
前記目的を達成するため、請求項2に対応する発明は、請求項1記載の判別手段として、前記パルス幅又は該パルス幅の最大値と現在のパルス幅から求められる変調率を、前記検出電流のピーク値で除算して得られる負荷インピーダンスが設定値以下になったことに基づきダイオード不良を検出するダイオード不良検出装置である。
【0018】
前記目的を達成するため、請求項3に対応する発明は、請求項1記載の判別手段として、前記パルス幅又は該パルス幅の最大値と現在のパルス幅から求められる変調率を、電流基準で除算して得られる負荷インピーダンスが設定値以下になったことに基づきダイオード不良を検出するダイオード不良検出装置である。
【0019】
請求項1〜請求項3のいずれかに対応する発明によれば、負荷インピーダンス変化例えば異常に低下することに基づいて変圧器の二次側ダイオードの不良を検出するようにしたので、インバータのスイッチング素子はストレスを受けず信頼性良く、ダイオードの不良を検出することができる。
【0020】
前記目的を達成するため、請求項4に対応する発明は、請求項1記載の前記判別手段として、前記パルス幅又は該パルス幅の最大値と現在のパルス幅から求められる変調率が、設定値以下になったことに基づきダイオード不良を検出するダイオード不良検出装置である。
【0021】
請求項4に対応する発明によれば、変圧器二次側のダイオードが短絡すると負荷のインピーダンスが急低下し、パルス幅又は変調率が非常に低くなることを検出する。
【0022】
前記目的を達成するため、請求項5に対応する発明は、直流をインバータにより交流に変換し、該交流を変圧器の一次側に供給し、該変圧器の二次側を複数のダイオードを接続した整流回路により整流した直流を負荷に供給する装置において、前記変圧器の一次電流を検出し、該検出電流と電流基準を比較した結果により前記インバータを構成するスイッチング素子に与えるPWM方式のパルス幅を瞬時制御するものであって、前記検出電流と前記電流基準が一致したとき前記インバータの駆動パルスを瞬時にオフする瞬時制御手段と、前記パルス幅又は該パルス幅の最大値と現在のパルス幅から求められる変調率が、前記インバータ出力特性によりアンバランスとなることに基づき前記ダイオード不良を判別し、前記変圧器の一次側の制御を停止する判別手段と、を備えたことを特徴とするダイオード不良検出装置である。
【0023】
請求項5に対応する発明によれば、パルス幅や変調率が、インバータ出力特性によりアンバランスとなることに基づきダイオード不良を検出するようにしたので、インバータのスイッチング素子はストレスを受けず信頼性良く、ダイオードの不良を検出することができる。
【0024】
前記目的を達成するため、請求項6に対応する発明は、請求項5記載の判別手段として、前記インバータ起動後の数サイクル間のパルス幅又は変調率のアンバランスを検出するようにしたダイオード不良検出装置である。
【0025】
請求項6に対応する発明によれば、起動後数サイクル間はダイオード1個故障により変圧器が完全には飽和しないのでパルス幅のアンバランスが大きく検出誤差が小さい。
【0026】
前記目的を達成するため、請求項7に対応する発明は、前記判別手段には前記インバータの停止直前のパルス幅又は該パルス幅の最大値と現在のパルス幅から求められる変調率を使用する請求項2、3、4、5のいずれかに記載のダイオード不良検出装置である。
【0027】
請求項7に対応する発明によれば、停止直前の過渡現象の無くなったデータを使用することにより検出の信頼性が向上する。
【0028】
前記目的を達成するため、請求項8に対応する発明は、請求項5記載の判別手段として、前記パルス幅又は変調率を検出電流のピーク値で除算した値が前記インバータの出力極性によりアンバランスとなったことに基づきダイオード不良を検出するダイオード不良検出装置である。
【0029】
前記目的を達成するため、請求項9に対応する発明は、直流をインバータにより交流に変換し、該交流を変圧器の一次側に供給し、該変圧器の二次側を複数のダイオードを接続した整流回路により整流した直流を負荷に供給する装置において、前記変圧器の一次電流を検出し、該検出電流と電流基準を比較した結果により前記インバータを構成するスイッチング素子に与えるPWM方式のパルス幅を瞬時制御する瞬時制御手段と、前記変圧器の一次電流が前記インバータの出力極性でアンバランスしたことに基づきダイオード不良を検出する判別手段とを備えたダイオード不良検出装置である。
【0030】
前記目的を達成するため、請求項10に対応する発明は、請求項9記載の判別手段として、記変圧器の一次電流の変化率を検出し、この電流変化率が前記インバータの出力極性でアンバランスしたこと又は前記電流変化率が設定値以上になったことに基づき前記ダイオード不良を検出するダイオード不良検出装置である。
【0031】
請求項9又は請求項10記載の発明によれば、インバータの出力極性でアンバランスしたこと又は電流変化率が設定値以上になったことに基づきダイオード不良を検出するようにしたので、インバータのスイッチング素子はストレスを受けず信頼性良く、ダイオードの不良を検出することができる。
【0032】
前記目的を達成するため、請求項11に対応する発明は、前記ダイオード不良検出1回目で警報を出力し、かつ複数回の連続検出にて前記負荷を停止することを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載のダイオード不良検出装置である。
【0033】
請求項11に対応する発明によれば、警報のみの場合は過渡現象で誤検出かも知れないが連続検出の場合は運転を停止させることにより検出の信頼性を高める。
【0034】
【発明の実施の形態】
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態を示す概略構成図であり、図8と同一部分には同一符号を符し、その説明は簡略し、ここでは主として異なる点を説明する。
【0035】
直流電源1の直流電圧を、スイッチング素子2〜5からなるインバータブリッジのPWM制御により交流電圧に変換し、該変換された交流電圧は、変圧器7の一次側に供給し、変圧器7の二次側にダイオード8、9からなるセンタータップ式の整流回路で整流して負荷抵抗 11に供給する装置が本発明の検出対象であることは、従来と同一である。
【0036】
変圧器7の一次側電流I1の瞬時値を検出する手段は、変流器からなる電流センサ6と、 電流センサ6により検出された交流電流検出値を直流に変換する電流検出回路15からなっている。
【0037】
電流基準器12からの電流基準と、電流検出回路15の出力である直流電流検出値を比較し、直流電流検出値が電流基準より大きいときに、リセット信号を出力する比較器20と、発振器22からのクロック信号を入力すると共に、セット信号を入力してインバータのPWMパルス、具体的には図2、図3、図4に示す正側パルスPFと負側パルスPRを出力するフリップフロップ21を備えている。
【0038】
また、フリップフロップ21からのPWMパルスのパルス幅を検出するパルス幅検出回路25を備えている。さらに、電流検出回路15からの電流検出値に、基づきダイオード不良を検出する判別手段、例えば判別回路27を備えている。
具体的には、判別回路27には電流基準器12からの電流基準と、起動検出回路24からの起動信号と、パルス幅検出回路25からのPWMのパルス幅PF、PRと、ピーク値検出回路26からの電流検出値のピーク値と、方向検出回路23からのインバータの出力極性が入力され、これに基づいてダイオード8,9の故障を検出するものである。
【0039】
さらに、判別回路27の出力側には、判別回路27がダイオード8,9の故障を検出したとき、警報を発生したり又は運転を停止するように構成した故障検出回路28を備えている。
【0040】
起動信号手段を構成し、インバータを起動する際に閉操作し、電流基準器12により電流基準を入力する起動スイッチ13を、比較器20の入力側に備え、さらに起動スイッチ13を閉操作したとき起動信号を出力する起動検出回路24を備えている。
【0041】
また、発振器22からの出力信号によりフリップフロップ21からのPWMパルスの極性を切換えてスイッチング素子2〜5のIGBTのゲートに与える極性切換回路19を備えている。
【0042】
電流基準と電流検出回路15で検出した変圧器7の一次側電流I1とを比較器20で比較 し電流基準より電流検出値が多くなるとフリップフロップ21がリセットされるよう入力される。
【0043】
発振器22により発生したクロック周波数によりフリップフロップ21がセットされインバータブリッジのスイッチング素子2〜5をオンさせ電流を流すように作用させ、前記リセット信号によりスイッチング素子2〜5がオフすることにより電流を制御している。
【0044】
そして、発振器22の出力からインバータ出力の極性を検出する方向検出回路23を備えている。さらに、電流検出回路15の出力、すなわち直流電流検出値を入力し、直流電流検出値のピーク値を検出するピーク検出回路26を備えている。
【0045】
以上のように構成された図1の実施形態の動作について、図2、図3、図4を参照して説明する。図2はダイオード8が短絡した場合の動作を説明するための図であり、(a)は変圧器7と負荷抵抗11の回路を示す図、(b)は起動スイッチ13の動作を説明するための図、(c)は変圧器一次電流I1の波形図、(d)はインバータ出力電圧V1の波形図、(e)は正側パルスPFの波形図、(f)は負側パルスPRの波形図である。
【0046】
抵抗溶接機の場合ダイオード8,9は平形の圧接構造を使用するためダイオードの故障は短絡故障が原理的に考えられる。
【0047】
時刻t1 において、起動スイッチ13がオンして電流基準(破線の大きさ)が入力されると、インバータが始動し変圧器7には、インバータ出力電圧V1 に示すような高周波電圧(一般には数kHz以下)が印加され、変圧器一次電流I1が電流基準に達するまで、インバ ータのスイッチング素子2〜5をオンさせる。
【0048】
時刻t1 〜t2 の期間変圧器二次側には黒マークの方向に電圧が発生し電流は、配線インダクタンス10→負荷抵抗11の回路で電流が流れる。
【0049】
時刻t2 において、インバータ出力電圧V1 が反転すると、変圧器二次側は黒マークが負の方向に電圧が発生するので、ダイオード9を介して変圧器7が短絡されている。
【0050】
変圧器一次電流I1 は急速に立上り電流基準迄立上った時刻t3 で、フリップフロップ21がリセットされ、スイッチング素子はオフする。正側パルスPFと負側パルスPRは、このようにしてPFが広くPRが狭くなるので、変圧器7は偏磁し次第に飽和して来る。
【0051】
このため、変圧器一次電流I1 の正側も立上りが次第に早くなって溶接の終了直前には、正側パルスPFの時刻t7 〜t8 と、負側パルスPRの時刻t5 〜t6 は両方共狭くなっているが、t7 〜t8 >t5 〜t6 の関係は、負荷インピーダンスが非対称なため保たれたままとなる。
【0052】
図3は以上述べたダイオード8,9の故障とは異なる他の故障モードを説明するための図である。図3(e)〜(h)は、ダイオード8,9が2個共正常な場合であって、(e)は変圧器7と負荷抵抗11の回路を示す図、(f)は変圧器一次電流I1の波形図、(g)は 正側パルスPFの波形図、(h)は負側パルスPRの波形図である。
【0053】
図3(g)、(h)から明らかなように、ダイオード8,9が2個共正常な場合には、PF,PRは等しくしかもパルス幅は広い。
【0054】
図3(a)〜(d)は、ダイオード8,9が2個共短絡している場合であって、(a)は変圧器7と負荷抵抗11の回路を示す図、(b)は変圧器一次電流I1の波形図、(c)は 正側パルスPFの波形図、(d)は負側パルスPRの波形図である。
【0055】
図3(c)、(d)から明らかなように、ダイオード8,9が2個共短絡している場合では、PF,PRは等しいが同じ電流I1 に対しパルス幅は非常に狭くなっている。
【0056】
図3(i)〜(n)は、ダイオード8の1個がオープンの場合の動作を説明するための図であり、(i)は変圧器7と負荷抵抗11の回路を示す図、(j)は起動スイッチ13の動作を説明するための図、(k)は変圧器一次電流I1の波形図、(l)はインバータ出力電 圧V1の波形図、(m)は正側パルスPFの波形図、(f)は負側パルスPRの波形図であ る。
【0057】
図3(i)はダイオード8の1個がオープンの場合でV1 が正の場合、ダイオード9が阻止方向なので、変圧器二次側には電流が流れない。次に、V1 が負の場合はダイオード9→配線インダクタンス10→負荷抵抗11の回路に電流が流れる。
【0058】
次に、時刻t3 でV1 が正に切換わると、変圧器二次側には黒マークの極性に電圧が発生し、配線インダクタンス10に流れている電流を減少させる方向に電流I1 は増加し、時刻t6 で配線インダクタンス10に流れていた電流が零になるとダイオード9が阻止状態となり、電流I1 は流れなくなる。このような区間ではI1 の電流が正負アンバランスとなる。
【0059】
時刻t6 で電流基準が上ると時刻t7 でI1 が電流基準に達して負側パルスPRは狭くなるが、正側パルスPF側は電流が流れずパルス幅は広くなり、次第に変圧器7が飽和し飽和電流が流れPFは狭くなる。
【0060】
変圧器7の二次側の負荷が非対称であるので、PFとPRは同じとならず、パルス幅のアンバランスを検出することで、ダイオード故障を検出することが可能である。
【0061】
よって、図3の場合は次のようなことが言える。
【0062】
(1)PFとPRを比較し、両者の差が設定値以上になることを検出することにより、ダイオード8、9の短絡検出が可能である。
【0063】
一方、インバータのスイッチング周波数を変える場合は、図4に示す変調率M(a/A=現在のパルス幅寸法aに対する最大パルス幅寸法Aの比)を使用すると、インバータ直流電圧をVdとするとインバータ出力電圧はMVdで表わされるので便利である。
【0064】
また、パルス幅の比較でなく、図4に示す正側パルス変調率MF(=PF/A)と、負側パルス変調率MR(=PR/A)の比較でも同じ効果がある。
【0065】
(2)図2からわかるように、起動直後は変圧器7が飽和していないので、PFとPRのパルス幅に大きな差があり、検出感度が高くなり有利である反面、電流の過渡応答(パルス幅の過渡応答)に左右されない判別が必要である。パルス幅の過渡変化は、パルス幅が大から小への一方向であるのでこの点を考えると、図7のようになる。
【0066】
図7に示すように、PF,PRの一方向への変化は正常であるが、両方向に変化する場合は故障と判別することにより、例えば起動後1.5パルスで検出が可能である。
【0067】
(3)起動信号がオフされる直前のパルスPF,PRは過渡現象が完了して安定しているので判定に便利である。
【0068】
変圧器二次側が非対称なため、変圧器7に加わる電圧も非対称となり、その直流分で変圧器7が飽和する。このためPF,PRの比較で比率が設定値以上を検出することでダイオード故障を検出できる。
【0069】
また、負荷インピーダンスを、例えば1式〜6式により求め、その結果が設定値以下では、異常と判別することでダイオード故障を検出できる。
【0070】
(PF+PR)÷(I1 ) 式1
(MF+MR)÷(I1 ) 式2
PF/I1 式3
PR/I1 式4
MF/I1 式5
MR/I1 式6
図3(a)〜(d)ではPF≒PRであるが、これを負荷インピーダンスを、例えば次の式7〜式12により求め、設定値以下の場合は異常と判別することでダイオード故障が検出できる。
【0071】
(PF+PR)÷(I1 ) 式7
(MF+MR)÷(I1 ) 式8
PF/I1 式9
PR/I1 式10
MF/I1 式11
MR/I1 式12
なお、上記変圧器一次電流I1 は電流基準とほぼ一致するよう制御するのでI1 →電流基準に置替えても作用はほぼ同じである。
【0072】
図3(i)〜(n)では、変圧器一次電流I1 の正、逆がアンバランスになることを検出することや、PF/I1 、PR/I1 から負荷インピーダンスの非対称を検出するかで検出できる。
【0073】
さらに、ある条件ではPF,PRのアンバランスでも検出可能である。
【0074】
<第2の実施形態>
第2の実施形態について、図5および図6を参照して説明する。
【0075】
図5はその概略構成を示す図であり、図1と異なる点は、図1の判別回路27と電流検出部を図5のように変形した点である。すなわち、変圧器一次電流I1 から微分回路30により、電流変化率dI1 /dtを求め、正側パルスPFの立下りでデータをラッチするラッチ回路31により出力波形VFを求める。
【0076】
一方、電流変化率dI1 /dtから負側パルスPRの立下りでデータをラッチするラッチ回路32により出力波形VRを求め、これらを比較回路33により入力し、出力波形VFとVRを比較し、両者の出力波形の差が設定レベル以上になると故障検出回路28を動作させるように構成したものである。
【0077】
なお、ラッチ回路31、32の出力波形PFとPRの信号はパルス幅検出回路25を方向検出回路23の信号により分けて作ってある。
【0078】
このように構成された第2の実施形態の動作について、図6を参照して説明する。(a)は変圧器一次電流I1の波形図、(b)は正側パルスPFの波形図、(c)は負側パルスP Rの波形図、(d)は微分回路30の出力波形図、(e)はラッチ回路31の出力波形図、(c)はラッチ回路32の出力波形図である。
【0079】
図2の条件の場合、変圧器一次電流I1 が図6(a)のように変化し、dI1 /dtは図6(d)のように変化するので、PF,PRの立下り即ち電流しゃ断の直前のdI1 /dtをラッチしてVF,VRを求めこの比較をして故障を検出するものである。
【0080】
ダイオード短絡や変圧器が飽和すると、dI1 /dtが高くなると同時に正側と負側とで大きさが異なるので、これを判別することによりダイオード故障を見つけることができる。
【0081】
なお、図5ではラッチ回路31、32の出力波形VFとVRを比較する構成となっているが、VFとVRの大きさを設定値と比較してこの大きさが異常になったことから、ダイオード故障を見つけることが可能である。
【0082】
<変形例>
前述の実施形態では、変圧器7の二次側に設けてあるダイオード接続はセンタータップ方式について説明したが、これをフルブリッジ接続のダイオードでも動作は全く同様である。
【0083】
前述の実施形態でダイオードの短絡について説明したが、これには変圧器のレアショートも含まれることは言うまでもない。
【0084】
【発明の効果】
本発明のダイオード不良検出装置によれば、インバータ出力電流を瞬時値制御するよう構成し、インバータ出力極性によって、PWMパルス幅や電流変化率がアンバランスすることや、変調率を電流値で除算した負荷インピーダンスが異常に低下することに基づいて変圧器の二次側ダイオードの不良を検出するようにしたので、インバータのスイッチング素子はストレスを受けず信頼性良く、ダイオードの不良を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるダイオード不良検出装置の第1の実施形態を示す概略構成図。
【図2】図1の動作を説明するための図。
【図3】図1の動作を説明するための図。
【図4】図1の動作を説明するための図。
【図5】本発明によるダイオード不良検出装置の第2の実施形態を示す概略構成図。
【図6】図5の動作を説明するための図。
【図7】図1の動作を説明するための図。
【図8】従来のインバータ式抵抗溶接機の制御装置の概略構成図。
【図9】図8の動作を説明するための図。
【符号の説明】
1…直流電源、2〜5…スイッチング素子、6…電流センサ、7…変圧器、8,9…ダイオード、10…配線インダクタンス、11…負荷抵抗、12…電流基準器、13…起動スイッチ、14…増幅器、15…電流検出回路、16…過電流検出回路、17…三角波発生器、18…PWM回路、19…極性切換回路、20…比較器、21…フリップフロップ、22…発振器、23…方向検出回路、24…起動検出回路、25…パルス幅検出回路、26…判別回路、27…故障検出回路、30…微分回路、31,32…ラッチ回路、33…比較回路。

Claims (11)

  1. 直流をインバータにより交流に変換し、該交流を変圧器の一次側に供給し、該変圧器の二次側を複数のダイオードを接続した整流回路により整流した直流を負荷に供給する装置において、前記変圧器の一次電流を検出し、該検出電流と電流基準を比較した結果により前記インバータを構成するスイッチング素子に与えるPWM方式のパルス幅を瞬時制御するものであって、前記検出電流と前記電流基準が一致したとき前記インバータの駆動パルスを瞬時にオフする瞬時制御手段と、前記変圧器の一次側から見た二次側のインピーダンス変化を検出し、これに基づき前記ダイオード不良を判別し、前記変圧器の一次側の制御を停止する判別手段と、を備えたことを特徴とするダイオード不良検出装置。
  2. 前記判別手段は、前記パルス幅又は該パルス幅の最大値と現在のパルス幅から求められる変調率を、前記検出電流のピーク値で除算して得られる負荷インピーダンスが設定値以下になったことに基づきダイオード不良を検出することを特徴とする請求項1記載のダイオード不良検出装置。
  3. 前記判別手段は、前記パルス幅又は該パルス幅の最大値と現在のパルス幅から求められる変調率を、電流基準で除算して得られる負荷インピーダンスが設定値以下になったことに基づきダイオード不良を検出することを特徴とする請求項1記載のダイオード不良検出装置。
  4. 前記判別手段は、前記パルス幅又は該パルス幅の最大値と現在のパルス幅から求められる変調率が、設定値以下になったことに基づきダイオード不良を検出することを特徴とする請求項1記載のダイオード不良検出装置。
  5. 直流をインバータにより交流に変換し、該交流を変圧器の一次側に供給し、該変圧器の二次側を複数のダイオードを接続した整流回路により整流した直流を負荷に供給する装置において、前記変圧器の一次電流を検出し、該検出電流と電流基準を比較した結果により前記インバータを構成するスイッチング素子に与えるPWM方式のパルス幅を瞬時制御するものであって、前記検出電流と前記電流基準が一致したとき前記インバータの駆動パルスを瞬時にオフする瞬時制御手段と、前記パルス幅又は該パルス幅の最大値と現在のパルス幅から求められる変調率が、前記インバータ出力特性によりアンバランスとなることに基づき前記ダイオード不良を判別し、前記変圧器の一次側の制御を停止する判別手段と、を備えたことを特徴とするダイオード不良検出装置。
  6. 前記判別手段は、前記インバータ起動後の数サイクル間のパルス幅又は変調率のアンバランスを検出するようにしたことを特徴とする請求項5記載のダイオード不良検出装置。
  7. 前記判別手段には前記インバータの停止直前のパルス幅又は該パルス幅の最大値と現在のパルス幅から求められる変調率を使用することを特徴とする請求項2、3、4、5のいずれかに記載のダイオード不良検出装置。
  8. 前記判別手段は、前記パルス幅又は変調率を検出電流のピーク値で除算した値が前記インバータの出力極性によりアンバランスとなったことに基づきダイオード不良を検出することを特徴とする請求項5記載のダイオード不良検出装置。
  9. 直流をインバータにより交流に変換し、該交流を変圧器の一次側に供給し、該変圧器の二次側を複数のダイオードを接続した整流回路により整流した直流を負荷に供給する装置において、前記変圧器の一次電流を検出し、該検出電流と電流基準を比較した結果により前記インバータを構成するスイッチング素子に与えるPWM方式のパルス幅を瞬時制御するものであって、前記検出電流と前記電流基準が一致したとき前記インバータの駆動パルスを瞬時にオフする瞬時制御手段と、前記変圧器の一次電流が前記インバータの出力極性でアンバランスしたことに基づきダイオード不良を検出し、前記変圧器の一次側の制御を停止する判別手段と、を備えたことを特徴とするダイオード不良検出装置。
  10. 前記判別手段は、記変圧器の一次電流の変化率を検出し、この電流変化率が前記インバータの出力極性でアンバランスしたこと又は前記電流変化率が設定値以上になったことに基づき前記ダイオード不良を検出することを特徴とする請求項9記載のダイオード不良検出装置。
  11. 前記ダイオード不良検出1回目で警報を出力し、かつ複数回の連続検出にて前記負荷を停止することを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載のダイオード不良検出装置。
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