JPH02178017A - ポリイミド樹脂の溶融製膜方法 - Google Patents

ポリイミド樹脂の溶融製膜方法

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JPH02178017A
JPH02178017A JP63334658A JP33465888A JPH02178017A JP H02178017 A JPH02178017 A JP H02178017A JP 63334658 A JP63334658 A JP 63334658A JP 33465888 A JP33465888 A JP 33465888A JP H02178017 A JPH02178017 A JP H02178017A
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JP
Japan
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group
film
polyimide resin
degrees
extrusion
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Pending
Application number
JP63334658A
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English (en)
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Toshihiko Tsutsumi
堤 敏彦
Toshiyuki Nakakura
中倉 敏行
Taizo Nagahiro
長広 泰蔵
Shuichi Morikawa
修一 森川
Nobushi Koga
信史 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J5/00Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
    • C08J5/18Manufacture of films or sheets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2379/00Characterised by the use of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing nitrogen with or without oxygen, or carbon only, not provided for in groups C08J2361/00 - C08J2377/00
    • C08J2379/04Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain; Polyhydrazides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
    • C08J2379/08Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規なポリイミド樹脂の溶融製膜方法に関す
る。
[従来の技術] ポリイミド樹脂は機械的性質、熱的性質、電気的性質な
どに優れた性能を有している為、各種の成形法により成
形され、広範囲な分野で利用されている。
しかし、厳しい面状態が要求されるフィルム等の製膜に
おいては、通常の溶融押出し法では、発泡の無い良好な
面精度を有するフィルムを安定的に得ることはできなか
った。即ち、樹脂に含まれる微量の水分、不純物、熱分
解物等が加工時に揮散して、フィルム表面において発泡
現象を発生させることがしばしばであった。
このような現象の解決方法としては、通常、押出し圧力
を高めて揮散成分を樹脂中に封入してしまう方法が採用
されるが、ダイリップ部の圧力損失が大きい場合にはリ
ップ通過時に圧力が低下し、完全には発泡を抑制するこ
とができない。また、押出圧力を高め過ぎれば、スクリ
ューの回転で与えられる剪断エネルギーが樹脂温度を熱
分解領域にまで局部的に高めてしまい、発泡現象を逆に
促進させてしまうこともある。この為、加工条件は著し
い制約を受けていた。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、押出圧力を従来より低めに設定しても
、発泡現象を伴なわない良好なフィルムを安定的に押出
すことのできるポリイミド樹脂の溶融押出し加工方法を
提供することにある。
[課題を解決するための手段コ 本発明8らは面記の目的を達成する為に鋭意検討した結
果、本発明に到達した。すなわち、本発明は、ポリイミ
ド樹脂を溶融押出しして製膜するにあたり、ダイリップ
形状を0.5〜10度のテーパーランドとしたことを特
徴とするポリイミド樹脂の製膜方法である。
本発明の製膜方法は如何なる構造を有するポリイミド樹
脂にも採用可能であるが、特に後述するポリイミド樹脂
に対して有用である。
本発明の製1漠方法において採用する溶融樹脂の押出方
法自体は、通常の車軸または多軸スクリューの押出機が
採用可能である。押出機先端に取付けられるダイの形状
もフラットダイ、サーキューラーダイ等のダイか用いら
れ、溶融樹脂の流路もコートハンガーあるいはスパイラ
ル等自由に選択できる。しかしながら本発明のポリイミ
ド樹脂の製膜においては、ダイリップ入口よりダイリッ
プ出口に向って溶融樹脂流路を狭めたバニ状、すなわち
ダイリップ形状を0.5〜10度のテーパーランドとす
ることが特に必要である。
上記したテーパーランドにおいて、テーパーが0.5度
未満であれば、溶融樹脂通過時の圧力損失か大きくなり
、発泡現象の抑制効果は小さい。また、10度以上にな
ると樹脂圧力の変動に伴なってフィルムの面状態が大き
く変化する為、安定した押出しを行なうことができなく
なる。
このようなダイの使用によりかつ延伸操作等の通常の製
膜技術の適用によって2〜500μmの厚さを有するフ
ィルム、シート等が製膜される。
なお、溶融押出しする際の押出条件は後述するポリイミ
ド樹脂の構造によって異なるけれども後述する実施例記
載の樹脂の押出温度は380〜430℃、好ましくは3
90〜410℃の範囲である。
上記した本発明の溶融製膜方法が採用される好適なポリ
イミド樹脂としては、下記式(I)(I) (式中、Xは直結、炭素数1ないし1oの二価のJ災化
水素居、六フッ素化されたイソプロピリデン基、カルホ
ニル鳩、チオ基、およびスルホニル基から成る群より選
ばれた基を表し、Y、、Y2.Y。
およびY4はそれぞれ水素、低級アルキル基、低級アル
コキシ基、塩素および臭素からなる詳より選ばれた基ま
たは原子を表し、またRは炭素数2以上の脂肪族基、環
式脂肪族基、単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳
香族基が直接または架橋員より相互に連結された非縮合
多環式芳香族基から成る群より選ばわた4僅の基を表す
。)で示されるポリイミド樹脂が挙げられる。
上記ポリイミド樹脂は1式(11) (式中、X 、 Y l、Y 2.Y 3.およびY4
は前に同し) (式中、Rは111fに同し) のテトラカルボン酸二無水物とを反応させてえられるポ
リアミド酸を熱的または化学的にイミド化してえられる
ものであり、特開昭61−14:1478 、同fi2
−68817、同62−86021、特願昭1it−0
76475、同61−274206等に記載の方法で容
易に製造できる。
以下、実施例により更に説明する。
[実施例] 実施例1 かきまぜ機、還流冷却器および窒素導入管を備えた反応
容器に、ピロメリット酸二無水物2.18K g (1
0モル)およびN、N−ジメチルアセトアミド38.3
にgを装入し、アニリノ55.8g (0,6モル)を
添加し、約20分間かきまぜた。次に、4.4−ビス(
3−アミノフェノキシ)ビフェニル:1.!i7K g
 (9,7モル)を溶液温度の上昇に注意しなから加え
、室温で約10時間かきまぜた。この溶液に2.02に
g(20モル)のトリエチルアミンおよび2.55K 
g (25モル)の無水酢酸を滴下し、室温で10時間
かきまぜて、淡黄色スラリーを得た。
このスラリーをろ別した後、メタノールで洗浄し、18
0℃で8時間減圧乾燥して5.2Kgの淡黄色ポリイミ
ド粉を得た。対数粘度0.45[dJ2/glのト記ポ
リイミド粉をペレット化後、400℃に設定した30φ
のt修軸押出機で75μm厚さの0フイルムに製膜した
。ここに言う対数粘度はパラクロロフェノール/フェノ
ール(重量比90/10)の混合溶媒中IIA度0.5
g/ IoomIL−溶媒で加熱溶解した後、35℃に
冷却し測定した値である。
ここで使用したダイリップ形状は5度のテーパーランド
であり、得られたフィルム表面には発泡は認められなか
った。
比較例1 タイリップ形状を平行ランドにした以外は、実施例1と
同様にして製膜した。
フィルムには発泡が目立ち、押出圧力を高めても発泡は
完全には解消しなかった。
比較例2 ダイリップ形状を15度のテーパーランドにした以外は
実施例1と同様にして製膜した。
樹脂圧力の微弱な変動によってもフィルムの面状態が大
きく変動し、厚み積度、発泡の何れも不安定な状態であ
った。
[発明の効果] 本発明により発泡の無い良好なポリイミドフィルムを低
圧でしかも安定的に溶融押出しすることが=T能となり
、高績度が要求される各種の工業分野に幅広く用い得る
特許出願人  三井東圧化学株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリイミド樹脂を溶融押出しして製膜するにあた
    り、ダイリップ形状を0.5〜10度のテーパーランド
    としたことを特徴とするポリイミド樹脂の溶融製膜方法
  2. (2)ポリイミド樹脂が式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) (式中、Xは直結、炭素数1ないし10の二価の炭化水
    素基、六フッ素化されたイソプロピリデン基、カルボニ
    ル基、チオ基、およびスルホニル基から成る群より選ば
    れた基を表し、Y_1、Y_2、Y_3およびY_4は
    それぞれ水素、低級アルキル基、低級アルコキシ基、塩
    素および臭素からなる群より選ばれた基または原子を表
    し、またRは炭素数2以上の脂肪族基、環式脂肪族基、
    単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接
    または架橋員より相互に連結された非縮合多環式芳香族
    基から成る群より選ばれた4価の基を表す。) で表されるものである請求項1記載の溶融製膜方法。
JP63334658A 1988-12-28 1988-12-28 ポリイミド樹脂の溶融製膜方法 Pending JPH02178017A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0409465A2 (en) * 1989-07-17 1991-01-23 MITSUI TOATSU CHEMICALS, Inc. Preparation process of polyimide film
WO1991009900A1 (en) * 1989-12-22 1991-07-11 Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated Polyimide molding

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0409465A2 (en) * 1989-07-17 1991-01-23 MITSUI TOATSU CHEMICALS, Inc. Preparation process of polyimide film
WO1991009900A1 (en) * 1989-12-22 1991-07-11 Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated Polyimide molding
US5374708A (en) * 1989-12-22 1994-12-20 Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated Formed polyimide article

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