JPH0217725A - Ad変換器 - Google Patents
Ad変換器Info
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- JPH0217725A JPH0217725A JP63166711A JP16671188A JPH0217725A JP H0217725 A JPH0217725 A JP H0217725A JP 63166711 A JP63166711 A JP 63166711A JP 16671188 A JP16671188 A JP 16671188A JP H0217725 A JPH0217725 A JP H0217725A
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- 101100434411 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) ADH1 gene Proteins 0.000 description 2
- 101150102866 adc1 gene Proteins 0.000 description 2
- IFLVGRRVGPXYON-UHFFFAOYSA-N adci Chemical compound C12=CC=CC=C2C2(C(=O)N)C3=CC=CC=C3CC1N2 IFLVGRRVGPXYON-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はAD変換器に係り、特に低消費電力の並列比較
形AD変換器に関する。
形AD変換器に関する。
従来の並列比較形A I)変換器では分離能をNビット
とすると2Nの比較器を必要とする.このため、分解能
を上げようとすると、必要な比較器の数は例えば8ビツ
トで256個,10ビツトでは1024個となる。この
ようにビット数が大きくなるにつれ、必要な比較器の数
は飛躍的に増大し消費電力の増大やIC化したときのチ
ップサイズの増大を招く。
とすると2Nの比較器を必要とする.このため、分解能
を上げようとすると、必要な比較器の数は例えば8ビツ
トで256個,10ビツトでは1024個となる。この
ようにビット数が大きくなるにつれ、必要な比較器の数
は飛躍的に増大し消費電力の増大やIC化したときのチ
ップサイズの増大を招く。
そこで、この問題を解決するために、AD変換器の参照
電圧に所定のオフセットを重畳し、異なったオフセット
毎に得られるAD変換出力を一定期間にわたって加算す
ることによって有効ビット数を向上させる方式がある。
電圧に所定のオフセットを重畳し、異なったオフセット
毎に得られるAD変換出力を一定期間にわたって加算す
ることによって有効ビット数を向上させる方式がある。
ここではその方式を巡回加算形と呼ぶ、なお、この巡回
加算形AD変換器に関連するものは、特開昭57−12
9526号、特開昭62−88434号等に記載される
。
加算形AD変換器に関連するものは、特開昭57−12
9526号、特開昭62−88434号等に記載される
。
上記従来例においては、参照電圧に所定のオフセットを
重畳する方法として第10図に示すように並列比較形A
D変換器の抵抗列101の両端に抵抗102,103を
接続し、それらの抵抗値を変化させる方法がとられてい
る。具体的には、いくつかの抵抗を用意しておき、それ
らをスイッチで切替えることにより実現している。なお
、同図において102は比較器、103は比較器出力を
2進化符号に変換するエンコーダ、3は加算器である。
重畳する方法として第10図に示すように並列比較形A
D変換器の抵抗列101の両端に抵抗102,103を
接続し、それらの抵抗値を変化させる方法がとられてい
る。具体的には、いくつかの抵抗を用意しておき、それ
らをスイッチで切替えることにより実現している。なお
、同図において102は比較器、103は比較器出力を
2進化符号に変換するエンコーダ、3は加算器である。
上記従来技術は、切替える抵抗の値に精度が要求され、
IC等で実現する場合には困難があった。
IC等で実現する場合には困難があった。
この点をより具体的に述べると、第10図において、抵
抗列101の単位抵抗をr、それがn個直列接続された
抵抗列の抵抗をnr、この両端に接続される抵抗112
,113の値をそれぞれR1゜R2とし、R1,n r
l Rx間に加えられる電圧を■、。、とする、並列形
AD変換器においては、抵抗列101の各端子電圧が参
照電圧となって、各比較器に入力することになる。そこ
でR1とRzとの接続点の電圧V1.VzがAD変換器
のフルスケール電圧を決める。このV 1 ? V z
は次式で表わされる。
抗列101の単位抵抗をr、それがn個直列接続された
抵抗列の抵抗をnr、この両端に接続される抵抗112
,113の値をそれぞれR1゜R2とし、R1,n r
l Rx間に加えられる電圧を■、。、とする、並列形
AD変換器においては、抵抗列101の各端子電圧が参
照電圧となって、各比較器に入力することになる。そこ
でR1とRzとの接続点の電圧V1.VzがAD変換器
のフルスケール電圧を決める。このV 1 ? V z
は次式で表わされる。
次に、R1,R,を切り替えて(変化させて)vl。
v2の値をΔVだけシフトしようとすると、例えばR1
を−ΔR,Rzを+ΔRだけ勿化させれば良い、このと
きΔVは となる。ここで、並列形AD変換器のILSBはrに生
じる電圧降下分となるので、その電圧VLsBは、 となる。
を−ΔR,Rzを+ΔRだけ勿化させれば良い、このと
きΔVは となる。ここで、並列形AD変換器のILSBはrに生
じる電圧降下分となるので、その電圧VLsBは、 となる。
いま、参照電圧のシフト景ΔVを1/4LSBずつずら
してAD変換を行ない、4回の加算を行なう場合を考え
てみると、Δ■はVLsa/4 とすることになり、
(3)、 (4)式よりΔR=r/4
・・・(5)となる、一般にrは、抵抗列の
単位抵抗であることから数LoomΩから数100と小
さな値であることが多く、従って、R1,Rxの変化分
ΔRも極めて小さな値とならざるを得ない。
してAD変換を行ない、4回の加算を行なう場合を考え
てみると、Δ■はVLsa/4 とすることになり、
(3)、 (4)式よりΔR=r/4
・・・(5)となる、一般にrは、抵抗列の
単位抵抗であることから数LoomΩから数100と小
さな値であることが多く、従って、R1,Rxの変化分
ΔRも極めて小さな値とならざるを得ない。
上述したごとく、抵抗列に接続した抵抗R1゜R2を抵
抗列の単位抵抗の数分の1という極めて小さな変化を精
度良く、しかもスイッチで切り替える場合には、スイッ
チのオン抵抗を含めて実現することが必要となる。この
ように、従来技術では実現上極めて大きな問題を有して
いた。
抗列の単位抵抗の数分の1という極めて小さな変化を精
度良く、しかもスイッチで切り替える場合には、スイッ
チのオン抵抗を含めて実現することが必要となる。この
ように、従来技術では実現上極めて大きな問題を有して
いた。
本発明の目的は、高精度の素子設計を要することなく、
極めて簡単に参照電圧を正確に変化せし得る手段を提供
することにある。
極めて簡単に参照電圧を正確に変化せし得る手段を提供
することにある。
上記目的は、抵抗列によって発生される参照電圧をスイ
ッチにより切り替えて、比較器に入力することにより達
成される。
ッチにより切り替えて、比較器に入力することにより達
成される。
各スイッチは抵抗列によって発生される参照電圧を各比
較器の動作に合わせて適宜すらせて各比較器に入力する
ために用いられており、これによって等測的にずらした
参照電圧を得ている。
較器の動作に合わせて適宜すらせて各比較器に入力する
ために用いられており、これによって等測的にずらした
参照電圧を得ている。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。同図
において、1はAD変換器(以下A L) Cと略す)
23はADC出力を加算し、必要に応じてSL均する加
算回路、4はクロック発生回路であり、ADCの内部構
成として、101は参照電圧を発生するための抵抗列、
102は比較器、103は23f!!符号に変換するエ
ンコーダである。本実施例の特徴は、抵抗列101と比
較器102の間にスイッチ105を設けたことにある。
において、1はAD変換器(以下A L) Cと略す)
23はADC出力を加算し、必要に応じてSL均する加
算回路、4はクロック発生回路であり、ADCの内部構
成として、101は参照電圧を発生するための抵抗列、
102は比較器、103は23f!!符号に変換するエ
ンコーダである。本実施例の特徴は、抵抗列101と比
較器102の間にスイッチ105を設けたことにある。
このスイッチはクロックφn (n=l、z、・・・
・・・)により制御される。第】−図では説明の簡単の
ために、4つのスイッチを一組とし、それらによって切
り替えられた参照電圧が比較器に入力するものとする。
・・・)により制御される。第】−図では説明の簡単の
ために、4つのスイッチを一組とし、それらによって切
り替えられた参照電圧が比較器に入力するものとする。
ここで、抵抗列の一単位抵抗Rsで生じる電圧降下をΔ
■、とする。まず、第2図のタイミング図に示すような
タロツクφ0により制御されるスイッチが“オン″とな
り、他は全て1′オフ″となると、n番目の比較器には
Vr(n)の参照電圧が人力する。次にφ1のクロック
で制御されるスイッチが″オン″、他は全て1′オフ″
となると比較器にはvr(n)+Δ■、が、次にφ2の
クロッグでVr(n )+ 2ΔVr、さらにφ8のク
ロックでVr(n )+ 3Δ■、となり、これで1サ
イクル終了する。これにより、AVrずつ順次ずれた参
照電圧が比較器に入力することになる。
■、とする。まず、第2図のタイミング図に示すような
タロツクφ0により制御されるスイッチが“オン″とな
り、他は全て1′オフ″となると、n番目の比較器には
Vr(n)の参照電圧が人力する。次にφ1のクロック
で制御されるスイッチが″オン″、他は全て1′オフ″
となると比較器にはvr(n)+Δ■、が、次にφ2の
クロッグでVr(n )+ 2ΔVr、さらにφ8のク
ロックでVr(n )+ 3Δ■、となり、これで1サ
イクル終了する。これにより、AVrずつ順次ずれた参
照電圧が比較器に入力することになる。
ここで、第1図に示したADC全体の動作について説明
しておく、第3図に示すようにV r (n )とVr
(n + 1 )との間に入力信号Vsがあるとき、デ
ィジタル出力Dnを発生するものとする。いま。
しておく、第3図に示すようにV r (n )とVr
(n + 1 )との間に入力信号Vsがあるとき、デ
ィジタル出力Dnを発生するものとする。いま。
Vs=Vr(n)+aΔV、 −(1)
とする。ここでAVrは1!を子化電圧、αは係数であ
り、 AVr”Vr(n + l ) Vr(n)
・・・(2)O≦αく1 ・
・・(3)である、このときのディジタル出力り。に対
し、量子化誤差EはαΔVrとなり、最大Vrの誤差を
有することになる。
とする。ここでAVrは1!を子化電圧、αは係数であ
り、 AVr”Vr(n + l ) Vr(n)
・・・(2)O≦αく1 ・
・・(3)である、このときのディジタル出力り。に対
し、量子化誤差EはαΔVrとなり、最大Vrの誤差を
有することになる。
、−1
次に、AVr をM分割した電圧 ΔVr(j=1
121・・・・・・M−1,M)を参照電圧にサンプリ
ングタイムごとに順次重畳していく。αが次式で与えら
れる入力を考える。
121・・・・・・M−1,M)を参照電圧にサンプリ
ングタイムごとに順次重畳していく。αが次式で与えら
れる入力を考える。
M M
(ただし、1≦m≦Mを満足する整数)とすると、j
5 m −1ではディジタル出力はDnとなるが。
5 m −1ではディジタル出力はDnとなるが。
52mではDn−1となる。そこでj=1からMまでの
ディジタル出力の平均値I)はり、、が(m −1)回
、0.−1 が(M−m+1)回発生することから、 D= 黒信号に重畳し、それぞれの重畳電圧のときのディジタ
ル出力をM回を]、周期としてその周期の間で加算・平
均することによって、量子化誤差を1!Mに減少できる
。これは実効的にビット数がQozzM だけ増大する
ことになる。例えばM=4とす才しば2ビツト増加し、
6ビツトの並列比較形ADCを用いて、8ビツトADC
が実現できることになる。より具体的な例により説明す
ると1例えばA D C1として6ビツトのものを用い
、車乗電圧発生回路2はADClの量子化誤差Δ■、に
となる。
ディジタル出力の平均値I)はり、、が(m −1)回
、0.−1 が(M−m+1)回発生することから、 D= 黒信号に重畳し、それぞれの重畳電圧のときのディジタ
ル出力をM回を]、周期としてその周期の間で加算・平
均することによって、量子化誤差を1!Mに減少できる
。これは実効的にビット数がQozzM だけ増大する
ことになる。例えばM=4とす才しば2ビツト増加し、
6ビツトの並列比較形ADCを用いて、8ビツトADC
が実現できることになる。より具体的な例により説明す
ると1例えばA D C1として6ビツトのものを用い
、車乗電圧発生回路2はADClの量子化誤差Δ■、に
となる。
この(5)式から、ディジタル出力は(m−1)7Mま
で値が求まることになる。これより量子化で−AVrと
なる。
で値が求まることになる。これより量子化で−AVrと
なる。
このように、ΔV、をM分割した電圧を順次軸圧を発生
する。このとき1例えばADClから順次得られるディ
ジタル出力が、(000101)。
する。このとき1例えばADClから順次得られるディ
ジタル出力が、(000101)。
(000100)、(000100)、(000100
)であれば、この信号を加算した値(00010001
,)を出力として用いる。また、順次得られるADCl
の出力が、(000101)、(000101)。
)であれば、この信号を加算した値(00010001
,)を出力として用いる。また、順次得られるADCl
の出力が、(000101)、(000101)。
(000100)、(000100)であれば、この信
号を加算した値(0010010)を出力として用いる
。このようにして、8ビツトのAD変換器が構成できる
。したがって、加算回路3として車乗電圧がM回変化す
る間、サンプリングタイムごとにADClの出力を加算
する(N+Aog2LM)ビットのディジタル加算器を
用いれば良い。
号を加算した値(0010010)を出力として用いる
。このようにして、8ビツトのAD変換器が構成できる
。したがって、加算回路3として車乗電圧がM回変化す
る間、サンプリングタイムごとにADClの出力を加算
する(N+Aog2LM)ビットのディジタル加算器を
用いれば良い。
なお、ADCIとして6ビツトのものを用いる場合でも
、入力信号Vsがそのフルスケール値を越えたとき(オ
ーバーフローしたとき)にはとくに(1000000)
の値を出力するものを用いるのが好ましい。このような
回路を用い1重乗。
、入力信号Vsがそのフルスケール値を越えたとき(オ
ーバーフローしたとき)にはとくに(1000000)
の値を出力するものを用いるのが好ましい。このような
回路を用い1重乗。
一Δ■、を順次発生するものを用いた場合、ADCIの
出力順次(1000000)、(111111)(11
1111)(111111) 、すなわち。
出力順次(1000000)、(111111)(11
1111)(111111) 、すなわち。
最初の1回だけオーバーフローであれば、加算出力とし
て(11111101)が得られる。また、ADClの
出力が順次(1000000)(1000000)(1
11111)(111111)、すなわち、初回と2回
目がオーバーフローであれば、加算出力として(111
11110)が得られる。さらに3回オーバーフローで
あれば加算出力(11111111)が得られる。一方
、4回ともオーバーフローであれば、加算結果も8ビツ
トからオーバーフローする。加算回器3はこの加算結果
のオーバーフローも出力するようにすればなお好ましい
。
て(11111101)が得られる。また、ADClの
出力が順次(1000000)(1000000)(1
11111)(111111)、すなわち、初回と2回
目がオーバーフローであれば、加算出力として(111
11110)が得られる。さらに3回オーバーフローで
あれば加算出力(11111111)が得られる。一方
、4回ともオーバーフローであれば、加算結果も8ビツ
トからオーバーフローする。加算回器3はこの加算結果
のオーバーフローも出力するようにすればなお好ましい
。
以上述べた原理に基づいて、AD変換器の精度の向上が
可能である。また、第1図に示した第1の実施例では、
同一の抵抗を縦続接続した抵抗列を用いていることから
、各抵抗の比精度は十分にとれ、正確に参照電圧を変化
させることができる。
可能である。また、第1図に示した第1の実施例では、
同一の抵抗を縦続接続した抵抗列を用いていることから
、各抵抗の比精度は十分にとれ、正確に参照電圧を変化
させることができる。
以上は参照電圧発生手段として抵抗列を用いた場合につ
いて説明したが、抵抗列だけでなく容量など参照電圧を
発生するものならば良いことは明白である。
いて説明したが、抵抗列だけでなく容量など参照電圧を
発生するものならば良いことは明白である。
第1図に示したスイッチ105はMOSトランジスタに
よって容易に実現できるが、バイポーラプロセスにてA
D変換器を実現しようとした場合にはMOSスイッチが
使えない、そこで、バイポーラプロセスに適したスイッ
チの具体的実施例を第4図に示す、同図において、10
1は抵抗列。
よって容易に実現できるが、バイポーラプロセスにてA
D変換器を実現しようとした場合にはMOSスイッチが
使えない、そこで、バイポーラプロセスに適したスイッ
チの具体的実施例を第4図に示す、同図において、10
1は抵抗列。
115.112は第1図における比較器102とスイッ
チ105を構成する要素であり、それぞれスイッチ付前
置増幅器、ラッチングコンパレータである。また、10
3はエンコーダである。この図においては説明の都合上
第1図と同様に4つのスイッチを一組とした例を示して
いる。第2図に示したタイミングを有するクロックをト
ランジスタQ1〜Q4に入力すると、ある時間でQ1〜
Q4のいずれか1つが“ON”状態となり、他は” O
F F ”となる、すると’ ON ”状態のトランジ
スタに接続されたトランジスタペアにのみ電流が流れ、
そのトランジスタに入力する参照電圧と入力端子とが比
較されることになる。この動作がクロックに応じて順に
行なわれる0例えばφ1が11 Hnレベルとすると、
Qlが“ON ”となり。
チ105を構成する要素であり、それぞれスイッチ付前
置増幅器、ラッチングコンパレータである。また、10
3はエンコーダである。この図においては説明の都合上
第1図と同様に4つのスイッチを一組とした例を示して
いる。第2図に示したタイミングを有するクロックをト
ランジスタQ1〜Q4に入力すると、ある時間でQ1〜
Q4のいずれか1つが“ON”状態となり、他は” O
F F ”となる、すると’ ON ”状態のトランジ
スタに接続されたトランジスタペアにのみ電流が流れ、
そのトランジスタに入力する参照電圧と入力端子とが比
較されることになる。この動作がクロックに応じて順に
行なわれる0例えばφ1が11 Hnレベルとすると、
Qlが“ON ”となり。
Qll、Ql2が動作状態となる。このときQ2゜Q3
.Q4は全て○FF ”となり、それらに接続されるト
ランジスタには電流が流れず、Qllに接続された抵抗
列により生じる参照電圧に対して入力信号が比較される
ことになる。
.Q4は全て○FF ”となり、それらに接続されるト
ランジスタには電流が流れず、Qllに接続された抵抗
列により生じる参照電圧に対して入力信号が比較される
ことになる。
以上によれば、ラッチングコンパレータ112の前段に
増幅器が配置されたことにより、ラッチ動作中に増幅器
によって次にラッチされる信号をあらかじめ増幅してお
くことができ、速度向上が図れる。これと共に、増幅器
にスイッチ機能を持たせられるため、スイッチのための
大幅な回路の追加を要しないで済む。また、抵抗列に接
続される4個のトランジスタのいずれか1個だけにしか
ベース電流が流れないため、抵抗列からの電流の流出が
少なくなり、直線性の向上が図れるという利点もある。
増幅器が配置されたことにより、ラッチ動作中に増幅器
によって次にラッチされる信号をあらかじめ増幅してお
くことができ、速度向上が図れる。これと共に、増幅器
にスイッチ機能を持たせられるため、スイッチのための
大幅な回路の追加を要しないで済む。また、抵抗列に接
続される4個のトランジスタのいずれか1個だけにしか
ベース電流が流れないため、抵抗列からの電流の流出が
少なくなり、直線性の向上が図れるという利点もある。
次に、第3の実施例を第5図に示す、同図は第1の実施
例である第1図の抵抗列とスイッチの部分のみを示した
ものである。同図においても説明の簡単のために4個の
スイッチを1組としている。
例である第1図の抵抗列とスイッチの部分のみを示した
ものである。同図においても説明の簡単のために4個の
スイッチを1組としている。
第1の実施例では、AD変換器の全ダイナミックレンジ
において等しい量子化ステップを得るために抵抗列の各
抵抗を・等しくしているが、本実施例においては、同−
組のスイッチに参照電圧を与えるために接続されている
抵抗は同一とするが、紐間の抵抗値は異なるようにした
ものである。いま5番目の組の抵抗をRJ とし、低位
の参照電圧を与える組から順に番号を付けたとする。例
えば、RJ=Rt −i+ΔR となるように順に抵抗値を増やしていったとすると、各
量子化ステップは順に大きくなり、第6図に示すような
非線形の人出特性を得ることができる。また、中間点付
近のRa を小さく、上位および低位の参照電圧を与え
る付近ではT<a を大きくしておくと、第7図に示す
ような人出力特性を得ることができる。
において等しい量子化ステップを得るために抵抗列の各
抵抗を・等しくしているが、本実施例においては、同−
組のスイッチに参照電圧を与えるために接続されている
抵抗は同一とするが、紐間の抵抗値は異なるようにした
ものである。いま5番目の組の抵抗をRJ とし、低位
の参照電圧を与える組から順に番号を付けたとする。例
えば、RJ=Rt −i+ΔR となるように順に抵抗値を増やしていったとすると、各
量子化ステップは順に大きくなり、第6図に示すような
非線形の人出特性を得ることができる。また、中間点付
近のRa を小さく、上位および低位の参照電圧を与え
る付近ではT<a を大きくしておくと、第7図に示す
ような人出力特性を得ることができる。
このように、抵抗列の抵抗を変化させることにより非直
線の人出力特性を有するA I)変換器を容易に実現で
きる。このとき、各スイッチによって切り替えられる参
照電圧は、この参照電圧を用いて比較を行なう比較器に
は等しい電圧差をもって順に与えられることになり、−
順のスイッチの切り替えと、そのAD変換出力の加算に
より精度向上が得られるのは第1−の実施例で述べたの
と同様である。
線の人出力特性を有するA I)変換器を容易に実現で
きる。このとき、各スイッチによって切り替えられる参
照電圧は、この参照電圧を用いて比較を行なう比較器に
は等しい電圧差をもって順に与えられることになり、−
順のスイッチの切り替えと、そのAD変換出力の加算に
より精度向上が得られるのは第1−の実施例で述べたの
と同様である。
さらに、上では同−組内で抵抗列の抵抗は等しいとした
が、必ずしも等しい必要はなく、各抵抗が順に変化して
いても、−順のスイッチの切り替えと加算により得られ
る結果は同様にAD変換器の精度の向上を実現すること
になる。
が、必ずしも等しい必要はなく、各抵抗が順に変化して
いても、−順のスイッチの切り替えと加算により得られ
る結果は同様にAD変換器の精度の向上を実現すること
になる。
次に第4の実施例を第8図に示す、同図においても第1
の実施例の抵抗列とスイッチの部分のみを示している。
の実施例の抵抗列とスイッチの部分のみを示している。
本実施例では抵抗列の各所にタップ111を設けたもの
で、外部より必要な電圧を抵抗列に印加できるようにし
たものである。この印加電圧を任意に選ぶことにより、
任意の非直線性を有した入出力特性が得られる。このと
き−顧のスイッチ動作と加算により精度が向上すること
は第3の実施例の場合と同様である。
で、外部より必要な電圧を抵抗列に印加できるようにし
たものである。この印加電圧を任意に選ぶことにより、
任意の非直線性を有した入出力特性が得られる。このと
き−顧のスイッチ動作と加算により精度が向上すること
は第3の実施例の場合と同様である。
以上述べたように、抵抗列とスイッチを設けることによ
り、参照電圧を容易にシフトすることができ、さらに非
直線の人出特性を有するAD変換器も実現できることは
従来に無い効果である。
り、参照電圧を容易にシフトすることができ、さらに非
直線の人出特性を有するAD変換器も実現できることは
従来に無い効果である。
上に述べた非線形特性は任意に設定できるものであるか
ら、ブラウン管のグリッド電圧と発光出力特性の非直線
関係すなわちγ特性を補正する逆γ特性(γ補正特性)
をもたせることは容易にできる。その具体的実施例を第
9図に示す、一般にビデオカメラにはγ補正回路が必要
であるが、同図に示すように逆γ特性を有するA D
Cを用いることにより容易にその特性を有したデジタル
ビデオカメラが実現できることになる。なお同図におい
て、10は逆γ特性を有したA l) C11]は撮像
管、12はADCによりデジタルに変換された信号を処
理する回路である。
ら、ブラウン管のグリッド電圧と発光出力特性の非直線
関係すなわちγ特性を補正する逆γ特性(γ補正特性)
をもたせることは容易にできる。その具体的実施例を第
9図に示す、一般にビデオカメラにはγ補正回路が必要
であるが、同図に示すように逆γ特性を有するA D
Cを用いることにより容易にその特性を有したデジタル
ビデオカメラが実現できることになる。なお同図におい
て、10は逆γ特性を有したA l) C11]は撮像
管、12はADCによりデジタルに変換された信号を処
理する回路である。
以上述べたごとく、本発明によれば、小さい回路規模で
すなわちICで実現した場合少ない素子数で高分解能、
高精度のAD変換器が実現でき、その経済的効果は極め
て大きい、さらに、非直線特性も任意に容易に設定でき
るため、その応用範囲が広いという利点がある。
すなわちICで実現した場合少ない素子数で高分解能、
高精度のAD変換器が実現でき、その経済的効果は極め
て大きい、さらに、非直線特性も任意に容易に設定でき
るため、その応用範囲が広いという利点がある。
第1図は本発明の第1の実施例を示す図、第2図および
第3図は第1図の動作を説明するためのタイミング図お
よび人力レベルを示す図、第4図は本発明の第2の実施
例を示す図、第5図は本発明の第3の実施例を示す図、
第6図、第7図はそれぞれ第5図の入出力特性を示す図
、第8図は本発明の第4の実施例を示す図、第9図は本
発明を用いたビデオカメラの構成図、第10図は従来の
技術を説明する図である。 1・・・A I)変換器、3・・・加算器、4・・・ク
ロック発生回路、11・・・撮像管、12・・・信号処
理回路、101第 ! 口 第 目 弔 凹 ′j)3 第 □V?(九tす Vr(代)
第3図は第1図の動作を説明するためのタイミング図お
よび人力レベルを示す図、第4図は本発明の第2の実施
例を示す図、第5図は本発明の第3の実施例を示す図、
第6図、第7図はそれぞれ第5図の入出力特性を示す図
、第8図は本発明の第4の実施例を示す図、第9図は本
発明を用いたビデオカメラの構成図、第10図は従来の
技術を説明する図である。 1・・・A I)変換器、3・・・加算器、4・・・ク
ロック発生回路、11・・・撮像管、12・・・信号処
理回路、101第 ! 口 第 目 弔 凹 ′j)3 第 □V?(九tす Vr(代)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、N個のレベルを有する参照電圧をM個ごとに他端を
相互に接続されたスイッチによつてサンプリング周期ご
とに順次切り替えてN/M個の比較器に接続し、各サン
プリング周期ごとに得られるAD変換値を一定期間にわ
たつて加算することを特徴とするAD変換器。 2、上記比較器は差動増幅器構成の入力段を有し該差動
増幅器を構成する差動ペアトランジスタをM対用意し、
該差動ペアトランジスタの動作電流を電流スイッチによ
り切り替え、各差動ペアトランジスタの一方が各参照電
圧に接続され、他方が入力端子に接続されることによつ
て第1項記載のスイッチ動作を行なうことを特徴とする
第1請求項記載のAD変換器。 3、上記参照電圧は抵抗列により発生され、該抵抗列は
、該抵抗列を構成する抵抗の値を順次異ならせ、非直線
性を有する参照電圧を有することを特徴とする第1請求
項記載のAD変換器。 4、上記抵抗列によつて発生する参照電圧が逆γ特性を
有する第1請求項記載のAD変換器。 5、M個ごとに他端を相互に接続されたスイッチとAD
変換値を一定期間にわたつて加算する加算器を有するA
D変換器において、一加算期間がサンプリング周期のn
M(n=1、2、……)倍であることを特徴とするAD
変換器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63166711A JPH0217725A (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | Ad変換器 |
US07/248,374 US4939518A (en) | 1987-09-24 | 1988-09-23 | Analog to digital converter |
KR1019880012254A KR910006483B1 (ko) | 1987-09-24 | 1988-09-24 | Ad변환기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63166711A JPH0217725A (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | Ad変換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0217725A true JPH0217725A (ja) | 1990-01-22 |
Family
ID=15836341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63166711A Pending JPH0217725A (ja) | 1987-09-24 | 1988-07-06 | Ad変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0217725A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6229472B1 (en) * | 1998-07-17 | 2001-05-08 | Nec Corporation | A/D converter |
-
1988
- 1988-07-06 JP JP63166711A patent/JPH0217725A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6229472B1 (en) * | 1998-07-17 | 2001-05-08 | Nec Corporation | A/D converter |
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