JPH02176624A - 高含水率ソフトコンタクトレンズ - Google Patents

高含水率ソフトコンタクトレンズ

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JPH02176624A
JPH02176624A JP25485089A JP25485089A JPH02176624A JP H02176624 A JPH02176624 A JP H02176624A JP 25485089 A JP25485089 A JP 25485089A JP 25485089 A JP25485089 A JP 25485089A JP H02176624 A JPH02176624 A JP H02176624A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高含水率ソフトコンタクトレンズに係り、更
に詳しくは、コンタクトレンズの化学的汚れ除去剤に対
し優れた耐久性を有するとともに、機械的強度が大きく
、かつ形状保持性にも優れた含水率50〜70%の高含
水率ソフトコンタクトレンズに関する。
[従来の技術] 含水性ソフトコンタクトレンズは、2−ヒドロキシエチ
ルメタアクリレート(以下I(EMAという)の単独重
合体又はHEMAを主成分とする共重合体に代表される
含水率40%以下の低含水率ソフトコンタクトレンズと
、N−ビニル−2−ピロリドン(以下NVPという)を
主成分とする共重合体、HEMA、メタアクリル酸(以
下MAという)等とNVPとからなる共重合体に代表さ
れる含水率40%以上の高含水率ソフトコンタクトレン
ズとに大別される。
含水性ソフトコンタクトレンズは、レンズ内に水を含む
ことができるため、この含水効果により柔軟なレンズと
なり、レンズを眼に装着した際に異物感が少なく、装用
感に優れているという利点を有している。また、含水性
ソフトコンタクトレンズは、涙液中に溶解した酸素がレ
ンズ内を移動できるため、角膜代謝に必要な酸素をレン
ズを通して大気中から角膜へ供給できる利点を有してい
る。これらの特徴により種々の含水性ソフトコンタクト
レンズが広く市場に普及している。
このうち低含水率ソフトコンタクトレンズは、レンズ製
造工程における機械加工性、レンズの形状安定性、レン
ズ付着物除去処理に対する耐久性、煮沸消毒に対する耐
久性に関して良好である。しかし、低含水率ソフトコン
タクトレンズは、低含水率であるため角膜への酸素供給
が不充分であり、長時間装用した際、角膜における酸素
不足により思わぬ障害が発生することがある。これを防
止するため、近年低含水率ソフトコンタクトレンズのレ
ンズ肉厚を薄くして角膜への酸素供給量を増加させる手
段が用いられているが、レンズ肉厚を薄(した場合、レ
ンズの機械的強度の低下および形状安定性の低下等が生
じるため、レンズ肉厚を薄くする手段にも限界がある。
一方、高含水率ソフトコンタクトレンズは、レンズ内に
含まれる水の量が多いため、低含水率ソフトコンタクト
レンズに比べ、酸素透過性が高く角膜への酸素供給の面
で安全性が増し、さらに柔軟性も増加して装用感が向上
するという利点がある。一般に、含水性ソフトコンタク
トレンズは、レンズ内に含まれる水の量により、レンズ
の諸物性、即ち機械的物性、光学的性質、比重、酸素透
過性等が変化する。含水率か増加するにつれて酸素透過
性は増大するが、一般に機械的物性は低下し、実際の使
用に際してレンズの破損を生じやすくなる。コンタクト
レンズおよびコンタクトレンズ材料の機械的物性を評価
する数値としては、弓張強度が一般的に使用されている
が、その外に、引張弾性率を用いることでコンタクトレ
ンズ及びコンタクトレンズ材料の変形し難さを評価する
ことができる。また。コンタクトレンズ及びコンタクト
レンズ材料の応力緩和を測定することにより、変形状態
からの形状回復性を評価することができる。(本発明者
らは、市販されている数種の含水性ソフトコンタクトレ
ンズ 結果、レンズの形状回復速度が大きいレンズ程、レンズ
材料の応力緩和が小さいという相関関係を得ている。)
従来、高含水率ソフトコンタクトレンズでは、破れやす
いという欠点を解決するために多くの改善努力がなされ
てきたが、含水率70%以上のレンズ材料においては、
「汚れ付着」とともにこの「破れやすい」という問題点
が未だ解決されず、レンズの寿命を短くさせる原因とな
っている。一方、含水率50〜70%のレンズ材料は、
含水率70%以上のものに比べて開発アプローチが容易
であるため、実用強度を有するものは存在している。し
かし、それらのレンズ材料は50〜70%の含水率を保
有し実用強度を満足するものであるが、含水性ソフトコ
ンタクトレンズとしでは柔軟性に欠け、硬さ、こわさの
著しい、装用感の悪いものである。また、一般にこのよ
うなレンズ材料は、高引張強度、高引張弾性率を有して
いるが、レンズの取り扱い、洗浄等でレンズが三つ折に
された場合、レンズに折り目が残り、光学的機能が不安
定なる等の問題を生じる。これは、変形時のレンズ材料
に応力緩和が生じたためであって、この応力緩和が大き
い程、変形状態からの形状回復に要する時間が長くなり
、形状回復能が劣る。従って、一定変形時の応力緩和の
数値を測定することにより、形状回復能を評価すること
ができる。含水性ソフトコンタクトレンズの機械的物性
を検討した場合、引張強度、破断伸度、引張弾性率及び
応力緩和の各数値は、実用上必要とされる一定の条件を
満足しなければならない。
含水率の増加によるもう一つの問題点として、レンズの
汚れがある。含水性ソフトコンタクトレンズの汚れには
、涙液、手指等からの汚染物質がレンズ表面に付着し変
性固着したもの、及びそれら汚染物質がレンズ内部に浸
透したもの等がある。
特に含水率の増加につれてレンズの汚れは生じやすく、
大きな問題となっている。含水性ソフトコンタクトレン
ズの汚れは、レンズの透明性の低下、弾力性の低下、お
よび菌類の繁殖助長をもたらし、レンズ寿命を短くする
。その対策として含水性ソフトコンタクトレンズに付着
ないし浸透した汚れ物質を除去する方法が種々採用され
ているが、そのために含水性ソフトコンタクトレンズは
、汚れ除去処理方法に対して優れた耐久性を有すること
が要求される。
高含水率ソフトコンタクトレンズは、非常に親水性の大
きいモノマーを主成分とする共重合体が使用されており
、これが含水率の増加をもたらす。
また共重合する相手モノマー成分の性質をうまく利用す
ることにより、種々の特徴ある高含水率ソフトコンタク
トレンズをつくることができる。
特開昭57−144521号公報、特開昭582871
8号公報に開示されている含水性ソフトコンタクトレン
ズは、NVP、ジメチルアクリルアミド(以下DMAA
という)及び他のモノマー成分を組成成分として併用し
た共重合体から成る高含水率ソフトコンタクトレンズで
あり、レンズ形状の安定化、加工性の向上、実用強度の
保有という点で、高含水率ソフトコンタクトレンズとし
ての実用的物性は、ある程度具備している。しかし、特
開昭57(44521号公報に開示されている含水性ソ
フトコンタクトレンズは、NVP及びDMAAとともに
、HEMAを最多成分として使用しているため、第4の
モノマーとして使用されるアルキル(メタ)アクリレー
ト(以下RMAという)、及びNVPの含量比が少なく
なり、結果として、レンズの機械的強度が小さいばかり
でなく、塩素系酸化剤等の化学的汚れ除去剤に対する耐
久性の低いものであった。また特開昭58−28718
号公報に開示されている含水性ソフトコンタクトレンズ
は、NVPとDMAAとの含量合計量の過多(70%以
上)、あるいはNVP含量の過多(60%以上)のため
、NVPとDMAAの複合した作用を受けすぎる上に、
さらにRMAの含量が少なくなる。この結果、上記公報
に開示されている含水性ソフトコンタクトレンズは、塩
素系酸化剤等の化学的汚れ除去剤に対する耐久性の劣る
ものであった。
一般に高含水率ソフトコンタクトレンズは、低含水率ソ
フトコンタクトレンズに比べ、レンズ内で水が占める空
隙が大きくなり含水量が増えるため、涙液成分や手指等
からレンズに付着する汚れ物質がレンズ内に浸入しやす
くなる。その結果、必然的に高含水率ソフトコンタクト
レンズは汚れやすくなり、汚れ除去処理がコンタクトレ
ンズ装用者には必要不可欠となっている。レンズの汚れ
除去処理は、二つの方法に大別することができる。
その一方は、レンズ表面を指又は専用スポンジ等でこす
る機械的汚れ除去方法であり、他方は、界面活性剤を含
む洗浄液による処理、酵素を含む洗浄液による処理、過
酸化水素、ハロゲン系酸化剤を含む水溶液による処理等
の化学的汚れ除去方法である。従って、機械的汚れ除去
及び化学的汚れ除去の手段に対し、充分な耐久性を有す
ることが、含水性ソフトコンタクトレンズとして必要不
可欠の条件となる。一般に高含水率ソフトコンタクトレ
ンズは、含水率が高いほど、強度が低く、また化学的汚
れ除去剤に対する耐久性も低下する傾向がある。化学的
汚れ除去に使用される酸化剤の水溶液は、汚れ除去効果
が大きく、有用なものである反面、副次的な作用として
、レンズのベースカーブ、サイズ等の不可逆的な変化や
レンズの変形を惹き起こす。前述した先゛行技術に開示
の高含水率ソフトコンタクトレンズに関しても、汚れ除
去に非常に有効な塩素系酸化剤に耐え得るものは皆無で
あった。
実用面から考えた場合、高含水率ソフトコンタクトレン
ズは、化学的汚れ除去剤に対する耐久性と、レンズの強
度や形状保持能に係る機械的物性とを同時に満足するも
のでなくてはならない。すなわち高含水率ソフトコンタ
クトレンズは下記条件(イ)、(ロ)、(ハ)を満足す
るものでなければならない。
(イ)化学的な汚れ除去処理に対する耐久性に優れてい
ること。
汚れ除去処理前後の生理的食塩水中でレンズを測定した
時、ベースカーブの変化が±0.15mm以内、サイズ
変化が±0.20mm以内という条件を満たすものであ
れば、実用上問題なしとする。
(高含水率ソフトコンタクトレンズにおいては、経験的
にこの程度のデイメンジョン変化範囲内のレンズの変化
について、装用者に異物感を生じさせる事例は極めて稀
である。)化学的汚れ除去処理方法として、塩素系酸化
剤水溶液処理、酸素系酸化剤水溶液処理、酵素を含む洗
浄液処理、界面活性剤を含む洗浄液処理等があるか、こ
れらの処理に対し安定であるとともに、これらの汚れ除
去処理と併用される煮沸消毒に対して安定であることが
必要とされる。
(ロ)実用的なレンズ強度となるために引張強度が20
0g/mm2以上であること。
(ハ)手指での取り扱いなどによるレンズの比較的大き
な変形と、瞬目による非常にわずかなレンズ変形とを、
素早く回復し、安定した矯正視力を得るために必要とさ
れるレンズの形状保持能として、引張弾性率が90g/
mm2以上、応力緩和が20%以下であること。
しかし、上記(イ)、(ロ)、(ハ)の条件を全て満足
する高含水率ソフトコンタクトレンズは、従来技術にお
いては、達成できなかった。
[発明が解決しようとする課題] 従来の高含水率ソフトコンタクトレンズは、前述した様
に、実用化に際して重大な欠点があった。
特に、高含水率ソフトコンタクトレンズの場合、現状で
はレンズが汚れることは、避けられない現象でありなが
ら、汚れ除去方法の中で最大の効果を有する塩素系酸化
剤に対し、顕著な耐久性を有するレンズは皆無であった
従って本発明の目的は、下記の性質、すなわち(A)化
学的汚れ除去処理に対し顕著な耐久性を有し、特に塩素
系酸化剤に対する耐久性に優れている、 (B)引張強度200g/mm2以上の機械的強度を有
し、レンズの取り扱いに際して破損し難い、(C)引張
弾性率90g/mm2以上、応力緩和20%以下の特性
を有し、レンズの形状保持特性に優れている の全てを満足する含水率50〜70%の高含水率ソフト
コンタクトレンズを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するためになされたものであ
り、化学的汚れ除去処理に対し優れた耐久性を示し、か
つ引張強度200 g/mm2以上の機械的強度を有す
るとともに、引張弾性率90g/mm2以上、応力緩和
20%以下の形状保持特性を有する含水率50〜70%
の高含水率ソフトコンタクトレンズである。
本発明の高含水率ソフトコンタクトレンズを構成する共
重合体は第1成分として、N−ビニル2−ピロリドン(
NVP) 、第2成分として、N、  N−ジアルキル
(メタ)アクリルアミド、第3成分として、場合により
フッ素置換基及び/又はシロキサン結合を有する炭化水
素基含有(メタ)アクリレート、第4成分として、水酸
基を1以上含み、場合により鎖内エーテル結合を有する
炭化水素基含有(メタ)アクリレート、第5成分として
、分子内に2以上の(メタ)アクリル基を含むモノマー
成分を必須成分として含むものである。
各組成成分の使用量は、本発明の高含水率ソフトコンタ
クトレンズを得る為に重要である。
第1成分であるNVPは親水性が高く、架橋により不溶
性となった含水ゲルが一定レベルの形状保持特性を有す
ることから、35〜60重量%使用する。NVPの使用
量が60重量%を超えると、化学的汚れ除去処理に対す
る耐久性の低下、及び機械的強度の低下をもたらし、一
方、NVPを35重量%未満使用した場合、弾力性が低
下する。
第2成分であるN、 N−ジアルキル(メタ)アクリル
アミドとしては、ジメチル(メタ)アクリルアミド、ジ
エチル(メタ)アクリルアミドが代表例である。N、 
 N−ジアルキル(メタ)アクリルアミドは、モノアル
キル(メタ)アクリルアミドあるいはNVPと同様に含
水率向上に寄与し、さらに機械的強度の向上をもたらす
。しかし、必要以上に多量に使用した場合、レンズの形
状保持に必要とされる物性の低下、即ち引張弾性率の低
下と応力緩和の増加が生じる。従って、本発明のコンタ
クトレンズを構成するにあたり、N、 Nジアルキル(
メタ)アクリルアミドは、含水率の調整目的と同時に機
械的物性を満足させる範囲で使用しなければならない。
そのための使用量は9〜30重量%であり、9重量%未
満の場合、所望する含水率50〜70%の高含水率ソフ
トコンタクトレンズを得ることが難しく、30重量%を
超えて使用した場合、レンズの弾力性が不足してしまう
。特に好ましくはN、  N−ジメチルアクリルアミド
であり、9〜30重量%使用される。
ここで第1成分であるNVPと第2成分であるN、N−
ジアルキル(メタ)アクリルアミドの合計使用量は44
〜70重量%に限定されるべきである。44重量%未満
の場合、得られたレンズ材の含水率は50%に達せず、
その結果、酸素透過性の低下をもたらし、長時間装用を
行なった場合、時として重大な障害を発生することがあ
る。また、70重量%を超えて使用した場合、含水率が
70%を越え、機械的物性の低下、更には、化学的汚れ
除去剤に対する耐久性の著しい低下をもたらす。
第3成分として用いられる、場合によりフッ素置換基及
び/又はシロキサン結合を有する炭素水素基含有(メタ
)アクリレートはメチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレ
ート、イソプロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル
(メタ)アクリレート、5ee−ブチル(メタ)アクリ
レート、tert−ブチル(メタ)アクリレート等のア
ルキル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)
アクリレート等のシクロアルキル(メタ)アクリレート
、ベンジル(メタ)アクリレート等のアルアルキル(メ
タ)アクリレート、又はフッ素置換基及び/又はシロキ
サン結合を含む上記化合物がその例として挙げられる。
フッ素置換基を含む上記化合物としては、例えばトリフ
ルオロエチル(メタ)アクリレートが好ましい。これら
は、本発明の高含水率ソフトコンタクトレンズの機械的
物性を調節し、高強度を得るために必要であり、かつ化
学的汚れ除去処理に対する耐久性をも付与するものであ
って、20〜45重量%使用される。
これら化合物の使用量が20重量%未満の場合、レンズ
の機械的強度が不足し、45重量%を超えた場合、柔軟
性の悪い、こわいレンズとなってしまう。特に好ましく
はメチルメタアクリレートであり、その使用量は20〜
35重量%が好適である。また、前記の化合物の代わり
に、スチレン、酢酸ビニル等のビニル化合物を用いるこ
とも可能である。
第4成分として用いられる、水酸基を1以上含み、場合
により鎖内エーテル結合を有する炭化水素基含有(メタ
)アクリレートとしては、2−ヒドロキシエチル(メタ
)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アク
リレート、2,3−ジヒドロキシプロピル(メタ)アク
リレート、ジエチレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ートあるいはポリエチレングリコールのモノ(メタ)ア
クリレート等が挙げられる。これらは前記第1成分のN
VPに比べ、吸水能力は低いが、本発明のコンタクトレ
ンズの含水率調整、機械的物性の調節に使用され、特に
第3成分である炭化水素基含有(メタ)アクリレートの
使用量の変化に左右される機械的物性と含水率の調節を
行うために必須である。また、上記第4成分は、化学的
汚れ除去処理に対して前記第1成分のNVPより耐久性
が高いため、[高含水でありながら、化学的汚れ除去処
理に対する耐久性を有する」という特徴を付与するため
に必要であり、5〜20重量%使用される。第4成分の
使用量が5重量%未満では、耐薬品性が不足し、20重
量%を超えた場合、機械的強度が不足して機械加工性が
悪化する。特に好ましくは、2−ヒドロキシエチルメタ
アクリレートであり、5〜20重量%使用される。
第5成分として用いられる、分子内に2以上の(メタ)
アクリル基を含むモノマーとしては、2価、3価または
多価アルコールのジー トリーまたはポリ(メタ)アク
リレート、例えばエチレングリコールのジ(メタ)アク
リレート、ジエチレングリコールのジ(メタ)アクリレ
ート、トリエチレングリコールのジ(メタ)アクリレー
ト、テトラエチレングリコールのジ(メタ)アクリレー
ト等のエチレングリコール誘導体のジ(メタ)アクリレ
ート、プロピレングリコール又はその誘導体のジ(メタ
)アクリレート、トリメチロールプロパンのジーまたは
トリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールのジ
ーまたはトリーまたはテトラ(メタ)アクリレート等が
挙げられる。また、一般的に使用されるジビニル化合物
、あるいはジアリル化合物、あるいは(メタ)アクリル
基、ビニル基、アリル基等のラジカル重合可能な官能基
を1分子内に2以上含む化合物を使用しても差しつかえ
ない。これらの化合物は、レンズの機械的強度の向上、
レンズの形状保持性を高める効果とともに、特に高含水
率ソフトコンタクトレンズでは、レンズ材料の耐煮沸性
、化学的汚れ除去処理に対する耐久性を付与する効果が
大きい。ただし、必要以上多量に使用すると、レンズの
剛性が大きくなりすぎるため、レンズの反発力は増加す
る反面、非常にもろいレンズとなってしまう。従って、
第5成分は0.1〜1.5重量%の範囲で使用する。本
発明のコンタクトレンズを得るために特に好ましい化合
物は、トリメチロールプロパントリアクリレートである
前述したように、組成成分の併用および各組成成分の使
用量の選択を行うことにより、化学的汚れ除去処理に対
して優れた耐久性を示し、かつ強度とレンズの形状保持
能力に優れた機械的物性を有する高含水率ソフトコンタ
クトレンズを得ることができる。
特に、汚れ除去効果の最も大きい塩素系酸化剤の汚れ除
去処理に対して、優れた耐久性を有する高含水率ソフト
コンタクトレンズは、従来全く皆無であり、本発明の意
義は絶大である。
本発明の高含水率ソフトコンタクトレンズの製造に際し
ては、先ず、上記の各組成成分を混合してコモノマー溶
液とした後、重合開始剤を添加混合させ、この溶液を、
金属、ガラスまたはプラスチック製の所望の形状をした
重合容器(例;円筒形容器、試験管、レンズ形状をした
容器)内に注入し密封したのち、加熱または光による重
合を行うことによって、レンズ材料ないし含水以前のレ
ンズ形状物を得る。重合開始剤としては、通常のラジカ
ル発生剤であるベンゾイルパーオキサイド、ラウロイル
パーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、ジ−
t−ブチルパーオキサイド、ビス−4−t−ブチルシク
ロヘキシルパーオキシジカーボネート、ジイソプロピル
パーオキシジカーボネート、t−ブチルパーオキシ(2
−エチルヘキサノエート)に代表される有機過酸化物重
合開始剤、または2,2′ −アゾビスイソブチロニト
リル、2,2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニ
トリル)、2,2′−アゾビス(4−メトキシ−2,4
−ジメチルバレロニトリル)、2.2′ アゾビスイソ
ブチレート、1,1′ −アゾビス(シクロヘキサン−
1−カルボニトリル)、2.2′−アゾビス(2−アミ
ジノプロパン)ジハイドロクロライド等のアゾ系重合開
始剤、またはベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエ
チルエーテル等の光重合開始剤の中から少くとも1種以
上を使用する。加熱重合を行う場合は、温度制御と撹拌
可能な水槽または熱風循環式乾燥器中に密封した容器を
静置し、室温から徐々に昇温しで重合を行う。光重合の
場合は、透明性の大きい重合容器を使用し、紫外線また
は可視光線を照射して重合する。この際に加熱及び不活
性ガスの気流下で重合するとさらに良好である。熱重合
と光重合のいずれにおいても、重合歪を解消するため、
重合完結後、重合容器中に入ったままあるいは重合容器
から取り出して80°〜120℃の加熱処理をしても良
い。
重合及び加熱処理終了後、室温に冷却し、重合物を所望
のレンズ形状に切削・研磨加工した後、水利膨潤させて
高含水率ソフトコンタクトレンズを得る。
また、直接レンズ形状の重合物を得る場合は、重合及び
加熱処理後、水利膨潤させて高含水率ソフトコンタクト
レンズを得る。
[実施例] 次に実施例により、本発明を更に具体的に説明する。
実施例I N−ビニル−2−ピロリドン50重量%、N、N−ジメ
チルアクリルアミド14重量%、メチルメタアクリレー
ト26.1重量%、2−ヒドロキシエチルメタアクリレ
ート9重量%、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト0. 9重量%からなるコモノマー混合液に重合開始
剤として、2.2′−アゾビスイソブチロニトリルを全
コモノマー混合液に対し0.05重量%添加して溶解さ
せた。次に、この混合液を成形型に注入し型を密封した
後、熱風循環式乾燥器中で、40℃で25時間保持し、
次に40°Cから45°Cまで15時間、45℃から6
0℃まで10時間、60℃から80°Cまで6時間、8
0°Cから110°Cまで4時間かけて昇温し、110
°Cで8時間保持して重合を終了させた。その後、室温
にまで冷却し、共重合体を型から取り出した。該重合体
は、無色透明な硬質材であった。
これを通常の加工技術によりコンタクトレンズ形状に切
削研磨して、コンタクトレンズを作製した。次いで、コ
ンタクトレンズを0. 9%生理的食塩水中に浸漬して
、十分膨潤させた状態とした。
膨潤したソフトコンタクトレンズは含水率が63%であ
り1、耐次亜塩素酸ナトリウム性については変化なし、
耐すラシ粉性については変化なし、耐酵素剤性について
は変化なし、煮沸安定性については変化なしでいずれも
良好であった。また引張強度は後述の基準値(200g
/+n+n2以上)を満足する300g/mm2、引張
弾性率は後述の基準値(90g/mm2以上)を満足す
る100g/mm2、応力緩和は後述の基準値(20%
以下)を満足する15%であった。実施例1で得られた
コンタクトレンズ材の諸物性及び各種汚れ除去液に耐す
る耐久性をまとめて表1に示した。
[物性測定及び耐久性試験方法] (A)含水率(重量%) = [(WI  W2 )/W工]x100Wエ :飽
和含水時の重量 W2 :脱水乾燥時の重量 (B)引張強度、引張弾性率および応力緩和中心部がく
びれたアレー形状の平板を試験片とし、20°Cの生理
的食塩水中、60mm/minの速度で引っ張ったとき
の引張強度と引張弾性率を求めた。
また、短冊状の平板を試験片とし、20℃の生理的食塩
水中、60mm/minの速度で、歪量50%まで引っ
張ったときの引張応力を100とし、そのままの状態で
応力の減衰を観察し、定常状態となったときの引張応力
の減衰分から応力緩和を求めた。
なお、引張強度、引張弾性率および応力緩和の基準値と
して下記の値を設定した。
(1)引張強度: 200 g/mm2以上稲葉昌丸ら
による、引張強度100 g/mm2(含水率71%)
と190g/mm2 (含水率78%)の2つの高含水
率ソフトコンタクトレンズを用いた白内障術後連続装用
結果の報告(日コ・し誌25 :156−161,19
83)は、1年以内の観察期間中のレンズ破損率につい
て言及しており、前者(引張強度100g/−の高含水
率ソフトコンタクトレンズ)は破損率26%、後者(引
張強度190 g/mm2の高含水率ソフトコンタクト
レンズ)は破損率3%という結果を得ている。この結果
より明らかなように、引張強度100g/mm2以下で
は実用上強度不足であり、190g/mm2上の引張強
度を有すれば通常の使用に堪えうる。
したがって、引張強度200 g/mm2以上を基準値
とした。
(2)引張弾性率: 90 g/mm2以上ヤング率1
50 g/mm2のおよそ1/2で空中で自立させるこ
とが容易でないほど剛性の低いコンタクトレンズを試作
し装用したところ、センタリング不可能であり、かつ眼
内での光学精度(視力)が不良であった。即ち、引張弾
性率75g/mm2以下のソフトコンタクトレンズはレ
ンズ形状を保持できず、コンタクトレンズとしての機能
を持ち得なかったことが、大角普三、権丈英紀らにより
報告されている(日コ・し誌22 :165168.1
980)。この75g/mm2という数値は、測定条件
等の相違により、異なる値となるが、上記の引張弾性率
の測定方法で測定すると55g/mm2になる。
本発明者らは引張弾性率80g/mm2の高含水率ソフ
トコンタクトレンズを試作し、装用テストを行った結果
、引張弾性率80g/mm2以上であることが高含水率
ソフトコンタクトレンズとして必要かつ十分であること
が確認された。
したがって、引張弾性率90g/mm2以上を基準値と
した。
(3)応力緩和120%以下 応力緩和に関する記載がほとんどないため、本発明者ら
は全く独自の基準値を設定した。
即ちそれは、含水性ソフトコンタクトレンズとして十分
な形状保持能を有していると評価されている低含水率ソ
フトコンタクトレンズ市販品の応力緩和と、形状保持能
か不十分であると認識されている高含水率ソフトコンタ
クトレンズ市販品の応力緩和とを測定算出しく表−(a
)参照)、それらを比較対照することにより、応力緩和
の基準値を導き出した。
表−(a) *H8CL・・・高含水率ソフトコンタクトレンズLS
CL・・・低含水率ソフトコンタクトレンズ表−(a)
より明らかなように応力緩和20%であれば十分満足で
きるソフトコンタクトレンズであるので、応力緩和20
%以下を基準値とした。
(C)汚れ除去液に対する耐久性試、験吸水時、サイズ
13.5mm、ベースカーブ8、4mm、中心厚0.1
2mm、パワー−3,00Dのレンズを試験用レンズと
し、各種汚れ除去液で処理する前と後について、生理的
食塩水中におけるレンズの規格形状変化を調べ、サイズ
変化上0、 20mm、かつベースカーブ変化±0.1
5mmの範囲内の場合を変化なしく表1中の評価○)と
し、前記変化の少なくとも一方がこの範囲を超えた場合
を変化あり(表1中の評価×)とした。
1、耐次亜塩素酸ナトリウム性(塩素系酸化剤溶液例) 有効塩素濃度1%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液中、2
時間浸漬を行ったのち、生理的食塩水中で煮沸し室温に
戻した。
2、耐すラシ粉性(塩素系酸化剤溶液例)有効塩素濃度
0.06%のサラシ粉水溶液中30分間浸漬後、生理的
食塩水中で煮沸し室温に戻す操作を100回繰り返した
3、耐酵素剤性 酵素洗浄剤(商品名:コンタクトケア、HOYA (株
)製)による処理を100回繰り返した(煮沸処理を1
00回含む)。
2つ 4、耐ハードケア性(塩素系酸化剤溶液例)ハードコン
タクトレンズ用塩素系強力有機物汚れ除去剤(商品名ニ
ハードケア、HOYA (株)製)による処理を48回
繰り返した。
これらの(物理)化学的処理に対して耐久性のあるレン
ズが実用面で非常に有効であり、本実絶倒品は前述する
機械的物性も同時に満足することができるため、極めて
優れた高含水率ソフトコンタクトレンズである。
比較例1〜5 構成成分組成量のみを本発明の限定範囲外に変化させ、
他は実施例1と同様の方法により得られた比較例1〜5
のソフトコンタクトレンズ材の物性測定及び耐久性試験
結果を表1に示した。NVPの組成量が60%を超えた
比較例1、NVPとDMAAの組成量の和が70%を超
えた比較例2、HEMAが過多の比較例3、N、 N−
ジアルキル(メタ)アクリルアミドを用いなかった比較
例4、分子内に2以上の(メタ)アクリル基を含むモノ
マーを用いなかった比較例5のそれぞれのコンタクトレ
ンズは、表1に示すように、いずれも、塩素系酸化剤で
ある次亜塩素酸ナトリウム、サラシ粉及びハードケアに
対して、レンズの変形又はデイメンジョンの変化を生じ
る。また、これらの比較例界は機械的物性(引張強度、
引張弾性率、応力緩和)についても不満足の点が存在す
ることが明らかとなった。
実施例2〜11 構成成分量のみを本発明の限定範囲内で変化させ、他は
実施例1と同様の方法により、物性測定試料とコンタク
トレンズを作製し、得られた物性測定及び耐久性試験の
結果を表1に併記した。いずれの実施例で得られたコン
タクトレンズも無色透明であり、かつ良好な機械的物性
(引張強度、引張弾性率、応力緩和)と化学的汚れ除去
処理に対する耐久性を示した。
本発明のソフトコンタクトレンズは、これらの実施例に
示すごとく、耐酸化剤性、特に耐塩素系酸化剤性におい
て、従来の高含水率ソフトコンタクトレンズに比べ、レ
ンズの変形がない点で非常に優れているものである。更
に、機械的性質(弓張強度、引張弾性率、応力緩和)に
おいて、ソフトコンタクトレンズとして優れた性質を合
わせ持つものとなった。従って、本発明のソフトコンタ
クトレンズは、従来の高含水率ソフトコンタクトレンズ
の長所を維持向上させながら、なおかつ汚れ除去が可能
であるという優れた特性を有するソフトコンタクトレン
ズである。高含水性でありながら、このような優れた機
械的特性と耐薬品性を合わせ持つ本発明の高含水率ソフ
トコンタクトレンズは、上記の5必須成分を所定範囲で
配合した共重合体によって得ることができた。
(以下余白) [モノマー略号] NVP:N−ビニル−2−ピロリドン DMAA:N、N−ジメチルアクリルアミドDMMA:
N、N−ジメチルメタアクリルアミド DX:N、N−ジアルキル(メタ)アクリルアミ ド MMA :メチルメタアクリレート t −BMA : t e r t−ブチルメタアクリ
レート n−BMA:n−ブチルメタアクリレートTFEニトリ
フルオロエチルメタアクリレートLMA +ラウリルメ
タアクリレート HEMA : 2−ヒドロキシエチルメタアクリレート DEGMAニジエチレングリコールモノメタアクリレー
ト AMA :アリルメタアクリレート A−TMPT=1−リメチロールプロパントリアクリレ
ート EDMA:エチレングリコールジメタアクリレート [発明の効果] 以上の通り、本発明の高含水率ソフトコンタクトレンズ
は以下に示す効果を有するものである。
1、含水率が高く酸素透過性に優れているので、角膜へ
の酸素供給量を十分確保できる。従って長時間装用に有
利である。
2、汚れ除去処理に対して極めて耐久性が高く、通常使
用される汚れ除去処理の前後において、レンズのデイメ
ンジョンが非常に安定している。
3、耐煮沸性に優れている。
4、保存液の液性によるレンズ形状の変化がほとんど皆
無である。
5、機械的強度が高く、実用面のレンズ取り扱いが容易
である。
6、形状保持能力が高く、安定した矯正視力を得ること
ができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)N−ビニル−2−ピロリドンが35〜60重量%
    、N,N−ジアルキル(メタ)アクリルアミドが9〜3
    0重量%、N−ビニル−2−ピロリドンとN,N−ジア
    ルキル(メタ)アクリルアミドの合計が44〜70重量
    %、場合によりフッ素置換基及び/又はシロキサン結合
    を有する炭化水素基含有(メタ)アクリレートが20〜
    45重量%、水酸基を1以上含み、場合により鎖内エー
    テル結合を有する炭化水素基含有(メタ)アクリレート
    が5〜20重量%、分子内に2以上の(メタ)アクリル
    基を含むモノマー成分が0.1〜1.5重量%である組
    成物を共重合して得られる共重合体からなり、化学的汚
    れ除去剤に対して高い耐久性を示し、かつ引張強度20
    0g/mm^2以上、引張弾性率90g/mm^2以上
    、応力緩和20%以下であって、含水率が50〜70%
    である高含水率ソフトコンタクトレンズ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5828718A (ja) * 1981-08-14 1983-02-19 Toyo Contact Lens Co Ltd ソフトコンタクトレンズ
JPS6326617A (ja) * 1986-01-22 1988-02-04 Toyo Contact Lens Co Ltd 含水性コンタクトレンズ

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