JPH02176222A - ビスカスカップリング - Google Patents

ビスカスカップリング

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Publication number
JPH02176222A
JPH02176222A JP32895288A JP32895288A JPH02176222A JP H02176222 A JPH02176222 A JP H02176222A JP 32895288 A JP32895288 A JP 32895288A JP 32895288 A JP32895288 A JP 32895288A JP H02176222 A JPH02176222 A JP H02176222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
cylinder
housing
changes
slider
Prior art date
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Pending
Application number
JP32895288A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Hirota
功 広田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Tochigi Fuji Sangyo KK filed Critical Tochigi Fuji Sangyo KK
Priority to JP32895288A priority Critical patent/JPH02176222A/ja
Publication of JPH02176222A publication Critical patent/JPH02176222A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D35/00Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、粘性流体を介してトルクを伝達するビスカ
スカップリングに関する。
(従来の技術) 特開昭62−106130号公報と実開昭62−322
32号公報に円筒状のクラッチ筒を用い粘性流体を介し
てトルクを伝達する粘性(流体)クラッチ(ビスカスカ
ップリング)が記載されている。これらはクラッチ筒の
重なり代を調整することによりトルク伝達特性を変える
ことが出来るように構成されている。
クラッチ筒の重なり代の調整に当って、前者は、第4図
に示すように、操作手段201でスリーブ203を軸方
向に移動操作するように構成され、後者は、第5図に示
すようにアクチュエータ205の操作力は支点207に
支持されたレバー209により駆動腕211に伝達され
第2ハウジング213が移動操作される。このように、
いずれの場合も操作に当ってはクラッチ筒の一方側だけ
が移動するから操作量が長く従って操作量に対してトル
ク伝達特性が変化するレスポンスが悪い。
(発明が解決しようとする課題) そこで、この発明は、移動操作量が短くトルク伝達特性
変化のレスポンスが良いビスカスカップリングの提供を
目的とする。
「発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明のビスカスカップリングは、相対回転及び軸方
向相対移動自在に配置された第1と第2のハウジング部
材と、第1のハウジング部材とは軸方向相対移動自在に
又第2のハウジング部材とは軸方向相対移動自在且つ相
対回転自在に配置された中間部材と、各ハウジング部材
の間に形成され粘性流体が封入された作動室と、この作
動室内で径方向に交互配置され第2のハウジング部材と
中間部材とに各別に係合された複数のクラッチ筒と、第
2のハウジング部材の軸方向移動操作力を逆転して中間
部材の移動操作力とする伝達機構とを備えたことを特徴
とする。
(作用) 第1又は第2のハウジング部材の一方からトルクが入力
すると、このトルクは粘性流体の剪断抵抗により一側と
他側のクラッチ部間で授受され、他方のハウジング部材
に伝達される。このとき、これらクラッチ部間の回転差
が大きいと、この回転差は大きく制限されて伝達トルク
は大きくなり、回転差が小さいとこの回転差は許容され
伝達トルクは小さくなる。
制御手段により第2のハウジング部材を例えば中間部材
の方へ移動操作するとこの操作力は伝達機構により反転
して伝達され中間部材を′752のハウジング部材に近
付ける。同様に第2のハウジング部材を中間部材から遠
ざけるとこの操作力により中間部材は第2のハウジング
部材から遠ざかる方向に移動する。このように、一方の
クラッチ筒を移動させると他方のクラッチ筒も同様に反
対方向に移動するからクラッチ筒の重なり代は急激に変
化する。従って、操作量は少なくてすみ、トルク伝達特
性変化のレスポンスは良い。
(実施例) 第1図と第2図により第1実滴例を説明する。
なお、以下の説明で左右の方向は第1図の左右の方向と
する。
ハウジング1(第1のハウジング部材)は本体3と左の
側壁5からなり、これらの部材はボルト7によりトルク
入力用のリングギヤ9と共線めされている。ハウジング
1の内部にはスライダ11(中間部材)がこれらの間に
設けられたスプライン部13によって軸方向移動可能に
係合している。
ハブ部材15(第2のハウジング部材)はハウジング1
とスライダ11と同軸にこれらと相対回転及び軸方向相
対移動可能に配置されている。ハウジング1とハブ部材
15の間にはニードルベアリング17が配置され止め輪
19でハウジング1側に位置決めされている。又、ハブ
部材15の右端部には軸(図示していない)と軸方向移
動自在に連結するためのスプライン21が設けられてい
る。
ハウジング1とスライダ11とハブ部材15の間には作
動室23が形成されている。ハウジング1とスライダ1
1及びハブ部材15の間にはXリング(断面がX字状の
シール材>25.27が、又スライダ11とハブ部材1
5の間にはXリング29がそれぞれ配置され作動室23
を液密状態に保っており、作動室23には高粘度のシリ
コンオイルが封入されている。この作動室23の内部で
は径方向に交互配置された複数のクラッチn31゜33
がスライダ11の右側面とハブ部材15のフランジ部3
5の左側面とに各別に係合固定されている。
スライダ11には互に軸方向反対向きに配置され通路3
7により連通したシリンダ室39.41が形成されてお
り、シリンダ室39にはハウジング1の側壁5に設けら
れたピストン部43がOリング45.47を介して摺動
自在に係合し、シリンダ室41にはハブ部材15のピス
トン部49が摺動自在に係合している。シリンダ室41
の左側においてスライダ11とハブ部材15との間にX
リング51が配置されており、前記Xリング29ととも
にシリンダ室41を液密状態に保っている。
これらのシリンダ!39.41と通路37にはボート5
3から作動油が充填され、ボート53はプラグ55で塞
がれている。このようにして伝達機構57が構成されて
いる。
ハブ部材15の左端部には周溝59が設けられ、この周
溝59には操作系のフォークが活動自在に係合しアクチ
ュエータくいずれも図示していない)は操作系を介して
ハブ部材15を左右に移動操作する。アクチュエータと
操作系とで制御手段が構成される。このようにして、ビ
スカスカップリング61が構成されている。
次に、この実施例の機能を説明する。
リングギヤ9からハウジング1にトルクが入力すると、
このトルクはスプライン部13を介してスライダ11に
伝達されクラッチ筒31を回転させる。この回転はシリ
コンオイルの剪断抵抗によりクラッチ筒33に伝えられ
、そのトルクはハブ部材15から出力される。このとき
、クラッチ筒31.33間の回転差が大きいとこの回転
差は大きく制限されて伝達トルクは大きくなり回転差が
小さいとこの回転差は許容されて伝達トルクは小さくな
る。
制御手段によりハブ部材15を左方に移動させると、ク
ラッチ筒33が左方へ移動するとともに作動油が通路3
7を通ってシリンダ室41からシリンダ室39に押し出
されシリンダ室39を押し拡げてスライダ11とクラッ
チ筒31とを右方へ移動させる。又、ハブ部材15を右
方へ移動させると作動油はシリンダ室39からシリンダ
室41に流入しシリンダ室39の容積が減少してスライ
ダ11は左方へ移動する。クラッチ筒31.33の重な
り代が変わるとシリコンオイルの剪断抵抗が変わりトル
ク伝達特性が変化する。又、上記のように、クラッチ筒
33は常にクラッチ筒31と反対方向に移動するから重
なり代りは操作量に較べて大きく変化する。従って、操
作口は少くトルク伝達特性変化のレスポンスは良い。又
、操作量が少ないことから操作系をコンパクトにするこ
とができる。
第2図は、エンジン63、トランスミッション65、ト
ランス7767、前輪69,71、後輪73.75など
を有するフロントエンジン・フロントドライブ(FF)
ベースの四輪駆動(4WD)車を示し、この実施例のビ
スカスカップリング61は後輪側の駆動系に配置されて
いる。なお、制御手段は運転席から手動操作可能か又は
操舵条件や路面条件により自動操作可能に構成されてい
る。
良路走行中は前後輪間の回転差は小さく、従ってビスカ
スカップリング61を介して後輪73゜75へ送られる
駆動力は小さいから車両は実質的にFFの二輪駆動(2
WD)車相当の駆動力配分状態となり、燃費が向上する
他にこのような車両の特性が得られる。制御手段により
クラッチ筒の重なり代りを小さくすれば更に後輪73.
75側への伝達トルクを小さく、燃費を向上することが
できる。
悪路などにおいて、前輪69.71側がスリップすると
前後輪間の回転差が増大し後輪73,75側へ大きな駆
動力が伝達されるから、車両はスタック状態に陥らず円
滑な走行を維持できる。このようにして悪路脱出性(走
破性)が向上する。
このとき、重なり代りを大きくすれば後輪73゜75側
への駆動力が大きくなり走破性が更に向上する。
m属人れのような低速急旋回の際の前後輪間の回転差は
ビスカスカップリング61によって吸収されるからタイ
トコーナーブレーキング現象は生じない。
ビスカスカップリング61のトルク伝達特性変化のレス
ポンスが良いから必要なタイミングで必要な大きさの伝
達トルクが得られる。
第3図により第2実施例を説明する。左右の方向はこの
図面の左右の方向である。
ハウジング63(第1のハウジング部材)は本体65と
左の側壁67とからなり、ボルト69によってリングギ
ヤ71と共線めされている。ハウジング63の内部には
スライダ73(中間部材)がスプライン部75を介して
軸方向に移動自在に配置されている。ハブ部材77(第
2のハウジング部材)はハウジング63及びスライダ7
3と同軸−二これらの部材と相対回転及び軸方向相対移
動自在に配置されている。ハブ部材77の右端部には軸
(図示していない)と軸方向移動可能に連結するスプラ
イン79が設けられている。
ハウジング63とスライダ73とハブ部材77との間に
は作動室81が設けられ、高粘度のシリコンオイルが封
入されている。ハウジング63とスライダ73及びハブ
部材77の間にはXリング83.85が、又スライダ7
3とハブ部材77との間にはXリング87がそれぞれ配
置され作動室81を液密状態に保っている。作動室81
の内部では径方向に交互配置された複数のクラッチ筒8
9.91がスライダ73側とハブ部材77側とに各別に
固定されている。
ハウジング63の内部においてその側壁67には支持部
材93が設けられている。複数の連結部材95は放射状
に配置され、支持部材93に設けられた支点97上に回
動自在に支持されている。
これら連結部材95の径方向外側の各端部99はスライ
ダ73上に揺動及び移動自在に係合しており、他の端部
101と側壁67との間にはコイルばね103が装着さ
れており、端部101を常に右方に付勢している。端部
101はハブ部材77に当接している。このようにして
、伝達機構105が構成されている。
側壁67とハブ部材77との間にはシール材107が配
置されており、その左側においてハブ部77上には操作
系の部材が係合し、この操作系を介してアクチュエータ
(いずれも図示していない)はハブ部材77を左右に移
動操作する。これら操作系とアクチュエータとで制御手
段が構成される。
制御手段によりハブ部材77を左方へ移動させるとこの
操作力は連結部材95によって方向が反転しスライダ7
3を右方へ移動させ、第3図(b)に示すように、クラ
ッチ筒89.91の重なり代りが増加する。又、この操
作力を停止すればコイルばね103の付勢力によりハブ
部@77は右方へ移動するとともにスライダ73は左方
へ移動し重なり代りは減少する。このようにして、クラ
ッチ筒89.91が同時に反対方向に移動するから、操
作ωは少なく、操作入力に対するトルク伝達特性変化の
レスポンスは速い。他の礪能は上記第1実施例と同じで
ある。
[発明の効果] 以上のように、この発明のビスカスカップリングは回転
差を制御I(制限と許容)しながらトルク伝達が行える
上、トルク伝達特性を変えることができる。トルク伝達
特性を変えるための操作量は短く、特性変化のレスポン
スは良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の断面図、第2図はこの実施例を用
いた車両のスケルトン機構図、第3図は第2実施例の概
略断面図、第4図と第5図はそれぞれ従来例の断面図で
ある。 1.63・・・ハウジング(第1のハウジング部材)1
5.77・・・ハブ部材(第2のハウジング部材)11
.73・・・スライダ(中間部材)23.81・・・作
動室 31.33,89,91・・・クラッチ筒57.105
・・・伝達機構 第4図 代理人 弁理士  三 好 保 男 1.63・・・ハウジング(第1のハウジング部材)1
5.77・・・ハブ部材(第2のハウジング部材)11
.73・・・スライダ(中間部材)23.81・・・作
りIl室 31.33.89.91・・・クラッチ筒57.105
・・・伝達Il構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 相対回転及び軸方向相対移動自在に配置された第1と第
    2のハウジング部材と、第1のハウジング部材とは軸方
    向相対移動自在に又第2のハウジング部材とは軸方向相
    対移動自在且つ相対回転自在に配置された中間部材と、
    各ハウジング部材の間に形成され粘性流体が封入された
    作動室と、この作動室内で径方向に交互配置され第2の
    ハウジング部材と中間部材とに各別に係合された複数の
    クラッチ筒と、第2のハウジング部材の軸方向移動操作
    力を逆転して中間部材の移動操作力とする伝達機構とを
    備えたことを特徴とするビスカスカップリング。
JP32895288A 1988-12-28 1988-12-28 ビスカスカップリング Pending JPH02176222A (ja)

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JP32895288A JPH02176222A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 ビスカスカップリング

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JP32895288A JPH02176222A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 ビスカスカップリング

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JPH02176222A true JPH02176222A (ja) 1990-07-09

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ID=18215941

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JP32895288A Pending JPH02176222A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 ビスカスカップリング

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