JPH02120520A - トルク伝達装置 - Google Patents

トルク伝達装置

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JPH02120520A
JPH02120520A JP27292988A JP27292988A JPH02120520A JP H02120520 A JPH02120520 A JP H02120520A JP 27292988 A JP27292988 A JP 27292988A JP 27292988 A JP27292988 A JP 27292988A JP H02120520 A JPH02120520 A JP H02120520A
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JP
Japan
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cam
difference
rotating member
torque transmission
elevation
Prior art date
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Pending
Application number
JP27292988A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ishikawa
浩 石川
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GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Publication date
Application filed by Tochigi Fuji Sangyo KK filed Critical Tochigi Fuji Sangyo KK
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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的1 (産業上の利用分野) この発明は、流体の流動抵抗によりl−ルクを伝達する
1ヘルク伝達HFfに関する。
(従来の技術) 特開昭61−286838号公報に1ヘルク伝達装置が
記載されている。第5図に示す、ように、この装置は、
内周にカム面201を有する中空の第1回転部材203
と、その内部に相対回転自在に配置された第2回転部材
205ど、この第2回転部材205に設()られた複数
の流体v207と、オリフィス209を介してこれらの
流体v207を連通ずる流体路211と、この流体室2
07に層動自在に嵌装され上記のカム面201に溶接す
るカム体213と、流体室207と流体路211に封入
された流体から構成されており、回転部材203.20
5の一方からのトルク入力によりこれらの間に回転差が
生じると、カム面201に沿って往復動するカム体21
3の動きが、Aリフイス209による流体路211の流
動抵抗による流体室207の圧力上昇のために制限され
てカム体213がカム面201に押圧され、1〜ルクが
回転部材203,205の他方へ伝達される。又、この
回転差が大きくなるとオリフィス209によるカム体2
13の押圧反力が大きくなり伝達トルクが増大する。従
って、第3図の破線のグラフ215のようなトルク伝達
特性が得られる。
ところで、この装置を車両の1力伝達系に用いた場合な
ど走行性、経済性などを向上するために、このトルク伝
達特性を制御でされば好都合であるが、この装置では不
可能である。
(発明が解決しようとする課題) そこで、この発明はトルク伝達特性の制御が可能なトル
ク伝達装置の提供を目的とづ′る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明のトルク伝達装置は、相対回転及び軸方向相対
移動可能に配置された一対の回転部材と、一方の回転部
材の周−Fに形成され周方向に高低差を有するカム面と
、このカム面に病接し各回転部材の相対回転に伴って径
方向に往復動する複数のカム体と、他方の回転部材に設
けられてこれらのカム体を回動自在に装着しカム体の往
復動に伴って容積変化づる複数の圧力室と、これらの圧
力室をオリフィスを介して連通ずる流路と、これら圧力
室と流路とを満たす流体とを備え、前記カム面は前記圧
力室の総容積を一定に保ちながら軸方向に高低差が変化
するように設けられていることを特徴とする。
(作用〉 方の回転部材からトルクが入ツノされ他方の回転部材側
の駆動抵抗によりこれらの間に回転差が生じると、カム
体はカム面上を駆動しながらその高低差に応じたストロ
ークで往復運動を行う。
その際、圧力室の容積が減少する方向に移動するカム体
は、このカム体の動きによって発生する流体の流れがオ
リフィスによって抵抗を受け、圧力室の内圧が上界する
からこの内圧によってカム面を押圧する。この押圧反力
によってトルクは他方の回転部材に伝達される。回転差
が大きくなるとカム体の動きのスピードが速くなって圧
ツノ室の内圧が上背し、カム体の押圧力が大きくなって
伝達トルクが増す。又、このように回転差が小さいとこ
の回転差は許容され、伝達トルクが小さくなり、回転差
が大きいとこの回転差は制限され、伝達トルクが大きく
なる。
回転部材を軸方向に相対移動するとカム体と摺1B−1
6カム而の周方向の高低差が変化する。高低差が小さく
なる方へ移動すればカム体の往復動のスピードが低下す
る。従って、オリフィスによる流動抵抗が減少してカム
面に対する押圧力が小さくなり伝達1〜ルクが小さくな
る。又、高低差が高くイにる方へ移動させればこれと反
対にカム体のスピードが大きくなり、押圧力が増大して
伝達トルクが大きくなる。このようにして、回転部材の
軸方向移動操作によってカム体と摺接するカム面の高低
差が変化し、その高低差に応じて異ったトルク伝達特性
が得られる。
(実施例) 第1図ないし第4図により一実施例の説明をする。第4
図はこの実施例を用いた車両の動力伝達を示ず。なお、
以下の説明で左右の方向は第1図における左右の方向で
あり、その右方は第4図の車両の前方に相当する。
先ず、第4図によりこの車両の動力伝達を説明する。
エンジン1の駆動力は1−ランスミツシコン3で変速さ
れてフロントデフ5(前輪側のデファレンシャル装置)
に伝達されるとともに、フロントデフ5のデフケース7
からトランスファケース9に収納されている方向変換歯
車組11と出力軸13と、この実施例のトルク伝達装置
15、プロペラシャ71−17を介してリヤデフ19(
後輪側のデファレンシャル装置)に伝達される。伝達さ
れた駆動力は、フロントデフ5により前車軸21.23
3を介して左右の前輪25.27に差動分配され、リヤ
デフ19により後車軸29.31を介して左右の後輪3
3.35に差動分配される。
次に、第1図と第2図によりこの実施例の構成を説明す
る。
中空の外側回転部材37(回転部材)は内側回転部材3
つにニードルベアリング41.43を介して相対回転及
び軸方向相対移動可能に支承されている。外側回転部材
37にはニードルベアリング41.43の止め輪45,
47と、内側回転部材39との間にシールリング49が
装着されている。又、外側回転部材37の左端にはブロ
ベラシ11フト17側の継手部材51がボルト52で固
定されている。外側回転部材37と継手部材510間に
は0リング53が配置されている。内側回転部材3つの
右端部に設けられた円周溝55にはフ4−り57が摺動
自在に係合し、フォーク57の操作により内側回転部材
37は外側回転部材39に対して軸方向に相対移動する
外側回転部材37の内周には径方向の凹凸をイjし周り
向に高低差を有する力I\面59が設けられている。こ
のカム面59は第2図に示すように右方へ行く程凹部の
径3 Hは小さくなり、又凸部の径S t−は大きくな
ることによってSRとSLとの差が小さくなっている。
なお、第1図において、実線のカム面59は凹部を示し
、破線のカム面59は凸部を示す。
内側回転部材39の軸部材61にはシリンダ部材63が
スプライン係合しており、止め輪65とスナップリング
67.69とで軸方向に固定されでいる。シリンダ部材
63には左と右の各平面71.73上において(右平面
73上の各部材は図示されていない)それぞれ円周方向
等配位置に各6個のシリンダ室75く圧力室)が設けら
れており、各シリンダ室75にはシールリング77を介
しCピストン部材79(カム体)が摺動自在に嵌装され
各ビス1〜ン部材79はそれぞれカム面59に摺接して
いる。各平面71.73上のシリンダ室75は一方の平
面上のシリンダ室75が他方の平面上のシリンダ室75
周方向の中間に来るにうにそれぞれが配置されている。
従って、一方の平面−トのピストン部材79がカム面5
つの凸部に当接しているとき他方の平面上のピストン部
材79(,1カム而59の凹部に当接する。又、各平面
71゜73上の各シリンダ室75はオリフィスを介して
流路(いずれも図示していイ【い)で連通されており、
各シリンダ室75とこの流路には流体が充填されている
フォーク57による内側回転部材39の軸方向移動操作
は運転席から手動操作可能か又は操舵条件や路面条件に
応じて自動操作可能に構成されている。
次に、この実施例を説明する。
]゛レジン1からの駆動力により内側回転部材3つが回
転し外側回転部材37との間に回転差が生じると、従来
のものと同様に各ピストン部材79はそれぞれが摺接し
ているカム面59上を摺動しながら往復動を行う。その
とき、ピストン部材7つが中心方向へ移動し容積が減少
するシリンダ室75ではオリフィスによる流動抵抗のた
めに内圧が」二昇し、この内圧によってそのピストン部
材79がカム面59を押圧し、この押圧反力によって1
〜ルクが外側回転部材37に伝達される。各回転部材3
7.39間の回転差が大きいとピストン部材79の往復
動のスピードが速くなってオリフィスの流動抵抗が大き
くなり、シリンダ室75の内圧が上昇して押圧力が増し
、伝達1ヘルクが大きくなる。又、回転差が小さくなる
とこれと反対に押圧力が減少して伝達1〜ルクが小さく
なる。このようにして、回転差が大きいときの回転差は
人さく制限されて伝達トルクが大きくなり、回転差が小
さいときの回転差は許容されて伝達トルクが小さくなる
又、フォーク57にJ:り内側回転部材39をB1操作
し、例えば平面71上のピストン部材79を第1図のA
断面の位置に移動させると、第2図<a >に示すよう
にこの部分のカム面59の高低差は太さいから、回転部
材37.39の差動回転に伴うピストン部材79の往復
動スピードは速くシリンダ室75の内圧が大きくなって
ビス1〜ン部材79の押圧力が大きくなり、伝達トルク
が人さくなる。従って、第3図のグラフ81のようなh
ルク伝達特性が得られる。次に、平面71−[のピスト
ン部材79を第1図のB断面の位置に移動すると、第2
図(b)に示すようにこの部分のカム面59の高低差は
A断面より小さいからピストン部材79のスピードはや
や遅くイfす、従ってビス1−ン部材79の押几力が低
下して伝達トルクが小さくなり、第3図のグラフ83の
ようなトク伝達特性が得られる。更に、平面71上のピ
ストン部材79を第1図のC断面の位置に移動すると、
第2図(C)に示すようにこの部分のカム面59の高低
差は更に小さくなり、ビス1−ン部材79のスピードは
遅り、伝達i〜シルク小さくなり、第3図のグラフ83
5のようなトルク伝達特性となる。このにうにして、異
ったトルク伝達特性が得られるどどしに、トルク伝達特
性を連続的に変えることができる。これらいずれの場合
も各圧力室75の容積の総和は一定である。
次に、第4図の車両の性能に即した機能を説明り−る。
例えば良路を走行する場合のように前後輪間の回転差が
小さい場合は、トルク伝達装置15の上記特性により後
輪33.35側へ伝達される駆動力は小さいから、車両
は実質的に前輪駆動の二輪駆動車の特性が得られ四輪駆
動状態に較べて燃費が向上する。
又、例えば悪路等を走行する場合、前輪25゜27がス
リップ状態になると、トルク伝達装置115において回
転差が大きくなって後輪33.35へ大きな駆動力が伝
達され、車両は円滑な走行が維持できる。
車庫入れのような低速急旋回のときに前後輪間に生じる
回転差はトルク伝達装置15によって吸収されるから、
タイトコーナーブレーキング現蒙は発生しない。
また、前記実施例においては、フA−り55を内側回転
部材61に設けたものについて説明したが、外側回転部
材37に設けてもよい。さらに、フォーク55の替りに
油圧等によって行なってもよい。
[発明の効果1 以上のように、この発明のトルク伝達装置は回転差を制
御(制限と許容)しながらトルク伝達をt−iうことが
できる。その上、トルク伝達特性を変えることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は一実論例の部分断面図、第2図(a )、(b
)、(C)は第1図のカム面のA−A断面、+3−8断
面、C−C断面の断面形状を示す各断面図、第3図はこ
の実施例と従来例のトルク伝達特性を不すグラフ、第4
図はこの実施例を用いた車両の動力伝達を示すスケルト
ン機構図、第5図は従来例の断面図である。 37・・・外側回転部材(回転部材) 3つ・・・内側回転部材(回転部材) 5つ・・・カム面   75・・・シリンダ室(圧力室
)79・・・ビス1〜2部材(カム体) ドル”1 代理人 弁理」二  三 好 保 男 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  相対回転及び軸方向相対移動可能に配置された一対の
    回転部材と、一方の回転部材の周上に形成され周方向に
    高低差を有するカム面と、このカム面に摺接し各回転部
    材の相対回転に伴つて径方向に往復動する複数のカム体
    と、他方の回転部材に設けられてこれらのカム体を摺動
    自在に装着しカム体の往復動に伴って容積変化する複数
    の圧力室と、これらの圧力室をオリフィスを介して連通
    する流路と、これら圧力室と流路とを満たす流体とを備
    え、前記カム面は前記圧力室の総容積を一定に保ちなが
    ら軸方向に高低差が変化するように設けられていること
    を特徴とするトルク伝達装置。
JP27292988A 1988-10-31 1988-10-31 トルク伝達装置 Pending JPH02120520A (ja)

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JP27292988A JPH02120520A (ja) 1988-10-31 1988-10-31 トルク伝達装置

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JP27292988A JPH02120520A (ja) 1988-10-31 1988-10-31 トルク伝達装置

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JPH02120520A true JPH02120520A (ja) 1990-05-08

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ID=17520727

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JP27292988A Pending JPH02120520A (ja) 1988-10-31 1988-10-31 トルク伝達装置

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JP (1) JPH02120520A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007154917A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Toyota Motor Corp 動力伝達装置
JP2007154918A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Toyota Motor Corp 動力伝達装置
JP2007239759A (ja) * 2006-03-03 2007-09-20 Toyota Motor Corp 往復動装置および動力伝達装置
JP2009052447A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Toyota Motor Corp ピストン型の流体装置
JP2009121420A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Toyota Motor Corp ラジアルピストンポンプおよびラジアルピストンモータ

Cited By (5)

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JP2009121420A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Toyota Motor Corp ラジアルピストンポンプおよびラジアルピストンモータ

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