JPH0217588Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0217588Y2 JPH0217588Y2 JP8961083U JP8961083U JPH0217588Y2 JP H0217588 Y2 JPH0217588 Y2 JP H0217588Y2 JP 8961083 U JP8961083 U JP 8961083U JP 8961083 U JP8961083 U JP 8961083U JP H0217588 Y2 JPH0217588 Y2 JP H0217588Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- water
- opening
- machine frame
- water tank
- Prior art date
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- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 53
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Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は洗剤液やすすぎ水を再利用するために
貯水槽を備えた洗濯機に関する。
貯水槽を備えた洗濯機に関する。
(ロ) 従来技術
通常の洗濯機は洗濯用モータやバルブ等に故障
が生じた場合、機枠背部の開口から修理すること
に成る。しかし、独立した貯水槽を横付けした場
合、洗濯槽と貯水槽を接続する水管で故障が生じ
ると、機枠背部から遠いので修理作業が難しい。
特に、機枠側部に水管が通るだけの孔しか無い場
合には貯水槽側での故障を簡単に修理できないの
で、従来と同様に機枠背部から修理できるように
するには機枠を大型化し、この大型の機枠内に洗
濯槽及び貯水槽を装着しなければならず、機枠を
大型化する分高価と成つた。
が生じた場合、機枠背部の開口から修理すること
に成る。しかし、独立した貯水槽を横付けした場
合、洗濯槽と貯水槽を接続する水管で故障が生じ
ると、機枠背部から遠いので修理作業が難しい。
特に、機枠側部に水管が通るだけの孔しか無い場
合には貯水槽側での故障を簡単に修理できないの
で、従来と同様に機枠背部から修理できるように
するには機枠を大型化し、この大型の機枠内に洗
濯槽及び貯水槽を装着しなければならず、機枠を
大型化する分高価と成つた。
(ハ) 考案の目的
本考案は機枠に貯水槽を横付けした場合に洗濯
槽側、貯水槽側での故障時の修理作業をしやすく
することを目的とするものである。
槽側、貯水槽側での故障時の修理作業をしやすく
することを目的とするものである。
(ニ) 考案の構成
本考案は貯水槽を横付けした機枠の一側部の少
くとも下部に大型の開口を形成すると共に、この
開口に対向する貯水槽下部にこの開口を隠す脚兼
用の箱状基台を取外し可能に配設し、洗濯槽と貯
水槽を接続する水管をこの開口にて挿通させ、水
管に弁やポンプを付設したものである。従つて、
故障の際には基台を外して開口を露出させるだけ
で、この開口から水管及びその付属品や、洗濯槽
底部に位置するモータ等の部品を修理することが
できる。
くとも下部に大型の開口を形成すると共に、この
開口に対向する貯水槽下部にこの開口を隠す脚兼
用の箱状基台を取外し可能に配設し、洗濯槽と貯
水槽を接続する水管をこの開口にて挿通させ、水
管に弁やポンプを付設したものである。従つて、
故障の際には基台を外して開口を露出させるだけ
で、この開口から水管及びその付属品や、洗濯槽
底部に位置するモータ等の部品を修理することが
できる。
また、本考案は機枠を一枚の板体の折曲により
形成し、板体両端部を機枠一側部に集め、両端部
間に開口を形成したので、両端部を貯水槽及び基
台で隠して外観を良好と成し、開口の形成も機枠
形成の必然的手順の中で行なつているので、製造
を容易にするものである。
形成し、板体両端部を機枠一側部に集め、両端部
間に開口を形成したので、両端部を貯水槽及び基
台で隠して外観を良好と成し、開口の形成も機枠
形成の必然的手順の中で行なつているので、製造
を容易にするものである。
(ホ) 実施例
図面に基づいて説明すると、1は金属製板体か
ら成る洗濯機本体の機枠で、上部に複数の吊棒2
…を取付けると共に、この吊棒2…によつて外槽
3を防振的に吊下している。また、4は外槽3内
に設けられた脱水槽兼用の内槽で、周壁に多数の
脱水孔5…を形成し、内底部の中央には山形で大
径のパルセータ6を配設している。
ら成る洗濯機本体の機枠で、上部に複数の吊棒2
…を取付けると共に、この吊棒2…によつて外槽
3を防振的に吊下している。また、4は外槽3内
に設けられた脱水槽兼用の内槽で、周壁に多数の
脱水孔5…を形成し、内底部の中央には山形で大
径のパルセータ6を配設している。
そして、外槽3の外底部には、洗濯時にはパル
セータ6を回転させ、脱水時は内槽4を回転せし
める駆動モータ7や、軸受ケース8が装着される
と共に、排水口9が設けられている。排水口9
は、励磁されると開弁する排水電磁弁10を介し
て排水ホース11により機外へ連通されている。
12は外槽2に設けられた内槽4の溢水口で、溢
水ホース13を介し排水ホース11に連通されて
いる。14は内槽4へ給水する給水口である。
セータ6を回転させ、脱水時は内槽4を回転せし
める駆動モータ7や、軸受ケース8が装着される
と共に、排水口9が設けられている。排水口9
は、励磁されると開弁する排水電磁弁10を介し
て排水ホース11により機外へ連通されている。
12は外槽2に設けられた内槽4の溢水口で、溢
水ホース13を介し排水ホース11に連通されて
いる。14は内槽4へ給水する給水口である。
ここで、上記機枠1は第2図で示すように一枚
の板体をコ字型に曲げ且つ両端部15,15を更
に曲げることにより前後、側面を形成するもので
あり、両端部15,15を有する一側面には両端
部15,15間の間隔で上下に亘る大きな開口1
6を形成している。そして、板体の内側への折返
しを利用して補強用の桟17…や三角形のフラツ
プ18…を隅部等にスポツト熔接によつて止着し
ている。
の板体をコ字型に曲げ且つ両端部15,15を更
に曲げることにより前後、側面を形成するもので
あり、両端部15,15を有する一側面には両端
部15,15間の間隔で上下に亘る大きな開口1
6を形成している。そして、板体の内側への折返
しを利用して補強用の桟17…や三角形のフラツ
プ18…を隅部等にスポツト熔接によつて止着し
ている。
19は直方体の形をした合成樹脂製の貯水槽、
20は貯水槽19の底部の溝部21に嵌合する合
成樹脂製の箱状基台で、いずれも金型の抜き勾配
の関係で上方程幅広となつている。この貯水槽1
9と基台20は夫々側面に取付片22,23を張
出して形成している。そして、開口16を隠すよ
うに機枠1の一側面に横付けされた後に取付片2
2,23を機枠1の補強用の桟17,17に折返
しを挾んでネジ24…止めしてある。このように
固定された基台20はネジ24…を外し、下方に
引いて溝部21から外せば取出すことができ、開
口16の下部及び貯水槽19の外底面を露出させ
る。また、必要により更にネジ24を外して貯水
槽19を機枠1から外すこともできる。
20は貯水槽19の底部の溝部21に嵌合する合
成樹脂製の箱状基台で、いずれも金型の抜き勾配
の関係で上方程幅広となつている。この貯水槽1
9と基台20は夫々側面に取付片22,23を張
出して形成している。そして、開口16を隠すよ
うに機枠1の一側面に横付けされた後に取付片2
2,23を機枠1の補強用の桟17,17に折返
しを挾んでネジ24…止めしてある。このように
固定された基台20はネジ24…を外し、下方に
引いて溝部21から外せば取出すことができ、開
口16の下部及び貯水槽19の外底面を露出させ
る。また、必要により更にネジ24を外して貯水
槽19を機枠1から外すこともできる。
尚、基台20は開口16に対向する大きな切欠
25を有し、また底面に脚26を一体に膨出する
ことにより貯水槽19の脚体を兼用するものであ
る。
25を有し、また底面に脚26を一体に膨出する
ことにより貯水槽19の脚体を兼用するものであ
る。
27は機枠1と貯水槽19の上部開口に同時に
装着される合成樹脂製の上面板、28は洗濯機
蓋、29は貯水槽蓋、30はコントロールボツク
スである。
装着される合成樹脂製の上面板、28は洗濯機
蓋、29は貯水槽蓋、30はコントロールボツク
スである。
31は外槽3と貯水槽19を夫々の底部にて連
通、接続する水管で、開口16及び切欠25を通
して配設してあり、モータ駆動による可逆ポンプ
32及び弁33を付設している。このポンプ32
及び弁33は貯水槽19の外底部に位置し、その
電気リード線はやはり開口16及び切欠25を通
されている。
通、接続する水管で、開口16及び切欠25を通
して配設してあり、モータ駆動による可逆ポンプ
32及び弁33を付設している。このポンプ32
及び弁33は貯水槽19の外底部に位置し、その
電気リード線はやはり開口16及び切欠25を通
されている。
34は貯水槽19内の液や水の有無を検知する
検知手段、35…は機枠1の脚である。
検知手段、35…は機枠1の脚である。
かかる構成のものにおいて、内槽4内で使用済
の洗剤液やすすぎ水を貯水槽19へ移す場合は、
貯水槽19内に液がないことを条件に弁33を開
いて可逆ポンプ32を一方向に回転させる。する
と水管31を通つて内槽4内の液は貯水槽19へ
移る。一方、貯水槽19内の液を再利用する場合
には、貯水槽内に液があることを条件に弁33を
開いて可逆ポンプ32を他方向に回転させ、貯水
槽19内の液を水管31を介し内槽4へ移す。検
知手段34により貯水槽19内に液がなくなつた
ことを検知すると、弁33を閉じ可逆ポンプ32
を停止させる。
の洗剤液やすすぎ水を貯水槽19へ移す場合は、
貯水槽19内に液がないことを条件に弁33を開
いて可逆ポンプ32を一方向に回転させる。する
と水管31を通つて内槽4内の液は貯水槽19へ
移る。一方、貯水槽19内の液を再利用する場合
には、貯水槽内に液があることを条件に弁33を
開いて可逆ポンプ32を他方向に回転させ、貯水
槽19内の液を水管31を介し内槽4へ移す。検
知手段34により貯水槽19内に液がなくなつた
ことを検知すると、弁33を閉じ可逆ポンプ32
を停止させる。
水管31、ポンプ32、弁33、モータ7、弁
10等が故障し、それを修理する場合はネジ24
…を外して基台20を外す。すると、そこには開
口16の下部及び貯水槽19の外底部が露出し、
そのまま修理作業を行なうことができる。
10等が故障し、それを修理する場合はネジ24
…を外して基台20を外す。すると、そこには開
口16の下部及び貯水槽19の外底部が露出し、
そのまま修理作業を行なうことができる。
(ヘ) 考案の効果
本考案は故障時の修理作業が簡単になるので、
実用的な貯水槽付洗濯機を提供できるものであ
る。
実用的な貯水槽付洗濯機を提供できるものであ
る。
また、修理用の開口を機枠の成型と同じくして
形成できるので、安価にすることができるもので
ある。
形成できるので、安価にすることができるもので
ある。
第1図は本考案による貯水槽付洗濯機の正面断
面図、第2図は分解斜視図、第3図は要部の拡大
断面図である。 1……機枠、3……外槽(洗濯槽)、4……内
槽、15……板体の両端部、16……開口、19
……貯水槽、20……基台、25……切欠、26
……脚、31……水管、32……ポンプ、33…
…弁。
面図、第2図は分解斜視図、第3図は要部の拡大
断面図である。 1……機枠、3……外槽(洗濯槽)、4……内
槽、15……板体の両端部、16……開口、19
……貯水槽、20……基台、25……切欠、26
……脚、31……水管、32……ポンプ、33…
…弁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 洗濯槽を内装した機枠の一側部に貯水槽を横
付けし、上記一側部の少なくとも下部には大型
の開口を形成すると共に、この開口に対向する
貯水槽底部にはその脚を有する箱状の基台を取
外し可能に配設し、上記洗濯槽及び貯水槽を
夫々の底部にて上記開口を通る水管によつて接
続し、この水管には弁やポンプを付設して成る
貯水槽付洗濯機。 (2) 上記機枠を一枚の板体を折曲することにより
形成し、板体の両端部を機枠一側部に集めると
共に、この両端部間に上記開口を形成したこと
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
載の貯水槽付洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8961083U JPS59193381U (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 貯水槽付洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8961083U JPS59193381U (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 貯水槽付洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59193381U JPS59193381U (ja) | 1984-12-22 |
JPH0217588Y2 true JPH0217588Y2 (ja) | 1990-05-16 |
Family
ID=30219509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8961083U Granted JPS59193381U (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 貯水槽付洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59193381U (ja) |
-
1983
- 1983-06-10 JP JP8961083U patent/JPS59193381U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59193381U (ja) | 1984-12-22 |