JPH021755Y2 - - Google Patents

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JPH021755Y2
JPH021755Y2 JP1530484U JP1530484U JPH021755Y2 JP H021755 Y2 JPH021755 Y2 JP H021755Y2 JP 1530484 U JP1530484 U JP 1530484U JP 1530484 U JP1530484 U JP 1530484U JP H021755 Y2 JPH021755 Y2 JP H021755Y2
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magnetic head
arm
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damper
holder
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【考案の詳細な説明】 この考案は、フロツピーデイスクを用いる記録
再生装置に適用される磁気ヘツドキヤリツジに関
する。
フロツピーデイスクを用いて記録・再生を行な
う場合、ドライブ装置に装着されたフロツピーデ
イスクの媒体面には磁気ヘツドが接触させられ
る。従つて、フロツピーデイスクの交換時には、
このデイスクと磁気ヘツドとが接触・離間する。
そして、接触時において媒体面と磁気ヘツドとの
衝撃が大きいと、フロツピーデイスクや磁気ヘツ
ドを損傷してしまう。従来、上記衝撃を緩和する
手段は種々提案され、また実用化されている。オ
イルやエアを用いたダンパ、或いは増速歯車列と
摩擦制動部とからなるダンパがその例である。し
かし、前者においては、緩衝すべきヘツドキヤリ
ツジから離れた位置に設置されるために、中間動
力伝達手段を必要とするので作動時機がずれる場
合があり、構成が複雑な割には信頼性に欠ける欠
点がある。また、後者においては、設置空間や機
能の点では前者に優るも組立性の点で問題が残つ
ている。すなわち、一般に、磁気ヘツドキヤリツ
ジ本体とダンパ部とは別々のメーカーで製作され
るため組立性が悪くなりがちとなり延いてはダン
パ性能がばらつくという問題が生じる。
本考案は、上記問題を解決した、組立てを簡単
にすると共に、ダンパ性能をも確実に発揮できる
磁気ヘツドキヤリツジを提供することを目的とす
る。
以下、図示の実施例に基いて本考案を詳細に説
明する。
第1図及び第2図において、符号1はガイドバ
ーを示していて、該バーにはホルダ2がその摺動
部3,3で往復動自在に支持されている。ホルダ
2は、図示されないステツピングモータによつて
移動させられる。ホルダ2の右端には、取付台4
が設けられている。取付台4には、板ばね5の一
端が取付部材6とねじ7,7によつて固定されて
いる。板ばね5の他端には、補強板8を介してア
ーム9の基端部10が固着されている。従つて、
アーム9は、ホルダ2に対してフレキシブルに取
り付けられていることになる。アーム9の自由端
には、磁気ヘツド11が支持されている。ホルダ
2には、磁気ヘツド11に対向する位置にいま1
つの磁気ヘツド12が支持されている。なお、使
用するフロツピーデイスクが片面形の場合、上記
磁気ヘツド12に代えてパツドが設けられる。
アーム9の基端部10の下面には、切欠13を
形成された係合片14が固着されている。ホルダ
2には、第3図にも示すように、上記係合片14
の下端を逃げる孔15が形成されている。孔15
に近接して穿設された小孔16には、コイルばね
17の一端が係止されている。コイルばね17の
他端は、アーム9に形成されたばね掛け穴18に
係止されている。コイルばね17は、アーム9に
対して閉じ習性を与えている。
ホルダ2には、ダンパユニツト19がねじ2
0,20によつて固定されている。ダンパユニツ
ト19は、増速歯車列と摩擦制動部とからなつて
いて、その入力軸21はユニツトケース22の外
へ突出させられている。入力軸21には偏心係合
部材としてのクランク23の一端24が固定され
ている。クランク23の他端25は、係合片14
の切欠13に係合している。
ダンパユニツト19の一例を第4図に基いて説
明する。入力軸21には大径ギヤ26が固着され
ていて、このギヤ26には小径ギヤ27が噛み合
つている。小径ギヤ27と一体の軸28には、大
径ギヤ29が回転自在に支承されている。軸28
には、コイルばね30が巻装されていて、その一
端30aは大径ギヤ29の切欠31に係止されて
いる。コイルばね30の巻き付け方向は、入力軸
21が示矢方向へ回転させられて、軸28が示矢
方向へ回転するとき、該軸28を巻締める向きで
ある。従つて、軸28が示矢方向へ回転すると、
コイルばね30は大径ギヤ29を同方向へ回転さ
せる。軸28が示矢方向と逆向きに回転させられ
るとき、コイルばね30は、巻き解ぐされる向き
に回転することになり、大径ギヤ29を回転させ
ないようになつている。すなわち、コイルばね3
0はスプリングクラツチを構成している。大径ギ
ヤ29は小径ギヤ32に噛合つている。小径ギヤ
32と実質的に一体の大径ギヤ33は、ウオーム
34に噛合つている。大径ギヤ26からウオーム
34に至るギヤ列で増速歯車列40を構成してい
る。ウオーム34の軸35には、ゴム等の弾性体
で形成された回転体36が固着されている。この
回転体36は、中心部から半径方向に延びたのち
巴状に延びる拡開部37,37を有していて、腕
部38,38の部分で撓むようになつている。拡
開部37,37の外周縁は、ユニツトケース22
に形成された円環状の制動壁39の内方に間隙を
おいて位置させられている。上記増速歯車列はユ
ニツトケース22に格納されている。
そして、入力軸21の回転は、増速歯車列を介
して最終回転軸としての軸35を高速度で回転さ
せるので、これに固着された回転体36は高速回
転しようとする。しかし、回転体36は、その拡
開部37,37を遠心力で拡開させて、その外周
縁を制動壁39に摺接させることにより制動を受
けるから高速回転できない。すなわち、入力軸2
1には、制動力が作用することになる。上記回転
体36と制動壁39で摩擦制動部41を構成して
いる。
以上の如き構成のダンパユニツト19は、ねじ
20,20でホルダ2に固定されるものであるか
ら、ホルダ2に対して簡単に着脱可能である。換
言すると、組立ての完了したキヤリツジ本体に対
してダンパユニツトの着脱が行なえることにな
り、組立性が向上する。また、アーム9に対して
は、クランク23の一端25を切欠113に係合
させるだけであるから、高い組立精度を要求され
ることなく組付けができる。このことはダンパユ
ニツトの機能を何ら損なうことなく、組立てがで
きることを意味しており、確実なダンパ機能を得
ることができる。すなわち、磁気ヘツドキヤリツ
ジ本体とダンパユニツトが別々のメーカーで製作
されても、これらの組立てや交換が極めて容易で
ある。
さて、第1図において、フロツピーデイスクの
装着位置においては、アーム9は鎖線で示すよう
に、コイルばね17の弾力に抗して挙上揺動させ
られている。このとき、クランク23は反時計方
向へ揺動させられている。そして、図示されない
フロツピーデイスクがホルダ1とアーム9との間
に挿入されて、アーム9が実線位置へ向けて下降
するとき、クランク23の一端25が切欠13に
よつて時計方向へ回動させられる。このときクラ
ンク23は、ダンパユニツト19による制動を受
けるので急激に回転することなく、緩く回転させ
られる。換言すると、コイルばね17の弾力によ
つて閉じようとするアーム9は、緩く回転するク
ランク23に追従することになり、緩かに揺動し
閉じることになる。従つて、磁気ヘツド11がフ
ロツピーデイスク(図示せず)の媒体面に接触す
るときの衝撃が緩和される。
アーム9に設けられる係合片に形成される切欠
13としては、第5図に示すような長孔13Aで
あつてもよい。また、入力軸21と係合片14と
の係合は、第6図に示すように、入力軸21に固
着されていて、長孔23Bを有する係合部材23
Aと、係合片14に固植した係合ピン25Aとを
係合させる態様であつてもよい。
また、係合部材としては、クランク23に代え
て、入力軸21の一端をクランク状に折曲しても
よい。かくすると部品点数が少なくできて好都合
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は同平面図、第3図はアームを取り外した状態
のホルダの要部平面図、第4図はダンパユニツト
の内部構造の一例を示す展開平面図、第5図は係
合片の他の例を示す側面図、第6図は係合部材と
係合片の係合態様の他の例を示す側面図である。 2…ホルダ、4……取付台、5……板ばね、9
……アーム、11,12……磁気ヘツド、14…
…係合片、17……コイルばね、19……ダンパ
ユニツト、21……入力軸、23……クランク、
40……増速歯車列、41……摩擦制動部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 往復動自在のホルダに取付台を介して、閉じ
    習性を与えられて開閉自在に取り付けられてい
    て、磁気ヘツドを支持したアームを有する磁気
    ヘツドキヤリツジにおいて、上記取付台近傍の
    上記ホルダに着脱可能に固定されていて、増速
    歯車列と摩擦制動部とを有するダンパと、この
    ダンパの入力軸と実質的に一体の偏心係合部材
    と、上記アームに設けられていて上記偏心係合
    部材に係合する係合片とからなつていて、上記
    アームを閉じるとき、上記係合片が上記係合部
    材を介して上記入力軸を回動させることを特徴
    とする磁気ヘツドキヤリツジ。 2 上記偏心係合部材が、クランク状に折曲した
    上記入力軸の一端で構成されていることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の磁
    気ヘツドキヤリツジ。
JP1530484U 1984-02-06 1984-02-06 磁気ヘツドキヤリツジ Granted JPS60127672U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1530484U JPS60127672U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 磁気ヘツドキヤリツジ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1530484U JPS60127672U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 磁気ヘツドキヤリツジ

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Publication Number Publication Date
JPS60127672U JPS60127672U (ja) 1985-08-27
JPH021755Y2 true JPH021755Y2 (ja) 1990-01-17

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ID=30501029

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1530484U Granted JPS60127672U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 磁気ヘツドキヤリツジ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0341338Y2 (ja) * 1986-10-16 1991-08-30

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JPS60127672U (ja) 1985-08-27

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