JPH02174827A - 食器乾燥器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、洗浄後の食器類を乾燥させる食器乾燥器に関
するものである。

従来の技術 従来この種の食器乾燥器は第３図および第４図に示すよ
うな構成であった。すなわち、食器乾燥器の本体１００
は電動機１ｏ１と羽根１０２と通風路１０３と発熱体１
０４とで構成する温風発生装置を下部に内蔵している。

そして前記温風発生装置の天面を覆う水受は板１０５の
一部に温風吹き出し口１０６が設けられ、前記水受は板
１０６の上に食器１０Ｂを収納する食器籠１０７を載置
している。前記食器籠１０７を覆うように半球状の前蓋
１０９と後ろ蓋１１３が本体１００の上に開閉可能に置
かれている。前蓋１０９の天面忙は排気孔１１０が開孔
し、食器１０８を乾燥した温風が排出される。そして、
本体１００の前面には電子タイマー１１１が内蔵され、
羽根１０２の吸い込み側には室温を検出するサーミスタ
ー１１２が設置され、サーミスター１１２の感知温度に
応じてタイマー時間が自動的に設定されるようになって
いる。上記構成において運転スイッチ（図示せず）が入
れられるとサーミスター１１２で感知した室温に応じて
最適な乾燥時間が設定され、その間温風を吹き出し食器
１０Ｂを乾燥させる構成であった。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、電子タイマー１１１で設定
された乾燥時間は食器籠１０７に食器１０８を垂直に整
然と並べて入れた状態を想定して乾燥時間をプログラム
しているため、大皿などの大きな器を寝かせたり、乱雑
に食器１０８を入れたときなどは温風が食器全体に行き
わたらなくなり、タイマー設定時間内では食器１０８の
乾燥が不十分になるという課題を有していた。また、手
動設定タイマーを用いたものでも、食器の配列が悪いと
きは、通常設定している設定時間内には乾燥が終了せず
、再度乾燥しなければならないという課題を有していた
。

本発明は上記従来の課題を解決するもので、食器籠に食
器を整然と配列して、タイマーで設定した時間内に食器
を完全に乾燥することのできる食器乾燥器を提供するこ
とを目的とするものである。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、発熱装置を内蔵し
た本体と、この本体の上に載置される食器籠と、前記発
熱袋［埴の運転時間を設定するタイマーとを有し、前記
食器籠はピン高さとピン間隔を一定にした複数のピンよ
りなるピン群を複数群立設し、前記ピン群のピン高さと
ピン間隔はピン群が異なれば異なる寸法で形成される構
成を有し、また前記ピンの中で最も低いピンを前記食ｋ
ｇ籠の周壁より高くしてなる構成を有している。

作　　用 この構成により、大皿などの大物の器は長いピンの間に
保持され、茶碗などの小物の器は短いピンの間に保持さ
れるため、常に全ての食器の向きを垂直方向に統一して
配置できることとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図および第２図にもとづ
き説明する。本体１の内部には羽根２を取り付けた電動
機３と、その羽根２の吹き出し付近にヒーター４を設置
した温風発生装置６が設けられている。温風発生装置５
の上部には水受は板６を設け、水受は板６は前蓋１０と
後蓋１１からなる半球状の蓋で−Ｅ方を覆い乾燥庫１３
を形成している。そして、その乾燥庫１３には食器籠８
が１１！置されている。前記水受は板６の一部には吹き
出しロアを設け、前記温風発生装置６からの温風を前記
乾燥庫１３内に吹き出している。前記前蓋１ｏの天頂部
には排気口１２が設けられている。

食器籠８は第２図に示すように底面より複数の長いピン
９ａと複数の短いピン９ｂを食器籠８の左右に区分けし
た位置に立設している。また長いピン９ａのピン間隔は
短いピン９ｂの間隔より狭くなっている。そして、皿な
どのような比較的浅い器は、長いピン９ａの間に配置し
、茶碗等の比較的深い器は、短いピン９ｂの間に配置し
ている。

ここで、皿と茶碗の入れる位置を逆にして配置すること
は、ピンの高さと間隔が異なるため不可能である。たと
えば皿は短いピンでは保持できず、茶碗は長いピンの間
には挿入できない。また、皿を伏せて入れようとしても
、それぞれのピンが食器籠８の周壁８ａより高く立設し
たものでは、皿が滑り落ちることになり、垂直方向にし
か収容できないようになっている。そして、本体１の前
面には電子タイマー１−が内蔵され、羽根３の吸い込み
τ１１には室温を検出するサーミスター１５が設置され
ている。

上記構成においてその働きを以下に説明する。

まず、洗浄後の食器を食器乾燥器に収容するとき、皿な
どの比較的浅い器は長いピン９ａの間に挿入してほぼ垂
直方向に維持する。また、茶碗などの比較的深い器は短
いピン９ｂの間に挿入してこれもほぼ垂直方向に維持す
る。そして、運転スイッチ温風発生装置６により発生し
た温風が食器籠８に整然と配列され九食器にほぼ均等に
行き渡り、サーミスター１５と電子夕４マー１４により
設定された乾燥時間内で食器を充分に乾燥することがで
きる。

以上のように、本実施例によれば食器籠に間隔の異なる
長いピンと短いピンを立設して食器を食器乾燥器に整然
と入れることができるので、効率のよい乾燥ができ、設
定時間内で充分に食器を乾燥できる。

なお、本実施例では食器籠より立設するピンの高さと間
隔は２種類としているが、３種類以上としてもよい。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によれ
ば食器乾燥器の食器籠に長・短ピンを設け、ピン間隔も
違えることにより、必ず食器が垂直になるよう収容でき
るので温風が食器にまんべんなく当たり、タイマーで設
定した設定時間内圧必ず食器の乾燥が完了できるという
効果の得られる優れた食器乾燥器を実現できるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の食器乾燥器を示す断面図、
第２図は同食器籠を示す平面図、第３図は同食器籠の側
断面図、第４図は従来の食器乾燥器の斜視図、第６図は
同食器乾燥器の断面図である。 ６・・・・・・発熱装置（温風発生装置）、８・・・・
・・食器籠、８ａ・・・・・・周壁、９ａ、９ｂ・・・
・・・ピン、１４・・・・・・タイマー

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）発熱装置を内蔵した本体と、この本体の上に載置
   される食器籠と、前記発熱装置の運転時間を設定するタ
   イマーとを有し、前記食器籠はピン高さとピン間隔を一
   定にした複数のピンよりなるピン群を複数群立設し、前
   記ピン群のピン高さとピン間隔はピン群が異なれば異な
   る寸法で形成されてなる食器乾燥器。
2. （２）ピンの中で最も低いピンの高さを前記周壁の高さ
   より高くしてなる請求項１記載の食器乾燥器。